JP2001333028A - 装置内架間光伝送方式 - Google Patents

装置内架間光伝送方式

Info

Publication number
JP2001333028A
JP2001333028A JP2000149157A JP2000149157A JP2001333028A JP 2001333028 A JP2001333028 A JP 2001333028A JP 2000149157 A JP2000149157 A JP 2000149157A JP 2000149157 A JP2000149157 A JP 2000149157A JP 2001333028 A JP2001333028 A JP 2001333028A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
package
main signal
side main
optical
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000149157A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3479260B2 (ja
Inventor
Kazunari Izawa
一成 伊澤
Masatomo Fukino
理知 吹野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
NEC Miyagi Ltd
Original Assignee
NEC Corp
NEC Miyagi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp, NEC Miyagi Ltd filed Critical NEC Corp
Priority to JP2000149157A priority Critical patent/JP3479260B2/ja
Publication of JP2001333028A publication Critical patent/JP2001333028A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3479260B2 publication Critical patent/JP3479260B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置内架間主信号データ伝送を光信号により
行う場合に、専用の伝送路を用いることなくパッケージ
障害情報の伝送を可能とし、さらに障害発生箇所の特定
を確実に行う。 【解決手段】 送信側主信号パッケージに、他系の送信
側主信号パッケージのパッケージ障害情報を光主信号デ
ータにのせて送信する手段を備え、受信側主信号パッケ
ージに、受信される光主信号データから他系の送信側主
信号パッケージのパッケージ障害情報を検出して他系の
受信側主信号パッケージへ出力する手段と、他系の受信
側主信号パッケージから入力される自系の送信側主信号
パッケージのパッケージ障害情報により警報監視パッケ
ージに通知される光信号異常・劣化生情報をマスクする
手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、装置内架間主信号
データ伝送を光信号により行う装置内架間光伝送方式に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の装置内架間主信号データ伝送は電
気信号により行われていたが、回線速度の高速化および
収容回線の大容量化に伴い、装置内架間主信号データ伝
送を光信号により行うことが考えられている。ここで
は、電気信号による装置内架間主信号データ伝送システ
ムと、現在考えられている光信号による装置内架間主信
号データ伝送システムの構成例について説明する。
【0003】図5は、電気信号による装置内架間主信号
データ伝送システムの構成例を示す。図において、送信
側架50には、2系統の送信側主信号パッケージ51−
1,51−2が配置される。受信側架60には、2系統
の受信側主信号パッケージ61−1,61−2が配置さ
れ、さらに警報監視パッケージ62と冗長系切替制御パ
ッケージ63により警報・障害監視と冗長系切替制御が
行われる構成である。主信号データ200は、架間伝送
路を介して送信側主信号パッケージ51−1,51−2
から受信側主信号パッケージ61−1,61−2へ並列
に伝送される。受信側主信号パッケージ61−1の電気
信号異常・劣化検出部64−1は、伝送された主信号デ
ータ200を監視し、電気信号の異常・劣化を検出した
ときに電気信号異常・劣化生情報201を出力する。他
系の受信側主信号パッケージ61−2においても同様で
ある。
【0004】一方、送信側主信号パッケージ51−1で
は、パッケージ故障検出部52−1から出力されるパッ
