JP2001336830A - 暖房装置 - Google Patents

暖房装置

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JP2001336830A
JP2001336830A JP2000156314A JP2000156314A JP2001336830A JP 2001336830 A JP2001336830 A JP 2001336830A JP 2000156314 A JP2000156314 A JP 2000156314A JP 2000156314 A JP2000156314 A JP 2000156314A JP 2001336830 A JP2001336830 A JP 2001336830A
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JP
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air
discharged
radiator
heating
flow
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Application number
JP2000156314A
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English (en)
Inventor
Takehiko Shigeoka
武彦 重岡
Toshiro Ogino
俊郎 荻野
Noriyuki Komeno
範幸 米野
Seiichi Yasuki
誠一 安木
Motohiko Kitamura
基彦 北村
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 輻射暖房運転時に循環流を形成し、使用者が
気流感を感じないで室内全体も暖房することのできる快
適性の高い暖房機の実現を目的としたものである。 【解決手段】 燃料を燃焼させる燃焼部21(高温ガス
発生手段)と、上記燃焼部21からの高温ガスにより加
熱される採熱面25を有しその採熱した熱を輻射エネル
ギーとして発生する輻射体23とを備え、機器の上部に
位置し室内の空気を吸引し排出して空気流を生じさせる
送風手段29(循環送風手段)を設けるとともに、上記
送風手段29からの空気流を機器の前方上方に排出して
部屋の空気の循環流を形成する構成としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、輻射熱と温風を用
いた暖房装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の暖房装置は熱で温風を実
開昭61−74718号公報に記載されているようなも
のが一般的であった。この暖房装置は図10に示すよう
に送風手段1にて室内空気が循環される加熱室2内にバ
ーナーを含む燃焼筒3を設けた石油燃焼暖房機におい
て、燃焼筒3に連通して燃焼ガス通路を有するパネル部
材4と、温風を吹き出す温風吹出し口5を設けた構成と
してある。
【0003】そして、燃焼筒3からの燃焼ガスは、パネ
ル部材4を加熱し赤外線を室内に発生し輻射暖房を行う
とともに、加熱室2内に入り、送風手段1によって温風
として温風吹出し口5から室内に循環され、常に温風と
輻射併用による暖房を行うようになる。
【0004】また、図11に示す特公平6−21689
号公報のでは吸込口からの空気を温風吹出口6から排出
するファンおよび熱線を輻射する輻射体8を設けた燃焼
式暖房機において温風吹出口6から排出する空気を加熱
する第1バーナー7と輻射体8を加熱する第2バーナー
9を設け加熱能力を個別に変更する能力調整部10を設
け、輻射暖房状態を適切に調整することができる構成が
開示されている。
【0005】また図12に示す特公平3−267621
号公報では、バーナー11から発生する燃焼ガスを温風
用燃焼ガス通路12と輻射用燃焼ガス通路13に分ける
燃焼ガス分配手段14と、輻射用燃焼ガス通路13の一
部を構成し輻射熱を発生する輻射熱発生手段15と、輻
射用燃焼ガス通路13と温風用燃焼ガス通路12を通過
した燃焼ガスを吹出すファン16からなる構成にしてい
た。
【0006】そして、上記構成により燃焼ガス分配手段
14を調整することにより輻射熱発生手段15で発生す
る輻射熱を調整することが可能となっていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら実開昭6
1−74718号公報の暖房装置では、パネル部材4の
終端は加熱室2内に向けて開放され燃焼筒3から流出し
た燃焼ガスとともに温風吹出し口5から室内に向けて送
り出される構成であり、輻射と温風の暖房能力の比率が
変更できない構成であった。
【0008】また、特公平6−21689号公報の暖房
