JP2001327782A - 穴かがりミシンの布切り装置 - Google Patents

穴かがりミシンの布切り装置

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JP2001327782A JP2000150157A JP2000150157A JP2001327782A JP 2001327782 A JP2001327782 A JP 2001327782A JP 2000150157 A JP2000150157 A JP 2000150157A JP 2000150157 A JP2000150157 A JP 2000150157A JP 2001327782 A JP2001327782 A JP 2001327782A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ミシンの布切り装置において、手動で駆動可
能とすることである。 【解決手段】 メス22及びメス受け23の間に被縫製
物を介在させ、メス22をメス受け23に向かって下降
させることにより、前記被縫製物に穴を形成する布切り
装置10において、ボールネジ部材14aと、駆動軸1
8と、ボールネジ部材14aを回転させるモータ11
と、ボールネジ部材14aの回転により直線的に往復移
動するハウジング15と、ハウジング15と駆動軸18
とを連結し、ハウジング15の移動方向にしたがって駆
動軸18を所定の方向に回転させるリンク16、16及
びレバー17からなるリンク機構と、駆動軸18の回転
運動を直線運動に変換して、メス22を駆動するピニオ
ンギア19及びラック部材20とからなる駆動手段とを
備え、レバー17の一端を駆動軸18に固定することに
より、メス22をモータ11の回転により往復駆動す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、メス及びメス受
けを備え、これらのうちの一方を他方に向かって下降さ
せることにより、被縫製物に穴を形成する穴かがりミシ
ンの布切り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、被縫製物にボタンホールを形
成するとともに、該ボタンホールの周りにかがり縫いを
施す穴かがりミシンが知られている。このような穴かが
りミシンには、ボタンホールを形成する布切り装置が設
けられている。従来用いられている布切り装置では、メ
ス及びメス受けを上下に対向するように配設し、上側に
設けられた方、例えばメスを下方に移動させ、下側のメ
ス受け上に載置されている被縫製物をメスとメス受けと
により挟むことによってボタンホールを形成するように
構成されている。この場合のメスの駆動源としては、エ
アシリンダが用いられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、布切り装置
においては、縫製時の布切り動作とは別に、メス(ある
いはメス受け)を下降させ任意の位置に停止させたい場
合がある。しかしながら、従来の布切り装置でメス等を
手動で動作させようと力を加えても、エアシリンダの出
力軸を動作させるだけの大きな力が必要となり、結局手
動でメス等を駆動することはできなかった。また、メス
等の下降をエアシリンダではなくモータを駆動源として
行い、上昇させるときにはバネの付勢力を利用する布切
り装置も開発されている。この場合には、モータが動作
していないときに手動でメス等を下げることは可能では
あるが、布切り後のメスの戻りを確実にするために、十
分な強さのバネを用いており、手で下げるためにはかな
りの力が必要であった。しかも、手動でメス等を下げる
ことができたとしても、前記バネによりメス等は常に上
方に付勢されているので、手を離すと上昇し元の待機位
置に戻ってしまい、下降した状態を保つことができなか
った。もし、ここで、バネの力を弱めると、布切り後の
メス(メス受け)の上方への戻り動作が遅くなったり、
確実に戻らなくなるという問題が生じることになる。
【0004】本発明の課題は、穴かがりミシンの布切り
装置において、メスやメス受けを手動で駆動可能とする
とともに、通常の縫製時にメスあるいはメス受けの上下
動を確実なものとすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、たとえば図1、図2に示
すように、メス(22)及びメス受け(23)の間に被
縫製物を介在させ、前記メス及びメス受けのうちの一方
の部材を他方に向かって下降させることにより、前記被
縫製物を切り込んで穴を形成する穴かがりミシン(鳩目
穴かがりミシン1)の布切り装置(10)において、回
転可能に取り付けられた回転軸(ボールネジ部材14
a)と、前記一方の部材を駆動するために回転可能に取
り付けられた駆動軸(18)と、回転軸を回転させるモ
ータ(11)と、回転軸の回転により直線的に往復移動
する移動体(ハウジング15)と、移動体と駆動軸とを
連結し、移動体の移動方向にしたがって駆動軸を所定の
方向に回転させるリンク機構(リンク16、16、レバ
