JP2001215058A - 暖房装置 - Google Patents

暖房装置

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JP2001215058A
JP2001215058A JP2000025023A JP2000025023A JP2001215058A JP 2001215058 A JP2001215058 A JP 2001215058A JP 2000025023 A JP2000025023 A JP 2000025023A JP 2000025023 A JP2000025023 A JP 2000025023A JP 2001215058 A JP2001215058 A JP 2001215058A
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JP
Japan
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radiator
temperature gas
heating
heat
air
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Withdrawn
Application number
JP2000025023A
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English (en)
Inventor
Takehiko Shigeoka
武彦 重岡
Toshiro Ogino
俊郎 荻野
Noriyuki Komeno
範幸 米野
Seiichi Yasuki
誠一 安木
Motohiko Kitamura
基彦 北村
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 輻射暖房運転時の輻射体の効率を高めること
を目的としたものである。 【解決手段】 高温ガス発生手段21と、高温ガスを流
す輻射体加熱風路24と、輻射体加熱風路24を流れる
高温ガスで加熱される採熱面25を有し採熱した熱を輻
射エネルギーとして発生する輻射体23と、空気流を供
給する送風手段32と、空気流を高温ガスと混合して排
出する温風吹出口31と、高温ガスを輻射体側か温風吹
出口側へ切り替える高温ガス切り替え手段34と、輻射
体側へ切り替えたときに室内空気を吸引して空気流を生
じさせる循環送風手段32と、循環送風手段32からの
空気流を機器の前方上方に排出する排出口29Aを備
え、輻射体23に多数の貫通孔26を設け、高温ガス発
生手段21からの高温ガスが輻射体23の両面を流れ、
輻射体23の採熱面25が両面になるように構成してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、輻射熱と温風を用
いた暖房装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の暖房装置は実開昭61−
74718号公報に記載されているようなものが一般的
であった。
【0003】この暖房装置は図6に示すように送風手段
1にて室内空気が循環される加熱室2内にバーナーを含
む燃焼筒3を設けた石油燃焼暖房機において、燃焼筒3
に連通して燃焼ガス通路を有するパネル部材4と、温風
を吹き出す温風吹出口5を設けた構成としてある。
【0004】そして、燃焼筒3からの燃焼ガスは、パネ
ル部材4を加熱し赤外線を室内に発生し輻射暖房を行う
とともに、加熱室2内に入り、送風手段1によって温風
として温風吹出口5から室内に循環され、常に温風と輻
射併用による暖房を行うようになる。
【0005】また、図7に示す特公平6−21689号
公報のでは吸込口からの空気を温風吹出口6から排出す
るファンおよび熱線を輻射する輻射体8を設けた燃焼式
暖房機において温風吹出口6から排出する空気を加熱す
る第1バーナー7と輻射体8を加熱する第2バーナー9
を設け加熱能力を個別に変更する能力調整部10を設
け、輻射暖房状態を適切に調整することができる構成が
開示されている。
【0006】また図8に示す特公平3−267621号
公報では、バーナー11から発生する燃焼ガスを温風用
燃焼ガス通路12と輻射用燃焼ガス通路13に分ける燃
焼ガス分配手段14と、輻射用燃焼ガス通路13の一部
を構成し輻射熱を発生する輻射熱発生手段15と、輻射
用燃焼ガス通路13と温風用燃焼ガス通路12を通過し
た燃焼ガスを吹出すファン16からなる構成にしてい
た。
【0007】そして、上記構成により燃焼ガス分配手段
14を調整することにより輻射熱発生手段15で発生す
る輻射熱を調整することが可能となっていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら実開昭6
1−74718号公報の暖房装置では、パネル部材4の
終端は加熱室2内に向けて開放され燃焼筒3から流出し
た燃焼ガスとともに温風吹出口5から室内に向けて送り
出される構成であり、輻射と温風の暖房能力の比率が変
更できない構成であった。
