JP2001329472A - 交編織染色物および交編織染色物の製造方法 - Google Patents

交編織染色物および交編織染色物の製造方法

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JP2001329472A JP2001061365A JP2001061365A JP2001329472A JP 2001329472 A JP2001329472 A JP 2001329472A JP 2001061365 A JP2001061365 A JP 2001061365A JP 2001061365 A JP2001061365 A JP 2001061365A JP 2001329472 A JP2001329472 A JP 2001329472A
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Tomoyuki Horiguchi
智之 堀口
Jiro Amano
慈朗 天野
Shuichi Kaji
修一 梶
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Abstract

(57)【要約】 【課題】洗濯堅牢度に優れ、玉虫調、リバーシブル、柄
だしなどの異色効果が明瞭に表現できるポリアミド系繊
維とポリエステル系繊維からなる交編織繊維染色物およ
びその製造方法を提供する。 【解決手段】ポリアミド系繊維とポリエステル系繊維の
交編織繊維構造物であって、少なくとも分散染料と反応
染料により染色されてなり、さらに該交編織染色物のJ
IS L−0844に規定される洗濯堅牢度A−2法に
おける変退色及び汚染が共に4級以上であることを特徴
とする交編織染色物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗濯堅牢度と異色
性に優れたポリエステル系繊維とポリアミド系繊維から
なる交編織染色物および交編織染色物の製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来玉虫調やリバーシブルなどの異色効
果を後染めで出すために、一般には染着性の異なる糸条
を組み合わせた繊維構造物が知られている。例えばカチ
オン可染ポリエステルとポリエステルをカチオン染料と
分散染料で染色した染色物、カチオン可染ポリエステル
とポリアミド系繊維をカチオン染料と酸性染料で染色し
た染色物、ポリエステル系繊維とポリアミド系繊維を分
散染料と酸性染料で染色した染色物などが挙げられ、ポ
リエステル系繊維とポリアミド系繊維の色相差により玉
虫効果やリバーシブルなどの異色調染色物を得ることが
できる。また、ドビークロスやジャガード織編物などに
よって特定の模様を付与することがなされている。これ
ら以外にも、様々な異色調布帛が提案され、例えば特開
平10−8384号公報には、その一般的な組み合わせ
についての記載がなされている。
【0003】しかし、これらの中で分散染料と酸性染料
により染色されてなるポリエステル系繊維とポリアミド
系繊維からなる交編織品は、期待するような明瞭な異色
効果を発現したものが得られていないのが現状である。
また、ドビークロスやジャガード織編物のように特定の
柄を後染めで強調させたい場合、この組み合わせでは柄
出しが困難である問題もあった。これは染色中にポリエ
ステル系繊維側を染色する分散染料がポリアミド系繊維
側にも汚染するためと考えられている。
【0004】さらには、このような交編織品を衣料用途
などで使用する場合、ポリアミド系繊維側に汚染した分
散染料が原因で、洗濯堅牢度が非常に劣る問題があっ
た。この問題の解決としては、分散染料を用いずに酸性
染料でポリアミド系繊維側のみを染色する方法が挙げら
れるが、この場合はポリエステル部分が着色されていな
いため、異色性というより部分的に白場を残したいらつ
きが発生して品位に劣るものとなり、また発色性低下な
どの問題がある。
【0005】従ってポリエステル系繊維とポリアミド系
繊維からなる交編織染色物において、発色性、異色性、
洗濯堅牢度をすべて同時に満たすものは得られていない
のが現状である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は上記課
題に鑑み、洗濯堅牢度に優れ、玉虫調、リバーシブル、
柄だしなどの異色効果が明瞭に表現できるポリアミド系
繊維とポリエステル系繊維からなる交編織繊維染色物お
