JP2001327908A - 液体の塗布方法、平滑処理方法およびこれを用いた光学部材の製造方法並びに光学部材加工装置 - Google Patents

液体の塗布方法、平滑処理方法およびこれを用いた光学部材の製造方法並びに光学部材加工装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光学部材への処理液体の塗布方法において、
装置のコンパクト化、省エネルギー化および操作のシン
プル化を提供する。また、光学部材に対して必要な部分
に必要最低量の処理液体を塗布することができ、処理液
体の利用効率が高い液体塗布方法を提供する。 【解決手段】 液体の塗布方法においてインクジェット
方式およびスプレー方式を用いて処理液体を滴状に微細
化して光学部材に塗布する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体の塗布方法、
平滑処理方法およびこれを用いた光学部材の製造方法並
びに光学部材加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光学レンズ等の光学部材においては、表
面にハードコート加工、反射防止加工等の処理を施し、
性能・機能の向上を図ることが一般に行われている。特
にハードコート加工は、光学部材表面の保護、蒸着膜と
の密着性向上、染色性の安定化等多くの機能を付与する
加工であるため不可欠な表面処理となっている。現在こ
のハードコート加工は、硬化性液体を光学部材表面に塗
布、硬化する方法が広く用いられており、その塗布方法
には浸漬法、スピンコーティング法等がある。浸漬法
は、光学部材を治具で保持し、ハードコート液中に浸
漬、放置後、引き上げることによりハードコート膜を形
成する。また、スピンコーティング法では光学部材面上
にハードコート液を吐出し、高速回転させることにより
ハードコート膜を形成する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
浸漬法およびスピンコーティング法においては、次のよ
うな問題があった。
【0004】まず浸漬法では、光学部材およびその固定
部材の両方を浸漬できうる大型の浸漬槽と駆動設備が必
要になる。また、このような大型の浸漬槽に入ったハー
ドコート液を維持管理するためには、攪拌、フィルタリ
ング、冷却、空調等様々な付帯設備が必要となる。よっ
て必然的に装置は大型化し、コンパクト性が失われると
同時に、多くの電力エネルギーを必要とする。さらに
は、揮発成分の補充、硬化性液体の補充等、繁雑な日常
の液管理が必要となる。
【0005】かつ、ハードコート液を長時間使用する
と、液が劣化して耐久品質が低下するため、その時点で
液を大量に廃棄しなけれならない。
【0006】また、従来のスピンコーティング法では、
滴下したハードコート液の大部分を高速回転による振り
切り工程で廃棄してしまう。この廃棄物の回収、再利用
も考えられるが、不純物の混入や回収設備の設置による
装置コスト上昇等の問題がある。
【0007】以上のように、浸漬法およびスピンコーテ
ィング法では、コート材料の利用効率が低い。その一方
で、光学部材の高機能化のため、ハードコート液自体の
価格は上昇しており、表面処理工程におけるハードコー
ト液のコストが占める割合が大きくなっているので、ハ
ードコート液の有効利用が強く求められている。
【0008】本発明は、このような問題点を解決するす
るもので、光学部材への処理液体の塗布方法において、
装置のコンパクト化・省エネルギー化および操作のシン
プル化を提供することを目的とする。
【0009】また、本発明は、光学部材に対して必要な
部分に必要最低量の処理液体を塗布することができ、処
理液体の利用効率が高い液体塗布方法を提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者は、前記課題を
解決するために鋭意検討を行った結果、液体の塗布方法
において、インクジェット方式およびスプレー方式を用
いることが、装置のコンパクト化・省エネルギー化およ
び操作のシンプル化に対して有効であることを知見し
た。
【0011】つまり、浸漬法において必要であった大型
の浸漬槽や駆動設備、大型の浸漬槽に入った処理液体を
維持管理するために必要であった、攪拌、フィルタリン
グ、冷却、空調等様々な付帯設備が必要なくなり、装置
のコンパクト化・省エネルギー化が可能になる。更に、
揮発成分の補充、硬化性液体の補充等、浸漬法における
繁雑な日常の液管理の必要がなくなり、操作のシンプル
化が可能になる。
【0012】また、インクジェット方式およびスプレー
方式を用いることが、光学部材に対して必要な部分に必
要最低量の処理液体を塗布することができ、処理液体の
利用効率が高い液体の塗布方法として有効であることを
知見した。
【0013】つまり、インクジェット方式およびスプレ
ー方式を用いて処理液体を滴状に微細化し、光学部材の
全塗布面に対して均一にかつ薄く塗布することが、必要
な部分に必要最低量の塗布を可能にし、処理液体の利用
効率を高める液体の塗布方法として有効である。
