JP2001336763A - 暖房装置 - Google Patents

暖房装置

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JP2001336763A
JP2001336763A JP2000156317A JP2000156317A JP2001336763A JP 2001336763 A JP2001336763 A JP 2001336763A JP 2000156317 A JP2000156317 A JP 2000156317A JP 2000156317 A JP2000156317 A JP 2000156317A JP 2001336763 A JP2001336763 A JP 2001336763A
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JP
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temperature gas
blower
air
radiator
generating means
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Application number
JP2000156317A
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English (en)
Inventor
Takehiko Shigeoka
武彦 重岡
Toshiro Ogino
俊郎 荻野
Noriyuki Komeno
範幸 米野
Seiichi Yasuki
誠一 安木
Motohiko Kitamura
基彦 北村
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
    • Y02B30/12Hot water central heating systems using heat pumps

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  • Central Heating Systems (AREA)
  • Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 輻射暖房運転時に循環流を形成し、使用者が
気流感を感じないで室内全体も暖房することのできる快
適性の高い暖房機の実現を目的としたものである。 【解決手段】 高温ガス発生手段(燃焼部21)と、前
記高温ガス発生手段に空気を供給する高温ガス発生用送
風機(送風機29)と、前記高温ガス発生手段21から
の高温ガスにより加熱される採熱面25を有しその採熱
した熱を輻射エネルギーとして発生する輻射体23と、
前記輻射体23に高温ガスを導く輻射体加熱風路24
と、空気流を供給する送風機29と、前記送風機29か
らの空気流を本体冷却風路30を介して輻射体加熱風路
24と機器筐体28の間に流す輻射体冷却風路27とを
備え、前記送風機29からの空気を機器本体の上方に排
出し部屋の空気の循環流を形成し、暖房感の向上を図
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、輻射熱と温風を用
いた暖房装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の暖房装置は熱で温風を実
開昭61−74718号公報に記載されているようなも
のが一般的であった。
【0003】この暖房装置は図4に示すように送風機1
にて室内空気が循環される加熱室2内にバーナーを含む
燃焼筒3を設けた石油燃焼暖房機において、燃焼筒3に
連通して燃焼ガス通路を有するパネル部材4と、温風を
吹き出す温風吹出口5を設けた構成としてある。
【0004】そして、燃焼筒3からの燃焼ガスは、パネ
ル部材4を加熱し赤外線を室内に発生し輻射暖房を行う
とともに、加熱室2内に入り、送風機1によって温風と
して温風吹出口5から室内に循環され、常に温風と輻射
併用による暖房を行うようになる。
【0005】また、図5に示す特公平6−21689号
公報のでは吸込口からの空気を温風吹出口6から排出す
るファンおよび熱線を輻射する輻射体8を設けた燃焼式
暖房機において温風吹出口6から排出する空気を加熱す
る第1バーナー7と輻射体8を加熱する第2バーナー9
を設け加熱能力を個別に変更する能力調整部10を設
け、輻射暖房状態を適切に調整することができる構成が
開示されている。
【0006】また図6に示す特公平3−267621号
公報では、バーナー11から発生する燃焼ガスを温風用
燃焼ガス通路12と輻射用燃焼ガス通路13に分ける燃
焼ガス分配手段14と、輻射用燃焼ガス通路13の一部
を構成し輻射熱を発生する輻射熱発生手段15と、輻射
用燃焼ガス通路13と温風用燃焼ガス通路12を通過し
た燃焼ガスを吹出すファン16からなる構成にしてい
た。
【0007】そして、前記構成により燃焼ガス分配手段
14を調整することにより輻射熱発生手段15で発生す
