JP2001335496A - ヘナの葉エキス、及びヘナ含有化粧料 - Google Patents

ヘナの葉エキス、及びヘナ含有化粧料

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JP2001335496A JP2000154602A JP2000154602A JP2001335496A JP 2001335496 A JP2001335496 A JP 2001335496A JP 2000154602 A JP2000154602 A JP 2000154602A JP 2000154602 A JP2000154602 A JP 2000154602A JP 2001335496 A JP2001335496 A JP 2001335496A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 皮膚一時刺激,皮膚感作ない低刺激性で、紫
外線等で痛んだ皮膚組織を癒し、アレルギー体質,アト
ピー等の敏感肌にも安心して使用できる化粧品を提供す
る。 【解決手段】 ヘナの葉から葉脈及び茎を除去した後乾
燥させたものから水性溶媒にてヘナの葉エキスを抽出
し、それを化粧料に添加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヘナの葉エキス、
及びヘナを含有する化粧料に関し、特に緩和な抗炎症作
用または抗アレルギー作用による癒し効果を持つヘナの
葉エキス、及びヘナを含有する化粧料に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ヘナはインド、ネパ−ルなど西南アシア
を中心に原生しているミソハギ科の植物であり、ヘナの
葉には、ローソン、フラボノイド、ポリフェノールが含
まれている。ヘナの葉はたんぱく質と結合し発色(黄色
〜赤色)することから、かつら用の毛染め,手や足の爪
の装飾など天然染料として一部利用されているものであ
る。
【0003】一方、化粧品分野においては、皮膚刺激の
少ない抗炎症剤,またはアトピ−やアレルギ−体質に有
効な抗アレルギ−剤が不可欠であり、化粧品の性格上、
化学合成品が使えず天然物の範疇において研究がなされ
てきた。現在、天然の抗炎症剤としてグリチルリチン酸
を主成分とした甘草エキス,ウシの胎盤エキスなどがあ
り、また天然の抗アレルギ−剤としては紫蘇エキス,ビ
ワの葉エキス,モモの葉エキスなどがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
天然の抗炎症剤は、接触性皮膚炎を誘発したり、効果が
弱いなどの欠点があり、また天然の抗アレルギ−剤は期
待した効果が得られていない。本発明は、従来技術に存
した上記のような問題点に鑑み行われたものであって、
ヘナの葉の成分に抗炎症活性または抗アレルギ−活性が
含まれていることを利用し、皮膚一次刺激,皮膚感作の
ない低刺激性で、紫外線等で傷んだ皮膚組織を癒し(抗
炎症作用,抗アレルギー作用)、アレルギー体質,アト
ピ−など敏感肌にも安心して使用できる化粧品(洗浄用
化粧品、基礎化粧品、ヘアケア化粧品を含む全化粧
品)、及びヘナの葉エキスを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為、
本発明の請求項1記載のヘナの葉エキスは、ヘナ(ミソ
ハギ科植物,学名:LOWSONIA,和名:指甲花又
はツマクレナイノキ)の葉から葉脈及び茎を除去した後
乾燥させ、水性溶媒(1.3−ブチレングリコ−ル,グリ
セリン,アルコ−ル等)にて抽出して得たことを特徴と
するものである。本発明の請求項2記載のヘナの葉エキ
スは、請求項1記載のヘナの葉エキスであって、上記ヘ
