JP2001330774A - ズームレンズ - Google Patents

ズームレンズ

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JP2001330774A
JP2001330774A JP2001055060A JP2001055060A JP2001330774A JP 2001330774 A JP2001330774 A JP 2001330774A JP 2001055060 A JP2001055060 A JP 2001055060A JP 2001055060 A JP2001055060 A JP 2001055060A JP 2001330774 A JP2001330774 A JP 2001330774A
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Japan
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lens
group
lens group
zoom
positive
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Withdrawn
Application number
JP2001055060A
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English (en)
Inventor
Akiko Furuta
明子 古田
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B15/00Optical objectives with means for varying the magnification
    • G02B15/14Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective
    • G02B15/16Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective with interdependent non-linearly related movements between one lens or lens group, and another lens or lens group
    • G02B15/177Optical objectives with means for varying the magnification by axial movement of one or more lenses or groups of lenses relative to the image plane for continuously varying the equivalent focal length of the objective with interdependent non-linearly related movements between one lens or lens group, and another lens or lens group having a negative front lens or group of lenses

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ズーム方式が負レンズ群、正レンズ群で構成
された2群ズームでありながら、最大画角が100°を
超え、1.7倍以上のズーム比を有するインナーフォー
カス式の超広角ズームレンズを提供すること。 【解決手段】 物体側から順に、負の屈折力を有する第
1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G
2とから構成され、前記第1レンズ群G1と前記第2レ
ンズ群G2との間の空気間隔を変化させることによって
ズーミングを行うズームレンズにおいて、前記第2レン
ズ群G2は、物体側から順に、正の屈折力を有する第2
レンズ群前群G2aと、正の屈折力を有する第2レンズ
群後群G2bを有し、前記第2レンズ群前群G2aを像
面側に移動させてフォーカシングを行い、所定の条件式
を満足する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はズームレンズ、特に
一眼レフカメラ等に好適な広画角を有するインナーフォ
ーカス式のズームレンズに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より物体側より負レンズ群、正レン
ズ群で構成されたズームレンズが多数提案されている。
しかしながら、画角100°を超え、1.7倍以上のズ
ーム比を有する超広角ズームレンズの提案はない。例え
ば、特公昭60-34734号公報には負レンズ群、正レンズ群
の第2群にて構成されている広角ズームレンズが開示さ
れている。しかしながら、特公昭60-34734号公報に開示
されたレンズは、非球面を1面使用して、像面歪曲収差
を良好に補正しているが最大画角は86°程度であり、
ズーム比も1.5倍弱と小さいものである。また、第1
群繰り出しによって、フォーカシングを行う場合、近距
離物点になるに従って、主光線が光軸より離れていくた
めに第1群の径を大きくしなければ、十分な光量を確保
できない。また、径を大きくするとレンズが大きく重く
なってしまう問題がある。さらに、第1群繰り出し方式
では、比較的大きくて重い第1レンズ群を移動させてフ
ォーカシングを行うため、オートフォーカスを行う場合
のフォーカシング速度が、インナーフォーカス方式やリ
アーフォーカス方式に比べて遅いという不都合があっ
た。
【0003】そこで、負・正レンズ群構成で、インナー
フォーカス式の広角ズームレンズが、例えば特開平8-32
7907号公報や特開平4-15612号公報に提案されている。
しかし、特開平8-327907号公報に開示されたレンズは、
ズーム比は2倍近くあるが、最大画角は83°程度しか
ない。また、特開平4-15612号公報は最大画角112.
