JP2001330332A - 空気調和機の冷媒回路 - Google Patents
空気調和機の冷媒回路Info
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Abstract
量制御を行うことが可能であり、かつインジェクション
回路等の高価な構成を付加することなく、吐出管温度の
上昇を防止する空気調和機の冷媒回路を提供する。 【解決手段】 室外機100内に配置されるアキュム
レータ105、圧縮機101、四路切換弁102、室外
熱交換器103とを含む室外機側冷媒回路と、室内機2
00内に配置される室内熱交換器201とを液管側配管
とガス管側配管とによって接続する空気調和機の冷媒回
路であって、液管側配管131とガス管側配管132と
をバイパスするバイパス回路151を設け、このバイパ
ス回路151上に補助熱交換器133と液管電動弁12
8を設けている。
Description
回路、特に、室外機内に配置されるアキュムレータ、圧
縮機、四路切換弁、室外熱交換器とを含む室外機側冷媒
回路と、室内機内に配置される室内熱交換器とを液管側
配管とガス管側配管とによって接続する空気調和機の冷
媒回路に関する。
置されるアキュムレータ、圧縮機、四路切換弁、室外熱
交換器と、室内機内に配置される室内熱交換器とが冷媒
配管によって接続されており、冷媒の循環経路を構成す
る。このような空気調和機の冷媒回路において、冷房時
には室外熱交換器が凝縮器として機能し、室内熱交換器
が蒸発器として機能するように、四路切換弁により冷媒
循環方向を制御する。また、暖房時には室外熱交換器が
蒸発器として機能し、室内熱交換器が凝縮器として機能
するように、四路切換弁により冷媒循環方向を制御す
る。
するようなマルチ型空気調和機の場合、接続されている
室内機のうち1台のみを運転するような場合や運転中の
室内機が小容量である場合には、高圧部における暖房時
の圧力上昇、室内熱交換器における冷房時の凍結などが
問題となる。高圧部における圧力上昇を抑えるために、
圧縮機の吐出管とアキュムレータの吸入側との間に吐出
バイパス回路を設けることが考えられる。この吐出バイ
パス回路は、容量制御用の電磁弁およびキャピラリによ
って構成することが可能である。この場合、運転中の室
内機の容量が小さいときには、圧縮機から吐出される冷
媒の一部を電磁弁およびキャピラリを介してアキュムレ
ータ側に戻すことにより、容量制御を行うことが可能と
なる。
量制御を行った場合、冷房運転時には圧縮機からの高温
冷媒がアキュムレータに流れ込むこととなり、圧縮機内
の冷媒温度の上昇を招くこととなる。圧縮機の異常な温
度上昇を防止するためには、室外熱交換器と液閉鎖弁と
の間の液管側配管部から、圧縮機側に液冷媒を戻すよう
にしたインジェクション回路を設けることが考えられ
る。このインジェクション回路は、電磁弁やキャピラリ
などで構成することができる。この場合には、圧縮機の
吐出管側に設けられる吐出管サーミスタにより吐出管内
部の冷媒温度を検出し、所定温度以上になった場合に電
磁弁を開くことにより、液管側配管部から液冷媒を圧縮
機側に戻して圧縮機温度の上昇を防止できる。
管バイパス回路により容量制御を行う場合には、圧縮機
内の冷媒温度の上昇を防止する対策を講じる必要があ
り、たとえば前述のような電磁弁を有するインジェクシ
ョン回路を構成する必要がある。このようなインジェク
ション回路を構成する電磁弁は高価な部品であり、コス
トダウンを図ることが困難となる。
場合に容量制御を行うことが可能であり、かつインジェ
クション回路等の高価な構成を付加することなく、吐出
管温度の上昇を防止する空気調和機の冷媒回路を提供す
ることを目的とする。
の冷媒回路は、室外機内に配置されるアキュムレータ、
圧縮機、四路切換弁、室外熱交換器とを含む室外機側冷
媒回路と、室内機内に配置される室内熱交換器とを液管
側配管とガス管側配管とによって接続する空気調和機の
冷媒回路であって、液管側配管とガス管側配管とをバイ
パスするバイパス回路を設け、バイパス回路上に補助熱
交換手段を設けたことを特徴とする。
媒回路と室内熱交換器との間に設けられる液管閉鎖弁お
よびガス管閉鎖弁とをさらに備え、バイパス回路は、四
路切換弁とガス管閉鎖弁との間のガス管側配管と、室外
熱交換器と液管閉鎖弁との間の液管側配管との間に設け
られ、補助熱交換手段は、バイパス回路に設けられる補
助熱交換器と、補助熱交換器から液管配管部に接続する
液管側接続管に設けられる冷媒開閉手段とを備える構成
とすることができる。
と冷媒流れを遮断することが可能な機能部品で構成で
き、電磁弁とキャピラリと逆止弁とを組み合わせた構成
または、電動弁で構成することができる。さらに、補助
熱交換器は室外熱交換器の下部に設けられる構成とする
ことができる。室外熱交換器が液管側に位置してサブク
ール熱交換器を備える場合、補助熱交換器とサブクール