【0009】また、特公平6−21689号公報の暖房
装置ではバーナー7、8や能力調整部が2台必要など構
造が複雑になる課題があった。
【0010】さらに特公平3−267621号公報の暖
房装置では輻射用燃焼ガス通路13と温風用燃焼ガス通
路12を通過した燃焼ガスを吹出すファン16を設けた
構成なので輻射暖房を行っている場合においても常に温
風を下方に吹き出す構成であった。
【0011】温風による暖房は、部屋が寒いときなどに
一気に室温を立ち上げるときは有効であり、また、輻射
による暖房は室内全体は暖まるのに時間がかかるが、気
流感を感じない暖房として根強い人気がある。
【0012】しかし 近年、暖房使用者の要求は、温風
が巻き上げるダニの糞等のアレルゲン物質の問題もあ
り、温風を使った暖房では気流感が嫌われる傾向が生じ
てきた。
【0013】そこで本発明は温風暖房と輻射暖房を簡単
に切り替えられるようにするとともに、輻射暖房運転時
には室内の空気の循環流を形成し、使用者が気流感を感
じないで室内全体も暖房することのできる快適性の高い
暖房機の実現を目的とし、さらに輻射暖房運転時の輻射
エネルギーとして発生する輻射体の効率を高めたもので
ある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、燃料を燃焼させる燃焼部を有しその燃焼ガス
を用いて高温ガスを発生させる高温ガス発生手段と、上
記高温ガス発生手段からの高温ガスを下方から取り入れ
上方へ流す輻射体加熱風路と、上記輻射体加熱風路を流
れる高温ガスで加熱される採熱面を有しその採熱した熱
を輻射エネルギーとして発生する輻射体と、空気流を供
給する送風手段と、上記送風手段からの空気流を高温ガ
ス発生手段からの高温ガスと混合して温風として排出す
る温風吹出口と、上記高温ガス発生手段からの高温ガス
を輻射体側かあるいは温風吹出口側へ切り替える高温ガ
ス切り替え手段と、上記高温ガス発生手段からの高温ガ
スを輻射体側へ切り替えたときに、室内の空気を吸引し
排出して空気流を生じさせる循環送風手段と、該機器の
上部に位置させ上記循環送風手段からの空気流を該機器
の前方上方に排出する排出口とを備え、上記輻射体に多
数の貫通孔を設け、高温ガス発生手段からの高温ガスが
輻射体の両面を流れるようにして、その輻射体の採熱面
を両面になるように構成してある。
【0015】上記発明によれば、高温ガス発生手段から
の高温ガスを輻射体側かあるいは温風吹出口側へ切り替
える高温ガス切り替え手段を配設してあるので、高温ガ
ス切り替え手段が高温ガス発生手段からの高温ガスを輻
射体側へ切り替えたときには輻射暖房運転となり、高温
ガス発生手段からの高温ガスが輻射体へ導かれるように
なる。そして、高温ガスで輻射体の採熱面を高温とし、
高温となった輻射体よりその採熱した熱を輻射エネルギ
ーとして発生し、輻射暖房をすることができるようにな
る。
【0016】また、高温ガス切り替え手段が高温ガス発
生手段からの高温ガスを温風吹出口側へ切り替えたとき
には温風暖房運転となり、高温ガス発生手段からの高温
ガスが温風吹出口側へ導かれるようになる。そして、送
風手段からの空気流と高温ガス発生手段からの高温ガス
を混合して、温風として温風吹出口からを排出する温風
暖房運転をすることができるようになる。
【0017】さらに、上述の輻射暖房運転時に、上記循
環送風手段からの空気流を排出口から該機器の上方に排
出し、部屋の空気の循環流を形成するようにしてあるの
で、室内の空気が循環して部屋全体の空気が混ざり合
い、輻射のみの暖房に比べ、部屋全体温度がほぼ均一と
なり暖房感が向上する。
【0018】また、循環流も機器の上方に排出するよう
にしてあるので、該機器の上方に気流感があるだけで、
該機器の前方つまり使用者の居住空間には気流感がな
く、気流による不快感を使用者が感じることがなくなり
暖房感が向上する。
【0019】そしてさらに、上記輻射体に多数の貫通孔
を設け、高温ガス発生手段からの高温ガスが輻射体の両
面を流れるようにして、その輻射体の採熱面を両面にな
るようにしてあるので、輻射体の採熱面積が倍となりそ
の効率がほぼ倍となり、輻射体の温度を高温とすること
ができるようになり、上述の輻射暖房運転時において、
輻射体より輻射エネルギーとして発生する量が大幅に向
上する。
【0020】
【発明の実施の形態】請求項1記載の暖房装置は、燃料
を燃焼させる燃焼部を有しその燃焼ガスを用いて高温ガ
スを発生させる高温ガス発生手段と、上記高温ガス発生
手段からの高温ガスを下方から取り入れ上方へ流す輻射
体加熱風路と、上記輻射体加熱風路を流れる高温ガスで
加熱される採熱面を有しその採熱した熱を輻射エネルギ
ーとして発生する輻射体と、空気流を供給する送風手段
と、上記送風手段からの空気流を高温ガス発生手段から
の高温ガスと混合して温風として排出する温風吹出口
と、上記高温ガス発生手段からの高温ガスを輻射体側か
あるいは温風吹出口側へ切り替える高温ガス切り替え手
段と、上記高温ガス発生手段からの高温ガスを輻射体側
へ切り替えたときに、室内の空気を吸引し排出して空気
流を生じさせる循環送風手段と、該機器の上部に位置さ
