JP2001336827A - 貯湯式給湯装置 - Google Patents

貯湯式給湯装置

Info

Publication number
JP2001336827A
JP2001336827A JP2000158290A JP2000158290A JP2001336827A JP 2001336827 A JP2001336827 A JP 2001336827A JP 2000158290 A JP2000158290 A JP 2000158290A JP 2000158290 A JP2000158290 A JP 2000158290A JP 2001336827 A JP2001336827 A JP 2001336827A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot water
frame
thermal insulating
water storage
tanks
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000158290A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitoshi Nagumo
佐敏 南雲
Kenichi Hasegawa
憲一 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Corona Corp
Original Assignee
Corona Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Corona Corp filed Critical Corona Corp
Priority to JP2000158290A priority Critical patent/JP2001336827A/ja
Publication of JP2001336827A publication Critical patent/JP2001336827A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】断熱効果を低下させることなく断熱材を支持す
ると共に、合わせて枠体の補強も行う貯湯式給湯装置を
提供する。 【解決手段】下部に給水管或いは連絡管が接続し上部に
は給湯管或いは連絡管が接続した貯湯槽2、3、4と、
該貯湯槽2、3、4を収納する枠体1とを備え、前記貯
湯槽2、3、4外周にはシート状の断熱材21が巻回さ
れ保温するようにし、前記枠体1内面には、断熱材21
を縦方向で外方から押さえる押さえ金具22を複数個備
えたので、断熱材21内の空気層を破壊することなく支
持され、断熱効果を低下させず良好な保温効果を長期に
渡って発揮させることが出来ると共に、枠体の補強も特
別な部品を付加することなく押さえ金具で強固となり、
破損の心配がないものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、内部に備えたヒ
ータの加熱や、外部の熱源機と熱交換して得られた高温
水を貯湯し、適宜給湯箇所に給湯可能とした貯湯式給湯
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種のものに於いては、例え
ば特許番号第2824954号公報に開示されている如
く、貯湯槽外周に巻回された断熱材を押さえ棒で押さえ
込み、貯湯槽に断熱材を密着させることで、保温効果を
向上させようとするものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの従来のも
のでは、貯湯槽側に押さえ込むことによって、該断熱材
内に存在する空気層がなくなり、保温効果が逆に低下し
てしまうと言う不具合を有するものであった。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明はこの点に着目
し上記欠点を解決する為、特にその構成を、下部に給水
管或いは連絡管が接続し上部には給湯管或いは連絡管が
接続した貯湯槽と、該貯湯槽を収納する枠体とを備え、
前記貯湯槽外周にはシート状の断熱材が巻回され保温す
るようにしたものに於いて、前記枠体内面には、断熱材
を縦方向で外方から押さえる押さえ金具を複数個備えた
ものである。
【0005】
【発明の実施の形態】1つの枠体1内に3個の貯湯槽
2、3、4を備え、各貯湯槽2、3、4外周には全高さ
に渡って断熱材21を巻回し、内方の温水の放熱を防止
して保温性を高めるものであり、又この断熱材21は枠
体1内面に固着された複数個の押さえ金具22によっ
て、それぞれ外方から縦方向に渡って押さえられてい
る。
【0006】従って、断熱材21はひもや、バンド等で
周方向に数ヶ所締め付けられて固定するものと違い、該
断熱材21内には空気層が存在し良好な断熱効果を発揮
するものであり、又枠体1は内方に押さえ金具22が固
着されていることで、強度的にも強く、ちょっとした事
で破損する心配がなく安心して使用出来るものである。
【0007】
【実施例】次にこの発明に係る貯湯式給湯装置を図面に
示す一実施例で説明する。1は給湯装置を構成する箱形
の枠体で、内方には3個の貯湯槽2、3、4を備え、こ