よびその製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる課題を解
決するために、次の様な構成および手段を採用する。
【0008】すなわち、本発明の交編織染色物はポリア
ミド系繊維とポリエステル系繊維の交編織繊維構造物で
あって、少なくともアゾ系分散染料と反応染料により染
色されてなり、さらに該交編織染色物のJIS L−0
844に規定される洗濯堅牢度A−2法における変退色
及び汚染が共に4級以上であるることを特徴とするもの
である。
【0009】また本発明の交編織染色物の製造方法は、
ポリアミド系繊維とポリエステル系繊維の交編織繊維構
造物の製造方法において、少なくとも分散染料と反応染
料を含む染液により染色し、該分散染料が少なくともア
ゾ基を含む分散染料を1種以上含み、かつ染色後にpH
2〜10で還元洗浄することを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明でいうポリエステル系繊維
とは代表的にはポリエチレンテレフタレートやポリブチ
レンテレフタレート、ポリプロピレンテレフタレートな
どが挙げられるが、これらに限定されず、テレフタル酸
以外の酸成分としてイソフタル酸、ナフタリン−2,5
−ジカルボン酸など種々のジカルボン酸類、ポリエチレ
ングリコールなどのジオール類を共重合させたものなど
の改質ポリエステルや他種ポリマーをブレンドした改質
ポリエステル、ポリ乳酸などの脂肪族ポリエステルなど
も含まれる。またポリアミド系繊維とはアミド結合を主
鎖中に有する繊維であれば特に限定されず、例えばナイ
ロン4、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン46、ナ
イロン9、ナイロン610、ナイロン11、ナイロン1
2、ナイロン612等およびこれらをベースにした改質
ポリアミド繊維等が挙げられる。またポリアクリル酸ナ
トリウム、ポリNピロリドン、ポリアクリル酸およぶそ
の共重合体、ポリビニルアルコールおよびその共重合
体、架橋ポリエチレンオキサイド系ポリマなどの吸湿、
吸水性物質やその他熱可塑性樹脂が本発明の目的を阻害
しない限り含有されていても良い。なお、これらの繊維
には艶消し剤、静電剤、耐光剤、耐熱剤等が含まれてい
てもよい。
【0011】糸形態はフィラメントでもステープルでも
特に限定されないが、特に玉虫調などの異色効果を際だ
たせるにはフィラメントであることが好ましい。
【0012】本発明においては単糸繊度は特に限定され
ないが、従来技術に対し特に洗濯堅牢度向上効果が高い
対象として好ましいのは、ポリエステルおよび/又はポ
リアミドの一部が溶解や割繊した後の単糸繊度が0.0
01〜1デシテックス、特にポリアミド系繊維の単糸繊
度が0.001〜1デシテックス、好ましくは0.00
1〜0.5デシテックスの極細繊維を含む繊維構造物か
らなるものである。これらの繊維の製造方法は特に限定
されず、例えば直接紡糸の他に、芯鞘型複合繊維や海島
型複合繊維、割繊型複合繊維等により得られるものを用
いることができる。
【0013】また、本発明の対象とする交編織染色物に
おけるポリエステル系繊維とポリアミド系繊維の重量比
(ポリエステル系繊維/ポリアミド系繊維)は特に限定
されるものではないが、異色調の発現効果が高い点や従
来技術に対し洗濯堅牢度向上効果が高い点で好ましい対
象としては、10/90〜90/10、好ましくは20
/80〜80/20、より好ましくは20/80〜50
/50、さらに好ましくは20/80〜40/60であ
る。ポリアミド系繊維比率が高いほど、特に洗濯堅牢度
の点で本技術の効果が高いが、ポリエステル系繊維比率
が10%未満であると、ポリアミド系繊維の片染めによ
っても構造組織や糸によっては異色を得いるには制約が
あるものの、良好な品位と洗濯堅牢度を得ることができ
る。
【0014】ポリエステル系繊維とポリアミド系繊維の
交編織形態は特に限定されず、例えばポリエステル系繊
維とポリアミド系繊維が交編織されてなるもの、ポリエ
ステル系繊維とポリアミド系繊維からなる混繊糸、混紡
糸、複合糸を、ポリエステル系繊維とポリアミド系繊維
からなる混繊糸、混紡糸、複合糸および/又はポリエス
テル系繊維やポリアミド系繊維が交編織されてなるも
の、などがある。本発明では異色調をより明確化できる
といった点で、ポリエステル系繊維とポリアミド系繊維
を交編織されてなるものが好ましい。交織であっても交
編であっても特に限定されないが、玉虫調などを得る目
