JP2001327172A - インバータ制御装置およびこのインバータ制御装置を用いた空気調和機 - Google Patents

インバータ制御装置およびこのインバータ制御装置を用いた空気調和機

Info

Publication number
JP2001327172A
JP2001327172A JP2000141560A JP2000141560A JP2001327172A JP 2001327172 A JP2001327172 A JP 2001327172A JP 2000141560 A JP2000141560 A JP 2000141560A JP 2000141560 A JP2000141560 A JP 2000141560A JP 2001327172 A JP2001327172 A JP 2001327172A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
inverter
zero
value
load
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000141560A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4259725B2 (ja
Inventor
Hiroshi Okui
博司 奥井
Takehito Chinomi
岳人 知野見
Toru Tazawa
徹 田澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2000141560A priority Critical patent/JP4259725B2/ja
Priority to CN01223696U priority patent/CN2484694Y/zh
Publication of JP2001327172A publication Critical patent/JP2001327172A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4259725B2 publication Critical patent/JP4259725B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Ac Motors In General (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 負荷に流れる電流がインバータのスイッチン
グ周波数成分が重畳された電流波形または歪んだ電流波
形を有していても制御性能を劣化させることのないイン
バータ制御装置およびこのインバータ制御装置を用いた
空気調和機を提供する。 【解決手段】 本発明のインバータ制御装置は複数のス
イッチング素子を有し、直流を交流に変換して負荷に供
給するインバータの制御装置であって、負荷の少なくと
も1つの相に流れる電流値がゼロになるようにインバー
タの少なくとも1つのスイッチング素子を所定時間オフ
させる駆動停止手段と、駆動停止手段により負荷に流れ
る電流値がゼロになる期間中に電流検出手段が出力する
電圧値を記憶更新するオフセット電圧検出手段と、電流
検出手段が出力する電圧値とオフセット電圧検出手段が
記憶する電圧値とから負荷に流れる実電流値を演算する
実電流演算手段とを備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインバータ制御装置
およびこのインバータ制御装置を用いた空気調和機に関
する。
【0002】
【従来の技術】図9に従来のインバータ制御装置の一例
を示す。図9において、制御部110は外部速度指令信
号に基づいてモータ103を所定の速度に制御するため
に、電流センサ104aおよび104bより検出するモ
ータ103の巻線電流の値をパラメータとしてインバー
タ102を駆動する信号を作成して出力する。この駆動
信号を受けてインバータ駆動部111がインバータ10
2の各スイッチング素子を駆動する。
【0003】また、電流センサ104aおよび104b
は一般的には検出した電流値を電圧値に変換して出力す
る。ここで、電流量がゼロの時のセンサ出力電圧をオフ
セット電圧といい、検出したセンサ出力電圧からこのオ
フセット電圧を引いた値より検出電流値を算出する。
【0004】ところでこの電流センサ104aおよび1
04bのオフセット電圧には製品の初期ばらつきや周囲
温度の変化等による温度ドリフトのため誤差が生じる。
これは検出する電流値に誤差を与え、モータ103の電
流波形の歪み、効率の低下あるいは脱調を引き起こし、
制御性能を劣化させることになる。
【0005】特開平7−271445号公報は、このよ
うな電流センサ104aおよび104bのオフセット電
圧の誤差を補正する方法を開示している。特開平7−2
71445号公報によると、モータ103が停止する毎
に電流センサ104aおよび104bのオフセット電圧
が検出され、逐次更新される。このようにして製品の初
期ばらつきによるオフセット電圧の誤差を補正すること
