JP2001329089A - 熱可塑性樹脂組成物の成形体 - Google Patents

熱可塑性樹脂組成物の成形体

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章博 藪井
Yoshihiro Otsuka
喜弘 大塚
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、堅固に密着したコーティング層が
形成された熱可塑性樹脂組成物の成形体を提供すること
を課題とする。 【解決手段】 熱可塑性樹脂および官能基を有する化合
物よりなる熱可塑性樹脂組成物の成形体の表面にコーテ
ィング層を設けたことを特徴とする成形体、更に、熱可
塑性樹脂およびビニル芳香族炭化水素化合物を主体とす
る重合体ブロックと共役ジエン化合物を主体とする重合
体ブロックとからなるブロック共重合体、又はその部分
水添物をエポキシ化して得られるエポキシ化ジエン系ブ
ロック共重合体よりなる熱可塑性樹脂組成物の成形体の
表面にコーティング層を設けたことを特徴とする成形
体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車部品、家電
部品あるいは電装部品などの工業用材料及び日用雑貨と
して好適な塗装性に優れた熱可塑性樹脂組成物の成形体
に関する。
【0002】
【従来の技術】熱可塑性樹脂、例えば、ポリプロピレン
樹脂は、軽量で、剛性、硬度および耐熱性などに優れて
おり、射出成形、カレンダー成形、押出成形などの種々
の成形方法によって容易に所望形状にすることができ、
しかも安価であるので従来よりインストルメントパネ
ル、トリム、ピラーなどの自動車内装用途、フェンダ
ー、バンパー、サイドモール、マッドガード、ミラーカ
バーなどの自動車外装用途、自動車部品、家電部品、工
業部品、日用雑貨に広く利用されている。ところが、ポ
リオレフィン系樹脂は全般的に塗装性、塗膜密着性、コ
ーティング剤の密着性に問題が有り、その改良が求めら
れている。
【0003】そこで、ポリプロピレン樹脂等のポリオレ
フィン系樹脂については、一般に表面処理した後に塗装
が実施されている。
【0004】塗装前の表面処理とは、非極性のポリオレ
フィン系樹脂成形体表面の脱脂や極性付与等の目的で行
われるものであり、具体的にはトリクロロエタン等のハ
ロゲン化炭化水素溶剤による表面処理の後、コロナ放電
やプラズマジェット等によって表面を酸化したり、極性
基を生成させたりして、塗装が行われている。
【0005】表面処理以外に非極性のポリオレフィン系
樹脂組成物に塗装性を付与する方法としては、一般的に
は極低分子量のエチレンプロピレンゴム(EPR)を添
加する方法が用いられる。このほかにも、極性基を有す
る化合物で変性したポリオレフィンを添加する方法(特
開平6−157838号公報)、不飽和ヒドロキシル基
を有する化合物で変性されたポリオレフィンを添加する
方法(特開平5−39383号公報)、末端に極性基を
有するオリゴマーを添加する方法(特開平3−1571
68)が提案されている。
【0006】しかしながら、これらの方法においては、
十分な塗装性を発現するために、多量の極低分子量のE
PRや化学的に変成した化合物を添加する必要がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、複雑な表面
処理を行わずに、堅固に密着したコーティング層が形成
された熱可塑性樹脂組成物の成形体を提供することを課
題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、熱可塑性樹脂にエ
ポキシ基などの官能基を有する化合物を添加した熱可塑
性樹脂組成物を材料として形成した成形体は、コーティ
ング前にコロナ放電処理などの特別の表面処理を行わな
くても、表面に堅固に密着したコーティング層を形成出
来ることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0009】すなわち本発明の第1は、熱可塑性樹脂
(a1)および官能基を有する化合物(a2)よりなる
