JP2001331565A - 商品配送管理システム - Google Patents

商品配送管理システム

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JP2001331565A
JP2001331565A JP2000147538A JP2000147538A JP2001331565A JP 2001331565 A JP2001331565 A JP 2001331565A JP 2000147538 A JP2000147538 A JP 2000147538A JP 2000147538 A JP2000147538 A JP 2000147538A JP 2001331565 A JP2001331565 A JP 2001331565A
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JP2000147538A
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Yoshimasa Nakano
吉雅 中野
Masaaki Kurosu
匡晃 黒須
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Kurita Water Industries Ltd
Original Assignee
Kurita Water Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 購入契約された商品の配送を効率的に管理
し、また配送条件等の契約内容の変更に容易に対処する
ことのできる商品配送管理システムを提供する。 【解決手段】 データベースに記憶された配送条件に従
って複数の届け先への商品の配送日をそれぞれ設定し
(配送日設定手段)、設定された配送日毎に該当する届
け先をデータベースからリストアップして商品の配送を
指令する(配送指令手段)。そして配送条件が定期購入
を示すときには、その配送条件に従って当該届け先への
次回の商品配送日を設定する(配送日再設定手段)。ま
た購入契約に関する変更指示の申し出があるときには該
変更指示に従ってデータベースに登録された配送条件等
を修正し、修正された配送条件に応じて次回の商品配送
日を修正する(契約内容修正手段)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は購入契約された商品
の配送をその契約内容に応じて効率的に管理し、また配
送条件等の契約内容の変更に容易に対処することのでき
る商品配送管理システムに関する。
【0002】
【関連する背景技術】商品の通信販売は、購入(販売)
契約により指定した商品をその届け先(購入者)に配送
することによって実現される。特にこのような通信販売
によれば、例えば自宅に居ながら飲料水や米等の重くて
嵩張る商品の配送サービスを受けることができるので、
買い物の処理負担を大幅に軽減し得る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで上述した商品
の通信販売は、一般的には所定の申し込み書(契約書)
を用いて商品種別とその数量(購入単位)を指定すると
共に、その届け先や代金決裁の形態等を指定した上で、
これを申し込むことによって実現される。そして商品の
配送元においては、上述した如く申し込まれた契約の内
容に従って、その指定された商品を指定された届け先に
配送し、代金を決裁することになる。
【0004】しかしながらこの種の通信販売は、専ら、
商品販売者側(配送元)の都合に基づいてその配送が行
われており、購入者側にとってはその配送日を予測する
ことしかできない。また特定の商品を定期購入する場合
であっても、一般的には1か月毎に商品が配送されるだ
けであり、当該商品の概略的な配送日を予測し得るに過
ぎない。この為、飲料水や米等の日常的な消費(消耗)
商品を通信販売により購入しようとしても、次回の配送
日が特定されない為に不都合が生じ易い。しかも一旦契
約した通信販売の契約内容を途中で変更することは甚だ
困難であり、一般的には既に設定した契約内容での契約
解除手続きと、新たな契約内容での再契約の手続きが必
要となる。
【0005】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たもので、その目的は、定期購入契約された商品の配送
条件等の契約内容を容易に変更する可能とし、しかもそ
の商品の配送を契約内容に従って効率的に管理し、指定
された配送日に届けることを可能とする商品配送管理シ
ステムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
べく本発明に係る商品配送管理システムは、購入契約さ
れた商品の配送を管理するものであって、基本的には購
入契約により特定された商品とその数量を示す商品情
報、および当該商品の配送条件をその届け先の情報に対
応付けて記憶するデータベースと、このデータベースに
記憶された配送条件に従って複数の届け先への商品の配
送日をそれぞれ設定する配送日設定手段と、設定された
配送日毎に該当する届け先を前記データベースからリス
トアップして当該届け先への商品の配送を指令する配送
指令手段とを備えると共に、商品を配送した届け先への
配送条件が定期購入を示すときには、その配送条件に従
って当該届け先への次回の商品配送日を設定する配送日
再設定手段を備え、更に定期購入契約者からの購入契約
に関する変更指示の申し出を監視し、前記定期購入契約