の貯湯槽2、3、4内の給水を、ヒートポンプユニット
等の熱源機5の熱交換部(図示せず)を循環させること
で、熱交換で温水としてこれを適宜給湯箇所に供給する
ものである。
【0008】更に向かって左端の貯湯槽2には、上部に
給湯管6及び熱源機5からの戻し管7が接続すると共
に、底部には中央の貯湯槽3上部に接続する第1連絡管
8が備えられている。
【0009】又中央の貯湯槽3底部と向かって右端の貯
湯槽4上部とを第2連絡管9で接続し、更に貯湯槽4底
部には、給水管10が接続すると共に熱源機5に向かう
流路である往き管11が接続されている。
【0010】12は各貯湯槽2、3、4下部を枠体1の
ベース13上に固定する為の複数個の支持脚で、少なく
とも各貯湯槽2、3、4を支持する支持脚12の内1つ
は、ベース13下部で枠体1の脚部を構成する複数の固
定脚14とベース13を介して共締めされ、そしてこの
固定脚14はアンカーボルト(図示せず)で大地に強固
に固定されるものである。
【0011】15は各貯湯槽2、3、4の頂部に形成さ
れた大径の開口で、各貯湯槽2、3、4の製造時に溶接
用の機材が挿入されると共に、内部の修理、点検用に利
用されるもので、通常時は複数のボルト(図示せず)で
皿状の蓋部16が取り外し自在に備えられている。
【0012】17は枠体1の天板18内面に溶着され下
方に垂下して、貯湯槽2、3、4の上部を支持する支持
金具で、横形状が台形状で各蓋部16下方まで垂下する
と共に、各蓋部16毎に仕切板19で仕切り支持空間2
0を形成し、通常時は各蓋部16と間隔を設けて非接触
状態で支持し、メンテナンス性の向上を計り、地震等に
よる倒れ込み時には蓋部16と当接してそれ以上の倒れ
込みを阻止するものである。
【0013】21は貯湯槽2、3、4の外周で全高さに
渡って巻回されたグラスウール等から成るシート状の断
熱材で、各貯湯槽2、3、4を一周巻いた状態で端部同
志を離れないようにテープ止めしているものである。
【0014】22は枠体1内面に固着され前記断熱材2
1を外方から押さえる10個の押さえ金具で、断面L字
状で縦に長く断熱材21を縦方向で押さえるもので、前
面板23には3個、背面板24にも3個、左側板25及
び右側板26にはそれぞれ2個ずつ備え、中央の貯湯槽
3の断熱材21のみ前後からのみの押さえであるが、左
右の貯湯槽2、4は前後と一側面からの押さえが行われ
るもので、多くの押さえ金具22の固着で枠体1の強度
も増大するものである。
【0015】27は枠体1を家屋の壁等に固定する為の
壁固定金具である。
【0016】次にこの一実施例の作動について説明す
る。今各貯湯槽2、3、4内に水が貯えられた状態で、
熱源機5側に備えられた循環ポンプ(図示せず)を駆動
すれば、往き管11から貯湯槽4内及び第1、第2連絡
管8、9を介して貯湯槽2、3内の水も熱源機5に循環
し、順次熱交換器で高温水に熱交換され、戻り管7から
貯湯槽2及び第1、第2連絡管8、9を介して貯湯槽
3、4内に戻されるものであり、この駆動はタイマー制
御で設定した時間毎に行ったり、或いは温水温度を常に
設定温度に保持するように自動的に行われるようにする
ものである。
【0017】更に駆動中、或いは駆動停止後に給湯管6
に接続する給湯栓(図示せず)を開栓すれば、先ず貯湯
槽2内の温水が供給され、該貯湯槽2内の温水が減った
分だけ第1連絡管8を介して貯湯槽3内の温水が補給さ
れ、又貯湯槽3内の温水が減れば、その分だけ第2連絡
管9を介して貯湯槽4内の温水が補給され、そしてこの
貯湯槽4内の温水が減った分だけ給水管10を介して水
が補給され、順次押し上げ方式で温水が供給されるもの
であり、勿論貯湯槽2内の温水温度が一番高く、貯湯槽
3、4と順に温水温度は低く、温水温度にも差があるも
のである。
【0018】又各貯湯槽2、3、4は断熱材21が巻回
されているので、放熱が抑制されて保温効果が高められ
るものであり、更にこの断熱材21は枠体1内面に固着
された複数の押さえ金具22によって、縦方向に渡って
押さえられるので、確実に押さえられると共に、断熱材
21内の空気層が壊されることがなくそのまま存在し、
強力な断熱効果で保温が良好に行われるようにするもの
である。
【0019】一方枠体1内に複数個の押さえ金具22が
固着されていることで、該枠体1自体も強固となり、容
易に破損せず、長期に渡って良好な状態を維持すること
が出来るものである。
【0020】尚、この一実施例では貯湯槽が3個の場合
を説明したが、これに限定されず、貯湯槽が2個や1個
の場合も同様な効果を有することは勿論である。
【0021】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、断熱材
の持つ断熱効果を低下させることなく確実に支持し、良
好な保温効果を長期に渡って発揮させることが出来るも
のであり、更に枠体全体の強度も増し、特別な補強をす
る必要もなく強固な貯湯式給湯装置を提供出来るもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を付した貯湯式給湯装置の
一部断面構成図。
【図2】同平面断面図。
【符号の説明】
1 枠体 2、3、4 貯湯槽 6 給湯管 8 第1連絡管 9 第2連絡管 10 給水管 21 断熱材 22 押さえ金具

