JP2001332997A - 受信機および逆拡散符号生成方法 - Google Patents

受信機および逆拡散符号生成方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マルチパス通信環境において、パス間の遅延
時間が大きい場合の逆拡散符号の生成処理、または各パ
ス間で遅延時間が異なる場合の逆拡散符号の生成処理、
に対して、容易に対応可能な受信機を得ること。 【解決手段】 逆拡散符号の発生処理に必要な制御情報
と逆拡散符号の読み出し処理に必要なアドレス情報およ
びタイミング情報とを出力する制御部3と、制御情報に
基づいて逆拡散符号を発生する原符号発生部1と、マル
チパスの遅延時間に対応したアドレス単位に逆拡散符号
を格納する符号蓄積部2と、アドレス情報に基づいて読
み出された各パスに対応する逆拡散符号を受け取り、タ
イミング情報に基づいて受け取った逆拡散符号を出力す
る符号読み出し部4と、受信信号を各パスに対応する逆
拡散符号を用いて個別に復調する復調部5と、すべての
復調信号を合成するシンボル合成部6と、を備える構成
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信方式として、
SS(スペクトル拡散)方式およびCDMA(符号分割
多元接続)方式を採用する受信機に関するものであり、
特に、マルチパス通信環境において、パス間の遅延時間
が大きい場合または各パス間で遅延時間が異なる場合
の、逆拡散符号の生成に最適な受信機、およびその逆拡
散符号生成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の受信機について説明する。
SS方式およびCDMA方式を採用する従来の受信機と
しては、たとえば、電子情報通信学会1995年ソサイ
エティ大会B−268「PN符号アドレス制御によるR
AKE受信機の構成」に記載された受信機がある。図1
3は、スペクトル直接拡散通信を利用した上記資料に記
載の受信機の構成を示す図である。
【0003】図13において、101はA/D変換部で
あり、102はサーチ受信機であり、103は制御部で
あり、104は第1のディジタルデータ復調機であり、
105は第2のディジタルデータ復調機であり、106
は第3のディジタルデータ復調機であり、107はシン
ボル合成器である。また、上記各ディジタルデータ復調
機において、111は位相補償部であり、112はPN
符号発生器であり、113は乗算器であり、114は積
分器である。
【0004】また、図14は、上記PN符号発生器11
2の構成を示す図である。図14において、121はカ
ウンタであり、122は合成器であり、123はラッチ
部であり、124はPN符号ROMである。
【0005】ここで、上記従来の受信機における逆拡散
符号の生成方法を簡単に説明する。上記受信機は、逆拡
散符号として、PN符号(=M系列符号)を発生させる
ものであり、たとえば、各ディジタルデータ復調機内の
PN符号発生器112をデータ(PN符号)読み出し用
の回路と位置付け、各ディジタルデータ復調機に追従さ
せるパスの指示をPN符号のアドレス相対値で行う。
【0006】具体的にいうと、まず、PN符号発生器1
12では、常時、チップクロックに同期してアドレスを
生成し、そのアドレス値を制御部103から供給される
PNアドレス相対値に加算することで、PN符号アドレ
ス(ROMアドレス)を生成する。そして、各復調器に
対して共通に供給されるPNチェック信号の立ち上がり
タイミングで、生成されたPN符号アドレスの値を保持
する(すなわち、PN_ROMアドレスを出力する)。
このとき、PN符号は、予めPN符号ROM124に格
納され、復調器単位にアドレスが割り当てられている。
【0007】制御部103では、上記保持されたPN符
号アドレスの値に基づいて、読み込み時間ダイバシティ
を構成するためのPNアドレス相対値を計算し、その計
算結果を各復調機に対して供給することで、PN符号の
読み出し指示を行う。たとえば、サーチ受信機102に
よる信号検索の結果、ディジタルデータ復調機1が先行
波(パス(1))の追従を行っている場合に、ディジタ
ルデータ復調機2に後続のパス(パス(2))を、ディ
ジタルデータ復調機3にさらに後続のパス(パス
(3))を、それぞれ追従させるためのPNアドレス相
対値は、次式のように表現できる。
【0008】rlv2=mcp2+lad1−lad2 rlv3=mcp3+lad1−lad3
【0009】ただし、rlvnは復調機が出力するPN
アドレス相対値を表し、ladnはPNチェック信号の
立ち上がりタイミングでラッチしたPN符号アドレスで
あり、mcpnはパス(1)からの遅延量(チップ間
隔)であり、nはパス(復調機)の番号である。また、
上記式における加減算は、mod(符号長)の加減算で
ある。
【0010】このように、従来の受信機では、先行波お
よび複数の遅延波を追従するために必要な数の復調機を
備え、さらに、復調機単位にPN符号発生器を備え、こ