せ上記循環送風手段からの空気流を該機器の前方上方に
排出する排出口とを備え、上記輻射体に多数の貫通孔を
設け、高温ガス発生手段からの高温ガスが輻射体の両面
を流れるようにして、その輻射体の採熱面を両面になる
ように構成してある。
【0021】そして、高温ガス発生手段からの高温ガス
を輻射体側かあるいは温風吹出口側へ切り替える高温ガ
ス切り替え手段を配設してあるので、高温ガス切り替え
手段が高温ガス発生手段からの高温ガスを輻射体側へ切
り替えたときには輻射暖房運転となり、高温ガス発生手
段からの高温ガスが輻射体へ導かれるようになる。そし
て、高温ガスで輻射体の採熱面を高温とし、高温となっ
た輻射体よりその採熱した熱を輻射エネルギーとして発
生し、輻射暖房をすることができるようになる。
【0022】また、高温ガス切り替え手段が高温ガス発
生手段からの高温ガスを温風吹出口側へ切り替えたとき
には温風暖房運転となり、高温ガス発生手段からの高温
ガスが温風吹出口側へ導かれるようになる。そして、送
風手段からの空気流と高温ガス発生手段からの高温ガス
を混合して、温風として温風吹出口からを排出する温風
暖房運転をすることができるようになる。
【0023】さらに、上述の輻射暖房運転時に、上記循
環送風手段からの空気流を排出口から該機器の上方に排
出し、部屋の空気の循環流を形成するようにしてあるの
で、室内の空気が循環して部屋全体の空気が混ざり合
い、輻射のみの暖房に比べ、部屋全体温度がほぼ均一と
なり暖房感が向上する。
【0024】また、循環流も機器の上方に排出するよう
にしてあるので、該機器の上方に気流感があるだけで、
該機器の前方つまり使用者の居住空間には気流感がな
く、気流による不快感を使用者が感じることがなくなり
暖房感が向上する。
【0025】そしてさらに、上記輻射体に多数の貫通孔
を設け、高温ガス発生手段からの高温ガスが輻射体の両
面を流れるようにして、その輻射体の採熱面を両面にな
るようにしてあるので、輻射体の採熱面積が倍となりそ
の効率がほぼ倍となり、輻射体の温度を高温とすること
ができるようになり、上述の輻射暖房運転時において、
輻射体より輻射エネルギーとして発生する量が大幅に向
上する。
【0026】また、請求項2記載の暖房装置は、輻射体
は凸形状とするとともに、輻射体加熱風路の中央部は広
く、両端部を狭くなるように構成してある。
【0027】そして、輻射暖房運転時において、輻射体
加熱風路の中央部に高温ガス発生手段からの高温ガスが
多く流れて、輻射体の中央部の温度が高くなり、またそ
の両端部が温度が低くなりやすくなる。そのため、輻射
体の両側部の温度が低くでき、該機器の両側部の温度を
低く保つことができるようになり、たとえば、操作部な
どを配置することができるようになる。
【0028】また、輻射体を凸形状としてあるので、輻
射体より発生する輻射エネルギーは凸形状の中心から凸
形状の表面の点を結ぶ角度で外方向へ放射されるように
なり、幅広い面に輻射エネルギーが到達するので暖房感
が向上する。
【0029】また、請求項3記載の暖房装置は、輻射体
は凹形状とするとともに、輻射体加熱風路の両端部は広
く、中央部を狭くなるように構成としてある。
【0030】そして、輻射暖房運転時において、輻射体
加熱風路の両端部に高温ガス発生手段からの高温ガスが
多く流れて、温度が低く高くなりなりやすい輻射体の両
端部まで温度を高く保つことができるようになり、輻射
体温度を均一にして輻射体の採熱効率を高めることがで
き輻射体より輻射エネルギーとして発生する量が大幅に
向上する。
【0031】また、輻射体を凹形状としてあるので、輻
射体より発生する輻射エネルギーは凸形状の中心へ放射
されるようになり、輻射暖房運転時に低くなりやすい該
機器の前方に輻射エネルギーが集中するようになる。
【0032】また、請求項4記載の暖房装置は、輻射体
は、その発生する輻射エネルギーが前方床面を暖めやす
いように斜めに傾斜させた構成としてある。
【0033】そして、輻射暖房運転時において、輻射暖
房運転時に低くなりやすい該機器の前方床面を、輻射体
より放射される輻射エネルギーが前方床面を暖めるよう
になり、暖房感が向上するとともに、輻射体に沿って上
方へ流れる高温ガスが採熱面に沿いやすくなり、採熱面
での採熱が向上し、輻射体より発生する輻射エネルギー
量が増すようになる。
【0034】また、請求項5記載の暖房装置は、輻射体
は、その面の全体あるいは一部に空気浄化させる触媒機
能を担持した構成としてある。
【0035】そして、高温となる広い面を有する輻射体
に触媒の担持された採熱面に沿って燃焼排ガスが上昇し
ていき、その間燃焼排ガスは触媒の作用で浄化されるよ
うになり、つまり、高温の広い面で長い時間燃焼排ガス
が触媒面に接するようになり、触媒の効果を最も効果的
に引き出すことができるようになり、空気浄化が促進さ
れる。
【0036】また、請求項6記載の暖房装置は、輻射体
の表面近傍に位置し貫通孔より排出される高温ガスの拡
散を防止し、その高温ガスが採熱面に沿うように網等の
採熱促進体を配設した構成としてある。
【0037】そして、輻射暖房運転時において、輻射体