ー17)と、駆動軸の回転運動を直線運動に変換して、
前記一方の部材を駆動する駆動手段(ピニオンギア1
9、ラック部材20)とを備え、リンク機構を構成する
部材の一端を駆動軸に固定することによって、前記一方
の部材をモータの回転により上下駆動することを特徴と
する。
【0006】請求項1に記載の発明によれば、メスある
いはメス受けの駆動について、リンク機構を構成する部
材の一端を駆動軸に固定することによって、つまり、モ
ータの回転が、回転軸、移動体を経て、リンク機構によ
って駆動軸に直接伝達される構成とすることによって、
上昇及び下降のいずれもモータの駆動力によって行うよ
うにしたことから、逆に言えば、モータの電源が切れて
いる場合、布切り装置の各部材に力を加える他の駆動源
(例えばバネやエアシリンダ)はないので、布切り装置
に手などにより外力を加えれば、その力が各部材を経て
メスあるいはメス受けに伝達され、メスやメス受けを上
昇・下降させることができるようになる。また、バネや
エアシリンダといった力に抗する必要はないので、比較
的軽い力でメスあるいはメス受けを手動で駆動し、任意
の位置にメスやメス受けを停止させることが可能とな
る。加えて、請求項1の布切り装置は上記のようにモー
タの回転が確実に伝達される構成を有することから、縫
製時の布切り動作時には、モータの動作に対してメス
(メス受け)の動作のタイミングに不確定な遅れが生じ
ることはなく、確実にメス(メス受け)を上下に駆動で
きる。ここで、リンク機構は、1つの部材から構成して
もよいし、複数の部材から構成してもよい。
【0007】請求項1に記載の穴かがりミシンの布切り
装置において、具体的には、請求項2に記載の発明のよ
うに、モータの電源が切られているときに、前記一方の
部材を手動で上下方向に往復駆動するための手動操作手
段(ハンドル31)が設けられていれば、この手動操作
手段によってメスやメス受けを駆動できる。
【0008】請求項2に記載の発明において、手動操作
手段を布切り装置のいずれの部材に対して取り付けるか
については、特に限定されないが、請求項3に記載の発
明のように、回転軸のミシン外方に突出する一端に設け
てもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1には、本発明に係る布
切り装置が設けられた穴かがりミシンの一例として、鳩
目穴かがりミシン1の内部機構を示した。また、図2に
は、鳩目穴かがりミシン1に設けられた布切り装置10
の構成の概略を示した。鳩目穴かがりミシン1は、ベッ
ド部2と、ベッド部2の左側上に立脚する脚柱部3と、
脚柱部3に連続しベッド部2に平行するように設けられ
たアーム部4とからなるミシンフレーム内に、主要部を
納めて構成される。
【0010】アーム部4内の右側部内には、針棒5aが
上下動及び左右に揺動自在に設けられ、この針棒5aの
先端にミシン針5が固定されている。また、ベッド部2
上には図示しない布送り装置が設けられ、縫製される被
縫製物は前記布送り装置上に載置され、所定の方向に送
られるようになっている。また、ベッド部2には、仮想
線Lで示す位置にルーパーを備えるルーパー駆動機構
(図示せず)が設けられている。鳩目穴かがりミシン1
は、後述する布切り装置10により鳩目穴のボタンホー
ルを形成するとともに、針棒5aの上下動及び針振り動
作に合わせて前記ルーパー駆動機構によりルーパーを駆
動し、ミシン針5とルーパーの協働により鳩目穴の周り
にかがり縫いを施すようになっている。
【0011】布切り装置10は、図1、図2に示すよう
に、主にモータ11、ボールネジ部材14a、ハウジン
グ15、駆動軸18、ラック部材20、メス22、メス
受け23とから構成される。なお、図1は布切断時の状
態であり、また、ボールネジ部材14aの上部および下
部については断面で示している。モータ11は、ベッド
部2内に出力軸を上に向けて設けられたパルスモータで
あり、取付板11aを介して固定され、鳩目穴かがりミ
シン1に設けられている図示しない制御装置により制御
されて動作するようになっている。
【0012】モータ11の出力軸には、モータギア12
が取り付けられている。一方、モータ11の上方には、
所定の方向にネジ溝が形成された棒状のボールネジ部材
14aが、ミシンフレームを縦方向に貫通するように設
けられている。ボールネジ部材14aは、ベッド2に固
定されたベアリング2a、2bと、アーム部4に固定さ
れたベアリング4aによって回転可能に支持されてい
る。ボールネジ部材14aの下端部には、ボールネジギ
ア13が取り付けられ、前記モータギア12と噛み合っ
ている。よって、モータ11が回転すると、モータギア
12及びボールネジギア13を介して、ボールネジ部材
14aは回転するようになっている。
【0013】図1および図3に示すように、ボールネジ
部材14aの上端部14cは、アーム部4のフレームか
ら突出し、この上端部14cにネジ30によってハンド
ル31が取り付けられている。上端部14cには、ロー
ルピン32が横方向に貫通しており、このロールピン3