る輻射熱を調整することが可能となっていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら実開昭6
1−74718号公報の暖房装置では、パネル部材4の
終端は加熱室2内に向けて開放され燃焼筒3から流出し
た燃焼ガスとともに温風吹出口5から室内に向けて送り
出される構成であり、輻射と温風の暖房能力の比率が変
更できない構成であった。
【0009】また、特公平6−21689号公報の暖房
装置ではバーナー7、8や能力調整部が2台必要など構
造が複雑になる課題があった。
【0010】さらに特公平3−267621号公報の暖
房装置では輻射用燃焼ガス通路13と温風用燃焼ガス通
路12を通過した燃焼ガスを吹出すファン16を設けた
構成なので輻射暖房を行っている場合においても常に温
風を下方に吹き出す構成であった。
【0011】温風による暖房は、部屋が寒いときなどに
一気に室温を立ち上げるときは有効であり、また、輻射
による暖房は室内全体は暖まるのに時間がかかるが、気
流感を感じない暖房として根強い人気がある。
【0012】しかし近年、暖房使用者の要求は、温風が
巻き上げるダニの糞等のアレルゲン物質の問題もあり、
温風を使った暖房では気流感が嫌われる傾向が生じてき
た。
【0013】そこで本発明は輻射暖房運転時に室内の空
気の循環流を形成し、使用者が気流感を感じないで室内
全体も暖房することのできる快適性の高い暖房機の実現
を目的としたものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、高温ガス発生手段と、前記高温ガス発生手
段に空気を供給する高温ガス発生用送風機と、前記高温
ガス発生手段からの高温ガスにより加熱される採熱面を
有しその採熱した熱を輻射エネルギーとして発生する輻
射体と、前記輻射体に高温ガスを導く輻射体加熱風路
と、空気流を供給する送風機と、前記送風機からの空気
流を本体冷却風路を介して輻射体加熱風路と機器筐体の
間に流す輻射体冷却風路とを備え、前記輻射体冷却風路
の排出口を機器本体の上部に配設し、前記送風機からの
空気流を機器本体の上方に排出し部屋の空気の循環流を
形成した構成としてある。
【0015】前記発明によれば、高温ガス発生手段から
の高温ガスが輻射体へ導かれ、高温ガスで輻射体の採熱
面を高温とし、高温となった輻射体よりその採熱した熱
を輻射エネルギーとして発生し、輻射暖房をすることが
できるようになる。
【0016】そしてまた、輻射体冷却風路の排出口を機
器本体の上部に配設し、前記送風機からの空気を機器本
体の上方に排出し、部屋の空気の循環流を形成するよう
にしてあるので、室内の空気が循環して部屋全体の空気
が混ざり合い、輻射のみの暖房に比べ、部屋全体温度が
ほぼ均一となり暖房感が大幅に向上する。
【0017】また、循環流も機器の上方に排出するよう
にしてあるので、該機器の上方に気流感があるだけで、
該機器の前方つまり使用者の居住空間には気流感がな
く、気流による不快感を使用者が感じることがなくなり
暖房感が向上する。
【0018】さらに、輻射体と輻射体の取り付けられた
機器筐体の間に送風機からの空気流を本体冷却風路を介
して流す輻射体冷却風路を配設してあるので、高温とな
った輻射体からの熱からの機器筐体への熱伝導を低減す
ることができ、安全性の高い、使い勝手に応じて暖房形
態を自由に選択できる快適な暖房装置を提供することが
できる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の暖房装置
は、高温ガス発生手段と、前記高温ガス発生手段に空気
を供給する高温ガス発生用送風機と、前記高温ガス発生
手段からの高温ガスにより加熱される採熱面を有しその
採熱した熱を輻射エネルギーとして発生する輻射体と、
前記輻射体に高温ガスを導く輻射体加熱風路と、空気流
を供給する送風機と、前記送風機からの空気流を本体冷
却風路を介して輻射体加熱風路と機器筐体の間に流す輻
射体冷却風路とを備え、前記輻射体冷却風路の排出口を
機器本体の上部に配設し、前記送風機からの空気流を機
器本体の上方に排出し部屋の空気の循環流を形成した構
成としてある。
【0020】そして、高温ガス発生手段からの高温ガス
が輻射体へ導かれ、高温ガスで輻射体の採熱面を高温と
し、高温となった輻射体よりその採熱した熱を輻射エネ
ルギーとして発生し、輻射暖房をすることができるよう
になる。
【0021】そしてまた、輻射体冷却風路の排出口を機
器本体の上部に配設し、前記送風機からの空気を機器本
体の上方に排出し、部屋の空気の循環流を形成するよう
にしてあるので、室内の空気が循環して部屋全体の空気
が混ざり合い、輻射のみの暖房に比べ、部屋全体温度が
ほぼ均一となり暖房感が大幅に向上する。
【0022】また、循環流も機器の上方に排出するよう
にしてあるので、該機器の上方に気流感があるだけで、
該機器の前方つまり使用者の居住空間には気流感がな
く、気流による不快感を使用者が感じることがなくなり
暖房感が向上する。
【0023】さらに、輻射体と輻射体の取り付けられた