者からの変更指示の申し出があるときには該変更指示に
従って前記データベースに登録された前記商品情報およ
び/または配送条件を修正すると共に、修正された配送
条件に応じて次回の商品配送日を修正する契約内容修正
手段を備えることを特徴としている。
【0007】ちなみに前記商品の定期的な配送条件は、
請求項2に記載するように1週間または複数週間を単位
として選択的に設定される商品の配達周期と、商品の配
達曜日を指定する情報とからなり、また前記配送指令手
段は、現在日を基準として、前記届け先への商品の配送
に要する期間を見込んで定まる日に該当する商品配送日
の届け先をリストアップすることを特徴としている。
【0008】また請求項3に記載するように前記契約内
容修正手段は、前記定期購入契約者から変更指示に従っ
て次回の商品発送の休止を指定する機能を備えることを
特徴としている。即ち、本発明に係る商品配送管理シス
テムは、データベースに登録された配送条件に従って各
届け先への商品の配送日を設定し、設定した配送日毎に
その届け先を前記データベースからリストアップして該
当商品の配送を指令すると共に、商品を配送した届け先
への配送条件が定期購入である場合には、その配送条件
に従って次回の配送日を再設定することで当該届け先へ
の定期的な商品の配送を実現することを特徴としてい
る。また同時に定期購入契約者からの契約内容の変更指
示の申し出を随時受け付けて前記データベースに登録さ
れている契約内容を修正し、これに伴って次回の商品配
送日を修正することで、購入者の要望(事情)に応じた
商品の配送を実現することを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態に係る商品配送管理システムについて説明す
る。図1は商品配送システムの全体的な概略構成を示す
図で、1は商品の購入者であるユーザであり、2はユー
ザ1からの商品の購入依頼等を受け付ける窓口会社であ
る。ユーザ1から窓口会社2への商品の購入依頼等は、
ハガキやFAX、電話、更にはインターネット等を介し
て行われる。ちなみにインターネットを介する商品の購
入依頼は、そのホームページをアクセスすることでユー
ザ1側のパーソナルコンピュータ上に開かれる申し込み
書に契約に必要な事項を入力し、その入力情報をSSL
(Secure Socket Layer)等により秘匿化して窓口会社
2に通知することにより行われる。
【0010】ちなみに窓口会社2は、例えば依頼主デー
タベース2a、商品管理データベース2b、および届け
先データベース2cを備え、ユーザ1からの商品購入依
頼に基づいてその契約内容を上記各データベース2a,
2b,2cに登録して、商品の配送および顧客(ユー
ザ)管理を実行する。そして窓口会社2は、商品の配送
センタ3に対して上記ユーザ1への商品の発送を依頼し
ており、当該配送センタ3においては、工場4から入荷
される商品をその届け先(ユーザ1)毎に配送する役割
を担う。特に商品の定期購入が指定されている場合に
は、指定された周期毎に定期的に商品の発送が行われ
る。また窓口会社2においては、ユーザ1への商品の発
送に伴ってクレジット会社等の決裁会社5に対してその
商品販売代金を一括請求し、該決裁会社5から各ユーザ
1に対して商品販売代金の個別請求が行われる。
【0011】尚、前記依頼主データベース2a、商品管
理データベース2b、および届け先データベース2c
は、ユーザ1との商品購入契約の内容(情報)を所定の
項目毎に分類し、所定のリレーショナル構造をなして登
録するものである。例えば図2に示すように、上記依頼
主データベース2aには、商品購入の依頼者の氏名・名
称とその住所、更には商品代金の決裁に必要なクレジッ
ト会社名とその契約番号等の支払い口座の情報が登録さ
れる。また商品管理データベース2bには、商品の種別
やその個数(セット数)、付属品の購入希望、更には商
品の配達日等の情報が登録され、更に前記届け先データ
ベース2cには、商品の届け先の氏名・名称とその住
所、および電話番号等の情報が登録される。
【0012】ここで上述した如く配送センタ3からユー
ザ1に配送される商品について説明すると、この商品は
ミネラルを配合した飲料水等の液体商品からなる。この
液体商品は、例えば図3に示すように合成樹脂フィルム
等からなる所定の内容積を有する可撓性の袋体10に所
定量ずつ充填して液密に封止したパック商品Pとして提
供される。
【0013】尚、袋体10は、袋幅Pwが18cm(周
長36cm)の筒状体11を、長さ30cm程度に切断
し、その端部をそれぞれ幅1.5cmずつ液密にシール
してフィン部12とし、これによって長さPrが27c
mの液体商品収容部を形成したもので、筒状体11の膨
らみにより最大2リットルの内容積を形成可能な大きさ
有する。上記液体商品はこのような袋体10に、例えば
1.5リットルずつ充填され、余分な空気を追い出した
状態で密封される。この結果、袋体10に液体商品を充
填してなるパック商品Pは、袋体10が最大に膨らむ前
の形状的に不安定な状態ではあるが、袋体10が変形し
得る範囲においてその外観形状が変形する商品として実
現される。そしてパック商品Pは、その置き方によっ
て、或いは外部から加えられる圧力等によって上記変形
可能な範囲において最も安定する状態に、その外観形状
を変化させるものとなっている。
【0014】また図3に示すパックスタンドSは、上記
パック商品Pを収納して袋体10からの液体商品の注ぎ
出しや、冷蔵庫等への保管に用いるものであって、所定
の剛性を有するプラスチック製の筒状の容器からなる。
具体的にはこのパックスタンドSは、10.5cm×8.
