JP2001336586A - ギヤ装置 - Google Patents

ギヤ装置

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JP2001336586A
JP2001336586A JP2000154931A JP2000154931A JP2001336586A JP 2001336586 A JP2001336586 A JP 2001336586A JP 2000154931 A JP2000154931 A JP 2000154931A JP 2000154931 A JP2000154931 A JP 2000154931A JP 2001336586 A JP2001336586 A JP 2001336586A
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planetary gear
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eccentric
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    • F16HGEARING
    • F16H1/00Toothed gearings for conveying rotary motion
    • F16H1/28Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion
    • F16H1/32Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion in which the central axis of the gearing lies inside the periphery of an orbital gear

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 S−P−C形遊星歯車機構における動的バラ
ンスを改善する。 【解決手段】 入力軸9には円板13を固定し、出力軸10
にはプラネタギヤ12を固定している。円板13には、入力
軸9に対し偏芯するように、円形の凹部13aを形成して
いる。円形の凹部13aによって、プラネタギヤ12と噛合
うリングギヤ11を回動自在に支持している。円板13の円
形の凹部13a以外の部分には、凹部13aと同一深さdの
肉抜き部13bを設け、円形の凹部13a及びリングギヤ11
を配置することによって失われる円板13の軸方向の動的
バランスを回復させる、ウエイト部Wを形成している。
プラネタギヤ12は出力軸10に同軸状に固定しているの
で、偏芯運動を行うものではなく、その動的バランスは
確保されている。よって、ギヤ装置8を構成する各回転
要素毎に、軸方向の動的バランスを確保することが可能
となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、いわゆるS−P−
C形遊星歯車機構における動的バランスを改善するため
の技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】入力軸と出力軸の軸心を一致させたギヤ
装置として、遊星歯車機構が良く知られている。この遊
星歯車機構は、一般的にサンギヤ、プラネタギヤ及びキ
ャリヤの三要素からなり、サンギヤは外歯車と内歯車
(リングギヤ)の少なくとも一方を含むものである。そ
して、上記三要素の組合せによって、種々の形式に分類
されている。
【0003】図7には、遊星歯車機構の形式の中で、S
−P−C形遊星歯車機構と称されるギヤ装置を模式的に
示している。ここで、符号Sはサンギヤの軸を、符号P
はプラネタギヤの軸を、符号Cはキャリヤの軸を意味す
るものであり、これらの各軸を基本構成としている。図
7の例では、キャリヤの軸Cは入力軸であり、プラネタ
ギヤの軸Pは出力軸である。また、プラネタギヤはキャ
リヤの軸Cによって、偏芯支持されかつ回転可能となっ
ている。そして、プラネタギヤは固定されたサンギヤ
(リングギヤ)と噛合うことで、自転運動及び公転運動