熱可塑性樹脂組成物(A)の成形体の表面にコーティン
グ層(B)を設けたことを特徴とする成形体である。ま
た、本発明の第2は、官能基を有する化合物(a2)が
エポキシ基を有する化合物であることを特徴とする本発
明の第1に記載の成形体である。また、本発明の第3
は、エポキシ基を有する化合物がビニル芳香族炭化水素
化合物を主体とする重合体ブロックと共役ジエン化合物
を主体とする重合体ブロックとからなるブロック共重合
体、又はその部分水添物をエポキシ化して得られるエポ
キシ化ジエン系ブロック共重合体であることを特徴とす
る本発明の第2に記載の成形体である。また、本発明の
第4は、コーティング層(B)が、紫外線硬化型ウレタ
ンアクリレート系コーティング剤によって形成されたも
のであることを特徴とする本発明の第1〜3に記載の成
形体である。また、本発明の第5は、熱可塑性樹脂組成
物(A)が、熱可塑性樹脂(a1)85〜97質量%と
官能基を有する化合物(a2)15〜3質量%よりなる
ことを特徴とする本発明の第1〜4に記載の成形体であ
る。また、本発明の第6は、熱可塑性樹脂(a1)が、
ポリオレフィン樹脂であることを特徴とする本発明の第
1〜5に記載の成形体である。また、本発明の第7は、
ポリオレフィン樹脂が、ポリプロピレン系樹脂及び/又
はポリエチレン系樹脂であることを特徴とする本発明の
第6に記載の成形体である。また、本発明の第8は、形
成体にコーティング層を密着させる前に、形成体の表面
を溶剤処理することを特徴とする本発明の第1〜7に記
載の成形体である。また、本発明の第9は、成形体の溶
剤処理に使用する溶媒が、キシレン、シクロヘキサンの
ような疎水性溶媒である事を特徴とする本発明の第8に
記載の成形体である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明のコーティング層を
設けたことを特徴とする成形体について詳細に説明す
る。尚、本明細書では、新計量法施行に伴い、単位とし
て国際単位系を使用する。従って、従来、質量の意味で
使用されていた「重量」は「質量」と記載する。これに
合わせて、「重量%」、「重量部」等を「質量%」、
「質量部」等と記載する。
【0011】[熱可塑性樹脂(a1)]本発明で用いら
れる熱可塑性樹脂(a1)が熱可塑性樹脂組成物(A)
に占める割合は、好ましくは85〜97質量%である。
【0012】本発明の熱可塑性樹脂(a1)は、公知の
熱可塑性樹脂であれば、特に限定されることなく用いら
れるが、好ましい熱可塑性樹脂としては、ABS樹脂、
耐衝撃性ポリスチレン樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポ
リメチルメタクリレート樹脂、ポリプロピレン樹脂、飽
和ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリ塩化ビニル
樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリフェニレンオキサイド
系樹脂等の汎用熱可塑性樹脂やエンジニアリングプラス
チック及びこれらの混合物があげられる。これらの中で
もより好ましいものとしては、ポリプロピレン、ポリエ
チレン等の非極性α−オレフィン系樹脂があげられる。
なお、これらの熱可塑性樹脂の製造方法は特に限定され
ない。
【0013】非極性α−オレフィン系樹脂とは、非極性
のα−オレフィン系単量体の単独重合体であっても、2
種類以上の単量体からなる共重合体であってもよい。具
体的には、超低密度、低密度、中密度、高密度ポリエチ
レン、プロピレン系重合体、ポリブテン−1、ポリ−4
−メチルペンテン等の単独重合体、エチレン系共重合
体、及びプロピレン系共重合体等が挙げられ、なかでも
プロピレン系重合体及びプロピレン系共重合体の改質効
果が高く、好ましい。
【0014】このプロピレン系重合体とは、結晶性のポ
リプロピレンであって、プロピレン単独重合体であって
も、プロピレンと他のα−オレフィンとの共重合体であ
ってもよい。この共重合体は、ブロック共重合体であっ
てもランダム共重合体であってもよい。好ましくはプロ