機器筐体の間に送風機からの空気流を本体冷却風路を介
して流す輻射体冷却風路を配設してあるので、高温とな
った輻射体からの熱からの機器筐体への熱伝導を低減す
ることができ、安全性の高い、使い勝手に応じて暖房形
態を自由に選択できる快適な暖房装置を提供することが
できる。
【0024】また、請求項2記載の暖房装置は、高温ガ
ス発生手段として、燃料を燃焼させる燃焼部を有し、そ
の燃焼ガスを用いて高温ガスを発生させる構成としてあ
る。
【0025】そして、高温ガス発生手段は燃料を燃焼さ
せる燃焼部を有し、その燃焼ガスを用いて高温ガスを発
生させるようにしてあるので、一般の家庭で使用できる
熱源で、電気ヒータや他の熱源を用いたものに比べ、得
られる熱量が多くまた、温度レベルの高い高温ガスを簡
単に得ることができるようになる。
【0026】つまり、温風暖房運転では、部屋全体を暖
める暖房能力を燃焼部での燃焼量で補えるようになり、
また、輻射暖房運転では、温度レベルの高い高温ガスを
得られるので、高温ガスにより加熱された採熱面で採熱
した熱を輻射体から大きい輻射エネルギーとして発生す
ることができるようになる。
【0027】また、請求項3記載の暖房装置は、輻射体
に多数の貫通孔を設け、高温ガス発生手段からの高温ガ
スが輻射体の両面を流れるようにして、その輻射体の採
熱面が両面になるように構成してある。
【0028】そして、輻射体に多数の貫通孔を設け、高
温ガス発生手段からの高温ガスが輻射体の両面を流れる
ようにして、その輻射体の採熱面を両面になるようにし
てあるので、輻射体の採熱面が倍となりその効率がほぼ
倍となり、輻射体の温度を高温とすることができるよう
になり、輻射体より輻射エネルギーとして発生する量が
大幅に向上する。
【0029】また、請求項4記載の暖房装置は、高温ガ
ス発生用送風機は、高温ガス発生手段と送風機の間に空
気取り入れ口を設け、送風機からの空気流の一部を取り
入れて、送風機からの空気流の一部を用いた構成として
ある。
【0030】そして、高温ガス発生送風機は、高温ガス
発生手段と送風機の間に空気取り入れ口を設け、送風機
からの空気流の一部を取り入れて、送風機からの空気流
の一部を用いるようにしてあるので、他の送風機等の高
温ガス発生手段用の空気流供給手段が不要となり、その
構成も簡単となり、コンパクトにすることができるとと
もに、他の送風機等を用い個別に制御した場合に比べ、
それぞれのバラツキの要素も減り高温ガス発生手段の性
能が安定するようになる。
【0031】また、燃焼部を有した高温ガス発生手段に
おいては、高温ガス発生手段内へ取り入れられた送風機
からの空気流の一部は、燃焼用の1次空気として燃焼に
用いられ、同様に他の送風機等の高温ガス発生手段用の
空気流供給手段が不要となり、その構成も簡単となり、
他の送風機等を用い個別に制御した場合に比べ、それぞ
れのバラツキの要素も減り燃焼性能が安定するようにな
る。
【0032】また、請求項5記載の暖房装置は、高温ガ
ス発生手段外壁に空間を有する2重構造の連結冷却風路
を設け、その連結冷却風路に送風機からの空気流の一部
を取り入れる冷却開口を設けるとともに、その取り入れ
た空気流を高温ガス発生手段内へ排出する冷却排出口を
配設して、送風機からの空気流の一部で高温ガス発生手
段の外壁を冷却する構成としてある。
【0033】そして、送風機からの空気流の一部が連結
冷却風路内を流れるようにしてあるので、高温ガス発生
手段の外壁の内側に沿って冷却の空気流が流れて、その
空気流で高温ガス発生手段の外壁は冷却されるとともに
高温ガス発生手段からの熱を遮断されるようになり、そ
の温度は低く保たれるようになり、他の送風機等の冷却
手段が不要となり、その構成も簡単となりコンパクトに
することができる。
【0034】また、燃焼部を有した高温ガス発生手段に
おいては、高温ガス発生手段内へ冷却排出口より排出さ
れた送風機からの空気流の一部は、燃焼用の2次空気と
して燃焼に用いられ、燃焼を完結させるようになり、燃
焼排ガスの特性が良化されるようになる。
【0035】また、請求項6記載の暖房装置は、輻射体
をその発生する輻射エネルギーが前方床面を暖めやすい
ように斜めに傾斜させた構成としてある。
【0036】そして、前記輻射体は、その発生する輻射
エネルギーが前方床面を暖めやすいように斜めに傾斜さ
せてあるので、輻射暖房運転時に低くなりやすい該機器
の前方床面を、輻射体より放射される輻射エネルギーが
前方床面を暖めるようになり、暖房感が向上するととも
に、輻射体に沿って上方へ流れる高温ガスが採熱面に沿
いやすくなり、採熱面での採熱が向上し、輻射体より発
生する輻射エネルギー量が増ようになる。
【0037】また、請求項7記載の暖房装置は、輻射体
は、取り付けられている機器筐体よりも上方へあるいは
左右あるいは両方向に張り出して形成した構成としてあ
る。
【0038】そして、輻射体は、取り付けられている機
器筐体よりも上方へあるいは左右あるいは両方向に張り
出して形成してあるので、輻射体に沿って上方へ流れる
高温ガスが、該機器の送風機に吸い込まれる空気流に吸
引されてショートサーキットすることを防止できるよう