の貫通孔より通過した高温ガスが輻射体より離れていこ
うとするが採熱促進体でカバーされ拡散を防止し、その
高温ガスが採熱面に沿うようなる。またそれとともに、
輻射体の貫通孔より通過した高温ガスが層状に流れよう
とするが採熱促進体でその境界層剥離を生じさせ、より
いっそう輻射体に沿って高温ガスが流れ、輻射体の温度
を高く保つことができ、採熱面での採熱が向上し、輻射
体より発生する輻射エネルギー量が増すようになり、ま
たそれに加えて、採熱促進体も高温となり、採熱促進体
自身からも輻射エネルギーを発生するようになり、該機
器より輻射エネルギーとして発生する量が大幅に向上す
る。
【0038】また、請求項7記載の暖房装置は、輻射体
から距離を持って位置し、高温となるの表面を使用者が
触れないように保護ガードを設けるとともに、すくなく
とも外表面に耐熱植毛加工を施した構成としてある。
【0039】そして、輻射暖房運転時において、請求項
6の拡散防止の効果が同様に得られ、輻射体の貫通孔よ
り通過した高温ガスが輻射体より離れていこうとするが
保護ガードでカバーされ拡散を防止し、その高温ガスが
採熱面に沿うようなり、輻射体の温度をを高く保つこと
ができ、採熱面での採熱が向上し、輻射体より発生する
輻射エネルギー量が増ようになる。
【0040】また、保護ガードの外表面に耐熱植毛加工
を施してあるので、使用者が高温となる輻射体の表面に
触れないようなり、また、輻射体から距離を持って位置
させてあるので輻射体より大幅に温度低減されるが、ま
だやけどの恐れのある温度域にある保護ガードの外表面
に使用者が触れたとしても、耐熱植毛加工された表面に
接触するので、使用者の触った面は熱伝導が悪いので即
座に火傷を被る心配もなくなる。
【0041】また、請求項8記載の暖房装置は、輻射体
から距離を持って位置し、高温となるの表面を使用者が
触れないように保護ガードを設けるとともに、すくなく
とも外表面に耐熱植毛加工を施すとともに、は輻射エネ
ルギーを反射する反射面とした構成としてある。
【0042】そして、輻射暖房運転時において、請求項
7の保護ガード効果が得られるとともに、輻射体より放
射される輻射エネルギーが保護ガードで遮られるが、そ
の遮られた輻射エネルギーが保護ガードの内表面の反射
面で反射され、再び輻射体へ戻されるようになり、該機
器より輻射エネルギーとして発生する量が保護ガードで
減少するのを低減することができる。
【0043】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0044】(実施例1)図1は本発明の実施例1の暖
房装置の輻射暖房運転時の断面図であり、図2は温風暖
房運転時の暖房装置の断面図、図3は要部切欠斜視図で
ある。
【0045】図1〜図3において、21は燃料を燃焼さ
せる燃焼部で、この燃焼部21で生じた燃焼排ガスを上
方へ導くように配設した燃焼筒22で覆われている。
【0046】23は、輻射体加熱風路24を介し流れる
上記の高温の燃焼排ガスをその採熱面25で採熱し、そ
の採熱した熱を輻射エネルギーとして発生する輻射体
で、この輻射体25には多数の貫通孔26が配設してあ
り、この貫通孔26を介し輻射体加熱風路24からの高
温の燃焼排ガスを輻射体23の両面に流し、輻射体23
の両面が採熱面25となるようにしてある。また、輻射
体23は、その発生する輻射エネルギーが前方床面を暖
めやすいように斜めに傾斜させるとともに、輻射体23
の採熱面25表面全体に空気を浄化させる触媒機能を担
持してある。
【0047】27は、貫通孔26より排出される高温ガ
スの拡散を防止し、その高温ガスが採熱面25に沿うよ
うに輻射体23の表面に配設した網状の採熱促進体であ
る。
【0048】28は、高温となる輻射体の表面を使用者
が触れないように距離を持って設けた多くのパンチング
孔を有する保護ガードで、外表面に耐熱植毛加工28A
を施すとともに、内表面は輻射エネルギーを反射する反
射面28Bとしある。
【0049】29は、上記輻射体加熱風路24と機器筐
体30の間に空気流を流し、輻射暖房運転時に機器筐体
30への熱伝導を低減する輻射手段冷却風路で、その流
した空気流は該機器の上部に配設した輻射手段冷却風路
29の排出口29Aより、排出され、部屋の空気の循環
流を形成するようにしてある。
【0050】31は、輻射手段冷却風路29の下方に位
置させ、輻射体23の下部に配置した温風吹出口で、燃
焼部21生じた燃焼排ガスと室内空気流を混合して温風
として排出するようになっている。
【0051】32は、室内空気を空気流として供給する
送風手段で、この空気流は本体冷却風路33を介して高
温ガス切り替え手段34で、輻射手段冷却風路29側か
あるいは温風吹出口31側へ切り替えられ、流れていく
ようになっている。
【0052】上記した構成において、高温ガス切り替え
手段34が送風手段32からの空気流を輻射手段冷却風
路29側へ切り替えたときには輻射暖房運転となり、温
風吹出口31につながる空間を閉塞して輻射体加熱風路
24と輻射手段冷却風路29の入り口を開口し、送風手
段32からの空気流が輻射手段冷却風路26へ流れ、燃
