JP2001328712A - 商品配送システム - Google Patents

商品配送システム

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JP2001328712A
JP2001328712A JP2000147535A JP2000147535A JP2001328712A JP 2001328712 A JP2001328712 A JP 2001328712A JP 2000147535 A JP2000147535 A JP 2000147535A JP 2000147535 A JP2000147535 A JP 2000147535A JP 2001328712 A JP2001328712 A JP 2001328712A
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JP2000147535A
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Yoshimasa Nakano
吉雅 中野
Shinichi Inoue
真一 井上
Masaaki Kurosu
匡晃 黒須
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Kurita Water Industries Ltd
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Kurita Water Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パック商品Pと共にその商品の使用に繰り返
し用いられる付属品(パックスタンドS)を発送するか
否かを簡易にして確実に判定して、その発送業務を確実
に遂行することのできる商品配送システムを提供する。 【解決手段】 パック商品Pの発送依頼を受けたとき、
当該商品の届け先が届け先データベースに登録されてい
るか否かを調べ(ステップS5)、既にデータベースに
登録されているときにはパック商品だけを梱包して配送
する(ステップS9)。またデータベースに登録されて
いない場合には、パック商品Pと共にパックスタンドS
を梱包して配送する(ステップS7)。またパックスタ
ンドSの発送指定があるときには、データベースへの登
録の有無に拘わらず、パック商品Pと共にパックスタン
ドSを梱包して配送する(ステップS3)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、飲料水等の液体商
品を定期的に配送するに好適な商品配送システムに関す
る。
【0002】
【関連する背景技術】飲料水等の液体商品は、一般的に
はPETボトル等に充填して取り扱われる。そして家庭
等に定期的に届ける場合には、通常、複数本のPETボ
トルを所定の梱包箱に収納(梱包)して配送される。し
かしながらこの種のPETボトルを梱包する場合、その
ボトル形状に起因して大きめの梱包箱を用いざるを得な
い。従って配送すべき液体商品の容量よりも大きな内容
積を有する梱包箱を用いることになり、配送コストの問
題がある。
【0003】一方、液体商品を合成樹脂フィルム等から
なる可撓性の袋体(柔軟袋)に充填して液密に封止し、
パック商品として取り扱うことも考えられている。この
ようなパック商品によれば、その置き方や外部から加え
られる圧力等によってパック商品自体の形状が変化する
ので、所定の梱包箱に殆ど隙間なく収納することができ
る。従って液体商品の容量に見合った最小限の内容積を
有する梱包箱を用いることができ、その配送コストの低
減を図ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところでこのようなパ
ック商品は、上述したようにその形状自体が変化するの
で、例えば該パック商品を収納する為の、プラスチック
等からなる所定の剛性を有する有底筒状のパックスタン
ドを利用すれば、袋体からの液体商品の注ぎ出しや冷蔵
庫等への保管の容易化を図ることが可能となる。ちなみ
にこのようなパックスタンドは、繰り返し使用可能なも
のであるから、例えば上記パック商品の1回目の配送時
だけ、その付属品としてサービス提供すれば十分であ
る。
【0005】しかしながらこの種のパック商品を定期的
に配送する側にとっては、通常、商品の届け先リストに
従ってパック商品の発送業務を遂行するだけなので、そ
の発送がパックスタンドを提供すべき1回目であるか否
かを把握することが非常に困難である。ちなみにパック
商品だけを配送すべき届け先リスト(定期購入者リス
ト)と、パック商品にパックスタンドを付けて配送すべ
き届け先リスト(新規購入者リスト)とを別個に作成す