ピレン単独重合体及び/又は、プロピレンブロック共重
合体である。更に好ましくはプロピレンブロック共重合
体である。
【0015】結晶性ポリプロピレンが、プロピレン・エ
チレンブロック共重合体である場合には、エチレンから
導かれる単位を0.5〜8モル%、好ましくは1〜7モ
ル%含有している事が望ましい。なおエチレン等から導
かれる単位の含有している量を、エチレン等の含有量と
略記する。
【0016】なおエチレン単位含有量は13C−NMRか
ら常法により求めることができる。このような結晶性ポ
リプロピレン(A)のX線回折法で測定される結晶化度
は、通常56%以上、好ましくは60%以上、さらに好
ましくは65〜95%である。上記結晶性はアイソタク
ッティックによるものであっても、シンジオタクッティ
ックによるものであっても良い。
【0017】[官能基を有する化合物(a2)]本発明
で用いられる官能基を有する化合物(a2)が熱可塑性
樹脂組成物(A)に占める配合量は、好ましくは3〜1
5質量%、より好ましくは5〜15質量%である。配合
量が上記範囲未満の場合には、成形品に対する塗膜の密
着性向上が認められず、また、上記範囲を超過すると成
形品の外観が不良となる。
【0018】本発明の官能基を有する化合物(a2)
は、使用するコーティング剤と反応する官能基を有する
化合物であれば、特に限定されることなく用いられる
が、好ましい官能基を有する化合物としては、エポキシ
基を有する化合物があげられる。更に、エポキシ基を有
する化合物の中でもより好ましいものは、エポキシ化ジ
エン系ブロック共重合体である。
【0019】[エポキシ化ジエン系ブロック共重合体]
本発明に用いられるエポキシ化ジエン系ブロック共重合
体は、ジエン系ブロック共重合体またはその部分水添物
をエポキシ化したものである。
【0020】ここでいうジエン系ブロック共重合体と
は、ビニル芳香族化合物を主体とする重合体ブロック
と、共役ジエン化合物を主体とする重合体ブロックとか
らなるブロック共重合体をいい、ビニル芳香族化合物と
共役ジエン化合物の質量比(ブロック共重合体の質量比)
は好ましくは25/75〜95/5、よりこのましく
は、25/75〜80/20である。また、本発明に供
するブロック共重合体の数平均分子量は5,000〜
1,000,000、好ましくは10,000〜800,
000の範囲であり、分子量分布[重量平均分子量(M
w)と数平均分子量(Mn)との比(Mw/Mn)]は10
以下である。またブロック共重合体の分子構造は、直鎖
状、分岐状、放射状あるいはこれらの任意の組み合せの
いずれであってもよい。例えばX−Y−X、Y−X−Y
−X、(X−Y−)4Si、X−Y−X−Y−X、等の
構造を有するビニル芳香族化合物(X)ブロック−共役
ジエン化合物(Y)ブロック共重合体である。さらにジ
エン系ブロック共重合体の共役ジエン化合物の不飽和結
合は、部分的に水素添加したものでもよい。
【0021】ジエン系ブロック共重合体を構成するビニ
ル芳香族化合物としては、例えばスチレン、α−メチル
スチレン、ビニルトルエン、p−第3級ブチルスチレ
ン、ジビニルベンゼン、p−メチルスチレン、1,1−
ジフェニルスチレン等のうちから1種または2種以上が
選択でき、中でもスチレンが好ましい。また、共役ジエ
ン化合物としては、例えば、ブタジエン、イソプレン、
1,3−ペンタジエン、2,3−ジメチル−1,3−ブ
タジエン、ピぺリレン、3−ブチル−1,3−オクタジ
エン、フェニル−1,3−ブタジエン等のうちから1
種、または2種以上が選ばれ、中でもブタジエン、イソ
プレン及びこれらの組合せが好ましい。
【0022】本発明に供するブロック共重合体の製造方
法としては上記した構造を有するものであればどのよう
な製造方法もとることができる。例えば、特公昭40−
23798号、特公昭47−3252号、特公昭48−
2423号、特開昭51−33184号、特公昭46−
32415号、特開昭59−166518号、特公昭4
9−36957号、特公昭43−17979号、特公昭
46−32415号、特公昭56−28925号などの
各公報に記載された方法により、リチウム触媒等を用い