的であれば交織が好ましく、本発明の染色物として好ま
しい形態である。
【0015】ここで織物組織としては特に限定されず、
要求する外観や用途に応じて決定すればよい。例えば玉
虫効果を出すには平織が好ましく、また自然感、微細色
差を付与する異色調であれば綾織、朱子織および種々の
変化組織、特別組織などで好みの外観を付与する、リバ
ーシブルには朱子織、二重組織や多層織物組織により付
与するなど適宜使い分けることが好ましい。またさらに
はドビーやジャガードなどで柄出しをしてもよい。典型
的な基本織としては、1×1平織、2×2綾織であり、
経糸、緯糸が重量比30:70〜70:30である。こ
れにジャガードやドビーを用いて所定間隔で折り目がつ
けられる。
【0016】糸を製織する方法は特に限定されず、例え
ばレピア、エアジェット、ウォータージェット、テリー
等のシャトルレス織機や、通常のシャトル織機により、
さらにはドビーもしくはジャガード能力付きの織機で製
織される。
【0017】また編み組織としてはよこ編、たて編等特
に限定されるものではなく、好みの用途や異色調を適宜
達成できるようにすればよい。例えばリバーシブルを得
るために立体編物であってもよく、ポリアミド系繊維と
ポリエステル系繊維の他にポリウレタン系弾性糸を用い
て、交編してなる伸縮性繊維構造物であってもよい。
【0018】本発明でいう分散染料とは、一般にポリエ
ステルを染色する分散型の染料であり、代表的にはキノ
ン系分散染料やモノアゾ、ジスアゾ、ベンゼンアゾや複
素環アゾ等のアゾ系分散染料があるが、これらに限定さ
れず種々のものが挙げられる。ここで本発明の交編織染
色物は洗濯堅牢度の向上や異色性向上の点で染色後に還
元洗浄を行って製造することが好ましいく、また淡中色
領域ではキノン系および/又はアゾ系分散染料を用い、
中濃色領域ではアゾ系やメチン系分散染料等の還元脱色
性を有する分散染料を主体として用いることが好まし
い。特に本発明においては発色性の他、調色の容易さ、
明瞭な異色を表現することが可能などの点で分子構造中
にアゾ基を少なくとも1つ以上有するアゾ系分散染料が
主体として染色されてなることが好ましい。通常種々の
色に染色する場合は2色以上の染料を配合することが行
われているが、少なくともその配合されてなる染料の内
1種以上がアゾ基を有するアゾ系分散染料であることが
好ましく、さらに好ましくは配合されてなる分散染料の
内アゾ系分散染料の比率が20〜100重量%、さらに
好ましくは60〜100重量%であることが好まし
い。。また、これらのアゾ系分散染料で、ポリエステル
上での堅牢度に優れる、ポリエステルにより優先染着す
る、還元洗浄した後の分解物がポリアミドに汚染しにく
い等の観点により、目的に応じて適宜選ぶことが好まし
い。
【0019】ここで本発明で好ましく用いられる分散染
料は、アゾ基を少なくとも1つ以上有する分散染料であ
れば特に限定されないが、例えばC.I.Disper
seYellow 5、7、23、114、163、2
31、Orange 13、25、29、30、Red
50、54、65、72、73、82、88、13
7、143、145、152、177、184、25
8、343、371、Blue 79、79:1、16
5、165:1、183、183:1、257、26
5、266、268、341、366、367などがあ
る。
【0020】本発明でいう反応染料とは、水溶性のアニ
オン性染料であり一般にヒドロキシル基やアミノ基に対
し、共有結合性を有する反応基を有する染料をいう。例
えば式Iに示すモノクロロトリアジン基(X=Cl、Y
=置換基)、モノフルオロトリアジン基(X=F、Y=
置換基)、カルボキシピリジニオトリアジン基(X=式
II、Y=置換基)、ジクロロトリアジン基(X=Y=C
l)など、式III に示すビニルスルホン基(Zは−CH
=CH2)、スルファトエチルスルホン基など(Zは−
CH2 CH2 1 を表し、Z1 は−OSO3 H、、−O
COCH3 、−OPO3 2 、−Cl、などの脱離基を
示す)、式IVに示すフルオロクロロピリミジン基、トリ
クロロピリミジン基など、式Vに示すブロモアクリルア
ミド基等の反応基を少なくとも1つ以上有する染料であ
るが、これに限らず、例えば『解説 染料化学』(色染
社)に記載されているような反応基を有するものでもよ
い。
【0021】本発明においてはこれらの反応基を1つ以
上有している染料であれば特に限定されず、例えば式I
のモノクロロトリアジン基を分子内に2つ以上有してい