を行なう。なお、プラネタギヤの軸Pは、プラネタギヤ
の公転運動のみ出力として取り出すために、自在継手J
若しくはこれに相当する連結要素を備えている。
【0004】このS−P−C形遊星歯車機構は、入力軸
と出力軸の軸心を一致させた状態で、かつ、二つのギヤ
(リングギヤ、プラネタギヤ)のみによって比較的大き
な減速比(30:1)を得ることができることから、様々
な分野で利用価値の高いものである。なお、いわゆるハ
ーモニックドライブも、当該S−P−C形遊星歯車機構
に分類されるギヤ装置である。
【0005】このS−P−C形遊星歯車機構は、プラネ
タギヤの偏芯運動に伴う振動を抑えることが必要不可欠
となる。図8には、かかる振動の発生を抑えることを目
的として構成された、従来のS−P−C形ギヤ装置を示
している。
【0006】このギヤ装置1は、入力軸2と出力軸3と
の間に、固定されたリングギヤ4と、自転運動及び公転
運動を行なうプラネタギヤ5とを配置して、一段の減速
を行なうものである。入力軸2には、偏芯部2a,2
a’を設け、かかる部分によって、プラネタギヤ5,
5’を偏芯させた状態で軸支している。また、図8(a)
に示すように、入力軸2の軸心に対し、偏芯部2aを距
離aだけ偏芯させた場合には、これと対称に、偏芯部2
a’も距離aだけ偏芯させている。そして、プラネタギ
ヤ5,5’が、夫々リングギヤ4と噛合い、自転運動及
び公転運動を行なう際に発生する振動を、互いに打ち消
している。
【0007】なお、図7の自在継手Jに相当する連結要
素として、出力軸3に固定されたフランジ6とプラネタ
ギヤ5との間に、中継プレート7を配置し、中継プレー
ト7の表裏には、互いに直交するようにキー溝7aを設
けている。そして、該表裏のキー溝7aに対し摺動自在
に、フランジ6に設けたキー6aと、プラネタギヤ5に
設けたキー5aとを係合させて、自在継手を形成してい
る。また、図示は省略するが、同様の機構によって、プ
ラネタギヤ5’の自転運動を出力軸3に伝達する連結要
素を設けることも可能である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】さて、図8に示すギヤ
装置は、プラネタギヤ5がリングギヤ4と噛合い、自転
運動及び公転運動を行なう際に、プラネタギヤ5はプラ
ネタギヤ5’のバランサとして機能し、プラネタギヤ
5’はプラネタギヤ5のバランサとして機能すること
で、互いの振動を打ち消している。
【0009】しかし、プラネタギヤ5とプラネタギヤ
5’は、軸方向(入出力軸2,3の軸心方向)に位置を
ずらして配置されているものである。よって、図8に示
すギヤ装置は、各回転要素間の静的なバランスは確保さ
れているが、各回転要素間の軸方向の動的なバランスは
確保されていない。従って、図8に示すギヤ装置は、高
速運転する必要がある場合や、精密な作動を要求される
使用条件下では、各回転要素間の軸方向の動的アンバラ
ンスに起因する振動が、悪影響を及ぼすこともあった。
【0010】本発明は上記課題に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、いわゆるS−P−C形
遊星歯車機構における軸方向の動的バランスを改善し、
様々な使用条件下で、振動の発生を抑制することが可能
なギヤ装置を提供することにある。また、かかるギヤ装
置の構造の複雑化を抑え、精密なギヤ装置を低コストで
提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の請求項1に係るギヤ装置は、軸心を一致させ
た入力軸と出力軸との間に配置された二つの歯車によっ
て、一段の減速を行なうギヤ装置であって、個々の回転
要素毎に軸方向の動的バランスを確保したことを特徴と
する。
【0012】本発明は、前記ギヤ装置を構成する個々の
回転要素毎に軸方向の動的バランスを確保することで、
ギヤ装置全体としての軸方向の動的バランスを確保する
ものである。
【0013】また、本発明の請求項2に係るギヤ装置で
は、前記回転要素は、前記入力軸に対し偏芯する円形の
凹部を有し前記入力軸に固定された円板と、前記円形の