装置ではバーナー7、8や能力調整部が2台必要など構
造が複雑になる課題があった。
【0009】さらに特公平3−267621号公報の暖
房装置では輻射用燃焼ガス通路13と温風用燃焼ガス通
路12を通過した燃焼ガスを吹出すファン16を設けた
構成なので輻射暖房を行っている場合においても常に温
風を下方に吹き出す構成であった。
【0010】温風による暖房は、部屋が寒いときなどに
一気に室温を立ち上げるときは有効であり、また、輻射
による暖房は室内全体は暖まるのに時間がかかるが、気
流感を感じない暖房として根強い人気がある。
【0011】しかし近年、暖房使用者の要求は、温風が
巻き上げるダニの糞等のアレルゲン物質の問題もあり、
温風を使った暖房では気流感が嫌われる傾向が生じてき
た。
【0012】そこで本発明は温風暖房と輻射暖房を簡単
に切り替えられるようにするとともに、輻射暖房運転時
には室内の空気の循環流を形成し、使用者が気流感を感
じないで室内全体も暖房することのできる快適性の高い
暖房機の実現を目的としたものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、燃料を燃焼させる燃焼部を有しその燃焼ガ
スを用いて高温ガスを発生させる高温ガス発生手段と、
上記高温ガス発生手段からの高温ガスにより加熱される
採熱面を有しその採熱した熱を輻射エネルギーとして発
生する輻射体とを備え、機器の上部に位置し室内の空気
を吸引し排出して空気流を生じさせる循環送風手段を設
けるとともに、上記循環送風手段からの空気流を機器の
前方上方に排出して部屋の空気の循環流を形成する構成
としてある。
【0014】上記発明によれば、高温ガス発生手段から
の高温ガスが輻射体へ導かれ、高温ガスで輻射体の採熱
面を高温とし、高温となった輻射体よりその採熱した熱
を輻射エネルギーとして発生し、輻射暖房をすることが
できるようになる。
【0015】そしてまた、循環送風手段からの空気流を
機器の上方に排出し、部屋の空気の循環流を形成するよ
うにしてあるので、室内の空気が循環して部屋全体の空
気が混ざり合い、輻射のみの暖房に比べ、部屋全体温度
がほぼ均一となり暖房感が向上する。
【0016】また、循環流も機器の上方に排出するよう
にしてあるので該機器の上方に気流感があるだけで、機
器の前方つまり使用者の居住空間には気流感がなく、気
流による不快感を使用者が感じることがなくなり暖房感
が向上する。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の暖房装置
は、燃料を燃焼させる燃焼部を有しその燃焼ガスを用い
て高温ガスを発生させる高温ガス発生手段と、上記高温
ガス発生手段からの高温ガスにより加熱される採熱面を
有しその採熱した熱を輻射エネルギーとして発生する輻
射体とを備え、機器の上部に位置し室内の空気を吸引し
排出して空気流を生じさせる循環送風手段を設けるとと
もに、上記循環送風手段からの空気流を機器の前方上方
に排出して部屋の空気の循環流を形成する構成としてあ
る。
【0018】そして、高温ガス発生手段からの高温ガス
が輻射体へ導かれ、高温ガスで輻射体の採熱面を高温と
し、高温となった輻射体よりその採熱した熱を輻射エネ
ルギーとして発生し、輻射暖房をすることができるよう
になる。
【0019】そしてまた、循環送風手段からの空気流を
機器の上方に排出し、部屋の空気の循環流を形成するよ
うにしてあるので、室内の空気が循環して部屋全体の空
気が混ざり合い、輻射のみの暖房に比べ、部屋全体温度
がほぼ均一となり暖房感が向上する。
【0020】また、循環流も機器の上方に排出するよう
にしてあるので該機器の上方に気流感があるだけで、機
器の前方つまり使用者の居住空間には気流感がなく、気
流による不快感を使用者が感じることがなくなり暖房感
が向上する。
【0021】また、請求項2記載の暖房装置は、上記高
温ガス発生手段で発生させる熱量に対して輻射体から発
生させる輻射エネルギーによる暖房能力の割合をおよそ
10%から30%とした構成としてある。
【0022】そして、上記高温ガス発生手段からの高温
ガスを輻射体側へ切り替えたときに、高温ガス発生手段
で発生させる熱量に対して輻射体から発生させる輻射エ
ネルギーによる暖房能力の割合をおよそ5%から30%
としてあるので、残りの95%から70%の輻射エネル
ギーにならない分は、自然対流あるいは循環流として部
屋の暖房に使われることになり、それに対する使用者の
感じる輻射エネルギーの暖房感とバランスがとれるよう
になる。
【0023】例えば、機器の設定温度が低く室温が低め
に保たれているときは、室内の周囲の壁面の温度が低く
その壁面より冷輻射エネルギー発生され、それに対して
輻射体から発生させる輻射エネルギーが高いと、輻射体
から発生された輻射エネルギーが当たっている面は使用
者は熱く感じ、逆に輻射エネルギーが当たっていない面
は壁面からの冷輻射エネルギーで寒く感じ、そのアンバ
