JP7214078B2 - 変倍光学系及び光学機器 - Google Patents
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また、より広画角のものが求められるようになってきている。さらに近年はカメラのデジタル化に伴い、より高い光学性能が必要とされるようになっている。
Bfw/fw < 2.00
2ωw > 80.0°
0.05 < (-f1)/f2 < 1.50
-2.80 < (L2r2+L2r1)/(L2r2-L2r1) < -0.50
6.00 < (L2r1+L1r2)/(L2r1-L1r2) ≦ 13.14
但し、
Bfw:広角端のバックフォーカス、
fw:広角端の光学系全体の焦点距離、
ωw:広角端での光学系全体の半画角(単位:度)、
f1:第1レンズ群の焦点距離、
f2:前記第1正レンズ群の焦点距離、
L1r2 :前記負メニスカスレンズL1の像側面の曲率半径、
L2r1 :前記負メニスカスレンズL2の物体側面の曲率半径、
L2r2 :前記負メニスカスレンズL2の像側面の曲率半径。
Bfw/fw < 2.00
2ωw > 80.0°
0.05 < (-f1)/f2 < 1.50
但し、
Bfw:広角端のバックフォーカス、
fw:広角端の光学系全体の焦点距離、
ωw:広角端での光学系全体の半画角(単位:度)、
f1:第1レンズ群の焦点距離、
f2:前記第1正レンズ群の焦点距離。
Bfw/fw < 2.00 (1)
2ωw > 80.0° (2)
0.05 < (-f1)/f2 < 1.50 (3)
但し、
Bfw:広角端のバックフォーカス、
fw:広角端の光学系全体の焦点距離、
ωw:広角端での光学系全体の半画角(単位:度)、
f1:第1レンズ群G1の焦点距離、
f2:前記第1正レンズ群の焦点距離。
条件式(1)を満たすことで、諸収差の発生を抑制して適度な長さのバックフォーカスとすることができる。条件式(1)の上限値を上回ると、広角端状態におけるバックフォーカスが長くなる結果、変倍光学系全体が大型化してしまう。また、第1レンズ群G1と後群との配置位置関係が適切でなくなり、像面湾曲と非点収差の発生量が増加する。
条件式(1)の効果をより確実にするために、条件式(1)の上限値を1.90とすることが好ましく、1.80、1.75、1.70、1.68、1.60、1.55、1.50、1.45、1.40、さらに1.38であることがより好ましい。
本実施形態に係る変倍光学系をより広画角とするために、条件式(2)の下限値を90.0とすることが好ましく、100.0°、110.0°、115.0°、120.0°、さらに121.0°であることがより好ましい。
条件式(3)の効果をより確実にするために、条件式(3)の上限値を1.40とすることが好ましく、1.20、1.00、0.90、0.85、0.80、0.75,0.70、さらに0.65であることがより好ましい。
条件式(3)の下限値を下回ると、第1正レンズ群の焦点距離に対して相対的に第1レンズ群G1の焦点距離が小さくなる結果、第1レンズ群G1の相対的パワーが強すぎてしまい、収差補正が困難となる。特に像面湾曲への影響が大きくなる。
条件式(3)の効果をより確実にするために、条件式(3)の下限値を0.10とすることが好ましく、0.15、0.18、0.20、0.23、0.25、0.27、さらに0.29であることがより好ましい。
0.50 < (-f1)/fw < 5.30 (4)
条件式(4)の効果をより確実にするために、条件式(4)の上限値を5.00とすることが好ましく、4.50、4.00、3.50、3.00、2.80、2.50、2.30、さらに2.20であることがより好ましい。
条件式(4)の下限値を下回ると、全系の焦点距離に対して相対的に第1レンズ群G1の焦点距離が小さくなる結果、第1レンズ群G1の相対的パワーが強すぎてしまい収差補正が困難となる。特に像面湾曲への影響が大きくなる。
条件式(4)の効果をより確実にするために、条件式(4)の下限値を0.60とすることが好ましく、0.80、1.00、1.20、1.40、1.50、1.60、さらに1.65であることがより好ましい。
-5.00 <(L2r2+L2r1)/(L2r2-L2r1)<-0.50 (5)
但し、
L2r1 :前記負メニスカスレンズL2の物体側面の曲率半径、
L2r2 :前記負メニスカスレンズL2の像側面の曲率半径。
この条件式の下限を下回った場合、コマ収差、非点収差が悪化する他、曲率がきつくなりすぎ、加工が困難となり、好ましくない。
条件式(5)の効果をより確実にするために、条件式(5)の下限値を-4.50とすることが好ましく、-4.30、-4.00、-3.80、-3.50、-3.00、-2.80、-2.60、さらに-2.50であることがより好ましい。
条件式(5)の上限を上回った場合もコマ収差、非点収差が悪化するため、好ましくない。
条件式(5)の効果をより確実にするために、条件式(5)の上限値を-0.60とすることが好ましく、-0.80、-1.00、-1.20、-1.40、-1.50、-1.60、-1.70、さらに-1.80であることがより好ましい。
1.00 <(L2r1+L1r2)/(L2r1-L1r2)< 20.00 (6)
但し、
L1r2 :前記負メニスカスレンズL1の像側面の曲率半径、
L2r1 :前記負メニスカスレンズL2の物体側面の曲率半径。
この条件式の下限を下回った場合、コマ収差、非点収差が悪化するため、好ましくない。
条件式(6)の効果をより確実にするために、条件式(6)の下限値を2.00とすることが好ましく、3.00、4.00、5.00、さらに6.00であることがより好ましい。
条件式(6)の上限を上回った場合もコマ収差、非点収差が悪化するため、好ましくない。
条件式(6)の効果をより確実にするために、条件式(6)の上限値を19.00とすることが好ましく、18.00、16.00、14.00、13.50、13.00、12.00、11.00、さらに10.00であることがより好ましい。
1.00 < f2/fw < 22.50 (7)
条件式(7)の効果をより確実にするために、条件式(7)の上限値を20.00とすることが好ましく、18.00、15.00、13.00、10.00、9.00、7.50、7.00、6.50、さらに6.00であることがより好ましい。
条件式(7)の下限値を下回ると、全系の焦点距離に対して相対的に第1正レンズ群の焦点距離が小さくなる結果、第1正レンズ群の相対的パワーが強すぎてしまい、諸収差の補正が困難となる。特に像面湾曲への影響が大きくなる。
条件式(7)の効果をより確実にするために、条件式(7)の下限値を1.30とすることが好ましく、1.50、1.80、2.00、2.30、2.50、2.75、3.00、さらに3.10であることがより好ましい。
0.50 <|fF1/fF2|< 1.50 (8)
但し、
fF1:前記第1合焦レンズ群の焦点距離、
fF2:前記第2合焦レンズ群の焦点距離。
条件式(8)の上限値を上回ると、第1合焦レンズ群に対して第2合焦レンズ群の屈折力が過剰になってしまい、変倍領域全体にわたり合焦に伴う収差変動を抑制するのが難しくなる。
条件式(8)の効果をより確実にするために、条件式(8)の上限値を1.48とすることが好ましく、1.46、1.45、1.44、1.43、1.42、1.41、さらに1.40であることがより好ましい。
条件式(8)の下限値を下回ると、第2合焦レンズ群に対して第1合焦レンズ群の屈折力が過剰になってしまい、変倍領域全体にわたり合焦に伴う収差変動を抑制するのが難しくなる。