7°を有するがズーム比は1.4倍程度しかなかった。
【0004】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、ズーム方式が負レンズ群、正レンズ群で構成さ
れた2群ズームでありながら、最大画角が100°を超
え、1.7倍以上のズーム比を有するインナーフォーカ
ス式の超広角ズームレンズを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、物体側から順に、負の屈折力を有する第
1レンズ群G1と正の屈折力を有する第2レンズ群G2
とから構成され、前記第1レンズ群G1と前記第2レン
ズ群G2との間の空気間隔を変化させることによってズ
ーミングを行うズームレンズにおいて、前記第2レンズ
群G2は物体側から順に、正の屈折力を有する第2レン
ズ群前群G2aと、正の屈折力を有する第2レンズ群後
群G2bとを有し、該第2レンズ群前群G2aを像面側
に移動させてフォーカシングを行う事を特徴とするズー
ムレンズを提供する。
【0006】また、前記ズームレンズは以下の条件式を
満足することが好ましい。 (1)0.002<Σ{1/(ni・fi)}<0.004
【0007】 (2) 1.3<f21/f22<1.5 ここで、ni:物体側から数えて第i番目のレンズ成分
のd線(λ=587.56nm)における屈折率、 fi:物体側から数えて第i番目のレンズ成分のd線に
おける焦点距離、 f21:前記第2レンズ群前群の焦点距離、 f22:前記第2レンズ群後群の焦点距離、 また、総和計算は第1レンズ面から最終レンズ面まで行
うものとする。
【0008】また、本発明では、上記構成において、前
記第2レンズ群後群G2bにおいて、少なくとも負レン
ズと正レンズとの貼り合せレンズを1組有し、前記貼り
合せレンズは、以下の条件式を満たすことが好ましい。 (3) 1.5<|f1|/fw<2 (4) 0.335<n1−n2 (5) 45<ν2−ν1 ここで、f1:前記第1レンズ群の焦点距離、 fw:前記ズームレンズ全系の広角端状態における焦点
距離、 n1:前記貼り合せレンズ内の前記負レンズのd線にお
ける屈折率、 n2:前記貼り合せレンズ内の前記正レンズのd線にお
ける屈折率、 ν1:前記貼り合せレンズ内の前記負レンズのアッベ
数、 ν2:前記貼り合せレンズ内の前記正レンズのアッベ数
をそれぞれ表している。
【0009】また、本発明では、前記第1レンズ群は、
少なくとも3枚の負レンズと、少なくとも1枚の正レン
ズとを有し、前記少なくとも3枚の負レンズのうちの1
面が非球面で構成され、以下の条件式を満たすことが好
ましい。 (6) 2<X(14)−X(7)<2.5 ここで、X(y)は以下の非球面式で表される。 X(y)=(y2/r)/[1+{1−κ(y/r)2
1/2]+C2・y2+C4・y4+C6・y6+C8・y8+C
1010
【0010】ここで、 X(14)は上記非球面式で表される非球面の頂点にお
ける接平面から高さy=14mmにおける非球面上の位
置までの光軸方向に沿った距離、 X(7)は上記非球面式で表される球面の頂点における
接平面から高さy=7mmにおける非球面上の位置まで
の光軸方向に沿った距離、 r:近軸の曲率半径、 κ:円錐定数、 Cn:第n次の非球面係数をそれぞれ表している。 また、本発明では、物体側から順に、負の屈折力を有す
る第1レンズ群と正の屈折力を有する第2レンズ群から
構成され、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群の間の
空気間隔を変化させることによってズーミングを行うズ
ームレンズにおいて、前記ズームレンズはズーム領域中
の最大画角が100度以上の画角を有し、前記第2レン
ズ群は、物体側から順に、正の屈折力を有する第2レン
ズ群前群と、正の屈折力を有する第2レンズ群後群とを
有し、前記第2レンズ群前群を像面側に移動させてフォ
ーカシングを行う事が望ましい。また、本発明では、前
記ズームレンズは、1.7倍以上のズーム比を有するこ
とが望ましい。更に、ズーム比は1.8倍を越えること
がより好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明にかかるズームレンズは負
・正の2群構成を採用している。これは、少ない群構成
を採用することによって、部品点数を減らし、コストダ
ウンを図るためである。また、広角レンズは曲率半径の
小さな面を多数有しているために、レンズ面の反射によ
るゴーストが発生しやすい。そこで、フードを取り付け
て、余分な光線をカットする。特に、花形フードと呼ば
れているフードはより効果的に余分な光線をカットする
ことができるため、広角レンズには良く使用される。そ
して、第1群繰り出しによるフォーカシング方式の場
合、第1群は回転しながらフォーカシングを行うため、
花形フードは取り付けられない。たとえ、取り付けられ
るようにしたとしても構造が複雑になるため、好ましく
ない。その点、インナーフォーカス方式なら、第1群を
回転せずにフォーカシングすることが可能なので、構造
が複雑にならずに、花形フードを取り付けることが可能
である。また、第1群より小さい第2群でフォーカシン
グを行っているので、フォーカシング速度を速くでき
る。
【0012】以下、各条件式の説明をする。
【0013】条件式(1)は、ペッツバール和の適切な
範囲を規定している。条件式(1)の上限値を上回ると
望遠側における球面収差が負に大きく出てしまい、良好
なセンターの性能を得られない。逆に、条件式(1)の
下限値を下回ると望遠側の像面湾曲の近距離変動が大き