ランスで使用者は違和感を感じるようになる。つまり、
機器に使用者が向かって位置すると、使用者の前面が熱
く、背面が寒くなり、その差が大きくなるので、その輻
射の不均一により、使用者は長い時間、機器で暖をとる
ことに苦痛を感じてしまうようになる。
【0024】また、輻射体から発生させる輻射エネルギ
ーが低いと、周囲の環境の影響で輻射エネルギーが紛れ
てしまい、その暖かさがあまり感じられなくなる。実験
によれば、暖房適室で機器を使用した場合、上述の輻射
エネルギーによる暖房能力の割合をおよそ5%から30
%とすればよく、この範囲で、使用者は上述の輻射の不
均一による違和感をあまり感ぜず、輻射体から発生させ
る輻射エネルギーの快適感を得ることができるようにな
る。
【0025】また、請求項3記載の暖房装置は、上記排
出口を輻射体の上部に配設し、上記輻射体から上昇して
くる高温ガスと混合して前方上方に排出し、部屋の空気
の循環流を形成する構成としてある。
【0026】そして、上記排出口を輻射体の上部に配設
し、上記輻射体から上昇してくる高温ガスと混合して前
方上方に排出し、部屋の空気の循環流を形成するように
してあるので、機器の排出口より排出する空気流と輻射
体から上昇してくる高温ガスの熱によるドラフト流とが
合流して、強い循環流を生じ、さらに部屋の空気が循環
して部屋全体の空気が混ざり合い、輻射のみの暖房に比
べ、部屋全体温度がさらに均一となり暖房感が向上す
る。
【0027】また、上述の循環流は、機器の排出口より
排出する循環流と輻射体から上昇してくる高温ガスの熱
によるドラフト流とが混合した温風であるので、循環流
の冷風感はなく、また、部屋全体の空気が早く混ざり合
い室内の温度も早く立ち上がるようになる。
【0028】また、請求項4記載の暖房装置は、上記排
出口を輻射体の上部に配設するとともに、上記空気流と
輻射体から上昇してくる高温ガスとを混合する混合室を
配設し、この混合室で混合して生じた温風を前方上方に
排出し、部屋の空気の循環流を形成する構成としてあ
る。
【0029】そして、上記排出口を輻射体の上部に配設
するとともに、上記空気流と輻射体から上昇してくる高
温ガスとを混合する混合室を配設し、この混合室で混合
して生じた温風を前方上方に排出し、部屋の空気の循環
流を形成するようにしてあるので、上述の循環流は、機
器の排出口より排出する空気流と輻射体から上昇してく
る高温ガスの熱によるドラフト流との混合が増し、請求
項3の合流の効果がさらに得られるようになる。
【0030】また、排出する空気流も完全に混合した温
風であるので、機器の前方へ排出することにより、前方
へ排出される流れにそのドラフト力が加わり、前方上方
へ流れるようになり、循環流の効果が増すとともに、排
出口の構成も簡単となる。
【0031】また、請求項5記載の暖房装置は、上記排
出口は、機器の上部左右に分けて配設し、上記送風手段
からの空気流を機器の左右前方あるいは左右側方に排出
するように構成してある。
【0032】そして、上記排出口は、機器の上部左右に
分けて配設し、送風手段からの空気流を機器の左右前方
あるいは左右側方に排出するようにしてあるので、部屋
の隅に上述の循環流が流れるようになり、部屋の隅々ま
で部屋の温度を均一とすることができ、さらに機器の前
方つまり使用者の居住空間には気流感が全くなくなり、
気流による不快感を使用者が感じることがなくなり暖房
感が向上する。
【0033】また、請求項6記載の暖房装置は、上記排
出口にその排出する空気流を左右方向に制風する可動の
風向板を配設した構成としてある。
【0034】そして、上記排出口にその排出する空気流
を左右方向に制風する可動の風向板を配設してあるの
で、使用環境に応じて上述の循環流を形成できるように
なり、例えば機器を部屋の隅に設置した場合に部屋の中
央に向けて循環流を流し、部屋の温度の均一性を増した
り、また使用者がいる方向と反対側に向けて循環流を流
し、使用者が気流感を全く感じないようにしたりでき、
暖房感が向上するとともに使い勝手が増すようになる。
【0035】また、請求項7記載の暖房装置は、上記排
出口にその排出する空気流を左右方向に制風する可動の
風向板を配設するとともに、上記風向板を自動的に左右
にスイングさせ、排出する循環流を左右にスイングさせ
る構成としてある。
【0036】そして、上記排出口にその排出する空気流
を左右方向に制風する可動の風向板を配設するととも
に、上記風向板を自動的に左右にスイングさせ、排出す
る循環流を左右にスイングさせるようにしてあるので、
循環流が部屋中に隈無く行き渡るようになり、部屋の温
度を均一性が増すとともに、循環流量を減少させること
ができ、更に気流感をなくすことができ、暖房感を向上
することができるようになる。
【0037】また、請求項8記載の暖房装置は、上記排
出口の上部に操作部を配設するとともに、上記排出口か
ら排出する空気流で操作部の一部或いは全部を冷却する
ように構成してある。