ナの葉エキスは、緩和な抗炎症作用または抗アレルギ−
作用による癒し効果を持つことを特徴とするものであ
る。
【0006】本発明の請求項3記載の化粧料は、ヘナ
(ミソハギ科植物,学名:LOWSONIA,和名:指
甲花又はツマクレナイノキ)の葉を粉末化して得たヘナ
の葉粉末を含有させてなることを特徴とするものであ
る。本発明の請求項4記載の化粧料は、請求項3記載の
化粧料であって、上記ヘナの葉粉末を、5.0重量%、含
有させてなることを特徴とするものである。
【0007】本発明の請求項5記載の化粧料は、請求項
3記載の化粧料であって、該化粧料は洗顔剤であり、上
記ヘナの葉粉末,5.0重量%と、石けん素地,93.8重量
%と、ヒノキチオール,0.5重量%と、脱脂粉乳,0.3重
量%と、紫蘇エキス,0.2重量%と、モモ葉エキス,0.2
重量%と、を均一に混和してなることを特徴とするもの
である。
【0008】本発明の請求項6記載の化粧料は、請求項
3記載の化粧料であって、該化粧料はシャンプーであ
り、精製水,44.2重量%を70℃に加熱した後、上記ヘナ
の葉粉末,5.0重量%と、ラウリルポリエキシエチレン
(3)硫酸エステルナトリウム塩(30%水溶液),30.0重量
%と、ラウリル硫酸エステルナトリウム塩(30%水溶
液),10.0重量%と、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミ
ド,4.0重量%と、グリセリン,5.0重量%と、センブリ
エキス,1.0重量%と、オウゴンエキス,0.5重量%と、
フェノキシエタノール,0.3重量%と、を均一に混和し
た後、冷却させてなることを特徴とするものである。
【0009】本発明の請求項7記載の化粧料は、請求項
1記載のヘナの葉エキスを含有させてなることを特徴と
するものである。本発明の請求項8記載の化粧料は、請
求項7記載の化粧料であって、上記ヘナの葉エキスを、
5.0重量%、含有してなることを特徴とするものであ
る。
【0010】本発明の請求項9記載の化粧料は、請求項
7記載の化粧料であって、該化粧料は美白ローションで
あり、上記ヘナの葉エキス,5.0重量%と、プラセンタ
エキス,1.0重量%と、桑白皮エキス,1.0重量%と、エ
タノール,5.0重量%と、1.3−ブチレングリコール,3.
0重量%と、メチルパラベン,0.1重量%と、精製水,8
4.9重量%とを均一に攪拌させた後、ろ過してなること
を特徴とするものである。
【0011】本発明の請求項10記載の化粧料は、ヘナ
(ミソハギ科植物,学名:LOWSONIA,和名:指
甲花又はツマクレナイノキ)の葉を粉末化して得たヘナ
の葉粉末と、ヘナの葉から葉脈及び茎を除去した後乾燥
させ、水性溶媒(1.3− ブチレングリコ−ル,グリセリ
ン,アルコ−ル等)にて抽出して得たヘナの葉エキスと
を含有させてなることを特徴とするものである。本発明
の請求項11記載の化粧料は、請求項10記載の化粧料
であって、上記ヘナの葉粉末を、2.0重量%、上記ヘナ
の葉エキスを、5.0重量%、含有させてなることを特徴
とするものである。
【0012】本発明の請求項12記載の化粧料は、請求
項10記載の化粧料であって、該化粧料はパック剤であ
り、上記ヘナの葉粉末,2.0重量%と、上記ヘナの葉エ
キス,5.0重量%と、モノミリスチン酸ポリグリセリ
ル,1.2重量%と、ステアロイル乳酸ナトリウム,1.0重
量%と、ミリスチン酸オクチルドデシル,6.0重量%
と、ステアリン酸,4.0重量%と、スクワラン,3.0重量
%と、カオリン,1.0重量%と、トリ2−エチレンヘキ
サン酸グリセリル,2.5重量%と、フェノキシエタノー
ル,0.5重量%と、精製水,73.8重量%とを加熱、溶
解、混合し、冷却してなることを特徴とするものであ
