JP2001328330A - 記録装置及びその制御方法 - Google Patents

記録装置及びその制御方法

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JP2001328330A JP2000151658A JP2000151658A JP2001328330A JP 2001328330 A JP2001328330 A JP 2001328330A JP 2000151658 A JP2000151658 A JP 2000151658A JP 2000151658 A JP2000151658 A JP 2000151658A JP 2001328330 A JP2001328330 A JP 2001328330A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スループットを低下させることなく、しかも
コスト高にすることなく、紙幅検知を実行することがで
きる記録装置及び記録装置の制御方法を提供することに
ある。 【解決手段】 給紙装置から給紙されるカットシートの
紙幅を所定のタイミングで検知し、この検知したカット
シートの紙幅に応じて印字領域を設定し、上記カットシ
ートに記録操作を実行する記録装置において、印字デー
タなし状態を検出する手段と、この印字データなし状態
が所定時間継続した場合、その後に給紙装置から給紙さ
れる最初のカットシートの紙幅を検知する手段(S5〜
S6)とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、単票紙及び複写紙
等のカットシートに記録書込を実行可能な記録装置及び
その制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、キャリッジに支持された印字ヘ
ッドの記録ワイヤーをインクリボンを介してプラテン上
のカットシートに打ち付けて印字する形式のドットイン
パクトプリンタ等の記録装置が知られている。
【0003】この種のものでは、プラテン上に給紙され
るカットシートの紙幅が、あらかじめホストコンピュー
タ等で設定された紙幅よりも狭かったりすると、印字ヘ
ッドの記録ワイヤーが、カットシートを外れて直接プラ
テンに打ち込まれる。
【0004】この場合、印字ヘッドがキャリッジに支持
されて、プラテンの軸方向へ移動すると、プラテンに打
ち込まれた上記印字ヘッドの記録ワイヤーが、印字ヘッ
ド側に戻って格納される前に、カットシートの紙端に衝
突して、この記録ワイヤーが折損する等の問題が発生す
る。
【0005】これを解消するため、従来、給紙装置から
給紙されたカットシートの紙幅を検知する紙幅検知手段
を備え、この紙幅検知手段によって検知されたカットシ
ートの紙幅に応じて、プリンタ側で、印字領域を自動設
定するドットインパクトプリンタが提案されている。
【0006】この従来の紙幅検知手段は、キャリッジの
下面に光センサを搭載し、このキャリッジをプラテンの
軸方向へ移動(空送)させて、光センサによりカットシ
ートの紙幅を検知するのが一般的である。
【0007】そして、従来、この紙幅検知は、カットシ
ートを記録部に供給する毎に、毎回検知したり、給紙装
置に設けた紙残量検知器を用いて、給紙装置においてカ
ットシートの交換が実行されたことを検知し、これが検
知された場合に限って、紙幅検知を実行したりしてい
た。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、紙幅検
知を毎回おこなう場合、その検知時間が長く、スループ
ットを低下させるという問題がある。
【0009】また、カットシートの交換が実行されたこ
とを検知し、これが検知された場合に限って、紙幅検知
を実行する場合、給紙装置に紙残量検知器を設けなけれ
ばならず、その分コスト高になるという問題がある。
【0010】本発明は、上述の事情を考慮してなされた
ものであり、スループットを低下させることなく、しか
もコスト高にすることなく、紙幅検知を実行することが
できる記録装置及び記録装置の制御方法を提供すること
にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、給紙装置から給紙されるカットシートの紙幅を所定
のタイミングで検知し、この検知したカットシートの紙
幅に応じて印字領域を設定し、上記カットシートに記録
操作を実行する記録装置において、印字データなし状態
を検出する手段と、この印字データなし状態が所定時間
継続した場合、その後に給紙装置から給紙される最初の