れば、その配送業務を確実に行うことが可能となる。し
かしパック商品の届け先毎に、その配送回数を管理する
等して上記パックスタンドのサービス提供を指示するこ
とは非常に煩わしく、そのための管理情報も必要とな
る。
【0006】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たもので、その目的は、簡単な管理の下で、商品と共に
その商品の使用に繰り返し用いられる付属品を発送する
か否かを判定して、その発送業務を確実に遂行すること
のできる商品配送システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
べく本発明に係る商品配送システムは、使用に伴って消
費または消耗する商品を梱包して、または上記商品と共
に当該商品の使用に繰り返し用いられる付属品を梱包し
て、指定された届け先への配送に供するものであって、
特に前記指定された届け先への前記商品の配送が第1回
目であるか否かを判定する手段を備え、第1回目の配送
時には前記商品と共にその付属品を梱包して、その配送
に供することを特徴としている。
【0008】また本発明に係る商品配送システムは、請
求項2に記載するように前記商品の発送に伴って当該商
品および付属品の届け先の情報が登録されるデータベー
スを備え、前記商品の発送依頼を受けたとき、当該商品
の届け先の情報が前記データベースに登録されているか
否かを調べ(データベース検索手段)、該商品の届け先
の情報がデータベースに登録されているときには前記商
品だけを梱包して配送に供する梱包管理手段を備えたこ
とを特徴としている。
【0009】より具体的には本発明に係る商品配送シス
テムは、請求項3に記載するように可撓性の袋体に所定
量の液体商品を充填して液密に封止してなる所定数のパ
ック商品を所定の梱包箱に収納して、または上記所定数
のパック商品と該パック商品を収納して前記袋体からの
液体商品の注ぎ出しとその保管に用いられるパックスタ
ンドとを上記所定の梱包箱に収納して、指定された届け
先への配送に供するものとして実現される。
【0010】そしてパック商品の発送依頼を受けたと
き、パック商品の発送に伴って当該パック商品の届け先
の情報が登録されるデータベースを検索することで、当
該パック商品の届け先の情報が前記データベースに登録
されているか否かを調べ(データベース検索手段)、前
記パック商品の届け先の情報が前記データベースに登録
されているときには、これを既にパック商品を配送した
ことのある届け先であると判断して、前記所定の梱包箱
に所定数のパック商品だけを収納して配送に供すること
を特徴としている。
【0011】即ち、本発明に係る商品配送システムは、
商品の発送依頼を受けた届け先が既にデータベースに登
録されているか否かを調べることで新規な届け先である
か、或いは過去に商品を届けたことのある発送先(定期
的な届け先)であるかを判断して、該商品と共にその付
属品を発送するか否かを管理するようにしたことを特徴
としている。
【0012】ちなみに前記商品の発送依頼は、請求項4
に記載するように、前記商品の定期購入が指定されてい
るとき、該定期購入の周期に従って繰り返し与えられ
る。また好ましくは請求項5に記載するように、前記梱
包管理手段においては、前記パック商品の発送依頼と共
に前記パックスタンドの発送依頼を受けたとき、前記デ
ータベースにおける前記パック商品の届け先の情報の登
録の有無に拘わることなく、前記所定の梱包箱に所定数
のパック商品と前記パックスタンドとを収納して配送に
供する手段を備えることが望ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態に係る商品配送システムについて説明する。図
1はこの実施形態に係る商品配送システムの全体的な概
略構成を示す図で、1は商品の購入者であるユーザ、2
はユーザ1からの商品の購入依頼等を受け付ける窓口会
社である。このユーザ1から窓口会社2への商品の購入
依頼等は、ハガキやFAX、電話、更にはインターネッ
ト等を介して行われる。ちなみにインターネットを介す
る商品の購入依頼は、そのホームページをアクセスする
ことでユーザ1側のパーソナルコンピュータ上に開かれ
る申し込み書に、その契約に必要な事項を入力し、その
入力情報をSSL(Secure Socket Layer)等により秘
匿化して窓口会社2に通知することにより行われる。
【0014】ちなみに窓口会社2は、例えば依頼主デー
タベース2a、商品管理データベース2b、および届け
先データベース2cを備え、ユーザ1からの商品購入依
頼に基づいてその契約内容を上記各データベース2a,
2b,2cに登録して、商品の配送および顧客(ユー
ザ)管理を実行する。そして窓口会社2は、商品の配送