ケージ故障情報203と、ソフトウェア設定制御部53
−1から出力されるソフトウェア設定未完了情報204
をオア回路54−1で論理和をとり、直流電気信号のパ
ッケージ障害情報205として受信側主信号パッケージ
61−1へ伝送する。受信側主信号パッケージ61−1
の入力信号監視部67−1は、このパッケージ障害情報
205を監視し、送信側主信号パッケージ51−1で障
害が発生した場合および未実装の場合を検出したときに
上流障害情報206を出力する。
【0005】電気信号異常・劣化生情報201と上流障
害情報206は、オア回路68−1で論理和がとられ、
切替要求情報207として出力される。この切替要求情
報207は、冗長系切替制御パッケージ63およびパス
AIS挿入部69−1に入力され、パッケージ切替えお
よびパスAISの挿入を行う。また、電気信号異常・劣
化生情報201は、マスク処理部70−1を介して警報
監視パッケージ62に入力されるが、上流障害情報20
6によりマスク処理される。すなわち、送信側主信号パ
ッケージ51−1の障害で二次的に発生した電気信号の
異常・劣化を示す電気信号異常・劣化生情報201は、
上流障害情報206によるマスク処理により警報監視パ
ッケージ62へ通知されないようになっている。これに
より、送信側主信号パッケージ51−1が正常であるに
も関わらず、伝送路異常等により電気信号異常・劣化生
情報201が検出された場合のみ、警報監視パッケージ
62に通知されることになるので、障害発生箇所の特定
が可能となる。他系の送信側主信号パッケージ51−2
および受信側主信号パッケージ61−2においても同様
である。
【0006】図6は、光信号による装置内架間主信号デ
ータ伝送システムの構成例を示す。ここでは、光主信号
データを伝送する場合に、パッケージ障害情報205を
直流電気信号で伝送しようとすると、そのための電気ケ
ーブルが必要となるので、パッケージ障害情報205を
光主信号データのオーバヘッド内の空きビットに挿入し
て伝送する例を示す。
【0007】図において、送信側架50には、2系統の
送信側主信号パッケージ51−1,51−2が配置され
る。受信側架60には、2系統の受信側主信号パッケー
ジ61−1,61−2が配置され、さらに警報監視パッ
ケージ62と冗長系切替制御パッケージ63により警報
・障害監視と冗長系切替制御が行われる構成である。光
主信号データ210は、架間光伝送路を介して送信側主
信号パッケージ51−1,51−2から受信側主信号パ
ッケージ61−1,61−2へ並列に伝送される。受信
側主信号パッケージ61−1の光信号異常・劣化検出部
65−1は、伝送された光主信号データ210を監視
し、光信号の異常・劣化を検出したときに光信号異常・
劣化生情報211を出力する。他系の受信側主信号パッ
ケージ61−2においても同様である。
【0008】一方、送信側主信号パッケージ51−1で
は、パッケージ故障検出部52−1から出力されるパッ
ケージ故障情報203と、ソフトウェア設定制御部53
−1から出力されるソフトウェア設定未完了情報204
をオア回路54−1で論理和をとり、パッケージ障害情
報205としてオーバヘッド挿入部55−1に入力し、
光主信号データ210のオーバヘッド内の空きビットに
挿入して受信側主信号パッケージ61−1へ伝送する。
受信側主信号パッケージ61−1のオーバヘッド抽出部
66−1は、光主信号データのオーバヘッド内からパッ
ケージ障害情報205を抽出する。
【0009】光信号異常・劣化生情報211とパッケー
ジ障害情報205は、オア回路68−1で論理和がとら
れ、切替要求情報207として出力される。この切替要
求情報207は、冗長系切替制御パッケージ63および
パスAIS挿入部69−1に入力され、パッケージ切替
えおよびパスAISの挿入を行う。また、光信号異常・
劣化生情報211は、マスク処理部70−1を介して警
報監視パッケージ62に入力されるが、パッケージ障害
情報205によりマスク処理される。すなわち、送信側
主信号パッケージ51−1の障害で二次的に発生した光
信号の異常・劣化を示す光信号異常・劣化生情報211
は、パッケージ障害情報205によるマスク処理により
警報監視パッケージ62へ通知されないようになってい
る。他系の送信側主信号パッケージ51−2および受信
側主信号パッケージ61−2においても同様である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば送信
側主信号パッケージ51−1の障害により、パッケージ
障害情報205を光主信号データ210のオーバヘッド
に挿入して伝送しようとしたときに、受信側主信号パッ
ケージ61−1では光信号異常・劣化生情報211が検
出されるが、オーバヘッド抽出部66−1でパッケージ
障害情報205を正しく抽出することができないことが
ある。この場合には、パッケージ障害情報205により
光信号異常・劣化生情報202をマスクすることができ
