JP2001334130A - 流量調整機能付き膜分離ユニット - Google Patents

流量調整機能付き膜分離ユニット

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JP2001334130A JP2000159286A JP2000159286A JP2001334130A JP 2001334130 A JP2001334130 A JP 2001334130A JP 2000159286 A JP2000159286 A JP 2000159286A JP 2000159286 A JP2000159286 A JP 2000159286A JP 2001334130 A JP2001334130 A JP 2001334130A
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Masahiro Nakade
昌宏 中出
Makoto Mori
誠 森
Hisataka Kuzutani
久孝 葛谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 限られた槽体容量において流入汚水量の負荷
変動に対応することができる流量調整機能付き膜分離ユ
ニットを提供する。 【解決手段】 槽内において処理対象汚水を活性汚泥処
理する本体槽1と、本体槽1の水位を測定する水位計4
と、本体槽1に浸漬する膜分離装置21と、膜分離装置
21に透過液流路を通して駆動圧を与え、水位計4の測
定値を指標として吸引流量を制御する吸引ポンプ2とを
備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流量調整機能付き
膜分離ユニットに関し、例えば移動式仮設汚水処理設備
において膜分離活性汚泥処理を行なう技術に係るもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、活性汚泥処理を行なう汚水処理設
備において使用する膜分離装置としては種々のものがあ
り、一例として図5に示すものがある。図5において、
膜分離装置21は、複数枚の平板状膜カートリッジ22
と、その下方より膜面洗浄気体を噴出する散気装置23
とをケース24の内部に配置したものである。ケース2
4は、搬送やメンテナンスを容易にするために、膜ケー
ス25と散気ケース26とに分割形成し、散気装置23
より噴出する膜面洗浄気体の全量が膜ケース25内に入
り込むように形成している。
【0003】膜カートリッジ22は、ABS樹脂製の濾
板22Aの両表面に濾過膜22Bを配置し、濾板22A
と濾過膜22Bとの間、および濾板22Aの内部に透過
液流路を形成し、透過液流路に連通する透過液取出口2
2Cを濾板22Aの上端縁に形成したものである。各膜
カートリッジ22は、透過液取出口22Cに接続したチ
ューブ27を介して集水管28に連通しており、29は
集水管28に連通して膜透過液を導出する透過液導出管
である。
【0004】この膜分離装置21を活性汚泥処理施設に
おいて使用する場合には、曝気槽内部の活性汚泥混合液
中に膜分離装置21を浸漬し、散気装置23より曝気空
気を噴出させる状態において、原水中の有機物や窒素を
活性汚泥により処理しており、活性汚泥混合液は、槽内
での水頭あるいはポンプ吸引圧を駆動圧として膜カート
リッジ22により重力濾過し、膜カートリッジ22の膜
面を透過した透過液を処理水として透過液導出管29を
通じて槽外へ導出する。このとき、散気装置23より噴
出する曝気空気の気泡およびそれにより生起される上昇
流によって膜カートリッジ22の膜面を洗浄し、分離機
能の低下を抑制して膜分離装置21が機能不全に至るこ
とを防止している。
【0005】ところで、活性汚泥処理施設に流入する汚
水量は一定でなく、1日の間において大きな負荷変動が
あり、最大流入汚水量と最小流入汚水量の間には大きな
開きがある。このため、流入汚水量の変動を緩衝する流
量調整槽を曝気槽の前段に設置し、流入汚水量の変動を
流量調整槽において緩衝し、流量調整槽から曝気槽へ汚
水を定量供給し、曝気槽において膜分離装置を通して取