の構成を用いてマルチパスを独立に復調することで、マ
ルチパス通信環境においてパス間の遅延時間が大きいよ
うな場合、または各パス間で遅延時間が異なるような場
合、に対応している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記、
従来の受信機においては、PN符号発生器が受信しよう
とするパスに対応する数だけ必要となるため、すなわ
ち、各復調機に1つずつ必要となるため、同一回路を複
数搭載することとなり、これに伴って回路規模および消
費電力が増大する、という問題があった。
【0012】また、従来の受信機においては、PN符号
を予めPN符号ROMに格納しておく必要があるため、
符号の変更に対して容易に対応することができない、と
いう問題があった。
【0013】本発明は、上記に鑑みてなされたものであ
って、マルチパス通信環境において、パス間の遅延時間
が大きい場合の逆拡散符号の生成処理、または各パス間
で遅延時間が異なる場合の逆拡散符号の生成処理に対し
て、容易に対応することができ、さらに、回路規模およ
び消費電力の削減を実現し、途中で発生するPN符合の
変更に対しても容易に対応可能な受信機、および該受信
機における最適な逆拡散符号生成方法、を得ることを目
的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するために、本発明にかかる受信機にあって
は、逆拡散符号の発生処理に必要な制御情報と、逆拡散
符号の読み出し処理に必要なアドレス情報およびタイミ
ング情報と、を出力する制御手段(後述する実施の形態
の制御部3に相当)と、前記制御情報に基づいて逆拡散
符号を連続的に発生する逆拡散符号発生手段(原符号発
生部1に相当)と、マルチパスの遅延時間に対応したア
ドレス単位に前記逆拡散符号を格納する符号格納手段
(符号蓄積部2に相当)と、前記アドレス情報に基づい
て読み出された各パスに対応する逆拡散符号を受け取
り、前記タイミング情報に基づいて受け取った逆拡散符
号を出力する複数の符号読み出し手段(符号読み出し部
4に相当)と、受信信号を前記各パスに対応する逆拡散
符号を用いて個別に復調する複数の復調手段(復調部5
に相当)と、前記すべての復調信号を合成する合成手段
(シンボル合成部6に相当)と、を備えることを特徴と
する。
【0015】つぎの発明にかかる受信機において、前記
符号格納手段は、同一チップ区間における逆拡散符号の
書き込み処理、および同一チップ区間で蓄積された符号
の読み出し処理、を時分割で実施することを特徴とす
る。
【0016】つぎの発明にかかる受信機において、前記
逆拡散符号発生手段は、前記制御信号に基づいて一周期
分の逆拡散符号を出力後、その動作を停止することを特
徴とする。
【0017】つぎの発明にかかる受信機において、さら
に、前記逆拡散符号発生手段は、逆拡散符号を変更する
場合に、前記制御信号に基づいて一周期分の新たな逆拡
散符号を出力後、その動作を停止することを特徴とす
る。
【0018】つぎの発明にかかる受信機において、さら
に、前記符号格納手段は、前記逆拡散符号の書き込み
時、1ビットのシリアルデータを複数ビットのパラレル
データに変換し(第1のビット幅変換部21に相当)、
変換後のパラレルデータを同時に書き込み、その後、読
み出し時に、同時に読み出した複数ビットのパラレルデ
ータを1ビットのシリアルデータに変換し(第2のビッ
ト幅変換部22に相当)、変換後のシリアルデータを順
次前記符号読み出し手段に対して出力することを特徴と
する。
【0019】つぎの発明にかかる受信機にあっては、前
記符号格納手段、前記符号読み出し手段、および前記復
調手段の組み合わせ(第1の符号蓄積部32と第1の符
号読み出し部34と第1の復調部36の組み合わせ、お
よび第2の符号蓄積部33と第2の符号読み出し部35
と第2の復調部37の組み合わせに相当)を複数備え、
さらに、複数の符号格納手段のなかからいずれか1つを
選択する選択手段(分配部31に相当)を備え、前記選
択された符号格納手段に対して逆拡散符号を格納するこ
とを特徴とする。
【0020】つぎの発明にかかる受信機にあっては、さ
らに、前記逆拡散符号発生手段を複数備え(第1の原符
号発生部51a、第2の原符号発生部51bに相当)、
前記選択された符号格納手段に対して各逆拡散符号発生
手段にて生成された逆拡散符号を格納することを特徴と
する。
【0021】つぎの発明にかかる受信機において、前記
逆拡散符号発生手段は、シフトレジスタにおける任意の
ビット出力の排他的論理和を計算することで、M系列符
号を発生する(任意PN符号発生部61に相当)ことを
特徴とする。
【0022】つぎの発明にかかる受信機にあっては、前
記逆拡散符号発生手段を複数備え(第1の任意PN発生
部61a、第2の任意PN発生部61b、第Nの任意P
N発生部61cに相当)、各逆拡散符号発生手段出力の
排他的論理和を計算することで、逆拡散符号を発生する
ことを特徴とする。
【0023】つぎの発明にかかる逆拡散符号生成方法に
あっては、逆拡散符号の生成処理に必要な制御情報に基