2の両端部は、ハンドル31に形成された切り欠きに係
止され、ハンドル31のボールネジ部材14aに対する
空回りが防止されている。したがって、ミシン外方から
作業者が手によりハンドル31を操作すると、それに伴
ってボールネジ部材14aも同じ方向に回転するように
なっている。
【0014】ボールネジ部材14aには、ボールネジ部
材14aに対応するように図示しない溝が形成されてい
るボールネジナット14bがはめ込まれている。ボール
ネジナット14b上には、ボールネジ部材14aが通さ
れた状態で、ハウジング15がネジ15a、15aによ
り固定されている。また、ボールネジ部材14aの近傍
には、図4に示すように、ボールネジ部材14aに平行
するようにガイド軸24がアーム部4に固定され、ガイ
ド軸24は、ハウジング15に固定されたハウジングガ
イド15aに挿通されている。このガイド軸24は、ハ
ウジング15の回転止めであり、かつ、ハウジング15
の上下動のガイドとしての役目を担う。したがって、ボ
ールネジ部材14aが回転すると、ハウジング15は、
ボールネジナット14bを介して、スムーズに上下動す
るようになっている。
【0015】ハウジング15の両側には、図2、図4に
示すように、一対のリンク16、16の一端がリンク軸
16a、16aを軸として回動自在に取り付けられてい
る。またリンク16、16の他端には、レバー17の二
股に分かれた先端部17a、17aがリンク軸16b、
16bを軸として回動自在に取り付けられている。これ
らリンク16、16とレバー17とにより本発明のリン
ク機構が構成されている。レバー17の基部17bに
は、アーム部4内に水平方向に設けられた駆動軸18の
一端部が固定ネジ18aを介して固定されている。駆動
軸18の他端部には、ピニオンギア19が固定されてい
る。
【0016】該ピニオンギア19には、図2、図5に示
すように、アーム部4内部からフレーム下部に突出する
ラック部材20が噛み合っている。ラック部材20は、
アーム部4に固定されている直動メタル26内に上下動
可能に納められている。直動メタル26は、ピニオンギ
ア19側が切り欠かれた略円筒形状をしている。また、
ラック部材20の外面には凸部20aが設けられ、この
凸部20aは直動メタル26の図示しない溝に係合して
いる。ラック部材20は、凸部20aが前記溝に沿うこ
とで、上下方向の移動について案内される。
【0017】ラック部材20の下部には取付部材21を
介してメス22が固定されている。一方、ベッド部2に
は、メス22に対応する位置にメス受け23が設けられ
ている。布切り装置10においては、前記ハウジング1
5の上下動に伴い、リンク16、16、レバー17を介
して駆動軸18が所定の方向に回転し、これによりピニ
オンギア19を介してラック部材20が上下動すること
によって、メス22も上下動し、メス受け23に対し接
離する。つまり、ピニオンギア19とラック部材20の
噛合により、駆動軸18の回転運動が上下方向の直線運
動に変換されてメス22が駆動されるように構成され、
ピニオンギア19とラック部材20とにより本発明の駆
動手段が構成される。メス受け23は、図2に示すよう
に、鳩目形状に刃が形成されており、メス受け23上に
被縫製物がある状態で、メス受け23にメス22が押し
つけられると、被縫製物に鳩目形状のボタンホールが形
成される。
【0018】上記構成を有する布切り装置10による布
切り動作について説明する。布切り動作をすべくモータ
11が所定の方向に回転すると、モータギア12、ボー
ルネジギア13を介してボールネジ部材14aが回転
し、ボールネジナット14bと共にハウジング15が下
降する。ハウジング15が下降すると、リンク16、1
6はリンク軸16a、16a、16b、16b回りを回
転しながら共に下降し、これによってレバー17が図4
における時計方向に回転する。すると、駆動軸18及び
ピニオンギア19も同じ方向(図5では反時計方向)に
回転し、ラック部20が下降し、メス22がメス受け2
3に合致し、メス22とメス受け23との間で被縫製物
が鳩目形状に切断される。
【0019】切断後は、モータ11は前記所定の方向と
は逆の方向に回転し、その結果ハウジング15が上昇
し、駆動軸18及びピニオンギア19も図4における反
時計方向に回転し、ラック部材20が上昇し、メス22
はメス受け23から離れる。
【0020】モータ11の励磁が切れている場合には、
ハンドル31を手で操作することで、モータ11を駆動
源として布切り動作を行わせることと全く同様の動作を
行わせることができる。ハンドル31によってボールネ
ジ部材14aをハウジング15が下降する方向に回転す
れば、メス22は下降し、ハウジング15が上昇する方
向に回転すればメス22は上昇する。
【0021】以上の鳩目穴かがりミシン1に設けられた
布切り装置10によれば、メス22の動作について、上
昇及び下降のいずれもモータ11の駆動力によって行う
構成とし、さらに、ハンドル31を設け、ボールネジ部
材14aを手動で操作可能とした。このように構成した
ことで、モータ11の電源がOFFで励磁が切れている