くなってしまい、全域にわたって、良好な光学性能を得
ることが困難となってしまう。尚、条件式(1)の上限
値を0.00360に、下限値を0.00300にする
とより好ましい。
【0014】条件式(2)は、第2レンズ群前群の焦点
距離と第2レンズ群後群の焦点距離との比の適切な範囲
を規定している。条件式(2)の上限値を上回ると、合
焦のための移動量が長くなり、全長が長くなるため好ま
しくない。逆に、条件式(2)の下限値を下回ると、広
角端状態におけるバックフォーカスが短くなり、一眼レ
フカメラに必要なミラーのためのスペースがなくなって
しまう。
【0015】条件式(3)は、第1レンズ群の焦点距離
とズームレンズ全系の広角端状態における焦点距離との
比の適切な範囲を規定している。条件式(3)の上限値
を上回ると、第1群の径が大きくなり、小型化にとって
好ましくない。逆に、条件式(3)の下限値を下回ると
広角端状態での歪曲収差が増大し好ましくない。
【0016】条件式(4)は、貼り合せレンズを構成す
る負レンズと正レンズとの屈折率差の適切な範囲を規定
している。条件式(4)の下限値を下回ると貼り合せレ
ンズの貼り合せ面の曲率半径が小さくなり、倍率色収差
の曲がりが大きくなってしまう。
【0017】条件式(5)は、貼り合せレンズを構成す
る負レンズと正レンズとのアッベ数差の適切な範囲を規
定している。条件式(5)の下限値を下回ると、特に広
角側の倍率色収差の補正が困難となり、たとえ光軸付近
の倍率色収差が小さくても、光軸から離れた軸外での倍
率色収差が大きくなってしまう。超広角ズームレンズの
場合、像面湾曲と像面歪曲が大きくなる傾向があるが、
通常、像面湾曲と歪曲収差は補正の方向が逆であるた
め、像面湾曲を小さくしようとすると、歪曲収差が大き
くなってしまう。そこで、各面での負荷を減らし、像面
湾曲と歪曲収差の発生量を小さくするために負正の2群
ズームの場合、1群内に凹レンズが3枚あるのが好まし
い。さらに、像面湾曲と歪曲収差を良好に補正するに
は、非球面が有効な手段である。
【0018】条件式(6)は非球面の適切な形状を規定
している。条件式(6)の上限値を上回ると、非球面の
形成が難しくなり、好ましくない。逆に、条件式(6)
の下限値を下回ると、非球面の効果が足らず像面湾曲と
歪曲収差を適正に補正できない。
【0019】
【実施例】以下、本発明にかかるズームレンズの数値実
施例を、添付図面に基づいて説明する。各実施例では、
物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群G1
と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2とから構成さ
れ、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間隔を変
化させることによって変倍を行う。そして、第2レンズ
群G2は、物体側から順に、正の屈折力を有する第2レ
ンズ群前群G2aと、正の屈折力を有する第2レンズ群後
群G2bとを有し、第2レンズ群前群G2aを像側に移動さ
せて、遠距離物体から近距離物体への合焦を行う。
【0020】また、各実施例における非球面は、光軸に
垂直な方向の高さをy、高さyにおける光軸方向の変位
量をX(y)、近軸曲率半径r、円錐係数をκ、n次の
非球面係数をCnとそれぞれしたとき、以下の数式で表
される。
【0021】
【数1】X(y)=(y2/r)/[1+{1−κ(y
/r)21/2]+C2・y2+C4・y4+C6・y6+C8
・y8+C1010
【0022】さらに、各実施例のレンズデータ表におい
て、非球面には面番号の右側に*印を付している。
【0023】(第1実施例)
【0024】図1(a)〜(c)は、第1実施例にかか
るズームレンズのレンズ構成および広角端状態(W)か
ら中間焦点距離状態(M)を経て望遠端状態(T)への
各レンズ群の移動の様子を示す図である。本ズームレン
ズは、物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ
群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2とから
なる。そして、第1レンズ群G1は、物体側から順に、
物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL11と、物
体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL12と、両凹
レンズL13と、両凸レンズL14とからなる。また、
第2レンズ群G2は、物体側に凸面を向けた負メニスカ
スレンズL21と両凸レンズL22との貼り合せからな
る第2レンズ群前群G2aと、両凸レンズL23と両凹レ
ンズL24との貼り合せレンズと、物体側に凸面を向け
た負メニスカスレンズL25と両凸レンズL26との貼
り合せレンズと、両凸レンズL27とからなる第2レン
ズ群後群G2bとから構成されている。なお、絞りSは、
第2レンズ群前群G2aと第2レンズ群後群G2bとの間に
配置されている。
【0025】また、広角端状態(W)から望遠端状態
(T)への変倍時には、各レンズ群が図1(a)〜
(c)に矢印で示すズーム軌道に沿って光軸上を移動す
る。さらに、第2レンズ群前群G2aを像側に移動させ
て、遠距離物体から近距離物体への合焦(フォーカシン
グ)を行っている。
【0026】以下の表1に、本実施例の諸元の値を掲げ
る。表1において、fは焦点距離、FNOはFナンバー、
2ωは画角、Rは撮影距離(物体から像面までの距