て不活性溶媒中でビニル芳香族化合物−共役ジエン化合
物ブロック共重合体を合成することができる。さらに特
公昭42−8704号公報、特公昭43−6636号公
報、あるいは特開昭59−133203号公報に記載さ
れた方法により、不活性溶媒中で水素添加触媒の存在下
に水素添加して、本発明に供する部分的に水添したブロ
ック共重合体を合成することができる。
【0023】本発明におけるエポキシ化ジエン系ブロッ
ク共重合体は上記のブロック共重合体を不活性溶媒中で
ハイドロパーオキサイド類、過酸類等のエポキシ化剤と
反応させることにより得ることができる。過酸類として
は過ギ酸、過酢酸、過安息香酸を例示することができ
る。ハイドロパーオキサイド類の場合、タングステン酸
と苛性ソーダの混合物を過酸化水素と、あるいは有機酸
を過酸化水素と、あるいはモリブデンヘキサカルボニル
をターシャリブチルハイドロパーオキサイドと併用して
触媒効果を得ることができる。
【0024】エポキシ化剤の量には厳密な制限はなく、
それぞれの場合における最適量は、使用する個々のエポ
キシ化剤、所望されるエポキシ化度、使用する個々のブ
ロック共重合体等の可変要因によって決まる。
【0025】得られたエポキシ化ジエン系ブロック共重
合体の単離は適当な方法、例えば貧溶媒で沈殿させる方
法、重合体を熱水中に攪拌の下で投入し溶媒を蒸留除去
する方法、直接脱溶媒法などで行うことができる。
【0026】本発明におけるエポキシ化ジエン系ブロッ
ク共重合体のエポキシ基含有量は、共重合体中のオキシ
ラン酸素の量で表現して、オキシラン酸素が、0.2〜
6質量%の範囲が好ましく、特に好ましくは、0.6〜
4.5質量%である。オキシラン酸素含有量が、6質量
%より多いと、得られるエポキシ化ジエン系ブロック共
重合体の加工中にゲル化物が生成し外観が不良となり好
ましくない。一方、オキシラン酸素含有量が、0.2質
量%より少ないと、熱可塑性樹脂組成物(A)とコーテ
ィング層との密着性を期待できない。
【0027】[熱可塑性樹脂組成物(A)]本発明の熱
可塑性樹脂組成物(A)は、熱可塑性樹脂(a1)およ
び官能基を有する化合物(a2)よりなり、それぞれの
占める好ましい割合は、(a1)熱可塑性樹脂85〜9
7質量%、官能基を有する化合物(a2)3〜15質量
%である。
【0028】また本発明の熱可塑性樹脂組成物は、本発
明の効果を損なわない範囲であれば、必要に応じて他の
熱可塑性エラストマー、各種無機充填材、各種添加剤な
どを適宜含有していてもよい。
【0029】上記他の熱可塑性エラストマーとしては、
ポリブタジエン、スチレン−ブタジエン共重合体、ポリ
アクリロニトリル−ブタジエン共重合体、ポリイソプレ
ン等のジエン系ゴム、エチレン−α−オレフィン共重合
体、エチレン−α−オレフィン−ポリエン共重合体など
の非ジエン系ゴム、スチレン−ブタジエンブロック共重
合体、水素化スチレン−ブタジエンブロック共重合体、
エチレン−プロピレンエラストマー、スチレングラフト
エチレン−プロピレンエラストマー、エチレン系アイオ
ノマー樹脂、スチレン−イソプレンブロック共重合体、
水素添加スチレン−イソプレンブロック共重合体等が挙
げられる。これらの熱可塑性エラストマーは、1種又は
2種以上を混合して使用する事が出来る。
【0030】また、熱可塑性エラストマーの添加量は機
械的物性及び耐熱性の観点から、熱可塑性樹脂(a1)
と官能基を有する化合物(a2)との合計量100質量
%に対して好ましくは0〜100質量%、更に好ましく
は1〜50質量%である。100質量%を超過すると耐
熱性が低下しやすい。なお、熱可塑性エラストマーの配
合割合がこのような範囲であれば、成形性が低下するお
それはない。
【0031】さらに、この発明においては、熱可塑性樹
脂(a1)と官能基を有する化合物(a2)との合計量
100質量%に対して50質量%以下の無機充填材を配
合してもよい。無機充填材の配合量が上記範囲を超過す
る場合には、流動性を損ねたり、成形品表面にフローマ
ークを発生させたり、本発明の特徴である塗膜密着性が
低下するなどの悪影響が出る。