づいて逆拡散符号を連続的に発生する逆拡散符号発生ス
テップと、マルチパスの遅延時間に対応したアドレス単
位に前記逆拡散符号を格納する符号格納ステップと、前
記アドレス情報に基づいて読み出された各パスに対応す
る逆拡散符号を受け取り、所定のタイミング情報に基づ
いて受け取った逆拡散符号を出力する複数の符号読み出
しステップと、を含むことを特徴とする。
【0024】つぎの発明にかかる逆拡散符号生成方法に
おいて、前記符号格納ステップにあっては、同一チップ
区間における逆拡散符号の書き込み処理、および同一チ
ップ区間で蓄積された符号の読み出し処理、を時分割で
実施することを特徴とする。
【0025】つぎの発明にかかる逆拡散符号生成方法に
おいて、前記逆拡散符号発生ステップにあっては、前記
制御信号に基づいて一周期分の逆拡散符号を出力後、そ
の動作を停止することを特徴とする。
【0026】つぎの発明にかかる逆拡散符号生成方法に
おいて、さらに、前記逆拡散符号発生ステップにあって
は、逆拡散符号を変更する場合に、前記制御信号に基づ
いて一周期分の新たな逆拡散符号を出力後、その動作を
停止することを特徴とする。
【0027】つぎの発明にかかる逆拡散符号生成方法に
おいて、さらに、前記符号格納ステップにあっては、前
記逆拡散符号の書き込み時、1ビットのシリアルデータ
を複数ビットのパラレルデータに変換し、変換後のパラ
レルデータを同時に書き込み、その後、読み出し時に、
同時に読み出した複数ビットのパラレルデータを1ビッ
トのシリアルデータに変換し、変換後のシリアルデータ
を順次出力することを特徴とする。
【0028】つぎの発明にかかる逆拡散符号生成方法に
あっては、前記符号格納ステップおよび前記符号読み出
しステップの一連の工程を複数用意し、さらに、前記複
数の工程からいずれか1つの工程を選択する選択ステッ
プを含むことで、各工程単位に逆拡散符号を生成するこ
とを特徴とする。
【0029】
【発明の実施の形態】以下に、本発明にかかる受信機お
よび逆拡散符号生成方法の実施の形態を図面に基づいて
詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明
が限定されるものではない。
【0030】実施の形態1.図1は、本発明にかかる受
信機の実施の形態1の構成を示す図である。図1におい
て、1は原符号発生部であり、2は符号蓄積部であり、
3は制御部であり、4は符号読み出し部であり、5は復
調部であり、6はシンボル合成部である。また、符号読
み出し部4において、11aは第1の読み出し部であ
り、11bは第2の読み出し部であり、11cは第N
(所定のパス数を表す整数)の読み出し部であり、復調
部5において、12aは第1の復調器であり、12bは
第2の復調器であり、12cは第Nの復調器である。な
お、図1における破線は、制御用の信号を示している。
【0031】つぎに、上記受信機の動作概要を説明す
る。図1に示す受信機では、まず、原符号発生部1が、
制御部3からの制御信号に基づいて受信処理に必要なP
N符号等の逆拡散符号を、連続的に発生する(図2参
照)。そして、発生した逆拡散符号は、一旦、符号蓄積
部2に蓄えられる。
【0032】この状態で、制御部3では、各パスの遅延
時間に対応したアドレスを符号蓄積部2に対して供給す
る。このとき、符号蓄積部2からはこのアドレスに対応
した逆拡散符号が読み出され、この逆拡散符号を受け取
った符号読み出し部4では、所定のタイミングで、その
符号を復調部5内の各復調器に供給する。図2は、各復
調器に対して供給する逆拡散符号のタイミングを示す図
である。図示のように、逆拡散符号は、上記発生タイミ
ングを基準タイミングとし、この基準タイミングに各パ
スに対応する遅延量D1,D2,…,Dn(nは復調器
の数を表す)が付加された状態で各復調器に入力され
る。
【0033】その後、逆拡散符号を受け取った各復調器
では、受信信号を、逆拡散符号を用いて復調する。最後
に、各復調器から出力された復調信号は、シンボル合成
部6にて合成され、所望の復調データとなる。
【0034】図3は、符号読み出し部4の構成、および
制御部3から符号読み出し部4へ送信される制御信号を
示す図である。また、図4は、符号蓄積部2の書き込み
/読み出しタイミング、および符号読み出し部4のラッ
チタイミングを示す図である。
【0035】たとえば、符号蓄積部2への書き込み処
理、および符号蓄積部2からの読み出し処理は、図4に
示すように時分割で行われる。具体的にいうと、まず、
各逆拡散符号の1チップの区間を、書き込みタイミング
および各読み出しタイミングの個数、すなわち、マルチ
パスに対応した符号読み出し部の個数+1、に対応した
区間に区切る。そして、符号読み出し部4が、第1の読
み出し部11aの前段のラッチ部,第2の読み出し部1
1bの前段のラッチ部,…,第Nの読み出し部11cの
前段のラッチ部を用い、制御部3から送信される読み出
し用制御信号の立ち上がりタイミングで、順に各パスに
対応する逆拡散符号をラッチする。その後、前段のラッ
チ部にてラッチされたすべての逆拡散符号は、制御部3