る。本発明の請求項13記載の化粧料は、請求項3ない
し請求項12のいずれかに記載の化粧料であって、上記
化粧料は、緩和な抗炎症作用または抗アレルギー作用を
持つことを特徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、本実施の
形態1によるヘナの葉エキスを抽出する方法について説
明する。本実施の形態1によるヘナの葉エキスは、ヘナ
の葉から葉脈および茎を除去した後、乾燥させたもの
(100g)に、20%グリセリン水溶液(900g)
を加え加温(80℃〜100℃)し、濾過後、減圧濃縮を行
い(約120g)、得られるものである。
【0014】上記ヘナの葉エキスの抽出にグリセリン水
溶液を用いるのは、グリセリン水溶液のグリセリンによ
り、植物の細胞内の浸透圧が高められ、植物の細胞膜を
容易に破壊することができ、これにより細胞質内成分ま
でエキスとして抽出され、高濃度な植物エキスが得られ
るためである。また、このことにより植物エキス抽出の
最後の工程である減圧濃縮にかかる時間を短縮すること
ができるものである。
【0015】また、上記グリセリン水溶液の代わりにグ
リセリン水溶液と同等の効果のある1.3−ブチレングリ
コ−ル水溶液,アルコ−ル水溶液等又はこれらの混液で
もヘナの葉エキスを抽出して得ることができ、この場合
も最終的には減圧濃縮濃度をほぼ同じにするので、グリ
セリン水溶液を用いて得られるヘナの葉エキスとの差は
ないといえる。
【0016】次に、上記実施の形態1によるヘナの葉エ
キスが持つ癒し効果(抗炎症作用,抗アレルギー作用)
について説明する。本実施の形態1によるヘナの葉エキ
スが持つ癒し効果(抗炎症作用,抗アレルギー作用)を
示すため、本実施の形態1のヘナの葉エキスの抗炎症作
用と抗アレルギー作用を評価する生物学的実験を行っ
た。本実験では、抗炎症作用を評価するために、ラット
におけるカラゲニン誘発浮腫に対するヘナの葉エキスに
よる抑制作用についての実験と、抗アレルギー作用を評
価するために、モルモットにおけるヒスタミンによる腸
管の収縮に対するヘナの葉エキスによる阻害作用につい
ての実験を行った。
【0017】A:抗炎症作用の評価方法 本実施の形態1によるヘナの葉エキス(HENA)の抗
炎症作用を評価する実験について説明する。なお、ヘナ
の葉エキスの抑制作用と比較する対象薬物として、アス
ピリンを用いた。
【0018】ウイスタ−系雄ラット(体重 128〜145g,
1群7匹)を室内(温度23± 1℃,湿度55± 5%)に保
ち、1週間、固形飼料(CE−2,日本クリア社製)お
よび飲料水を与えて飼育した。このようにして飼育した
2群のうちの1群に、HENA300mg/kgを、そして
もう1群にアスピリン100m g/kgを皮下注射し、つ
いで1%カラゲニン生理食塩水溶液0.1mlを動物の右
後肢の足蹠へ注射して、カラゲニン浮腫を誘発させた。
注射後1〜6時間毎と、24時間後に足容積測定装置
(MK-500, 室町機械製)で誘発させた浮腫を測定し、得
られた浮腫率より各浮腫抑制率を算出し、HENAとア
スピリンによる浮腫抑制率を比較することによって、本
実施の形態1によるヘナの葉エキス(HENA)の抗炎
症作用を評価した。得られたデータを表1に示す。
【表1】
【0019】B:抗アレルギー作用の評価方法 本実施の形態1によるヘナの葉エキス(HENA)の抗
アレルギー作用を評価する実験について説明する。モル
モット(325〜375g)を1群6匹使用し、それら
を後頭部打撲後、頸動・静脈を切断した。モルモットが
放血致死後、その回腸を摘出して約20mmの長さに切
り、管状標本とした。この標本の両端に糸を通し、通気
した低Ca2+Locke-Ringer液を満たしたMagnus管内(32