条件式(8)の効果をより確実にするために、条件式(8)の下限値を0.55とすることが好ましく、0.60、0.65、0.70、0.75、0.80、0.85、0.90、さらに0.93であることがより好ましい。
0.50 <-(fF1/fF2)< 1.50 (9)
但し、
fF1:前記第1合焦レンズ群の焦点距離、
fF2:前記第2合焦レンズ群の焦点距離。
条件式(9)の上限値を上回ると、第1合焦レンズ群に対して第2合焦レンズ群の屈折力が過剰になってしまい、変倍領域全体にわたり合焦に伴う収差変動を抑制するのが難しくなる。
条件式(9)の効果をより確実にするために、条件式(9)の上限値を1.48とすることが好ましく、1.46、1.45、1.44、1.43、1.42、1.41、さらに1.40であることがより好ましい。
条件式(9)の下限値を下回ると、第2合焦レンズ群に対して第1合焦レンズ群の屈折力が過剰になってしまい、変倍領域全体にわたり合焦に伴う収差変動を抑制するのが難しくなる。
条件式(9)の効果をより確実にするために、条件式(9)の下限値を0.55とすることが好ましく、0.60、0.65、0.70、0.75、0.80、0.85、0.90、さらに0.93であることがより好ましい。
カメラ1において、不図示の物体(被写体)からの光は、撮影レンズ2で集光されて、不図示のOLPF(Optical low pass filter:光学ローパスフィルタ)を介して撮像部3の撮像面上に被写体像を形成する。そして、撮像部3に設けられた光電変換素子によって被写体像が光電変換されて被写体の画像が生成される。この画像は、カメラ1に設けられたEVF(Electronic view finder:電子ビューファインダ)4に表示される。これにより、撮影者は、EVF4を介して被写体を観察することができる。また、撮影者によって不図示のレリーズボタンが押されると、撮像部3で生成された被写体の画像が不図示のメモリーに記憶される。このようにして、撮影者はカメラ1による被写体の撮影を行うことができる。
前記後群は最も物体側に正の屈折力を有する第1正レンズ群を有し、変倍時に、隣り合う各レンズ群の間隔が変化するように配置し、
前記第1レンズ群G1は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL2、負レンズL3を配置し、少なくとも1枚の正レンズを有し、第1レンズ群G1全体で5枚以上のレンズを有するように配置し、
以下の条件式(1)、(2)及び(3)を満足するように配置する。
Bfw/fw < 2.00 (1)
2ωw > 80.0° (2)
0.05 < (-f1)/f2 < 1.50 (3)
但し、
Bfw:広角端のバックフォーカス、
fw:広角端の光学系全体の焦点距離、
ωw:広角端での光学系全体の半画角(単位:度)、
f1:第1レンズ群G1の焦点距離、
f2:前記第1正レンズ群の焦点距離。
図1の各レンズは物体側(紙面左側)から順にL11、L12、L13、・・・と示されている。ここで本明細書に記載の負メニスカスレンズL1、負メニスカスレンズL2、負レンズL3は、それぞれ図1のL11、L12、L13に相当する。
また、図1において合焦レンズ群は合焦時の移動軌跡と共にFと示されている。
更に、図2、図3は、実施例1の無限遠合焦時の広角端状態(図2)及び、望遠端状態(図3)の収差図であり、良好に収差補正が成されていることがわかる。また、図4、図5は、実施例1の近距離合焦時の広角端状態(図4)及び、望遠端状態(図5)の収差図である。他の焦点距離同様に、良好に収差補正が成されていることがわかる。但し、FNOはFナンバー、Yは像高、d,gはそれぞれd線,g線の収差曲線であることを示している。また非点収差において、実線はサジタル像面、点線はメリジオナル像面を示している。
+A4×y4+A6×y6+A8×y8+A10×y10+A12×y12+A14×y14 (a)
図1は、第1実施例に係る変倍光学系の無限遠合焦状態の断面図である。
本実施例に係る光学系は、物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2とから構成されている。
以下の表1に、第1実施例における各諸元の値を示す。
(基本諸元)
広角端状態 望遠端状態
f 10.3 15.6
2ω 136.3 109.8
Y 21.6 21.6
FNO 2.8
(面データ)
面番号 r d nd νd
0(物面) ∞ (可変)
1 60.2410 3.5000 1.804000 46.57
2 43.0878 17.5115
3 58.8100 3.5000 1.693700 53.29
4* 17.6582 18.4688
5 155.0612 2.0000 1.743200 49.26
6* 27.9943 14.9799
7 -253.5842 2.0000 1.497820 82.51
8 44.9224 0.8767
9 41.8745 8.3539 1.903660 31.27
10 542.8951 (可変)
11 33.0895 4.0088 1.834807 42.72
12 16.6914 6.0077 1.617720 49.81
13 -461.7439 (可変)
14(絞り)∞ 1.5000
15 22.2512 3.7742 1.487490 70.32
16 35.5270 1.2329
17 -159.3368 1.0000 1.795040 28.69
18 38.4008 0.1000
19 21.9585 4.7044 1.723420 38.03
20 -211.6785 0.1000
21 24.6585 1.0002 1.804400 39.61
22 11.7480 6.1434 1.497820 82.51
23 123.0611 0.1000
24 83.3822 6.7608 1.497820 82.51
25 -14.3343 3.7074 1.799520 42.09
26 -42.5444 3.4147
27* -125.8945 8.1609 1.589130 61.06
28 -16.0000 1.0000 1.804000 46.60
29 -61.8523 BF
像面 ∞
(非球面データ)
第4面
κ =-0.670
A4=-4.54914E-06、A6=-5.03904E-09、A8=4.35433E-12、A10=-1.90578E-14
第6面
κ =-1.206
A4 =1.42438E-05、A6=5.53113E-09、A8=9.06023E-12、A10=2.14124E-14
第27面
κ = 0.000
A4=-2.67544E-05、A6=-1.74868E-08、A8=0.00000E+00、A10=0.00000E+00
(レンズ群焦点距離)
レンズ群 始面 終面 群焦点距離
第1レンズ群 1 10 -20.45
第2レンズ群 11 29 32.47
合焦レンズ群 11 13 70.72
(可変間隔データ)
広角 中間 望遠 広角 中間 望遠
f 10.300 13.029 15.600
β ― ― ― -0.025 -0.025 -0.025
d0 ∞ ∞ ∞ 368.308 478.635 582.198
d10 22.183 8.681 0.281 23.242 9.484 0.959
d13 8.448 8.448 8.448 7.389 7.646 7.770
d29 13.619 17.952 22.035 13.619 17.952 22.035
(条件式)
(1) Bfw/fw = 1.32
(2) 2ωw = 136.3
(3) (-f1)/f2 = 0.63
(4) (-f1)/fw = 1.99
(5) (L2r2+L2r1)/(L2r2-L2r1) = -1.86
