JP2001328547A - ラックピニオン式舵取り装置 - Google Patents

ラックピニオン式舵取り装置

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JP2001328547A JP2000151583A JP2000151583A JP2001328547A JP 2001328547 A JP2001328547 A JP 2001328547A JP 2000151583 A JP2000151583 A JP 2000151583A JP 2000151583 A JP2000151583 A JP 2000151583A JP 2001328547 A JP2001328547 A JP 2001328547A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ラックピニオン式舵取り装置において、ラック
軸を受ける玉が滑ると操舵フィーリングが悪くなる。 【解決手段】ラック軸5に接触する玉17をサポートヨ
ーク8の円錐状テーパ面からなる受け座22により転動
自在に保持する。玉17の中心21を含んでラック軸5
に直交する平面Pにおいて、玉17とラック軸5の周面
5aとの接触点18と、玉17とサポートヨーク8との
接触点19とを結ぶ直線20が玉17の中心を通る。平
面Pにおいて玉17の中心21を含んで直線20に直交
する軸24が玉17の回転軸となる。玉17がサポート
ヨーク8及びラック軸5に対して滑りを生ずることなく
スムーズに転動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は舵輪の回転動作に連
動してピニオン軸を回転させ、これと噛み合うラック軸
を軸長方向に往復移動させて操舵を行うラックピニオン
式舵取り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ラックピニオン式舵取り装置に
おいては、ラック軸を隔ててピニオンと反対側にラック
軸の軸方向への移動を許容しつつ、ラック軸をピニオン
軸側へ押圧するためのサポートヨークを設け、ラック軸
を支持する剛性を増すと共に、ラックとピニオンとの噛
み合い部分でのバックラッシを減少させている。ところ
が、サポートヨークとラック棒の摺動抵抗が大きいた
め、ステアリングシャフトの回転に必要な回転トルクが
大きくなる。特に、ステアリング操作の初動時において
は、ステアリングホイールの操舵トルク自体が小さいの
で、上記の摺動抵抗が操舵フィーリングに悪影響を与え
るという問題がある。
【0003】そこで、ラック軸に転がり接触するボール
をサポートヨークに保持し、このボールを介してラック
軸側に付勢してラック軸の移動抵抗を少なくする試みが
なされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ボールを受
けるためにサポートヨークに設けられた受け座と、ボー
ルとの接触状態が不適切であると、ボールとラック軸と
の転動面や、ボールとサポートヨークとの転動面に滑り
が発生する。このため、ラック軸のスムーズな移動が阻
害されて、所望の操舵フィーリングが得られないおそれ
がある。本発明は上記課題に鑑みてなされたものであ
り、本発明の目的は操舵フィーリングを良好にすること
ができるラックピニオン式舵取り装置を提供することで
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記目的
を達成するため、本発明は、ギヤケース内で相互に噛み
合うピニオン軸と断面円弧状のラック軸とを備えるラッ
クピニオン式舵取り装置において、上記ラック軸の周面
に点接触する転動体と、ギヤケースに設けられたハウジ
ング内に進退自在に収容され、転動体を転動自在に受け
る受け部材と、この受け部材および転動体を介してラッ
ク軸をピニオン軸側へ付勢する付勢部材とを備え、転動
体の中心を含んでラック軸に直交する平面において、転
動体とラック軸との接触点と、転動体と受け部材との接
触点とを結ぶ直線が転動体の略中心を通ることを特徴と
することを特徴とするものである。
【0006】本発明では、上記ラック軸に直交する平面
において、転動体の中心を含んで上記直線に直交する軸
が転動体の回転軸となる。したがって、操舵に伴ってラ
ック軸が軸長方向に移動するときに、転動体がラック軸
や支持部材に対してほとんど滑りを生ずることなく、ス
ムーズに転動できる。その結果、操舵フィーリングが良
好となる。また、本発明は、所要時にラック軸の周面を
受ける凹面を有し、ハウジングに設けられた収容孔に進
退自在に収容される支持部材と、この支持部材をラック
軸側へ付勢する付勢部材とをさらに備え、支持部材は、
受け部材を進退自在に収容する受け部材収容孔と、転動