り出す処理水量を一定に維持している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、既設の汚水処
理設備の更新時の代替設備として仮設汚水処理設備を利
用する場合に、最大流入汚水量に基づいて曝気槽や流量
調整の定格容量を設定すると槽体が大きくなり、製作コ
ストが高くなるとともに、設置および解体に手数を要す
る問題があり、特に移動式の仮設汚水処理設備として利
用する場合においては、トラック等の車体に搭載可能な
大きさに限りがあるとともに、トンネル等の通過に支障
がない大きさに限定される問題がある。
【0007】本発明は上記した課題を解決するものであ
り、限られた槽体容量において流入汚水量の負荷変動に
対応することができる流量調整機能付き膜分離ユニット
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に係る本発明の流量調整機能付き膜分離ユ
ニットは、槽内において処理対象汚水を活性汚泥処理す
る本体槽と、本体槽内の水位を測定する水位計と、本体
槽内に浸漬する膜分離装置と、膜分離装置に透過液流路
を通して駆動圧を与え、水位計の測定値を指標として吸
引流量を制御する吸引ポンプ手段とを備えたものであ
る。
【0009】上記した構成により、流入汚水量の増減に
よる本体槽内の水位変化に対し、膜分離装置を通して取
り出す処理水の吸引流量が増減することで、流入汚水量
の流量変化に対する調整機能を発揮し、本体槽の限られ
た槽容量によって負荷変動を吸収することができる。
【0010】請求項2に係る本発明の流量調整機能付き
膜分離ユニットは、槽内において処理対象汚水を活性汚
泥処理する本体槽と、本体槽内に浸漬する膜分離装置
と、処理対象汚水が流入する流量調整槽と、流量調整槽
内の処理対象汚水を本体槽へ定量供給する定流量ポンプ
と、本体槽内の処理対象汚水を流量調整槽へオーバーフ
ローさせるオーバーフロー管路と、流量調整槽内の水位
を測定する水位計と、膜分離装置に透過液流路を通して
駆動圧を与え、水位計の測定値を指標として吸引流量を
制御する吸引ポンプ手段とを備えたものである。
【0011】上記した構成により、定流量ポンプが最大
流入汚水量に相当する定流量で流入汚水を本体槽へ供給
し、オーバーフロー管路を通して処理対象汚水が流量調
整槽へ還流する。この状態で、流入汚水量の増減による
流量調整槽内の水位変化に対し、膜分離装置を通して取
り出す処理水の吸引流量が増減することで、流入汚水量
の流量変化に対する調整機能を発揮するので、流量調整
槽の本来の槽容量以上に負荷変動を吸収することがで
き、流量調整槽を小型化できる。
【0012】請求項3に係る本発明の流量調整機能付き
膜分離ユニットは、吸引ポンプ手段が、モータの回転数
をインバータ制御する吸引ポンプからなり、予め多段に
設定する本体槽内の各水位に応じてモータの回転数を多
段階に調速して吸引ポンプによる吸引流量が段階的に変
化するものである。
【0013】請求項4に係る本発明の流量調整機能付き
膜分離ユニットは、吸引ポンプ手段が、モータの回転数
をインバータ制御する吸引ポンプからなり、水位計の測
定値に追従してモータの回転数を連続的に調速して吸引
流量が連続的に変化するものである。
【0014】請求項5に係る本発明の流量調整機能付き
膜分離ユニットは、吸引ポンプ手段が、膜分離装置に透
過液流路を通して並列に連通し、それぞれ膜分離装置に
駆動圧を与える複数の吸引ポンプと、水位計の測定値を
指標として吸引ポンプの運転台数を制御するコントロー
ラとからなるものである。
【0015】請求項6に係る本発明の流量調整機能付き
膜分離ユニットは、槽体を搬送車体および設置地盤に対
して着脱自在に構成したものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1において、本体槽1は槽内に
おいて処理対象汚水を活性汚泥処理するものであり、本
体槽1に浸漬して複数の膜分離装置21を配置してい
る。各膜分離装置21は種々のものが適用可能である
が、本実施の形態では図5に示したものと同様であり、
複数枚の平板状膜カートリッジ22と、その下方より膜