(6) (L2r1+L1r2)/(L2r1-L1r2) = 6.48
(7) f2/fw = 3.15
また、図4、及び図5はそれぞれ、第1実施例に係る光学系の近距離合焦時(β=-0.025)における広角端状態、及び望遠端状態の諸収差図であり、他の焦点距離同様に、諸収差が良好に補正され優れた結像性能を有していることがわかる。
図6は、第2実施例に係る光学系の無限遠合焦状態の断面図である。
本実施例に係る光学系は、物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群とから構成されている。
以下の表2に、第2実施例における各諸元の値を示す。
(基本諸元)
広角端状態 望遠端状態
f 10.3 20.8
2ω 136.6 91.5
Y 21.6 21.6
FNO 2.8
(面データ)
面番号 r d nd νd
0(物面) ∞ (可変)
1 62.3392 2.8281 1.804000 46.57
2 42.0026 10.0000
3 47.1397 2.8281 1.693500 53.20
4* 20.0683 15.0000
5 62.2503 1.6160 1.743200 49.26
6* 36.9960 10.7385
7 126.5993 1.6160 1.693500 53.20
8* 38.0824 10.4293
9 -96.0799 1.6160 1.497820 82.51
10 55.9415 3.1984
11 54.9619 10.3360 1.903660 31.27
12 -683.6583 (可変)
13 35.3217 1.2000 1.834807 42.72
14 20.5612 7.0000 1.603110 60.69
15 715.9508 (可変)
16(絞り)∞ 1.5001
17* 38.9971 6.1493 1.487490 70.32
18 -72.4922 7.3758
19 -51.4472 1.7759 1.795040 28.69
20 -147.6099 2.2299
21 53.0599 4.8696 1.723420 38.03
22 -39.2778 0.1000
23 -57.3307 1.0000 1.804400 39.61
24 18.4636 7.3414 1.497820 82.51
25 -43.9124 0.5798
26 489.9164 6.6166 1.497820 82.51
27 -19.0082 1.0000 1.799520 42.09
28 -41.1334 0.1000
29* -168.1608 5.5875 1.589130 61.22
30 -24.4929 1.0000 1.804000 46.60
31 447.3054 (可変)
32 -201.1391 5.9748 1.658440 50.83
33 -53.9107 BF
像面 ∞
(非球面データ)
第4面
κ =-0.7677
A4=-3.61673E-06、A6=-4.39310E-09、A8=9.29171E-13、A10=-6.82224E-16
第6面
κ =-4.0826
A4=2.14095E-05、A6=-5.62908E-09、A8=1.23138E-12、A10=8.01625E-15
第8面
κ = 1.2321
A4=-4.19110E-06、A6=9.20890E-09、A8=-8.40887E-12、A10=-6.58296E-16
第17面
κ =-21.0289
A4=3.88813E-05、A6=-2.21110E-07、A8= 9.05699E-10、A10=-1.76899E-12
第29面
κ = 0.0000
A4=-1.07690E-05、A6=-3.56983E-09、A8=0.00000E+00、A10=0.00000E+00
(レンズ群焦点距離)
レンズ群 始面 終面 群焦点距離
第1レンズ群 1 12 -21.96
第2レンズ群 13 31 36.90
第3レンズ群 32 33 110.08
合焦レンズ群 13 15 85.06
(可変間隔データ)
広角 中間 望遠 広角 中間 望遠
f 10.300 14.993 20.793
β ― ― ― -0.025 -0.025 -0.025
d0 0.000 0.000 0.000 371.887 561.143 794.055
d12 36.559 14.782 1.450 37.800 15.586 2.049
d15 3.412 3.412 3.412 2.171 2.608 2.813
d31 1.000 9.917 20.937 1.000 9.917 20.937
d33 14.019 14.019 14.019 14.019 14.019 14.019
(条件式)
(1) Bfw/fw = 1.36
(2) 2ωw = 136.6
(3) (-f1)/f2 = 0.60
(4) (-f1)/fw = 2.13
(5) (L2r2+L2r1)/(L2r2-L2r1) = -2.48
(6) (L2r1+L1r2)/(L2r1-L1r2) = 17.35
(7) f2/fw = 3.58
また、図9、及び図10はそれぞれ、第2実施例に係る光学系の近距離合焦時(β=-0.025)における広角端状態、及び望遠端状態の諸収差図であり、他の焦点距離同様に、諸収差が良好に補正され優れた結像性能を有していることがわかる。
図11は、第3実施例に係る光学系の無限遠合焦状態の断面図である。
本実施例に係る光学系は、物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2と、負の屈折力を有する第3レンズ群と、正の屈折力を有する第4レンズ群とから構成されている。
以下の表3に、第3実施例における各諸元の値を示す。
(基本諸元)
広角端状態 望遠端状態
f 10.3 21.5
2ω 134.2 90.5
Y 21.6 21.6
FNO 2.8
(面データ)
面番号 r d nd νd
0(物面) ∞ (可変)
1 63.6772 2.5000 1.804000 46.57
2 43.2721 10.0000
3 50.4038 2.5000 1.693500 53.20
4* 20.7782 15.0000
5 61.9410 2.0000 1.743200 49.26
6* 38.1416 12.6014
7 523.6997 2.0000 1.693500 53.20
8* 43.6638 10.2591
9 -63.5599 1.5000 1.456000 91.37
10 91.8083 1.0211
11 68.8603 6.7592 1.902650 35.72
12 -179.0623 (可変)
13 119.3331 3.9954 1.677980 54.89
14 -125.8955 (可変)
15 0.0000 0.1000
16 26.2507 1.0000 1.618000 63.34
17 23.4587 0.9966
18 30.5098 6.2701 1.497820 82.57
19 -75.2036 1.0000 1.846660 23.78
20 272.6234 1.5000
21(絞り)∞ (可変)
22 -225.1575 6.9163 1.846660 23.80
23 -26.6716 1.0000 1.790630 44.98
24 77.8623 (可変)
25 25.3197 4.9227 1.497820 82.57
26 132.5710 0.1000
27 25.3197 5.2230 1.497820 82.57