る染料や、式Iのモノクロロトリアジン基又はモノフル
オロトリアジン基と式III のスルファトエチルスルホン
基を同一分子内含む異種反応基型染料でもよい。例えば
式IにおいてYが式III を含むものでもよい。
【0022】
【化1】
【0023】
【化2】
【0024】
【化3】
【0025】
【化4】
【0026】(式IV中において、X1〜X3はClまた
はFを示す)
【0027】
【化5】
【0028】こういった反応基を持つ染料としては、た
とえば”Sumifix”、”Sumifix Sup
ra”、”Remazol”、”Celmazo
l”、”Levafix”、”Procion”、”C
ibacron”、”Basilen”、”Drima
rene”、”Drimalan”、”Lanaso
l”、”Kayacion”、”Mikacio
n”、”Kayacelon React”、”Rea
lan”等の冠称名で市販されているものを用いること
ができる。いずれの反応染料も洗濯堅牢度の良好な染色
布帛を提供することができるが、特に式III に示すスル
ファトエチルスルホン基等は保護基により反応基が保護
されており、これらの反応基のみを有する染料で十分な
固着量を得るには、この保護基を外して反応基を活性化
させる必要がある。これらの保護基を完全に脱離させる
ためには、アルカリが必要である場合が多く、このよう
な染料を使用する場合、染色前のアルカリ前処理、ある
いは中性から弱酸性条件においても脱保護する染料を選
定することが必要となる。また染色によって十分な固着
が行われていない場合、還元洗浄によって色相が大きく
変化する場合がある。従って十分な固着量を容易に得る
ことができるといった点で特に、ブロモアクリルアミド
基、モノクロロトリアジン基、モノフルオロトリアジン
基、ジクロロトリアジン基、カルボキシピリジニオトリ
アジン基、フルオロクロロピリミジン基のうち少なくと
も1つを有する反応染料が、より好ましくはブロモアク
リルアミド基、モノクロロトリアジン基、モノフルオロ
トリアジン基、カルボキシピリジニオトリアジン基のう
ち少なくとも1つを有する反応染料が、より発色性に優
れ、洗濯堅牢度および/又は耐光堅牢度が向上するので
好ましい。これらの反応基を1つ以上有していれば、そ
の他の反応基は、例えばビニルスルホン基やスルファト
エチルスルホン基との異種官能基型であってもよい。こ
れらの染料は、市販されているものを適宜使用すること
ができ、例えば”Sumifix Supra”染料
(住友化学(株)製)、”Cibacron”染料(チ
バスペシャリティケミカルズ(株)製)、”Lanas
ol”染料(チバスペシャリティケミカルズ(株)
製)、”Procion”染料(三井BASF染料
(株)製)、”Kayacion”染料(日本化薬
(株)製)、”Kayacelon React”染料
(日本化薬(株)製)、”Basilen”染料(三井
BASF(株)製)、”Drimalan” F染料
(クラリアント(株)製)、”Drimarene”染
料(クラリアント(株)製)などを使用することができ
る。
【0029】本発明の交編織染色物はポリエステル系繊
維とポリアミド系繊維が同色であっても異色であっても
良いが、従来技術では得ることが困難といった点で好ま
しくはポリエステル系繊維とポリアミド系繊維がそれぞ
れ経糸と緯糸のどちらか一方に配されてなり、実質的に
ポリエステル系繊維とポリアミド系繊維が明瞭な色相差
を有しているもので、例えば玉虫調の外観を呈した織物
である。これは従来技術と比較して格段に優れる効果の
一つであり、このような構成からなる異色調交編織染色
物は本発明の特に好ましい形態である。異色調を得るに
は分散染料と反応染料の色相次第で決まり、適宜好みの
色に調整することで可能である。
【0030】本発明のポリエステル系繊維とポリアミド
系繊維からなる交編織染色物は上記の様に、常法にて製
糸、製編織を行い、分散染料と反応染料で染色した後、
好ましくは還元洗浄をして製品とすれば良い。また、特
に交編織染色物がJIS L−0844に規定される洗
濯堅牢度A−2法において変退色及び汚染が共に4級以
上であると、特にスポーツ用途などに展開が可能であり
適用範囲が広がるため好ましい。
【0031】染色する場合の手段は特に限定されず、浸
染、捺染、サーモゾル染色、インクジェット染色等適宜
使い分けることができる。但しサーモゾル染色について
はポリアミド系繊維側に反応染料が十分固着しないた
め、浸染、捺染、インクジェット染色、好ましくは浸染