センタ3に対して上記ユーザ1への商品の発送を依頼し
ており、当該配送センタ3においては、工場4から入荷
される商品をその届け先(ユーザ1)毎に配送する役割
を担う。特に商品の定期購入が指定されている場合に
は、指定された周期毎に定期的に商品の発送が行われ
る。また窓口会社2においては、ユーザ1への商品の発
送に伴ってクレジット会社等の決裁会社5に対してその
商品販売代金を一括請求し、該決裁会社5から各ユーザ
1に対して商品販売代金の個別請求が行われる。
【0015】尚、前記依頼主データベース2a、商品管
理データベース2b、および届け先データベース2c
は、ユーザ1との商品購入契約の内容(情報)を所定の
項目毎に分類し、所定のリレーショナル構造をなして登
録するものである。例えば図2に示すように、上記依頼
主データベース2aには、商品購入の依頼者の氏名・名
称とその住所、更には商品代金の決裁に必要なクレジッ
ト会社名とその契約番号等の支払い口座の情報が登録さ
れる。また商品管理データベース2bには、商品の種別
やその個数(セット数)、付属品の購入希望、更には商
品の配達日等の情報が登録され、更に前記届け先データ
ベース2cには、商品の届け先の氏名・名称とその住
所、および電話番号等の情報が登録される。
【0016】ここで上述した如く配送センタ3からユー
ザ1に配送される商品について説明すると、この商品は
ミネラルを配合した飲料水等の液体商品からなる。この
液体商品は、例えば図3に示すように合成樹脂フィルム
等からなる所定の内容積を有する可撓性の袋体10に所
定量ずつ充填して液密に封止したパック商品Pとして提
供される。
【0017】尚、袋体10は、袋幅Pwが18cm(周
長36cm)の筒状体11を、長さ30cm程度に切断
し、その端部をそれぞれ幅1.5cmずつ液密にシール
してフィン部12とし、これによって長さPrが27c
mの液体商品収容部を形成したもので、筒状体11の膨
らみにより最大2リットルの内容積を形成可能な大きさ
有する。上記液体商品はこのような袋体10に、例えば
1.5リットルずつ充填され、余分な空気を追い出した
状態で密封される。この結果、袋体10に液体商品を充
填してなるパック商品Pは、袋体10が最大に膨らむ前
の形状的に不安定な状態ではあるが、袋体10が変形し
得る範囲においてその外観形状が変形する商品として実
現される。そしてパック商品Pは、その置き方によっ
て、或いは外部から加えられる圧力等によって上記変形
可能な範囲において最も安定する状態に、その外観形状
を変化させるものとなっている。
【0018】また図3に示すパックスタンドSは、上記
パック商品Pを収納して袋体10からの液体商品の注ぎ
出しや、冷蔵庫等への保管に用いるものであって、所定
の剛性を有するプラスチック製の筒状の容器からなる。
具体的にはこのパックスタンドSは、10.5cm×8.
5cmの開口形状を有し、高さが略20cmの略四角形
状の有底筒状体からなり、冷蔵庫のいわゆるドアポケッ
トに牛乳パックと同様に収納し得る大きさを有してい
る。前述したパック商品Pは、このようなパックスタン
ドSに、その外観形状を変化させながら落とし込むこと
で収納される。
【0019】そしてパック商品Pは、袋体10における
上側フィン部12の片隅部を、例えば予めフィン部12
に設けた切り込み13に沿って斜めに切り欠くことで開
封され、袋体10からの液体商品の注ぎ出しに供され
る。尚、冷蔵庫等への保管時には、上記切り込み13に
沿って切り欠かれた筒状体11の開封端部を、図示しな
いクリップにより挟むことでその封止が行われ、液体商
品の不本意な漏出が防止される。
【0020】しかして上述したパック商品Pの販売(配
送)は、例えば6個のパック商品Pを配送単位として、
所定の大きさの段ボール紙からなる梱包箱Bに収納して
行われる。この梱包箱Bは、例えば外形寸法が縦30c
m、横23cm、高さ16cm程度の四角形状の箱体か
らなり、概略10リットルの内容積を有している。上述
した6個のパック商品Pは、このような梱包箱Bに対し
て、例えば図4(a)に示すように横置きにして袋体10
がその幅方向に最大限に拡がって安定する状態で2列3
段に亘って積み重ねることで収納される。この際、各パ
ック商品Pは、梱包箱Bの内壁面に当接する部位を該内
壁面にて形状規制され、且つ互いに接触する部位を圧力
的に平衡させて形状規制されることで、断面略四角形状
にほぼ隙間なく、換言すれば無駄な空間を殆ど形成する
ことなく梱包箱Bに収納されて梱包される。
【0021】一方、これらの6個のパック商品Pに加え
て前述したパックスタンドSをも上記梱包箱Bに同時に
梱包する場合には、パック商品Pの1つをパックスタン
ドSに収納することでパックスタンドSの内部空間を有
効利用し、梱包箱B内に無駄な空間を形成することなく