になる。
【0039】また、該機器の大きさより輻射体が大きく
なるので、該機器をコンパクトにして、輻射体の輻射量
を多くすることができるようになる。
【0040】また、請求項8記載の暖房装置は、送風機
からの空気流と高温ガス発生手段からの高温ガスを混合
して温風として排出する温風吹出口とを備え、送風機か
らの空気の一部を高温ガス発生手段の下部側壁を介して
温風吹出口から排出する連通口を配設した構成としてあ
る。
【0041】そして、送風機からの空気の一部を高温ガ
ス発生手段の下部側壁を介して温風吹出口から排出する
連通口を配設してあるので、輻射暖房運転時に低くなり
やすい該機器の前方床面を、送風機からの空気の一部が
高温ガス発生手段の下部側壁を介して流れる過程で熱交
換されて温風となり温風吹出口から排出されるようにな
り、前方床面を暖め暖房感が向上する。
【0042】また、高温ガスのみが温風吹出口に漏れた
としても、送風機からの空気の一部が温風吹出口へ流れ
ていくので、熱のこもりを防止でき、温風吹出口および
その近傍の温度上昇も防げ、やけどやその近傍に配置し
てある部品の耐熱性の心配もなくなる。
【0043】さらに、高温ガス発生手段と送風機の間に
空気取り入れ口を設けたものにあっては、何らかの理由
で温風吹出口を閉塞された異常時に、送風機の空気流が
高温ガス発生手段の下流側から逆流しようとするが、そ
の空気流の1部が前記連通口を介し空気取り入れ口から
つまり高温ガス発生手段の上流側から流入しようとして
上述の逆流とバランスするようになり、上述の逆流によ
る高温ガス発生手段の熱のこもりなどを低減できるよう
になる。
【0044】さらにまた、燃焼部を有した高温ガス発生
手段にあっては、何らかの理由で温風吹出口を閉塞され
た異常時に、送風機の空気流が高温ガス発生手段の下流
側から逆流して燃焼部に燃焼用空気が供給されるのを減
少させようとするが、送風機の空気流の1部が前記連通
口を介し空気取り入れ口から、つまり高温ガス発生手段
の上流側から流入しようとして上述の逆流とバランスす
るようになり、上述の逆流による燃焼部に供給される燃
焼用空気の減少が低減され、燃焼部の異常燃焼を防止で
きるようになる。
【0045】また、請求項9記載の暖房装置は、送風機
からの空気流と高温ガス発生手段からの高温ガスを混合
して温風として排出する温風吹出口とを備え、送風機か
らの空気の一部を高温ガス発生手段の下部側壁を介して
温風吹出口から排出する連通口を配設するとともに、前
記送風機からの温風吹出口から排出する空気流が高温ガ
ス発生手段の多量の高温ガスを吸引し、温風吹出口から
排出しないように連通口上部に制風板を配設した構成と
してある。
【0046】そして、送風機からの空気の一部を高温ガ
ス発生手段の下部側壁を介して温風吹出口から排出する
連通口を配設するとともに、前記送風機からの温風吹出
口から排出する空気流が高温ガス発生手段の多量の高温
ガスを吸引し、温風吹出口から排出しないように連通口
上部に制風板を配設してあるので、請求項8の効果に加
え、輻射暖房運転時に高温ガス発生手段からの高温ガス
が輻射体加熱風路にスムーズに流れていくようになり、
高温ガスによる輻射体の採熱面の採熱量が増え、輻射体
からの輻射エネルギー量が増すようになる。
【0047】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0048】(実施例1)図1は本発明の実施例1の暖
房装置の断面図、図2は要部切欠斜視図である。図1、
図2において、21は高温ガス発生手段で、本実施例で
は燃料を燃焼させる燃焼部で構成し、この燃焼部21で
生じた燃焼排ガスを上方へ導くように配設した燃焼筒2
2で覆われている。
【0049】23は、輻射体加熱風路24を介して流れ
る高温の燃焼排ガスをその採熱面25で採熱し、その採
熱した熱を輻射エネルギーとして発生する輻射体で、こ
の輻射体23には多数の貫通孔26が配設してあり、こ
の貫通孔26を介して輻射体加熱風路24からの高温の
燃焼排ガスを輻射体23の両面に流し、輻射体23の両
面が採熱面25となるようにしてある。また、輻射体2
3は、取り付けられている機器筐体28よりも上方へ張
り出して形成するとともに、その発生する輻射エネルギ
ーが前方床面を暖めやすいように斜めに傾斜させてあ
る。
【0050】27は、輻射体加熱風路24と機器筐体2
8の間に空気流を流し、輻射暖房運転時に機器筐体28
への熱伝導を低減する輻射体冷却風路で、その流した空
気流は機器本体の上部に配設した輻射体冷却風路27の
排出口27Aより、排出され、部屋の空気の循環流を形
成するようにしてある。
【0051】29は、室内空気を空気流として供給する
送風機で、この空気流は本体冷却風路30を介して、輻
射体冷却風路27側へ流れていくようになっている。
【0052】また、送風機29からの空気流の一部は、
燃焼部21と送風機29の間に配設した空気取り入れ口
31から燃焼用1次空気として燃焼部21へ取り入られ
るとともに、燃焼筒22の外壁に配設した空間を有する
2重構造の連結冷却風路32の冷却開口33から取り入