熱交換器とを隣接して配置することが可能であり、補助
熱交換器をサブクール熱交換器の風上側に配置すること
が好ましい。
の間の液管側配管に減圧回路を備える構成とすることが
でき、この減圧回路は、接続される複数の室内機に対応
して設けられる冷媒分配用電動弁で構成できる。さら
に、減圧回路を、室外機側冷媒回路と室内熱交換器との
間に配置される冷媒分岐ユニット内に設けることができ
る。
の液管側合流部と液管閉鎖弁との間に減圧回路を備える
構成とすることが可能である。この場合、減圧回路は、
接続される複数の室内機に対応して設けられる冷媒分配
用電動弁とすることができる。
を達成するために各観点から考察される実施形態を以下
に示す。 〈第1実施形態:バイパス回路に減圧回路および補助熱
交換器を設ける〉図1に示すように、室外機100に、
分岐ユニット300を介して複数の室内機200A,2
00B・・・を接続する場合について考える。
弁102、室外熱交換器103、アキュムレータ105
などを備えている。圧縮機101の吐出側には、吐出管
温度を検出するための吐出管サーミスタ109が設けら
れている。また、この室外機100には、外気温度を検
出するための外気サーミスタ111と、室外熱交換器1
03の温度を検出するための室外熱交サーミスタ112
とが設けられている。また、外気を吸入して、吸入した
外気と室外熱交換器103内部に流れる冷媒との間で熱
交換を行うためのファン106と、ファン106を回転
駆動するためのファンモータ104とが設けられてい
る。
媒配管は、室外熱交換器103から導出される液管接続
ポート114と、四路切換弁102を介して導出される
ガス管接続ポート115とを備えており、各接続ポート
内方に設けられる液管閉鎖弁116およびガス管閉鎖弁
117を備えている。この室外機100において、室外
熱交換器103と液管閉鎖弁116との間に位置する冷
媒配管を液管側配管部131とし、四路切換弁102と
ガス管閉鎖弁117との間に位置する冷媒配管をガス管
側配管部132とすると、この液管側配管部131とガ
ス管側配管部132をバイパスするバイパス回路151
を備えている。バイパス回路151には、液管側配管部
131から電磁弁152とキャピラリ153とで構成さ
れる減圧回路、補助熱交換器133および逆止弁154
とが設けられている。
ス管接続ポート115には、分岐ユニット300が接続
されている。分岐ユニット300は、室外機100の液
管接続ポート114に接続される室外側液管接続ポート
301と、室外機100のガス管接続ポート115に接
続される室外側ガス管接続ポート303とを備えてい
る。分岐ユニット300は、室外側液管接続ポート30
1の内部で分岐する液管側分岐路を備えており、その先
端は、接続される室内機数の室内側液管接続ポート30
2を構成している。また、室外側ガス管接続ポート30
3の内部で分岐するガス管側分岐路を備えており、その
先端は、接続される室内機数の室内側ガス管接続ポート
304を構成している。ここでは、接続される室内機を
3台とし、室内側液管接続ポート302A,302B,
302Cおよび室内側ガス管接続ポート304A,30
4B,304Cが設けられるものとする。
ート301から各室内側液管接続ポート302A〜30
2Cに至る分岐路中には、内部を通過する冷媒圧力を減
圧するための電動弁305A〜305Cと、内部を通過
する冷媒温度を検出するための液管サーミスタ306A
〜306Cがそれぞれ設けられている。また、分岐ユニ
ット300中の室外側ガス管接続ポート303から各室
内側ガス管接続ポート304A〜304Cに至る分岐路
中には、内部を通過する冷媒温度を検出するガス管サー
ミスタ307A〜307Cがそれぞれ設けられている。
00が接続される。ここでは、分岐ユニット300に接
続可能な室内機数は3台であり、分岐ユニット300に
は室内機200A〜200Cが接続されるものとする。
各室内機200A〜200Cは、それぞれマルチ機用室
内機、ペア機用室内機のいずれも使用可能であり、ここ
ではペア機用室内機を用いる場合について説明する。
備えており、この室内熱交換器201に接続される冷媒
配管は、液管接続ポート204およびガス管接続ポート
205を介して室外機側に導出される。また、この室内
機200Aには、室内温度を検出するための室温サーミ
スタ202と、室内熱交換器201の温度を検出するた
めの室内熱交サーミスタ203とを備えている。
内機として、マルチ機用室内機を用いる場合には、液管
側配管部に内部を流れる冷媒の温度を検出するための液
管サーミスタが設けられている場合があり、この場合に
は、分岐ユニット300内の液管サーミスタを省略する
ことも可能である。この実施形態では、暖房時には、電
磁弁152、キャピラリ153で構成される減圧回路を
開くことによって、補助熱交換器133を凝縮器として
機能させ、高圧となるガス管側配管部132の圧力上昇