凹部によって回動自在に支持され前記円板の回転時に前
記円形の凹部内で偏芯運動のみ行うよう回転運動を規制
されたリングギヤと、前記出力軸に同軸状に固定され前
記リングギヤと噛合うプラネタギヤとを含み、前記円板
には、前記円形の凹部及び前記リングギヤによって失わ
れる軸方向の動的バランスを回復させるウエイト部を設
けたものとしている。
【0014】この構成では、前記円板に、前記円形の凹
部及び前記リングギヤを配置することによって失われる
前記円板の軸方向の動的バランスを、前記ウエイト部に
よって回復させる。また、前記プラネタギヤは、前記出
力軸に同軸状に固定しているので、偏芯運動を行うもの
ではなく、その動的バランスは確保されている。よっ
て、前記回転要素毎の軸方向の動的バランスを確保する
ことが可能となる。
【0015】また、本発明の請求項3に係るギヤ装置で
は、前記ウエイト部は、前記円板の凹部以外の部分に前
記凹部と同一深さの肉抜き部を形成してなるものであ
る。本発明によれば、前記円板自体でウエイト部を形成
するので、前記円板の軸方向のバランスを取るための部
材を、前記円板に新たに付加する必要はない。また、前
記肉抜き部を前記凹部と同一深さとすることにより、前
記円板に円形の凹部を配置することによって失われる前
記円板の軸方向の動的バランスを確保している。
【0016】また、本発明の請求項4に係るギヤ装置で
は、前記肉抜き部は、直径を統一させた複数の円形穴と
している。このように、前記肉抜き部を、直径を統一さ
せた複数の円形穴としたことで、当該肉抜きを形成する
際の工数を低減する。
【0017】また、本発明の請求項5に係るギヤ装置で
は、前記肉抜き部は、直径を徐々に変化させた複数の円
形穴となっている。このように、前記肉抜き部を、直径
を変化させた複数の円形穴とすることで、より理想的な
バランス取りを行う。
【0018】また、本発明の請求項6に係るギヤ装置で
は、前記円板を軸方向の分割構造とすることで、前記円
板各部の材料選択の自由度を高める。また、分割構造の
一方に円形の凹部及び前記肉抜き部の加工を行った後、
分割構造の他方と一体化することで、前記円形の凹部及
び前記肉抜き部の深さを一致させることを容易とする。
【0019】さらに、本発明の請求項7に係るギヤ装置
では、前記回転要素は、入力軸に設けた偏芯部に軸支さ
れ固定リングギヤと噛合い自転運動及び公転運動を行な
うプラネタギヤを含み、該プラネタギヤに空洞部を設け
て、該空洞部内に前記プラネタギヤのバランスを回復さ
せるウエイト部を設けたものとしている。
【0020】この構成では、前記プラネタギヤに空洞部
を設け、該空洞部内に前記ウエイト部を設けることで、
前記入力軸の偏芯部に軸支されて偏芯運動を行うプラネ
タギヤのバランスを、該プラネタギヤの内部で回復させ
る。すなわち、プラネタギヤ自体の軸方向の動的バラン
スを確保することで、ギヤ装置全体としての軸方向の動
的バランスを確保する
【0021】さらに、本発明の請求項8に係るギヤ装置
では、前記ウエイト部は、その重心の偏芯運動が前記プ
ラネタギヤの重心の偏芯運動と逆位相をなすように、前
記入力軸の偏芯部に固定されている。この構成による
と、前記プラネタギヤの重心と前記ウエイト部の重心と
は必ず釣り合う位置にあるので、前記ギヤ装置の回転要
素毎であるプラネタギヤの軸方向の動的バランスを確保
することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。なお、従来技術と同一部分又
は相当する部分については同一符号で示し、詳しい説明
は省略する。
【0023】図1には、本発明の第1の実施の形態に係
るギヤ装置8を示している。なお、図1(b)は、本実施
の形態に係るギヤ装置8の要部断面図であり、図1(a)
は、図1(b)のB−B線における断面図である。
【0024】このギヤ装置8は、軸心を一致させた入力
軸9と出力軸10との間に、リングギヤ11と、プラネタギ
ヤ12の二つの歯車を配置し、一段の減速を行なうもので
ある。入力軸9には円板13を固定し、出力軸10にはプラ
ネタギヤ12を固定している。
【0025】また、円板13には、入力軸9に対し偏芯す