5cmの開口形状を有し、高さが略20cmの略四角形
状の有底筒状体からなり、冷蔵庫のいわゆるドアポケッ
トに牛乳パックと同様に収納し得る大きさを有してい
る。前述したパック商品Pは、このようなパックスタン
ドSに、その外観形状を変化させながら落とし込むこと
で収納される。
【0015】そしてパック商品Pは、袋体10における
上側フィン部12の片隅部を、例えば予めフィン部12
に設けた切り込み13に沿って斜めに切り欠くことで開
封され、袋体10からの液体商品の注ぎ出しに供され
る。尚、冷蔵庫等への保管時には、上記切り込み13に
沿って切り欠かれた筒状体11の開封端部を、図示しな
いクリップにより挟むことでその封止が行われ、液体商
品の不本意な漏出が防止される。
【0016】しかして上述したパック商品Pの販売(配
送)は、例えば6個のパック商品Pを配送単位として、
所定の大きさの段ボール紙からなる梱包箱Bに収納して
行われる。この梱包箱Bは、例えば外形寸法が縦30c
m、横23cm、高さ16cm程度の四角形状の箱体か
らなり、概略10リットルの内容積を有している。上述
した6個のパック商品Pは、このような梱包箱Bに対し
て、例えば図4(a)に示すように横置きにして袋体10
がその幅方向に最大限に拡がって安定する状態で2列3
段に亘って積み重ねることで収納される。この際、各パ
ック商品Pは、梱包箱Bの内壁面に当接する部位を該内
壁面にて形状規制され、且つ互いに接触する部位を圧力
的に平衡させて形状規制されることで、断面略四角形状
にほぼ隙間なく、換言すれば無駄な空間を殆ど形成する
ことなく梱包箱Bに収納されて梱包される。
【0017】一方、これらの6個のパック商品Pに加え
て前述したパックスタンドSをも上記梱包箱Bに同時に
梱包する場合には、パック商品Pの1つをパックスタン
ドSに収納することでパックスタンドSの内部空間を有
効利用し、梱包箱B内に無駄な空間を形成することなく
行われる。特にこの場合、パックスタンドSの大きさが
パック商品Pを横置きにしたときの大きさと異なること
から、例えば図4(b)に示すようにパックスタンドSの
短辺側の壁面を下側にして梱包箱Bに収納する。そして
残されたパック商品Pの中の1つを横向きに立てること
で袋体10がその厚み方向に最大限に拡がって安定する
状態とし、これをパックスタンドSの側部に沿わせて収
納する。尚、残された4個のパック商品Sについては、
横置きのまま安定した状態で梱包箱Bに積み重ねて収納
すれば十分である。
【0018】またパックスタンドSについては、例えば
複数のパック商品Pにて囲まれるように梱包箱Bの略中
央部に配置すれば、パックスタンドSの周囲に配置され
るパック商品Pがそれぞれ緩衝体として作用するので、
その配送時に梱包箱Bに加わる外部衝撃からパックスタ
ンドSを効果的に保護し、パックスタンドSの破損を防
止することが可能となる。
【0019】かくしてこのようにして6個のパック商品
Pを、或いはこれらのパック商品PにパックスタンドS
を加えて図4(a)(b)にそれぞれ示すように梱包箱Bに
収納するようにすれば、パックスタンドSを同時に梱包
するか否かに拘わることなく限られた大きさの梱包箱B
を有効に活用して6個のパック商品Pを安定に、しかも
無駄な空間を形成することなく梱包することが可能とな
る。換言すれば6個のパック商品Pに加えてパックスタ
ンドSを梱包する場合であっても、大きな梱包箱Bを準
備する必要がなく、統一された大きさの梱包箱Bを有効
に活用してその配送を行うことができる。
【0020】特に1.5リットルの液体商品をそれぞれ
収納した6個のパック商品Pを、略10リットルの内容
積を有する梱包箱Bを用いて、最小限の容積にて梱包し
て配送することができる。またパックスタンドSを同時
に梱包してもその重量が殆ど変わることはない。従って
梱包箱Bの大きさや、その梱包物の重量によって配送料
金が異なるような場合であっても、一定の料金でその配
送に供することが可能となる等の効果が奏せられる。
【0021】さて前述した窓口会社2に設けられて、ユ
ーザ1からの商品購入依頼に従って上述したパック商品
Pの配送を管理する商品配送管理システムは、基本的に
は前記各データベース2a,2b,2cに登録された商品
情報およびその配送条件からなる契約内容に従って商品
の配送を管理し、配送センタ3に対してパック商品Pの
配送を指令する。
【0022】この商品配送管理システムによる商品の配