面洗浄気体を噴出する散気装置23とをケース24の内
部に配置している。
【0017】各膜分離装置21は、各膜カートリッジ2
2の透過液流路に連通する透過液導出管29にモーター
の回転数をインバータ制御する吸引ポンプ2を接続し、
各散気装置23に槽外に配置したブロア3を接続してい
る。吸引ポンプ2は、膜分離装置21に透過液導出管2
9および透過液流路を通して駆動圧(膜間差圧)を与
え、膜透過液を強制吸引するものであり、本体槽1の水
位を測定する水位計4の測定値を指標としてモーターの
回転数をインバータ制御し、予め多段に設定する本体槽
1の各水位に応じて吸引流量が多段に変化する。
【0018】上記した構成により、本体槽1への流入汚
水量が少なく、水位計4で計測する本体槽1の水位が低
位(日平均水量1Q吸引レベル)である場合に、吸引ポ
ンプ2はモーターの回転数を低速に調速し、膜分離装置
21を通して取り出す処理水の吸引流量を低位量(1
Q)に制御する。
【0019】本体槽1への流入汚水量が増加し、水位計
4で計測する本体槽1の水位が中位(2Q吸引レベル)
に増加した場合に、吸引ポンプ2はモーターの回転数を
中速に調速し、膜分離装置21を通して取り出す処理水
の吸引流量を中位量(2Q)に制御する。
【0020】本体槽1への流入汚水量がさらに増加し、
水位計4で計測する本体槽1の水位が高位(3Q吸引レ
ベル)に増加した場合に、吸引ポンプ2はモーターの回
転数を高速に調速し、膜分離装置21を通して取り出す
処理水の吸引流量を高位量(3Q)に制御する。
【0021】したがって、流入汚水量の増減による本体
槽1の水位変化に対し、膜分離装置21を通して取り出
す処理水の吸引流量が多段階に増減することで、流入汚
水量の流量変化に対する調整機能を発揮し、本体槽1の
限られた槽容量によって負荷変動を吸収することができ
る。
【0022】このため、既設の汚水処理設備の更新時の
代替設備として利用する場合に、流量調整槽がなくても
対応することができる。さらに、1Qを越える運転を行
なうことにより、処理能力的に余裕が生じ休止時間が発
生するので、曝気を停止して好気性雰囲気から嫌気性雰
囲気に変更することで単槽において嫌気・好気運転を行
なって脱窒の効果を期待できる。
【0023】尚、吸引ポンプ2は、水位計4の測定値に
追従してモータの回転数を連続的に調速して吸引流量が
連続的に変化するように構成することも可能である。図
2は本発明の他の実施の形態を示すものである。図1に
おけるものと同様の作用を行なうものは同一番号を付し
て説明を省略する。図2において、本体槽1の前段には
処理対象汚水が流入する流量調整槽6を設けており、流
量調整槽6には処理対象汚水を本体槽1へ定量供給する
定流量ポンプ7と、流量調整槽6から本体槽1への送水
管路8と、本体槽1から流量調整槽6へのオーバーフロ
ー管路9と、流量調整槽6の水位を測定する水位計4と
を設けている。
【0024】上記した構成により、定流量ポンプ7が送
水管路8を通して最大流入汚水量に相当する定流量で流
入汚水を本体槽1へ供給し、オーバーフロー管路9を通
して処理対象汚水が流量調整槽6へ還流する。
【0025】この状態で、流量調整槽6への流入汚水量
が少なく、水位計4で計測する流量調整槽6の水位が低
位(1Q吸引レベル)である場合に、吸引ポンプ2はモ
ーターの回転数を低速に調速し、膜分離装置21を通し
て取り出す処理水の吸引流量を低位量(1Q)に制御す
る。
【0026】流量調整槽6への流入汚水量が増加し、水
位計4で計測する流量調整槽6の水位が中位(2Q吸引
レベル)に増加した場合に、吸引ポンプ2はモーターの
回転数を中速に調速し、膜分離装置21を通して取り出
す処理水の吸引流量を中位量(2Q)に制御する。
【0027】流量調整槽6への流入汚水量がさらに増加
し、水位計4で計測する流量調整槽6の水位が高位(3
Q吸引レベル)に増加した場合に、吸引ポンプ2はモー
ターの回転数を高速に調速し、膜分離装置21を通して
取り出す処理水の吸引流量を高位量(3Q)に制御す
る。
【0028】したがって、流入汚水量の増減による流量
調整槽6の水位変化に対し、膜分離装置21を通して取