離)、d0は物体からレンズ第1面までの距離、Bfは
バックフォーカスをそれぞれ表している。さらに、面番
号は光線の進行する方向に沿った物体側からのレンズ面
の順序を、屈折率およびアッベ数はそれぞれd線(λ=
587.6nm)に対する値を示している。なお、以下
全ての実施例の諸元値において、本実施例の諸元値と同
様の符号を用いる。
【0027】
【表1】 (全体諸元) f=18.5〜25〜34mm Fno=3.60〜4.13〜4.63 2ω=101.79〜83.78〜65.95° (レンズデータ) 面番 曲率半径 面間隔 アッヘ゛数 屈折率 1) 50.8647 2.5000 45.30 1.794997 2) 19.4698 7.0000 1.000000 3)* 44.6225 0.1000 55.63 1.506250 4) 28.5637 2.0000 45.30 1.794997 5) 22.1750 8.2000 1.000000 6) -121.0976 1.7000 44.79 1.744000 7) 49.6768 6.8000 1.000000 8) 58.0531 4.5000 28.56 1.795040 9) -148.4701 d9 1.000000 10) 51.4552 1.0000 47.38 1.788000 11) 22.8785 3.8000 56.41 1.501370 12) -55.6169 d12 1.000000 13> ∞ 1.5000 1.000000 (絞りS) 14) 17.6455 14.2000 59.47 1.539960 15) -26.1699 1.3000 45.30 1.794997 16) 30.7167 0.7000 1.000000 17) 78.5727 1.3000 37.35 1.834000 18) 14.0744 5.3000 82.52 1.497820 19) -23.1281 0.1000 1.000000 20) 162.2331 1.6000 59.47 1.539960 21) -162.2331 Bf 1.000000 (非球面データ) 面 κ C 2 C 4 C 6 3面 5.5041 0.00000 7.12980×10-6 -2.10910×10-9 C 8 C10 3.33500×10-11 -2.45390×10-14 (可変間隔データ) f 18.50000 25.00000 34.00000 R ∞ ∞ ∞ d9 28.43082 12.78091 0.99036 d12 5.19765 5.19765 5.19765 Bf 38.47960 46.68786 58.05315 R 0.33m 0.33m 0.33m d 0 194.2919 201.7339 202.1591 d 9 32.39782 16.60395 4.97107 d12 1.23064 1.37461 1.21693 Bf 38.47960 46.68786 58.05315 (条件対応値) (1)Σ{1/(ni・fi)}=0.00337 (2)f21/f22=1.37 (3)|f1|/fw=1.605 (4)n1−n2=0.336 (5)ν2−ν1=45.17 (6)X(14)−X(7)=2.333
【0028】図2(a)〜(c),図3(a)〜(c)
は本実施例の諸収差図である。図2(a)は広角端状態
(最短焦点距離状態)での無限遠合焦状態における諸収
差図、同図(b)は中間焦点距離状態での無限遠合焦状
態における諸収差図、同図(c)は望遠端状態(最長焦
点距離状態)での無限遠合焦状態における諸収差図であ
る。また、図3(a)は広角端状態での撮影距離R=
0.33mにおける諸収差図、同図(b)は中間焦点距
離状態での撮影距離R=0.33mにおける諸収差図、
同図(c)は望遠端状態での撮影距離R=0.33mに
おける諸収差図である。
【0029】各収差図において、FNOはFナンバー、N
Aは開口数、Yは像高、dはd線(λ=587.6n
m)、gはg線(λ=435.8nm)をそれぞれ示し
ている。また、非点収差を示す収差図において、実線は
サジタル像面、破線はメリディオナル像面をそれぞれ示
している。さらに、球面収差を示す収差図において、破
線はd線のサインコンディション(正弦条件)を示して
いる。倍率の色収差は、g線の収差を示している。な
お、以下全ての実施例の諸収差図において、本実施例の
諸収差図と同様の符号を用いる。各収差図から明らかな
ように、本実施例では、各焦点距離状態および各撮影距
離状態において諸収差が良好に補正されていることがわ
かる。
【0030】(第2実施例)図4(a)〜(c)は、第
2実施例にかかるズームレンズのレンズ構成および広角
端状態(W)から中間焦点距離状態(M)を経て望遠端
状態(T)への各レンズ群の移動の様子を示す図であ
る。本ズームレンズは、物体側から順に、負の屈折力を
有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レ
ンズ群G2とからなる。そして、第1レンズ群G1は、
物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレ
ンズL11と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレン
ズL12と、両凹レンズL13と、両凸レンズL14と
からなる。また、第2レンズ群G2は、物体側に凸面を
向けた負メニスカスレンズL21と両凸レンズL22と
の貼り合せからなる第2レンズ群前群G2aと、両凸レン
ズL23と両凹レンズL24との貼り合せレンズと、物