℃,30ml)に0.5gの負荷を加えて懸垂し、標本を1
時間安定化させた後、腸管の収縮を等張性トランスデュ
−サを介しポリグラフ上に記録した。収縮薬としてヒス
タミン10 9〜10 4Mを用いて累積適用し、収縮薬
単独の最大収縮を100として、HENA(1mM,1分前
処置)による収縮抑制率を算出し、収縮に対する阻害性
を検討することで、本実施の形態1によるヘナの葉エキ
ス(HENA)の抗アレルギー作用を評価した。得られ
たデータを表2に示す。
【表2】
【0020】上記実験結果より、ヘナの葉エキスにはカ
ラゲニン浮腫を抑制するという抗炎症作用があり、その
効果は市販されている非ステロイド系鎮痛剤の代表であ
るアスピリンには及ばないが、紫外線による炎症や日焼
けによるほてりなどには十分であることがわかる。ま
た、ヘナの葉エキスには、アトピーやアレルギーの起因
物質であるヒスタミンに拮抗するという抗アレルギー作
用もあるので、皮膚のかゆみや湿疹などに悩まされてい
る敏感肌の治療効果も期待できる。
【0021】なお、上記実験では、本実施の形態1によ
るヘナの葉エキスの癒し効果を評価する生物学的実験を
行っているが、ヘナの葉エキスはヘナの葉から得ている
ため、ヘナの葉を粉末化したヘナの葉粉末も癒し効果
(抗炎症作用,抗アレルギー作用)を持つことはいうま
でもない。
【0022】以上に示すヘナの葉が有する癒し効果(抗
炎症作用,抗アレルギー作用)の主成分は不明である
が、おそらく葉に含まれているローソン,フラボノイ
ド,ポリフェノールが想定される。また、ヘナの葉に含
まれているローソンは皮膚及び毛髪のタンパク(主とし
てケラチンタンパク)を結合する性質を有していること
から皮膚,毛髪の表面を覆うことにより保護し、さらに
皮膚への浸透を容易にし、その効果に持続性を持たすと
考えられる。
【0023】このように本実施の形態1におけるヘナの
葉エキスは、グリセリン水溶液,1.3−ブチレングリコ
−ル水溶液,アルコ−ル水溶液等又はこれらの混液で抽
出して得るようにしたので、ヘナの葉に含まれる有効成
分を濃縮でき、さらに化粧料に添加することによって化
粧料にヘナの葉の成分が有する効果を持たせることが可
能となる。また、ヘナの葉エキスを化粧料に加えて調製
する際、ヘナの葉エキスが液体であるため化粧料に混和
させやすく、ヘナの葉は化粧料にとっては理想的な天然
原料であるといえる。
【0024】(実施の形態2)以下、ヘナの葉粉末を含
有した実施の形態2による化粧料の調製について説明す
る。本実施の形態2は、ヘナの葉を粉末化して得たヘナ
の葉粉末を用いて、洗顔剤を調製したものである。上記
ヘナの葉粉末を含有した洗顔剤は、表3の配合成分に従
い、表記成分を配合し、均一に混和することで調製す
る。
【表3】
【0025】このように本実施の形態2における洗顔剤
は、ヘナの葉を粉末化したものを含有しているので、紫
外線によるほてり、炎症を抑え、アレルギ−に起因する
湿疹やかゆみを緩和する効果があり、敏感肌用洗顔剤と
なる。なお、本実施の形態2では、洗浄用化粧品である
洗顔剤を例に挙げたが、本実施の形態2の化粧料はこれ
に限定されるものではない。
【0026】(実施の形態3)以下、ヘナの葉粉末を含
有した実施の形態3による化粧料の調製について説明す
る。本実施の形態3は、ヘナの葉を粉末化して得たヘナ
の葉粉末を用いて、シャンプーを調製したものである。
上記ヘナの葉粉末を含有したシャンプーは、表4の配合
成分に従い、まず、精製水を70℃に加熱し、他の成分を
加え均一に溶解した後、冷却することにより調製する。
【表4】
【0027】このように本実施の形態3におけるシャン
プーは、ヘナの葉を粉末化したものを含有しているの
で、毛髪の構成成分であるケラチンとヘナの葉が結合