上記カットシートの紙幅を検知する手段とを備えたこと
を特徴とするものである。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載のも
のにおいて、給紙装置から給紙されるカットシートが異
なるビンからのものである場合、印字データなし状態が
所定時間継続したか否かに係わらず、上記紙幅を検知す
ることを特徴とする。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載のものにおいて、紙無しエラー発生直後の最初の給
紙である場合、印字データなし状態が所定時間継続した
か否かに係わらず、上記紙幅を検知することを特徴とす
る。
【0014】請求項4記載の発明は、給紙装置から給紙
されるカットシートの紙幅を所定のタイミングで検知
し、この検知したカットシートの紙幅に応じて印字領域
を設定し、上記カットシートに記録操作を実行する制御
方法において、印字データなし状態を検出し、この印字
データなし状態が所定時間継続した場合、その後に給紙
装置から給紙される最初の上記カットシートの紙幅を検
知することを特徴とするものである。
【0015】請求項5記載の発明は、請求項4記載のも
のにおいて、給紙装置から給紙されるカットシートが異
なるビンからのものである場合、印字データなし状態が
所定時間継続したか否かに係わらず、上記紙幅を検知す
ることを特徴とする。
【0016】請求項6記載の発明は、請求項4または5
記載のものにおいて、紙無しエラー発生直後の最初の給
紙である場合、印字データなし状態が所定時間継続した
か否かに係わらず、上記紙幅を検知することを特徴とす
る。
【0017】本発明では、給紙装置から給紙されたカッ
トシートに対して、紙幅検知が、毎回おこなわれるわけ
ではない。印字データなし状態が所定時間継続しない場
合、カットシートの紙幅検知を実行せず、いきなり印字
をおこなう。
【0018】印字データなし状態が所定時間継続しない
場合、給紙装置に収容されたカットシートは交換されて
いないものと推定される。そのために、同一幅のカット
シートが給紙されるものと推定して、この場合に限って
は、カットシートの紙幅検知を実行しない。これによれ
ば、毎回紙幅検知を実行する場合に比べて、スループッ
トが向上する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づき説明する。
【0020】図1は、本発明に係る記録装置の一実施形
態が適用されたドットインパクトプリンタを示す斜視図
である。このプリンタ10は、多数の記録ワイヤをイン
クリボン(共に図示せず)を介してシートに打ち付けて
ドットを記録することにより、文字を含む画像を印刷す
る形式のプリンタである。
【0021】このプリンタ10は、記録装置本体として
のプリンタ本体11と、このプリンタ本体11の前方側
に設置されてカットシートKを手差し可能に構成された
シート供給ガイド43と、プリンタ本体11の後方側に
設置されてカットシートKを記録部に自動給紙する給紙
装置(カットシートフィーダー)CSFを有する。
【0022】図2は、この給紙装置CSFを取り外した
プリンタ本体11を示す。給紙装置CSFの略真下には
連続シートを記録部に供給するプッシュトラクタユニッ
ト(連続シート搬送装置)12が配置されている。
【0023】上記シートには、所定長さに切断された上
記カットシートKと、複数枚が連接された連続シートと
がある。カットシートKとしては、例えば単票紙、複写
紙又はOHP(オーバヘッドプロジェクタ)シート等の
カットフィルムがあり、連続シートとしては連続紙があ
る。
【0024】図3は、プリンタ本体11のシート搬送機
構部を示す。このシート搬送機構部30は、上記したプ
ッシュトラクタユニット12に連なる紙送りローラ13
と、プラテン20と、搬送ローラユニット21とを有し
て構成される。
【0025】上記プラテン20の上方には、図4に示す
ように、キャリッジ31を備え、このキャリッジ31に
は、リボンカートリッジ35と、印字ヘッド36とが搭
載されている。このキャリッジ31は、キャリッジガイ
ド軸32に支持されて、プラテン20の上方を、当該プ
ラテン20の軸方向に駆動ベルト(不図示)の駆動によ
って走査して移動される。
【0026】上記キャリッジガイド軸32は、サイドフ
レーム33,34間に回転自在に支持されている。この
キャリッジガイド軸32は、図5に示すように、その端
部に中心軸が偏心した偏心軸32Aを備え、この偏心軸
32Aにはギア37が固定されている。この偏心軸32
Aのキャリッジガイド軸32に対する偏心量は、例え
ば、L=1mm程度である。40はリード線である。