から送信される各読み出し部共通の出力用制御信号の立
ち上がりタイミングでリタイミングされ、同時に各復調
部に対して出力される。
【0036】このように、本実施の形態においては、唯
一の原符号発生部1により生成された逆拡散符号列を符
号蓄積部2に書き込み、その逆拡散符号を制御部3が指
示する遅延量に相当するアドレスに基づいて適宜読み出
すようにしているため、パス間の遅延時間が大きい場
合、または遅延時間の異なる複数の逆拡散符号を発生さ
せるような場合においても、従来のように、複数のPN
符号発生器を持たせることなく、複数の復調機に対して
所望の逆拡散符号を供給することが可能となる。
【0037】また、本実施の形態においては、複数のP
N符号発生器を持たせる従来の構成とは異なり、唯一の
原符号発生部1により生成された逆拡散符号列を符号蓄
積部2に書き込み、その逆拡散符号を制御部3が指示す
る遅延量に相当するアドレスに基づいて適宜読み出す構
成としているため、回路規模および消費電力の削減を実
現することが可能となる。
【0038】また、本実施の形態においては、逆拡散符
号を発生しながら、同一チップ区間における逆拡散符号
の書き込み処理、および同一チップ区間で蓄積された符
号の読み出し処理、を時分割で実施するため、一旦、す
べての符号を書き込み、その後、順次読み出しを行う従
来技術と比較して、逆拡散符号の発生から各復調部に供
給するまでの遅延時間を、大幅に短縮することが可能と
なる。
【0039】実施の形態2.図5は、原符号発生部1の
動作タイミング、および符号蓄積部2の書き込み/読み
出しの状態を示す図である。なお、本実施の形態の受信
機については、前述の実施の形態1と同様の構成である
ため、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0040】本実施の形態では、原符号発生部1が、制
御部3から送信される制御信号にしたがって一周期分の
逆拡散符号を出力後、その動作を休止する。また、符号
蓄積部2への書き込み処理は、出力中の逆拡散符号の1
周期分で行う。
【0041】図6は、途中で逆拡散符号の変更があった
場合における、原符号発生部1の動作タイミング、およ
び符号蓄積部2の書き込み/読み出しの状態を示す図で
ある。途中で逆拡散符号を変更するような場合において
も、上記同様、変更するタイミングから1周期分だけ原
符号発生部1を動作させ、この間に符号蓄積部2への書
き込み処理を行う。
【0042】このように、本実施の形態においては、逆
拡散符号の1周期分に相当する時間分だけ原符号発生部
1を動作させ、この間に符号蓄積部2への書き込みを行
うように制御することで、消費電力を大幅に低減するこ
とが可能となる。また、上記と同様の制御を行うこと
で、途中で逆拡散符号を変更するような場合において
も、容易に対応することが可能となる。
【0043】実施の形態3.図7は、本発明にかかる受
信機の実施の形態3の構成を示す図である。図7におい
て、21は1ビットのシリアルデータから複数ビットの
パラレルデータへの変換を行う第1のビット幅変換部で
あり、22は複数ビットのパラレルデータから1ビット
のシリアルデータへの変換を行う第2のビット幅変換部
である。なお、前述した実施の形態1と同様の構成につ
いては、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0044】たとえば、前述の実施の形態1において
は、符号蓄積部2に対して時分割で1ビットづつ逆拡散
符号を書き込み、その後、蓄積された符号を1ビットづ
つ読み出すようにしているが、本実施の形態では、書き
込み時に、1ビットのシリアルデータから複数ビットの
パラレルデータにビット幅の変換を行い、変換後のパラ
レルデータを同時に書き込み、その後の読み出し時に、
同時に読み出した複数ビットのパラレルデータから1ビ
ットのシリアルデータにビット幅の変換を行い、変換後
のシリアルデータを順次符号読み出し部4に対して出力
する。
【0045】図8は、符号蓄積部2の書き込み/読み出
しタイミング、および符号読み出し部2のラッチタイミ
ングを示す図である。本実施の形態においては、まず、
各逆拡散符号のx(任意の整数)チップの区間を、書き
込みタイミングおよび各読み出しタイミングの個数、す
なわち、マルチパスに対応した符号読み出し部の個数+
1、に対応した区間に区切る。そして、符号読み出し部
4が、第1の読み出し部11aの前段のラッチ部,第2
の読み出し部11bの前段のラッチ部,…,第Nの読み
出し部11cの前段のラッチ部を用い、制御部3から送
信される読み出し用制御信号の立ち上がりタイミング
で、順に各パスに対応する逆拡散符号をラッチする。そ
の後、前段のラッチ部にてラッチされたすべての逆拡散
符号は、制御部3から送信される各読み出し部共通の出
力用制御信号の立ち上がりタイミングでリタイミングさ
れ、同時に各復調部に対して出力される。
【0046】このように、本実施の形態においては、書
き込み時に、1ビットのシリアルデータから複数ビット