送管理とその発送処理の一連の流れを、図5に示す概略
的な処理手順に従って説明する。この処理は全体的には
商品配送管理処理、配送条件管理処理、商品発送処理、
請求管理処理、およびクレジット処理によって実現され
る。商品配送管理処理は、例えば1日に1回、システム
の起動に伴って実行されるもので、先ずタイマ(カレン
ダ)によって管理されている現在の日時情報(現在日)
を取得し[ステップS1]、取得した現在日を基準とし
てデータベース2a,2b,2cを検索することから開始
される[ステップS2]。
【0023】そしてこのデータベース検索により、後述
するように配送条件に従って設定されている商品の配送
日と現在日とを比較しながら、前述した配送センタ3か
らユーザ1に対して商品を配送するに要する期間(日
数)を見込んで、例えば配送日(商品届け日)の前日に
該当するものを当日分の配送対象として抽出し[ステッ
プS3]、届け先リストを作成する[ステップS4]。
この届け先リストは、商品管理データベース2bに登録
された商品情報から求められる商品の種別とその数量、
および届け先データベース2cから求められる当該商品
の届け先の情報からなり、当日に発送すべき商品の届け
先の全てについて求められる。
【0024】しかして上述した如く作成された届け先リ
ストは、配送センタ3に通知され、後述するように該配
送センタ3において上記届け先リストに従って商品の発
送処理が実行される。また商品配送管理処理においては
上記配送センタ3に対する届け先リストの通知の後、前
述した商品管理データベース2bに登録されている配送
条件に従って、例えばその配送条件が定期購入を示して
いる場合、カレンダを参照しながらその届け先への次回
の商品配送日を求め、データベース2bに求められてい
る当該届け先への商品配送日を更新するものとなってい
る[ステップS5]。
【0025】尚、定期購入を特定する配送条件は、例え
ば図6に示すように1週間または複数週間を単位として
設定されている配送周期、およびその配送曜日を特定す
る情報とからなり、ユーザ1からの指定によって特定さ
れる。ちなみにこのような定期購入を特定する情報が配
送条件として登録されていない場合には、不定期の商品
購入、つまり1回限りの単発的な商品購入依頼として判
断される。そして前述した商品配送日の更新処理は、図
6に示すような定期購入を特定する配送条件に従い、上
述した如く届け先リストに基づく商品の発送処理を促し
た複数の届け先に対して次回の商品配送日を求め、その
配送日を逐次更新する。
【0026】一方、配送センタ3においては上述した如
く通知された届け先リストを取得し[ステップS6]、
この届け先リストに従って前述した商品管理データベー
ス2bを参照する等して各届け先に配送すべき商品の種
別とその数量からなる商品情報を取得する[ステップS
7]。そして取得した商品情報に従って該当商品を梱包
処理する等して、その届け先に対して発送する[ステッ
プS8]。この商品の発送処理は、宅配サービスを利用
する等して実行される。しかる後、届け先リストにより
示される複数の届け先への商品の発送処理の全てが完了
したことを確認した上で、窓口会社2に対して発送完了
報告が行われる[ステップS9]。
【0027】すると窓口会社2においては、上記発送完
了報告を受けると、次に前述した届け先リストに従って
依頼主データベース2aを検索し、商品の販売代金およ
びその代金請求先(依頼者名とその支払い口座)等から
なる商品販売リストを作成し[ステップS10]、この
商品販売リストを決裁会社5に対して通知する。しかし
て決裁会社5においては上述した如く通知される商品販
売リストを逐次取得する[ステップS11]。そして予
め設定されている所定の決裁締め切り日であるか否かを
判定しながら[ステップS12]、当該締め切り日まで
に逐次通知される商品販売リストから、商品の販売代金
を依頼者の各支払い口座毎に集計し[ステップS1
3]、該当する支払い口座からの商品代金の引き落とし
処理を実行することになる[ステップS14]。
【0028】即ち、本発明の一実施形態に係る商品配送
管理システムにおいては、上述した如くデータベース2
a,2b,2cに登録された商品情報とその配送条件およ
び届け先の情報に従い、複数の商品届け先への商品の配
送周期とその配送曜日を管理しながらその配送日(次回
の配送日)をそれぞれ求めている。そして各届け先への