れ、燃焼筒22内へ連結冷却風路32の冷却排出口34
を介して排出され、燃焼用2次空気として燃焼筒22内
へ取り入られるようになっている。
【0053】前記した構成において、送風機29からの
空気流が輻射体冷却風路27へ流れ、燃焼部21で生じ
た燃焼排ガスは、下方へ流れる力が働かなり、燃焼筒2
2の上方へ流れていき、その熱によるドラフトでさらに
上方へ流れ、輻射体加熱風路24へ導かれるようにな
る。
【0054】そして、燃焼部21で生じた高温の燃焼排
ガスで輻射体の採熱面25を高温とし、その採熱面25
で採熱した熱を輻射体23より輻射エネルギーとして発
生し、輻射暖房をすることができるようになる。
【0055】ここで、輻射体冷却風路27の排出口27
Aを該機器の上部に配設し、送風機29からの空気流を
該機器の上方に排出し、部屋の空気の循環流を形成する
ようにしてあるので、室内の空気が循環して部屋全体の
空気が混ざり合い、輻射のみの暖房に比べ、部屋全体温
度がほぼ均一となり暖房感が向上する。
【0056】そして、循環流も機器の上方に排出するよ
うにしてあるので、該機器の上方に気流感があるだけ
で、該機器の前方つまり使用者の居住空間には気流感が
なく、気流による不快感を使用者が感じることがなくな
り暖房感が向上する。
【0057】また、輻射体23と輻射体23の取り付け
られた機器筐体28の間に送風機29からの空気流を本
体冷却風路30を介して流す輻射体冷却風路27を配設
してあるので、高温となった輻射体23からの熱からの
機器筐体28への熱伝導を低減することができるように
なる。
【0058】さらに、広い輻射体23が高温となりその
伝熱によって機器筐体28の温度が上がりやすい輻射暖
房運転時において、輻射体冷却風路27に送風機29か
らの空気流を流すので、機器筐体28の温度も低く保
て、やけどや輻射体23の近傍に配置してある部品の耐
熱性の心配もなくなる。
【0059】またさらに、高温ガス発生手段は燃料を燃
焼させる燃焼部21を有し、その燃焼ガスを用いて高温
ガスを発生させるようにしてあるので、一般の家庭で使
用できる熱源で、電気ヒータや他の熱源を用いたものに
比べ、得られる熱量が多くまた、温度レベルの高い高温
ガスを簡単に得ることができるようになり、つまり、燃
焼排ガスにより加熱された採熱面25で採熱した熱を輻
射体23から大きい輻射エネルギーとして発生すること
ができるようになる。
【0060】また、輻射体23に多数の貫通孔26を設
け、燃焼排ガスが輻射体23の両面を流れるようにし
て、その輻射体23の採熱面25を両面になるようにし
てあるので、輻射体23の採熱面積が倍となりその効率
がほぼ倍となり、輻射体23の温度を高温とすることが
できるようになり、輻射暖房運転時における輻射体23
より輻射エネルギーとして発生する量が大幅に向上す
る。
【0061】さらに、燃焼部21へ供給する燃焼用空気
は、燃焼部21と送風機29の間に空気取り入れ口31
を設け、送風機29からの空気流の一部を取り入れて、
送風機29からの空気流の一部を燃焼用の1次空気とし
て燃焼に用いるようにしてあるので、他の送風機等の燃
焼用の空気流供給手段が不要となり、その構成も簡単と
なりコンパクトにすることができるとともに、他の送風
機等を用い個別に制御した場合に比べ、それぞれのバラ
ツキの要素も減り高温ガス発生手段の性能が安定するよ
うになる。
【0062】またさらに、送風機29からの空気流の一
部が連結冷却風路32内を流れるようにしてあるので、
燃焼部21の外壁を形成する燃焼筒22の内側に沿って
冷却の空気流が流れて、その空気流で燃焼筒22の外壁
は冷却されるとともに燃焼部21からの燃焼熱を遮断さ
れるようになり、その温度は低く保たれるようになり、
他の送風機等の冷却手段が不要となり、その構成も簡単
となりコンパクトにすることができる。また、燃焼筒2
2内へ冷却排出口34より排出された送風機29からの
空気流の一部は、燃焼用の2次空気として燃焼に用いら
れ、燃焼を完結させるようになり、燃焼排ガスの特性が
良化されるようになる。
【0063】また、輻射体23は、その発生する輻射エ
ネルギーが前方床面を暖めやすいように斜めに傾斜させ
てあるので、輻射暖房運転時に低くなりやすい該機器の
前方床面を、輻射体23より放射される輻射エネルギー
が前方床面を暖めるようになり、暖房感が向上するとと
もに、輻射体23に沿って上方へ流れる高温ガスが採熱
面25に沿いやすくなり、採熱面25での採熱が向上
し、輻射体23より発生する輻射エネルギー量が増よう
になる。
【0064】さらに、輻射体23は、取り付けられてい
る機器筐体28よりも上方へ張り出して形成してあるの
で、輻射体23に沿って上方へ流れる高温の燃焼排ガス
が、該機器の送風機29に吸い込まれる空気流に吸引さ
れてショートサーキットすることを防止できるようにな
る。
【0065】そして、該機器の大きさより輻射体23が
大きくなるので、該機器をコンパクトにして、輻射体2
3の輻射量を多くすることができるようになる。
【0066】(実施例2)図3は本発明の実施例2の暖
房装置の断面図である。実施例1と同一部品は同一番号