【0032】無機充填材としては、具体的には、微粉末
タルク、カオリナイト、焼成クレー、パイロフィライ
ト、セリサイト、ウォラストナイト等の天然珪酸または
珪酸塩、沈降性炭酸カルシウム、重質炭酸カルシウム、
炭酸マグネシウム等の炭酸塩、水酸化アルミニウム、水
酸化マグネシウム等の水酸化物、酸化亜鉛、亜鉛華、酸
化マグネシウム等の酸化物、含水珪酸カルシウム、含水
珪酸アルミニウム、含水珪酸、無水珪酸等の合成珪酸ま
たは珪酸塩などの粉末状充填材;マイカなどのフレーク
状充填材;塩基性硫酸マグネシウムウィスカー、チタン
酸カルシウムウィスカー、ホウ酸アルミニウムウィスカ
ー、セピオライト、PMF(Processd Mineral Fibe
r)、ゾノトライト、チタン酸カリ、エレスタダイトなど
の繊維状充填材;ガラスバルン、フライアッシュバルン
などのバルーン状充填材などを、又はこれらの混合物を
用いることができる。これらのうちでも、タルクが好ま
しい。
【0033】また無機充填材、特にタルクは、無処理で
あっても予め表面処理されていてもよい。この表面処理
に例としては、具体的には、シランカップリング剤、高
級脂肪酸、脂肪酸金属塩、不飽和有機酸、有機チタネー
ト、樹脂酸、ポリエチレングリコールなどの処理剤を用
いる化学的または物理的処理が挙げられる。
【0034】本発明では、このような無機充填材ととも
に、リグニン、再生ゴムなどの有機充填材を用いること
もできる。
【0035】上記添加剤としては、フェノール系酸化防
止剤、硫黄系酸化防止剤、リン系酸化防止剤などの酸化
防止剤;塩酸吸収剤;耐熱安定剤;光安定剤;滑剤;芳
香族カルボン酸アルミニウム塩、芳香族リン酸エステル
塩、ジベンジリデンソルビトールなどの核剤;紫外線吸
収剤;帯電防止剤;難燃剤;顔料、染料;分散剤;銅害
防止剤;発泡剤;可塑剤などが挙げられる。
【0036】本発明の熱可塑性樹脂組成物(A)は、以
上述べた各成分を、公知の方法で溶融混練して得ること
が出来る。
【0037】溶融混練方法としては、上記のような各成
分を同時に、または逐次的にたとえばヘンシェルミキサ
ー、V型ブレンダー、タンブラーブレンダー、リボンブ
レンダーなどに挿入して混練した後、単軸押出機、多軸
押出機、ニーダー、バンバリーミキサーなどで溶融混練
する方法があげられる。
【0038】これらのうちでも、多軸押出機、ニーダ
ー、バンバリーミキサーなどの混練性能に優れた装置を
使用すると、各成分がより均一に分散された高品質の熱
可塑性樹脂組成物を得ることができて好ましい。
【0039】尚、本発明では、各成分を同時に混合・混
練して組成物を調製してもよく、また予め特定の成分た
とえば無機充填材を高濃度に含む予備混合物(マスター
バッチ)を調製した後、次いで最終的に無機充填材が所
望濃度になるように(a1)、(a2)成分で適宜希釈
してもよい。
【0040】[熱可塑性樹脂組成物(A)の成形体]本
発明の熱可塑性樹脂組成物は、公知の成形方法を特に限
定することなく採用して種々の形状の成形品に成形する
ことができる。これらのうちでも、射出成形方法を用い
て成形することが好ましい。
【0041】公知の方法で成形した成形品がポリオレフ
ィン樹脂の場合、成形体にコーティング層を塗布する前
に疎水性溶媒によるワイピング処理を実施する事によ
り、コーティング層との密着性をより改善することが出
来る。ワイピング処理に使用する溶媒としては、例えば
シクロヘキサン、キシレン、トルエン、ベンゼン等の疎
水性溶媒;ジオクチルアジペート等のエステル類;テト
ラハイドロフラン、ジメチルホルムアミド、ジメチルス
ルフォキサイド等の極性溶媒;パラフィン等のオイル類
その他を使用する事が出来るが、特にキシレンなどの疎
水性溶媒が好ましい。
【0042】プラスチック成形品の表面には、樹脂自身
に内在する低分子量の酸化物成分や可塑剤、老化防止
剤、界面活性剤、帯電防止剤、滑剤、離型剤等の各種配
合剤が集まっている事が多く、内部より強度が弱い場合
が多い。コーティング前にワイピング処理する操作は、
このような弱い表面層を除去し、エポキシ化ジエン系ブ
ロック共重合体等の官能基を有する化合物を含有する新
