JP2001330622A - 半導体加速度センサ - Google Patents

半導体加速度センサ

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JP2001330622A
JP2001330622A JP2000151337A JP2000151337A JP2001330622A JP 2001330622 A JP2001330622 A JP 2001330622A JP 2000151337 A JP2000151337 A JP 2000151337A JP 2000151337 A JP2000151337 A JP 2000151337A JP 2001330622 A JP2001330622 A JP 2001330622A
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semiconductor
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semiconductor acceleration
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English (en)
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Mitsumasa Kumagai
光正 熊谷
Kazusuke Maenaka
一介 前中
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Tamagawa Seiki Co Ltd
Original Assignee
Tamagawa Seiki Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P15/00Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration
    • G01P15/02Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses
    • G01P15/08Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values
    • G01P2015/0805Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values being provided with a particular type of spring-mass-system for defining the displacement of a seismic mass due to an external acceleration
    • G01P2015/0822Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values being provided with a particular type of spring-mass-system for defining the displacement of a seismic mass due to an external acceleration for defining out-of-plane movement of the mass
    • G01P2015/0825Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values being provided with a particular type of spring-mass-system for defining the displacement of a seismic mass due to an external acceleration for defining out-of-plane movement of the mass for one single degree of freedom of movement of the mass
    • G01P2015/0828Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values being provided with a particular type of spring-mass-system for defining the displacement of a seismic mass due to an external acceleration for defining out-of-plane movement of the mass for one single degree of freedom of movement of the mass the mass being of the paddle type being suspended at one of its longitudinal ends