ができる。また、モータ103の運転が停止した後に、
運転中における温度ドリフト等によるオフセット電圧の
誤差も補正することができる。
【0006】また、特開平5−252785号公報も電
流センサ104aおよび104bのオフセット電圧の誤
差を補正する方法を開示している。特開平5−2527
85号公報によると、電流センサ104aおよび104
bの出力電圧の1周期分を積分することによりオフセッ
ト電圧を算出して、この算出値を用いてオフセット電圧
の誤差を補正する。また電流センサ104aおよび10
4bの出力電圧の1周期分における検出電流値が正であ
る第1の時間と負である第2の時間とを計測し、この第
1の時間と第2の時間との比に基づいてオフセット電圧
を算出し、この算出値を用いてオフセット電圧の誤差を
補正する。従って、製品の初期ばらつきによるオフセッ
ト電圧の誤差を補正することができるとともに、モータ
103を運転状態にさせたまま、温度ドリフト等により
生じるオフセット電圧の誤差を補正することができると
している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】例えば空気調和機にお
いて圧縮機モータを駆動するインバータ制御装置は室外
機内に設けられ、この室外機は屋外に設置される。従っ
て、インバータ制御装置における電流センサの温度環境
は外気温の変化やモータの運転状態により大きく変動す
る。
【0008】上記特開平7−271445号公報に開示
される従来のインバータ制御装置では、モータ103の
停止中あるいは運転停止後の電流センサ104aおよび
104bのオフセット電圧を検出してその誤差を補正す
ることができるものの、圧縮機モータ運転中の外気温の
変化や温度ドリフト等により変動するオフセット電圧を
補正することができない。従って検出する電流値に誤差
が発生して、インバータ制御装置の制御性能が劣化する
という課題を有していた。
【0009】また近年、空気調和機の更なる省エネルギ
ー化を達成するために、メカ損失の小さい1ピストンロ
ータリ圧縮機が用いられる場合がある。この場合、特に
低速領域において圧縮機の音・振動が大きくなる。これ
を抑制するためにメカ1回転中のトルクを一定に保つト
ルク制御が用いられることがあり、この場合、圧縮機モ
ータの電流波形は図10に示すように歪んだ電流波形と
なる。上記特開平5−252785号公報に開示される
インバータ制御装置では、モータの巻線電流波形が滑ら
かな正弦波状である場合に圧縮機モータの運転中の外気
温の変化や温度ドリフト等により変動するオフセット電
圧を算出してその誤差を補正することができるが、イン
バータのスイッチング周波数成分が重畳された電流波形
や、図10に示すような1ピストンロータリ圧縮機のト
ルク制御時の歪んだ電流波形では正確なオフセット電圧
を算出することができず、圧縮機モータ運転中の外気温
の変化や温度ドリフト等により変動するオフセット電圧
を補正することができない。従って上記特開平7−27
1445号公報と同様、検出する電流値に誤差が発生し
て、インバータ制御装置の制御性能が劣化するという課
題を有していた。
【0010】本発明は上記のような課題を解決するため
になされたものであり、負荷に流れる電流がインバータ
のスイッチング周波数成分が重畳された電流波形または
歪んだ電流波形を有していても、制御性能を劣化させる
ことのないインバータ制御装置およびこのインバータ制
御装置を用いた空気調和機を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のインバータ制御
装置は、複数のスイッチング素子を有し、直流を交流に
変換して負荷に供給するインバータの制御装置であっ
て、(a)前記負荷に流れる電流値を検出し電圧値に変
換して出力する電流検出手段と、(b)前記負荷の少な
くとも1つの相に流れる電流値がゼロになるように前記
インバータの少なくとも1つのスイッチング素子を所定
時間オフさせる駆動停止手段と、(c)前記駆動停止手
段が前記インバータの前記スイッチング素子をオフさせ
ることにより前記負荷に流れる電流値がゼロになる期間
中に前記電流検出手段が出力する電圧値を記憶更新する
オフセット電圧検出手段と、(d)前記電流検出手段が
出力する電圧値と前記オフセット電圧検出手段が記憶す
る電圧値とから前記負荷に流れる実電流値を演算する実
電流演算手段と、(e)前記駆動停止手段および前記実
電流演算手段の出力信号に基づいて前記インバータを制
御する制御部とを備えたことを特徴とする。駆動停止手
段により負荷の少なくとも1つの相に流れる電流値がゼ
ロになるようにインバータの複数のスイッチング素子の
うちの少なくとも1つが所定時間オフされ、この期間中
に電流検出手段により出力される電圧値がオフセット電
圧検出手段により記憶更新され、実電流演算手段におい
て電流検出手段が出力する電圧値とオフセット電圧検出
手段が記憶する電圧値とから負荷に流れる実電流値が演
算され、駆動停止手段および実電流演算手段の出力信号
に基づいてインバータが制御されるので、負荷の電流波