商品の配送に要する日数を見込んで、上記各届け先への
配送日と現在日と比較しながら、例えば翌日配達の宅配
システムを利用する場合には、配送日の前日に該当する
届け先の情報を抽出して届け先リストを作成し、この届
け先リストに従って商品の発送を実行するものとなって
いる。
【0029】従ってこの商品配送管理システムによれ
ば、ユーザ1が指定した配送周期の、予め指定された配
送曜日毎に、その指定された商品を安定・確実に配送す
ることが可能となる。しかも商品の配送周期とその配送
曜日とに従って、当該商品の配送日(次回の配送日)を
特定しながらその配送処理を実行するので、その管理が
非常に容易であり、特に商品の定期購入が指定されてい
る場合における管理負担が少ない等の効果が奏せられ
る。
【0030】即ち、配送周期や配送曜日が個々に異なる
数多くの定期購入契約の全てを、その配送条件によって
定まる配送日の下で統一的に管理し、これらの各配送日
毎に指定された商品をそれぞれ確実に配送することがで
きる。従ってその管理が非常に容易であり、管理処理の
負担も少ない等の利点がある。また不定期に生じる単発
的な商品購入の形態が混在する場合であっても、これを
別個に管理することなくその配送処理を統一的に実行す
ることができる。この場合には、商品の配送希望日をそ
の配送日として与えておけば良く、商品の発送後には当
該届け先に付いての定期購入の情報が存在しないことか
ら、その配送日が更新されることがない。従って商品の
1回限りの配送が実行されることになる。
【0031】ところで前述した如く商品管理データベー
ス2bに登録される配送条件は、基本的には新規の商品
購入契約時にその申込書に記載された契約内容に応じて
設定されるものであるが、このシステムにおいては配送
条件管理処理によってユーザ1からの変更指示の有無が
随時監視されている。そしてユーザ1からの契約内容の
変更指示があった場合、速やかに商品管理データベース
2bに登録されている配送条件等を修正するものとなっ
ている。
【0032】即ち、図5に示すように配送条件管理処理
は、ユーザ1からの契約内容に関する情報入力がなされ
たとき、データベース2a,2b,2cを参照すること
で、その依頼主や届け先の情報が既に購入契約済みのユ
ーザであるか、新規申し込みのユーザであるかを判定し
ている[ステップS21]。そして新規申し込みの場合
には、その申し込み書を介して示される商品種別やその
数量、更には配送周期や配送曜日からなる配送条件をそ
のまま商品管理データベース2bに登録する[ステップ
S22]。また既に登録済みのユーザからの情報入力で
ある場合には、これを配送条件等の変更指示であると判
定し、データベース2bに登録されている該当する項目
の情報を修正する[ステップS23]。しかる後、新規
に登録された契約内容(配送条件)、または修正された
契約内容(配送条件)に従って商品の配送日(次回の配
送日)を設定する[ステップS24]。
【0033】しかしてこのようにして設定され、或いは
修正された配送日は前述した商品配送管理処理により設
定される配送日に優先してデータベースに登録される。
この結果、商品配送管理処理は、常に最新の配送条件に
基づいて求められた配送日に従って届け先リストを作成
することになり、ここに商品配送管理処理の負担を招く
ことなく、配送条件の修正と商品配送日の変更とが簡易
に実行される。
【0034】尚、上述した契約内容の変更処理は、その
配送条件のみならず、商品種別やその数量についても同
様にして実行される。更に商品の定期購入の一時的な休
止も適宜指定し得るようになっている。図7はその具体
的な処理手順を示すもので、基本的にはユーザ1からの
申込みによって起動される。即ち、ユーザ1から商品購
入の契約内容に関する情報が入力されると、配送条件管
理処理においては、先ずその情報入力元(ユーザ)が依
頼者として、或いは届け先としてデータベース2a,2c
に登録されている否かを判定する[ステップS31]。
そしてデータベース2a,2cに登録されている場合に
は、これを契約内容の変更を指定する情報の入力である
と判断し、またデータベース2a,2cに登録されていな
い場合には、新規な顧客からの契約内容の情報入力であ
ると判断する。
【0035】ちなみに新規顧客からの契約内容に関する
情報入力である場合には、配送指定された商品の種別と
その数量、その配送周期、更にその配送曜日を順次調べ