を防止することができる。また、冷房時には、電磁弁1
52、キャピラリ153で構成される減圧回路を開くこ
とによって、補助熱交換器133を蒸発器として機能さ
せ、低圧となるガス管側配管部132に温度低下を防止
して室内熱交換器201の凍結を防止することができ
る。また、圧縮機101の吐出管温度を低下させるため
のインジェクション回路を必要としないため、コストダ
ウンを図ることが可能となる。
よび補助熱交換器を設ける〉図2に示すように、第1実
施形態における電磁弁152、キャピラリ153、逆止
弁154の代わりに液管電動弁128を設けることが考
えられる。液管電動弁128は、補助熱交換器133の
液管側配管部131側に設けられ、配管内を流れる冷媒
を減圧する機能と、冷媒流れを遮断する機能とを備えて
いる。
ピラリ153で構成される減圧回路に代えて、液管電動
弁128を用いることによって、バイパス回路151を
通過する冷媒流量を調整することが可能となり、暖房時
における高圧部の圧力制御性を向上し、高負荷条件など
における吐出管温度上昇時の吐出管温度制御も可能とな
る。また、冷房時における低圧部の温度低下に対する制
御性も向上させることができる。
換器の下部に設ける〉図3に示すように、補助熱交換器
133を室外熱交換器103内に設け、かつ、室外熱交
換器103の最下部に配置することが考えられる。外気
温度が低い場合の暖房運転時において、除霜運転後の凝
縮水が室外機100の底フレームに再氷結して室外熱交
換器103にまで発達し、運転性能の低下を招くおそれ
がある。この第3実施形態のように、補助熱交換器13
3を室外熱交換器103の最下部に配置することによっ
て、低外気温度の暖房運転時において補助熱交換器13
3内を流れる冷媒によって、凝縮水の再氷結を防止する
ことができ、室外熱交換器103の性能低下を防止する
ことが可能となる。
ル熱交換器と隣接して配置する〉室外熱交換器の液管側
に位置してサブクール熱交換器が配置される場合が想定
される。このサブクール熱交換器は、冷房時において室
外熱交換器出口からの冷媒を過冷却状態とするためのも
のである。第4実施形態における補助熱交換器を室外熱
交換器内に配置し、かつサブクール熱交換器と隣接配置
する場合について図4に基づいて考察する。
クール熱交換器134を配置し、さらにその下部であっ
て室外熱交換器103の最下層に位置して補助熱交換器
133を配置する。このような構成では、補助熱交換器
133の蒸発能力により、隣接配置されたサブクール熱
交換器134による冷却能力を増加させることができ、
室外熱交換器103出口の冷媒の過冷却度を大きくする
ことができる。
ル熱交換器の風上に配置する〉第4実施形態において、
補助熱交換器の冷却管をサブクール熱交換器の冷却管の
風上側に配置することについて考察する。室外熱交換器
103は、たとえば、図6に示すように、一方の端部で
折り返された複数の冷却管171と、冷却管171を挿
通するための挿通孔が形成された金属製の板状部材でな
る複数の放熱フィン172とを備えている。各冷却管1
71の両端にはディストリビュータ173,174が設
けられており、蒸発器として機能する場合には一方が冷
媒入口となり、凝縮器として機能する場合には他方が冷
媒入口として機能する。
端部分だけを拡大した側面図を図5に示す。ここで、室
外熱交換器103の側面には、冷却管171の両端部を
支持する管板175が設けられている。この管板175
は放熱フィン172とほぼ同一の形状で構成されてお
り、冷却管171が挿通される挿通孔176が形成され
ている。各挿通孔176には、ディストリビュータ17
3,174間に配置される冷却管171が挿通される。
174が四路切換弁102側に接続され、ディストリビ
ュータ173がサブクール熱交換器134側に接続され
るとする。サブクール熱交換器134は、一方の端部が
ディストリビュータ173に接続され、他方の端部が液
閉鎖弁116側に接続されるSC冷却管177を備え
る。また、補助熱交換器133は、一方の端部がガス管
側電動弁129に接続され、他方の端部がガス管側配管
部132に接続される補助冷却管178を備えることと
なる。
5の矢印A(図5右から左方向)とすると、SC冷却管
177を風下側(図5左側)、補助冷却管178を風上
側(図5右側)となるように配置する。このような構成
とすることにより、SC冷却管177、放熱フィン17
2、補助冷却管178の熱伝導による熱交換だけでな
く、ファン106によって生じた空気流中に放熱した熱
量を利用することができ、サブクール熱交換器134の
効率を高め、室外熱交換器103下部における再氷結を
防止することができる。
5実施形態を適宜組み合わせることによって、大きな効
果を得ることが期待されるものであって、これら実施形
態を組み合わせた好適な実施例について以下に説明す
る。本発明の好適な実施例を図7に示す。