体を進退自在に収容する転動体収容孔とを含む場合があ
る。
【0007】また、本発明は、所要時にラック軸の周面
を受ける凹面を有し、ハウジングに設けられた収容孔に
固定される支持部材をさらに備え、支持部材は、受け部
材を進退自在に収容する受け部材収容孔と、転動体を進
退自在に収容する転動体収容孔とを含む場合がある。こ
れらの場合、ステアリング操作の初動領域(いわゆる中
立時の近傍領域であり、小変位の小荷重領域である)で
は、移動するラック軸に転動体が滑ることなく転がり接
触するので、ラック軸の移動抵抗を軽減して、操舵フィ
ーリングを良好にすることができる。また、大荷重入力
時には、支持部材によってラック軸を受けて、ラック軸
を強固に支持することができる。また、後者の場合に
は、支持部材が移動しないので、これを付勢する付勢部
材が不要であり、その結果、部品点数を削減することが
できる。
【0008】また、上記転動体は玉からなり、受け部材
には玉を受ける受け座が形成され、この受け座は円錐状
テーパ面を含む場合には、円錐状テーパ面によりボール
を安定して保持することができ、ボールの挙動が安定す
る。特に、各部品に多少の寸法誤差があっても、ボール
を安定して保持できる点で好ましい。また、円錐状テー
パ面であれば加工も容易である。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態の添
付図面を参照しつつ説明する。図1は本発明の一実施の
形態のラックピニオン式舵取り装置の断面図である。ピ
ニオン軸1は転がり軸受2,3にてギヤケース4内に回
転可能に支持され、またラック軸5は図示しない軸受部
材にて軸長方向(紙面に直交する方向)に沿って移動自
在に支持されている。ピニオン軸1とラック軸5はギヤ
ケース4内で相互に噛み合わされている。図示していな
いが、ラック軸5の両端部はタイロッドを介して操向車
輪に連結されており、図示しないステアリングホイール
の回転に伴ってラック軸5が軸長方向に移動し操向が行
われる。
【0010】ギヤケース4にはラック軸5を隔ててピニ
オン軸1と反対側にハウジング6が設けられており、こ
のハウジング6の収容孔7内にラック軸5を支持する支
持部材としてのサポートヨーク8が摺動自在に収容され
ている。サポートヨーク8は円柱形に形成され、ラック
軸5の周面5aに沿うように断面円弧状の凹面9を形成
している。ハウジング6の収容孔7の入口にはねじ部1
0が形成され、このねじ部10に固定プラグ11がねじ
込まれ、ロックナット12により固定されている。固定
プラグ11はサポートヨーク8の凹面9の背面13に、
所定の隙間(例えば0.1mm)を設けて対向する。サ
ポートヨーク8の背面13には、円孔からなるばね収容
孔14が形成されており、このばね収容孔14にサポー
トヨーク8をラック軸5側へ付勢する付勢部材としての
圧縮コイルばね15が収容されている。
【0011】サポートヨーク8の凹面9には、複数の転
動体収容孔としての玉収容孔16が形成され、各玉収容
孔16にラック軸5の周面5aに転がり接触する転動体
としての玉17が回転自在に保持されている。サポート
ヨーク8によって、玉17を受ける受け部材が構成され
ている。次いで、図2は玉17の中心21を含んでラッ
ク軸5(ラック軸5の軸長方向に延びる軸線)に対して
直交する平面Pで切断したラック軸5およびサポートヨ
ーク8の模式的拡大断面図である。図2を参照して、本
実施形態の特徴とするところは、上記の平面Pにおい
て、玉17とラック軸5の周面5aとの接触点18と、
玉17とサポートヨーク8との接触点19とを結ぶ直線
20が玉17の中心21又はその近傍を通ることであ
る。
【0012】玉収容孔16はサポートヨーク8が進退す
る方向に平行な軸を持つ孔からなり、孔の底には、例え
ば円錐状テーパ面からなる受け座22が形成されてい
る。受け座22は玉17に対して円弧状の接触線23を
持ち、この接触線23が上記の接触点19を含んでい
る。受け座22を形成する円錐状テーパ面の頂角Aは、
ラック軸5に対する玉の接触角Bの略2倍に設定されて
いる(すなわちA=2B)ことが好ましい。
【0013】本実施形態では、上記平面Pにおいて、玉
17の中心21を含んで上記直線20に直交する軸24
が玉17の回転軸となる。したがって、操舵に伴ってラ
ック軸5が軸長方向に移動するときに、玉17がラック
軸5やサポートヨーク8に対してほとんど滑りを生ずる
ことなく、スムーズに転動できる。その結果、操舵フィ
ーリングが良好となる。また、受け座22を形成する円
錐状テーパ面により玉17を安定して保持することがで
き、玉17の挙動が安定する。特に、各部品に多少の寸
法誤差があっても、玉17を安定して保持できる点で好
ましい。また、円錐状テーパ面であれば加工も容易であ
る。