体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL25と両凸レ
ンズL26との貼り合せレンズと、両凸レンズL27と
からなる第2レンズ群後群G2bとから構成されている。
なお、絞りSは、第2レンズ群前群G2aと第2レンズ群
後群G2bとの間に配置されている。
【0031】また、広角端状態(W)から望遠端状態
(T)への変倍時には、各レンズ群が図4(a)〜
(c)に矢印で示すズーム軌道に沿って光軸上を移動す
る。さらに、第2レンズ群前群G2aを像側に移動させ
て、遠距離物体から近距離物体への合焦(フォーカシン
グ)を行っている。
【0032】表2に、本実施例の諸元の値を掲げる。
【0033】
【表2】 (全体諸元) f=18.5〜25〜34mm Fno=3.59〜4.12〜4.62 2ω=101.84〜83.77〜65.93° (レンズデータ) 面番 曲率半径 面間隔 アッヘ゛数 屈折率 1) 50.7591 2.5000 5.30 1.794997 2) 19.4090 7.0000 1.000000 3)* 44.2666 0.1000 55.63 1.506250 4) 28.8114 2.0000 45.30 1.794997 5) 22.1978 8.2000 1.000000 6) -121.5705 1.7000 44.79 1.744000 7) 49.8450 6.8000 1.000000 8) 58.0463 4.5000 28.56 1.795040 9) -149.1721 d9 1.000000 10) 51.0290 1.0000 47.38 1.788000 11) 23.025 4 3.8000 56.41 1.501370 12) -54.9749 d12 1.000000 13> ∞ 1.5000 1.000000(絞りS) 14) 17.6537 14.2000 59.47 1.539960 15) -27.2848 1.3000 45.30 1.794997 16) 32.2874 0.7000 1.000000 17) 110.4491 1.3000 37.35 1.834000 18) 14.0339 5.3000 82.52 1.497820 19) -23.3591 0.1000 1.000000 20) 138.2833 1.6000 59.47 1.539960 21) -138.2833 Bf 1.000000 (非球面データ) 面 κ C 2 C 4 C 6 3面 5.4350 0.00000 7.18760×10-6 -3.64120×10-9 C 8 C10 3.99180×10-11 -3.32250×10-14 (可変間隔データ) f 18.50037 25.00067 34.00123 R ∞ ∞ ∞ d 9 28.42071 12.78191 0.99974 d12 5.16566 5.16566 5.16566 Bf 38.29481 46.49762 57.85554 R 0.33m 0.33m 0.33m d 0 187.8488 195.2848 195.7094 d 9 32.42986 16.60590 4.95936 d12 1.15651 1.34167 1.20604 Bf 38.29481 46.49762 57.85554 (条件対応値) (1)Σ{1/(ni・fi)}=0.00332 (2)f21/f22=1.312 (3)|f1|/fw=1.605 (4)n1−n2=0.336 (5)ν2−ν1=45.17 (6)X(14)−X(7)=2.34
【0034】図5(a)〜(c),図6(a)〜(c)
は本実施例の諸収差図である。図5(a)は広角端状態
(最短焦点距離状態)での無限遠合焦状態における諸収
差図、同図(b)は中間焦点距離状態での無限遠合焦状
態における諸収差図、同図(c)は望遠端状態(最長焦
点距離状態)での無限遠合焦状態における諸収差図であ
る。また、図6(a)は広角端状態での撮影距離R=
0.33mにおける諸収差図、同図(b)は中間焦点距
離状態での撮影距離R=0.33mにおける諸収差図、
同図(c)は望遠端状態での撮影距離R=0.33mに
おける諸収差図である。各収差図から明らかなように、
本実施例では、各焦点距離状態および各撮影距離状態に
おいて諸収差が良好に補正されていることがわかる。
【0035】(第3実施例)図7(a)〜(c)は、本
発明の第3実施例にかかるズームレンズのレンズ構成お
よび広角端状態(W)から中間焦点距離状態(M)を経
て望遠端状態(T)への各レンズ群の移動の様子を示す
図である。本ズームレンズは、物体側から順に、負の屈
折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する
第2レンズ群G2とからなる。そして、第1レンズ群G
1は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニス
カスレンズL11と、物体側に凸面を向けた負メニスカ
スレンズL12と、両凹レンズL13と、両凸レンズL
14とからなる。また、第2レンズ群G2は、物体側に
凸面を向けた負メニスカスレンズL21と両凸レンズL
22との貼り合せからなる第2レンズ群前群G2aと、両
凸レンズL23と両凹レンズL24との貼り合せレンズ
と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL25と
両凸レンズL26との貼り合せレンズと、両凸レンズL
27とからなる第2レンズ群後群G2bとから構成されて
いる。なお、絞りSは、第2レンズ群前群G2aと第2レ