ず、警報監視パッケージ62に通知される。すなわち、
送信側主信号パッケージ51−1,51−2の障害で二
次的に発生した光信号の異常・劣化にもかかわらず警報
処理され、障害発生箇所が誤って認識される問題があ
る。
【0011】また、例えば送信側主信号パッケージ51
−1が正常であるにも関わらず、光信号の異常・劣化に
よりオーバヘッド抽出部66−1でパッケージ障害情報
205が誤って検出されることがある。この場合には、
光信号異常・劣化検出部65−1から出力された光信号
異常・劣化生情報211が誤って検出されたパッケージ
障害情報205によりマスクされ、警報監視パッケージ
62に通知されなくなり、同様に障害発生箇所が不明に
なる問題がある。
【0012】本発明は、装置内架間主信号データ伝送を
光信号により行う場合に、専用の伝送路を用いることな
くパッケージ障害情報の伝送を可能とし、さらに障害発
生箇所の特定を確実に行うことができる装置内架間光伝
送方式を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の装置内
架間光伝送方式は、送信側主信号パッケージに、他系の
送信側主信号パッケージのパッケージ障害情報を光主信
号データにのせて送信する手段を備え、受信側主信号パ
ッケージに、受信される光主信号データから他系の送信
側主信号パッケージのパッケージ障害情報を検出して他
系の受信側主信号パッケージへ出力する手段と、他系の
受信側主信号パッケージから入力される自系の送信側主
信号パッケージのパッケージ障害情報により警報監視パ
ッケージに通知される光信号異常・劣化生情報をマスク
する手段とを備える。
【0014】これにより、自系の送信側主信号パッケー
ジのパッケージ障害情報は、障害の発生していない他系
の送信側主信号パッケージおよび受信側主信号パッケー
ジを介して伝送することができるので、自系の送信側主
信号パッケージの障害により自系の受信側主信号パッケ
ージで発生する光信号異常・劣化生情報を確実にマスク
することができる。
【0015】請求項2に記載の装置内架間光伝送方式
は、光主信号データに自系のパッケージ障害情報と他系
の送信側主信号パッケージのパッケージ障害情報をのせ
て伝送するものである。
【0016】請求項3に記載の装置内架間光伝送方式
は、受信側主信号パッケージに、光信号異常・劣化生情
報により他系の送信側主信号パッケージのパッケージ障
害情報をマスクする手段を備える。これにより、他系の
伝送路異常等による誤ったパッケージ障害情報がマスク
することができる。
【0017】請求項4に記載の装置内架間光伝送方式
は、パッケージ障害情報を光主信号データのオーバヘッ
ドの未使用ビットに挿入して伝送するものである。
【0018】請求項5に記載の装置内架間光伝送方式
は、パッケージ障害情報を光主信号データの同期フレー
ムパターンにより設定して伝送するものである。
【0019】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)図1は、本発
明の装置内架間光伝送方式の第1の実施形態を示す。本
実施形態は、請求項1,3,4に対応する。
【0020】図において、送信側架10には、2系統の
送信側主信号パッケージ11−1,11−2が配置され
る。受信側架20には、2系統の受信側主信号パッケー
ジ21−1,21−2が配置され、さらに警報監視パッ
ケージ62と冗長系切替制御パッケージ63により警報
・障害監視と冗長系切替制御が行われる構成である。送
信側主信号パッケージ11−1は、パッケージ故障情報
203を検出するパッケージ故障検出部52−1と、ソ
フトウェア設定未完了情報204を検出するソフトウェ
ア設定制御部53−1と、パッケージ故障情報203と
ソフトウェア設定未完了情報204の論理和をパッケー
ジ障害情報205として出力するオア回路54−1と、
他系の送信側主信号パッケージ11−2のパッケージ障
害情報205を監視し、他系にパッケージ障害が発生し
た場合やパッケージ未実装の場合に他系パッケージ障害
情報101を出力する入力信号監視部12−1と、他系
パッケージ障害情報101を光主信号データ210のオ
ーバヘッドの未使用ビットに挿入するオーバヘッド挿入
部55−1とを備える。他系の送信側主信号パッケージ
11−2においても同様である。
【0021】受信側主信号パッケージ21−1は、光主
信号データ210を監視して光信号異常・劣化生情報2
11を検出する光信号異常・劣化検出部65−1と、光
主信号データ210のオーバヘッドから他系パッケージ
障害情報101を抽出し、出力主信号データ202を出
力するオーバヘッド抽出部66−1と、他系パッケージ
障害情報101を光信号異常・劣化生情報211により
マスク処理するマスク処理部23−1と、他系のマスク
処理部23−2から出力される他系パッケージ障害情報
101を監視し、他系を介して伝送された他系パッケー