弁102、室外熱交換器103、アキュムレータ105
などを備える室外機側冷媒回路を備えている。圧縮機1
01の吐出側には、吐出圧力の異常上昇を検出するため
の吐出側圧力保護スイッチ108が設けられ、圧縮機1
01の吸入側には、吸入圧力を検出するための吸入側圧
力センサ110が設けられている。
含まれる潤滑油を分離してアキュムレータ105側に返
すためのオイルセパレータ107が設けられている。こ
のオイルセパレータ107には、圧縮機101の吐出側
の温度を検出するための吐出管サーミスタ109が取り
付けられている。オイルセパレータ107の油戻し管1
97には、油戻し管197から分岐してアキュムレータ
105の入口側に接続される吐出バイパス回路194が
設けられている。この吐出バイパス回路194には、ア
キュムレータ105内部に導入される熱交配管部196
と容量制御用の吐出−吸入電動弁(EVP)142が設
けられている。また、オイルセパレータ107の油戻し
管197には、キャピラリ141が設けられており、こ
のキャピラリ141の他端側はアキュムレータ105の
吸入側に接続されている。
るための外気サーミスタ111と、室外熱交換器103
の温度を検出するための室外熱交サーミスタ112とを
備えている。また、外気を吸入して、吸入した外気と室
外熱交換器103内部に流れる冷媒との間で熱交換を行
うためのファン106と、ファン106を回転駆動する
ためのファンモータ104とが設けられている。
媒配管は、室外熱交換器103から導出される液管接続
ポート114と、四路切換弁102を介して導出される
ガス管接続ポート115とを備えており、各接続ポート
内方に設けられる液管閉鎖弁116およびガス管閉鎖弁
117を備えている。この室外機100には、冷房運転
時に凝縮器として機能する室外熱交換器103からの余
剰冷媒液を一時的に蓄えるレシーバ121が設けられて
いる。レシーバ121は液管側接続管122とガス管側
接続管123とを備えており、液管側接続管122は室
外熱交換器103と液管閉鎖弁116との間の液管側配
管部131に接続され、ガス管側接続管123は四路切
換弁102とガス管閉鎖弁117との間のガス管側配管
部132に接続されている。
は、減圧機能と冷媒遮断機能とを有する液管電動弁(E
VL)128が設けられ、ガス管側接続管123にはガ
ス管電動弁(EVG)129が設けられている。ガス管
電動弁129と、ガス管側配管部132への接続部との
間には、補助熱交換器133が設けられている。この補
助熱交換器133は、図5に示すように、室外熱交換器
103の最下部に補助冷却管178を配置することで構
成される。室外熱交換器103の液管側出口にはサブク
ール熱交換器134が配置されている。このサブクール
熱交換器134は、図5に示すように、補助熱交換器1
33の補助冷却管178の風上側に位置してSC冷却管
177を配置することによって、補助熱交換器133と
隣接して配置された構成とすることができる。
間のガス管側配管部132に向けて、レシーバ121か
らガス状の冷媒を回収するためのガス抜きキャピラリ1
30が設けられる。室外機100の液管接続ポート11
4とガス管接続ポート115には、複数の分岐ユニット
300A,300B・・が接続されている。各分岐ユニ
ット300A,300B・・はそれぞれ同様の構成であ
るため、分岐ユニット300Aについて説明を行い、他
のものについての説明を省略する。
液管接続ポート114に接続される室外側液管接続ポー
ト301と、室外機100のガス管接続ポート115に
接続される室外側ガス管接続ポート303とを備えてい
る。分岐ユニット300Aは、室外側液管接続ポート3
01の内部で分岐する液管側分岐路を備えており、その
先端は、接続される室内機数の室内側液管接続ポート3
02を構成している。また、室外側ガス管接続ポート3
03の内部で分岐するガス管側分岐路を備えており、そ
の先端は、接続される室内機数の室内側ガス管接続ポー
ト304を構成している。ここでは、接続される室内機
を3台とし、室内側液管接続ポート302A,302
B,302Cおよび室内側ガス管接続ポート304A,
304B,304Cが設けられるものとする。また、
室外側液管接続ポート301と室外側ガス管接続ポート
303との間には、圧力調整用の電動弁308が設けら
れている。
ポート301から各室内側液管接続ポート302A〜3
02Cに至る分岐路中には、内部を通過する冷媒圧力を
減圧するための電動弁305A〜305Cと、内部を通
過する冷媒温度を検出するための液管サーミスタ306
A〜306Cがそれぞれ設けられている。また、分岐ユ
ニット300A中の室外側ガス管接続ポート303から
各室内側ガス管接続ポート304A〜304Cに至る分
岐路中には、内部を通過する冷媒温度を検出するガス管
サーミスタ307A〜307Cがそれぞれ設けられてい
る。