ンズ群後群G2bとの間に配置されている。
【0036】また、広角端状態(W)から望遠端状態
(T)への変倍時には、各レンズ群が図7(a)〜
(c)に矢印で示すズーム軌道に沿って光軸上を移動す
る。さらに、第2レンズ群前群G2aを像側に移動させ
て、遠距離物体から近距離物体への合焦(フォーカシン
グ)を行っている。
【0037】表3に、本実施例の諸元の値を掲げる。
【0038】
【表3】 (全体諸元) f=18.5〜25〜34mm Fno=3.59〜4.12〜4.62 2ω=101.83〜83.77〜65.93° (レンズデータ) 面番 曲率半径 面間隔 アッヘ゛数 屈折率 1) 50.7591 2.5000 45.30 1.794997 2) 19.4090 7.0000 1.000000 3)* 44.8006 0.1000 56.34 1.495210 4) 28.8114 2.0000 45.30 1.794997 5) 22.1978 8.2000 1.000000 6) -121.5705 1.7000 44.79 1.744000 7) 49.8450 6.8000 1.000000 8) 58.0463 4.5000 28.56 1.795040 9) -149.1721 d9 1.000000 10) 51.0290 1.0000 47.38 1.788000 11) 23.0254 3.8000 56.41 1.501370 12) -54.9749 d12 1.000000 13> ∞ 1.5000 1.000000 14) 17.6537 14.2000 59.47 1.539960 15) -27.2848 1.3000 45.30 1.794997 16) 32.2874 0.7000 1.000000 17) 110.4491 1.3000 37.35 1.834000 18) 14.0339 5.3000 82.52 1.497820 19) -23.3591 0.1000 1.000000 20) 138.2833 1.6000 59.47 1.539960 21) -138.2833 57.8540 1.000000 (非球面データ) 面 κ C 2 C 4 C 6 3面 5.5925 0.00000 7.47740×10-6 -3.47650×10-9 C 8 C10 3.97170×10-11 -2.91570×10-14 (可変間隔データ) f 18.50000 25.00000 34.00000 R ∞ ∞ ∞ d 9 28.42071 12.78191 0.99974 d12 5.16566 5.16566 5.16566 Bf 38.29435 46.49679 57.85400 R 0.33m 0.33m 0.33m d 0 194.5193 201.9559 202.3809 d 9 32.41165 16.58906 4.94194 d12 1.17472 1.35851 1.22346 Bf 38.29435 46.49679 57.85400 (条件対応値) (1)Σ{1/(ni・fi)}=0.00329 (2)f21/f22=1.312 (3)|f1|/fw=1.605 (4)n1−n2=0.336 (5)ν2−ν1=45.17 (6)X(14)−X(7)=2.34
【0039】図8(a)〜(c),図9(a)〜(c)
は本実施例の諸収差図である。図8(a)は広角端状態
(最短焦点距離状態)での無限遠合焦状態における諸収
差図、同図(b)は中間焦点距離状態での無限遠合焦状
態における諸収差図、同図(c)は望遠端状態(最長焦
点距離状態)での無限遠合焦状態における諸収差図であ
る。また、図9(a)は広角端状態での撮影距離R=
0.33mにおける諸収差図、同図(b)は中間焦点距
離状態での撮影距離R=0.33mにおける諸収差図、
同図(c)は望遠端状態での撮影距離R=0.33mに
おける諸収差図である。各収差図から明らかなように、
本実施例では、各焦点距離状態および各撮影距離状態に
おいて諸収差が良好に補正されていることがわかる。
【0040】(第4実施例)図10(a)〜(c)は、
第4実施例にかかるズームレンズのレンズ構成および広
角端状態(W)から中間焦点距離状態(M)を経て望遠
端状態(T)への各レンズ群の移動の様子を示す図であ
る。本ズームレンズは、物体側から順に、負の屈折力を
有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レ
ンズ群G2とからなる。そして、第1レンズ群G1は、
物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレ
ンズL11と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレン
ズL12と、両凹レンズL13と、両凸レンズL14と
からなる。また、第2レンズ群G2は、物体側に凸面を
向けた負メニスカスレンズL21と両凸レンズL22と
の貼り合せからなる第2レンズ群前群G2aと、両凸レン
ズL23と両凹レンズL24との貼り合せレンズと、物
体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL25と両凸レ
ンズL26との貼り合せレンズと、両凸レンズL27と
からなる第2レンズ群後群G2bとから構成されている。
なお、絞りSは、第2レンズ群前群G2aと第2レンズ
群後群G2bとの間に配置されている。
【0041】また、広角端状態(W)から望遠端状態
(T)への変倍時には、各レンズ群が図10(a)〜
(c)に矢印で示すズーム軌道に沿って光軸上を移動す