28 132.5710 0.1000
29 28.9045 1.0000 1.902650 35.72
30 13.5704 6.1420 1.497820 82.57
31 105.2703 0.4528
32 432.3907 5.1189 1.497820 82.57
33 -25.9194 1.0000 1.804000 46.60
34 161.3201 0.2961
35* 166.1866 9.9426 1.497820 82.57
36 -13.0728 1.0000 1.772500 49.62
37 -31.7431 BF
像面 ∞
(非球面データ)
第4面
κ =-0.7615
A4=-3.13715E-06、A6=-3.92696E-09、A8= 1.51439E-12、A10=-1.46879E-15
A12=0.12842E-18、A14=-0.61485E-23
第6面
κ =-3.8479
A4=1.73475E-05、A6=2.65210E-10、A8=-5.50485E-12、A10=9.84206E-15
A12=0.85009E-19、A14=0.10014E-25
第8面
κ = 1.4714
A4=-3.29251E-06、A6=5.69807E-09、A8=-5.16565E-12、A10=2.83692E-15
A12=-0.33858E-19、A14=-0.12119E-25
第35面
κ = 0.0000
A4=-1.80361E-05、A6=-5.47510E-09、A8=2.49538E-10、A10=-3.44282E-13
(レンズ群焦点距離)
レンズ群 始面 終面 群焦点距離
第1レンズ群 1 12 -22.30
第2レンズ群 13 21 57.32
第3レンズ群 22 24 -83.78
第4レンズ群 25 37 40.22
合焦レンズ群 13 14 90.96
(可変間隔データ)
広角 中間1 中間2 望遠 広角 中間1 中間2 望遠
f 10.3 14.1 17.9 21.5
β ― ― ― ― -0.025 -0.025 -0.025 -0.025
d0 ∞ ∞ ∞ ∞ 371.864 523.210 677.961 822.472
d12 43.131 21.921 9.590 2.000 44.401 22.806 10.301 2.612
d14 5.000 5.000 5.000 5.000 3.730 4.115 4.290 4.388
d20 2.710 4.983 5.564 5.417 2.710 4.983 5.564 5.417
d24 10.052 5.666 3.120 2.000 10.052 5.666 3.120 2.000
d37 16.688 22.591 28.992 35.106 16.688 22.591 28.992 35.106
(条件式)
(1) Bfw/fw = 1.62
(2) 2ωw = 134.2
(3) (-f1)/f2 = 0.39
(4) (-f1)/fw = 2.17
(5) (L2r2+L2r1)/(L2r2-L2r1) = -2.40
(6) (L2r1+L1r2)/(L2r1-L1r2) = 13.14
(7) f2/fw = 5.57
また、図14、及び図15はそれぞれ、第3実施例に係る光学系の近距離合焦時(β=-0.025)における広角端状態、及び望遠端状態の諸収差図であり、他の焦点距離同様に、諸収差が良好に補正され優れた結像性能を有していることがわかる。
図16は、第4実施例に係る光学系の無限遠合焦状態の断面図である。
本実施例に係る光学系は、物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2と、負の屈折力を有する第3レンズ群と、正の屈折力を有する第4レンズ群と、負の屈折力を有する第5レンズ群とから構成されている。
以下の表4に、第4実施例における各諸元の値を示す。
(基本諸元)
広角端状態 望遠端状態
f 12.3 23.3
2ω 123.1 86.2
Y 21.6 21.6
FNO 2.8
(面データ)
面番号 r d nd νd
0(物面) ∞ (可変)
1 57.1521 4.2550 1.804000 46.57
2 34.6210 9.1692
3 43.2490 3.3685 1.693500 53.20
4* 17.2849 13.7538
5 79.3002 2.6594 1.743200 49.26
6* 36.6533 7.5796
7 95.2465 1.9502 1.693500 53.20
8* 33.5324 6.6258
9 -90.7147 1.7729 1.456000 91.37
10 67.9931 0.1000
11 50.2253 7.0916 1.902650 35.72
12 -142.8147 (可変)
13 0.0000 0.0000
14 35.9099 2.0000 1.834807 42.72
15 20.0037 4.2875 1.623740 47.05
16 -724.9654 1.5000
17(絞り)∞ 1.0000
18 0.0000 0.0000
19 43.4184 3.7326 1.497820 82.57
20 -42.0220 1.0344 1.846660 23.78
21 106.0127 2.1021
22 0.0000 0.0000
23 46.5845 5.1719 1.846660 23.80
24 -41.5898 1.0000 1.790630 44.98
25 26.0416 0.1000
26 25.4204 4.5008 1.497820 82.57
27 -66.0121 (可変)
28* 157.9235 1.5000 1.806040 40.74
29 30.2603 (可変)
30 23.3556 1.0000 1.902650 35.72
31 19.4772 7.0538 1.497820 82.57
32 -38.5746 (可変)
33 210.6651 9.0757 1.497820 82.57
34 -15.6607 0.9629 1.804000 46.60
35 -22.0349 0.1000
36* -120.1278 3.7610 1.497820 82.57
37 -22.5756 0.9629 1.772500 49.62
38 67.4557 BF
像面 ∞
(非球面データ)
第4面
κ =-0.6087
A4=-7.03133E-06、A6=-2.03872E-08、A8=6.61264E-11、A10=-2.43283E-13
A12=0.33893E-15、A14=-0.19378E-18
第6面
κ =-5.6445
A4= 3.37992E-05、A6=9.98365E-09、A8=-8.09901E-11、A10=5.51009E-13
A12=-0.10852E-14、A14=0.87353E-18
第8面
κ = 0.3922
A4=-1.20245E-05、A6=-1.28688E-08、A8=1.33746E-10、A10=-7.49348E-13
A12=0.19014E-14、A14=-0.19785E-17
第28面
κ = 0.0000
A4=-7.93664E-06、A6=-2.65637E-10、A8=-3.74111E-11、A10=0.00000E+00
第36面
κ = 0.0000
A4=-1.85161E-05、A6=-6.22793E-08、A8=3.11065E-10、A10=-1.83103E-12
(レンズ群焦点距離)
レンズ群 始面 終面 群焦点距離
第1レンズ群 1 13 -24.00
第2レンズ群 14 27 42.60