【0038】そして、上記排出口の上部に操作部を配設
するとともに、上記排出口から排出する空気流で操作部
の一部或いは全部を冷却するようにしてあるので、輻射
体から上昇してくる高温ガスが上述の空気流でエアーカ
ーテンのように遮られ、操作部の一部或いは全部に到達
しなくなり、使用者が操作部の操作時に高温ガスを感じ
ることなく安全性が増すとともに、操作部の温度も低減
できその耐熱性の心配もなくなる。
【0039】また、請求項9記載の暖房装置は、上記排
出口の上部に操作部を配設するとともに、輻射体から上
昇してくる高温ガスと混合して排出口から排出する空気
流が操作部の一部或いは全部の近傍を流れないように、
操作部の側方に排出口を配設した構成としてある。
【0040】そして、上記排出口の上部に操作部を配設
するとともに、輻射体から上昇してくる高温ガスと混合
して排出口から排出する空気流が操作部の一部或いは全
部の近傍を流れないように、操作部の側方に排出口を配
設してあるので、排出口近傍を流れる輻射体から上昇し
てくる高温ガスも排出口から排出される空気流のエジェ
クター効果で引き寄せられるようになり、操作部の一部
或いは全部の近傍に気流感がなくなり、使用者が操作部
の操作時に高温ガスを感じることなく安全性が増すとと
もに、操作部の温度も低減できその耐熱性の心配もなく
なる。
【0041】また、請求項10記載の暖房装置は、高温
ガス発生手段からの高温ガスを輻射体側へ切り替えたと
きに、排出口から排出する空気流を調整する流量調節手
段を配設した構成としてある。
【0042】そして、高温ガス発生手段からの高温ガス
を輻射体側へ切り替えたときに、排出口から排出する空
気流を調整する流量調節手段を配設してあるので、循環
流量を調節でき、使用環境に応じて上述の循環流量を調
節できるようになり、例えば該機器を広い部屋に設置し
た場合には増やし、部屋の温度の均一性を増したり、ま
た狭い部屋では循環流量を減らして、使用者が気流感を
全く感じないようにしたりでき、暖房感が向上するとと
もに使い勝手が増すようになる。
【0043】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0044】(実施例1)図1は本発明の実施例1の暖
房装置の輻射暖房運転時の断面図であり、図2は制御ブ
ロック図である。
【0045】図1、図2において、21は燃料を燃焼さ
せる燃焼部で、この燃焼部21で生じた燃焼排ガスを上
方へ導くように配設した燃焼筒22で覆われていて、こ
の燃焼部21と燃焼筒22で高温ガスを発生させる高温
ガス発生手段を形成している。
【0046】23は、輻射体加熱風路24を流れるの高
温の燃焼排ガスをその採熱面25で採熱し、その採熱し
た熱を輻射エネルギーとして発生する輻射体で、この輻
射体23から発生する輻射エネルギーは、燃焼部21で
発生させる熱量に対して、その割合をおよそ10%から
30%としてある。
【0047】26は、輻射体加熱風路24と機器筐体2
8の間に空気流を流し、輻射暖房運転時に機器筐体28
への熱伝導を低減する輻射手段冷却風路で、この輻射手
段冷却風路26を流れる空気流と輻射体加熱風路24の
下流側開口より流れ出る高温ガスを混合室27で混合し
排出口26Aより前方上方へ温風として排出して、部屋
の空気の循環流を形成するようにしてある。
【0048】29は、室内空気を空気流として供給する
送風手段で、その空気流の流量を調整する流量調節手段
30を有していて、この空気流は本体冷却風路31を介
して、輻射手段冷却風路26側へ流れていくようになっ
ている。
【0049】上記した構成において、送風手段29から
の空気流が輻射手段冷却風路26へ流れ、燃焼部21で
生じた燃焼排ガスは、下方へ流れる力が働かないので、
燃焼筒22の上方へ流れていき、その熱によるドラフト
でさらに上方へ流れ、輻射体加熱風路24へ導かれるよ
うになる。
【0050】そして、燃焼部21で生じた高温の燃焼排
ガスで輻射体23の採熱面25を高温とし、その採熱面
25で採熱した熱を輻射体23より輻射エネルギーとし
て発生し、輻射暖房をすることができるようになる。ま
たそれと同時に、輻射手段冷却風路26へ流れた空気流
が輻射体23から上昇してくる高温ガスと混合室27で
混合して排出口26Aより前方上方へ温風として排出さ
れ、部屋の空気の循環流を形成するようにしてあるの
で、室内の空気が循環して部屋全体の空気が混ざり合
い、輻射のみの暖房に比べ、部屋全体温度がほぼ均一と
なり暖房感が向上する。
【0051】さらに、循環流も機器の上方に排出するよ
うにしてあるので、機器の上方に気流感があるだけで、
機器の前方つまり使用者の居住空間には気流感がなく、
気流による不快感を使用者が感じることがなくなり暖房
感が向上する。
【0052】また、上記燃焼部21からの高温ガスを輻
射体23側へ切り替えたときに、燃焼部21で発生させ
る熱量に対して輻射体23から発生させる輻射エネルギ