のパラレルデータにビット幅の変換を行い、変換後のパ
ラレルデータを同時に書き込み、その後の読み出し時
に、同時に読み出した複数ビットのパラレルデータから
1ビットのシリアルデータにビット幅の変換を行い、変
換後のシリアルデータを順次符号読み出し部4に対して
出力する構成とすることで、書き込み処理時に必要な動
作クロックの速度を抑えることができる。また、動作ク
ロックの速度を抑えることにより、さらに、消費電力を
低減することも可能となる。
【0047】実施の形態4.図9は、本発明にかかる受
信機の実施の形態4の構成を示す図である。図9におい
て、31は分配部であり、32は第1の符号蓄積部であ
り、33は第2の符号蓄積部であり、34は第1の符号
読み出し部であり、35は第2の符号読み出し部であ
り、36は第1の復調部であり、37は第2の復調部で
ある。なお、前述した実施の形態1と同様の構成につい
ては、同一の符号を付してその説明を省略する。また、
第1の符号読み出し部34および第2の符号読み出し部
35の内部構成については、前述の符号読み出し部4の
内部構成と同様である。
【0048】前述の実施の形態1においては、1つの原
符号発生部1に対して、それぞれ1つの符号蓄積部2、
符号読み出し部4、および復調部5を備えていたが、本
実施の形態では、分配部31が、制御部3からの制御信
号に基づいて、複数の符号蓄積部のなかからいずれか1
つを選択し、その後、原符号発生部1で発生する逆拡散
符号を書き込む。
【0049】このように、本実施の形態においては、1
つの原符号発生部に対して、複数の符号蓄積部を備え、
逆拡散符号を制御部3の指示で任意の符号蓄積部に格納
する構成とするため、1つの符号発生器で複数の種類の
逆拡散符号に対応することが可能となる。なお、本実施
の形態では、1つの原符号発生部に対して、それぞれ2
つの符号蓄積部、符号読み出し部、復調部を備えること
としているが、これに限らず、たとえば、逆拡散符号の
種類にあわせて、3つ以上の構成を備えることとしても
よい。
【0050】実施の形態5.図10は、本発明にかかる
受信機の実施の形態5の構成を示す図である。図10に
おいて、41は割当部であり、51aは第1の原符号発
生部であり、51bは第2の原符号発生部であり、52
aは第1のセレクタであり、52bは第2のセレクタで
あり、52cは第Nのセレクタであり、53aは第1の
蓄積部であり、53bは第2の蓄積部であり、53cは
第Nの蓄積部である。なお、前述した実施の形態1と同
様の構成については、同一の符号を付してその説明を省
略する。
【0051】前述の実施の形態5においては、1つの原
符号発生部1に対して、それぞれ複数の符号蓄積部、符
号読み出し部、および復調部を備えていたが、本実施の
形態では、複数の原符号発生部を備え、割当部41が、
制御部3からの制御信号に基づいて、複数の蓄積部のな
かからいずれか1つを選択し、選択した蓄積部に対し
て、各原符号発生部にて生成される逆拡散符号を出力す
る。
【0052】このように、本実施の形態においては、複
数の原符号発生部と複数の符号蓄積部とを備え、各原符
号発生部の出力をどの符号蓄積部に接続するかを選択で
きる構成にすることで、複数の種類の逆拡散符号に容易
に対応することが可能となるとともに、さらに、同時に
複数の逆拡散符号を変更するような場合においても、そ
の変更に要する時間を大幅に短縮することが可能とな
る。なお、本実施の形態では、2つの原符号発生部を備
えることとしたが、これに限らず、たとえば、逆拡散符
号の種類および変更時の要求時間にあわせて、3つ以上
の原符号発生部を備えることとしてもよい。
【0053】実施の形態6.図11は、前述した実施の
形態1〜5に示す原符号発生部の構成を示す図である。
図11において、61は任意PN符号発生部であり、6
2はシフトレジスタ部であり、63はマスク部であり、
64は加算部である。
【0054】上記原符号発生部1の任意PN符号発生部
61においては、シフトレジスタ部62の所定のビット
位置から得られる出力に対して、加算部64が排他的論
理和を求め、その計算結果をシフトレジスタ部62の最
上位ビットに入力し、これを繰り返すことで、順次、P
N符号(M系列符号)を得る。なお、ビット位置につい
ては、PN符号の生成多項式に対応する。
【0055】具体的にいうと、シフトレジスタ部62内
の各D−FFの出力に対して、マスク部63が、AND
ゲートを用いて生成多項式に対応したマスクをかけ、そ
の後、加算部64が、各マスク出力の排他的論理和を計
算し、その計算結果をシフトレジスタ部62のD−FF
(n)に戻すことで、順次、任意のPN符号を生成す
る。たとえば、生成多項式がX25+X3+1の場合に
は、n=24とし、かつマスク部63のANDゲート#
(3),#(0)に供給する生成多項式パターンを
“1”とすることで、加算部64が、D−FF(3),
D−FF(0)出力の排他的論理和を求め、この計算結
果をD−FF(24)に入力することを繰り返し、シフ
トレジスタ部62が、順次、任意のPN符号を生成す
る。そして、本実施の形態においては、選択部65を用