焼部21で生じた燃焼排ガスは、下方へ流れる力が働か
なり、燃焼筒22の上方へ流れていき、その熱によるド
ラフトでさらに上方へ流れ、輻射体加熱風路24へ導か
れるようになる。
【0053】そして、燃焼部21で生じた高温の燃焼排
ガスで輻射体23の採熱面25を加熱し、その採熱面2
5で採熱した熱を輻射体23より輻射エネルギーとして
発生し、輻射暖房をすることができるようになる。
【0054】またそれと同時に、輻射手段冷却風路29
へ流れた空気流が排出口29Aより前方上方へ温風とし
て排出され、部屋の空気の循環流を形成するようにして
あるので、室内の空気が循環して部屋全体の空気が混ざ
り合い、輻射のみの暖房に比べ、部屋全体温度がほぼ均
一となり暖房感が向上する。
【0055】ここで、循環流も該機器の上方に排出する
ようにしてあるので、該機器の上方に気流感があるだけ
で、該機器の前方つまり使用者の居住空間には気流感が
なく、気流による不快感を使用者が感じることがなくな
り暖房感が向上する。
【0056】また、高温ガス切り替え手段34が送風手
段32からの空気流を温風吹出口31側へ切り替えたと
きには温風暖房運転となり、輻射体加熱風路24と輻射
手段冷却風路29の入り口を閉塞して温風吹出口31に
つながる空間を開口し、送風手段32からの空気流が燃
焼筒22の前面下方へ流れ燃焼部21で生じた燃焼排ガ
スを温風吹出口31側へ導き、送風手段32からの空気
流と燃焼部21で生じた燃焼排ガスを混合して、温風と
して温風吹出口31からを排出する温風暖房をすること
ができるようになる。
【0057】ここで、輻射暖房運転時には、上記輻射体
23に多数の貫通孔26を設け、燃焼部21からの高温
の燃焼排ガスが輻射体23の両面を流れるようにして、
その輻射体23の採熱面25を両面になるようにしてあ
るので、輻射体23の採熱面積が倍となりその効率がほ
ぼ倍となり、輻射体23の温度を高温とすることができ
るようになり、輻射体23より輻射エネルギーとして発
生する量が大幅に向上する。
【0058】また、上記輻射体23は、その発生する輻
射エネルギーが前方床面を暖めやすいように斜めに傾斜
させてあるので、輻射暖房運転時に低くなりやすい該機
器の前方床面を、輻射体23より放射される輻射エネル
ギーが前方床面を暖めるようになり、暖房感が向上する
とともに、輻射体23に沿って上方へ流れる高温の燃焼
排ガスが採熱面25に沿いやすくなり、採熱面25での
採熱が向上し、輻射体23より発生する輻射エネルギー
量が増すようになる。
【0059】さらに、上記輻射体23は、その採熱面2
5全体に空気浄化させる触媒機能を担持してあるので、
高温となる広い面を有する輻射体23に触媒の担持され
た採熱面25に沿って燃焼排ガスが上昇していき、その
間燃焼排ガスは触媒の作用で浄化されるようになり、つ
まり、高温の広い面で長い時間燃焼排ガスが触媒面に接
するようになり、触媒の効果を最も効果的に引き出すこ
とができるようになり、空気浄化が促進される。
【0060】またさらに、上記輻射体23の表面に貫通
孔26より排出される高温の燃焼排ガスの拡散を防止
し、その高温の燃焼排ガスが採熱面25に沿うように網
等の採熱促進体27を配設してあるので、輻射体23の
貫通孔26より通過した高温の燃焼排ガスが輻射体23
より離れていこうとするが採熱促進体27でカバーされ
拡散を防止し、その高温の燃焼排ガスが採熱面25に沿
うようなる。
【0061】またそれとともに、輻射体23の貫通孔2
6より通過した高温の燃焼排ガスが層状に流れようとす
るが採熱促進体27でその境界層剥離を生じさせ、より
いっそう輻射体23に沿って高温の燃焼排ガスが流れ、
輻射体23の温度を高く保つことができ、採熱面25で
の採熱が向上し、輻射体23より発生する輻射エネルギ
ー量が増すようになり、またそれに加えて、採熱促進体
27も高温となり、採熱促進体27自身からも輻射エネ
ルギーを発生するようになり、該機器より輻射エネルギ
ーとして発生する量が大幅に向上する。
【0062】また、上記輻射体23の表面を使用者が触
れないように保護ガード28を設けてあるので、拡散防
止の効果がさらに得られ、保護ガード28でカバーされ
さらに燃焼排ガスの拡散を防止し、その高温の燃焼排ガ
スが採熱面25に沿うようなり、輻射体23の温度をを
高く保つことができ、採熱面25での採熱が向上し、輻
射体23より発生する輻射エネルギー量が増ようにな
る。
【0063】さらに、保護ガード28の外表面に耐熱植
毛加工28Aを施してあるので、使用者が高温となる輻
射体23の表面に触れないようなり、また、輻射体から
距離を持って位置させてあるので輻射体23より大幅に
温度低減されるが、まだやけどの恐れのある温度域にあ
る保護ガード28の外表面に使用者が触れたとしても、
耐熱植毛加工された表面28Aに接触するので、使用者
の触った面は熱伝導が悪いので即座にやけどを被る心配
もなくなる。
【0064】同様に高温となる保護ガード28の外表面
に使用者が触れたとしても耐熱植毛加工された表面に接
触するので、使用者の触った面は熱伝導が悪いので即座
に火傷を被る心配もなくなる。
【0065】またさらに、輻射体23より放射される輻