ーによる暖房能力の割合をおよそ5%から29%として
あるので、残りの95%から70%の輻射エネルギーに
ならない分は、自然対流あるいは循環流として部屋の暖
房に使われることになり、それに対する使用者の感じる
輻射エネルギーの暖房感とバランスがとれるようにな
る。
【0053】例えば、機器の設定温度が低く室温が低め
に保たれているときは、室内の周囲の壁面の温度が低く
その壁面より冷輻射エネルギー発生され、それに対して
輻射体23から発生させる輻射エネルギーが高いと、輻
射体から発生された輻射エネルギーが当たっている面は
使用者は熱く感じ、逆に輻射エネルギーが当たっていな
い面は壁面からの冷輻射エネルギーで寒く感じ、そのア
ンバランスで使用者は違和感を感じるようになる。つま
り、機器に使用者が向かって位置すると、使用者の前面
が熱く、背面が寒くなり、その差が大きくなるので、そ
の輻射の不均一により、使用者は長い時間、機器で暖を
とることに苦痛を感じてしまうようになる。
【0054】また、輻射体23から発生させる輻射エネ
ルギーが低いと、周囲の環境の影響で輻射エネルギーが
紛れてしまい、その暖かさがあまり感じられなくなる。
実験によれば、暖房適室で機器を使用した場合、上述の
輻射エネルギーによる暖房能力の割合をおよそ5%から
29%とすればよく、この範囲で、使用者は上述の輻射
の不均一による違和感をあまり感ぜず、輻射体23から
発生させる輻射エネルギーの快適感を得ることができる
ようになる。
【0055】またさらに、上記排出口26Aを輻射体2
3の上部に配設し、上記輻射体23から上昇してくる高
温の燃焼排ガスと混合する混合室27を配設し、この混
合室27で混合して生じた温風を前方上方に排出し、部
屋の空気の循環流を形成するようにしてあるので、上述
の循環流は、機器の排出口26Aより排出する空気流と
輻射体23から上昇してくる燃焼排ガスの熱によるドラ
フト流との混合が増し、機器の排出口26Aより排出す
る空気流と輻射体23から上昇してくる燃焼排ガスの熱
によるドラフト流とが合流して、強い循環流を生じ、さ
らに部屋の空気が循環して部屋全体の空気が混ざり合
い、輻射のみの暖房に比べ、部屋全体温度がさらに均一
となり暖房感が向上する。
【0056】そして、上述の循環流は、機器の排出口2
6Aより排出する循環流と輻射体23から上昇してくる
燃焼排ガスの熱によるドラフト流とが混合した温風であ
るので、循環流の冷風感はなく、また、部屋全体の空気
が早く混ざり合い室内の温度も早く立ち上がるようにな
る。
【0057】また、排出する空気流も完全に混合した温
風であるので、機器の前方へ排出することにより、前方
へ排出される流れにそのドラフト力が加わり、前方上方
へ流れるようになり、循環流の効果が増すとともに、排
出口26Aの構成も簡単となる。
【0058】そして、排出口26Aから排出する空気流
を調整する流量調節手段30を配設してあるので、循環
流量を調節でき、使用環境に応じて上述の循環流量を調
節できるようになり、例えば機器を広い部屋に設置した
場合には増やし、部屋の温度の均一性を増したり、また
狭い部屋では循環流量を減らして、使用者が気流感を全
く感じないようにしたりでき、暖房感が向上するととも
に使い勝手が増すようになる。
【0059】(実施例2)図3は本発明の実施例2の暖
房装置の正面図である。実施例1と同一部品は同一番号
を付与して説明を省略する。
【0060】図3において、上記排出口40は、機器の
上部左右に分けて配設し、上記送風手段29からの空気
流を機器の左右前方に排出するように構成してある。
【0061】そして、上記排出口40は、機器の上部左
右に分けて配設し、上記送風手段29からの空気流を機
器の左右前方に排出するようにしてあるので、部屋の隅
に上述の循環流が流れるようになり、部屋の隅々まで部
屋の温度を均一とすることができ、さらに機器の前方つ
まり使用者の居住空間には気流感が全くなくなり、気流
による不快感を使用者が感じることがなくなり暖房感が
向上する。
【0062】(実施例3)図4は本発明の実施例3の暖
房装置の正面図である。実施例1と同一部品は同一番号
を付与して説明を省略する。
【0063】図4において、上記排出口41にその排出
する空気流を左右方向に制風する可動の風向板42を配
設した構成としてある。
【0064】そして、上記排出口41にその排出する空
気流を左右方向に制風する可動の風向板42を配設して
あるので、使用環境に応じて上述の循環流を形成できる
ようになり、例えば機器を部屋の隅に設置した場合に部
屋の中央に向けて循環流を流し、部屋の温度の均一性を
増したり、また使用者がいる方向と反対側に向けて循環
流を流し、使用者が気流感を全く感じないようにしたり
でき、暖房感が向上するとともに使い勝手が増すように
なる。
【0065】(実施例4)図5は本発明の実施例4の暖
房装置の正面図、図6は制御ブロック図である。実施例
1と同一部品は同一番号を付与して説明を省略する。