【0027】上記ギア37には、図6に示すように、ギ
ア38が噛み合い、このギア38にはステッピングモー
タ39の出力ギア39Aが噛み合う。この出力ギア39
Aと同軸上にスリット板41が取り付けられ、このスリ
ット板41に対向してロータリーエンコーダ42が取り
付けられ、このロータリーエンコーダ42によってスリ
ット板41の回転角が検出される。
【0028】上記ステッピングモータ39を駆動した場
合、出力ギア39A、ギア38及びギア37を介して、
偏心軸32Aが回動し、これと一体にキャリッジガイド
軸32が回動する。すると、このキャリッジガイド軸3
2が偏心分(L=1mmであれば、2mm。)だけ鉛直
方向に上下動し、これによれば、キャリッジガイド軸3
2に支持されたキャリッジ31、並びにこれと一体の印
字ヘッド36が、プラテン20に対して接離方向に移動
する。
【0029】本実施形態では、図6に示すように、キャ
リッジ31の下面にリボンガイドホルダ81が取り付け
られ、このリボンガイドホルダ81には、紙端検知セン
サ82が設置される。この紙端検知センサ82は、リボ
ンガイドホルダ81において、印字ヘッド36に対しキ
ャリッジ31の走査方向の左右両側に設置される。これ
らの紙端検知センサ82は、例えば投受光型の光素子を
備えてなり、入射光の強度に対する反射光の強度の比
(反射率)を検知することにより、シートの有無を検出
するものである。
【0030】つぎに、この記録装置の動作を説明する。
【0031】単票紙又は複写紙等のカットシートKが手
差し供給される場合、まず、カットシートKは、図1に
おいて、プリンタ本体11の前方側から手差し供給され
た後、搬送ローラユニット21とプラテン20と紙送り
ローラ13の回転により、プリンタ本体11の前方から
後方へ向かって搬送される。そして、搬送ローラユニッ
ト21とプラテン20と紙送りローラ13の回転によ
り、反転して、プリンタ本体11の後方から前方へ向か
って搬送され、プラテン20に対向した印字ヘッド36
を含む記録部に供給され、印字が実行される。
【0032】連続紙等の連続シートは、図2に示すよう
に、プッシュトラクタ12によってプリンタ本体11の
後方側から供給された後、紙送りローラ13と搬送ロー
ラユニット21とにより同方向に搬送されて、プラテン
20に対向した印字ヘッド36を含む記録部に供給さ
れ、印字が実行される。
【0033】つぎに、給紙装置CSFを用いた自動給紙
について説明する。
【0034】この給紙装置CSFは、図7ないし図9に
示すように、複数枚のカットシートKを保持するホッパ
91と、このホッパ91の最上位のカットシートKを一
枚ずつピックアップして給送する給紙ローラ92と、最
上位のカットシートKと共に重送されるカットシートK
を分離する分離パッド93とを備えている。上記給紙ロ
ーラ92は、カットシートKと接触する円弧部92aと
カットシートKから離間する直線部92bとを有する断
面D型の形状を呈し、少なくとも表面は例えばゴム等の
高摩耗材で構成されている。
【0035】給紙ローラ92の円弧部92aと分離パッ
ド93との当接状態で1回転する間に1枚のカットシー
トKが用紙ガイド98を介して上記紙送りローラ13へ
給送される。用紙ガイド98には給送されるカットシー
トKの先端を検知する紙検知器PEが設置されている。
【0036】この自動給紙時には、上記紙送りローラ1
3を構成する駆動ローラ13Aと従動ローラ13Bとの
協動作用により、カットシートKのいわゆるスキュー取
りがおこなわれる。
【0037】このスキュー取りは、図8に示すように、
駆動ローラ13Aと従動ローラ13B間にカットシート
Kの先端を一定長L1食い付かせ、その後給紙ローラ9
2を停止させた状態で駆動ローラ13Aを図示の方向、
すなわち給紙方向とは逆の方向へ回転(逆回転)させて
おこなう。
【0038】このスキュー取りを終了した後、図9に示
すように、駆動ローラ13Aと従動ローラ13Bを正転
させ、一定長Lの頭出し動作をおこなってから、記録タ
イミングに合わせてカットシートKを記録ヘッド36の
領域に送り、記録をおこなう。ここで記録されたカット
シートKは、搬送ローラユニット21(図3)を介して
排出される。
【0039】本実施形態では、この自動給紙時に、以下
に示すタイミングで、カットシートKの紙幅が検知され
る。そして、この紙幅に応じて、プリンタ本体11側で
印字領域が自動的に設定される。
【0040】例えば、紙端検知センサ82によって検知
されたカットシートKの紙幅が、あらかじめ設定された
紙幅よりも狭い場合、プリンタ本体11側で印字領域を