の手段で行うことが好ましい。浸染の場合、用いる染色
機は特に限定されず、例えば高圧ジッガー染色機、ドラ
ム染色機、ウィンス染色機、液流染色機、気流染色機等
が上げられる。
【0032】いずれの手段においても本発明の染色物を
得るための製造方法としては特に限定されず、常法によ
って製造することができる。
【0033】特に本発明において好ましい交編織染色物
の製造方法としては、染液のpHを3〜8、好ましくは
4〜7、さらに好ましくは4.5〜6に調整して90〜
140℃の温度で一段染色した後、還元洗浄する方法で
ある。染液のpHが3未満であると洗濯堅牢度が低下し
やすくなり、pH8を越えるとポリアミド側への反応染
料の染着が不十分になり発色性や異色調が低下する問題
がある。また、特にポリアミド系繊維側の均染性を向上
させる必要がある場合、染色開始段階の染浴pHを中性
にし、時間および/又は温度上昇に従い染浴のpHを酸
性側にシフトさせる方法も有効である。pHスライド法
で行う場合、染色初期のpHを6〜9に調整し、最も酸
性側で2〜6にスライドさせる方法が好ましい。さらに
pH調整剤の他に金属イオン封鎖剤、均染剤、堅牢度向
上剤、柔軟剤、分散染料分散剤、キャリアー等を適宜使
用することが出来る。特に反応染料が金属を含有する場
合、適宜金属イオン封鎖剤を使用することが好ましい。
金属イオン封鎖剤としては特に限定されずに使用できる
が、このとき染色液のpHに注意して選択する。
【0034】その他、捺染についても公知の方法で行う
ことができ、インクジェット染色においても公知の方法
をそのまま適用することができる。例えばインクとして
染料と水の他に湿潤剤、乾燥防止剤、pH調整剤、防腐
剤、堅牢度向上剤等を適宜調整して調合し、繊維構造物
や水溶性高分子等で前処理した繊維構造物に付与した
後、ついでHP(High Pressure)スチー
ミング又はHT(High temperature)
スチーミング等で染料を繊維に吸尽固着させる。捺染や
インクジェット染色において、染料の固着の際にはポリ
アミド系繊維側の反応染料の固着をより向上させるため
にはHPスチーミングを行うことが好ましい。
【0035】さらに染色中および/又は染色後に常法に
よってフィックス処理等の固着処理を施すこともでき
る。
【0036】また特に異色効果および/又は洗濯堅牢度
の向上の点で、染色後に還元洗浄を行うことが好まし
い。その方法としては特に限定されないが、例えばハイ
ドロサルファイト(Na224)、二酸化チオ尿素
((NH22CSO2)、ナトリウムスルホキシレート
ホルムアルデヒド(NaHSO2・CH2O)、亜鉛スル
ホキシレートホルムアルデヒド(Zn(HSO2CH
2O)2)、塩化第一スズ(SnCl2・2H2O)等の還
元剤を用い、pH調整剤、界面活性剤、還元剤の安定化
剤等を適宜併用して行うことが出来る。ここで染色物の
洗濯堅牢度や異色が表現できる点で本発明において特に
好ましい製造方法としては、アゾ系分散染料を主体とし
て用いて染色し、酸性から中性域で還元洗浄を行う方法
である。
【0037】ここで還元洗浄の条件としては、得られる
染色物の堅牢度を向上させるため、明瞭な異色を表現す
るため、鮮明性を向上させるため、等の点で本発明にお
いては特に、用いる分散染料に関わらず、還元剤として
少なくとも二酸化チオ尿素、ナトリウムスルホキシレー
トホルムアルデヒド、亜鉛スルホキシレートホルムアル
デヒドから選ばれる1種以上の還元剤、好ましくは少な
くともナトリウムスルホキシレートホルムアルデヒドを
含む還元剤を用いてpH2〜10、好ましくは4〜9、
さらに好ましくは5〜8に調整して60〜130℃、好
ましくは90〜120℃、さらに好ましくは100〜1
20℃の温度で処理する弱酸性から中性付近での還元洗
浄が好ましい。pHが2未満や温度が130℃を越える
と反応染料が変色する傾向があり、pH10を越える場
合や温度が60℃未満の場合は分散染料の分解除去性が
低下して洗濯堅牢度や耐光堅牢度、異色表現等が低下す
る場合がある。
【0038】また、本発明ではキノン系分散染料を主体
として用いた場合は上記還元洗浄条件の他に、アルカリ
還元洗浄を行うこともできる。この時pHは、洗濯堅牢
度等の点で7〜13に調整し、好ましくは少なくともハ
イドロサルファイトを含む還元剤を用いて、適宜pH調
整剤、界面活性剤、還元剤の安定化剤を併用して処理す
ることが好ましい。一方本発明で好ましく用いられるア
ゾ系分散染料を主体として用いた場合は、キノン系分散
染料と異なり酸性で還元洗浄することもできる。この時