ジ障害情報101から自系の送信側主信号パッケージ1
1−1の障害を示す自系パッケージ障害情報102を出
力する入力信号監視部24−1と、自系パッケージ障害
情報102と光信号異常・劣化生情報211の論理和を
とり、冗長系切替制御パッケージ63に対する切替要求
情報207として出力するオア回路68−1と、切替要
求情報207により出力主信号データ202にパスAI
Sを挿入するパスAIS挿入部69−1と、警報監視パ
ッケージ62に入力する光信号異常・劣化生情報211
を自系パッケージ障害情報102によりマスク処理する
マスク処理部70−1とを備える。他系の受信側主信号
パッケージ21−2においても同様である。
【0022】すなわち、受信側主信号パッケージ21−
1の入力信号監視部24−1が出力する自系パッケージ
障害情報102は、図5に示す入力信号監視部67−1
が出力する上流障害情報206と同様の機能を果たす。
【0023】また、本実施形態では、図6に示す従来構
成と異なり、自系の送信側主信号パッケージ11−1の
パッケージ障害情報を、障害の発生していない他系の送
信側主信号パッケージ11−2と受信側主信号パッケー
ジ21−2を介して架間伝送し、自系の受信側主信号パ
ッケージ21−1で自系パッケージ障害情報102を取
得し、警報監視パッケージ62に入力する光信号異常・
劣化生情報211をマスクする構成を特徴としている。
これにより、自系の送信側主信号パッケージ11−1の
障害で二次的に発生する光信号異常・劣化生情報211
を確実にマスクすることができる。さらに、他系の受信
側主信号パッケージ21−2で抽出された他系パッケー
ジ障害情報101は、他系の光信号異常・劣化生情報2
11によりマスク処理することにより、他系の障害によ
る不正な他系パッケージ障害情報101の出力が禁止さ
れる。
【0024】以下、本実施形態の動作について説明す
る。光主信号データ210は、架間光伝送路を介して送
信側主信号パッケージ11−1,11−2から受信側主
信号パッケージ21−1,21−2へ並列に伝送され
る。受信側主信号パッケージ21−1の光信号異常・劣
化検出部65−1は、伝送された光主信号データ210
を監視し、光信号の異常・劣化を検出したときに光信号
異常・劣化生情報211を出力する。他系の受信側主信
号パッケージ21−2においても同様である。
【0025】一方、送信側主信号パッケージ11−1で
は、パッケージ故障検出部52−1から出力されるパッ
ケージ故障情報203と、ソフトウェア設定制御部53
−1から出力されるソフトウェア設定未完了情報204
の論理和をパッケージ障害情報205として出力する。
このパッケージ障害情報205は、他系の送信側主信号
パッケージ11−2の入力信号監視部12−2に入力さ
れ、他系パッケージ障害情報101に変換される。この
他系パッケージ障害情報101は、他系のオーバヘッド
挿入部55−2に入力され、他系の光主信号データ21
0のオーバヘッド内の空きビットに挿入して受信側主信
号パッケージ21−2へ伝送される。
【0026】他系の受信側主信号パッケージ21−2の
オーバヘッド抽出部66−2は、光主信号データ210
のオーバヘッド内から他系パッケージ障害情報101を
抽出する。この他系の受信側主信号パッケージ21−2
で抽出される他系パッケージ障害情報101は、他系の
マスク処理部23−2を介して、自系の受信側主信号パ
ッケージ21−1の入力信号監視部24−1に入力され
る。ここで、他系の光信号異常・劣化検出部65−2か
ら光信号異常・劣化生情報211が出力される場合に
は、他系パッケージ障害情報101をマスク処理するこ
とにより、他系の光伝送路異常等による誤った他系パッ
ケージ障害情報101の出力を阻止する。入力信号監視
部24−1は、入力された他系パッケージ障害情報10
1が自系のパッケージ障害情報205に基づくものであ
るので、自系のパッケージ障害またはパッケージ未実装
であると判断し、自系パッケージ障害情報102をOR
回路68−1およびマスク処理部70−1に出力する。
【0027】受信側主信号パッケージ21−1では、光
信号異常・劣化生情報211と自系パッケージ障害情報
102がオア回路68−1で論理和がとられ、その切替
要求情報207を冗長系切替制御パッケージ63および
パスAIS挿入部69−1に入力し、パッケージ切替え
およびパスAISの挿入を行う。また、光信号異常・劣
化生情報211は、マスク処理部70−1を介して警報
監視パッケージ62に入力されるが、自系パッケージ障
害情報102が出力されている場合にはマスクされる。
すなわち、送信側主信号パッケージ11−1の障害で二
次的に発生した光信号の異常・劣化を示す光信号異常・
劣化生情報211は、他系の経路を介して伝送された他
系パッケージ障害情報101から得られた自系パッケー
ジ障害情報102によりマスクされ、警報監視パッケー
ジ62へ通知されないようになる。