第3レンズ群 28 29 -46.69
第4レンズ群 30 32 33.54
第5レンズ群 33 38 -137.98
第1合焦レンズ群 28 29 -46.69
第2合焦レンズ群 30 32 33.54
(可変間隔データ)
広角 中間1 中間2 望遠 広角 中間1 中間2 望遠
f 12.300 13.900 17.928 23.300
β ― ― ― ― -0.025 -0.025 -0.025 -0.025
d0 ∞ ∞ ∞ ∞ 456.955 521.662 683.254 901.265
d12 34.826 26.524 12.280 1.000 34.826 26.524 12.280 1.000
d27 5.743 5.226 4.646 4.206 4.842 4.417 4.049 3.732
d29 1.500 1.704 2.149 2.436 1.710 1.873 2.193 2.368
d32 2.366 2.362 2.081 1.500 3.057 3.002 2.636 2.041
d38 20.285 23.054 29.882 39.073 20.285 23.054 29.882 39.073
(条件式)
(1) Bfw/fw = 1.65
(2) 2ωw = 123.1
(3) (-f1)/f2 = 0.56
(4) (-f1)/fw = 1.95
(5) (L2r2+L2r1)/(L2r2-L2r1) = -2.33
(6) (L2r1+L1r2)/(L2r1-L1r2) = 9.03
(7) f2/fw = 3.46
(8) |fF1/fF2| = 1.39
(9) -(fF1/fF2) = 1.39
また、図19、及び図20はそれぞれ、第4実施例に係る光学系の近距離合焦時(β=-0.025)における広角端状態、及び望遠端状態の諸収差図であり、他の焦点距離同様に、諸収差が良好に補正され優れた結像性能を有していることがわかる。
図21は、第5実施例に係る光学系の無限遠合焦状態の断面図である。
本実施例に係る光学系は、物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2と、負の屈折力を有する第3レンズ群と、正の屈折力を有する第4レンズ群と、正の屈折力を有する第5レンズ群と、正の屈折力を有する第6レンズ群と、負の屈折力を有する第7レンズ群とから構成されている。
以下の表5に、第5実施例における各諸元の値を示す。
(基本諸元)
広角端状態 望遠端状態
f 12.3 21.5
2ω 126.6 91.8
Y 21.6 21.6
FNO 2.8
(面データ)
面番号 r d nd νd
0(物面) ∞ (可変)
1 57.0032 2.5859 1.804000 46.57
2 39.1556 10.3437
3 48.8259 2.5859 1.693500 53.20
4* 19.0966 15.5155
5 90.1666 2.0687 1.743200 49.26
6* 41.3824 9.6242
7 96.5570 2.0687 1.497820 82.57
8* 30.6401 8.3594
9 -120.6719 1.5516 1.456000 91.37
10 40.3419 0.1000
11 39.8853 7.5283 1.902650 35.72
12 893.5053 (可変)
13 58.7977 5.0000 1.677980 54.89
14 -90.2943 2.4928
15 0.0000 5.2166
16 -30.7660 2.3994 1.618000 63.34
17 -29.4427 0.1000
18 67.8365 5.5624 1.497820 82.57
19 -27.4980 1.0344 1.846660 23.78
20 318.7015 (可変)
21(絞り)∞ 1.5516
22 53.5300 5.1719 1.846660 23.80
23 -38.3786 1.0000 1.790630 44.98
24 28.2781 (可変)
25 24.5667 3.4280 1.497820 82.57
26 43.8414 0.1000
27 24.5667 3.5616 1.497820 82.57
28 43.8414 (可変)
29 34.8771 1.0344 1.902650 35.72
30 22.7984 5.2844 1.497820 82.57
31 -190.8229 (可変)
32 51.5752 9.3952 1.497820 82.57
33 -18.4971 1.0344 1.804000 46.60
34 -46.7053 (可変)
35* -139.0242 7.8545 1.497820 82.57
36 -17.5000 1.0344 1.772500 49.62
37 -82.4256 BF
像面 ∞
(非球面データ)
第4面
κ =-0.652
A4=-7.70873E-06、A6=-7.02346E-09、A8=1.12414E-11、A10=-5.60027E-14
A12=0.85100E-16、A14=-0.43362E-19
第6面
κ =-5.794
A4=3.14615E-05、A6=-4.78832E-09、A8=5.01882E-11、A10=-7.85428E-14
A12=0.36476E-17、A14=-0.21719E-19
第8面
κ =-1.464
A4=-7.66203E-06、A6=4.17937E-09、A8=4.21806E-11、A10=-1.10845E-13
A12=0.10952E-15、A14=0.47422E-19
第35面
κ = 0.0000
A4=-1.04475E-05、A6=-2.24487E-08、A8=1.83415E-10、A10=-6.80286E-13
(レンズ群焦点距離)
レンズ群 始面 終面 群焦点距離
第1レンズ群 1 12 -20.87
第2レンズ群 13 21 69.46
第3レンズ群 22 24 -108.22
第4レンズ群 25 28 53.48
第5レンズ群 29 31 92.01
第6レンズ群 32 34 96.78
第7レンズ群 35 37 -100.84
第1合焦レンズ群 29 31 92.01
第2合焦レンズ群 32 34 96.78
(可変間隔データ)
広角 中間1 中間2 望遠 広角 中間1 中間2 望遠
f 12.3 13.9 17.9 21.5
β ― ― ― ― -0.025 -0.025 -0.025 -0.025
d0 0.000 0.000 0.000 0.000 458.975 523.611 685.301 830.920
d12 28.536 21.017 8.206 1.000 28.536 21.017 8.206 1.000
d20 0.812 1.869 2.591 2.887 0.812 1.869 2.591 2.887
d24 0.500 0.627 0.680 0.500 0.500 0.627 0.680 0.500
d28 6.099 4.571 2.791 1.863 5.625 4.261 2.692 1.846
d31 1.930 2.677 3.479 3.798 2.318 2.747 3.151 3.328
d34 1.650 1.420 1.490 1.696 1.735 1.660 1.917 2.184
d37 15.204 18.215 25.075 31.020 15.204 18.215 25.075 31.020
(条件式)
(1) Bfw/fw = 1.24
(2) 2ωw = 126.6
(3) (-f1)/f2 = 0.30