場合には、ハンドル31を操作することで、手動でメス
22の上昇及び下降させることができる。また、モータ
の励磁が切れている場合には、布切り装置10の各部材
に対してハンドル31以外に力を加えるものはないの
で、つまりばねやエアシリンダといった他の駆動源の力
に抗する力は必要ないので、ハンドル31を軽い力で操
作しメス22を容易に上下動させることができる。ま
た、メス22を所定の位置に移動させれば、その位置で
メス22を停止させることもできる。加えて、布切り装
置10を構成する各部材は、互いにギア結合、リンク結
合、あるいは固定されており、部材同士が離間するよう
な状態にはならず、通常の布切り動作時にモータ11の
駆動力は確実にメス22に伝達されるので、モータ11
の動作に対してメス22の動作のタイミングに不確定な
遅れが生じることはなく、確実にメス22を上下に駆動
できる。
【0022】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
ず、具体的な形状や構造等については適宜変更可能であ
る。例えば、上記実施の形態では、ラック部材20にメ
ス22が固定されている構成としたが、ラック部材20
にメス受けを取り付け、ベッド部2にメスを設けてもよ
い。
【0023】
【発明の効果】請求項1〜3に記載の発明によれば、メ
スあるいはメス受けの駆動について、リンク機構を構成
する部材の一端を駆動軸に固定することによって、つま
り、モータの回転が、回転軸、移動体を経て、リンク機
構によって駆動軸に直接伝達される構成とすることによ
って、上昇及び下降のいずれもモータの駆動力によって
行うようにしたことから、逆に言えば、モータの電源が
切れている場合、布切り装置の各部材に力を加える他の
駆動源(例えばバネやエアシリンダ)はないので、布切
り装置に手などにより外力を加えれば、その力が各部材
を経てメスあるいはメス受けに伝達され、メスやメス受
けを上昇・下降させることができるようになる。また、
バネやエアシリンダといった力に抗する必要はないの
で、比較的軽い力でメスあるいはメス受けを手動で駆動
し、任意の位置にメスやメス受けを停止させることが可
能となる。加えて、請求項1〜3の布切り装置は上記の
ようにモータの回転が確実に伝達される構成を有するこ
とから、縫製時の布切り動作時には、モータの動作に対
してメス(メス受け)の動作のタイミングに不確定な遅
れが生じることはなく、確実にメス(メス受け)を上下
に駆動できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の布切り装置を適用した鳩目穴かがりミ
シンの一例を示すもので、一部破断した側面図である。
【図2】図1の鳩目穴かがりミシンに設けられた布切り
装置の概略構成を示す斜視図である。
【図3】ハンドル部分の詳細を示す断面図である。
【図4】図1の鳩目穴かがりミシンの背面図である。
【図5】図1の鳩目穴かがりミシンの正面図である。
【符号の説明】
1 鳩目穴かがりミシン(穴かがりミシン) 2 ベッド部 3 脚柱部 4 アーム部 10 布切り装置 11 モータ 12 モータギア 13 ボールネジギア 14a ボールネジ部材(回転軸) 14b ボールネジナット 15 ハウジング(移動体) 16、16 リンク(リンク機構) 17 レバー(リンク機構) 18 駆動軸 19 ピニオンギア(駆動手段) 20 ラック部材(駆動手段) 22 メス 23 メス受け 31 ハンドル(手動操作手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メス及びメス受けの間に被縫製物を介在さ
    せ、前記メス及びメス受けのうちの一方の部材を他方に
    向かって下降させることにより、前記被縫製物を切り込
    んで穴を形成する穴かがりミシンの布切り装置におい
    て、 回転可能に取り付けられた回転軸と、 前記一方の部材を駆動するために回転可能に取り付けら
    れた駆動軸と、 回転軸を回転させるモータと、 回転軸の回転により直線的に往復移動する移動体と、 移動体と駆動軸とを連結し、移動体の移動方向にしたが
    って駆動軸を所定の方向に回転させるリンク機構と、 駆動軸の回転運動を直線運動に変換して、前記一方の部
    材を駆動する駆動手段とを備え、 リンク機構を構成する部材の一端を駆動軸に固定するこ
    とにより、前記一方の部材をモータの回転により上下駆
    動することを特徴とする穴かがりミシンの布切り装置。
  2. 【請求項2】モータの電源が切られているときに、前記
    一方の部材を手動で上下方向に往復駆動するための手動
    操作手段が設けられていることを特徴とする請求項1に
    記載の穴かがりミシンの布切り装置。
  3. 【請求項3】手動操作手段は、回転軸のミシン外方に突
    出する一端に設けられていることを特徴とする請求項2
    に記載の穴かがりミシンの布切り装置。
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