[ステップS32,S33,S34]、これらの入力情報
を商品管理データベース2bに順次登録する。そしてこ
れらの登録情報に従って指定された商品を配送すべき配
送日を設定する[ステップS35]。
【0036】尚、商品の種別は、例えばAとBの2種類
の商品を選択的に組み合わせてパック化して販売するよ
うな場合、《A商品+A商品》《A商品+B商品》《B
商品+B商品》からなる組み合わせ形態を特定する情報
からなる。また商品の配送周期は、例えば《毎週》《2
週間毎》《3週間毎》《4週間毎》の何れかを選択する
ことによってなされる。但し、この配送周期の指定がな
されない場合には、単発的な(1回だけの)商品販売と
して解釈する。更には配送曜日については、基本的には
1週間の内のどの曜日でも良いが、例えば《日曜》《月
曜》《水曜》《土曜》の内の何れかを選択するようにし
ても良い。
【0037】一方、商品の定期購入契約がなされている
ユーザ1からの契約内容に関する情報の入力である場合
には、これを既に登録されている契約内容の変更依頼で
あると解釈する。そしてこの場合には、先ず配送商品の
種別に関する情報が与えられたか否かを判定し[ステッ
プS36]、指定商品の種別に関する情報が与えられて
いる場合には、当該入力情報を用いて商品管理データベ
ース2bに登録されている商品種別の情報を書き直すこ
とで商品種別を変更する[ステップS37]。次いで商
品の配送周期に関する情報が与えられているか否かを判
定し[ステップS38]、情報が与えられている場合に
は商品管理データベース2bに登録されている配送周期
の情報を書き直すことで、その配送周期を変更する[ス
テップS39]。更には配送曜日に関する情報が与えら
れているか否かを判定し[ステップS40]、情報が与
えられている場合には商品管理データベース2bに登録
されている配送曜日の情報を書き直すことで、その配送
曜日を変更する[ステップS41]。
【0038】このようにしてユーザから与えられた指示
に従ってデータベース2bに登録されている情報を書き
直すことで、その商品種別や配送条件を変更修正するこ
とに加えて、この配送条件管理処理においては商品配送
の一時的な休止の情報も受け付けるものとなっている。
具体的には《次回不要》なる情報が入力されるか否かを
判定し[ステップS42]、不要の指示がなされた場合
には、そのパス回数(一時休止の回数)の情報を取り込
む[ステップS43]。このパス回数の情報は、前述し
た商品の次回発送日を求める上での最優先情報として取
り扱われる。
【0039】しかして上述した如くして商品種別や配送
条件の変更がなされた場合には、これらの修正された条
件に従って次回の商品配送日が求め直される[ステップ
S35]。この際、上述したパス回数に従って、例えば
1回の配送休止が指定されている場合には、先に求めら
れた配送日、または修正された配送条件に従って求めら
れた配送日を休止するものとし、この配送日を基準とし
てその次の配送日を求め直すことによってなされる。こ
の結果、配送周期が《2週間》として設定されてい場合
には、4週間後の日付が次回の配送日として設定される
ことになる。
【0040】かくして上述した如くして商品の配送日を
管理し、ユーザ1からの契約内容の変更指示に従って配
送周期や配送曜日が修正された場合には、その修正され
た情報に従って次回の配送日を求め直すように構成され
た本システムによれば、届け先毎に設定された配送日に
従って指定された商品を順次配送処理するだけで、指定
された周期毎に、その指定された曜日に指定された商品
を届けることが可能となる。しかもユーザからの契約情
報の変更修正が指示された時点で、その修正された配送
条件に従って時間委の配送日を求め直して商品の配送を
管理するので、ユーザ1側の事情に応じて随時に商品の
受け取り条件(配送条件)を変更することができる。
【0041】従って従来のように商品販売元の事情に依
存することなく、商品購入者側(ユーザ側)の立場に立
脚した商品の定期購入が可能となる。しかも商品販売側
の処理負担を殆ど招くことなしに、定期購入の条件を簡
単に修正することができる等の利点が奏せられる。特に
従来のように、既存の定期購入契約を一旦解約し、新た
な条件で再度商品の購入契約を行うような煩わしさと、
無駄がない等の実用上多大なる効果が奏せられる。
【0042】尚、本発明は上述した実施形態に限定され
るものではない。例えば販売商品の種別や配送周期、配