行われる。特にこの場合、パックスタンドSの大きさが
パック商品Pを横置きにしたときの大きさと異なること
から、例えば図4(b)に示すようにパックスタンドSの
短辺側の壁面を下側にして梱包箱Bに収納する。そして
残されたパック商品Pの中の1つを横向きに立てること
で袋体10がその厚み方向に最大限に拡がって安定する
状態とし、これをパックスタンドSの側部に沿わせて収
納する。尚、残された4個のパック商品Sについては、
横置きのまま安定した状態で梱包箱Bに積み重ねて収納
すれば十分である。
【0022】またパックスタンドSについては、例えば
複数のパック商品Pにて囲まれるように梱包箱Bの略中
央部に配置すれば、パックスタンドSの周囲に配置され
るパック商品Pがそれぞれ緩衝体として作用するので、
その配送時に梱包箱Bに加わる外部衝撃からパックスタ
ンドSを効果的に保護し、パックスタンドSの破損を防
止することが可能となる。
【0023】かくしてこのようにして6個のパック商品
Pを、或いはこれらのパック商品PにパックスタンドS
を加えて図4(a)(b)にそれぞれ示すように梱包箱Bに
収納するようにすれば、パックスタンドSを同時に梱包
するか否かに拘わることなく限られた大きさの梱包箱B
を有効に活用して6個のパック商品Pを安定に、しかも
無駄な空間を形成することなく梱包することが可能とな
る。換言すれば6個のパック商品Pに加えてパックスタ
ンドSを梱包する場合であっても、大きな梱包箱Bを準
備する必要がなく、統一された大きさの梱包箱Bを有効
に活用してその配送を行うことができる。
【0024】特に1.5リットルの液体商品をそれぞれ
収納した6個のパック商品Pを、略10リットルの内容
積を有する梱包箱Bを用いて、最小限の容積にて梱包し
て配送することができる。またパックスタンドSを同時
に梱包してもその重量が殆ど変わることはない。従って
梱包箱Bの大きさや、その梱包物の重量によって配送料
金が異なるような場合であっても、一定の料金でその配
送に供することが可能となる等の効果が奏せられる。
【0025】さて上述した如くしてパック商品P、更に
はパック商品Pに加えてその付属品であるバックスタン
ドSを梱包箱Bに収納して配送に供するに際し、この実
施形態に係る商品配送システムが特徴とするところは、
図5にその概略的な処理手順を示すように、商品の発送
依頼に対して次のようにして梱包箱Bに収納(梱包)す
るべく商品を管理するものとなっている。この配送管理
は、基本的には配送センタ3において実行されるもので
あるが、窓口会社2側で実行して配送センタ3での作業
を指示するようにしてもよい。
【0026】即ち、商品の発送依頼が発せられると[ス
テップS1]、先ずパック商品Pと共にその付属品であ
るパックスタンドSの同時発送が指定されているか否か
が判定される[ステップS2]。しかし上記パックスタ
ンドSは、前述したようにパック商品Pを使用する上で
の付属品であり、パック商品Pの購入時に無料でサービ
ス提供され、また繰り返し使用されるものであるから、
ユーザ1から格別に購入希望の要求が与えられない限
り、パックスタンドSの同時発送が指定されることはな
い。そしてパックスタンドSの同時発送が指定されてい
る場合には、その指定に従って前述したようにその販売
単位である6個のパック商品PとパックスタンドSと
を、図4(b)に示すように梱包箱Bに収納し[ステップ
S3]、これを前記発送依頼により示されるその届け先
に対して発送する。そしてこの梱包商品の発送に伴い、
上記6個のパック商品PとパックスタンドSとからなる
代金の請求書を発行して[ステップS4]、その配送商
品管理を終える。
【0027】これに対してパックスタンドSの同時発送
が指定されていない場合には[ステップS2]、前述し
た届け先データベース2cを検索する[ステップS
5]。そして該データベース2cに前記発送依頼により
示される商品の届け先が、既に登録されているか否かを
判定する[ステップS6]。そしてその届け先が前記届
け先データベース2cに既に登録されていない場合に
は、その届け先が新規な顧客であると判断し、6個のパ
ック商品Pに加えてパックスタンドSを図4(b)に示す
ように梱包し、その届け先に対して発送する[ステップ
S7]。しかしこの場合には、上記パックスタンドS
は、パック商品Sを使用する上での付属品として無償で
サービス提供するものであるから、パック商品Sの代金
の請求書だけを発行して[ステップS8]、その配送商
品管理を終える。
【0028】一方、届け先データベース2cに前記発送
依頼により示される商品の届け先が、既に登録されてい
る場合には[ステップS6]、上述したパックスタンド
Sの無償によるサービス提供が終了しており、また既に
提供したパックスタンドSは繰り返し使用可能なもので