しい層を形成させ、コーティング剤との密着性を改善す
る。
【0043】[コーティング層(B)]本発明のコーテ
ィング層(B)を形成するのに使用されるコーティング
剤としては、アクリル樹脂、ウレタン樹脂等のような公
知の塗料が適用できる。その中でも、光硬化性のウレタ
ンアクリレート系樹脂塗料が好ましい。コーティング剤
の塗装方法としては、浸積法、フローコート法、スプレ
ー法等が使用できる。また、コーティング層の膜厚は通
常1〜30μm、良好な平滑性を得るためには2〜20
μmの範囲が好ましい。
【0044】本発明の熱可塑性樹脂組成物(A)の成形
体に、コーティング層を形成した場合、成形体とコーテ
ィング層の間に優れた密着性が得られる。その理由とし
ては、本発明の熱可塑性樹脂組成物に含まれる官能基を
有する化合物(a2)の官能基がコーティング剤と反応
する事により、成形品とコーティング層との密着性が向
上する為と推測される。
【0045】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
るが、本発明はこれら実施例に限定されるものではな
い。
【0046】以下の実施例および比較例で用いられた成
分を次に示す。 ○熱可塑性樹脂(a1) a1−1・・・ホモポリプロピレン(住友化学工業
(株)製、H501: MFR=3g/10分) a1−2・・・ポリプロピレンブロック共重合体(グラ
ンドポリマー(株)製、J708:MFR=45g/10
分) a1−3・・・ポリエチレン(東ソー(株)製、ペトロ
セン203:MFR=15g/10分) ○官能基を有する化合物(a2) a2−1・・・エポキシ化ジエン系ブロック共重合体a
2−1:スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重
合体(芳香族ビニル単位含量=40質量%)をオキシラ
ン酸素濃度が3.0質量%となるように過酢酸でエポキ
シ化してエポキシ化物を得た。これをa2−1とした。 a2−2・・・エポキシ化ジエン系ブロック共重合体a
2−2:スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重
合体(芳香族ビニル単位含量=70質量%)をオキシラ
ン酸素濃度が2.0質量%となるように過酢酸でエポキ
シ化してエポキシ化物を得た。これをa2−2とした。 ○他の熱可塑性エラストマー D1・・・スチレンブタジエンブロック共重合体(JS
R社製、TR−2000) D2・・・水添スチレンブタジエンブロック共重合体
(シェル化学(株)製、クレイトンG1657) ○無機充填材・・・タルク(林化成社製、ミセルトー
ン、平均粒径=1.4μm)。
【0047】(実施例1〜11)上記の各成分を表1に
示す割合で配合し、ヘンシルミキサーで混合した後、二
軸押出機により230℃で混練し、熱可塑性樹脂組成物
を得た。次いで、得られた熱可塑性樹脂組成物を、射出
成形機を用いて、シリンダー温度230℃、型温40℃
で塗膜密着性評価用試験片(80mm×15mm×2m
m)に成形した。この試験片を更に、シクロヘキサン溶
媒でワイピング処理した後、以下に述べるコーティング
剤の密着性の評価を行なった。また、一部のものは、ワ
イピング処理を施さないでコーティング剤の密着性の評
価を行なった。結果を表1に示す。
【0048】(比較例1〜6)上記の各成分を表2に示
す割合で配合し、ヘンシルミキサーで混合した後、二軸
押出機により230℃で混練し、熱可塑性樹脂組成物を
得た。次いで、得られた熱可塑性樹脂組成物を、射出成
形機を用いて、シリンダー温度230℃、型温40℃で
塗膜密着性評価用試験片(80mm×15mm×2m
m)に成形した。この試験片を更に、シクロヘキサン溶
媒でワイピング処理した後、以下に述べるコーティング
剤の密着性の評価を行なった。結果を表2に示す。
【0049】(各物性の評価方法) (1)塗装性評価:試験片にウレタンアクリレート系の
コーティング剤「ダイアビームUL1192/UK52
25」(三菱レイヨン社製)を10〜20μになるよう
に塗布し、60℃で15分間乾燥した後、紫外線を照射
して硬化させた。そして、25℃で48時間放置した