少なくとも二酸化チオ尿素、ナトリウムスルホキシレー
トホルムアルデヒド、亜鉛スルホキシレートホルムアル
デヒドから選ばれる少なくとも1種、好ましくは少なく
ともナトリウムスルホキシレートホルムアルデヒドを含
む還元剤を用い、pHを2〜7、好ましくは3〜6に調
整して適宜pH調整剤、界面活性剤、還元剤の安定化剤
等を併用して処理することができる。
【0039】これらの還元処理において、再現性の点で
処理中は適宜還元処理槽を密閉し、場合によっては窒素
などの不活性ガスで槽内を置換することが好ましい。
【0040】また、さらに耐光堅牢度を向上させる必要
がある場合、明瞭な異色をより表現する必要がある場
合、ポリアミド系繊維側の鮮明性を向上させる必要があ
る場合、等には還元処理後に界面活性剤によるソーピン
グ処理や酸化洗浄を行うことができる。本発明において
は、その効果がより高い点で酸化洗浄が好ましい。酸化
洗浄の条件は特に限定されず、例えば過酢酸、過酸化水
素、亜塩素酸ナトリウム、次亜塩素酸ナトリウム等の酸
化剤を用い、必要に応じてpH調整剤、界面活性剤、脆
化防止剤、テトラアセチレンジアミンのごとき酸化促進
剤、防錆剤等を適宜使用して処理することができる。特
に本発明においては、少なくとも亜塩素酸ナトリウムを
含む酸化剤を用い、pH3〜8、好ましくは4.5〜6
で50〜100℃、好ましくは60〜80℃で処理する
ことが好ましい。pHが3未満や温度が100℃を越え
ると反応染料の変色する場合があり、pH8を越える場
合や温度が50℃未満であると期待する効果が充分に得
られない場合がある。
【0041】また必要に応じて脱塩素処理や過酸化水素
による処理を追加してもよい。
【0042】本発明の染色物は、良好な洗濯堅牢度と寸
法安定性、ソフトなタッチ、発色性、異色性を兼備して
いるので、スポーツ着(一般品および弱撥水加工品等)
や、紳士婦人服、鞄地として好適に用いられる。
【0043】
【実施例】以下実施例で本発明を具体的に説明する。
【0044】布帛、染料、均染剤、還元洗浄剤、フィッ
クス剤は下記のものを使用した。また得られた染色物は
洗濯堅牢度(JIS L−0844 A−2法、9ファ
イバー使用)、耐光堅牢度(JIS L−0842)を
評価し、発色性は目視により3段階(○:濃い、△、
×:薄い)、異色調のものについては異色性を3段階
(○:異色調、△、×:異色効果なし)で評価した。な
お、%omfは布帛に対する重量%を示す。
【0045】 布帛a(混率:ナイロン6/ポリエチレンテレフタレート=55/45) 経糸:ナイロン6(78デシテックス26フィラメント) 緯糸:ポリエチレンテレフタレート(83デシテックス36フィラメント) からなる平織物(120×92(本/2.54cm))。
【0046】 布帛b(混率:ナイロン6/ポリエチレンテレフタレー=60/40) 経糸:ポリエチレンテレフタレート(56デシテックス18フィラメント) 緯糸:ポリエステル/ナイロン複合割繊型フィラメント (56デシテックス18フィラメント 9分割 ポリエチレンテレフタレート 0.28デシテックス×8 ナイロン6 0.9デシテックス×1) からなる平織物(110×102(本/2.54cm))。
【0047】 分散染料 染料1:アゾ系分散染料 ”Kayalon Polyester” Blue BLW (日本化薬(株)製) 染料2:アゾ系分散染料 ”Dianix”Blue S−2G(ダイスター(株)製) 反応染料 染料3:モノクロロトリアジン系反応染料 ”Procion” Royal H−EXL (三井BASF染料(株)製) 染料4:ブロモアクリルアミド系反応染料 ”Lanasol”Blue 3G (チバスペシャリティケミカルズ(株)製) 染料5:モノフルオロトリアジン系反応染料 ”Cibacron” Red F−B (チバスペシャリティケミカルズ(株)製) 酸性染料 染料6:酸性染料 ”Telon” Blue AFN 染料7:酸性染料 ”Telon” Red ABL (ダイスター(株)製) 均染剤 均染剤1:”アルベガール”B(チバスペシャリティケミカルズ(株)製) 均染剤2:”ニューボン”TS400(日華化学(株)製) 酸性還元洗浄条件(80℃で20分処理) 開始pH 5.0 還元剤:ナトリウムスルホキシレートホルムアルデヒド ”スーパーライト”C(三菱ガス化学(株)製) 4g/L 酢酸/酢酸ナトリウム緩衝液 pH5 ”デモール”N(花王(株)製) 0.5g/L 中性還元洗浄条件(110℃で30分処理) 開始pH 6.9 ”スーパーライト”C(三菱ガス化学(株)製) 4g/L ”カヤクバッファー”AC(日本化薬(株)製) 2g/L ”カヤソーパ”URE(日本化薬(株)製) 3g/L フィックス処理条件(80℃で20分処理) ”ナイロンフィックス”501 2%omf (センカ(株)製) 実施例1 布帛a,bに対し染料1(2%omf)と染料3(1%