し、毛髪が黄色〜赤色に染毛され、さらにヘナの葉が毛
髪に結合することによりキュティクルを保護する。ま
た、本実施の形態3におけるシャンプーには、ヘナの葉
が有する抗炎症作用により、頭皮の炎症を抑えフケなど
の発生を防止する効果もあり、特に白髪染めを用いて毛
髪,頭皮にダメージのある人に最適である。なお、本実
施の形態3では、ヘアケア化粧品であるシャンプーを例
に挙げたが、本実施の形態3の化粧料はこれに限定され
るものではない。
【0028】(実施の形態4)以下、ヘナの葉エキスを
含有した実施の形態4による化粧料の調製について説明
する。本実施の形態4は、実施の形態1によるヘナの葉
エキスを用いて、美白ローションを調製したものであ
る。上記ヘナの葉エキスを含有した美白ローションは、
表5の配合成分に従い、表記成分を均一に撹拌した後、
ろ過することにより調製する。
【表5】
【0029】このように本実施の形態4における美白ロ
ーションは、実施の形態1によるヘナの葉エキスを含有
しているので、紫外線による炎症や活性酸素により遊離
されるヒスタミンをヘナの葉エキスが抑制することによ
り、正常なターンオーバ(新陳代謝)が維持され、メラ
ニン色素の沈着(シミ,ソバカス)を予防する美白ロー
ションとなる。なお、本実施の形態4では、基礎化粧品
である美白ローションを例に挙げたが、本実施の形態4
の化粧料はこれに限定されるものではない。
【0030】(実施の形態5)以下、ヘナの葉エキスと
ヘナの葉粉末とを含有した実施の形態5による化粧料の
調製について説明する。本実施の形態5は、ヘナの葉を
粉末したものと実施の形態1によるヘナの葉エキスを用
いて、パック剤を調製したものである。上記ヘナの葉エ
キスとヘナの葉粉末とを含有したパック剤は、表6の配
合成分に従い、表記成分を加熱、溶解、混合して冷却す
ることにより調製する。
【表6】
【0031】このように本実施の形態5におけるパック
剤は、実施の形態1によるヘナの葉エキスと、ヘナの葉
粉末とを含有しているので、紫外線によるほてり、炎症
を抑え、日焼けによるシミ、そばかすを防ぐパック剤と
なる。なお、本実施の形態5では、基礎化粧品であるパ
ック剤を例に挙げたが、本実施の形態5の化粧料はこれ
に限定されるものではない。
【0032】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1記載の
ヘナの葉エキスは、ヘナの葉から葉脈及び茎を除去した
後乾燥させ、水性溶媒(1.3−ブチレングリコール,グ
リセリン,アルコール等)にて抽出してなることを特徴
とするので、ヘナの葉に含まれる成分を濃縮できる。
【0033】また、本発明の請求項2記載のヘナの葉エ
キスは、請求項1記載のヘナの葉エキスであって、上記
ヘナの葉エキスは、緩和な抗炎症作用または抗アレルギ
ー作用による癒し効果を持つことを特徴とするので、ヘ
ナの葉エキスを化粧料に添加することで、皮膚一次刺
激,皮膚感作のない低刺激性で、紫外線等で傷んだ皮膚
組織を癒し(抗炎症作用,抗アレルギー作用)、アレル
ギー体質,アトピーなど敏感肌にも安心して使用できる
化粧品を提供することができる。
【0034】また、本発明の請求項3、4記載の化粧料
は、ヘナの葉を粉末化して得たヘナの葉粉末を含有させ
てなることを特徴とするので、ヘナの葉成分に抗炎症活
性と抗アレルギ−活性が含まれていることを利用し、皮
膚一次刺激,皮膚感作のない低刺激性で、紫外線等で傷
んだ皮膚組織を癒し(抗炎症作用,抗アレルギー作
用)、アレルギー体質,アトピ−など敏感肌にも安心し
て使用できる化粧品を提供することができる。
【0035】また、本発明の請求項5記載の化粧料は、
請求項3記載の化粧料であって、該化粧料は洗顔剤であ
り、上記ヘナの葉粉末,5.0重量%と、石けん素地,93.