(4) (-f1)/fw = 1.70
(5) (L2r2+L2r1)/(L2r2-L2r1) = -2.28
(6) (L2r1+L1r2)/(L2r1-L1r2) = 9.10
(7) f2/fw = 5.65
(8) |fF1/fF2| = 0.95
(9) -(fF1/fF2) = -0.95
また、図24、及び図25はそれぞれ、第5実施例に係る光学系の近距離合焦時(β=-0.025)における広角端状態、及び望遠端状態の諸収差図であり、他の焦点距離同様に、諸収差が良好に補正され優れた結像性能を有していることがわかる。
図26は、第6実施例に係る光学系の無限遠合焦状態の断面図である。
本実施例に係る光学系は、物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2と、負の屈折力を有する第3レンズ群と、正の屈折力を有する第4レンズ群と、正の屈折力を有する第5レンズ群と、負の屈折力を有する第6レンズ群とから構成されている。
以下の表6に、第6実施例における各諸元の値を示す。
(基本諸元)
広角端状態 望遠端状態
f 12.3 23.3
2ω 123.2 86.0
Y 21.6 21.6
FNO 2.8
(面データ)
面番号 r d nd νd
0(物面) ∞ (可変)
1 62.0763 4.8000 1.804000 46.57
2 38.4678 10.3437
3 47.8724 3.8000 1.693500 53.20
4* 19.4726 15.5155
5 82.0452 3.0000 1.743200 49.26
6* 38.4338 8.7288
7 123.8482 2.2000 1.693500 53.20
8* 33.6111 6.8270
9 -198.0094 2.0000 1.456000 91.37
10 53.4287 0.2192
11 47.3351 8.0000 1.902650 35.72
12 -198.9493 (可変)
13 0.0000 0.0000
14 37.3813 2.0000 1.834807 42.72
15 22.1025 4.1269 1.623740 47.05
16 599.3338 1.5000
17(絞り)∞ 1.0000
18 0.0000 0.0000
19 38.8499 7.6378 1.497820 82.57
20 -41.4457 1.0344 1.846660 23.78
21 107.2371 0.6305
22 0.0000 0.0000
23 47.7312 5.1719 1.846660 23.80
24 -41.9875 1.0000 1.790630 44.98
25 21.5469 0.0000
26 20.9806 5.0543 1.497820 82.57
27 -89.8971 (可変)
28* 86.2409 1.5000 1.806040 40.74
29 30.9693 (可変)
30 23.3392 1.0000 1.902650 35.72
31 20.2744 9.6416 1.497820 82.57
32 -83.3188 (可変)
33 45.4381 10.4151 1.497820 82.57
34 -18.9092 1.5359 1.804000 46.60
35 -28.5746 (可変)
36* -150.2493 4.4214 1.497820 82.57
37 -24.0507 1.5359 1.772500 49.62
38 59.6072 BF
像面 ∞
(非球面データ)
第4面
κ =-0.6285
A4=-3.74219E-06、A6=-6.54892E-09、A8=2.69809E-11、A10=-8.66382E-14
A12=0.86066E-16、A14=-0.31372E-19
第6面
κ =-3.8972
A4=2.00509E-05、A6=9.67128E-09、A8=-3.84214E-11、A10=2.17016E-13
A12=-0.26944E-15、A14=0.67240E-19
第8面
κ = 0.3692
A4=-8.94380E-06、A6=-1.21320E-08、A8=5.36893E-11、A10=-2.27166E-13
A12=0.45637E-15、A14=-0.35728E-18
第28面
κ = 0.0000
A4=-1.72849E-06、A6=1.02202E-08、A8=-6.85068E-11、A10=0.00000E+00
第36面
κ = 0.0000
A4=-2.31259E-05、A6=-5.14283E-08、A8=1.88788E-10、A10=-1.03526E-12
(レンズ群焦点距離)
レンズ群 始面 終面 群焦点距離
第1レンズ群 1 13 -25.49
第2レンズ群 14 27 49.67
第3レンズ群 28 29 -60.68
第4レンズ群 30 32 41.27
第5レンズ群 33 35 45.28
第6レンズ群 36 38 -35.59
第1合焦レンズ群 33 35 45.28
第2合焦レンズ群 36 38 -35.59
(可変間隔データ)
広角 中間1 中間2 望遠 広角 中間1 中間2 望遠
f 12.3 13.9 17.9 23.3
β ― ― ― ― -0.025 -0.025 -0.025 -0.025
d0 0.000 0.000 0.000 0.000 456.955 521.662 683.254 901.265
d12 37.942 28.742 13.300 1.000 37.942 28.742 13.300 1.000
d27 3.291 2.838 2.559 2.389 3.291 2.838 2.559 2.389
d29 2.317 3.494 3.713 3.462 2.317 3.494 3.713 3.462
d32 2.197 2.218 2.408 2.063 2.088 2.111 2.304 1.965
d35 0.102 0.104 0.138 0.244 0.320 0.318 0.346 0.440
d38 17.704 20.236 25.959 33.842 17.595 20.129 25.855 33.744
(条件式)
(1) Bfw/fw = 1.44
(2) 2ωw = 123.2
(3) (-f1)/f2 = 0.51
(4) (-f1)/fw = 2.07
(5) (L2r2+L2r1)/(L2r2-L2r1) = -2.37
(6) (L2r1+L1r2)/(L2r1-L1r2) = 9.18
(7) f2/fw = 4.04
(8) |fF1/fF2| = 1.27
(9) -(fF1/fF2) = 1.27
また、図29、及び図30はそれぞれ、第6実施例に係る光学系の近距離合焦時(β=-0.025)における広角端状態、及び望遠端状態の諸収差図であり、他の焦点距離同様に、諸収差が良好に補正され優れた結像性能を有していることがわかる。
図31は、第7実施例に係る光学系の無限遠合焦状態の断面図である。
本実施例に係る光学系は、物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2と、負の屈折力を有する第3レンズ群と、正の屈折力を有する第4レンズ群と、正の屈折力を有する第5レンズ群と、正の屈折力を有する第6レンズ群と、負の屈折力を有する第7レンズ群とから構成されている。
以下の表7に、第7実施例における各諸元の値を示す。
(基本諸元)
広角端状態 望遠端状態
f 12.3 21.5
2ω 126.5 92.6
Y 21.6 21.6
FNO 2.8
(面データ)