【0066】図5、図6において、上記排出口43にそ
の排出する空気流を左右方向に制風する可動の風向板4
4を配設するとともに、上記風向板44を自動的に排出
する循環流を左右にスイングさせるスイング手段45を
設けてある。
【0067】そして、上記排出口44にその排出する空
気流を左右方向に制風する可動の風向板44を配設する
とともに、上記風向板44を自動的に排出する循環流を
左右にスイングさせるスイング手段45を設けあるの
で、循環流を左右にスイングさせることで、循環流が部
屋中に隈無く行き渡るようになり、部屋の温度を均一性
が増すとともに、循環流量を減少させることができ、更
に気流感をなくすことができ、暖房感を向上することが
できるようになる。
【0068】(実施例5)図7は本発明の実施例5の暖
房装置の正面図、図8は輻射暖房運転時の断面図であ
る。実施例1と同一部品は同一番号を付与して説明を省
略する。
【0069】図7、図8において、上記排出口46の上
部に操作部47を配設するとともに、上記排出口46か
ら排出する空気流で操作部47の一部を冷却するように
構成してある。
【0070】そして、上記排出口46の上部に操作部4
7を配設するとともに、上記排出口46から排出する空
気流で操作部47の一部を冷却するようにしてあるで、
輻射体23から上昇してくる燃焼排ガスが上述の空気流
でエアーカーテンのように遮られ、操作部47の一部に
到達しなくなり、使用者が操作部47の操作時に燃焼排
ガスを感じることなく安全性が増すとともに、操作部4
7の温度も低減できその耐熱性の心配もなくなる。
【0071】(実施例6)図9は本発明の実施例6の暖
房装置の正面図である。実施例1と同一部品は同一番号
を付与して説明を省略する。
【0072】図9において、上記排出口48の上部に操
作部49を配設するとともに、上記輻射体23から上昇
してくる燃焼排ガスと混合して排出口から排出する空気
流が操作部49の一部の運転ボタン等の操作ボタン近傍
を流れないように、操作部49の側方に排出口を配設し
た構成としてある。
【0073】そして、上記排出口48の上部に操作部4
9を配設するとともに、上記輻射体23から上昇してく
る燃焼排ガスと混合して排出口48から排出する空気流
が操作部49の一部の運転ボタン等の操作ボタン近傍を
流れないように、操作部49の側方に排出口48を配設
してあるので、排出口48近傍を流れる輻射体23から
上昇してくる燃焼排ガスも排出口23から排出される空
気流のエジェクター効果で引き寄せられるようになり、
操作部49の一部の運転ボタン等の操作ボタン近傍に気
流感がなくなり、使用者が操作部49の操作時に燃焼排
ガスを感じることなく安全性が増すとともに、操作部4
9の温度も低減できその耐熱性の心配もなくなる。
【0074】なお上記実施例では、循環送風手段は高温
ガス発生手段からの高温ガスと混合して温風として排出
する空気流を供給する送風手段29を用いたもので説明
したが、これは他の送風手段でもよく、その他各部の構
成も本発明の目的を達成する範囲であればその構成はど
のようなものであってもよい。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の暖房
装置によれば、高温ガス発生手段からの高温ガスが輻射
体へ導かれ、高温ガスで輻射体の採熱面を高温とし、高
温となった輻射体よりその採熱した熱を輻射エネルギー
として発生し、輻射暖房をすることができるようにな
る。
【0076】そしてまた、循環送風手段からの空気流を
機器の上方に排出し、部屋の空気の循環流を形成するよ
うにしてあるので、室内の空気が循環して部屋全体の空
気が混ざり合い、輻射のみの暖房に比べ、部屋全体温度
がほぼ均一となり暖房感が向上する。
【0077】また、循環流も機器の上方に排出するよう
にしてあるので該機器の上方に気流感があるだけで、機
器の前方つまり使用者の居住空間には気流感がなく、気
流による不快感を使用者が感じることがなくなり暖房感
が向上する。
【0078】また、請求項2記載の暖房装置によれば、
上記高温ガス発生手段からの高温ガスを輻射体側へ切り
替えたときに、高温ガス発生手段で発生させる熱量に対
して輻射体から発生させる輻射エネルギーによる暖房能
力の割合をおよそ5%から30%としてあるので、残り
の95%から70%の輻射エネルギーにならない分は、
自然対流あるいは循環流として部屋の暖房に使われるこ
とになり、それに対する使用者の感じる輻射エネルギー
の暖房感とバランスがとれるようになる。
【0079】例えば、機器の設定温度が低く室温が低め
に保たれているときは、室内の周囲の壁面の温度が低く
その壁面より冷輻射エネルギー発生され、それに対して
輻射体から発生させる輻射エネルギーが高いと、輻射体
から発生された輻射エネルギーが当たっている面は使用
者は熱く感じ、逆に輻射エネルギーが当たっていない面
は壁面からの冷輻射エネルギーで寒く感じ、そのアンバ