射エネルギーが保護ガード28で遮られるが、その遮ら
れた輻射エネルギーが保護ガード28の内表面の反射面
28Bで反射され、再び輻射体23へ戻されるようにな
り、該機器より輻射エネルギーとして発生する量が保護
ガード28で遮られて減少するのを低減することができ
る。
【0066】(実施例2)図4は本発明の実施例2の暖
房装置の正面図である。実施例1と同一部品は同一番号
を付与して説明を省略する。
【0067】図4において、上記輻射体41は凸形状と
するとともに、輻射体加熱風路42の中央部L2は広
く、両端部L1を狭くなるように構成してある。
【0068】そして、上記輻射体41は凸形状とすると
ともに、輻射体加熱風路42の中央部L2は広く、両端
部L1を狭くなるようにしてあるので、上述の輻射暖房
運転時において、輻射体加熱風路42の中央部に高温の
燃焼部21からの高温の燃焼排ガスが多く流れて、輻射
体23の中央部の温度が高くなり、またその両端部が温
度が低くなりやすくなる。そのため、輻射体23の両側
部の温度が低くでき、つまり、該機器の両側部の温度を
低く保つことができるようになり、たとえば、操作部な
どを配置することができるようになる。
【0069】また、輻射体23を凸形状としてあるの
で、輻射体23より発生する輻射エネルギーは凸形状の
中心から凸形状の表面の点を結ぶ角度で外方向へ放射さ
れるようになり、幅広い面に輻射エネルギーが到達する
ので暖房感が向上する。
【0070】(実施例3)図5は本発明の実施例3の暖
房装置の正面図である。実施例1と同一部品は同一番号
を付与して説明を省略する。
【0071】図5において、上記輻射体43は凹形状と
するとともに、輻射体加熱風路44の両端部L3は広
く、中央部L4を狭くなるように構成としてある。
【0072】そして、上記輻射体43は凹形状とすると
ともに、輻射体加熱風路44の両端部L3は広く、中央
部L4を狭くなるようにしてあるので、上述の輻射暖房
運転時において、輻射体加熱風路44の両端部に燃焼部
21からの高温の燃焼排ガスが多く流れて、温度が低く
なりやすい輻射体43の両端部まで温度を高く保つこと
ができるようになり、輻射体43の温度を均一にして輻
射体43の採熱効率を高めることができ輻射体43より
輻射エネルギーとして発生する量が大幅に向上する。
【0073】また、輻射体43を凹形状としてあるの
で、輻射体43より発生する輻射エネルギーは凸形状の
中心へ放射されるようになり、輻射暖房運転時に低くな
りやすい該機器の前方に輻射エネルギーが集中するよう
になる。
【0074】なお上記実施例では、輻射体23を斜めに
傾斜させた構成と、触媒機能を担持した構成と、採熱促
進体27を配設した構成と、耐熱植毛加工28Aを施し
た保護ガード28を設けた構成と、その保護ガード内表
面を反射面28Bとした構成を同時に説明したが、これ
は個別にしてもよく、その他各部の構成も本発明の目的
を達成する範囲であればその構成はどのようなものであ
ってもよい。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、高温ガス発生手段からの高温ガスを輻射体
側かあるいは温風吹出口側へ切り替える高温ガス切り替
え手段を配設してあるので、高温ガス切り替え手段が高
温ガス発生手段からの高温ガスを輻射体側へ切り替えた
ときには輻射暖房運転となり、高温ガス発生手段からの
高温ガスが輻射体へ導かれるようになる。そして、高温
ガスで輻射体の採熱面を高温とし、高温となった輻射体
よりその採熱した熱を輻射エネルギーとして発生し、輻
射暖房をすることができるようになる。
【0076】また、高温ガス切り替え手段が高温ガス発
生手段からの高温ガスを温風吹出口側へ切り替えたとき
には温風暖房運転となり、高温ガス発生手段からの高温
ガスが温風吹出口側へ導かれるようになる。そして、送
風手段からの空気流と高温ガス発生手段からの高温ガス
を混合して、温風として温風吹出口からを排出する温風
暖房運転をすることができるようになる。
【0077】さらに、上述の輻射暖房運転時に、上記循
環送風手段からの空気流を排出口から該機器の上方に排
出し、部屋の空気の循環流を形成するようにしてあるの
で、室内の空気が循環して部屋全体の空気が混ざり合
い、輻射のみの暖房に比べ、部屋全体温度がほぼ均一と
なり暖房感が向上する。
【0078】また、循環流も機器の上方に排出するよう
にしてあるので、該機器の上方に気流感があるだけで、
該機器の前方つまり使用者の居住空間には気流感がな
く、気流による不快感を使用者が感じることがなくなり
暖房感が向上する。
【0079】そしてさらに、上記輻射体に多数の貫通孔
を設け、高温ガス発生手段からの高温ガスが輻射体の両
面を流れるようにして、その輻射体の採熱面を両面にな
るようにしてあるので、輻射体の採熱面積が倍となりそ
の効率がほぼ倍となり、輻射体の温度を高温とすること
ができるようになり、上述の輻射暖房運転時において、
輻射体より輻射エネルギーとして発生する量が大幅に向
上する。
【0080】また、請求項2記載の発明によれば、輻射
体は凸形状とするとともに、輻射体加熱風路の中央部は