は、それぞれ複数の室内機200が接続される。図示し
たものは、各分岐ユニット300A,300B・・・に
接続可能な室内機数は3台であり、分岐ユニット300
Aには室内機200A〜200Cが接続され、分岐ユニ
ット300Bには室内機200D〜200Fが接続され
るものとする。各室内機200A〜200Fは、それぞ
れマルチ機用室内機、ペア機用室内機のいずれも使用可
能であり、ここでは室内機200Aとしてペア機用室内
機を用いる場合について説明する。
備えており、この室内熱交換器201に接続される冷媒
配管は、液管接続ポート204およびガス管接続ポート
205を介して室外機側に導出される。また、この室内
機200Aには、室内温度を検出するための室温サーミ
スタ202と、室内熱交換器201の温度を検出するた
めの室内熱交サーミスタ203とを備えている。
接続される室内機として、マルチ機用室内機を用いる場
合には、液管側配管部に内部を流れる冷媒の温度を検出
するための液管サーミスタが設けられている場合があ
り、この場合には、分岐ユニット300A,300B内
の液管サーミスタを省略することも可能である。〔冷媒
回路の制御方式〕前述した冷媒回路において、吐出−吸
入バイパス電動弁142は、室内機側の冷媒容量が少な
い場合(運転台数が少ない場合や運転している室内機の
室内熱交換器の容量が小さい場合など)に開度を大きく
して、暖房運転時には吐出圧力が上昇することを防止
し、冷房運転時には低圧側配管が凍結することを防止す
る。
は、ガス管電動弁129が開いている状態でレシーバ1
21に余剰冷媒がある場合に開閉制御されることでシス
テム全体の制御を行い、冷房運転時には、余剰冷媒の有
無を判別して室外機SC制御における余剰冷媒の制御を
行う。さらに、ガス管電動弁129は、暖房運転時に
は、余剰冷媒処理が必要な場合に所定開度で開くことに
よってレシーバ121内に余剰冷媒を貯め、冷房運転時
には、液管電動弁128が開いている状態でレシーバ1
21内に余剰冷媒がある場合に、開閉制御されることで
システム全体の制御を行う。
動作例を図8に示す。図8において、ステップS1では
冷媒回路上に余剰冷媒が無く、かつ容量制御を行う必要
がない状態であるか否かを判別する。冷媒回路上に余剰
冷媒が無く、かつ容量制御を行う必要がないと判断した
場合にはステップS2に移行する。ステップS2では、
吐出−吸入バイパス電動弁142を全閉状態、液管電動
弁128を全開状態、ガス管電動弁129を全閉状態と
する。
容量制御の必要もない状態は、図9に示すように、接続
された室内機200A〜200Fが全て運転中である場
合が考えられる。この場合、室外熱交換器103は蒸発
器として機能しており、各室内機の室内熱交換器201
が凝縮器として機能している。分岐ユニット300A,
300B内にある電動弁305A〜305C,305D
〜305Fは、それぞれ各室内機の設定に応じた開度で
制御され、各室内熱交換器201への冷媒分配を行うよ
うに構成されている。圧力調整用の電動弁305はここ
では全閉状態となっている。
0B内に配置されている電動弁305A〜305C,3
05D〜305Fにより、各室内熱交換器201への冷
媒分配が適切に行われる。また、回路上に余剰冷媒が発
生しないため、レシーバ121は機能していない状態と
なっており、吐出−吸入バイパス電動弁142、液管電
動弁128、ガス管電動弁129は、いずれも制御に用
いられない。
が有り、かつ容量制御を行う必要がない状態であるか否
かを判別する。冷媒回路上に余剰冷媒が有り、かつ容量
制御を行う必要がない状態であると判断した場合には、
ステップS4に移行する。ステップS4では、吐出−吸
入バイパス電動弁142を全閉状態、ガス管電動弁12
9を固定開度とし、液管電動弁128を目標吐出管温度
に対応して制御する。
ット300Aに接続されている室内機200A〜200
Cのみ運転を行っているような場合、室外機100の能
力による余剰冷媒が発生することが考えられる。この場
合、ガス管電動弁129を固定開度で開くことによって
補助熱交換器133で凝縮された冷媒をレシーバ121
に導入して溜めることができる。ガス管電動弁129を
通過する冷媒は補助熱交換器133で凝縮されているた
めに、その温度は一般的な電動弁の耐熱温度を超えるこ
とがなく、ガス管電動弁129として安価なものを選択
することが可能となる。また、液管電動弁128の開度
を目標吐出管温度に対応して制御することにより、レシ
ーバ121内の余剰冷媒を調整して吸入過熱度制御する
ことでシステム全体の制御とすることができる。
が有り、かつ容量制御を行う必要がある状態であるか否
かを判別する。たとえば、冷媒回路上に余剰冷媒が存在
し、かつ圧縮機101の運転周波数が下限周波数になっ
てもピークカット制御が垂下ゾーンであるような場合に
は、余剰冷媒がありかつ容量制御を行う必要があると判
断してステップS6に移行する。