後、碁盤目剥離試験を行いコーティング層と成形体の密
着性を評価した。評価結果は、以下に示す○△×で表に
示した。 ○:コーティング層の剥がれが認められないもの。 △:コーティング層に一部剥がれが認められたもの。 ×:コーティング層が完全に剥がれたもの。
【0050】(2)耐温水性:上記(1)と同様な方法
で得た試験片の塗装体を50℃の温水に24時間浸積し
た後に、碁盤目剥離試験を行いコーティング層と成形体
の密着性を評価した。評価結果は、(1)と同様に○△
×で表に示した。
【0051】(3)外観の評価:上記(1)と同様な方
法で得た試験片の塗装体を以下の基準で目視判定した。
尚、ここでいうフローマークとは、射出流路に垂直に発
生する虎稿状模様を指す。 ○:フローマークの発生が認められないもの。 ×:フローマークが発生したもの。
【0052】
【表1】
【0053】
【表2】
【0054】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、複
雑な表面処理を必要とせずに、堅固に密着したコーティ
ング層が形成された熱可塑性樹脂組成物の成形体を提供
できる。そして、本発明の、堅固に密着したコーティン
グ層が形成された熱可塑性樹脂組成物の成形体は、自動
車部品、家電部品あるいは電装部品などの工業用材料及
び日用雑貨として好適である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 101/00 C08L 101/00 101/02 101/02 Fターム(参考) 4F006 AA12 AB37 BA00 CA04 CA08 EA01 4J002 AA011 BB031 BB051 BB121 BB141 BB171 BD041 BG061 BN141 BN151 BP021 CA001 CD172 CF001 CG001 CH071 CL001 FD010

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性樹脂(a1)および官能基を有
    する化合物(a2)よりなる熱可塑性樹脂組成物(A)
    の成形体の表面にコーティング層(B)を設けたことを
    特徴とする成形体。
  2. 【請求項2】 官能基を有する化合物(a2)がエポキ
    シ基を有する化合物であることを特徴とする請求項1に
    記載の成形体。
  3. 【請求項3】 エポキシ基を有する化合物がビニル芳香
    族炭化水素化合物を主体とする重合体ブロックと共役ジ
    エン化合物を主体とする重合体ブロックとからなるブロ
    ック共重合体、又はその部分水添物をエポキシ化して得
    られるエポキシ化ジエン系ブロック共重合体であること
    を特徴とする請求項2に記載の成形体。
  4. 【請求項4】 コーティング層(B)が、紫外線硬化型
    ウレタンアクリレート系コーティング剤によって形成さ
    れたものであることを特徴とする請求項1〜3に記載の
    成形体。
  5. 【請求項5】 熱可塑性樹脂組成物(A)が、熱可塑性
    樹脂(a1)85〜97質量%と官能基を有する化合物
    (a2)15〜3質量%よりなることを特徴とする請求
    項1〜4に記載の成形体。
  6. 【請求項6】 熱可塑性樹脂(a1)が、ポリオレフィ
    ン樹脂であることを特徴とする請求項1〜5に記載の成
    形体。
  7. 【請求項7】 ポリオレフィン樹脂が、ポリプロピレン
    系樹脂及び/又はポリエチレン系樹脂であることを特徴
    とする請求項6に記載の成形体。
  8. 【請求項8】 形成体にコーティング層を密着させる前
    に、形成体の表面を溶剤処理することを特徴とする請求
    項1〜7に記載の成形体。
  9. 【請求項9】 成形体の溶剤処理に使用する溶媒が、キ
    シレン、シクロヘキサンのような疎水性溶媒である事を
    特徴とする請求項8に記載の成形体。
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