り出す処理水の吸引流量が多段階に増減することで、流
入汚水量の流量変化に対する調整機能を発揮するので、
流量調整槽6の本来の槽容量以上に負荷変動を吸収する
ことができ、流量調整槽6を小型化できる。例えば、水
理学的滞留時間が通常6時間であるところを4時間以下
の槽容量にできる。
【0029】図3は本発明の他の実施の形態を示すもの
である。先の実施の形態と同様の作用を行なうものは同
一番号を付して説明を省略する。図3において、膜分離
装置21には複数の吸引ポンプ2を並列に接続してお
り、各吸引ポンプ2はそれぞれ膜分離装置21に駆動圧
を与える。制御手段10により水位計4の測定値を指標
として吸引ポンプ2の運転台数を制御する。
【0030】上記した構成により、本体槽1への流入汚
水量が少なく、水位計4で計測する本体槽1の水位が低
位(1Q吸引レベル)である場合に、コントローラ10
は1台の吸引ポンプ2を運転し、膜分離装置21を通し
て取り出す処理水の吸引流量を低位量(1Q)に制御す
る。
【0031】本体槽1への流入汚水量が増加し、水位計
4で計測する本体槽1の水位が中位(2Q吸引レベル)
に増加した場合に、制御手段10により2台の吸引ポン
プ2を運転し、膜分離装置21を通して取り出す処理水
の吸引流量を中位量(2Q)に制御する。
【0032】本体槽1への流入汚水量がさらに増加し、
水位計4で計測する本体槽1の水位が高位(3Q吸引レ
ベル)に増加した場合に、制御手段10により3台の吸
引ポンプ2を運転し、膜分離装置21を通して取り出す
処理水の吸引流量を高位量(3Q)に制御する。
【0033】したがって、流入汚水量の増減による本体
槽1の水位変化に対し、膜分離装置21を通して取り出
す処理水の吸引流量が多段階に増減することで、流入汚
水量の流量変化に対する調整機能を発揮し、本体槽1の
限られた槽容量によって負荷変動を吸収することができ
る。
【0034】図4は本発明の他の実施の形態を示すもの
である。先の実施の形態と同様の作用を行なうものは同
一番号を付して説明を省略する。図4において、制御手
段10は、流量調整槽6に設けた水位計4の測定値を指
標として吸引ポンプ2の運転台数を制御する。
【0035】上記した構成により、流量調整槽6への流
入汚水量が少なく、水位計4で計測する流量調整槽6の
水位が低位(1Q吸引レベル)である場合に、制御手段
10により1台の吸引ポンプ2を運転し、膜分離装置2
1を通して取り出す処理水の吸引流量を低位量(1Q)
に制御する。
【0036】流量調整槽6への流入汚水量が増加し、水
位計4で計測する流量調整槽6の水位が中位(2Q吸引
レベル)に増加した場合に、制御手段10により2台の
吸引ポンプ2を運転し、膜分離装置21を通して取り出
す処理水の吸引流量を中位量(2Q)に制御する。
【0037】流量調整槽6への流入汚水量がさらに増加
し、水位計4で計測する流量調整槽6の水位が高位(3
Q吸引レベル)に増加した場合に、制御手段10により
3台の吸引ポンプ2を運転し、膜分離装置21を通して
取り出す処理水の吸引流量を高位量(3Q)に制御す
る。
【0038】したがって、流入汚水量の増減による流量
調整槽6の水位変化に対し、膜分離装置21を通して取
り出す処理水の吸引流量が多段階に増減することで、流
入汚水量の流量変化に対する調整機能を発揮するので、
流量調整槽6の本来の槽容量以上に負荷変動を吸収する
ことができ、流量調整槽6を小型化できる。
【0039】尚、上述した本体槽1および流量調整槽6
は独立したものであっても良く、一体的なものでも良
く、搬送車体および設置地盤に対して着脱自在に構成す
ることもできる。また、ユニットの前後に夾雑物をスク
リーン処理する前処理設備、および処理水を消毒する後
処理設備を移動式の構造にして付加することで、汚水処
理システムとして完結したフローを有する移動式汚水処
理施設が実現できる。
【0040】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、流入汚水
量の増減による槽本体もしくは流量調整槽内の水位変化
に対し、膜分離装置を通して取り出す処理水の吸引流量