るように、円形の凹部13aを形成している。そして、円
形の凹部13aによって、プラネタギヤ12と噛合うリング
ギヤ11を回動自在に支持している。
【0026】さらに、円板13の円形の凹部13a以外の部
分には、凹部13aと同一深さdの肉抜き部13bを形成し
ている。このように、円板13の凹部13a以外の部分に凹
部13aと同一深さdの肉抜き部13bを形成することで、
円板13に凹部13a及びリングギヤ11を配置することによ
って失われる円板13の軸方向の動的バランスを回復させ
る、ウエイト部Wを形成している。
【0027】なお、肉抜き部13bは、図1(a)に示す
ように、直径を統一させた複数の円形穴としているが、
例えば、複数の肉抜き部のうち、中央部にあるものから
端部に向かうに従い、直径を徐々に小さくさせる場合も
ある。さらに、円板13の周端部を部分的に切欠くことに
よって前記複数の穴に代えることもできる。また、円板
13は一体構造である必要はなく、例えば図1の深さdに
おいて、軸方向に分割した構造とすることも可能であ
る。
【0028】ギヤ装置8の、リングギヤ11と軸方向に隣
接する位置には、中心部に出力軸10を挿通する二枚のプ
レート14,15を備えている。プレート15は、図示しない
ギヤ装置のケーシングに固定されて回転規制がなされて
いる。そして、プレート15はキー溝15bを備え、キー溝
15bには、プレート14に設けたキー14aを摺動自在に係
合させている。また、プレート14のリングギヤ11との対
向面には、キー14aと直交する方向のキー溝14bを設け
ている。そして、リングギヤ11に設けたキー11aを、キ
ー溝14bに対し摺動可能に係合させている。以上の構成
によって、図7の自在継手Jに相当する連結要素を構成
しているが、係る構成に限定されるものではない。
【0029】また、以上の構成によって、リングギヤ11
はプレート14,15によってその回転運動が規制される。
そして、入力軸9と一体に円板13が回転する際に、リン
グギヤ11は、円板13の凹部13a内で偏芯運動のみ行うこ
ととなる。この偏芯運動のみ行うリングギヤ11は、出力
軸10に同軸状に固定されたプラネタギヤ12と噛合ってい
る。そして、リングギヤ11の偏芯運動により生ずるリン
グギヤ11とプラネタギヤ12の噛合いにより、プラネタギ
ヤ12を回転させ、出力軸10を駆動する。
【0030】上記構成をなす本発明の第1の実施の形態
に係るギヤ装置8は、以下のような作用効果を奏するも
のである。ギヤ装置8の円板13には、円形の凹部13a及
びリングギヤ11を配置することによって失われる円板13
の軸方向の動的バランスを回復させる、ウエイト部Wを
形成している。また、リングギヤ11と噛合うプラネタギ
ヤ12は、出力軸10に同軸状に固定しているので、偏芯運
動を行うものではなく、その動的バランスは確保されて
いる。よって、ギヤ装置8を構成する各回転要素毎に、
軸方向の動的バランスを確保することが可能となる。
【0031】また、円板13自体でウエイト部Wを形成し
ているので、円板13の軸方向のバランスを取るための部
材を、円板13に新たに付加する必要はない。よって、ギ
ヤ装置の構造の複雑化を招くこともない。また、肉抜き
部13bの深さを円形の凹部13aと同一深さdとすること
により、円板13に円形の凹部13aを配置することによっ
て失われる円板13の軸方向の動的バランスを確保してい
る。
【0032】さらに、肉抜き部13bを、直径を統一させ
た複数の円形穴とすれば、肉抜き部13bを加工する際
に、共通の工具若しくは共通の加工プログラムで、全て
の肉抜き部13bの加工を行うことが可能となり、肉抜き
部13bを形成する際の工数を低減することができる。ま
た、肉抜き部13bを、直径を徐々に変化させた複数の円
形穴した場合には、より理想的なバランス取りを行うこ
とが可能となる。
【0033】さらに、円板13を軸方向の分割構造とする
ことで、円板各部の材料選択の自由度を高めることがで
きるので、目的に応じて、軽量化、高剛性化、加工の容
易化、低コスト化等々を促進することが可能となる。ま
た、軸方向に一定の厚さに分割した一方の部材に、円形
の凹部13a及び肉抜き部13bの加工を行った後、軸方向