omf)、均染剤1(2%omf)を用いて、酢酸/酢
酸ナトリウム緩衝液でpH5に調整して120℃で60
分染色し、酸性還元洗浄を行って染色布帛1(a)、染
色布帛2(b)を得た。この染色布帛の洗濯堅牢度およ
び発色性を評価し、結果を表1に示した。
【0048】実施例2 染料1と染料3の代わりに染料2(2%omf)と染料
4(1%omf)を用いた以外は実施例1同様に染色
し、酸性還元洗浄を行って染色布帛3(a)、染色布帛
4(b)を得た。この染色布帛の洗濯堅牢度および発色
性を評価し、結果を表1に示した。
【0049】実施例3 実施例2同様に染色し、酸性還元洗浄の代わりに中性還
元洗浄を行って染色布帛5(a)、染色布帛6(b)を
得た。この染色布帛の洗濯堅牢度および発色性を評価
し、結果を表1に示した。
【0050】実施例4 実施例3同様に染色、中性還元洗浄を行い、さらに酸化
洗浄を行って染色布帛7(a)、染色布帛8(b)を得
た。得られた染色布帛の鮮明性は実施例3より若干向上
していた。この染色布帛の洗濯堅牢度および発色性を評
価し、結果を表1に示した。
【0051】実施例5 布帛a,bに対し染料1(2%omf)と染料5(1%
omf)、均染剤1(2%omf)を用いて、酢酸/酢
酸ナトリウム緩衝液でpH5に調整して120℃で60
分染色し、酸性還元洗浄を行って染色布帛9(a)、染
色布帛10(b)を得た。この染色布帛の洗濯堅牢度お
よび発色性、異色性を評価し、結果を表1に示した。
【0052】実施例6 染料1の代わりに染料2(2%omf)を用いた以外は
実施例5と同様に染色し、酸性還元洗浄を行って染色布
帛11(a)、染色布帛12(b)を得た。この染色布
帛の洗濯堅牢度および発色性、異色性を評価し、結果を
表1に示した。
【0053】実施例7 実施例6同様に染色し、酸性還元洗浄の代わりに中性還
元洗浄を行って染色布帛13(a)、染色布帛14
(b)を得た。この染色布帛の洗濯堅牢度および発色
性、異色性を評価し、結果を表1に示した。
【0054】比較例1 布帛a,bに対し染料1(2%omf)と染料6(1%
omf)、均染剤2(2%omf)を用いて、酢酸/酢
酸ナトリウム緩衝液でpH5に調整して120℃で60
分染色し、フィックス処理を行って染色布帛15
(a)、染色布帛16(b)を得た。この染色布帛の洗
濯堅牢度および発色性を評価し、結果を表1に示した。
【0055】比較例2 布帛a,bに対し染料1(2%omf)と染料7(1%
omf)、均染剤2(2%omf)を用いて、酢酸/酢
酸ナトリウム緩衝液でpH5に調整して120℃で60
分染色し、フィックス処理を行って染色布帛17
(a)、染色布帛18(b)を得た。この染色布帛の洗
濯堅牢度および発色性、異色性を評価し、結果を表1に
示した。
【0056】比較例3 染料3の代わりに染料6を用いた以外は実施例1と同様
に染色し、染色布帛19(a)、染色布帛20(b)を
得た。得られた布帛は還元洗浄により変色および退色を
し、くすんで黒ずんだ色調となった。この染色布帛の洗
濯堅牢度および発色性を評価し、結果を表1に示した。
【0057】比較例4 布帛a,bに対し染料4(1%omf)、均染剤2(2
%omf)を用いて、酢酸/酢酸ナトリウム緩衝液でp
H5に調整して90℃で40分染色し、フィックス処理
を行って染色布帛21(a)、染色布帛22(b)を得
た。染色布帛21および22は部分的に白色のいらつき
が生じ、品位に劣るものであった。この染色布帛の洗濯
堅牢度および発色性を評価し、結果を表1に示した。
【0058】
【表1】
【0059】この結果から、本発明のポリエステル系繊
維とポリアミド系繊維からなる交編織染色物は洗濯堅牢
度と発色性を両立していることが判った。また分散染料
と反応染料の色調を変えることで明瞭な異色調を表現で
きることが判った。
【0060】
【発明の効果】本発明により、ポリエステル系繊維とポ
リアミド系繊維からなる交編織染色物が良好な洗濯堅牢
度と発色性が両立でき、しかも玉虫調などの異色効果が
明瞭に表現できる。従ってこの素材を用いたスポーツ、
紳士婦人用衣料や鞄の他、異色調を生かした様々な用途