【0014】従って、目的を達成するために、請求項1
記載の発明は、光学部材の表面処理において、処理液体
を滴状に微細化して塗布することを特徴とする液体の塗
布方法を提供する。
【0015】また、請求項2記載の発明は、インクジェ
ット方式を用いて前記処理液体を塗布することを特徴と
する請求項1記載の液体の塗布方法を提供する。
【0016】請求項3記載の発明は、スプレー方式を用
いて前記処理液体を塗布することを特徴とする請求項1
記載の液体の塗布方法を提供する。
【0017】請求項4記載の発明は、前記処理液体が、
該光学部材の原料またはその一部であることを特徴とす
る請求項1〜3のいずれか一項に記載の液体の塗布方法
を提供する。
【0018】請求項5記載の発明は、前記処理液体が、
該光学部材の表面硬化膜の原料またはその一部であるこ
とを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の液
体の塗布方法を提供する。
【0019】請求項6記載の発明は、前記処理液体が、
該光学部材のプライマーの原料またはその一部であるこ
とを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の液
体の塗布方法を提供する。
【0020】請求項7記載の発明は、前記処理液体が、
該光学部材の反射防止膜の原料またはその一部であるこ
とを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の液
体の塗布方法を提供する。
【0021】請求項8記載の発明は、前記処理液体が、
顔料および/または染料を含むことを特徴とする請求項
1〜3のいずれか一項に記載の液体の塗布方法を提供す
る。
【0022】請求項9記載の発明は、請求項1〜8のい
ずれか一項に記載の液体の塗布方法により前記処理液体
を該光学部材表面に塗布する工程と、前記光学部材を回
転させて塗布した液体の平滑処理を行う工程とからなる
ことを特徴とする平滑処理方法を提供する。
【0023】請求項10記載の発明は、請求項1〜8の
いずれか一項に記載の液体の塗布方法を用いることを特
徴とする光学部材の製造方法を提供する。
【0024】請求項11記載の発明は、請求項9記載の
液体の平滑処理方法を用いることを特徴とする光学部材
の製造方法を提供する。
【0025】請求項12記載の発明は、請求項10また
は11記載の光学部材が、眼鏡用レンズおよび/または
調光用レンズおよび/またはサングラスであることを特
徴とする光学部材の製造方法を提供する。
【0026】請求項13記載の発明は、該光学部材を保
持・回転する手段、前記処理液体を滴状に微細化するイ
ンクジェット手段、および前記光学部材と前記インクジ
ェット手段を相対位置決めする手段を具備することを特
徴とする光学部材加工装置を提供する。
【0027】請求項14記載の発明は、該光学部材を保
持・回転する手段、前記処理液体を滴状に微細化するス
プレー手段、および前記光学部材と前記スプレー手段を
相対位置決めする手段を具備することを特徴とする光学
部材加工装置を提供する。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明における光学部材として
は、眼鏡用レンズ、調光用レンズ、サングラス、カメラ
レンズ、望遠鏡レンズ、拡大鏡レンズ、プロジェクター
レンズ、ピックアップレンズ、マイクロレンズ等の各種
光学レンズおよび光学ミラー、光学フィルター、プリズ
ム、半導体露光用ステッパー等が挙げられる。
【0029】本発明の液体塗布手段の一つであるインク
ジェット方式には、圧電体素子を用いたピエゾジェット
式、あるいはエネルギー発生素子として電気熱変換体を
用いた気泡ジェット式等が挙げられ、処理液体の着弾面
積および着弾パターンに応じて適宜選択して使用するこ
とができる。
【0030】また、スプレー方式には、圧縮エアで霧化
するエア霧化式、あるいは材料に高圧力をかけ、ノズル
チップより吐出させるエアレス霧化式等が挙げられ、処
理液体の粘度や吐出量に応じて適宜選択して使用するこ
とができる。
【0031】上記インクジェットおよびスプレーの各方
式により吐出する処理液体としては、光学部材の原料の
一部、光学部材の原料そのもの、光学部材の表面硬化膜
原料の一部、光学部材の表面硬化膜原料そのもの、光学
部材のプライマー原料の一部、光学部材のプライマー原
料そのもの、光学部材の反射防止膜原料の一部および光
学部材の反射防止膜原料そのもの等が挙げられるが、そ
れらは硬化方法によって使い分けられる。例えば、紫外
線、電子線またはマイクロ波等を用いて光学部材の原
料、表面硬化膜原料、プライマー原料および反射防止膜
原料を硬化させる場合には、反応開始剤、触媒、溶剤お
よび加水分解反応を進行させるための水等を添加しなく
ても硬化反応が進行するため、それらを除いた光学部材
原料の一部、表面硬化膜原料の一部、プライマー原料の
一部および反射防止膜原料の一部を用いればよい。一
方、加熱によって光学部材原料、表面硬化膜原料、プラ
イマー原料および反射防止膜原料を硬化させる場合に
は、反応開始剤、触媒、溶剤および加水分解反応を進行