動弁142を全閉状態のままで、ピークカット制御にお
ける無変化域で安定するようにガス管電動弁129の開
度制御を行う。また、液管電動弁128の開度を目標吐
出管温度に対応して制御する。たとえば、図11に示す
ように、分岐ユニット300A,300Bに接続されて
いる室内機200のうち、室内機200Cのみ運転され
ており、かつこの室内機200Cが大容量の室内機であ
るような場合に、このような運転状態となる可能性があ
る。
とによって補助熱交換器133の凝縮能力を高め、ピー
クカット制御の無変化域で安定するようにガス管電動弁
129の開度制御を行う。このことにより、補助熱交換
器133を介して凝縮された冷媒をレシーバ121に導
入し、余剰冷媒をレシーバ121内に溜めるとともに、
高圧側の冷媒容量を安定させて、圧縮機101の周波数
制御をピークカット制御の無変化域で安定させる。ま
た、ガス管電動弁129が開いているため、システム全
体の制御(吸入過熱度制御)は、液管電動弁128の開
度を目標吐出管温度に対応した制御とすることによりレ
シーバ121内の余剰冷媒を調整することで行われる。
全開であってもなおピークカット制御の垂下ゾーンであ
るか否かを判別する。圧縮機101の運転周波数が下限
周波数になってもピークカット制御が垂下ゾーンである
場合であって、ガス管電動弁129が全開であってもな
おピークカット制御の垂下ゾーンである場合にはステッ
プS8に移行する。
制御がピークカット制御の無変化域で安定するように、
吐出−吸入バイパス電動弁142の開度を制御する。こ
のとき、ガス管電動弁129は全開状態であり、液管電
動弁128は目標吐出管温度に対応して開度制御を行
う。たとえば、図12に示すように、分岐ユニット30
0A,300Bに接続されている室内機200のうち、
室内機200Cのみ運転されており、かつこの室内機2
00Cの容量が小さい場合に、ガス管電動弁129を全
開にしているにもかかわらず、ピークカット制御の垂下
ゾーンであるような運転状況となる可能性がでてくる。
この場合に、吐出−吸入バイパス電動弁142を制御す
ることにより容量制御を行い、圧縮機101の周波数制
御をピークカット制御の無変化域で安定させる。また、
ガス管電動弁129が開いているため、システム全体の
制御(吸入過熱度制御)は、液管電動弁128の開度を
目標吐出管温度に対応した制御とすることによりレシー
バ121内の余剰冷媒を調整することで行われる。
動作例を図13に示す。図13において、ステップS1
1では冷媒回路上に余剰冷媒があり、かつ容量制御が不
要の状態であるか否かを判別する。冷媒回路上に余剰冷
媒がなく、容量制御を行う必要がないと判断した場合に
はステップS12に移行する。ステップS12では、吐
出−吸入バイパス電動弁142を全閉状態、ガス管電動
弁129を全開状態とし、サブクール熱交換器134に
よるSC制御を行うために液管電動弁128を全閉状態
とする。
容量制御の必要もない状態は、図14に示すように、接
続された室内機200A〜200Fが全て運転中である
場合が考えられる。この場合、室外熱交換器103は凝
縮器として機能しており、各室内機の室内熱交換器20
1が蒸発器として機能している。分岐ユニット300
A,300B内にある電動弁305A〜305C,30
5D〜305Fは、それぞれ各室内機の設定に応じた開
度で制御され、各室内熱交換器201への冷媒分配を行
うように構成されている。圧力調整用の電動弁305は
ここでは全閉状態となっている。
0B内に配置されている電動弁305A〜305C,3
05D〜305Fにより、各室内熱交換器201への冷
媒分配を適切に行うことができる。また、回路上に余剰
冷媒が発生しないため、レシーバ121は機能していな
い状態となっており、吐出−吸入バイパス電動弁14
2、液管電動弁128、ガス管電動弁129は、いずれ
も制御に用いられない。
媒があり、かつ容量制御を行う必要がない状態であるか
否かを判別する。余剰冷媒がありかつ容量制御を行う必
要がないと判断した場合には、ステップS14に移行す
る。ステップS14では、吐出−吸入バイパス電動弁1
42を全閉状態とした上で、サブクール熱交換器134
によるSC制御が可能な程度に液管電動弁128を開く
(全開とはしない)。また、圧縮機101の吐出管温度
が目標温度となるように、ガス管電動弁129の開度を
制御して、システム全体の制御(吸入過熱度制御)を行
う。
ット300Aに接続されている室内機200A〜200
Cのみ運転を行っているような場合、室外機100の能
力による余剰冷媒が発生することが考えられる。この場
合、液管電動弁128を開くことによって液冷媒をレシ
ーバ121に導入して溜めることができる。また、ガス
管電動弁129の開度を目標吐出管温度に対応して制御
することにより、レシーバ121内の余剰冷媒を調整し
て吸入過熱度制御することでシステム全体の制御とする