8重量%と、ヒノキチオール,0.5重量%と、脱脂粉乳,
0.3重量%と、紫蘇エキス,0.2重量%と、モモ葉エキ
ス,0.2重量%と、を均一に混和してなることを特徴と
するので、敏感肌用洗顔剤を提供することができる。
【0036】また、本発明の請求項6記載の化粧料は、
請求項3記載の化粧料であって、該化粧料はシャンプー
であり、精製水,44.2重量%を70℃に加熱した後、上記
ヘナの葉粉末,5.0重量%と、ラウリルポリエキシエチ
レン(3)硫酸エステルナトリウム塩(30%水溶液),30.0
重量%と、ラウリル硫酸エステルナトリウム塩(30%水
溶液),10.0重量%と、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミ
ド,4.0重量%と、グリセリン,5.0重量%と、センブリ
エキス,1.0重量%と、オウゴンエキス,0.5重量%と、
フェノキシエタノール,0.3重量%と、を均一に混和し
た後、冷却させてなることを特徴とするので、キュティ
クルを保護し、頭皮の炎症を抑えフケなどの発生を防止
することができるシャンプーを提供することができる。
【0037】また、本発明の請求項7、8記載の化粧料
は、請求項1記載のヘナの葉エキスを含有させてなるこ
とを特徴とするので、ヘナの葉成分に抗炎症活性と抗ア
レルギ−活性が含まれていることを利用し、皮膚一次刺
激,皮膚感作のない低刺激性で、紫外線等で傷んだ皮膚
組織を癒し(抗炎症作用,抗アレルギー作用)、アレル
ギー体質,アトピ−など敏感肌にも安心して使用できる
化粧品を提供することができる。
【0038】また、本発明の請求項9記載の化粧料は、
請求項7記載の化粧料であって、該化粧料は美白ローシ
ョンであり、上記ヘナの葉エキス,5.0重量%と、プラ
センタエキス,1.0重量%と、桑白皮エキス,1.0重量%
と、エタノール,5.0重量%と、1.3−ブチレングリコー
ル,3.0重量%と、メチルパラベン,0.1重量%と、精製
水,84.9重量%とを均一に攪拌させた後、ろ過してなる
ことを特徴とするので、正常な新陳代謝が維持され、メ
ラニン色素の沈着を予防する美白ローションを提供でき
る。
【0039】また、本発明の請求項10、11記載の化
粧料は、ヘナの葉を粉末化したものと、請求項1記載の
ヘナの葉エキスとを含有させてなることを特徴とするの
で、ヘナの葉成分に抗炎症活性と抗アレルギー活性が含
まれていることを利用し、皮膚一次刺激,皮膚感作のな
い低刺激性で、紫外線等で傷んだ皮膚組織を癒し(抗炎
症作用,抗アレルギー作用)、アレルギー体質,アトピ
ーなど敏感肌にも安心して使用できる化粧品を提供する
ことができる。
【0040】また、本発明の請求項12記載の化粧料
は、請求項10記載の化粧料であって、該化粧料はパッ
ク剤であり、上記ヘナの葉粉末,2.0重量%と、上記ヘ
ナの葉エキス,5.0重量%と、モノミリスチン酸ポリグ
リセリル,1.2重量%と、ステアロイル乳酸ナトリウ
ム,1.0重量%と、ミリスチン酸オクチルドデシル,6.0
重量%と、ステアリン酸,4.0重量%と、スクワラン,
3.0重量%と、カオリン,1.0重量%と、トリ2−エチレ
ンヘキサン酸グリセリル,2.5重量%と、フェノキシエ
タノール,0.5重量%と、精製水,73.8重量%とを加
熱、溶解、混合し、冷却してなることを特徴とするの
で、日焼けによるシミ、そばかすを防ぐパック剤を提供
できる。
【0041】また、本発明の請求項13記載の化粧料
は、請求項3ないし請求項12のいずれかに記載の化粧
料であって、上記化粧料は、緩和な抗炎症作用または抗
アレルギー作用を持つことを特徴とするので、皮膚一次
刺激,皮膚感作のない低刺激性で、紫外線等で傷んだ皮
膚組織を癒し(抗炎症作用,抗アレルギー作用)、アレ
ルギー体質,アトピーなど敏感肌にも安心して使用でき
る化粧品を提供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 7/00 A61K 7/00 X U 7/075 7/075 7/48 7/48 7/50 7/50 A61P 29/00 A61P 29/00 37/08 37/08 // C11D 3/382 C11D 3/382 Fターム(参考) 4C083 AA072 AA111 AA112 AB442 AC022 AC122 AC172 AC242 AC352 AC422 AC482 AC642 AC792 AD552 CC04 CC07 CC23 CC38 DD23 DD27 EE12 EE16 EE50 4C088 AB12 AC05 BA10 MA63 NA14 ZA89 ZB11 ZB13 4H003 AB03 AB27 AB31 AC13 DA02 EB04 EB05 EB21 EB45 ED02 FA02 FA33 4H011 AA02 BA01 BA06 BB03 BB06 BC22

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘナ(ミソハギ科植物,学名:LOWS
