JP2001327546A - ベッド装置 - Google Patents
ベッド装置Info
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- JP2001327546A JP2001327546A JP2000147884A JP2000147884A JP2001327546A JP 2001327546 A JP2001327546 A JP 2001327546A JP 2000147884 A JP2000147884 A JP 2000147884A JP 2000147884 A JP2000147884 A JP 2000147884A JP 2001327546 A JP2001327546 A JP 2001327546A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 正規の動作を利用者が故障と誤認する事態を
防止して使用性を向上する。 【解決手段】 ベッド装置11は、相互に隣接して連結
された少なくとも2つの可動部2、3と固定部4とを有
するベッド本体5と、各可動部2、3を固定部4に対し
て角変位駆動すると共に、各可動部2、3の変位中状態
を検出する制御部13と、可動部2、3が変位中状態の
ときに制御部13の制御により変位中状態を報知するL
ED19とを備えている。
防止して使用性を向上する。 【解決手段】 ベッド装置11は、相互に隣接して連結
された少なくとも2つの可動部2、3と固定部4とを有
するベッド本体5と、各可動部2、3を固定部4に対し
て角変位駆動すると共に、各可動部2、3の変位中状態
を検出する制御部13と、可動部2、3が変位中状態の
ときに制御部13の制御により変位中状態を報知するL
ED19とを備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、介護用或いは通常
の就寝用などに用いられるベッド装置に関するものであ
る。
の就寝用などに用いられるベッド装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】通常用いられているベッドは、就寝或い
は安息のために、仰臥または横臥した身体を支持するた
めに用いられるものであり、介護用などの特別な用途の
場合、例としてベッドの上半身部分や脚部相当部分の可
動部が電動アクチュエータなどによって角変位し、利用
者の上半身や脚部を所定の角度だけ起立状態としたり、
横臥状態としたりする駆動機構を備えるものがある。
は安息のために、仰臥または横臥した身体を支持するた
めに用いられるものであり、介護用などの特別な用途の
場合、例としてベッドの上半身部分や脚部相当部分の可
動部が電動アクチュエータなどによって角変位し、利用
者の上半身や脚部を所定の角度だけ起立状態としたり、
横臥状態としたりする駆動機構を備えるものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような駆動機構を
有するベッド装置において、上記可動部の動作によって
利用者の上半身と脚部とが同時に起立されると、身体が
折り曲げられた状態になる危険性が想定されるため、一
方が水平状態にならないと、他方が水平状態から起立状
態への変位を開始できないようにした保護機構を備える
ものがある。
有するベッド装置において、上記可動部の動作によって
利用者の上半身と脚部とが同時に起立されると、身体が
折り曲げられた状態になる危険性が想定されるため、一
方が水平状態にならないと、他方が水平状態から起立状
態への変位を開始できないようにした保護機構を備える
ものがある。
【0004】このような保護機構を有するベッド装置で
は、上述したような危険性は解消される。但し、一方の
可動部が完全に水平状態になっていないことを確認せず
に他方の可動部を変位させてしまう場合、該他方の可動
部が変位を開始しないので、利用者がベッド装置の故障
と誤認することになり、使用性に問題がある。
は、上述したような危険性は解消される。但し、一方の
可動部が完全に水平状態になっていないことを確認せず
に他方の可動部を変位させてしまう場合、該他方の可動
部が変位を開始しないので、利用者がベッド装置の故障
と誤認することになり、使用性に問題がある。
【0005】本発明は、上述の技術的課題を解決すべく
なされたものであり、その目的は、正規の動作を利用者