あるから、パック商品Pだけを梱包し、その届け先に配
送する[ステップS9]。そしてこの場合には、当然の
ことながらそのパック商品Sの代金の請求書だけを発行
して[ステップS8]、その配送商品管理を終える。
【0029】即ち、この商品配送システムにおいては、
パック商品Pの発送依頼を受けたとき、その届け先が既
に届け先データベース2cに登録されているか否かを調
べることによって、当該届け先が新規な届け先であるか
否かを判定し、無償でサービス提供すべきパックスタン
ドSをパック商品Pと同時に梱包すべきか否かを容易
に、且つ確実に判断し、必要に応じてパックスタンドS
を梱包するものとなっている。またパックスタンドSの
同時発送が指定されている場合には、その指定に従って
パック商品Pと共にパックスタンドSを梱包して発送
し、その代金を請求するものとなっている。
【0030】従ってこの商品配送システムによれば、パ
ックスタンドSの代金を請求するか否かを格別に管理す
ることなく、新規の顧客(ユーザ1)に対してパック商
品Pの付属品であるパックスタンドSを確実に提供する
ことができ、またパックスタンドSの代金を請求するこ
ともないので、その無償サービスを確実に実行すること
ができる。
【0031】ちなみに商品の発送依頼の情報として、パ
ックスタンドSの同梱の有無、またその代金の請求の有
無をそれぞれ指定する選択情報を設定しておき、これら
の選択情報に従ってパックスタンドSを同時に発送する
か否か、またパックスタンドSの代金を請求するか否か
をそれぞれ管理することも考えられる。しかしながらこ
のような選択情報に従ってその制御を行った場合、情報
エラーに起因してパックスタンドSが梱包されなかった
り、無償でサービス提供すべきパックスタンドSの代金
が誤って請求される虞がある。
【0032】この点、上述したシステムによれば、パッ
クスタンドSの同時発送の指定に応じてパック商品Pと
共にパックスタンドSを確実に梱包して発送し、その代
金を請求することができる。また仮に情報エラーに起因
してパックスタンドSの同時発送の指定が漏れた場合で
あっても、パックスタンドSの代金が誤って請求される
ことはない。更には届け先データベース2cの検索エラ
ーによって、不要な筈のパックスタンドSがパック商品
Pと共に発送された場合であっても、パックスタンドS
の代金が請求されることがなく、換言すればパックスタ
ンドSの無償によるサービス提供が繰り返して行われる
だけなので、顧客(ユーザ1)に金銭的な迷惑を掛ける
ことがない。
【0033】このように本システムによれば、パック商
品Pの届け先が既に届け先データベース2cに登録され
ているか否かに応じて、無償でサービス提供するべき上
記パック商品Pの付属品であるパックスタンドSの同時
梱包を管理するので、新規な届け先である顧客に対して
パックスタンドSを確実に無償で提供することができ
る。換言すれば、既にパックスタンドSを無償でサービ
ス提供した届け先に対しては、真に必要なパック商品P
だけを配送することができ、パックスタンドSを過剰に
提供すると言う無駄がなく、以て省資源化を図ることが
可能となる。しかもパックスタンドSの代金請求を前述
した選択情報を用いる等して格別に管理することなく、
パックスタンドSの同時発送の指定があったときにだけ
その代金請求処理を実行すればよいので、代金請求の管
理形態がシンプルであり、エラーの発生を低減し得る等
の効果が奏せられる。
【0034】尚、本発明は上述した実施形態に限定され
るものではない。ここでは液体商品を袋体10に封入し
たパック商品Pと、その使用に用いられるパックスタン
ドSの配送を例に説明したが、他の商品についても同様
に適用することができる。例えば所定の容器に充填され
て使用される液体や粉体からなる商品(例えば洗剤やシ
ャンプー)と、その詰替用の商品を定期的に発送するよ
うな場合にも同様に適用可能である。また上述した実施
形態においては、6個のパック商品Pを1つの販売単位
として梱包箱Bに収納したが、例えば図6(a)〜(c)に
それぞれ示すように2個〜4個のパック商品Pを1つの
販売単位としても良いことは言うまでもない。その他、
本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施
することができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、商
品の発送依頼を受けたとき、その商品の発送が1回目で
あるか否かを判定することで、1回目の配送時には商品
と共にその商品の使用に用いられる付属品を確実に配送
することができる。より具体的には、当該商品の届け先
の情報が既に届け先データベースに登録されているか否
かを調べ、データベースに登録されているときには指定