ランスで使用者は違和感を感じるようになる。つまり、
機器に使用者が向かって位置すると、使用者の前面が熱
く、背面が寒くなり、その差が大きくなるので、その輻
射の不均一により、使用者は長い時間、機器で暖をとる
ことに苦痛を感じてしまうようになる。
【0080】また、輻射体から発生させる輻射エネルギ
ーが低いと、周囲の環境の影響で輻射エネルギーが紛れ
てしまい、その暖かさがあまり感じられなくなる。実験
によれば、暖房適室で機器を使用した場合、上述の輻射
エネルギーによる暖房能力の割合をおよそ5%から30
%とすればよく、この範囲で、使用者は上述の輻射の不
均一による違和感をあまり感ぜず、輻射体から発生させ
る輻射エネルギーの快適感を得ることができるようにな
る。
【0081】また、請求項3記載の暖房装置によれば、
上記排出口を輻射体の上部に配設し、上記輻射体から
上昇してくる高温ガスと混合して前方上方に排出し、部
屋の空気の循環流を形成するようにしてあるので、機器
の排出口より排出する空気流と輻射体から上昇してくる
高温ガスの熱によるドラフト流とが合流して、強い循環
流を生じ、さらに部屋の空気が循環して部屋全体の空気
が混ざり合い、輻射のみの暖房に比べ、部屋全体温度が
さらに均一となり暖房感が向上する。
【0082】また、上述の循環流は、機器の排出口より
排出する循環流と輻射体から上昇してくる高温ガスの熱
によるドラフト流とが混合した温風であるので、循環流
の冷風感はなく、また、部屋全体の空気が早く混ざり合
い室内の温度も早く立ち上がるようになる。
【0083】また、請求項4記載の暖房装置によれば、
上記排出口を輻射体の上部に配設するとともに、上記空
気流と輻射体から上昇してくる高温ガスとを混合する混
合室を配設し、この混合室で混合して生じた温風を前方
上方に排出し、部屋の空気の循環流を形成するようにし
てあるので、上述の循環流は、機器の排出口より排出す
る空気流と輻射体から上昇してくる高温ガスの熱による
ドラフト流との混合が増し、請求項3の合流の効果がさ
らに得られるようになる。
【0084】また、排出する空気流も完全に混合した温
風であるので、機器の前方へ排出することにより、前方
へ排出される流れにそのドラフト力が加わり、前方上方
へ流れるようになり、循環流の効果が増すとともに、排
出口の構成も簡単となる。
【0085】また、請求項5記載の暖房装置によれば、
上記排出口は、機器の上部左右に分けて配設し、送風手
段からの空気流を機器の左右前方あるいは左右側方に排
出するようにしてあるので、部屋の隅に上述の循環流が
流れるようになり、部屋の隅々まで部屋の温度を均一と
することができ、さらに機器の前方つまり使用者の居住
空間には気流感が全くなくなり、気流による不快感を使
用者が感じることがなくなり暖房感が向上する。
【0086】また、請求項6記載の暖房装置によれば、
上記排出口にその排出する空気流を左右方向に制風する
可動の風向板を配設するとともに、上記風向板を自動的
に左右にスイングさせ、排出する循環流を左右にスイン
グさせるようにしてあるので、循環流が部屋中に隈無く
行き渡るようになり、部屋の温度を均一性が増すととも
に、循環流量を減少させることができ、更に気流感をな
くすことができ、暖房感を向上することができるように
なる。
【0087】また、請求項7記載の暖房装置によれば、
上記排出口にその排出する空気流を左右方向に制風する
可動の風向板を配設するとともに、上記風向板を自動的
に左右にスイングさせ、排出する循環流を左右にスイン
グさせるようにしてあるので、循環流が部屋中に隈無く
行き渡るようになり、部屋の温度を均一性が増すととも
に、循環流量を減少させることができ、更に気流感をな
くすことができ、暖房感を向上することができるように
なる。
【0088】また、請求項8記載の暖房装置によれば、
上記排出口の上部に操作部を配設するとともに、上記排
出口から排出する空気流で操作部の一部或いは全部を冷
却するようにしてあるので、輻射体から上昇してくる高
温ガスが上述の空気流でエアーカーテンのように遮ら
れ、操作部の一部或いは全部に到達しなくなり、使用者
が操作部の操作時に高温ガスを感じることなく安全性が
増すとともに、操作部の温度も低減できその耐熱性の心
配もなくなる。
【0089】また、請求項9記載の暖房装置によれば、
上記排出口の上部に操作部を配設するとともに、輻射体
から上昇してくる高温ガスと混合して排出口から排出す
る空気流が操作部の一部或いは全部の近傍を流れないよ
うに、操作部の側方に排出口を配設してあるので、排出
口近傍を流れる輻射体から上昇してくる高温ガスも排出
口から排出される空気流のエジェクター効果で引き寄せ
られるようになり、操作部の一部或いは全部の近傍に気
流感がなくなり、使用者が操作部の操作時に高温ガスを
感じることなく安全性が増すとともに、操作部の温度も
低減できその耐熱性の心配もなくなる。
【0090】また、請求項10記載の暖房装置によれ