を付与して説明を省略する。
【0067】図3において、34は、送風機29からの
空気流と燃焼部21からの燃焼排ガスを混合して温風と
して排出する温風吹出口で、送風機29からの空気の一
部を燃焼筒22の下部側壁を介して温風吹出口29から
排出する連通口36を配設するとともに、送風機29か
らの温風吹出口29から排出する空気流が燃焼筒22よ
り排出される燃焼排ガスを多量に吸引し、温風吹出口2
9から排出しないように連通口36上部に制風板37を
配設した構成としてある。
【0068】前記した構成において、送風機29からの
空気の一部を燃焼筒22の下部側壁を介して温風吹出口
29から排出する連通口36を配設してあるので、輻射
暖房運転時に低くなりやすい該機器の前方床面を、送風
機29からの空気の一部が燃焼筒22の下部側壁を介し
て流れる過程で熱交換されて温風となり温風吹出口29
から排出されるようになり、前方床面を暖め暖房感が向
上する。
【0069】また、燃焼筒22より排出する燃焼排ガス
のみが温風吹き出し29に漏れたとしても、送風機29
からの空気の一部が温風吹出口29へ流れていくので、
熱のこもりを防止でき、温風吹出口29およびその近傍
の温度上昇も防げ、やけどやその近傍に配置してある部
品の耐熱性の心配もなくなる。
【0070】さらに、燃焼部21と送風機29の間に空
気取り入れ口31を設けてあり、高温ガス発生手段を燃
焼部21としてあるので、風路切替手段32が送風機2
9からの空気流を温風吹出口29側へ切り替えられた温
風暖房運転時において、何らかの理由で温風吹出口29
を閉塞された異常時に、送風機29の空気流が燃焼筒2
2の排出口から逆流して燃焼部に燃焼用空気が供給され
るのを減少させようとするが、送風機29の空気流の1
部が前記連通口36を介し燃焼用空気取り入れ口31か
らつまり燃焼部21の空気系上流側から流入しようとし
て上述の逆流とバランスするようになり、前述の逆流に
よる燃焼部21に供給される燃焼用空気の減少が低減さ
れ、燃焼部21の異常燃焼を防止できるようになる。
【0071】また、送風機29からの空気流が温風吹出
口29から排出する際に、燃焼筒22から排出される燃
焼排ガスを多量に吸引し、温風吹出口29から排出しな
いように連通口36上部に制風板37を配設してあるの
で、輻射暖房運転時に燃焼筒22からの燃焼排ガスが輻
射体加熱風路24にスムーズに流れていくようになり、
燃焼排ガスによる輻射体23の採熱面25の採熱量が安
定し、輻射体23からの輻射エネルギー量が安定して発
生できるようになる。
【0072】なお前記実施例では、高温ガス発生手段を
燃料を燃焼させる燃焼部21を有し、その燃焼ガスを用
いたもので説明したが、これは燃料を燃焼させないもの
でもとく、その他各部の構成も本発明の目的を達成する
範囲であればその構成はどのようなものであってもよ
い。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の暖房
装置によれば、高温ガス発生手段からの高温ガスが輻射
体へ導かれ、高温ガスで輻射体の採熱面を高温とし、高
温となった輻射体よりその採熱した熱を輻射エネルギー
として発生し、輻射暖房をすることができるようにな
る。
【0074】そしてまた、輻射体冷却風路の排出口を機
器本体の上部に配設し、送風機からの空気を機器本体の
上方に排出し、部屋の空気の循環流を形成するようにし
てあるので、室内の空気が循環して部屋全体の空気が混
ざり合い、輻射のみの暖房に比べ、部屋全体温度がほぼ
均一となり暖房感が大幅に向上する。
【0075】また、循環流も機器の上方に排出するよう
にしてあるので、該機器の上方に気流感があるだけで、
該機器の前方つまり使用者の居住空間には気流感がな
く、気流による不快感を使用者が感じることがなくなり
暖房感が向上する。
【0076】さらに、輻射体と輻射体の取り付けられた
機器筐体の間に送風機からの空気流を本体冷却風路を介
して流す輻射体冷却風路を配設してあるので、高温とな
った輻射体からの熱からの機器筐体への熱伝導を低減す
ることができ、安全性の高い、使い勝手に応じて暖房形
態を自由に選択できる快適な暖房装置を提供することが
できる。
【0077】また、請求項2記載の暖房装置によれば、
高温ガス発生手段は燃料を燃焼させる燃焼部を有し、そ
の燃焼ガスを用いて高温ガスを発生させるようにしてあ
るので、一般の家庭で使用できる熱源で、電気ヒータや
他の熱源を用いたものに比べ、得られる熱量が多くま
た、温度レベルの高い高温ガスを簡単に得ることができ
るようになる。
【0078】つまり、温風暖房運転では、部屋全体を暖
める暖房能力を燃焼部での燃焼量で補えるようになり、
また、輻射暖房運転では、温度レベルの高い高温ガスを
得られるので、高温ガスにより加熱された採熱面で採熱
した熱を輻射体から大きい輻射エネルギーとして発生す
ることができるようになる。
【0079】また、請求項3記載の暖房装置によれば、
輻射体に多数の貫通孔を設け、高温ガス発生手段からの
高温ガスが輻射体の両面を流れるようにして、その輻射