ことができる。
機200のうち分岐ユニット300Aに接続される室内
機200Cのみが運転状態であり、かつこの室内機20
0Cが大容量である場合に同様の運転状態となることが
考えられる。この場合にも、図15の場合と同様の制御
を行うことで、適切な余剰冷媒処理およびシステム制御
を行うことが可能となる。
媒があり、かつ容量制御を行う必要がある状態か否かを
判別する。余剰冷媒がありかつ容量制御を行う必要があ
ると判断した場合にはステップS16に移行する。たと
えば、室内機の運転台数が少なく余剰冷媒がある状態
で、圧縮機101の運転周波数が下限周波数になっても
凍結防止制御が垂下ゾーンであるような場合には、容量
制御を行う必要があると判断してステップS16に移行
する。
数制御において凍結防止制御の無変化域で安定するよう
に、吐出−吸入バイパス電動弁142の開度制御を行
う。このとき、液管配管部131からの余剰冷媒処理を
行うために液管電動弁128の開度制御を行い(全開で
はない)、液冷媒をレシーバ121に溜める。また、液
管電動弁128が開いているため、ガス管電動弁129
の開度を目標吐出管温度に対応して制御することでレシ
ーバ121内の冷媒量を調整し、システム全体の制御を
行う。
に示すように、接続されている室内機200のうち室内
機200Cだけが運転状態であり、かつこの室内機20
0Cが小容量であるような場合に起こり得る。運転中の
室内機の室内熱交換器201に対応する電動弁305C
は、室内温度設定などに応じた開度制御が行われ、他の
電動弁305A,305Bおよび分岐ユニット300B
内の電動弁305D〜305Fについては閉止状態とな
っている。この状態で、吐出−吸入バイパス電動弁14
2の開度制御を行って圧縮機101の周波数制御を安定
させ、液管電動弁128の開度調整を行うことで余剰冷
媒処理を行い、さらにガス管電動弁129の開度調整を
行うことでシステム全体の制御を行うことができる。
よりも低いか否かを判別する。外気温度が所定温度以下
である場合に、液管電動弁128を全閉状態にしている
と、圧縮機101の吸入側圧力よりレシーバ121内の
圧力が低くなり、レシーバ121内に溜まり込んだ液冷
媒が抜けないおそれがある。この場合には、冷媒回路内
の冷媒不足を生じるおそれがある。したがって、このよ
うな状態になると想定される所定温度よりも外気温度が
低いと判断した場合には、ステップS18に移行する。
所定開度開くことによってレシーバ121内の圧力をガ
ス管配管部132内の圧力よりも高くし、レシーバ12
1内の液冷媒を補助熱交換器133側に排出する。ま
た、液管電動弁128が開いているため、ガス管電動弁
129の開度を制御することによって、目標吐出管温度
制御を行い、システム全体の制御を行うことが可能とな
る。さらに、吐出−吸入バイパス電動弁142に開度を
凍結防止のための制御とすることにより、アキュムレー
タ105内の液冷媒を蒸発させて圧縮機101の吸入温
度を高めることができる。
00のうち小容量の室内機200Cのみが運転されてい
るようなときであっても、外気温度が低い場合には、余
剰冷媒が発生しないことがある。このような場合には、
液管電動弁128を全閉状態としてレシーバ121に液
冷媒が導入されないような構成とすることが考えられる
が、液管電動弁128を全閉状態としてしまうと、一旦
溜まった液冷媒を抜くことができなくなる。したがっ
て、液管電動弁128を所定開度で開き、ガス管電動弁
129の開度を制御することによって、補助熱交換器1
33側に液冷媒を排出するとともに、システム全体の制
御を行うように構成できる。
パス電動弁142の開度を制御することによって、アキ
ュムレータ105内の液冷媒を蒸発させて、圧縮機10
1の周波数制御の無変化域での安定的な制御を行うよう
に構成する。 〔他の実施形態〕 (A)ペア機用室外機とペア機用室内機とを接続する場
合には、分岐ユニット300を省略することができる。
この場合には、図19に示すように、室外機100内の
液管配管部131とバイパス回路151との合流部と、
液管閉鎖弁116との間に減圧用の電動弁181を設け
るように構成できる。
態〜第5実施形態のバイパス回路151の構成を適用す
ることが可能である。 (B)複数の室内機を接続することが可能に構成された
マルチ機用室外機では、図20に示すように、接続され
る室内機に対応して液管接続ポート114A〜114C
およびガス管接続ポート115A〜115Cが設けられ
ている。液管接続ポート114A〜114Cの室内機1
00内部側には、それぞれ液管閉鎖弁116A〜116
Cおよび冷媒分配用および減圧用の電動弁181A〜1
81Cが設けられている。ガス管接続用ポート115A
〜115Cの室外機100内部側には、それぞれガス管
閉鎖弁117A〜117Cが設けられている。
を接続する場合にも上述したような第1実施形態〜第5
実施形態のバイパス回路151の構成を適用することが