いて、任意のD−FFの出力を選択できるようにするこ
とで、たとえば、シフトレジスタの段数以下の生成多項
式についても対応する。
【0056】一方、図12は、上記図11とは異なる原
符号発生部の構成を示す図である。図12において、6
1aは第1の任意PN符号発生部であり、61bは第2
の任意PN符号発生部であり、61cは第Nの任意PN
符号発生部であり、71は加算部である。図12に示す
原符号発生部1においては、任意PN符号発生部を複数
個備え、それぞれの出力の排他的論理和を計算すること
で、逆拡散符号を生成する。
【0057】このように、本実施の形態においては、原
符号発生部1に、上記図11に示す構成を備えること
で、任意の生成多項式のPN符号が生成可能となり、さ
らに、生成多項式の変更に容易に対応可能となる。ま
た、原符号発生部1に、上記図12に示す構成を備える
ことで、ゴールド符号等の多様な符号を生成することが
可能となる。
【0058】
【発明の効果】以上、説明したとおり、本発明によれ
ば、唯一の逆拡散符号発生手段により生成された逆拡散
符号列を符号格納手段に書き込み、その逆拡散符号を、
制御手段が指示する遅延量に相当するアドレスに基づい
て適宜読み出すようにしているため、パス間の遅延時間
が大きい場合、または遅延時間の異なる複数の逆拡散符
号を発生させるような場合においても、従来のように、
複数のPN符号発生器を持たせることなく、複数の復調
手段に対して所望の逆拡散符号を供給することが可能な
受信機を得ることができる、という効果を奏する。ま
た、複数のPN符号発生器を持たせる従来の構成とは異
なり、唯一の逆拡散符号発生手段により生成された逆拡
散符号列を符号格納手段に書き込み、その逆拡散符号
を、制御手段が指示する遅延量に相当するアドレスに基
づいて適宜読み出す構成としているため、回路規模およ
び消費電力の削減を実現することが可能な受信機を得る
ことができる、という効果を奏する。
【0059】つぎの発明によれば、同一チップ区間にお
ける逆拡散符号の書き込み処理、および同一チップ区間
で蓄積された符号の読み出し処理、を時分割で実施する
ため、一旦、すべての符号を書き込み、その後、順次読
み出しを行う従来技術と比較して、逆拡散符号の発生か
ら各復調手段に供給するまでの遅延時間を、大幅に短縮
することが可能な受信機を得ることができる、という効
果を奏する。
【0060】つぎの発明によれば、逆拡散符号の1周期
分に相当する時間分だけ逆拡散符号発生手段を動作さ
せ、この間に符号格納手段への書き込み処理を行うた
め、消費電力を大幅に低減することが可能な受信機を得
ることができる、という効果を奏する。
【0061】つぎの発明によれば、途中で逆拡散符号を
変更するような場合においても、容易に対応することが
可能な受信機を得ることができる、という効果を奏す
る。
【0062】つぎの発明によれば、書き込み時に、1ビ
ットのシリアルデータを複数ビットのパラレルデータに
変換し、変換後のパラレルデータを同時に書き込み、そ
の後の読み出し時に、同時に読み出した複数ビットのパ
ラレルデータを1ビットのシリアルデータに変換し、変
換後のシリアルデータを順次符号読み出し手段に対して
出力する構成とするため、書き込み処理時に必要な動作
クロックの速度を抑えることが可能な受信機を得ること
ができる、という効果を奏する。また、動作クロックの
速度を抑えることにより、さらに、消費電力を低減する
ことが可能な受信機を得ることができる、という効果を
奏する。
【0063】つぎの発明によれば、1つの逆拡散符号発
生手段に対して、複数の符号格納手段を備え、逆拡散符
号を制御手段の指示で任意の符号格納手段に格納する構
成とするため、1つの逆拡散符号発生手段で複数の種類
の逆拡散符号に対応することが可能な受信機を得ること
ができる、という効果を奏する。
【0064】つぎの発明によれば、複数の逆拡散符号発
生手段と複数の符号格納手段とを備え、各逆拡散符号発
生手段の出力をどの符号格納手段に接続するかを選択で
きる構成にすることで、複数の種類の逆拡散符号に容易
に対応することが可能となるとともに、さらに、同時に
複数の逆拡散符号を変更するような場合においても、そ
の変更に要する時間を大幅に短縮することが可能な受信
機を得ることができる、という効果を奏する。
【0065】つぎの発明によれば、任意の生成多項式の
PN符号が生成可能となり、さらに、生成多項式の変更
に容易に対応可能な受信機を得ることができる、という
効果を奏する。
【0066】つぎの発明によれば、ゴールド符号等の多
様な符号を生成することが可能な受信機を得ることがで
きる、という効果を奏する。
【0067】つぎの発明によれば、逆拡散符号発生ステ
ップにより生成された逆拡散符号列を格納し、その逆拡
散符号を、遅延量に相当するアドレスに基づいて適宜読
み出すようにしているため、パス間の遅延時間が大きい
場合、または遅延時間の異なる複数の逆拡散符号を発生
させるような場合においても、従来のように、複数のP
N符号発生器を持たせることなく、所望の逆拡散符号を