広く、両端部を狭くなるようにしてあるので、上述の輻
射暖房運転時において、輻射体加熱風路の中央部に高温
ガス発生手段からの高温ガスが多く流れて、輻射体の中
央部の温度が高くなり、またその両端部が温度が低くな
りやすくなる。そのため、輻射体の両側部の温度が低く
でき、該機器の両側部の温度を低く保つことができるよ
うになり、たとえば、操作部などを配置することができ
るようになる。
【0081】また、輻射体を凸形状としてあるので、輻
射体より発生する輻射エネルギーは凸形状の中心から凸
形状の表面の点を結ぶ角度で外方向へ放射されるように
なり、幅広い面に輻射エネルギーが到達するので暖房感
が向上する。
【0082】また、請求項3記載の発明によれば、輻射
体は凹形状とするとともに、輻射体加熱風路の両端部は
広く、中央部を狭くなるようにしてあるので、上述の輻
射暖房運転時において、輻射体加熱風路の両端部に高温
ガス発生手段からの高温ガスが多く流れて、温度が低く
高くなりなりやすい輻射体の両端部まで温度を高く保つ
ことができるようになり、輻射体温度を均一にして輻射
体の採熱効率を高めることができ輻射体より輻射エネル
ギーとして発生する量が大幅に向上する。
【0083】また、輻射体を凹形状としてあるので、輻
射体より発生する輻射エネルギーは凸形状の中心へ放射
されるようになり、輻射暖房運転時に低くなりやすい該
機器の前方に輻射エネルギーが集中するようになる。
【0084】また、請求項4記載の発明によれば、輻射
体は、その発生する輻射エネルギーが前方床面を暖めや
すいように斜めに傾斜させてあるので、上述の輻射暖房
運転時において、輻射暖房運転時に低くなりやすい該機
器の前方床面を、輻射体より放射される輻射エネルギー
が前方床面を暖めるようになり、暖房感が向上するとと
もに、輻射体に沿って上方へ流れる高温ガスが採熱面に
沿いやすくなり、採熱面での採熱が向上し、輻射体より
発生する輻射エネルギー量が増すようになる。
【0085】また、請求項5記載の発明によれば、輻射
体は、その採熱面の全体あるいは一部に空気浄化させる
触媒機能を担持してあるので、高温となる広い面を有す
る輻射体に触媒の担持された採熱面に沿って燃焼排ガス
が上昇していき、その間燃焼排ガスは触媒の作用で浄化
されるようになり、つまり、高温の広い面で長い時間燃
焼排ガスが触媒面に接するようになり、触媒の効果を最
も効果的に引き出すことができるようになり、空気浄化
が促進される。
【0086】また、請求項6記載の発明によれば、輻射
体の表面近傍に位置し貫通孔より排出される高温ガスの
拡散を防止し、その高温ガスが採熱面に沿うように網等
の採熱促進体を配設してあるので、上述の輻射暖房運転
時において、輻射体の貫通孔より通過した高温ガスが輻
射体より離れていこうとするが採熱促進体でカバーされ
拡散を防止し、その高温ガスが採熱面に沿うようなる。
またそれとともに、輻射体の貫通孔より通過した高温ガ
スが層状に流れようとするが採熱促進体でその境界層剥
離を生じさせ、よりいっそう輻射体に沿って高温ガスが
流れ、輻射体の温度を高く保つことができ、採熱面での
採熱が向上し、輻射体より発生する輻射エネルギー量が
増すようになり、またそれに加えて、採熱促進体も高温
となり、採熱促進体自身からも輻射エネルギーを発生す
るようになり、該機器より輻射エネルギーとして発生す
る量が大幅に向上する。
【0087】また、請求項7記載の発明によれば、輻射
体から距離を持って位置し、高温となるの表面を使用者
が触れないように保護ガードを設けるとともに、すくな
くとも外表面に耐熱植毛加工を施してあるので、上述の
輻射暖房運転時において、請求項6の拡散防止の効果が
同様に得られ、輻射体の貫通孔より通過した高温ガスが
輻射体より離れていこうとするが保護ガードでカバーさ
れ拡散を防止し、その高温ガスが採熱面に沿うような
り、輻射体の温度をを高く保つことができ、採熱面での
採熱が向上し、輻射体より発生する輻射エネルギー量が
増ようになる。
【0088】また、保護ガードの外表面に耐熱植毛加工
を施してあるので、使用者が高温となる輻射体の表面に
触れないようなり、また、輻射体から距離を持って位置
させてあるので輻射体より大幅に温度低減されるが、ま
だやけどの恐れのある温度域にある保護ガードの外表面
に使用者が触れたとしても、耐熱植毛加工された表面に
接触するので、使用者の触った面は熱伝導が悪いので即
座に火傷を被る心配もなくなる。
【0089】また、請求項8記載の発明によれば、輻射
体から距離を持って位置し、高温となるの表面を使用者
が触れないように保護ガードを設けるとともに、すくな
くとも外表面に耐熱植毛加工を施すとともに、内表面は
輻射エネルギーを反射する反射面としてあるので、上述
の輻射暖房運転時において、請求項7の保護ガード効果
が得られるとともに、輻射体より放射される輻射エネル
ギーが保護ガードで遮られるが、その遮られた輻射エネ
ルギーが保護ガードの内表面の反射面で反射され、再び
輻射体へ戻されるようになり、該機器より輻射エネルギ