る。さらに、第2レンズ群前群G2aを像側に移動させ
て、遠距離物体から近距離物体への合焦(フォーカシン
グ)を行っている。
【0042】表4に、本実施例の諸元の値を掲げる。
【0043】
【表4】 (全体諸元) f=18.5〜25〜34mm Fno=3.60〜4.11〜4.60 2ω=101.73〜83.48〜65.78° (レンズデータ) 面番 曲率半径 面間隔 アッヘ゛数 屈折率 1) 50.8043 2.500 45.37 1.796681 2) 20.5967 6.300 1.000000 3)* 44.5105 0.100 56.34 1.495210 4) 29.6000 2.000 45.37 1.796681 5) 22.7782 8.100 1.000000 6) -139.6787 1.7000 45.00 1.744000 7) 39.1541 7.600 1.000000 8) 55.9871 4.800 28.56 1.795040 9) -162.7617 d9 1.000000 10) 51.5917 1.000 45.37 1.796681 11) 22.0212 3.800 54.55 1.514540 12) -54.5308 d12 1.000000 13> ∞ 1.000 1.000000(絞りS) 14) 17.9342 15.000 58.90 1.518230 15) -23.2318 1.300 45.00 1.744000 16) 31.1387 0.700 1.000000 17) 110.7867 1.300 37.35 1.834000 18) 14.8278 5.300 82.52 1.497820 19) -20.6243 0.100 1.000000 20) 106.7115 1.800 59.60 1.539960 21) -746.1291 Bf 1.000000 (非球面データ) 面 κ C 2 C 4 C 6 3面 4.9067 0.00000 6.73270×10-6 5.35590×10-9 C 8 C10 -1.06490×10-11 3.92820×10-14 (可変間隔データ) f 18.50000 25.00000 34.00000 R ∞ ∞ ∞ d 9 28.21730 12.64142 0.90665 d12 4.66091 4.66091 4.66091 Bf 38.05589 46.23280 57.55468 R 0.35m 0.35m 0.35m d 0 214.6659 222.0650 222.4779 d 9 31.86189 16.13954 4.53625 d12 1.01632 1.16279 1.03131 Bf 38.05589 46.23280 57.55468 (条件対応値) (1)Σ{1/(ni・fi)}=0.00315 (2)f21/f22=1.330 (3)|f1|/fw=1.604 (4)n1−n2=0.336 (5)ν2−ν1=45.17 (6)X(14)−X(7)=2.274
【0044】図11(a)〜(c),図12(a)〜
(c)は本実施例の諸収差図である。図11(a)は広
角端状態(最短焦点距離状態)での無限遠合焦状態にお
ける諸収差図、同図(b)は中間焦点距離状態での無限
遠合焦状態における諸収差図、同図(c)は望遠端状態
(最長焦点距離状態)での無限遠合焦状態における諸収
差図である。また、図12(a)は広角端状態での撮影
距離R=0.35mにおける諸収差図、同図(b)は中
間焦点距離状態での撮影距離R=0.35mにおける諸
収差図、同図(c)は望遠端状態での撮影距離R=0.
35mにおける諸収差図である。各収差図から明らかな
ように、本実施例では、各焦点距離状態および各撮影距
離状態において諸収差が良好に補正されていることがわ
かる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ズーム方式が負レンズ群、正レンズ群で構成された2群
ズームでありながら、最大画角が100°を超え、1.
7倍以上のズーム比を有するインナーフォーカス式の超
広角ズームレンズを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例にかかるズームレンズのレンズ構成
および広角端状態(W)から望遠端状態(T)への各レ
ンズ群の移動の様子を示す図である。
【図2】第1実施例の諸収差図であり、(a)は広角端
状態での無限遠合焦状態における諸収差図、(b)は中
間焦点距離状態での無限遠合焦状態における諸収差図、
(c)は望遠端状態での無限遠合焦状態における諸収差
図である。
【図3】第1実施例の諸収差図であり、(a)は広角端
状態での撮影距離R=0.33mにおける諸収差図、
(b)は中間焦点距離状態での撮影距離R=0.33m
における諸収差図、(c)は望遠端状態での撮影距離R
=0.33mにおける諸収差図である。
【図4】第2実施例にかかるズームレンズのレンズ構成
および広角端状態(W)から望遠端状態(T)への各レ
ンズ群の移動の様子を示す図である。
【図5】第2実施例の諸収差図であり、(a)は広角端
状態での無限遠合焦状態における諸収差図、(b)は中
間焦点距離状態での無限遠合焦状態における諸収差図、
(c)は望遠端状態での無限遠合焦状態における諸収差
図である。
【図6】第2実施例の諸収差図であり、(a)は広角端
状態での撮影距離R=0.33mにおける諸収差図、
(b)は中間焦点距離状態での撮影距離R=0.33m
における諸収差図、(c)は望遠端状態での撮影距離R
=0.33mにおける諸収差図である。
【図7】第3実施例にかかるズームレンズのレンズ構成