させるための水等を添加しなければ硬化反応が進行しな
いため、これらを含んだ光学部材原料、表面硬化膜原
料、プライマー原料および反射防止膜原料を用いる必要
がある。また、これらの処理液体に染料および/または
顔料を含ませることで、着色することも可能である。
【0032】上記インクジェットおよびスプレーの各方
式で処理液体を光学部材表面に塗布するだけでは、塗り
残し又は塗りムラ等が発生し、光学部材の外観品質が得
られないこともある。その場合には、処理液体を塗布す
る工程と光学部材を回転させて塗布した液体の平滑処理
を行う工程を組み合わせることにより、液体の平滑処理
を行うことが可能である。回転前の塗布および回転しな
がらの塗布等、塗布と回転のタイミングについては、液
体の塗布性を評価しながら適宜選択すればよい。
【0033】以下、本発明の実施例をレンズのハードコ
ーティングを例に、図面に基づいて説明するが、これら
に限定されるものではない。
【0034】(実施例1)図1は、本実施例を示す装置
の概略断面図である。レンズ1を固定部材2により固定
する。また、上側ピエゾジェット方式のインクジェット
式記録ヘッド3より、液体4が吐出されるようになって
いる。図1では上側インクジェット式記録ヘッドが移動
するようになっているが、レンズ1側を移動させても、
両方を移動させてもよい。
【0035】アセトンで洗浄したチオウレタン系のレン
ズ1を固定部材2に固定し、駆動周波数を4.5kHz
に設定したインクジェット式記録ヘッド3より、シリコ
ーン系ハードコート液0.09gを連続吐出させた。レ
ンズ1を固定部材2から取り出した後、120℃で90
分間硬化した。
【0036】このようにして作られたハードコートレン
ズは、塗りむらがなく、良好な外観であった。
【0037】(実施例2)図2は、本実施例を示す装置
の概略断面図である。レンズ1を固定・回転部材5によ
り固定する。レンズ1は、固定・回転部材5とともに、
Aを回転軸に、B方向あるいはBと逆方向に回転しうる
構造になっている。また、上側ピエゾジェット方式のイ
ンクジェット式記録ヘッド3より、液体4が吐出される
ようになっている。
【0038】アセトンで洗浄したチオウレタン系のレン
ズ1を固定・回転部材5に固定し、駆動周波数を4.5
kHzに設定したインクジェット式記録ヘッド3より、
シリコーン系ハードコート液0.35gを連続吐出させ
た。ハードコート液がレンズ1表面全体に塗布された
後、レンズ1および固定・回転部材5を1500rpm
で回転させ、0.8秒間保持した後即停止した。レンズ
1を固定・回転部材5から取り出した後、120℃で9
0分間硬化した。
【0039】このようにして作られたハードコートレン
ズは、塗りむらがなく、良好な外観であった。
【0040】(実施例3)図3は、本実施例を示す装置
の概略断面図である。レンズ1を固定部材2により固定
する。また、上側エア霧化式スプレーノズル6より、液
体4が吐出されるようになっている。
【0041】アセトンで洗浄したチオウレタン系のレン
ズ1を固定部材2に固定し、液圧0.07MPa、空気
圧0.21MPaに設定したスプレーノズル6より、シ
リコーン系ハードコート液0.14gを吐出させた。レ
ンズ1を固定部材2から取り出した後、120℃で90
分間硬化した。
【0042】このようにして作られたハードコートレン
ズは、塗りむらがなく、良好な外観であった。
【0043】(実施例4)図4は、本実施例を示す装置
の概略断面図である。レンズ1を固定・回転部材5によ
り固定する。レンズ1は、固定・回転部材5とともに、
Aを回転軸に、B方向あるいはBと逆方向に回転しうる
構造になっている。また、上側エア霧化式スプレーノズ
ル6より、液体4が吐出されるようになっている。
【0044】アセトンで洗浄したチオウレタン系のレン
ズ1を固定・回転部材5に固定し、液圧0.07MP
a、空気圧0.21MPaに設定したスプレーノズル6
より、シリコーン系ハードコート液0.35gを吐出さ
せた。ハードコート液がレンズ1表面全体に塗布された
後、レンズ1および固定・回転部材5を1500rpm
で回転させ、0.8秒間保持した後即停止した。レンズ
1を固定・回転部材5から取り出した後、120℃で9
0分間硬化した。
【0045】このようにして作られたハードコートレン
ズは、塗りむらがなく、良好な外観であった。
【0046】(比較例1)図5は、比較例1を示す装置
の概略断面図である。レンズ1を固定・回転部材5によ
り固定する。レンズ1は、固定・回転部材5とともに、
Aを回転軸に、B方向あるいはBと逆方向に回転しうる
構造になっている。また、上側内径4mmの液体吐出ノ
ズル7より、液体4が滴状に吐出されるようになってい
る。
【0047】アセトンで洗浄したチオウレタン系のレン
ズ1を固定・回転部材5に固定し、それらを800rp
mで回転させながら、液体吐出ノズル7よりシリコーン
系ハードコート液2.0gを吐出した。その後、レンズ
1および固定・回転部材5を1500rpmに上昇さ
せ、0.8秒間保持した後即停止した。レンズ1を固定
・回転部材5から取り出した後、120℃で90分間硬
化した。
【0048】このようにして作られたハードコートレン