設定し、この設定領域から外れた文字等をカットする、
或いは改行して、つぎの行に移行して印字する等の制御
が実行される。
【0041】つぎに、この印字領域の自動設定につい
て、図10に示すフローチャートを参照して説明する。
【0042】まず、図8に示すように、カットシートK
が分離されて搬送され(S1)、スキュー取りがおこな
われる(S2)。ついで、カットシートKをプラテン真
上(頭出し)位置まで搬送する(S3)。つぎに、紙な
しエラー発生後の最初の給紙であるか否かが判定されて
(S4)、「紙なしエラー」発生後の最初の給紙でない
場合、ステップS5に移行する。
【0043】「紙なしエラー」とは、図8を参照して、
給紙動作をおこなって、紙検知器PEが「紙あり」に変
化すべきところ、「紙あり」に変化しない場合に出力さ
れるエラーであり、給紙装置CSFにカットシートKが
セットされていない状態で、給紙動作がおこなわれた場
合に発生する。
【0044】ステップS5では、前回の給紙と同一ビン
(この実施形態では、上記ホッパ91が二個設けられて
いるものとする。)であることを前提に、印字データな
し状態が所定時間(例えば、5秒間)継続したか否かが
判定される。
【0045】いずれのビンのカットシートKに印字する
かは、プリンタ本体11の表示パネル操作釦の操作等に
よってユーザーが選択する構成となっている。上記印字
データなし状態とは、例えば、すべてのタスクがアイド
ル状態になること、より具体的には、プリンタ本体11
の受信バッファが空になり、すべてのモータ、印字ヘッ
ド36のジョブが停止することを意味する。
【0046】この印字データなし状態に至ると、マイク
ロコンピュータ(印字データなし状態を検出する手段)
を通じて、印字データなし状態信号が出力される。従っ
て、この信号の出力状態を監視し、印字データなし状態
が所定時間継続した場合、カットシートKの紙幅検知が
おこわれる。この所定時間は、例えば5秒間である。こ
の5秒間を経過した場合、給紙装置CSFのカットシー
トKの交換がおこなわれた可能性があるからである。
【0047】このカットシートKの紙幅は、キャリッジ
31をプラテン20の軸方向へ移動(空送)させて、上
記リボンガイドホルダ81に取り付けられた紙端検知セ
ンサ82を用いて検知される。
【0048】このキャリッジ31は、上記したように、
駆動ベルトで駆動され、この駆動ベルトは、図示を省略
したステッピングモータにより駆動される。まず、紙端
検知センサ82を用いて、入射光の強度に対する反射光
の強度の比(反射率)を検知することにより、カットシ
ートKの一端が検知され、これが検知された後、キャリ
ッジ31を空送させて、上記と同様に、カットシートK
の他端が検知され、この一端から他端を検知する間に、
ステッピングモータが何パルス駆動されたかを記憶す
る。そして、このステッピングモータの駆動パルス数に
基づき、カットシートKの紙幅が演算される(S6)。
【0049】この紙幅が測定されたら、1行印字がおこ
なわれ(S7)、改ページ命令が出力されたか否かが判
定され(S8)、改ページ命令が出力されていなけれ
ば、改行して(S9)、1行印字を繰り返す。
【0050】そして、改ページ命令が出力されたら、カ
ットシートKの排出がおこなわれ(S10)、印字デー
タありか否かが判定され(S11)、印字データありで
あれば、最初のステップS1に戻って、カットシートK
の分離搬送がおこなわれ、印字データなしであれば、処
理を終了する。
【0051】本実施形態では、S6における紙幅検知
が、給紙されたカットシートKに対して毎回おこなわれ
るわけではない。
【0052】S5で、前回の給紙と同一ビンであること
を前提に、印字データなし状態が所定時間(例えば、5
秒間)継続しない場合、すなわち5秒間継続しない場
合、カットシートKの紙幅検知を実行せず、いきなり1
行印字(S7)をおこなう。すなわち、5秒間継続しな
い場合、給紙装置CSFのホッパ91に収容されたカッ
トシートKは交換されていないものと推定し、カットシ
ートKの紙幅検知を実行せず、いきなり1行印字をおこ
なう。
【0053】これによれば、紙幅検知を毎回おこなう場
合に比べて、その検知時間を短くすることができ、スル
ープットを向上させることができる。
【0054】また、印字データなし状態を監視すること
によって、適切なタイミングで、紙幅検知を実行できる
ため、従来のように、給紙装置に紙残量検知器を設けた
場合に比べて、紙残量検知器の分だけコストダウンが図
れる。
【0055】本実施形態では、給紙装置CSFから給紙
されるカットシートKが異なるビンからのものである場
合、S5にて、印字データなし状態が所定時間継続した