面番号 r d nd νd
0(物面) ∞ (可変)
1 56.1975 2.5859 1.804000 46.57
2 39.1377 10.3437
3 47.8632 2.5859 1.693500 53.20
4* 17.4938 15.5155
5 61.8393 2.0687 1.743200 49.26
6* 47.7705 9.8148
7 339.3515 2.0687 1.497820 82.57
8* 32.0223 8.4787
9 -88.7656 1.5516 1.456000 91.37
10 47.6490 0.1000
11 43.1843 7.2480 1.902650 35.72
12 -2125.6418 (可変)
13 55.9225 5.0000 1.677980 54.89
14 -87.2998 1.2716
15 0.0000 3.3100
16 -29.9347 2.8260 1.618000 63.34
17 -29.3752 2.1651
18 77.1268 5.8033 1.497820 82.57
19 -27.6160 1.0344 1.846660 23.78
20 297.6160 (可変)
21(絞り)∞ 1.5518
22 46.7649 5.1719 1.846660 23.80
23 -45.4165 1.0000 1.790630 44.98
24 24.5158 (可変)
25 22.2938 3.8856 1.497820 82.57
26 38.5625 0.7300
27 22.2938 3.9520 1.497820 82.57
28 38.5625 (可変)
29 33.3413 1.0344 1.902650 35.72
30 23.9938 3.7363 1.497820 82.57
31 -305.0131 (可変)
32 45.2142 8.8846 1.497820 82.57
33 -17.3584 1.0344 1.804000 46.60
34 -52.6512 (可変)
35* -149.2963 7.1718 1.497820 82.57
36 -17.5000 1.0344 1.772500 49.62
37 -68.7952 BF
像面 ∞
(非球面データ)
第4面
κ =-0.7521
A4=-5.23127E-06、A6=-2.86027E-10、A8=1.19543E-11、A10=-6.30066E-14
A12=0.74715E-16、A14=-0.32320E-19
第6面
κ =-4.6145
A4=2.37756E-05、A6=-1.02131E-08、A8=7.10569E-11、A10=-1.16780E-13
A12=0.10088E-15、A14=-0.22119E-19
第8面
κ = 1.0192
A4=-1.58123E-05、A6=7.87279E-09、A8=-3.05529E-11、A10=1.09571E-13
A12=0.20893E-15、A14=0.47685E-19
第35面
κ = 0.0000
A4=-1.13706E-05、A6=-1.63012E-08、A8=1.35751E-10、A10=-7.80491E-13
(レンズ群焦点距離)
レンズ群 始面 終面 群焦点距離
第1レンズ群 1 12 -21.43
第2レンズ群 13 21 71.62
第3レンズ群 22 24 -90.98
第4レンズ群 25 28 49.92
第5レンズ群 29 31 83.23
第6レンズ群 32 34 113.06
第7レンズ群 35 37 -129.09
第1合焦レンズ群 32 34 113.06
第2合焦レンズ群 35 37 -129.09
(可変間隔データ)
広角 中間1 中間2 望遠 広角 中間1 中間2 望遠
f 12.3 13.9 17.9 21.5
β ― ― ― ― -0.025 -0.025 -0.025 -0.025
d0 0.000 0.000 0.000 0.000 458.975 523.611 685.301 830.920
d12 29.032 21.295 8.322 1.000 29.032 21.295 8.322 1.000
d20 1.910 2.843 3.604 3.983 1.910 2.843 3.604 3.983
d24 0.513 0.552 0.598 0.500 0.513 0.552 0.598 0.500
d28 4.414 3.503 2.266 1.500 4.414 3.503 2.266 1.500
d31 2.873 3.062 3.522 3.866 2.596 2.712 3.110 3.437
d34 2.220 2.182 1.724 1.279 2.984 2.883 2.383 1.929
d37 15.395 18.324 25.787 32.470 14.908 17.973 25.540 32.249
(条件式)
(1) Bfw/fw = 1.25
(2) 2ωw = 126.5
(3) (-f1)/f2 = 0.30
(4) (-f1)/fw = 1.74
(5) (L2r2+L2r1)/(L2r2-L2r1) = -2.15
(6) (L2r1+L1r2)/(L2r1-L1r2) = 9.97
(7) f2/fw = 5.82
(8) |fF1/fF2| = 0.88
(9) -(fF1/fF2) = 0.88
また、図34、及び図35はそれぞれ、第7実施例に係る光学系の近距離合焦時(β=-0.025)における広角端状態、及び望遠端状態の諸収差図であり、他の焦点距離同様に、諸収差が良好に補正され優れた結像性能を有していることがわかる。
図36は、第8実施例に係る光学系の無限遠合焦状態の断面図である。
本実施例に係る光学系は、物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群G1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2と、負の屈折力を有する第3レンズ群と、正の屈折力を有する第4レンズ群と、正の屈折力を有する第5レンズ群と、正の屈折力を有する第6レンズ群と、負の屈折力を有する第7レンズ群とから構成されている。
以下の表8に、第8実施例における各諸元の値を示す。
(基本諸元)
広角端状態 望遠端状態
f 12.3 21.5
2ω 126.5 91.7
Y 21.6 21.6
FNO 2.8
(面データ)
面番号 r d nd νd
0(物面) ∞ (可変)
1 57.0463 2.5859 1.804000 46.57
2 39.1707 10.3437
3 48.8779 2.5859 1.693500 53.20
4* 18.8953 15.5155
5 89.6883 2.0687 1.743200 49.26
6* 42.5144 10.0206
7 116.1498 2.0687 1.497820 82.57
8* 31.2733 7.9254
9 -140.7179 1.5516 1.456000 91.37
10 39.8197 0.1000
11 39.3289 7.6120 1.902650 35.72
12 796.6359 (可変)
13 57.0385 5.0000 1.677980 54.89
14 -89.6290 2.3366
15 0.0000 5.0605
16 -29.4308 2.3996 1.618000 63.34
17 -28.3356 0.1000
18 77.0106 5.3623 1.497820 82.57
19 -26.7202 1.0344 1.846660 23.78