生成できる、という効果を奏する。
【0068】つぎの発明によれば、同一チップ区間にお
ける逆拡散符号の書き込み処理、および同一チップ区間
で蓄積された符号の読み出し処理、を時分割で実施する
ため、一旦、すべての符号を書き込み、その後、順次読
み出しを行う従来技術と比較して、逆拡散符号の発生か
ら供給までの遅延時間を大幅に短縮できる、という効果
を奏する。
【0069】つぎの発明によれば、逆拡散符号の1周期
分に相当する時間だけ逆拡散符号発生ステップを実施
し、この間に逆拡散符号の書き込み処理を行うため、従
来と比較して消費電力を大幅に低減できる、という効果
を奏する。
【0070】つぎの発明によれば、途中で逆拡散符号を
変更するような場合においても、容易に逆拡散符号の変
更処理を実施できる、という効果を奏する。
【0071】つぎの発明によれば、書き込み時に、1ビ
ットのシリアルデータを複数ビットのパラレルデータに
変換し、変換後のパラレルデータを同時に書き込み、そ
の後の読み出し時に、同時に読み出した複数ビットのパ
ラレルデータを1ビットのシリアルデータに変換し、変
換後のシリアルデータを順次出力するため、書き込み処
理時に必要な動作クロックの速度を抑えることができ
る、という効果を奏する。
【0072】つぎの発明によれば、符号格納ステップお
よび符号読み出しステップの一連の工程を複数用意し、
さらに、前記複数の工程からいずれか1つの工程を選択
する選択ステップを含むことで、逆拡散符号を、任意の
符号格納部に格納できるようになるため、容易に複数の
種類の逆拡散符号を生成できる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる受信機の実施の形態1の構成
を示す図である。
【図2】 各復調器に対して供給する逆拡散符号のタイ
ミングを示す図である。
【図3】 符号読み出し部の構成および制御部から符号
読み出し部へ送信される制御信号を示す図である。
【図4】 符号蓄積部の書き込み/読み出しタイミング
および符号読み出し部のラッチタイミングを示す図であ
る。
【図5】 原符号発生部の動作タイミングおよび符号蓄
積部の書き込み/読み出しの状態を示す図である。
【図6】 途中で逆拡散符号の変更があった場合におけ
る、原符号発生部の動作タイミングおよび符号蓄積部の
書き込み/読み出しの状態を示す図である。
【図7】 本発明にかかる受信機の実施の形態3の構成
を示す図である。
【図8】 符号蓄積部の書き込み/読み出しタイミング
および符号読み出し部のラッチタイミングを示す図であ
る。
【図9】 本発明にかかる受信機の実施の形態4の構成
を示す図である。
【図10】 本発明にかかる受信機の実施の形態5の構
成を示す図である。
【図11】 原符号発生部の構成を示す図である。
【図12】 原符号発生部の構成を示す図である。
【図13】 従来の受信機の構成を示す図である。
【図14】 従来のPN符号発生器の構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 原符号発生部、2 符号蓄積部、3 制御部、4
符号読み出し部、5復調部、6 シンボル合成部、11
a 第1の読み出し部、11b 第2の読み出し部、1
1c 第Nの読み出し部、12a 第1の復調器、12
b 第2の復調器、12c 第Nの復調器、21 第1
のビット幅変換部、22 第2のビット幅変換部、31
分配部、32 第1の符号蓄積部、33 第2の符号
蓄積部、34 第1の符号読み出し部、35 第2の符
号読み出し部、36 第1の復調部、37 第2の復調
部、41 割当部、51a 第1の原符号発生部、51
b 第2の原符号発生部、52a 第1のセレクタ、5
2b 第2のセレクタ、52c 第Nのセレクタ、53
a 第1の蓄積部、53b 第2の蓄積部、53c 第
Nの蓄積部、61 任意PN符号発生部、61a 第1
の任意PN符号発生部、61b 第2の任意PN符号発
生部、61c 第Nの任意PN符号発生部、62 シフ
トレジスタ部、63 マスク部、64,71 加算部。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 逆拡散符号の発生処理に必要な制御情報
    と、逆拡散符号の読み出し処理に必要なアドレス情報お
    よびタイミング情報と、を出力する制御手段と、 前記制御情報に基づいて逆拡散符号を連続的に発生する
    逆拡散符号発生手段と、 マルチパスの遅延時間に対応したアドレス単位に前記逆
    拡散符号を格納する符号格納手段と、 前記アドレス情報に基づいて読み出された各パスに対応
    する逆拡散符号を受け取り、前記タイミング情報に基づ
    いて受け取った逆拡散符号を出力する複数の符号読み出
    し手段と、 受信信号を前記各パスに対応する逆拡散符号を用いて個
    別に復調する複数の復調手段と、 前記すべての復調信号を合成する合成手段と、 を備えることを特徴とする受信機。
  2. 【請求項2】 前記符号格納手段は、同一チップ区間に