体の採熱面を両面になるようにしてあるので、輻射体の
採熱面が倍となりその効率がほぼ倍となり、輻射体の温
度を高温とすることができるようになり、輻射体より輻
射エネルギーとして発生する量が大幅に向上する。
【0080】また、請求項4記載の暖房装置によれば、
高温ガス発生送風機は、高温ガス発生手段と送風機の間
に空気取り入れ口を設け、送風機からの空気流の一部を
取り入れて、送風機からの空気流の一部を用いるように
してあるので、他の送風機等の高温ガス発生手段用の空
気流供給手段が不要となり、その構成も簡単となり、コ
ンパクトにすることができるとともに、他の送風機等を
用い個別に制御した場合に比べ、それぞれのバラツキの
要素も減り高温ガス発生手段の性能が安定するようにな
る。
【0081】また、燃焼部を有した高温ガス発生手段に
おいては、高温ガス発生手段内へ取り入れられた送風機
からの空気流の一部は、燃焼用の1次空気として燃焼に
用いられ、同様に他の送風機等の高温ガス発生手段用の
空気流供給手段が不要となり、その構成も簡単となり、
他の送風機等を用い個別に制御した場合に比べ、それぞ
れのバラツキの要素も減り燃焼性能が安定するようにな
る。
【0082】また、請求項5記載の暖房装置によれば、
送風機からの空気流の一部が連結冷却風路内を流れるよ
うにしてあるので、高温ガス発生手段の外壁の内側に沿
って冷却の空気流が流れて、その空気流で高温ガス発生
手段の外壁は冷却されるとともに高温ガス発生手段から
の熱を遮断されるようになり、その温度は低く保たれる
ようになり、他の送風機等の冷却手段が不要となり、そ
の構成も簡単となりコンパクトにすることができる。
【0083】また、燃焼部を有した高温ガス発生手段に
おいては、高温ガス発生手段内へ冷却排出口より排出さ
れた送風機からの空気流の一部は、燃焼用の2次空気と
して燃焼に用いられ、燃焼を完結させるようになり、燃
焼排ガスの特性が良化されるようになる。
【0084】また、請求項6記載の暖房装置によれば、
前記輻射体は、その発生する輻射エネルギーが前方床面
を暖めやすいように斜めに傾斜させてあるので、輻射暖
房運転時に低くなりやすい該機器の前方床面を、輻射体
より放射される輻射エネルギーが前方床面を暖めるよう
になり、暖房感が向上するとともに、輻射体に沿って上
方へ流れる高温ガスが採熱面に沿いやすくなり、採熱面
での採熱が向上し、輻射体より発生する輻射エネルギー
量が増ようになる。
【0085】また、請求項7記載の暖房装置によれば、
輻射体は、取り付けられている機器筐体よりも上方へあ
るいは左右あるいは両方向に張り出して形成してあるの
で、輻射体に沿って上方へ流れる高温ガスが、該機器の
送風機に吸い込まれる空気流に吸引されてショートサー
キットすることを防止できるようになる。
【0086】また、該機器の大きさより輻射体が大きく
なるので、該機器をコンパクトにして、輻射体の輻射量
を多くすることができるようになる。
【0087】また、請求項8記載の暖房装置によれば、
送風機からの空気の一部を高温ガス発生手段の下部側壁
を介して温風吹出口から排出する連通口を配設してある
ので、輻射暖房運転時に低くなりやすい該機器の前方床
面を、送風機からの空気の一部が高温ガス発生手段の下
部側壁を介して流れる過程で熱交換されて温風となり温
風吹出口から排出されるようになり、前方床面を暖め暖
房感が向上する。
【0088】また、高温ガスのみが温風吹出口に漏れた
としても、送風機からの空気の一部が温風吹出口へ流れ
ていくので、熱のこもりを防止でき、温風吹出口および
その近傍の温度上昇も防げ、やけどやその近傍に配置し
てある部品の耐熱性の心配もなくなる。
【0089】さらに、高温ガス発生手段と送風機の間に
空気取り入れ口を設けたものにあっては、何らかの理由
で温風吹出口を閉塞された異常時に、送風機の空気流が
高温ガス発生手段の下流側から逆流しようとするが、そ
の空気流の1部が前記連通口を介し空気取り入れ口から
つまり高温ガス発生手段の上流側から流入しようとして
上述の逆流とバランスするようになり、上述の逆流によ
る高温ガス発生手段の熱のこもりなどを低減できるよう
になる。
【0090】さらにまた、燃焼部を有した高温ガス発生
手段にあっては、何らかの理由で温風吹出口を閉塞され
た異常時に、送風機の空気流が高温ガス発生手段の下流
側から逆流して燃焼部に燃焼用空気が供給されるのを減
少させようとするが、送風機の空気流の1部が前記連通
口を介し空気取り入れ口から、つまり高温ガス発生手段
の上流側から流入しようとして上述の逆流とバランスす
るようになり、上述の逆流による燃焼部に供給される燃
焼用空気の減少が低減され、燃焼部の異常燃焼を防止で
きるようになる。
【0091】また、請求項9記載の暖房装置によれば、
送風機からの空気の一部を高温ガス発生手段の下部側壁
を介して温風吹出口から排出する連通口を配設するとと
もに、前記送風機からの温風吹出口から排出する空気流
が高温ガス発生手段の多量の高温ガスを吸引し、温風吹
出口から排出しないように連通口上部に制風板を配設し
てあるので、請求項8の効果に加え、輻射暖房運転時に