および広角端状態(W)から望遠端状態(T)への各レ
ンズ群の移動の様子を示す図である。
【図8】第3実施例の諸収差図であり、(a)は広角端
状態での無限遠合焦状態における諸収差図、(b)は中
間焦点距離状態での無限遠合焦状態における諸収差図、
(c)は望遠端状態での無限遠合焦状態における諸収差
図である。
【図9】第3実施例の諸収差図であり、(a)は広角端
状態での撮影距離R=0.33mにおける諸収差図、
(b)は中間焦点距離状態での撮影距離R=0.33m
における諸収差図、(c)は望遠端状態での撮影距離R
=0.33mにおける諸収差図である。
【図10】第4実施例にかかるズームレンズのレンズ構
成および広角端状態(W)から望遠端状態(T)への各
レンズ群の移動の様子を示す図である。
【図11】第4実施例の諸収差図であり、(a)は広角
端状態での無限遠合焦状態における諸収差図、(b)は
中間焦点距離状態での無限遠合焦状態における諸収差
図、(c)は望遠端状態での無限遠合焦状態における諸
収差図である。
【図12】第4実施例の諸収差図であり、(a)は広角
端状態での撮影距離R=0.35mにおける諸収差図、
(b)は中間焦点距離状態での撮影距離R=0.35m
における諸収差図、(c)は望遠端状態での撮影距離R
=0.35mにおける諸収差図である。
【符号の説明】
G1 第1レンズ群 G2 第2レンズ群 G2a 第2レンズ群前群 G2b 第2レンズ群後群 S 絞り L11〜L27 各レンズ成分

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体側から順に、負の屈折力を有する第
    1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群とから
    構成され、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間
    の空気間隔を変化させることによってズーミングを行う
    ズームレンズにおいて、 前記第2レンズ群は、物体側から順に、正の屈折力を有
    する第2レンズ群前群と、正の屈折力を有する第2レン
    ズ群後群を有し、 前記第2レンズ群前群を像面側に移動させてフォーカシ
    ングを行い、以下の条件式を満足することを特徴とする
    ズームレンズ。 0.002<Σ{1/(ni・fi)}<0.004 1.3<f21/f22<1.5 ここで、ni:物体側から数えて第i番目のレンズ成分
    のd線(λ=587.56nm)における屈折率、 fi:物体側から数えて第i番目のレンズ成分のd線に
    おける焦点距離、 f21:前記第2レンズ群前群の焦点距離、 f22:前記第2レンズ群後群の焦点距離、 また、総和計算は第1レンズ面から最終レンズ面まで行
    うものとする。
  2. 【請求項2】 前記第2レンズ群後群は、少なくとも負
    レンズと正レンズとからなる貼り合せレンズを1組有
    し、前記貼り合せレンズは、以下の条件式を満たすこと
    を特徴とする請求項1記載のズームレンズ。 1.5<|f1|/fw<2 0.335<n1−n2 45<ν2−ν1 ここで、f1:前記第1レンズ群の焦点距離、 fw:前記ズームレンズ全系の広角端状態における焦点
    距離、 n1:前記貼り合せレンズ内の前記負レンズのd線屈折
    率、 n2:前記貼り合せレンズ内の前記正レンズのd線屈折
    率、 ν1:前記貼り合せレンズ内の前記負レンズのアッベ
    数、 ν2:前記貼り合せレンズ内の前記正レンズのアッベ数
  3. 【請求項3】 前記第1レンズ群は、少なくとも3枚の
    負レンズと、少なくとも1枚の正レンズとを有し、前記
    少なくとも3枚の負レンズのうちの1面が非球面で構成
    され、以下の条件式を満たすことを特徴とする請求項1
    記載のズームレンズ。 2<X(14)−X(7)<2.5 ここで、X(y)は以下の非球面式で表される。 X(y)=(y2/r)/[1+{1−κ(y/r)2
    1/2]+C2・y2+C4・y4+C6・y6+C8・y8+C
    1010 ここで、 X(14)は上記非球面式で表される非球面の頂点にお
    ける接平面から高さy=14mmにおける非球面上の位
    置までの光軸方向に沿った距離、 X(7)は上記非球面式で表される球面の頂点における
    接平面から高さy=7mmにおける非球面上の位置まで
    の光軸方向に沿った距離、 r:近軸の曲率半径 κ:円錐定数 Cn:第n次の非球面係数
  4. 【請求項4】 物体側から順に、負の屈折力を有する第
    1レンズ群と正の屈折力を有する第2レンズ群から構成
    され、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群の間の空気
    間隔を変化させることによってズーミングを行うズーム
    レンズにおいて、 前記ズームレンズはズーム領域中の最大画角が100度
    以上の画角を有し、 前記第2レンズ群は、物体側から順に、正の屈折力を有
    する第2レンズ群前群と、正の屈折力を有する第2レン
    ズ群後群とを有し、前記第2レンズ群前群を像面側に移
    動させてフォーカシングを行う事を特徴とするズームレ
    ンズ。
  5. 【請求項5】 前記ズームレンズは、1.7倍以上のズ
    ーム比を有することを特徴とする請求項4記載のズーム
    レンズ。
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