に分割した他方の部材と一体化することで、円形の凹部
13a及び肉抜き部13bの深さdを一致させることも容易
となる。
【0034】したがって、本発明の第1の実施の形態に
係るギヤ装置は、いわゆるS−P−C形遊星歯車機構に
おける動的バランスを改善し、様々な使用条件下で、振
動の発生を抑制することが可能なギヤ装置を提供するこ
とが可能となる。また、かかるギヤ装置の構造の複雑化
を抑え、精密なギヤ装置を低コストで提供することが可
能となる。
【0035】図2には、本発明の第2の実施の形態に係
るギヤ装置27を示している。なお、図2(b)は、本実施
の形態に係るギヤ装置27の要部断面図であり、図2(a)
は、図2(b)のC−C線における断面図である。ここ
で、従来技術又は本発明の第1の実施の形態に係るギヤ
装置と同一部分又は相当する部分については同一符号で
示し、詳しい説明を省略する。
【0036】このギヤ装置27も、図1に示すギヤ装置8
と同様に、軸心を一致させた入力軸2と出力軸3との間
に、リングギヤ4と、プラネタギヤ5の二つの歯車を配
置し、一段の減速を行なうものである。しかしながら、
ギヤ装置27は、従来のギヤ装置1(図8)と同様に、入
力軸2には偏芯部2aを設け、かかる部分によって、プ
ラネタギヤ5を偏芯させた状態で軸支している。
【0037】また、プラネタギヤ5に空洞部28を設け
て、空洞部28内にプラネタギヤ5のバランスを回復させ
るウエイト部29を設けている。ウエイト部29は、その重
心の偏芯運動がプラネタギヤ5の重心の偏芯運動と逆位
相をなすように、入力軸2の偏芯部2aに固定されてい
る。そして、空洞部28内で、入力軸2と共にウエイト部
29を回転させる。なお、ウエイト部29は、プラネタギヤ
5の厚さ方向中央部に位置するように、偏芯部2aに固
定されている。また、ウエイト部29の形状は、図示の小
判形に限らず、扇形、円形その他、適切なものを選択す
る。
【0038】この構成によると、プラネタギヤ5の重心
とウエイト部29の重心とは必ず釣り合う位置にあること
となり、ギヤ装置27の回転要素であるプラネタギヤ5
の、軸方向の動的バランスを確保することができる。す
なわち、入力軸2の偏芯部2aに軸支されて偏芯運動を
行うプラネタギヤ5のバランスを、プラネタギヤの内部
で回復させることができるので、プラネタギヤ5の軸方
向の動的バランスが確保され、ギヤ装置27全体としての
動的バランスを確保することが可能となる。
【0039】従って、本発明の第2の実施の形態にかか
るギヤ装置によっても、いわゆるS−P−C形遊星歯車
機構における動的バランスを改善し、様々な使用条件下
で、振動の発生を抑制することが可能なギヤ装置を提供
することが可能となる。
【0040】次に、本発明の第1、第2の実施の形態に
係るギヤ装置の適用例としての電動アクチュエータを、
図3〜図6に基づいて説明する。なお、本発明の第1、
第2の実施の形態に係るギヤ装置と同一部分又は相当す
る部分については同一符号で示し、詳しい説明は省略す
る。
【0041】まず、図3に示す電動アクチュエータ16
は、モータ17の出力を、図1に示すギヤ装置8を介して
ねじ軸18(台形ねじ軸)に伝達し、ねじ軸18と噛合うプ
ランジャ19に、軸方向の直線運度を発生させるものであ
る。モータ17は、ギヤ装置8のケーシング8aに固定さ
れている。また、モータの出力軸にはギヤ20(平歯車)
が固定され、ギヤ装置の円板13には、ギヤ20と噛合うギ
ヤ21が固定されている。さらにギヤ装置の出力軸10は、
ねじ軸18に固定されている。
【0042】ケーシング8aにはストッパ22を設けてい
る。そして、ストッパ22をプレート15に形成したキー溝
15cへと係合させることにより、リングギヤ11の回転運
動を規制するプレート14,15を、ケーシング8aに対し
位置固定している。また、ピボット22aを中心にストッ
パ22を図3の時計回りに回転させ、略L字状をなすスト
ッパ22の先端部とキー溝15cとの係合状態を解除するこ
とにより、プレート14,15及びリングギヤ11を、ケーシ
ング8aに対し自由に回転させることも可能である。な