20 404.7546 (可変)
21(絞り)∞ 1.5518
22 58.2996 5.1719 1.846660 23.80
23 -36.2445 1.0000 1.790630 44.98
24 28.5693 (可変)
25 24.6417 3.4612 1.497820 82.57
26 45.5916 0.1000
27 24.6417 3.6087 1.497820 82.57
28 45.5916 (可変)
29 35.4346 1.0344 1.902650 35.72
30 24.3236 4.6376 1.497820 82.57
31 -1192.8465 (可変)
32 45.2835 9.6972 1.497820 82.57
33 -18.6662 1.0344 1.804000 46.60
34 -47.9210 (可変)
35* -523.8408 8.2637 1.497820 82.57
36 -17.5000 1.0344 1.772500 49.62
37 -104.3835 BF
像面 ∞
(非球面データ)
第4面
κ = 0.3414
A4=-8.00292E-06、A6=-7.70275E-09、A8=1.17451E-11、A10=-5.58935E-14
A12=0.86393E-16、A14=-0.44779E-19
第6面
κ =-4.3366
A4=3.09247E-05、A6=-5.15554E-10、A8=4.49113E-11、A10=-8.34686E-14
A12=0.10410E-16、A14=-0.21719E-19
第8面
κ =-0.6249
A4=-8.19052E-06、A6=4.90989E-09、A8=4.75791E-11、A10=-1.30056E-13
A12=0.13181E-15、A14=0.47422E-19
第35面
κ = 1.0000
A4=-1.22858E-05、A6=-2.24066E-08、A8=1.68819E-10、A10=-6.54827E-13
(レンズ群焦点距離)
レンズ群 始面 終面 群焦点距離
第1レンズ群 1 12 -21.07
第2レンズ群 13 21 71.10
第3レンズ群 22 24 -97.13
第4レンズ群 25 28 51.55
第5レンズ群 29 31 105.70
第6レンズ群 32 34 87.86
第7レンズ群 35 37 -108.50
第1合焦レンズ群 32 34 87.86
(可変間隔データ)
広角 中間1 中間2 望遠 広角 中間1 中間2 望遠
f 12.3 13.9 17.9 21.5
β ― ― ― ― -0.025 -0.025 -0.025 -0.025
d0 0.000 0.000 0.000 0.000 458.603 523.043 684.155 829.142
d12 28.651 20.951 8.126 1.000 28.651 20.951 8.126 1.000
d20 0.500 1.594 2.330 2.582 0.500 1.594 2.330 2.582
d24 0.500 0.684 0.709 0.500 0.500 0.684 0.709 0.500
d28 5.449 4.167 2.465 1.500 5.449 4.167 2.465 1.500
d31 3.147 3.382 3.914 4.210 2.703 2.933 3.452 3.740
d34 1.553 1.532 1.615 1.724 1.998 1.981 2.077 2.193
d37 15.251 18.292 25.234 31.250 15.251 18.292 25.234 31.250
(条件式)
(1) Bfw/fw = 1.24
(2) 2ωw = 126.5
(3) (-f1)/f2 = 0.30
(4) (-f1)/fw = 1.71
(5) (L2r2+L2r1)/(L2r2-L2r1) = -2.26
(6) (L2r1+L1r2)/(L2r1-L1r2) = 9.07
(7) f2/fw = 5.78
また、図39、及び図40はそれぞれ、第1実施例に係る光学系の近距離合焦時(β=-0.025)における広角端状態、及び望遠端状態の諸収差図であり、他の焦点距離同様に、諸収差が良好に補正され優れた結像性能を有していることがわかる。
G1 第1レンズ群
G2 第2レンズ群
G3 第3レンズ群
G4 第4レンズ群
G5 第5レンズ群
G6 第6レンズ群
G7 第7レンズ群
F 合焦レンズ群
S 開口絞り
I 像面
Claims (9)
- 物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズ群と、前記第1レンズ群より像側に少なくとも1つのレンズ群を有する後群とを有し、
前記後群は最も物体側に正の屈折力を有する第1正レンズ群を有し、変倍時に、隣り合う各レンズ群の間隔が変化し、
前記第1レンズ群は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL1、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL2、負レンズL3を配置し、少なくとも1枚の正レンズを有し、前記第1レンズ群全体で5枚以上のレンズを有し、
以下の条件式を満足する変倍光学系。
Bfw/fw < 2.00
2ωw > 80.0°
0.05 < (-f1)/f2 < 1.50
-2.80 < (L2r2+L2r1)/(L2r2-L2r1) < -0.50
6.00 < (L2r1+L1r2)/(L2r1-L1r2) ≦ 13.14
但し、
Bfw:広角端のバックフォーカス、
fw:広角端の光学系全体の焦点距離、
ωw:広角端での光学系全体の半画角(単位:度)、
f1:第1レンズ群の焦点距離、
f2:前記第1正レンズ群の焦点距離、
L1r2 :前記負メニスカスレンズL1の像側面の曲率半径、
L2r1 :前記負メニスカスレンズL2の物体側面の曲率半径、
L2r2 :前記負メニスカスレンズL2の像側面の曲率半径。 - 以下の条件式を満足する請求項1に記載の変倍光学系。
0.50 < (-f1)/fw < 5.30 - 以下の条件式を満足する請求項1または2のいずれか一項に記載の変倍光学系。
1.00 < f2/fw < 22.50 - 前記第1レンズ群が少なくとも1枚の非球面レンズを有する請求項1~3のいずれか一項に記載の変倍光学系。
- 合焦に際し、少なくとも1枚のレンズ成分が光軸方向に移動する合焦レンズ群である請求項1~4のいずれか一項に記載の変倍光学系。
- 合焦に際し、互いの間隔が変化し、光軸方向に移動する第1合焦レンズ群と第2合焦レンズ群を有する請求項1~5のいずれか一項に記載の変倍光学系。
- 合焦に際し、互いに間隔が変化し、光軸方向に移動する第1合焦レンズ群と第2合焦レンズ群を有し、以下の条件式を満足する請求項1~6のいずれか一項に記載の変倍光学系。
0.50 <|fF1/fF2|< 1.50
但し、
fF1:前記第1合焦レンズ群の焦点距離、
fF2:前記第2合焦レンズ群の焦点距離。 - 合焦に際し、互いの間隔が変化し、光軸方向に移動する第1合焦レンズ群と第2合焦レンズ群を有し、
以下の条件式を満足する請求項1~6のいずれか一項に記載の変倍光学系。
0.50 <-(fF1/fF2)< 1.50
但し、
fF1:前記第1合焦レンズ群の焦点距離、
fF2:前記第2合焦レンズ群の焦点距離。 - 請求項1~8のいずれか一項に記載の変倍光学系を搭載する光学機器。
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