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  • Pressure Sensors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、梁部の両面に重錘片を設けること
により、入力軸以外からの加速度入力による他軸感度を
防止することを目的とする。 【解決手段】 本発明による半導体加速度センサは、梁
部(2a,2b)に設けられた重錘体(3)が同一質量の第1、第
2重錘片(3a,3b)よりなり、重錘体(3)の重心(G)が梁部
(2a,2b)の長手方向の延長線上に配置されている構成で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体加速度セン
サに関し、特に、梁部に設けた重錘体の重心を梁部の長
手方向の延長線上に配置することにより、入力軸方向以
外から加速度が印加された場合の他軸感度の発生を防止
するための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていた半導体加速度セン
サとしては、図3に示される構成を挙げることができ
る。すなわち、図3において符号1で示されるものは外
枠部であり、この外枠部1には一対の梁部2a、2bを
介して重錘体3が設けられている。前記外枠部1は、上
ストッパ5a及び下ストッパ5bにより挟持されてお
り、前記上ストッパ5aの内面には検出電極4aが蒸着
により設けられている。
【0003】従って、前述の従来構成において、外部か
ら加速度が印加されて重錘体3の慣性力により梁部が撓
むと、検出電極4aと重錘体3との間の隙間Dの距離が
変化し、この隙間D間の静電容量が変化する。この静電
容量の変化を検出することにより加速度を検出すること
ができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体加速度セ
ンサは、以上のように構成されていたため、次のような
課題が存在していた。すなわち、梁部の下方の面のみに
重錘体の全てが形成されていたため、その重心が梁部の
延長線上に配置されず、下方に下がっていることによ
り、図1において入力軸A方向以外から加速度が印加さ
れると、入力軸Aにも若干の加速度が印加されたかのよ
うに重錘体が傾斜し、結果として加速度出力を生じるこ
とになっていた。このようにして検出される加速度出力
を他軸感度と呼び、検出誤差となっていた。
【0005】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、梁部に設けた重錘体の重心
を梁部の長手方向の延長線上に配置することにより、入
力軸方向以外から加速度が印加された場合の他軸感度の
発生を防止するようにした半導体加速度センサを提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による半導体加速
度センサは、上部パッケージ及び下部パッケージにより
保持された梁部により支持され、印加される加速度によ
り可動する重錘体と、前記重錘体に対向して配設された
上部及び下部検出電極とを有する半導体加速度センサに
おいて、前記重錘体は前記梁部挟持して設けられた第
1、第2重錘片よりなり、前記重錘体の重心は前記梁部
の長手方向の延長線上に配置されている構成であり、ま
た、前記梁部は、半導体ウェハの上層シリコン薄膜及び
絶縁酸化膜とからなり、前記第1、第2重錘片は前記半
導体ウェハの下層シリコン基板及び貼り合わせシリコン
基板によって構成されていると共に、前記上部、下部検
出電極は、各々一対よりなる構成であり、また、前記半
導体ウェハは全体形状が枠状をなす外枠部を構成し、前
記梁部は前記外枠部の一部に保持されている構成であ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明による半
導体加速度センサの好適な実施の形態について説明す
る。なお、従来例と同一又は同等部分については同一符
号を用いて説明する。図1及び図2において符号1で示
されるものは平面形状で四角状の枠体をなす外枠部であ
り、この外枠部1は下層シリコン基板11aと、絶縁酸
化膜11bと、上層シリコン薄膜11cと、貼り合わせ
シリコン基板11dとからなる周知のSOIウェハの半
導体ウェハ11で構成されている。
【0008】前記外枠部1は、ガラス製の上部パッケー
ジ5aと下部パッケージ5bとによって挟持されて積層
された状態に構成されている。前記上部パッケージ5a
の内面には、複数の上部検出電極4a、4bが形成され
ていると共に、前記下部パッケージ5bの内面には、複
数の下部検出電極5A、5Bが形成されている。
【0009】前記各上部検出電極4a、4bには、ワイ
ヤボンディングによる各々上部電極取り出し部8a、8
bが接続されて上部パッケージ5aで保持され、前記各
下部検出電極5A、5Bには、ワイヤボンディングによ
る各々下部電極取り出し部10a、10bが接続されて
いる。
【0010】前記外枠部1を介して上部及び下部パッケ
ージ5a、5bにより形成された空間部20内には、前
記外枠部1である半導体ウェハ11をエッチング処理し
て得られた重錘体3が前記半導体ウェハ11の一部に保
持された複数の梁部2a、2bによって上下に移動でき
るように構成されている。前記梁部2a、2bには、ワ
イヤボンディングによる各々重錘体電極取り出し部9が
共通接続されている。
【0011】前記重錘体3は、前記梁部2a、2bを挟
持するように同じ質量の第1、第2重錘片3a、3bが
貼付けて設けられており、この重錘体3の重心Gは前記
梁2a、2bの長手方向の延長線上に位置している。な
お、前記第1重錘片3aは前記下層シリコン基板11a
よりなり、前記各梁部2a、2bは前記絶縁酸化膜11
bと上層シリコン薄膜11cとからなり、前記第2重錘
片3bは前記貼り合わせシリコン基板11dより構成さ
れている。
【0012】なお、前述の半導体ウェハ11は、約60
0μm厚の単結晶シリコン基板上に、1μm厚の絶縁酸
化膜11bを挟んで20〜40μm厚のシリコン薄膜1
1cを有する3層構造で構成されている。この上下2層
のシリコンをドライエッチングする際に中間の絶縁酸化
膜11bをマスクに利用することにより寸法精度の優れ
た重錘体3及び梁部2a、2bを形成しており、他軸感
度が発生しないように、各重錘片3a、3bの質量は同
一となるように構成されている。また、前述のシリコン
同志の貼り合わせは、酸素雰囲気中、約1100℃にて
アニール処理することにより可能であり、これによって
梁部の長手方向の延長線上に重錘体3の重心が配置さ
れ、他軸感度の発生を抑えることができる。
【0013】また、前述の他軸感度を発生させる要因と
しては、前述の重錘体3の構成とは別に、重錘体3の中
心軸まわりに回転が加わった場合が考えられるが、特に
問題となるのは梁部2a、2bの長手方向の回転である
が、この現象を抑えるために重錘体3の上下すなわち各
パッケージ5a、5bの上部検出電極4a、4b及び下
部検出電極5A、5Bを各々独立して一対構成とし、回
転が加わった時の重錘体3の偏り(すなわち静電容量の
変化)を検出し、図示しない電子回路で処理することに
より、回転による他軸感度の発生を抑えることができ
る。また、この電子回路によりサーボループを組んで周
知のフィードバック制御を行うことにより、高精度な加
速度センサを実現できる。
【0014】
【発明の効果】本発明による半導体加速度センサは、以
上のように構成されているため、次のような効果を得る
ことができる。すなわち、梁部の両面に等しい質量の第
1、第2重錘片が設けられているため、入力軸方向以外
からの加速度が印加された場合の他軸感度を防止するこ
とができ、従来よりも高精度の加速度信号を得ることが
できる。また、各パッケージに形成された上部、下部検
出電極が一対で構成されているため、万一回転が加わっ
た時の重錘体の偏りを検出することができ、加速度検出
信号の精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による半導体加速度センサの断面図であ
る。
【図2】図1の透視斜視図である。
【図3】従来構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1 外枠部(半導体ウェハ11) 2a、2b 梁部 3 重錘体 G 重心 3a、3b 重錘片 4a、4b 上部検出電極 5A、5B 下部検出電極 11a 下層シリコン基板 11b 絶縁酸化膜 11c 上層シリコン薄膜 11d 貼り合わせシリコン基板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部パッケージ(5a)及び下部パッケージ
    (5b)により保持された梁部(2a,2b)により支持され、印
    加される加速度により可動する重錘体(3)と、前記重錘
    体(3)に対向して配設された上部及び下部検出電極(4a,4
    bと5A,5B)とを有する半導体加速度センサにおいて、前
    記重錘体(3)は前記梁部(2a,2b)を挟持して設けられた第
    1、第2重錘片(3a,3b)よりなり、前記重錘体(3)の重心
    (G)は前記梁部(2a,2b)の長手方向の延長線上に配置され
    ている構成よりなることを特徴とする半導体加速度セン
    サ。
  2. 【請求項2】 前記梁部(2a,2b)は、半導体ウェハ(11)
    の上層シリコン薄膜(11c)及び絶縁酸化膜(11b)とからな
    り、前記第1、第2重錘片(3a,3b)は前記半導体ウェハ
    (11)の下層シリコン基板(11a)及び貼り合わせシリコン
    基板(11d)によって構成されていると共に、前記上部、
    下部検出電極(4a,4bと5A,5B)は、各々一対よりなること
    を特徴とする請求項1記載の半導体加速度センサ。
  3. 【請求項3】 前記半導体ウェハ(11)は全体形状が枠状
    をなす外枠部(1)を構成し、前記梁部(2a,2b)は前記外枠
    部(1)の一部に保持されていることを特徴とする請求項
    2記載の半導体加速度センサ。
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Cited By (3)

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JP2006034343A (ja) * 2004-07-22 2006-02-09 Tamagawa Seiki Co Ltd 生体のリハビリ用姿勢モニタリング方法及び装置
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JPWO2008149821A1 (ja) * 2007-05-30 2010-08-26 京セラ株式会社 センサ装置

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