ーとして発生する量が保護ガードで減少するのを低減す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の暖房装置の輻射暖房運転時
の断面図
【図2】同温風暖房運転時の暖房装置の温風暖房運転時
の断面図
【図3】同輻射暖房運転時の暖房装置の要部切欠斜視図
【図4】本発明の実施例2における暖房装置の要部切欠
斜視図
【図5】本発明の実施例3における暖房装置の要部切欠
斜視図
【図6】従来の暖房装置の断面図
【図7】他の従来の暖房装置の断面図
【図8】他の従来の暖房装置の断面図
【符号の説明】
21 燃焼部(高温ガス発生手段) 23 輻射体 24 輻射体加熱風路 25 採熱面 26 貫通孔 29 輻射体冷却風路 29A 排出口 31 温風吹出口 32 送風手段(循環送風手段) 34 高温ガス切り替え手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 米野 範幸 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 安木 誠一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 北村 基彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3L028 AA01 AA02 AB04 AC04 AC05

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃料を燃焼させる燃焼部を有しその燃焼ガ
    スを用いて高温ガスを発生させる高温ガス発生手段と、
    上記高温ガス発生手段からの高温ガスを下方から取り入
    れ上方へ流す輻射体加熱風路と、上記輻射体加熱風路を
    流れる高温ガスで加熱される採熱面を有しその採熱した
    熱を輻射エネルギーとして発生する輻射体と、空気流を
    供給する送風手段と、上記送風手段からの空気流を高温
    ガス発生手段からの高温ガスと混合して温風として排出
    する温風吹出口と、上記高温ガス発生手段からの高温ガ
    スを輻射体側かあるいは温風吹出口側へ切り替える高温
    ガス切り替え手段と、上記高温ガス発生手段からの高温
    ガスを輻射体側へ切り替えたときに、室内の空気を吸引
    し排出して空気流を生じさせる循環送風手段と、該機器
    の上部に位置させ上記循環送風手段からの空気流を該機
    器の前方上方に排出する排出口とを備え、上記輻射体に
    多数の貫通孔を設け、高温ガス発生手段からの高温ガス
    が輻射体の両面を流れるようにして、その輻射体の採熱
    面を両面になるように構成した暖房装置。
  2. 【請求項2】輻射体は凸形状とするとともに、輻射体加
    熱風路の中央部は広く、両端部を狭くなるように構成し
    た請求項1記載の暖房装置。
  3. 【請求項3】輻射体は凹形状とするとともに、輻射体加
    熱風路の両端部は広く、中央部を狭くなるように構成し
    た請求項1記載の暖房装置。
  4. 【請求項4】輻射体は、その発生する輻射エネルギーが
    前方床面を暖めやすいように斜めに傾斜させた請求項1
    記載の暖房装置。
  5. 【請求項5】輻射体は、その採熱面の全体あるいは一部
    に空気浄化させる触媒機能を担持してなる請求項1記載
    の暖房装置。
  6. 【請求項6】輻射体の表面近傍に位置し貫通孔より排出
    される高温ガスの拡散を防止し、その高温ガスが採熱面
    に沿うように網等の採熱促進体を配設してなる請求項1
    記載の暖房装置。
  7. 【請求項7】輻射体から距離を持って位置し、高温とな
    る輻射体の表面を使用者が触れないように保護ガードを
    設けるとともに、すくなくとも外表面に耐熱植毛加工を
    施してなる請求項1記載の暖房装置。
  8. 【請求項8】輻射体から距離を持って位置し、高温とな
    る輻射体の表面を使用者が触れないように保護ガードを
    設けるとともに、すくなくとも外表面に耐熱植毛加工を
    施すとともに、内表面は輻射エネルギーを反射する反射
    面とした請求項1または7記載の暖房装置。
JP2000025023A 2000-02-02 2000-02-02 暖房装置 Withdrawn JP2001215058A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105546814A (zh) * 2015-08-19 2016-05-04 扬州岱发环保科技有限公司 一种新型热风炉炉芯

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105546814A (zh) * 2015-08-19 2016-05-04 扬州岱发环保科技有限公司 一种新型热风炉炉芯
CN105546814B (zh) * 2015-08-19 2019-02-26 扬州岱发环保科技有限公司 一种新型热风炉炉芯

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