に展開が可能となった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) D06P 1/18 D06P 1/18 1/382 1/382 1/384 1/384 3/82 3/82 H 3/86 3/86 3/87 3/87 C D 5/00 120 5/00 120C Fターム(参考) 4H057 AA01 AA02 BA07 BA08 BA24 CA07 CA08 CB13 CB21 CB22 CB34 CB35 CB61 CC03 DA01 DA30 EA11 EA21 GA07 GA08 GA21 HA01 HA03 HA17 HA18 HA90 JA10 JB03 4L002 AA07 AB02 AB05 DA04 EA00 FA01 4L048 AA21 AA24 AA27 AA35 AB07 AB11 BA01 BA02 CA00 DA01 EB05

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリアミド系繊維とポリエステル系繊維の
    交編織繊維構造物であって、少なくとも分散染料と反応
    染料により染色されてなり、さらに該交編織染色物のJ
    IS L−0844に規定される洗濯堅牢度A−2法に
    おける変退色及び汚染が共に4級以上であることを特徴
    とする交編織染色物。
  2. 【請求項2】該分散染料が少なくともアゾ基を1つ以上
    有する分散染料を含むことを特徴とする請求項1記載の
    交編織染色物。
  3. 【請求項3】該反応染料がブロモアクリルアミド基、モ
    ノクロロトリアジン基、モノフルオロトリアジン基、ジ
    クロロトリアジン基、カルボキシピリジニオトリアジン
    基およびフルオロクロロピリミジン基のうち少なくとも
    1つを有するものを含むことを特徴とする請求項1また
    は2記載の交編織染色物。
  4. 【請求項4】該ポリエステル系繊維および/又はポリア
    ミド系繊維の単糸繊度が0.001〜1デシテックスで
    あるものを含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    かに記載の交編織染色物。
  5. 【請求項5】該ポリエステルとポリアミドの混合重量比
    (ポリエステル/ポリアミド)が10/90〜90/1
    0であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記
    載の交編織染色物。
  6. 【請求項6】ポリアミド系繊維とポリエステル系繊維の
    交編織染色物の製造方法において、少なくとも分散染料
    と反応染料を含む染液により染色し、該分散染料が少な
    くともアゾ基を含む分散染料を1種以上含み、かつ染色
    後にpH2〜10で還元洗浄することを特徴とする交編
    織染色物の製造方法。
  7. 【請求項7】該反応染料がブロモアクリルアミド基、モ
    ノクロロトリアジン基、モノフルオロトリアジン基、ジ
    クロロトリアジン基、カルボキシピリジニオトリアジン
    基およびフルオロクロロピリミジン基のうち少なくとも
    1つ以上有するものを含むことを特徴とする請求項6記
    載の交編織染色物の製造方法。
  8. 【請求項8】該還元洗浄における還元剤がナトリウムス
    ルホキシレートホルムアルデヒド、二酸化チオ尿素、亜
    鉛スルホキシレートホルムアルデヒドのいずれかを1種
    以上含むことを特徴とする請求項6または7に記載の交
    編織染色物の製造方法。
  9. 【請求項9】該還元洗浄をpH5〜8、温度90〜12
    0℃で行うことを特徴とする請求項6〜8のいずれかに
    記載の交編織染色物の製造方法。
  10. 【請求項10】還元洗浄後に酸化洗浄を行うことを特徴
    とする請求項6〜9のいずれかに記載の交編織染色物の
    製造方法。
  11. 【請求項11】該酸化洗浄における酸化剤が少なくとも
    亜塩素酸ナトリウムを含むことを特徴とする請求項6〜
    10のいずれかに記載の交編織染色物の製造方法。
  12. 【請求項12】該酸化洗浄をpH3〜8、温度50〜1
    00℃で行うことを特徴とする請求項6〜11のいずれ
    かに記載の交編織染色物の製造方法。
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