された商品だけを梱包して、またデータベースに登録さ
れていない場合には、商品と共に当該商品の使用に繰り
返し用いられる付属品を梱包して配送するので、新規な
届け先に対して上記付属品を確実に配送することができ
る。しかも簡易な管理形態で上記付属品の発送を管理
し、更には該付属品の代金請求処理の簡易化をも図り得
る等の実用上多大なる効果が奏せられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】商品配送システムの全体的な概略構成を示す
図。
【図2】図1に示す商品配送システムで用いられるデー
タベースの構成例を示す図。
【図3】図1に示す商品配送システムで取り扱われる商
品の例を示すもので、パック商品Pとその付属品である
パックスタンドSを示す図。
【図4】パック商品PとパックスタンドSの梱包箱Bへ
の収納例を示す図。
【図5】本発明の一実施形態に係る商品配送システムに
おける配送商品管理の形態を示す概略的な流れ図。
【図6】パック商品PとパックスタンドSの梱包箱Bへ
の収納例を示す図。
【符号の説明】
1 ユーザ 2 窓口会社 2a,2b,2c データベース 3 配送センタ 4 工場 5 決裁会社 P パック商品 S パックスタンド B 梱包箱
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒須 匡晃 東京都新宿区西新宿三丁目4番7号 栗田 工業株式会社内 Fターム(参考) 3E064 AA01 BA21 FA03 HU10 3F022 AA15 CC03 MM07 MM11 5B049 AA02 BB11 BB33 CC05 DD05 EE00 EE05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用に伴って消費または消耗する商品を
    梱包して、または上記商品と共に当該商品の使用に繰り
    返し用いられる付属品を梱包して、指定された届け先へ
    の配送に供する商品配送システムであって、 前記指定された届け先への前記商品の配送が第1回目で
    あるか否かを判定する手段を備え、 第1回目の配送時には前記商品と共にその付属品を梱包
    して、その配送に供することを特徴とする商品配送シス
    テム。
  2. 【請求項2】 使用に伴って消費または消耗する商品を
    梱包して、または上記商品と共に当該商品の使用に繰り
    返し用いられる付属品を梱包して、指定された届け先へ
    の配送に供する商品配送システムであって、 前記商品の発送に伴って当該商品および付属品の届け先
    の情報が登録されるデータベースと、 前記商品の発送依頼を受けたとき、当該商品の届け先の
    情報が前記データベースに登録されているか否かを調べ
    るデータベース検索手段と、 前記商品の届け先の情報が前記データベースに登録され
    ているとき、前記商品だけを梱包して配送に供する梱包
    管理手段とを具備したことを特徴とする商品配送システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記商品は、可撓性の袋体に所定量の液
    体商品を充填して液密に封止してなるパック商品であっ
    て、 前記付属品は、上記パック商品を収納して前記袋体から
    の液体商品の注ぎ出しとその保管に用いられるパックス
    タンドからなる請求項1または2に記載の商品配送シス
    テム。
  4. 【請求項4】 前記商品の発送依頼は、前記商品の定期
    購入が指定されているとき、該定期購入の周期に従って
    繰り返し与えられるものである請求項1〜3のいずれか
    に記載の商品配送システム。
  5. 【請求項5】 前記梱包管理手段は、前記パック商品の
    発送依頼と共に前記パックスタンドの発送依頼を受けた
    とき、前記データベースにおける前記パック商品の届け
    先の情報の登録の有無に拘わらず、前記所定の梱包箱に
    所定数のパック商品と前記パックスタンドとを収納して
    配送に供する手段を備えることを特徴とする請求項2に
    記載の商品配送システム。
JP2000147535A 2000-05-19 2000-05-19 商品配送システム Pending JP2001328712A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014021564A (ja) * 2012-07-12 2014-02-03 Temona Inc 受注管理装置、受注管理方法及び受注管理プログラム

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