    ONIA,和名:指甲花又はツマクレナイノキ)の葉か
    ら葉脈及び茎を除去した後乾燥させ、水性溶媒(1.3−
    ブチレングリコ−ル,グリセリン,アルコ−ル等)にて
    抽出して得たことを特徴とするヘナの葉エキス。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のヘナの葉エキスであっ
    て、 上記ヘナの葉エキスは、緩和な抗炎症作用または抗アレ
    ルギ−作用による癒し効果を持つことを特徴とするヘナ
    の葉エキス。
  3. 【請求項3】 ヘナ(ミソハギ科植物,学名:LOWS
    ONIA,和名:指甲花又はツマクレナイノキ)の葉を
    粉末化して得たヘナの葉粉末を含有させてなることを特
    徴とする化粧料。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の化粧料であって、 上記ヘナの葉粉末を、5.0重量%、含有させてなること
    を特徴とする化粧料。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の化粧料であって、 該化粧料は洗顔剤であり、 上記ヘナの葉粉末,5.0重量%と、石けん素地,93.8重
    量%と、ヒノキチオール,0.5重量%と、脱脂粉乳,0.3
    重量%と、紫蘇エキス,0.2重量%と、モモ葉エキス,
    0.2重量%と、を均一に混和してなることを特徴とする
    化粧料。
  6. 【請求項6】 請求項3記載の化粧料であって、 該化粧料はシャンプーであり、 精製水,44.2重量%を70℃に加熱した後、上記ヘナの葉
    粉末,5.0重量%と、ラウリルポリエキシエチレン(3)硫
    酸エステルナトリウム塩(30%水溶液),30.0重量%と、
    ラウリル硫酸エステルナトリウム塩(30%水溶液),10.0
    重量%と、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド,4.0重量
    %と、グリセリン,5.0重量%と、センブリエキス,1.0
    重量%と、オウゴンエキス,0.5重量%と、フェノキシ
    エタノール,0.3重量%と、を均一に混和した後、冷却
    させてなることを特徴とする化粧料。
  7. 【請求項7】 請求項1記載のヘナの葉エキスを含有さ
    せてなることを特徴とする化粧料。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の化粧料であって、 上記ヘナの葉エキスを、5.0重量%、含有してなること
    を特徴とする化粧料。
  9. 【請求項9】 請求項7記載の化粧料であって、 該化粧料は美白ローションであり、 上記ヘナの葉エキス,5.0重量%と、プラセンタエキ
    ス,1.0重量%と、桑白皮エキス,1.0重量%と、エタノ
    ール,5.0重量%と、1.3−ブチレングリコール,3.0重
    量%と、メチルパラベン,0.1重量%と、精製水,84.9
    重量%とを均一に攪拌させた後、ろ過してなることを特
    徴とする化粧料。
  10. 【請求項10】 ヘナ(ミソハギ科植物,学名:LOW
    SONIA,和名:指甲花又はツマクレナイノキ)の葉
    を粉末化して得たヘナの葉粉末と、 ヘナの葉から葉脈及び茎を除去した後乾燥させ、水性溶
    媒(1.3− ブチレングリコ−ル,グリセリン,アルコ−
    ル等)にて抽出して得たヘナの葉エキスと、を含有させ
    てなることを特徴とする化粧料。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の化粧料であって、 上記ヘナの葉粉末を、2.0重量%、上記ヘナの葉エキス
    を、5.0重量%、含有させてなることを特徴とする化粧
    料。
  12. 【請求項12】 請求項10記載の化粧料であって、 該化粧料はパック剤であり、 上記ヘナの葉粉末,2.0重量%と、上記ヘナの葉エキ
    ス,5.0重量%と、モノミリスチン酸ポリグリセリル,
    1.2重量%と、ステアロイル乳酸ナトリウム,1.0重量%
    と、ミリスチン酸オクチルドデシル,6.0重量%と、ス
    テアリン酸,4.0重量%と、スクワラン,3.0重量%と、
    カオリン,1.0重量%と、トリ2−エチレンヘキサン酸
    グリセリル,2.5重量%と、フェノキシエタノール,0.5
    重量%と、精製水,73.8重量%とを加熱、溶解、混合
    し、冷却してなることを特徴とする化粧料。
  13. 【請求項13】 請求項3ないし請求項12のいずれか
    に記載の化粧料であって、 上記化粧料は、緩和な抗炎症作用または抗アレルギー作
    用を持つことを特徴とする化粧料。
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