【0028】これにより、送信側主信号パッケージ11
−1が正常であるにも関わらず、伝送路異常等により光
信号異常・劣化生情報211が検出された場合のみ、警
報監視パッケージ62に通知されることになるので、障
害発生箇所の特定が可能となる。他系の送信側主信号パ
ッケージ11−2および受信側主信号パッケージ21−
2においても同様である。
【0029】(第2の実施形態)図2は、本発明の装置
内架間光伝送方式の第2の実施形態を示す。本実施形態
は、請求項2,3,4に対応する。
【0030】第1の実施形態では自系の送信側主信号パ
ッケージで発生したパッケージ障害情報205を他系パ
ッケージ障害情報101として、他系の伝送路を介して
伝送し、自系の受信側主信号パッケージに取り込む構成
になっていたが、本実施形態では、自系の送信側主信号
パッケージで発生したパッケージ障害情報205を自系
および他系の伝送路を介して同時に伝送することを特徴
とする。
【0031】図において、送信側架10には、2系統の
送信側主信号パッケージ11−1,11−2が配置され
る。受信側架20には、2系統の受信側主信号パッケー
ジ21−1,21−2が配置され、さらに警報監視パッ
ケージ62と冗長系切替制御パッケージ63により警報
・障害監視と冗長系切替制御が行われる構成である。送
信側主信号パッケージ11−1は、パッケージ故障情報
203を検出するパッケージ故障検出部52−1と、ソ
フトウェア設定未完了情報204を検出するソフトウェ
ア設定制御部53−1と、パッケージ故障情報203と
ソフトウェア設定未完了情報204の論理和をパッケー
ジ障害情報205として出力するオア回路54−1と、
他系の送信側主信号パッケージ11−2のパッケージ障
害情報205を監視し、他系にパッケージ障害が発生し
た場合やパッケージ未実装の場合に他系パッケージ障害
情報101を出力する入力信号監視部12−1と、パッ
ケージ障害情報205と他系パッケージ障害情報101
を光主信号データ210のオーバヘッドの未使用ビット
に挿入するオーバヘッド挿入部13−1とを備える。他
系の送信側主信号パッケージ11−2においても同様で
ある。
【0032】受信側主信号パッケージ21−1は、光主
信号データ210を監視して光信号異常・劣化生情報2
11を検出する光信号異常・劣化検出部65−1と、光
主信号データ210のオーバヘッドからパッケージ障害
情報205と他系パッケージ障害情報101を抽出し、
出力主信号データ202を出力するオーバヘッド抽出部
22−1と、光信号異常・劣化生情報211とパッケー
ジ障害情報205の論理和をとり、冗長系切替制御パッ
ケージ63に対する切替要求情報207として出力する
オア回路68−1と、切替要求情報207により出力主
信号データ202にパスAISを挿入するパスAIS挿
入部69−1と、他系パッケージ障害情報101を光信
号異常・劣化生情報211によりマスク処理するマスク
処理部23−1と、他系のマスク処理部23−2から出
力される他系パッケージ障害情報101を監視し、他系
を介して伝送された他系パッケージ障害情報101から
自系の送信側主信号パッケージ11−1の障害を示す自
系パッケージ障害情報102を出力する入力信号監視部
24−1と、警報監視パッケージ62に入力する光信号
異常・劣化生情報211を自系パッケージ障害情報10
2によりマスク処理するマスク処理部70−1とを備え
る。他系の受信側主信号パッケージ21−2においても
同様である。
【0033】本実施形態は、パッケージ障害情報205
と他系パッケージ障害情報101を同時に伝送し、受信
側主信号パッケージ21−1,21−2でパッケージ障
害情報205と光信号異常・劣化生情報211の論理和
を切替要求情報207としている他は、第1の実施形態
と同様である。すなわち、光信号異常・劣化生情報21
1をマスクするための自系パッケージ障害情報102
は、他系の経路を介して伝送される他系パッケージ障害
情報101から得られるので、自系の送信側主信号パッ
ケージ11−1の障害で二次的に発生する光信号異常・
劣化生情報211を確実にマスクすることができる。
【0034】(第3の実施形態)図3は、本発明の装置
内架間光伝送方式の第3の実施形態を示す。本実施形態
は、請求項2,3,5に対応する。
【0035】第1の実施形態では、他系パッケージ障害
情報101を光主信号データ210のオーバヘッドに挿
入して伝送し、第2の実施形態では、パッケージ障害情
報205および他系パッケージ障害情報101を光主信
号データ210のオーバヘッドに挿入して伝送したが、
本実施形態はオーバヘッドに空きビットがない場合に適
用されるものである。ここでは、第2の実施形態の構成
において、同期フレームパターンを変えることによりパ
ッケージ障害情報205および他系パッケージ障害情報
101を伝送する例を示すが、同様に第1の実施形態に
対しても適用することができる。
【0036】図2に示す送信側主信号パッケージ11−