お、符号8b,19aで示す部分は、ケーシング8a、プ
ランジャ19に形成されたピボット穴であり、電動アクチ
ュエータ16の被駆動部材(例えばロボットアーム等)を
連結するために用いられる。
【0043】この電動アクチュエータ16によれば、モー
タ17の出力をギヤ装置8で減速(増力)した後、ねじ軸
18に伝達することができるので、小さな出力のモータで
大きな駆動力を得ることができる。そして、この電動ア
クチュエータ16は、ギヤ装置8の有利な特徴をそのまま
備えることにより、振動の発生を抑制することが可能と
なる。また、ギヤ装置8は精密かつ低コストであること
から、高精度で低コストの電動アクチュエータとなる。
【0044】さらに、ケーシング8aに対するリングギ
ヤ11の回転運動の、規制解除手段として、プレート15に
設けたキー溝15cとストッパ22を設け、両者の係合及び
係合解除を、ケーシング8aの外部から自由に行うこと
を可能としたので、必要に応じ、電動アクチュエータ16
を迂回した操作を行うことも可能となる。その他、電動
アクチュエータ16に用いられるギヤ装置8について、本
発明の第1の実施の形態と同様の作用効果については、
詳しい説明を省略する。
【0045】図4に示す電動アクチュエータ23は、図3
に示す電動アクチュエータ16とほぼ同様の構造を有する
ものであるが、相違点として、出力軸10を中空軸として
形成し、該中空軸の内壁に、ねじ軸18と噛合うねじ溝を
形成したものである。したがって、ねじ軸18はギヤ装置
8を貫通し、軸方向に自由に移動することができる。
【0046】この出力軸10を中空軸とする構造は、ギヤ
装置8が、プラネタギヤ12自体は偏芯運動を行わない構
造を採用し、出力軸10にねじ軸18を貫通し得るだけの充
分な直径を与えることが可能となったことで、採用が容
易となったものである。その他、図3に示す電動アクチ
ュエータ16と同様の作用効果については,説明を省略す
る。
【0047】図5に示す電動アクチュエータ24は、図3
に示す電動アクチュエータ16の別の応用例であり、モー
タ17の出力軸をギヤ装置8の入力軸9に直接的に連結す
ることによって、ギヤ装置8の入力軸9、出力軸10、モ
ータ17及びねじ軸18を全て同軸上に配置したものであ
る。また、図6に示す電動アクチュエータ25は、図4に
示す電動アクチュエータ23の応用例であり、ギヤ装置8
のケーシング8a内部に中空モータ26を一体に設けるこ
とにより、ギヤ装置8の入力軸9、出力軸10、ねじ軸18
及び中空モータ26を全て同軸上に配置したものである。
なお、中空モータ26のコイルを符号26aで、入力軸9に
固定したマグネットを符号26bで示している。
【0048】図5に示す電動アクチュエータ24及び図6
に示す電動アクチュエータ25は、各構成要素を全て同軸
上に配置することで電動アクチュエータの小型化を促進
したものである。なお、電動アクチュエータ16,23と同
様の作用効果については説明を省略する。また、電動ア
クチュエータ16,24(ねじ軸18がギヤ装置8を貫通しな
いタイプの電動アクチュエータ)において、本発明の第
1の実施の形態に係るギヤ装置8に代えて、本発明の第
2の実施の形態に係るギヤ装置27を採用しても、低振動
で精密なアクチュエータを提供することが可能となる。
【0049】
【発明の効果】本発明はこのように構成したので、以下
のような効果を有する。まず、本発明の請求項1に係る
ギヤ装置によれば、いわゆるS−P−C形遊星歯車機構
における動的バランスを改善し、様々な使用条件下で、
振動の発生を抑制することが可能なギヤ装置を提供する
ことができる。
【0050】また、本発明の請求項2によれば、前記回
転要素毎の動的バランスを確保することが可能となり、
振動を低減したギヤ装置を提供することができる。ま
た、かかるギヤ装置の構造の複雑化を抑え、精密なギヤ
装置を低コストで提供することが可能となる。
【0051】また,本発明の請求項3に係るギヤ装置に
よれば、簡単な構造で前記回転要素毎の動的バランスを
確保することが可能となり、請求項4に係るギヤ装置に
よれば、当該ギヤ装置を得るための加工工数を低減する
ことができる。さらに本発明の請求項5に係るギヤ装置