【0014】次いで、図3は本発明の別の実施形態のラ
ックピニオン式舵取り装置の断面図である。図3を参照
して、サポートヨーク8Aは、第1の付勢部材としての
第1の圧縮コイルばね25を収容するための収容孔26
の底に、玉17を受ける受け部材29を摺動自在に収容
するための収容するための受け部材収容孔28を形成し
ている。この受け部材収容孔28には第2の付勢部材と
しての第2の圧縮コイルばね27も収容されている。受
け部材収容孔28の径は収容孔26の径よりもやや小さ
くされている。
【0015】また、第2の圧縮コイルばね27は、上記
の収容孔26の底に固定された環状のばね受け座30と
可動の受け部材29との間に介在している。第2の圧縮
コイルばね27は受け部材29を介して玉17をラック
軸5側に付勢する。第2の圧縮コイルばね27のばね定
数は第1の圧縮コイルばね25のばね定数よりも格段に
小さく設定されている。一方、玉17はラック軸5の頂
部を挟んだ両側に少なくとも一対が配置されており、そ
れぞれサポートヨーク8Aの凹面9に開口するように形
成された小径の玉収容孔31に進退自在に収容されてい
る。各玉17用の玉収容孔31は受け部材収容孔28に
それぞれ連通している。サポートヨーク8Aの凹面9に
は、大荷重入力時にラック軸5の周面5aに摺接するた
めの低摩擦のパッド32が取り付けられている。
【0016】受け部材29は、対応する玉17に後方か
ら当接する複数の突起33を一体に設けており、第2の
圧縮コイルばね27は受け部材29を介して、上記ラッ
ク軸5の頂部を挟んだ両側の玉17を一括して付勢す
る。各突起33の玉17に対する対向面には、玉17を
受ける円錐状テーパ面からなる受け座34が形成されて
いる。この受け座34の構成は図2の受け座22と同様
である。45は受け部材29の外縁に当接する環状の位
置決め段部である。受け部材29が位置決め段部45に
当接することにより、玉17の玉収容孔31からの最大
突出量が規定される。
【0017】本実施の形態によれば、ステアリング操作
の初動領域(いわゆる中立時の近傍領域であり、小変位
の小荷重領域である)では、図3に示すように、移動す
るラック軸5に玉収容孔31から突出した玉17が転が
り接触するので、ラック軸5の移動抵抗を低減でき、操
舵フィーリングを良好にすることができる。また、この
とき、玉17がラック軸5やサポートヨーク8Aに対し
てほとんど滑りを生ずることなく、スムーズに転動でき
るので、操舵フィーリングが良好となる。
【0018】一方、大荷重入力時には、図4に示すよう
に、第2の圧縮コイルばね27を撓ませて玉17が玉収
容孔31内に引っ込むので、サポートヨーク8Aがパッ
ド32を介してラック軸5を受けることになり、ラック
軸5を強固に支持することができる。また、玉17用の
玉収容孔31よりもスペースに余裕のある受け部材収容
孔28に、第2の圧縮コイルばね27を収容するので、
ばねのコイル径、素線径、ばね長さ等を比較的自由に設
定することが可能となる。その結果、第2の圧縮コイル
ばね27について特にシビアな寸法管理をせずとも、所
望の付勢荷重を得ることができる。
【0019】次いで、図5は本発明の別の実施の形態を
示している。図5を参照して、本実施の形態が図3の実
施の形態と異なるのは、第2の圧縮コイルばね35を環
状のばね受け座30および第1の圧縮コイルばね25の
内側を貫通するように配置し、第2の圧縮コイルばね3
5の一端も、第1の圧縮コイルばね25の一端と同様
に、固定プラグ11に当接するようにした点である。な
お、図3の実施形態と同様の構成については、図に同一
符号を付してその説明を省略した。
【0020】本実施の形態では、図3の実施形態と同様
の作用効果を奏する。加えて、第2の圧縮コイルばね3
5は受け部材29と固定プラグ11との間に介在するこ
とになり、第2の圧縮コイルばね35のセット長を長く
できるので、付勢荷重を小さくすることができて好まし
い。これは、玉17は中立時の近傍でラック軸5に転が
り接触するように働けば良く、この観点から玉17を付
勢する第2の圧縮コイルばね35の付勢荷重は小さめが
好ましいからである。
【0021】次いで、図6は本発明のさらに別の実施の
形態を示している。図6を参照して、本実施の形態が図
5の実施の形態と異なるのは、下記である。すなわち、
ラック軸5を軸長方向に摺動自在に支持する支持部材と
してのサポートヨーク36を、固定プラグ37に固定す
ることによって、ハウジング6の収容孔7に固定してい
る。これに伴い、第1の圧縮コイルばね25を廃止して
いる。
【0022】また、サポートヨーク36を貫通する受け
部材収容孔38に、玉17を受ける有底円筒状の受け部
材39を摺動自在に収容している。受け部材39と固定
プラグ37との間には、受け部材39を介して玉17を