が故障と誤認する事態を防止して使用性が格段に向上さ
れたベッド装置を提供することである。
なされたものであり、その目的は、正規の動作を利用者
が故障と誤認する事態を防止して使用性が格段に向上さ
れたベッド装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のベッド装
置は、相互に隣接して連結された少なくとも2つの可動
部と固定部とを有するベッド本体と、各可動部を該固定
部に対して角変位駆動すると共に、各可動部の変位中状
態を検出する制御部と、可動部が変位中状態のときに制
御部の制御により変位中状態を報知する報知手段とを備
えている。
置は、相互に隣接して連結された少なくとも2つの可動
部と固定部とを有するベッド本体と、各可動部を該固定
部に対して角変位駆動すると共に、各可動部の変位中状
態を検出する制御部と、可動部が変位中状態のときに制
御部の制御により変位中状態を報知する報知手段とを備
えている。
【0007】請求項2記載のベッド装置は、請求項1に
おいて、前記報知手段の報知動作は、前記各可動部毎に
異なる報知態様とされる場合である。
おいて、前記報知手段の報知動作は、前記各可動部毎に
異なる報知態様とされる場合である。
【0008】
【作 用】請求項1記載のベッド装置は、ベッド本体と
制御部と報知手段とを備えている。ベッド本体の一つの
可動部が、変位中状態であるとき、制御部はこれを検出
する。また、前記一つの可動部が変位中状態のとき、報
知手段は制御部の制御により変位中状態を報知する。
制御部と報知手段とを備えている。ベッド本体の一つの
可動部が、変位中状態であるとき、制御部はこれを検出
する。また、前記一つの可動部が変位中状態のとき、報
知手段は制御部の制御により変位中状態を報知する。
【0009】これにより、利用者はベッド装置の可動部
を変位させようとして該可動部が動作しないとき、報知
手段を確認することにより、この可動部が動作しない原
因として他の可動部が変位中状態であるかどうかを明瞭
に確認することができる。報知手段が報知動作を行って
いなければ、前記他の可動部が変位中状態であるという
原因以外の原因を検討できることになる。
を変位させようとして該可動部が動作しないとき、報知
手段を確認することにより、この可動部が動作しない原
因として他の可動部が変位中状態であるかどうかを明瞭
に確認することができる。報知手段が報知動作を行って
いなければ、前記他の可動部が変位中状態であるという
原因以外の原因を検討できることになる。
【0010】従って、本発明では正規の動作を利用者が
故障と誤認する事態を防止することができ、ベッド装置
の使用性が格段に向上される。
故障と誤認する事態を防止することができ、ベッド装置
の使用性が格段に向上される。
【0011】請求項2記載のベッド装置は、請求項1に
おいて、前記報知手段の報知動作は、前記各可動部毎に
異なる報知態様とされる場合である。これによれば、上
記作用効果に加えて、変位中状態の可動部を特定するこ
とができ、前記誤認防止の精度を向上することができ
る。
おいて、前記報知手段の報知動作は、前記各可動部毎に
異なる報知態様とされる場合である。これによれば、上
記作用効果に加えて、変位中状態の可動部を特定するこ
とができ、前記誤認防止の精度を向上することができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について説明する。
実施の形態について説明する。
【0013】図1は本実施例のベッド装置1の側面図、
図2はベッド装置1に用いられる駆動機構22を示す正
面図、図3はベッド装置1の電気的構成を示すブロック
図、図4は本実施例の動作を説明するフローチャートで
ある。
図2はベッド装置1に用いられる駆動機構22を示す正
面図、図3はベッド装置1の電気的構成を示すブロック
図、図4は本実施例の動作を説明するフローチャートで
ある。
【0014】図1に示されるように、本実施例のベッド
装置1は例として介護用や看護用などに用いられるもの
であり、ベッド装置1における利用者の上半身に相当す
る第1可動部2、脚部に相当する第2可動部3及び各可
動部2、3の間の固定部4を含むベッド本体5を備えて
いる。各可動部2、3及び固定部4は、相互に隣接し、
可動部2、3は固定部4に対して角変位可能に連結され
ている。
装置1は例として介護用や看護用などに用いられるもの
であり、ベッド装置1における利用者の上半身に相当す
る第1可動部2、脚部に相当する第2可動部3及び各可
動部2、3の間の固定部4を含むベッド本体5を備えて
いる。各可動部2、3及び固定部4は、相互に隣接し、
可動部2、3は固定部4に対して角変位可能に連結され
ている。
【0015】ベッド装置1には、図2に概略が示される
駆動機構22が備えられている。
駆動機構22が備えられている。
【0016】駆動装置22の電動アクチュエータ10に
はロッド25が装着され、ロッド25は電動アクチュエ
ータ10によってロッド25の長手方向に沿って相互に
逆向きの矢符A1方向或いは矢符A2方向に並行移動さ
れる。ロッド25の先端には連結片26を介して略T字
状の駆動アーム27の第1アーム部28の先端が角変位
自在にピン30でピン結合される。第1アーム部28
は、前記連結片26に対して長手方向が略直交などの交
差する態様に配置される。第1アーム部28の他端部
は、第1アーム部28に対して略直交などの交差する態
様に配置され、相互に一体に設けられる第2アーム部2
9の中間部付近に一体に設けられる。これら、ロッド2
5及び駆動アーム27とを含んで前記駆動片8が構成さ
れる。
はロッド25が装着され、ロッド25は電動アクチュエ
ータ10によってロッド25の長手方向に沿って相互に
逆向きの矢符A1方向或いは矢符A2方向に並行移動さ
れる。ロッド25の先端には連結片26を介して略T字
状の駆動アーム27の第1アーム部28の先端が角変位
自在にピン30でピン結合される。第1アーム部28
は、前記連結片26に対して長手方向が略直交などの交
差する態様に配置される。第1アーム部28の他端部
は、第1アーム部28に対して略直交などの交差する態
様に配置され、相互に一体に設けられる第2アーム部2
9の中間部付近に一体に設けられる。これら、ロッド2
5及び駆動アーム27とを含んで前記駆動片8が構成さ
れる。
【0017】第2アーム部29の長手方向両端部付近に
は、例としてほぼ中間部付近がそれぞれ所定の角度をな
して屈曲する駆動部材6、7の一端部がそれぞれ角変位
可能に、ピン31、32でピン結合される。駆動部材
6、7は、屈曲部位である屈曲部33、34がベッド装
置1のフレームなどにピン35、36で角変位可能にピ
ン結合される。駆動部材6、7は、一例として屈曲によ
る突状部37、38が相互に反対方向を向く態様に配置
される。駆動部材6、7の他端部は、例として略円弧状
に形成された摺動部41、42として構成され、前記可
動部2、3の下面と円滑に摺動する。
は、例としてほぼ中間部付近がそれぞれ所定の角度をな
して屈曲する駆動部材6、7の一端部がそれぞれ角変位
可能に、ピン31、32でピン結合される。駆動部材
6、7は、屈曲部位である屈曲部33、34がベッド装
置1のフレームなどにピン35、36で角変位可能にピ
ン結合される。駆動部材6、7は、一例として屈曲によ
る突状部37、38が相互に反対方向を向く態様に配置
される。駆動部材6、7の他端部は、例として略円弧状
に形成された摺動部41、42として構成され、前記可
動部2、3の下面と円滑に摺動する。
【0018】ここで、前記駆動部材6、7の屈曲部3
3、34の屈曲の程度である前記所定角度は、以下のよ
うにして定められる。即ち、ロッド25及び駆動アーム
27が矢符A1方向の移動終端位置に到達したとき、駆
動部材6はピン35の周りに反時計回り方向に角変位し
前記可動部2が起立する。一方、駆動部材7はピン36
の周りに反時計回り方向に角変位し、可動部3は固定部
4と並行に寝た状態になる。逆に、ロッド25及び駆動
アーム27が矢符A2方向の移動終端位置に到達したと
き、駆動部材6はピン35の周りに時計回り方向に角変
位し可動部2は固定部4と並行に寝た状態になる。一
方、駆動部材7はピン36の周りに時計回り方向に角変
位し可動部3は起立する。
3、34の屈曲の程度である前記所定角度は、以下のよ
うにして定められる。即ち、ロッド25及び駆動アーム
27が矢符A1方向の移動終端位置に到達したとき、駆
動部材6はピン35の周りに反時計回り方向に角変位し
前記可動部2が起立する。一方、駆動部材7はピン36
の周りに反時計回り方向に角変位し、可動部3は固定部
4と並行に寝た状態になる。逆に、ロッド25及び駆動
アーム27が矢符A2方向の移動終端位置に到達したと
き、駆動部材6はピン35の周りに時計回り方向に角変
位し可動部2は固定部4と並行に寝た状態になる。一
方、駆動部材7はピン36の周りに時計回り方向に角変
位し可動部3は起立する。
【0019】ここで、ロッド25及び駆動アーム27が
矢符A1方向の移動終端位置と矢符A2方向の移動終端
位置との中間位置にあるとき、可動部2、3は共に固定
部4と並行に寝た状態になる必要がある。このため、ロ
ッド25及び駆動アーム27が矢符A1方向の移動終端
位置と矢符A2方向の移動終端位置との中間位置にある
とき、前記駆動部材6、7が可動部2、3の下面から共
に離れた位置にあるために、ロッド25及び駆動アーム
27が上記中間位置にあるときに、前記駆動部材6、7
が可動部2、3の下面から共に離れ得るよう程度に前記
駆動部材6、7の屈曲部33、34の屈曲の程度である
前記所定角度が選ばれる。
矢符A1方向の移動終端位置と矢符A2方向の移動終端
位置との中間位置にあるとき、可動部2、3は共に固定
部4と並行に寝た状態になる必要がある。このため、ロ
ッド25及び駆動アーム27が矢符A1方向の移動終端
位置と矢符A2方向の移動終端位置との中間位置にある
とき、前記駆動部材6、7が可動部2、3の下面から共
に離れた位置にあるために、ロッド25及び駆動アーム
27が上記中間位置にあるときに、前記駆動部材6、7
が可動部2、3の下面から共に離れ得るよう程度に前記
駆動部材6、7の屈曲部33、34の屈曲の程度である
前記所定角度が選ばれる。
【0020】但し、本実施例において、上記構成は発明
の一例を示すものであって、本発明をこのような構成例
に限定するものではない。ロッド25及び駆動アーム2
7が矢符A1方向の移動終端位置と矢符A2方向の移動
終端位置との間を前記中間位置を通過して移動するとき
に、可動部2、3と固定部4とが並行になる構成は本発
明の技術的範囲に含まれるものである。また、本発明
は、可動部2、3が固定部4と平行になる中間状態を含
まない構成も技術的範囲に含むものである。
の一例を示すものであって、本発明をこのような構成例
に限定するものではない。ロッド25及び駆動アーム2
7が矢符A1方向の移動終端位置と矢符A2方向の移動
終端位置との間を前記中間位置を通過して移動するとき
に、可動部2、3と固定部4とが並行になる構成は本発
明の技術的範囲に含まれるものである。また、本発明
は、可動部2、3が固定部4と平行になる中間状態を含
まない構成も技術的範囲に含むものである。
【0021】以下、図3を参照して、ベッド装置1の電
気的構成について説明する。
気的構成について説明する。
【0022】ベッド装置1は、例としてマイクロコンピ
ュータなどから構成される制御部13を備えている。制
御部13には、ベッド装置1を操作するための遠隔操作
装置(以下、リモコン)14が接続され、リモコン14
には前記第1可動部2を昇降させるための昇降スイッチ
15と、第2可動部3を昇降させる為の昇降スイッチ1
6とが備えられている。
ュータなどから構成される制御部13を備えている。制
御部13には、ベッド装置1を操作するための遠隔操作
装置(以下、リモコン)14が接続され、リモコン14
には前記第1可動部2を昇降させるための昇降スイッチ
15と、第2可動部3を昇降させる為の昇降スイッチ1
6とが備えられている。
【0023】更に制御部13には、前記各可動部2、3
の予め定められる変位終了状態である水平状態を検出す
る姿勢センサ17、18が接続されている。この姿勢セ
ンサ17、18は、可動部2、3が起立状態から水平状
態に変位したことを可動部2、3による接触で検出する
リミットスイッチや、可動部2、3に設けられるロータ
リエンコーダなどの機構的な装置で構成されてもよく、
或いは可動部2、3の動力源としてモータを用いる場合
であれば当該モータの回転量、回転時間などから可動部
2、3の傾斜の程度を演算する手段であってもよい。
の予め定められる変位終了状態である水平状態を検出す
る姿勢センサ17、18が接続されている。この姿勢セ
ンサ17、18は、可動部2、3が起立状態から水平状
態に変位したことを可動部2、3による接触で検出する
リミットスイッチや、可動部2、3に設けられるロータ
リエンコーダなどの機構的な装置で構成されてもよく、
或いは可動部2、3の動力源としてモータを用いる場合
であれば当該モータの回転量、回転時間などから可動部
2、3の傾斜の程度を演算する手段であってもよい。
【0024】制御部13には、前記各可動部2、3の一
方が前述した水平状態から起立している変位中状態のと
きに他方の可動部2、3を水平状態から起立させようと
したときに制御部13の制御によって後述するように点
灯制御される報知手段である例としてLED(発光ダイ
オード)19が接続される。本実施例では、LED19
の点灯状態を変化させて、可動部2或いは可動部3のい
ずれが変位中状態であるかを利用者に識別せしめるよう
にしているので、LED19は1個でよいが、もちろん
可動部2、3に対応して異なるLEDを設けてもよく、
この際にはLEDの点灯態様は同一でもよい。また、前
記制御部13には、前述した電動アクチュエータ10が
接続されている。
方が前述した水平状態から起立している変位中状態のと
きに他方の可動部2、3を水平状態から起立させようと
したときに制御部13の制御によって後述するように点
灯制御される報知手段である例としてLED(発光ダイ
オード)19が接続される。本実施例では、LED19
の点灯状態を変化させて、可動部2或いは可動部3のい
ずれが変位中状態であるかを利用者に識別せしめるよう
にしているので、LED19は1個でよいが、もちろん
可動部2、3に対応して異なるLEDを設けてもよく、
この際にはLEDの点灯態様は同一でもよい。また、前
記制御部13には、前述した電動アクチュエータ10が
接続されている。
【0025】以下、図4を参照して本実施例のベッド装
置1の動作について説明する。
置1の動作について説明する。
【0026】ステップa1において、昇降スイッチ15
を操作して可動部2を水平状態から起立状態へ変位させ
る操作を行う。
を操作して可動部2を水平状態から起立状態へ変位させ
る操作を行う。
【0027】ステップa2では、このとき、可動部3が
水平状態であるかどうかを判断する。この判断が肯定で
あればステップa3で、電動アクチュエータ10のロッ
ド25が矢符A2方向に駆動され、前述したように可動
部2が起立状態へ変位させられる。この後、処理はステ
ップa1に戻る。
水平状態であるかどうかを判断する。この判断が肯定で
あればステップa3で、電動アクチュエータ10のロッ
ド25が矢符A2方向に駆動され、前述したように可動
部2が起立状態へ変位させられる。この後、処理はステ
ップa1に戻る。
【0028】また、ステップa2において可動部3が前
記変位中状態であれば、ステップa2の判断は否定にな
り、ステップa4で前記LED19を点滅させる。この
とき、可動部2、3のいずれが変位中状態であるかを区
別するために、例として可動部3が変位中状態であると
きのLED19の点滅速度を、可動部2が変位中状態で
あるときのLED19の点滅速度よりも早くする。もち
ろん、この点滅速度の関係は逆であってもよく、或いは
点滅の際の点灯期間のデューティを変化させるようにし
てもよい。要は、可動部2、3毎に異なる報知態様とな
ればよい。この後、処理はステップa1に戻る。
記変位中状態であれば、ステップa2の判断は否定にな
り、ステップa4で前記LED19を点滅させる。この
とき、可動部2、3のいずれが変位中状態であるかを区
別するために、例として可動部3が変位中状態であると
きのLED19の点滅速度を、可動部2が変位中状態で
あるときのLED19の点滅速度よりも早くする。もち
ろん、この点滅速度の関係は逆であってもよく、或いは
点滅の際の点灯期間のデューティを変化させるようにし
てもよい。要は、可動部2、3毎に異なる報知態様とな
ればよい。この後、処理はステップa1に戻る。
【0029】一方、リモコン14において、最初に昇降
スイッチ16が操作される場合、ステップa5におい
て、昇降スイッチ15が操作されて可動部3を水平状態
から起立状態へ変位させる操作を行う。ステップa6で
は、このとき、可動部2が水平状態であるかどうかを判
断する。この判断が肯定であればステップa7で、前記
電動アクチュエータ10のロッド25が矢符A1方向に
駆動され、前述したように可動部3が起立状態へ変位さ
せられる。
スイッチ16が操作される場合、ステップa5におい
て、昇降スイッチ15が操作されて可動部3を水平状態
から起立状態へ変位させる操作を行う。ステップa6で
は、このとき、可動部2が水平状態であるかどうかを判
断する。この判断が肯定であればステップa7で、前記
電動アクチュエータ10のロッド25が矢符A1方向に
駆動され、前述したように可動部3が起立状態へ変位さ
せられる。
【0030】この後、処理はステップa1に戻る。
【0031】一方、ステップa6において可動部2が前
記変位中状態であれば、ステップa6の判断は否定にな
り、ステップa8で前記LED19を点滅させる。この
とき、本実施例では、前述したように、このときのLE
D19の点滅速度はステップa4における点滅制御の場
合よりも比較的遅く制御される。この後、処理はステッ
プa1に戻る。
記変位中状態であれば、ステップa6の判断は否定にな
り、ステップa8で前記LED19を点滅させる。この
とき、本実施例では、前述したように、このときのLE
D19の点滅速度はステップa4における点滅制御の場
合よりも比較的遅く制御される。この後、処理はステッ
プa1に戻る。
【0032】以上のように本実施例のベッド装置1で
は、リモコン14の昇降スイッチ15または昇降スイッ
チ16が操作されたとき、ベッド本体5の逆側の可動部
3または可動部2が変位中状態であるとき、制御部13
はこれを検出し、LED19を点滅させて利用者に報知
するようにした。
は、リモコン14の昇降スイッチ15または昇降スイッ
チ16が操作されたとき、ベッド本体5の逆側の可動部
3または可動部2が変位中状態であるとき、制御部13
はこれを検出し、LED19を点滅させて利用者に報知
するようにした。
【0033】これにより、利用者はベッド装置1の可動
部2、3を変位させようとして可動部2、3が動作しな
いとき、LED19を確認することにより、この可動部
2、3が動作しない原因として、他の可動部2、3が変
位中状態であるかどうかを明瞭に確認することができ
る。LED19が点滅動作を行っていなければ、前記他
の可動部2、3が変位中状態であるという原因以外の原
因を検討できることになる。
部2、3を変位させようとして可動部2、3が動作しな
いとき、LED19を確認することにより、この可動部
2、3が動作しない原因として、他の可動部2、3が変
位中状態であるかどうかを明瞭に確認することができ
る。LED19が点滅動作を行っていなければ、前記他
の可動部2、3が変位中状態であるという原因以外の原
因を検討できることになる。
【0034】従って、本実施例では正規の動作を利用者
が故障と誤認する事態を防止することができ、ベッド装
置1の使用性が格段に向上される。
が故障と誤認する事態を防止することができ、ベッド装
置1の使用性が格段に向上される。
【0035】
【発明の効果】以上のように請求項1記載のベッド装置
によれば、ベッド本体の一つの可動部が、変位中状態で
あるとき、制御部はこれを検出する。また、前記一つの
可動部が変位中状態のとき、報知手段は制御部の制御に
より変位中状態を報知する。
によれば、ベッド本体の一つの可動部が、変位中状態で
あるとき、制御部はこれを検出する。また、前記一つの
可動部が変位中状態のとき、報知手段は制御部の制御に
より変位中状態を報知する。
【0036】これにより、利用者はベッド装置の可動部
を変位させようとして該可動部が動作しないとき、報知
手段を確認することにより、この可動部が動作しない原
因として他の可動部が変位中状態であるかどうかを明瞭
に確認することができる。報知手段が報知動作を行って
いなければ、前記他の可動部が変位中状態であるという
原因以外の原因を検討できることになる。
を変位させようとして該可動部が動作しないとき、報知
手段を確認することにより、この可動部が動作しない原
因として他の可動部が変位中状態であるかどうかを明瞭
に確認することができる。報知手段が報知動作を行って
いなければ、前記他の可動部が変位中状態であるという
原因以外の原因を検討できることになる。
【0037】従って、本発明では正規の動作を利用者が
故障と誤認する事態を防止することができ、ベッド装置
の使用性が格段に向上される。
故障と誤認する事態を防止することができ、ベッド装置
の使用性が格段に向上される。
【0038】請求項2記載のベッド装置は、請求項1に
おいて、前記報知手段の報知動作は、前記各可動部毎に
異なる報知態様とされる場合である。これによれば、上
記作用効果に加えて、変位中状態の可動部を特定するこ
とができ、前記誤認防止の精度を向上することができ
る。
おいて、前記報知手段の報知動作は、前記各可動部毎に
異なる報知態様とされる場合である。これによれば、上
記作用効果に加えて、変位中状態の可動部を特定するこ
とができ、前記誤認防止の精度を向上することができ
る。
【図1】本発明の一実施例のベッド装置1の側面図であ
る。
る。
【図2】ベッド装置1に用いられる駆動機構22の正面
図である。
図である。
【図3】ベッド装置1の電気的構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【図4】本実施例の動作を説明するフローチャートであ
る。
る。
1 ベッド装置 2 第1可動部 3 第2可動部 4 固定部 5 ベッド本体 6、7 駆動部材 8 駆動片 10、20、21 電動アクチュエータ 13 制御部 14 リモコン 15、16 昇降スイッチ 17、18 姿勢センサ 19 LED 22 駆動機構 25 ロッド 27 駆動アーム 28 第1アーム部 29 第2アーム部 30、31、32、35、36 ピン 33、34 屈曲部 41、42 摺動部
Claims (2)
- 【請求項1】相互に隣接して連結された少なくとも2つ
の可動部と固定部とを有するベッド本体と、 各可動部を該固定部に対して角変位駆動すると共に、各
可動部の変位中状態を検出する制御部と、 該可動部が該変位中状態のときに該制御部の制御により
該変位中状態を報知する報知手段とを備えることを特徴
とするベッド装置。 - 【請求項2】前記報知手段の報知動作は、前記各可動部
毎に異なる報知態様とされることを特徴とする請求項1
記載のベッド装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000147884A JP2001327546A (ja) | 2000-05-19 | 2000-05-19 | ベッド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000147884A JP2001327546A (ja) | 2000-05-19 | 2000-05-19 | ベッド装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001327546A true JP2001327546A (ja) | 2001-11-27 |
Family
ID=18654008
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000147884A Pending JP2001327546A (ja) | 2000-05-19 | 2000-05-19 | ベッド装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001327546A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7058999B2 (en) | 2002-10-24 | 2006-06-13 | Paramount Bed Co., Ltd. | Electric bed and control apparatus and control method therefor |
JP2007185333A (ja) * | 2006-01-13 | 2007-07-26 | Shinei Kogyo Kk | ベッドおよび介護ベッドの起倒装置 |
JP2007190366A (ja) * | 2005-11-30 | 2007-08-02 | Hill-Rom Services Inc | 頭部角度アラームを有する病院用ベッド |
-
2000
- 2000-05-19 JP JP2000147884A patent/JP2001327546A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7058999B2 (en) | 2002-10-24 | 2006-06-13 | Paramount Bed Co., Ltd. | Electric bed and control apparatus and control method therefor |
JP2007190366A (ja) * | 2005-11-30 | 2007-08-02 | Hill-Rom Services Inc | 頭部角度アラームを有する病院用ベッド |
JP2007185333A (ja) * | 2006-01-13 | 2007-07-26 | Shinei Kogyo Kk | ベッドおよび介護ベッドの起倒装置 |
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