送曜日等からなる契約内容についてはシステム仕様に応
じて定めれば良いものであり、その登録の形態も特に限
定されない。また商品の種類やその種別の指定の仕方に
ついても種々の態様を取ることが可能であり、要は本発
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施する
ことができる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、定
期購入する商品の配送条件等の契約内容をユーザ側の都
合に応じて簡単に変更し、修正された条件の下で商品の
配送を受けることができる。しかも配送管理システム側
にとっては、契約された配送条件に応じて個々に定まる
配送日を基準として商品の配送を統一的に管理するの
で、種々の配送条件が混在する場合であっても、これら
の配送条件の違いに影響されることなく、個々の届け先
への商品の発送処理を安定に、且つ確実に実行すること
ができ、その管理負担も少ない等の実用上多大なる効果
が奏せられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】商品配送システムの全体的な概略構成を示す
図。
【図2】図1に示す商品配送システムで用いられるデー
タベースの構成例を示す図。
【図3】図1に示す商品配送システムで取り扱われる商
品の例を示すもので、パック商品Pとその付属品である
パックスタンドSを示す図。
【図4】パック商品PとパックスタンドSの梱包箱Bへ
の収納例を示す図。
【図5】本発明の一実施形態に係る商品配送管理システ
ムの全体的な処理手続きの流れを示す図。
【図6】配送条件を規定する配送周期と配送曜日の設定
例を示す図。
【図7】本発明の一実施形態に係る商品種別及び配送条
件からなる契約条件の変更処理手順を示す図。
【符号の説明】
1 ユーザ 2 窓口会社 2a,2b,2c データベース 3 配送センタ 4 工場 5 決裁会社
フロントページの続き Fターム(参考) 3F022 MM03 MM05 MM11 MM42 5B049 AA01 AA02 BB12 BB33 CC01 CC05 DD01 DD05 EE00 EE05 GG02 GG04 GG07

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 購入契約された商品の配送を管理する商
    品配送管理システムであって、 前記購入契約により特定された商品とその数量を示す商
    品情報、および当該商品の配送条件を、その届け先の情
    報に対応付けて記憶するデータベースと、 このデータベースに記憶された配送条件に従って前記各
    届け先への商品の配送日をそれぞれ設定する配送日設定
    手段と、 設定された配送日毎に該当する届け先を前記データベー
    スからリストアップして当該届け先への商品の配送を指
    令する配送指令手段と、 商品を配送した届け先への配送条件が定期購入を示すと
    き、その配送条件に従って当該届け先への次回の商品配
    送日を設定する配送日再設定手段と、 定期購入契約者からの購入契約に関する変更指示の申し
    出を監視し、前記定期購入契約者からの変更指示の申し
    出があるときには該変更指示に従って前記データベース
    に登録された前記商品情報および/または配送条件を修
    正すると共に、修正された配送条件に応じて次回の商品
    配送日を修正する契約内容修正手段とを具備したことを
    特徴とする商品配送管理システム。
  2. 【請求項2】 前記商品の定期的な配送条件は、1週間
    または複数週間を単位として選択的に設定される商品の
    配達周期と、商品の配達曜日を指定する情報とからな
    り、 前記配送指令手段は、現在日を基準として、前記届け先
    への商品の配送に要する期間を見込んで定まる日に該当
    する商品配送日の届け先をリストアップすることを特徴
    とする請求項1に記載の商品配送管理システム。
  3. 【請求項3】 前記契約内容修正手段は、前記定期購入
    契約者からの変更指示に従って次回の商品発送の休止を
    指定する機能を備えることを特徴とする請求項1に記載
    の商品配送管理システム。
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