1,11−2のオーバヘッド挿入部13−1,13−2
に代わり、同期フレームパターン生成部14−1,14
−2を配置し、受信側主信号パッケージ21−1,21
−2のオーバヘッド抽出部22−1,22−2に代わ
り、同期フレームパターン検出部25−1,25−2を
配置する。
【0037】ここで、光主信号データ210の同期フレ
ームパターンとして、障害未発生時のパターン、パッケ
ージ障害発生時のパターン、他系パッケージ障害発生時
のパターンの3種類を用意する。そして、パッケージ障
害情報205および他系パッケージ障害情報101の内
容に応じて、図4に示す条件に従い、同期フレームパタ
ーン生成部14−1,14−2で生成する同期フレーム
パターンを変える。
【0038】受信側主信号パッケージ21−1,21−
2の同期フレームパターン検出部25−1,25−2
は、受信した同期フレームパターンを監視し、図4の条
件に従ってパッケージ障害情報205および他系パッケ
ージ障害情報101を出力する。それ以降の動作は、第
2の実施形態と同様である。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の装置内架
間光伝送方式は、装置内架間主信号データ伝送を光信号
により行う場合に、パッケージ障害情報を光主信号デー
タのオーバヘッドに挿入するか同期フレームパターンで
設定することにより伝送することができる。これによ
り、装置内架間接続ケーブルを光ファイバのみにするこ
とができ、装置内架間伝送における伝送距離を拡大する
ことができる。
【0040】さらに、自系の送信側主信号パッケージの
パッケージ障害情報は、障害の発生していない他系の送
信側主信号パッケージおよび受信側主信号パッケージを
介して伝送されるので、自系の送信側主信号パッケージ
の障害により自系の受信側主信号パッケージで発生する
光信号異常・劣化生情報を確実にマスクすることがで
き、障害発生箇所の特定を確実に行うことができる。
【0041】また、受信側主信号パッケージは、光信号
異常・劣化生情報により他系の送信側主信号パッケージ
のパッケージ障害情報(他系パッケージ障害情報)をマ
スクすることにより、伝送路異常等による誤った他系パ
ッケージ障害情報の出力が禁止されるので、他系を介し
て伝送されるパッケージ障害情報の信頼性を高めること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置内架間光伝送方式の第1の実施形
態を示す構成図である。
【図2】本発明の装置内架間光伝送方式の第2の実施形
態を示す構成図である。
【図3】本発明の装置内架間光伝送方式の第3の実施形
態を示す構成図である。
【図4】第3の実施形態における同期フレームパターン
の設定例を示す図である。
【図5】電気信号による装置内架間主信号データ伝送シ
ステムの構成例を示す図である。
【図6】光信号による装置内架間主信号データ伝送シス
テムの構成例を示す図である。
【符号の説明】
10 送信側架 11 送信側主信号パッケージ 12 入力信号監視部 13 オーバヘッド挿入部 14 同期フレームパターン生成部 20 受信側架 21 受信側主信号パッケージ 22 オーバヘッド抽出部 23 マスク処理部 24 入力信号監視部 25 同期フレームパターン検出部 50 送信側架 51 送信側主信号パッケージ 52 パッケージ故障検出部 53 ソフトウェア設定制御部 54 オア回路 55 オーバヘッド挿入部 60 受信側架 61 受信側主信号パッケージ 66 オーバヘッド抽出部 62 警報監視パッケージ 63 冗長系切替制御パッケージ 64 電気信号異常・劣化検出部 65 光信号異常・劣化検出部 67 入力信号監視部 68 オア回路 69 パスAIS挿入部 70 マスク処理部 101 他系パッケージ障害情報 102 自系パッケージ障害情報 200 主信号データ 201 電気信号異常・劣化生情報 202 出力主信号データ 203 パッケージ故障情報 204 ソフトウェア設定未完了情報 205 パッケージ障害情報 206 上流障害情報 207 切替要求情報 210 光主信号データ 211 光信号異常・劣化生情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吹野 理知 宮城県黒川郡大和町吉岡字雷神2番地 宮 城日本電気株式会社内 Fターム(参考) 5K002 AA01 AA03 DA05 EA06 EA33 FA01 GA03 5K035 AA03 AA04 JJ01 JJ03 LL14 MM03 MM06 5K042 AA00 CA10 DA32 EA03 LA15 MA01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信側架に少なくとも2系統の送信側主
    信号パッケージを備え、受信側架に少なくとも2系統の