によれば、より理想的なバランス取りを行い、より振動
の少ない精密なギヤ装置を提供することが可能となる。
【0052】さらに、本発明の請求項6に係るギヤ装置
によれば、目的に応じて、軽量化、高剛性化、加工の容
易化、低コスト化等々を促進することが可能となる。
【0053】また、本発明の請求項7、請求項8に係る
ギヤ装置によれば、前記回転要素毎の動的バランスを確
保することが可能となり、振動を低減したギヤ装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るギヤ装置を示
すものであり、 (b)はギヤ装置の要部断面図であり、
(a)は (b)のB−B線における断面図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係るギヤ装置を示
すものであり、 (b)はギヤ装置の要部断面図であり、
(a)は (b)のC−C線における断面図である。
【図3】本発明の第1、第2の実施の形態に係るギヤ装
置の適用例である、電動アクチュエータを示す要部断面
図である。
【図4】図3に示す電動アクチュエータの応用例を示す
要部断面図である。
【図5】図3に示す電動アクチュエータの別の応用例を
示す要部断面図である。
【図6】図3に示す電動アクチュエータの更なる応用例
を示す要部断面図である。
【図7】S−P−C形遊星歯車機構を示す模式図であ
る。
【図8】従来のギヤ装置を示すものであり、 (b)はギ
ヤ装置の要部断面図であり、 (a)は (b)のA−A線に
おける断面図である。
【符号の説明】
8 ギヤ装置 9 入力軸 10 出力軸 11 リングギヤ 12 プラネタギヤ 13 円板 13a 円形の凹部 13b 肉抜き部 14 プレート 15 プレート

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸心を一致させた入力軸と出力軸との間
    に配置された二つの歯車によって、一段の減速を行なう
    ギヤ装置であって、個々の回転要素毎に軸方向の動的バ
    ランスを確保したことを特徴とするギヤ装置。
  2. 【請求項2】 前記回転要素は、前記入力軸に対し偏芯
    する円形の凹部を有し前記入力軸に固定された円板と、
    前記円形の凹部によって回動自在に支持され前記円板の
    回転時に前記円形の凹部内で偏芯運動のみ行うよう回転
    運動を規制されたリングギヤと、前記出力軸に同軸状に
    固定され前記リングギヤと噛合うプラネタギヤとを含
    み、前記円板には、前記円形の凹部及び前記リングギヤ
    によって失われる軸方向の動的バランスを回復させるウ
    エイト部を設けたものである請求項1記載のギヤ装置。
  3. 【請求項3】 前記ウエイト部は、前記円板の凹部以外
    の部分に前記凹部と同一深さの肉抜き部を形成してなる
    ことを特徴とする請求項2記載のギヤ装置。
  4. 【請求項4】 前記肉抜き部は、直径を統一させた複数
    の円形穴であることを特徴とする請求項3記載のギヤ装
    置。
  5. 【請求項5】 前記肉抜き部は、直径を徐々に変化させ
    た複数の円形穴であることを特徴とする請求項3記載の
    ギヤ装置。
  6. 【請求項6】 前記円板を軸方向の分割構造としたこと
    を特徴とする請求項1から5のいずれか1項記載のギヤ
    装置。
  7. 【請求項7】 前記回転要素は、入力軸に設けた偏芯部
    に軸支され固定リングギヤと噛合い自転運動及び公転運
    動を行なうプラネタギヤを含み、該プラネタギヤに空洞
    部を設けて、該空洞部内に前記プラネタギヤのバランス
    を回復させるウエイト部を設けたものである請求項1記
    載のギヤ装置。
  8. 【請求項8】 前記ウエイト部は、その重心の偏芯運動
    が前記プラネタギヤの重心の偏芯運動と逆位相をなすよ
    うに、前記入力軸の偏芯部に固定されていることを特徴
    とする請求項7記載のギヤ装置。
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