ラック軸5側へ付勢する付勢部材としての圧縮コイルば
ね40が収容されている。受け部材39には、各玉17
を受ける円錐テーパ面からなる受け座34を形成した突
起33が設けられている。
【0023】また、受け部材39は圧縮コイルばね40
を受ける凹部からなるばね受け座41を有しており、ば
ね受け座41の周囲には圧縮コイルばね40の外周の大
部分を案内するガイド周壁42が形成されている。固定
プラグ37にも同様にガイド周壁43を設けるための凹
部44が形成されている。なお、図5の実施の形態と同
様の構成については、図に同一符号を付して、その説明
を省略した。本実施の形態では、図5の実施形態と同様
の作用効果を奏する。加えて、ステアリング操作の初動
領域(いわゆる中立時の近傍領域であり、小変位の小荷
重領域である)では、移動するラック軸5に玉17が転
がり接触するので、ラック軸5の移動抵抗を低減でき、
操舵フィーリングを良好にすることができる。また、大
荷重入力時には、固定型のサポートヨーク36が低摩擦
のパッド32を介してラック軸5を受けて、ラック軸5
を強固に支持することができる。
【0024】また、サポートヨーク36を移動させない
ので、これを付勢する付勢部材が不要であり、その結
果、部品点数を削減することができる。なお、本発明は
上記各実施の形態に限定されるものではなく、本発明の
範囲で種々の変更を施すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のラックピニオン式舵取
り装置の要部の概略断面図である。
【図2】図1の拡大断面図であり、小入力時の状態を示
している。
【図3】本発明の別の実施の形態のラックピニオン式舵
取り装置の要部の断面図である。
【図4】図3に相当する拡大断面図であり、大入力時の
状態を示している。
【図5】本発明のさらに別の実施の形態のラックピニオ
ン式舵取り装置の要部の断面図である。
【図6】本発明のさらに別の実施の形態のラックピニオ
ン式舵取り装置の要部の断面図である。
【符号の説明】
1 ピニオン軸 5 ラック軸 6 ハウジング 8 サポートヨーク(支持部材,受け部材) 8A サポートヨーク(支持部材) 9 凹面 10 パッド 11,37 固定プラグ 14 収容孔 15 圧縮コイルばね(付勢部材) 16 玉収容孔(転動体収容孔) 17 玉(転動体) 18,19 接触点 20 直線 21 中心 22 受け座 24 軸(回転軸) 25 第1の圧縮コイルばね(第1の付勢部材) 26 収容孔 27 第2の圧縮コイルばね(第2の付勢部材) 28 受け部材収容孔 29 受け部材 31 玉収容孔(転動体収容孔) 33 突起 34 受け座 35 第2の圧縮コイルばね 36 サポートヨーク(支持部材) 38 受け部材収容孔 39 受け部材 40 圧縮コイルばね

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ギヤケース内で相互に噛み合うピニオン軸
    と断面円弧状のラック軸とを備えるラックピニオン式舵
    取り装置において、 上記ラック軸の周面に点接触する転動体と、 ギヤケースに設けられたハウジング内に進退自在に収容
    され、転動体を転動自在に受ける受け部材と、 この受け部材および転動体を介してラック軸をピニオン
    軸側へ付勢する付勢部材とを備え、 転動体の中心を含んでラック軸に直交する平面におい
    て、転動体とラック軸との接触点と、転動体と受け部材
    との接触点とを結ぶ直線が転動体の略中心を通ることを
    特徴とするラックピニオン式舵取り装置。
  2. 【請求項2】所要時にラック軸の周面を受ける凹面を有
    し、ハウジングに設けられた収容孔に進退自在に収容さ
    れる支持部材と、 この支持部材をラック軸側へ付勢する付勢部材とをさら
    に備え、 支持部材は、受け部材を進退自在に収容する受け部材収
    容孔と、転動体を進退自在に収容する転動体収容孔とを
    含むことを特徴とする請求項1記載のラックピニオン式
    舵取り装置。
  3. 【請求項3】所要時にラック軸の周面を受ける凹面を有
    し、ハウジングに設けられた収容孔に固定される支持部
    材をさらに備え、 支持部材は、受け部材を進退自在に収容する受け部材収
    容孔と、転動体を進退自在に収容する転動体収容孔とを
    含むことを特徴とする請求項1記載のラックピニオン式
    舵取り装置。
  4. 【請求項4】上記転動体は玉からなり、 受け部材には玉を受ける受け座が形成され、 この受け座は円錐状テーパ面を含むことを特徴とする請
    求項1,2又は3記載のラックピニオン式舵取り装置。
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