    おける逆拡散符号の書き込み処理、および同一チップ区
    間で蓄積された符号の読み出し処理、を時分割で実施す
    ることを特徴とする請求項1に記載の受信機。
  3. 【請求項3】 前記逆拡散符号発生手段は、前記制御信
    号に基づいて一周期分の逆拡散符号を出力後、その動作
    を停止することを特徴とする請求項1または2に記載の
    受信機。
  4. 【請求項4】 さらに、前記逆拡散符号発生手段は、逆
    拡散符号を変更する場合に、前記制御信号に基づいて一
    周期分の新たな逆拡散符号を出力後、その動作を停止す
    ることを特徴とする請求項3に記載の受信機。
  5. 【請求項5】 さらに、前記符号格納手段は、前記逆拡
    散符号の書き込み時、1ビットのシリアルデータを複数
    ビットのパラレルデータに変換し、変換後のパラレルデ
    ータを同時に書き込み、その後、読み出し時に、同時に
    読み出した複数ビットのパラレルデータを1ビットのシ
    リアルデータに変換し、変換後のシリアルデータを順次
    前記符号読み出し手段に対して出力することを特徴とす
    る請求項1〜4のいずれか一つに記載の受信機。
  6. 【請求項6】 前記符号格納手段、前記符号読み出し手
    段、および前記復調手段の組み合わせを複数備え、さら
    に、複数の符号格納手段のなかからいずれか1つを選択
    する選択手段を備え、 前記選択された符号格納手段に対して逆拡散符号を格納
    することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記
    載の受信機。
  7. 【請求項7】 さらに、前記逆拡散符号発生手段を複数
    備え、 前記選択された符号格納手段に対して各逆拡散符号発生
    手段にて生成された逆拡散符号を格納することを特徴と
    する請求項6に記載の受信機。
  8. 【請求項8】 前記逆拡散符号発生手段は、シフトレジ
    スタにおける任意のビット出力の排他的論理和を計算す
    ることで、M系列符号を発生することを特徴とする請求
    項1〜7のいずれか一つに記載の受信機。
  9. 【請求項9】 前記逆拡散符号発生手段を複数備え、各
    逆拡散符号発生手段出力の排他的論理和を計算すること
    で、逆拡散符号を発生することを特徴とする請求項8に
    記載の受信機。
  10. 【請求項10】 マルチパス通信環境における受信信号
    を各パスに対応する逆拡散符号を用いて個別に復調する
    受信機の、逆拡散符号生成方法において、 逆拡散符号の生成処理に必要な制御情報に基づいて逆拡
    散符号を連続的に発生する逆拡散符号発生ステップと、 マルチパスの遅延時間に対応したアドレス単位に前記逆
    拡散符号を格納する符号格納ステップと、 前記アドレス情報に基づいて読み出された各パスに対応
    する逆拡散符号を受け取り、所定のタイミング情報に基
    づいて受け取った逆拡散符号を出力する複数の符号読み
    出しステップと、 を含むことを特徴とする逆拡散符号生成方法。
  11. 【請求項11】 前記符号格納ステップにあっては、同
    一チップ区間における逆拡散符号の書き込み処理、およ
    び同一チップ区間で蓄積された符号の読み出し処理、を
    時分割で実施することを特徴とする請求項10に記載の
    逆拡散符号生成方法。
  12. 【請求項12】 前記逆拡散符号発生ステップにあって
    は、前記制御信号に基づいて一周期分の逆拡散符号を出
    力後、その動作を停止することを特徴とする請求項10
    または11に記載の逆拡散符号生成方法。
  13. 【請求項13】 さらに、前記逆拡散符号発生ステップ
    にあっては、逆拡散符号を変更する場合に、前記制御信
    号に基づいて一周期分の新たな逆拡散符号を出力後、そ
    の動作を停止することを特徴とする請求項12に記載の
    逆拡散符号生成方法。
  14. 【請求項14】 さらに、前記符号格納ステップにあっ
    ては、前記逆拡散符号の書き込み時、1ビットのシリア
    ルデータを複数ビットのパラレルデータに変換し、変換
    後のパラレルデータを同時に書き込み、その後、読み出
    し時に、同時に読み出した複数ビットのパラレルデータ
    を1ビットのシリアルデータに変換し、変換後のシリア
    ルデータを順次出力することを特徴とする請求項10〜
    13のいずれか一つに記載の逆拡散符号生成方法。
  15. 【請求項15】 前記符号格納ステップおよび前記符号
    読み出しステップの一連の工程を複数用意し、さらに、
    前記複数の工程からいずれか1つの工程を選択する選択
    ステップを含むことで、各工程単位に逆拡散符号を生成
    することを特徴とする請求項10〜13のいずれか一つ
    に記載の逆拡散符号生成方法。
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