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下部に給水管或いは連絡管が接続し上部に
    は給湯管或いは連絡管が接続した貯湯槽と、該貯湯槽を
    収納する枠体とを備え、前記貯湯槽外周にはシート状の
    断熱材が巻回され保温するようにしたものに於いて、前
    記枠体内面には、断熱材を縦方向で外方から押さえる押
    さえ金具を複数個備えた事を特徴とする貯湯式給湯装
    置。
JP2000158290A 2000-05-29 2000-05-29 貯湯式給湯装置 Pending JP2001336827A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000158290A JP2001336827A (ja) 2000-05-29 2000-05-29 貯湯式給湯装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000158290A JP2001336827A (ja) 2000-05-29 2000-05-29 貯湯式給湯装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001336827A true JP2001336827A (ja) 2001-12-07

Family

ID=18662780

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000158290A Pending JP2001336827A (ja) 2000-05-29 2000-05-29 貯湯式給湯装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001336827A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007188843A (ja) * 2006-01-16 2007-07-26 Meidensha Corp 燃料電池システム及び建造物
JP2007322015A (ja) * 2006-05-30 2007-12-13 Mitsubishi Electric Corp 貯湯式給湯機
JP2011080697A (ja) * 2009-10-07 2011-04-21 Mitsubishi Electric Corp 給湯機の貯湯タンクユニット

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007188843A (ja) * 2006-01-16 2007-07-26 Meidensha Corp 燃料電池システム及び建造物
JP2007322015A (ja) * 2006-05-30 2007-12-13 Mitsubishi Electric Corp 貯湯式給湯機
JP2011080697A (ja) * 2009-10-07 2011-04-21 Mitsubishi Electric Corp 給湯機の貯湯タンクユニット

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3561239B2 (ja) 貯湯タンク
US4201264A (en) Solar water tank
JP2008057794A (ja) タンクユニット
JP2001336827A (ja) 貯湯式給湯装置
US8893916B2 (en) Hot water storage tank unit
JP3561260B2 (ja) 貯湯タンク
KR100293746B1 (ko) 심야전기를 이용한 전기보일러
JP5313318B2 (ja) タンクユニット
JP2001330326A (ja) 貯湯式給湯装置
JPH0590258U (ja) 貯湯式温水器
JP2001330324A (ja) 貯湯式給湯装置
JP2007085583A (ja) 貯湯タンクの断熱構造
CN215675428U (zh) 一种组合式户用应急供热设备
US6810948B2 (en) Heat exchanger
CN216080386U (zh) 一种高效熔盐电加热器
JP2851337B2 (ja) 容 器
JP2008107024A (ja) ヒートポンプ給湯機
CN215810320U (zh) 一种具有热能转化功能的列管加热器
JP2551445Y2 (ja) 携帯用簡易温水器
JPS58187750A (ja) 太陽熱利用温水器の貯湯槽
SK3895A3 (en) Heat-accumulating block for electrical heat accumulators
JP3170272U (ja) 床板および当該床板を用いた床暖房構造
JP2006275417A (ja) 貯湯式の熱処理装置
JPH08200815A (ja) 温水ボイラ
JP2000337709A (ja) 蓄熱装置