か否かに係わらず、必ず紙幅を検知することとし、ま
た、紙無しエラー発生直後の最初の給紙である場合(S
4)、印字データなし状態が所定時間継続したか否かに
係わらず、必ず、紙幅を検知することとしている。
【0056】これによれば、カットシートKの紙幅が変
化する可能性が、未然に予測される場合、紙幅検知が必
ずおこなわれる。
【0057】以上、本発明を上記実施の形態に基づいて
説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0058】
【発明の効果】本発明では、スループットを低下させる
ことなく、しかもコスト高にすることなく、紙幅検知を
実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る記録装置の一実施の形態が適用さ
れたドットインパクトプリンタのプリンタ本体を示す斜
視図である。
【図2】給紙装置CSFを取り外したプリンタ本体を示
す斜視図である。
【図3】プリンタ本体のシート搬送機構部を示す斜視図
である。
【図4】キャリッジを示す斜視図である。
【図5】プラテンギャップ調整機構を示す斜視図であ
る。
【図6】キャリッジ及びプラテンギャップ調整機構を示
す斜視図である。
【図7】カットシートの搬送手順を説明する図である。
【図8】カットシートの搬送手順を説明する図である。
【図9】カットシートの搬送手順を説明する図である。
【図10】本発明の一実施形態を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
10 プリンタ(記録装置) 11 プリンタ本体 12 プッシュトラクタユニット(連続シート搬送装
置) 13 紙送りローラ 20 プラテン 21 搬送ローラユニット 31 キャリッジ 36 印字ヘッド 39 ステッピングモータ CSF 給紙装置 K カットシート

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給紙装置から給紙されるカットシートの
    紙幅を所定のタイミングで検知し、この検知したカット
    シートの紙幅に応じて印字領域を設定し、上記カットシ
    ートに記録操作を実行する記録装置において、 印字データなし状態を検出する手段と、この印字データ
    なし状態が所定時間継続した場合、その後に給紙装置か
    ら給紙される最初の上記カットシートの紙幅を検知する
    手段とを備えたことを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 給紙装置から給紙されるカットシートが
    異なるビンからのものである場合、印字データなし状態
    が所定時間継続したか否かに係わらず、上記紙幅を検知
    することを特徴とする請求項1記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 紙無しエラー発生直後の最初の給紙であ
    る場合、印字データなし状態が所定時間継続したか否か
    に係わらず、上記紙幅を検知することを特徴とする請求
    項1または2記載の記録装置。
  4. 【請求項4】 給紙装置から給紙されるカットシートの
    紙幅を所定のタイミングで検知し、この検知したカット
    シートの紙幅に応じて印字領域を設定し、上記カットシ
    ートに記録操作を実行する制御方法において、 印字データなし状態を検出し、この印字データなし状態
    が所定時間継続した場合、その後に給紙装置から給紙さ
    れる最初の上記カットシートの紙幅を検知することを特
    徴とする記録装置の制御方法。
  5. 【請求項5】 給紙装置から給紙されるカットシートが
    異なるビンからのものである場合、印字データなし状態
    が所定時間継続したか否かに係わらず、上記紙幅を検知
    することを特徴とする請求項4記載の記録装置の制御方
    法。
  6. 【請求項6】 紙無しエラー発生直後の最初の給紙であ
    る場合、印字データなし状態が所定時間継続したか否か
    に係わらず、上記紙幅を検知することを特徴とする請求
    項4または5記載の記録装置の制御方法。
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JP2007007998A (ja) * 2005-06-30 2007-01-18 Brother Ind Ltd 画像形成装置

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