できる。
は、圧縮機温度を低減するためのインジェクション回路
を設けることなく、容量制御を行うことを可能とし、暖
房時における高圧部の圧力上昇および吐出管温度の上昇
を防止し、冷房時における低圧部における温度低下を防
止して室内熱交換器の凍結を防止することができる。
Claims (13)
- 【請求項1】室外機(100)内に配置されるアキュム
レータ(105)、圧縮機(101)、四路切換弁(1
02)、室外熱交換器(103)とを含む室外機側冷媒
回路と、室内機(200)内に配置される室内熱交換器
(201)とを液管側配管とガス管側配管とによって接
続する空気調和機の冷媒回路であって、 前記液管側配管(131)とガス管側配管(132)と
をバイパスするバイパス回路を設け、前記バイパス回路
(151)上に補助熱交換手段を設けたことを特徴とす
る空気調和機の冷媒回路。 - 【請求項2】前記室外機(100)内に配置され、前記
室外機側冷媒回路と前記室内熱交換器(201)との間
に設けられる液管閉鎖弁(116)およびガス管閉鎖弁
(117)とをさらに備え、 前記バイパス回路(151)は、前記四路切換弁(10
2)と前記ガス管閉鎖弁(117)との間のガス管側配
管(132)と、前記室外熱交換器(103)と前記液
管閉鎖弁(116)との間の液管側配管(131)との
間に設けられ、前記補助熱交換手段は、前記バイパス回
路(151)に設けられる補助熱交換器(133)と、
前記補助熱交換器(133)から前記液管配管部(13
1)に接続する液管側接続管(122)に設けられる冷
媒開閉手段とを備える、請求項1に記載の空気調和機の
冷媒回路。 - 【請求項3】前記冷媒開閉手段は冷媒を減圧することと
冷媒流れを遮断することが可能な機能部品である、請求
項2に記載の空気調和機の冷媒回路。 - 【請求項4】前記冷媒開閉手段は、電磁弁(152)と
キャピラリ(153)と逆止弁(154)とを組み合わ
せた構成である、請求項3に記載の空気調和機の冷媒回
路。 - 【請求項5】前記冷媒開閉手段は、電動弁(128)で
構成される、請求項3に記載の空気調和機の冷媒回路。 - 【請求項6】前記補助熱交換器(133)は前記室外熱
交換器(103)の下部に設けられる、請求項1〜5の
いずれかに記載の空気調和機の冷媒回路。 - 【請求項7】前記室外熱交換器(103)は液管側に位
置してサブクール熱交換器(134)を備え、前記補助
熱交換器(133)と前記サブクール熱交換器(13
4)とが隣接して配置される、請求項6に記載の空気調
和機の冷媒回路。 - 【請求項8】前記補助熱交換器(133)は前記サブク
ール熱交換器(134)の風上側に配置される、請求項
7に記載の空気調和機の冷媒回路。 - 【請求項9】前記室外機側冷媒回路と前記室内熱交換器
(201)との間の液管側配管に減圧回路(305)を
備える、請求項1〜8のいずれかに記載の空気調和機の
冷媒回路。 - 【請求項10】前記減圧回路(305)は、接続される
複数の室内機(200)に対応して設けられる冷媒分配
用電動弁である、請求項9に記載の空気調和機の冷媒回
路。 - 【請求項11】前記減圧回路(305)は、前記室外機
側冷媒回路と前記室内熱交換器(201)との間に配置
される冷媒分岐ユニット(300)内に設けられてい
る、請求項10に記載の空気調和機の冷媒回路。 - 【請求項12】前記室外機側冷媒回路内のバイパス回路
(151)の液管側合流部と前記液管閉鎖弁(116)
との間に減圧回路を備える、請求項2〜8のいずれかに
記載の空気調和機の冷媒回路。 - 【請求項13】前記減圧回路は、接続される複数の室内
機に対応して設けられる冷媒分配用電動弁である、請求
項12に記載の空気調和機の冷媒回路。
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WO2009066581A1 (ja) * | 2007-11-22 | 2009-05-28 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | ヒートポンプ式空気調和機 |
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WO2009066581A1 (ja) * | 2007-11-22 | 2009-05-28 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | ヒートポンプ式空気調和機 |
JP2009127939A (ja) * | 2007-11-22 | 2009-06-11 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ヒートポンプ式空気調和機 |
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