ば、高温ガス発生手段からの高温ガスを輻射体側へ切り
替えたときに、排出口から排出する空気流を調整する流
量調節手段を配設してあるので、循環流量を調節でき、
使用環境に応じて上述の循環流量を調節できるようにな
り、例えば該機器を広い部屋に設置した場合には増や
し、部屋の温度の均一性を増したり、また狭い部屋では
循環流量を減らして、使用者が気流感を全く感じないよ
うにしたりでき、暖房感が向上するとともに使い勝手が
増すようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の暖房装置の輻射暖房運転時
の断面図
【図2】同輻射暖房運転時の暖房装置の制御ブロック図
【図3】本発明の実施例2における暖房装置の正面図
【図4】本発明の実施例3における暖房装置の正面図
【図5】本発明の実施例4における暖房装置の正面図
【図6】本発明の実施例4における暖房装置の制御ブロ
ック図
【図7】本発明の実施例5における暖房装置の正面図
【図8】本発明の実施例5における暖房装置の輻射暖房
運転時の断面図
【図9】本発明の実施例6における暖房装置の正面図
【図10】従来の暖房装置の断面図
【図11】他の従来の暖房装置の断面図
【図12】他の従来の暖房装置の断面図
【符号の説明】
21 燃焼部(高温ガス発生手段) 23 輻射体 25 採熱面 26A排出口 29 送風手段(循環送風手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 米野 範幸 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 安木 誠一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 北村 基彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3L028 AA01 AB01 AC01

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料を燃焼させる燃焼部を有しその燃焼
    ガスを用いて高温ガスを発生させる高温ガス発生手段
    と、上記高温ガス発生手段からの高温ガスにより加熱さ
    れる採熱面を有しその採熱した熱を輻射エネルギーとし
    て発生する輻射体とを備え、機器の上部に位置し室内の
    空気を吸引し排出して空気流を生じさせる循環送風手段
    を設けるとともに、上記循環送風手段からの空気流を機
    器の前方上方に排出して部屋の空気の循環流を形成して
    なる暖房装置。
  2. 【請求項2】 高温ガス発生手段で発生させる熱量に対
    して輻射体から発生させる輻射エネルギーによる暖房能
    力の割合をおよそ5%から30%としてなる請求項1記
    載の暖房装置。
  3. 【請求項3】 排出口を輻射体の上部に配設し、上記輻
    射体から上昇してくる高温ガスと混合して前方上方に排
    出し、部屋の空気の循環流を形成してなる請求項1また
    は2記載の暖房装置。
  4. 【請求項4】 排出口を輻射体の上部に配設するととも
    に、上記空気流と輻射体から上昇してくる高温ガスとを
    混合する混合室を配設し、この混合室で混合して生じた
    温風を前方上方に排出し、部屋の空気の循環流を形成し
    てなる請求項1または2記載の暖房装置。
  5. 【請求項5】 排出口は、機器の上部左右に分けて配設
    し、上記送風手段からの空気流を機器の左右前方あるい
    は左右側方に排出するように構成した請求項1または2
    記載の暖房装置。
  6. 【請求項6】 排出口にその排出する空気流を左右方向
    に制風する可動の風向板を配設した請求項1または2記
    載の暖房装置。
  7. 【請求項7】 排出口にその排出する空気流を左右方向
    に制風する可動の風向板を配設するとともに、上記風向
    板を自動的に左右にスイングさせ、排出する循環流を左
    右にスイングさせた請求項1または2記載の暖房装置。
  8. 【請求項8】 排出口の上部に操作部を配設するととも
    に、上記排出口から排出する空気流で操作部の一部或い
    は全部を冷却するように構成した請求項1または2記載
    の暖房装置。
  9. 【請求項9】 排出口の上部に操作部を配設するととも
    に、上記輻射体から上昇してくる高温ガスと混合して排
    出口から排出する空気流が操作部の一部或いは全部の近
    傍を流れないように、操作部の側方に排出口を配設した
    請求項1または2記載の暖房装置。
  10. 【請求項10】 排出口から排出する空気流を調整する
    流量調節手段を配設した請求項1または2記載の暖房装
    置。
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