    受信側主信号パッケージと警報監視パッケージと冗長系
    切替制御パッケージを備え、送信側架から受信側架へ光
    主信号データを架間伝送し、受信側主信号パッケージに
    受信される光主信号データの異常・劣化を示す光信号異
    常・劣化生情報を前記警報監視パッケージおよび前記冗
    長系切替制御パッケージに通知し、警報・障害監視と冗
    長系切替制御を行う装置内架間光伝送方式において、 前記送信側主信号パッケージは、他系の送信側主信号パ
    ッケージのパッケージ障害情報を光主信号データにのせ
    て送信する手段を備え、 前記受信側主信号パッケージは、受信される光主信号デ
    ータから他系の送信側主信号パッケージのパッケージ障
    害情報を検出して他系の受信側主信号パッケージへ出力
    する手段と、他系の受信側主信号パッケージから入力さ
    れる自系の送信側主信号パッケージのパッケージ障害情
    報により前記警報監視パッケージに通知される光信号異
    常・劣化生情報をマスクする手段とを備えたことを特徴
    とする装置内架間光伝送方式。
  2. 【請求項2】 前記送信側主信号パッケージは、自系の
    パッケージ障害情報と他系の送信側主信号パッケージの
    パッケージ障害情報を光主信号データにのせて送信する
    手段を備え、 前記受信側主信号パッケージは、受信される光主信号デ
    ータから自系のパッケージ障害情報と他系の送信側主信
    号パッケージのパッケージ障害情報を検出し、他系の送
    信側主信号パッケージのパッケージ障害情報を他系の受
    信側主信号パッケージへ出力する手段と、他系の受信側
    主信号パッケージから入力される自系の送信側主信号パ
    ッケージのパッケージ障害情報により前記警報監視パッ
    ケージに通知される光信号異常・劣化生情報をマスクす
    る手段とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の装
    置内架間光伝送方式。
  3. 【請求項3】 前記受信側主信号パッケージは、前記光
    信号異常・劣化生情報により前記他系の送信側主信号パ
    ッケージのパッケージ障害情報をマスクする手段を備え
    たことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の装
    置内架間光伝送方式。
  4. 【請求項4】 前記送信側主信号パッケージは、他系の
    送信側主信号パッケージのパッケージ障害情報、または
    自系のパッケージ障害情報と他系の送信側主信号パッケ
    ージのパッケージ障害情報を光主信号データのオーバヘ
    ッドの未使用ビットに挿入して送信する手段を備え、 前記受信側主信号パッケージは、受信される光主信号デ
    ータのオーバヘッドから他系の送信側主信号パッケージ
    のパッケージ障害情報、または自系のパッケージ障害情
    報と他系の送信側主信号パッケージのパッケージ障害情
    報を抽出する手段を備えたことを特徴とする請求項1〜
    3のいすれかに記載の装置内架間光伝送方式。
  5. 【請求項5】 前記送信側主信号パッケージは、他系の
    送信側主信号パッケージのパッケージ障害情報、または
    自系のパッケージ障害情報と他系の送信側主信号パッケ
    ージのパッケージ障害情報を光主信号データの同期フレ
    ームパターンにより設定する手段を備え、 前記受信側主信号パッケージは、受信される光主信号デ
    ータの同期フレームパターンから他系の送信側主信号パ
    ッケージのパッケージ障害情報、または自系のパッケー
    ジ障害情報と他系の送信側主信号パッケージのパッケー
    ジ障害情報を検出する手段を備えたことを特徴とする請
    求項1〜3のいずれかに記載の装置内架間光伝送方式。
JP2000149157A 2000-05-22 2000-05-22 装置内架間光伝送方式 Expired - Fee Related JP3479260B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000149157A JP3479260B2 (ja) 2000-05-22 2000-05-22 装置内架間光伝送方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000149157A JP3479260B2 (ja) 2000-05-22 2000-05-22 装置内架間光伝送方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001333028A true JP2001333028A (ja) 2001-11-30
JP3479260B2 JP3479260B2 (ja) 2003-12-15