高温ガス発生手段からの高温ガスが輻射体加熱風路にス
ムーズに流れていくようになり、高温ガスによる輻射体
の採熱面の採熱量が増え、輻射体からの輻射エネルギー
量が増すようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の暖房装置の断面図
【図2】同暖房装置の要部切欠斜視図
【図3】本発明の実施例2における暖房装置の断面図
【図4】従来の暖房装置の断面図
【図5】他の従来の暖房装置の断面図
【図6】他の従来の暖房装置の断面図
【符号の説明】
21 燃焼部(高圧ガス発生手段) 23 輻射体 24 輻射体加熱風路 25 採熱面 27 輻射体冷却風路 28 機器筐体 29 送風機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 米野 範幸 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 安木 誠一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 北村 基彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3L028 AA01 AB01 3L072 AA08 AC01 AD01 AD19 AE01 AE10

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高温ガス発生手段と、前記高温ガス発生
    手段に空気を供給する高温ガス発生用送風機と、前記高
    温ガス発生手段からの高温ガスにより加熱される採熱面
    を有しその採熱した熱を輻射エネルギーとして発生する
    輻射体と、前記輻射体に高温ガスを導く輻射体加熱風路
    と、空気流を供給する送風機と、前記送風機からの空気
    流を本体冷却風路を介して輻射体加熱風路と機器筐体の
    間に流す輻射体冷却風路とを備え、前記輻射体冷却風路
    の排出口を機器本体の上部に配設し、前記送風機からの
    空気流を機器本体の上方に排出し部屋の空気の循環流を
    形成してなる暖房装置。
  2. 【請求項2】 高温ガス発生手段は、燃料を燃焼させる
    燃焼部を有し、その燃焼ガスを用いて高温ガスを発生さ
    せる請求項1記載の暖房装置。
  3. 【請求項3】 輻射体に多数の貫通孔を設け、高温ガス
    発生手段からの高温ガスが輻射体の両面を流れるように
    して、その輻射体の採熱面が両面になるように構成した
    請求項1または2記載の暖房装置。
  4. 【請求項4】 高温ガス発生用送風機は、高温ガス発生
    手段と送風機の間に空気取り入れ口を設け、送風機から
    の空気流の一部を取り入れて、送風機からの空気流の一
    部を用いてなる請求項1または2記載の暖房装置。
  5. 【請求項5】 高温ガス発生手段外壁に空間を有する2
    重構造の連結冷却風路を設け、その連結冷却風路に送風
    機からの空気流の一部を取り入れる冷却開口を設けると
    ともに、その取り入れた空気流を高温ガス発生手段内へ
    排出する冷却排出口を配設して、送風機からの空気流の
    一部で高温ガス発生手段の外壁を冷却するように構成し
    た請求項1または2記載の暖房装置。
  6. 【請求項6】 輻射体は、その発生する輻射エネルギー
    が前方床面を暖めやすいように斜めに傾斜させた請求項
    1または2記載の暖房装置。
  7. 【請求項7】 輻射体は、取り付けられている機器筐体
    よりも上方へあるいは左右あるいは両方向に張り出して
    形成した請求項1または2記載の暖房装置。
  8. 【請求項8】 送風機からの空気流と高温ガス発生手段
    からの高温ガスを混合して温風として排出する温風吹出
    口とを備え、送風機からの空気の一部を高温ガス発生手
    段の下部側壁を介して温風吹出口から排出する連通口を
    配設してなる請求項1または2記載の暖房装置。
  9. 【請求項9】 送風機からの空気流と高温ガス発生手段
    からの高温ガスを混合して温風として排出する温風吹出
    口とを備え、送風機からの空気の一部を高温ガス発生手
    段の下部側壁を介して温風吹出口から排出する連通口を
    配設するとともに、前記送風機からの温風吹出口から排
    出する空気流が高温ガス発生手段の多量の高温ガスを吸
    引し、温風吹出口から排出しないように連通口上部に制
    風板を配設してなる請求項1、2または8記載の暖房装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107975825A (zh) * 2017-11-21 2018-05-01 佛山汇众森泰科技有限公司 一种环保节能式炉灶设备

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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