が増減することで、流入汚水量の流量変化に対する調整
機能を発揮するので、槽本体もしくは流量調整槽の限ら
れた本来の槽容量以上に負荷変動を吸収することがで
き、槽本体、流量調整槽を小型化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における流量調整機能付き
膜分離ユニットを示す模式図である。
【図2】本発明の他の実施の形態における流量調整機能
付き膜分離ユニットを示す模式図である。
【図3】本発明の他の実施の形態における流量調整機能
付き膜分離ユニットを示す模式図である。
【図4】本発明の他の実施の形態における流量調整機能
付き膜分離ユニットを示す模式図である。
【図5】膜分離装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 本体槽 2 吸引ポンプ 3 ブロア 4 水位計 6 流量調整槽 7 定流量ポンプ 8 送水管路 9 オーバーフロー管路 10 制御手段 21 膜分離装置 22 平板状膜カートリッジ 23 散気装置 24 ケース 29 透過液導出管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 葛谷 久孝 東京都中央区日本橋室町3丁目1番3号 株式会社クボタ東京本社内 Fターム(参考) 4D006 GA02 HA41 HA93 KA12 KA44 KA67 KB22 KE03Q KE21P MA03 PA02 PB08 PC64 4D028 BC17 BD17 CB03 CD05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 槽内において処理対象汚水を活性汚泥処
    理する本体槽と、本体槽内の水位を測定する水位計と、
    本体槽内に浸漬する膜分離装置と、膜分離装置に透過液
    流路を通して駆動圧を与え、水位計の測定値を指標とし
    て吸引流量を制御する吸引ポンプ手段とを備えたことを
    特徴とする流量調整機能付き膜分離ユニット。
  2. 【請求項2】 槽内において処理対象汚水を活性汚泥処
    理する本体槽と、本体槽内に浸漬する膜分離装置と、処
    理対象汚水が流入する流量調整槽と、流量調整槽内の処
    理対象汚水を本体槽へ定量供給する定流量ポンプと、本
    体槽内の処理対象汚水を流量調整槽へオーバーフローさ
    せるオーバーフロー管路と、流量調整槽内の水位を測定
    する水位計と、膜分離装置に透過液流路を通して駆動圧
    を与え、水位計の測定値を指標として吸引流量を制御す
    る吸引ポンプ手段とを備えたことを特徴とする流量調整
    機能付き膜分離ユニット。
  3. 【請求項3】 吸引ポンプ手段が、モータの回転数をイ
    ンバータ制御する吸引ポンプからなり、予め多段に設定
    する本体槽内の各水位に応じて制御手段によりモータの
    回転数を多段階に調速して吸引ポンプによる吸引流量が
    段階的に変化することを特徴とする請求項1又は2に記
    載の流量調整機能付き膜分離ユニット。
  4. 【請求項4】 吸引ポンプ手段が、モータの回転数をイ
    ンバータ制御する吸引ポンプからなり、水位計の測定値
    に追従して制御手段によりモータの回転数を連続的に調
    速して吸引流量が連続的に変化することを特徴とする請
    求項1又は2に記載の流量調整機能付き膜分離ユニッ
    ト。
  5. 【請求項5】 吸引ポンプ手段が、膜分離装置に透過液
    流路を通して並列に連通し、それぞれ膜分離装置に駆動
    圧を与える複数の吸引ポンプと、水位計の測定値を指標
    として吸引ポンプの運転台数を制御する制御手段とから
    なることを特徴とする請求項1又は2に記載の流量調整
    機能付き膜分離ユニット。
  6. 【請求項6】 槽体を搬送車体および設置地盤に対して
    着脱自在に構成したことを特徴とする請求項1〜5の何
    れか1項に記載の流量調整機能付き膜分離ユニット。
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