ズは、塗りむらがなく、良好な外観であった。しかし、
ハードコート液使用量は2.0gであり、表1に示すよ
うに、実施例1でインクジェット式記録ヘッドのみを用
いて塗布した場合に必要であったハードコート液使用量
0.09gの約22倍、実施例3でスプレーノズルのみ
を用いて塗布した場合に必要であったハードコート液使
用量0.14gの約14倍、実施例2および実施例4で
上記塗布工程に回転工程を加えた場合に必要であったハ
ードコート液使用量0.35gの約5.7倍の量を必要
とした。
【0049】
【表1】
【0050】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、光学
部材への処理液体の塗布方法において、装置のコンパク
ト化・省エネルギー化および操作のシンプル化を提供す
ることが可能になった。
【0051】また、本発明によれば、光学部材に対して
必要な部分に必要最低量の処理液体を塗布することがで
き、処理液体の利用効率が高い液体塗布方法を提供する
ことが可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1で用いた装置の概略断面図である。
【図2】実施例2で用いた装置の概略断面図である。
【図3】実施例3で用いた装置の概略断面図である。
【図4】実施例4で用いた装置の概略断面図である。
【図5】比較例1で用いた装置の概略断面図である。
【符号の説明】
1…レンズ 2…固定部材 3…インクジェット式記録ヘッド 4…液体 5…固定・回転部材 6…スプレーノズル 7…内径4mmの吐出ノズル A…固定・回転部材の回転中心 B…固定・回転部材の回転方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2K009 AA15 BB11 CC42 DD02 DD06 4D075 AC01 AC64 CB02 DA08 DB31 DC24 4F042 AA10 EB17

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学部材の表面処理において、処理液体
    を滴状に微細化して塗布することを特徴とする液体の塗
    布方法。
  2. 【請求項2】 インクジェット方式を用いて前記処理液
    体を塗布することを特徴とする請求項1記載の液体の塗
    布方法。
  3. 【請求項3】 スプレー方式を用いて前記処理液体を塗
    布することを特徴とする請求項1記載の液体の塗布方
    法。
  4. 【請求項4】 前記処理液体が、該光学部材の原料また
    はその一部であることを特徴とする請求項1〜3のいず
    れか一項に記載の液体の塗布方法。
  5. 【請求項5】 前記処理液体が、該光学部材の表面硬化
    膜の原料またはその一部であることを特徴とする請求項
    1〜3のいずれか一項に記載の液体の塗布方法。
  6. 【請求項6】 前記処理液体が、該光学部材のプライマ
    ーの原料またはその一部であることを特徴とする請求項
    1〜3のいずれか一項に記載の液体の塗布方法。
  7. 【請求項7】 前記処理液体が、該光学部材の反射防止
    膜の原料またはその一部であることを特徴とする請求項
    1〜3のいずれか一項に記載の液体の塗布方法。
  8. 【請求項8】 前記処理液体が、顔料および/または染
    料を含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項
    に記載の液体の塗布方法。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれか一項に記載の液
    体の塗布方法により前記処理液体を該光学部材表面に塗
    布する工程と、前記光学部材を回転させて塗布した液体
    の平滑処理を行う工程とからなることを特徴とする平滑
    処理方法。
  10. 【請求項10】 請求項1〜8のいずれか一項に記載の
    液体の塗布方法を用いることを特徴とする光学部材の製
    造方法。
  11. 【請求項11】 請求項9記載の液体の平滑処理方法を
    用いることを特徴とする光学部材の製造方法。
  12. 【請求項12】 請求項10または11記載の光学部材
    が、眼鏡用レンズおよび/または調光用レンズおよび/
    またはサングラスであることを特徴とする光学部材の製
    造方法。
  13. 【請求項13】 該光学部材を保持・回転する手段、前
    記処理液体を滴状に微細化するインクジェット手段、お
    よび前記光学部材と前記インクジェット手段を相対位置
    決めする手段を具備することを特徴とする光学部材加工
    装置。
  14. 【請求項14】 該光学部材を保持・回転する手段、前
    記処理液体を滴状に微細化するスプレー手段、および前
    記光学部材と前記スプレー手段を相対位置決めする手段
    を具備することを特徴とする光学部材加工装置。
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