Family

ID=18655056

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000149157A Expired - Fee Related JP3479260B2 (ja) 2000-05-22 2000-05-22 装置内架間光伝送方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3479260B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007259316A (ja) * 2006-03-24 2007-10-04 Fujitsu Ltd 情報処理装置、障害通知方法および障害通知プログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007259316A (ja) * 2006-03-24 2007-10-04 Fujitsu Ltd 情報処理装置、障害通知方法および障害通知プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3479260B2 (ja) 2003-12-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5367395A (en) Apparatus for detection and location of faults in two-way communication through single optical path
CN1225528A (zh) 多路复用传输的方法及其有关设备
HU219747B (hu) Eljárás szinkronizálásra
CN101145942B (zh) 一种单总线主备保护设备串行总线故障检测方法
JP2001333028A (ja) 装置内架間光伝送方式
JP3137068B2 (ja) 光バースト信号中継装置
CA2088210A1 (en) Procedure for synchronizing circuit elements of a telecommunications system
JP4507700B2 (ja) 障害検出システム及びその方法並びにそれに用いる光伝送装置及び光伝送システム
SE505322C2 (sv) Rutinkontroll av paritetsunderhåll
JPS63221725A (ja) 光伝送方式
JP2500609B2 (ja) ケ―ブル誤接続監視方法
KR20010060690A (ko) 광신호 전송 경로의 장애 감지 장치
JP2830096B2 (ja) 双方向光通信方式
JP3496660B2 (ja) 多重化通信装置とその警報転送システムおよび方法
JPS59119935A (ja) 障害通知方式
KR100617685B1 (ko) 프로세서간 통신네트웍에서 이중화버스의 폴트검출회로
KR100264858B1 (ko) 데이터전송시스템의구간에러체크방법
JP4932236B2 (ja) 差動信号回線の誤接続検出方法及びシステム
JP2655738B2 (ja) 二重化系―一重化系間系切り替え方式
JPH01292939A (ja) 伝送路障害検出方式
JPH11251977A (ja) 伝送路障害検出システム、及び伝送路障害検出方法
JPH03192827A (ja) 双方向伝送方式
JPH07177115A (ja) 多重化装置および該多重化装置における障害の検出方法
JP2001197657A (ja) ディジタル形保護継電システム
JPH0799531A (ja) パス監視方式

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071003

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081003

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091003

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091003

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101003

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111003

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121003

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131003

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees