JP2001327355A - キャスター付椅子のロック機構 - Google Patents
キャスター付椅子のロック機構Info
- Publication number
- JP2001327355A JP2001327355A JP2000153906A JP2000153906A JP2001327355A JP 2001327355 A JP2001327355 A JP 2001327355A JP 2000153906 A JP2000153906 A JP 2000153906A JP 2000153906 A JP2000153906 A JP 2000153906A JP 2001327355 A JP2001327355 A JP 2001327355A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chair
- pipe
- movable pipe
- fixed
- casters
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Legs For Furniture In General (AREA)
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 キャスター付の椅子に座ってかがむ姿勢をと
ることなくキャスターによる椅子の移動を固定/解除で
きるようにすること。 【解決手段】 椅子の脚部101の下端に嵌装されて固
定された固定パイプ2に可動パイプ3を入れ子式に嵌め
合わせ、弾発コイルバネ4によって可動パイプ3にその
下端3Aを床面に向ける弾発付勢力を与えておき、下端
3Aと床面Fとの間の圧接、解除を椅子の肘掛けに取り
付けられた操作機構5でかがむ姿勢をとることなく行
い、キャスターによる椅子の移動を固定/解除できるよ
うにした。
ることなくキャスターによる椅子の移動を固定/解除で
きるようにすること。 【解決手段】 椅子の脚部101の下端に嵌装されて固
定された固定パイプ2に可動パイプ3を入れ子式に嵌め
合わせ、弾発コイルバネ4によって可動パイプ3にその
下端3Aを床面に向ける弾発付勢力を与えておき、下端
3Aと床面Fとの間の圧接、解除を椅子の肘掛けに取り
付けられた操作機構5でかがむ姿勢をとることなく行
い、キャスターによる椅子の移動を固定/解除できるよ
うにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、椅子のキャスター
による移動を手元の操作で固定/解除することができる
キャスター付椅子のロック機構に関するものである。
による移動を手元の操作で固定/解除することができる
キャスター付椅子のロック機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】座ったまま椅子を移動させることができ
るようにするため、椅子の脚部下端にキャスターが取り
付けられているが、椅子を動かしたくない場合にキャス
ターを固定することができるようロック機構が設けられ
ており、このロック機構を手で操作している。
るようにするため、椅子の脚部下端にキャスターが取り
付けられているが、椅子を動かしたくない場合にキャス
ターを固定することができるようロック機構が設けられ
ており、このロック機構を手で操作している。
【0003】また、足で踏むとキャスターの動きが固定
され、足で蹴るとその固定を解除できる固定/解除ボタ
ンをキャスターに予め設けた椅子が公知である。
され、足で蹴るとその固定を解除できる固定/解除ボタ
ンをキャスターに予め設けた椅子が公知である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし前者の構成にお
いては、特に高齢者が使用する場合、固定/解除の操作
をするためにかがむ姿勢をとることが大きな負担とな
り、非常に不便である。また後者の構成においては、ロ
ック機構の固定/解除を足にて操作するボタンが小さく
操作が非常に難しい。
いては、特に高齢者が使用する場合、固定/解除の操作
をするためにかがむ姿勢をとることが大きな負担とな
り、非常に不便である。また後者の構成においては、ロ
ック機構の固定/解除を足にて操作するボタンが小さく
操作が非常に難しい。
【0005】本発明の目的は、従来技術における上述の
問題点を解決することができるようにした、キャスター
付椅子のロック機構を提供することにある。
問題点を解決することができるようにした、キャスター
付椅子のロック機構を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の特徴は、椅子の脚部下端に取り付けられたキ
ャスターによる椅子の移動を固定/解除するためのキャ
スター付椅子のロック機構であって、前記脚部下端に嵌
装されて固定された固定パイプと、前記固定パイプと入
れ子式に嵌め合わされ軸方向に運動可能なように設けら
れた可動パイプと、前記固定パイプと前記可動パイプと
の間に介装され前記可動パイプの下端を床面に押し付け
るように前記可動パイプを弾発付勢するための弾発コイ
ルバネと、前記椅子に座ったまま前記可動パイプの下端
を前記弾発コイルバネにより床面に圧接された状態又は
床面から離れた状態のいずれかにセットすることができ
るよう肘掛けに設けられた操作機構とを備えて成る点に
ある。
の本発明の特徴は、椅子の脚部下端に取り付けられたキ
ャスターによる椅子の移動を固定/解除するためのキャ
スター付椅子のロック機構であって、前記脚部下端に嵌
装されて固定された固定パイプと、前記固定パイプと入
れ子式に嵌め合わされ軸方向に運動可能なように設けら
れた可動パイプと、前記固定パイプと前記可動パイプと
の間に介装され前記可動パイプの下端を床面に押し付け
るように前記可動パイプを弾発付勢するための弾発コイ
ルバネと、前記椅子に座ったまま前記可動パイプの下端
を前記弾発コイルバネにより床面に圧接された状態又は
床面から離れた状態のいずれかにセットすることができ
るよう肘掛けに設けられた操作機構とを備えて成る点に
ある。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態の一例につき詳細に説明する。図1は、本発明
によるキャスター付椅子のロック機構の実施の形態の一
例を示す側面図である。図1に示す実施の形態では、椅
子(図示せず)の脚部101の下端にキャスター102
が設けられた椅子に本発明によるロック機構1を取り付
けた例が示されている。ロック機構1は、椅子の脚部1
01の下端に取り付けられたキャスター102による椅
子の移動を固定/解除するためのものである。
施の形態の一例につき詳細に説明する。図1は、本発明
によるキャスター付椅子のロック機構の実施の形態の一
例を示す側面図である。図1に示す実施の形態では、椅
子(図示せず)の脚部101の下端にキャスター102
が設けられた椅子に本発明によるロック機構1を取り付
けた例が示されている。ロック機構1は、椅子の脚部1
01の下端に取り付けられたキャスター102による椅
子の移動を固定/解除するためのものである。
【0008】ロック機構1は、椅子の脚部101の下端
に嵌装された後溶接等によって脚部101に固定された
固定パイプ2と、固定パイプ2と入れ子式に嵌め合わさ
れ軸方向に運動可能なように設けられた可動パイプ3と
を有している。固定パイプ2と可動パイプ3との間に
は、可動パイプ3の下端3Aを床面Fに向けて弾発付勢
させるための弾発コイルバネ4が介装されている。弾発
コイルバネ4によって可動パイプ3の下端3Aが床面F
に押し付けられている場合には、椅子を移動させようと
すると可動パイプ3の下端3Aと床面Fの間で摩擦力が
働き、椅子をキャスター102により移動させることが
できない状態(固定状態)となる。一方、可動パイプ3
を弾発コイルバネ4の力に抗して上方に移動させ可動パ
イプ3の下端3Aを床面Fから離すと、椅子をキャスタ
ー102により自由に移動させることができる状態(解
除状態)となる。
に嵌装された後溶接等によって脚部101に固定された
固定パイプ2と、固定パイプ2と入れ子式に嵌め合わさ
れ軸方向に運動可能なように設けられた可動パイプ3と
を有している。固定パイプ2と可動パイプ3との間に
は、可動パイプ3の下端3Aを床面Fに向けて弾発付勢
させるための弾発コイルバネ4が介装されている。弾発
コイルバネ4によって可動パイプ3の下端3Aが床面F
に押し付けられている場合には、椅子を移動させようと
すると可動パイプ3の下端3Aと床面Fの間で摩擦力が
働き、椅子をキャスター102により移動させることが
できない状態(固定状態)となる。一方、可動パイプ3
を弾発コイルバネ4の力に抗して上方に移動させ可動パ
イプ3の下端3Aを床面Fから離すと、椅子をキャスタ
ー102により自由に移動させることができる状態(解
除状態)となる。
【0009】椅子に座ってかがむ姿勢をとることなく、
可動パイプ3の下端3Aが弾発コイルバネ4により床面
Fに圧接された状態(固定状態)又は床面Fから離れて
椅子がキャスター102により自由に移動できる状態
(解除状態)のいずれかにセットすることができるよ
う、ロック機構1は、さらに椅子の肘掛け(図示せず)
に設けられた操作機構5を有している。
可動パイプ3の下端3Aが弾発コイルバネ4により床面
Fに圧接された状態(固定状態)又は床面Fから離れて
椅子がキャスター102により自由に移動できる状態
(解除状態)のいずれかにセットすることができるよ
う、ロック機構1は、さらに椅子の肘掛け(図示せず)
に設けられた操作機構5を有している。
【0010】操作機構5は、一端が可動パイプ3に取り
付けられ他端が椅子の肘掛け付近の高さ位置まで伸びて
いる操作棒6と、操作棒6を内部に収容して案内するた
め肘掛けに公知の適宜の手段で固定された案内パイプ7
とから構成されている。
付けられ他端が椅子の肘掛け付近の高さ位置まで伸びて
いる操作棒6と、操作棒6を内部に収容して案内するた
め肘掛けに公知の適宜の手段で固定された案内パイプ7
とから構成されている。
【0011】案内パイプ7には水平溝部71Aと垂直溝
部71Bとから成る溝71が形成されている。一方、操
作棒6はその他端部6Aが直角に折り曲げられてL字形
となっており、操作棒6はその折り曲げ部6Aaが案内
パイプ7の溝71から突出するようにして案内パイプ7
内に収容される構成となっている。
部71Bとから成る溝71が形成されている。一方、操
作棒6はその他端部6Aが直角に折り曲げられてL字形
となっており、操作棒6はその折り曲げ部6Aaが案内
パイプ7の溝71から突出するようにして案内パイプ7
内に収容される構成となっている。
【0012】溝71から突出した操作棒6の折り曲げ部
6Aaを溝71の水平溝部71Aに係止すると、可動パ
イプ3の下端3Aが床面Fから離れた解除状態に保持さ
れ、椅子はキャスター102により自由に移動できる状
態となる。また、操作棒6の折り曲げ部6Aaを溝71
の水平溝部71Aから脱出させてその垂直溝部71Bに
解放すると、弾発コイルバネ4により操作棒6と可動パ
イプ3とが下方に移動し可動パイプ3の下端3Aが床面
Fに圧接され椅子をキャスター102により移動させる
ことができない固定状態となる。
6Aaを溝71の水平溝部71Aに係止すると、可動パ
イプ3の下端3Aが床面Fから離れた解除状態に保持さ
れ、椅子はキャスター102により自由に移動できる状
態となる。また、操作棒6の折り曲げ部6Aaを溝71
の水平溝部71Aから脱出させてその垂直溝部71Bに
解放すると、弾発コイルバネ4により操作棒6と可動パ
イプ3とが下方に移動し可動パイプ3の下端3Aが床面
Fに圧接され椅子をキャスター102により移動させる
ことができない固定状態となる。
【0013】ロック機構1は以上のように構成されてい
るので、椅子に座った人は肘掛けに取り付けられた案内
パイプ7から突出している操作棒6の折り曲げ部6Aa
を案内パイプ7の溝71の垂直溝部71Bに解放したり
水平溝部71Aに係止させたりすることで、かがむ姿勢
をとることなく椅子に取り付けられたキャスター102
による椅子の移動を固定/解除することができる。
るので、椅子に座った人は肘掛けに取り付けられた案内
パイプ7から突出している操作棒6の折り曲げ部6Aa
を案内パイプ7の溝71の垂直溝部71Bに解放したり
水平溝部71Aに係止させたりすることで、かがむ姿勢
をとることなく椅子に取り付けられたキャスター102
による椅子の移動を固定/解除することができる。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、上述の如く、キャスタ
ー付の椅子に座ったままでかがむ姿勢をとることなくキ
ャスターによる椅子の移動を固定/解除することができ
るため使い勝手が良く、高齢者が使用する場合は特に好
都合である。
ー付の椅子に座ったままでかがむ姿勢をとることなくキ
ャスターによる椅子の移動を固定/解除することができ
るため使い勝手が良く、高齢者が使用する場合は特に好
都合である。
【図1】本発明によるキャスター付椅子のロック機構の
実施の形態の一例を示す側面図。
実施の形態の一例を示す側面図。
1 ロック機構 2 固定パイプ 3 可動パイプ 4 弾発コイルバネ 5 操作機構 6 操作棒 7 案内パイプ 101 脚部 102 キャスター F 床面
Claims (1)
- 【請求項1】 椅子の脚部下端に取り付けられたキャス
ターによる椅子の移動を固定/解除するためのキャスタ
ー付椅子のロック機構であって、 前記脚部下端に嵌装されて固定された固定パイプと、前
記固定パイプと入れ子式に嵌め合わされ軸方向に運動可
能なように設けられた可動パイプと、前記固定パイプと
前記可動パイプとの間に介装され前記可動パイプの下端
を床面に押し付けるように前記可動パイプを弾発付勢す
るための弾発コイルバネと、前記椅子に座ったまま前記
可動パイプの下端を前記弾発コイルバネにより床面に圧
接された状態又は床面から離れた状態のいずれかにセッ
トすることができるよう肘掛けに設けられた操作機構と
を備えて成ることを特徴とするキャスター付椅子のロッ
ク機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000153906A JP2001327355A (ja) | 2000-05-25 | 2000-05-25 | キャスター付椅子のロック機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000153906A JP2001327355A (ja) | 2000-05-25 | 2000-05-25 | キャスター付椅子のロック機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001327355A true JP2001327355A (ja) | 2001-11-27 |
Family
ID=18659080
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000153906A Pending JP2001327355A (ja) | 2000-05-25 | 2000-05-25 | キャスター付椅子のロック機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001327355A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008013161A (ja) * | 2006-06-09 | 2008-01-24 | Moriyama Tekko:Kk | 脚立等に取付けるキャスター |
CN109198900A (zh) * | 2018-09-20 | 2019-01-15 | 合肥梦龙电子科技有限公司 | 一种智能家居衣柜 |
CN113827048A (zh) * | 2021-09-07 | 2021-12-24 | 林兆贵 | 一种教学用收纳教具放置架 |
-
2000
- 2000-05-25 JP JP2000153906A patent/JP2001327355A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008013161A (ja) * | 2006-06-09 | 2008-01-24 | Moriyama Tekko:Kk | 脚立等に取付けるキャスター |
CN109198900A (zh) * | 2018-09-20 | 2019-01-15 | 合肥梦龙电子科技有限公司 | 一种智能家居衣柜 |
CN113827048A (zh) * | 2021-09-07 | 2021-12-24 | 林兆贵 | 一种教学用收纳教具放置架 |
CN113827048B (zh) * | 2021-09-07 | 2023-11-24 | 泰兴市唯艺传媒广告有限公司 | 一种教学用收纳教具放置架 |
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