形にインバータのスイッチング周波数成分が重畳される
ような場合であっても、運転中における温度ドリフト等
による電流検出部のオフセット電圧の変動誤差を補正す
ることができる。従って制御性能を劣化させずに信頼性
の高いインバータ制御装置を提供することができる。
【0012】前記負荷に流れる電流のゼロクロス点を検
出するゼロクロス検出手段をさらに備え、前記駆動停止
手段が前記ゼロクロス検出手段が検出する電流のゼロク
ロス点において前記インバータのスイッチング素子を所
定時間停止させれば、電流波形の歪みを最小限に抑える
ことができる。
【0013】前記ゼロクロス検出手段が前記実電流演算
手段から得られる前記実電流値よりゼロクロス点を算出
してもよい。
【0014】前記負荷に流す電流値を算出する指令電流
演算手段をさらに備え、前記ゼロクロス検出手段が前記
指令電流演算手段が算出する電流波形の振幅値と各瞬時
値よりゼロクロス点を算出すれば、非常に簡単な計算式
によって運転中における温度ドリフト等による電流検出
部のオフセット電圧の変動誤差を確実に補正することが
できる。また周期的に変動する負荷を駆動する場合であ
っても、容易にオフセット電圧の変動誤差を確実に補正
することができる。
【0015】ゼロクロス検出手段は、負荷に流す電流が
正弦波形を有する場合に、電流の振幅値をAとし、各瞬
時値をBとし、瞬時値Bにおける角度をθとすると、θ
=B/A(θ≒0)によりゼロクロス点を算出すること
ができれば、容易にゼロクロス点を推測でき、運転中に
おける温度ドリフト等による電流検出部のオフセット電
圧の変動誤差を確実に補正することができる。
【0016】前記負荷はモータであることが好ましい。
【0017】本発明の空気調和機が上記インバータ制御
装置を備えれば、装置の大型化やコストアップを伴わず
に性能の劣化がなく信頼性の高い空気調和機を提供する
ことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るインバータ装
置の実施の形態について添付の図面を参照して詳細に説
明する。なお全ての図面において、実質的に同様の機能
を有する構成要素または部分は同じ参照符号で示す。
【0019】(実施の形態1)図1および図2は本発明
に係るインバータ制御装置の一実施形態を示す制御ブロ
ック図である。以下これらの図を参照しながら本実施の
形態のインバータ制御装置30について説明する。
【0020】本実施の形態のインバータ制御装置30
は、複数のスイッチング素子を有し、直流を交流に変換
して負荷としてのモータ3に供給するインバータ2の制
御装置である。インバータ制御装置30は、電流検出手
段4と、駆動停止部13と、オフセット電圧検出部14
と、実電流演算部15aと、制御部10とを有する。
【0021】本実施の形態のインバータ制御装置30は
特に、駆動停止部13がモータ3の少なくとも1つの相
に流れる電流値がゼロになるようにインバータ2の有す
る複数のスイッチング素子のうちの2つを所定時間オフ
させ、この期間中に電流検出手段4が出力する電圧値を
オフセット電圧検出部14が記憶更新することを特徴と
する。なお後述するが、上記所定時間オフさせるスイッ
チング素子の数はモータ3の種類によって適宜決定さ
れ、少なくとも1以上である。
【0022】モータ3に流れる実電流は、実電流演算部
15aにおいて、モータ3の運転時に電流検出手段4に
より検出される検出電圧から上記記憶更新されたオフセ
ット電圧を引いた値を用いて検出される。さらに制御部
10において、実電流演算部15aおよび駆動停止部1
3の出力信号に基づいてインバータ2が制御される。
【0023】電流検出手段4には例えば電流センサ4a
および4bが使用され、検出した電流値を対応する電圧
値に変換して出力する。電流センサ4aおよび4bのオ
フセット電圧は通常、製品の初期ばらつきやモータ3の
運転中の温度ドリフト等により変動する。従って、電流
センサ4aおよび4bにより検出される電流値には誤差
が生じ、このような電流値を用いてインバータ2の制御
を行うと制御性能の劣化を引き起こす。しかしながら本
実施の形態のインバータ制御装置30によると上述した
ように、駆動停止部13によって負荷であるモータ3の
少なくとも1つの相に流れる電流値が所定時間ゼロにさ
れ、この期間中に電流検出手段4が出力するモータ3の
電圧値がオフセット電圧検出部14により記憶更新され
る。従ってモータ3の運転中における温度ドリフト等に
よる電流検出手段4のオフセット電圧の変動誤差を確実
に補正することができる。また駆動停止部13によって
モータ3に流れる電流値が強制的に所定時間ゼロにされ
るので、モータ3の電流波形にインバータ2のスイッチ
ング周波数成分が重畳されても、電流検出手段4のオフ
セット電圧の変動誤差を確実に補正することができる。
よって本発明によると制御性能を劣化させずに信頼性の
高いインバータ制御装置を提供することができる。
【0024】下記に本実施の形態1のインバータ駆動装
置30についてさらに具体的に説明する。図2に示され
るようにインバータ2は例えば、6個のスイッチング素
子5a〜5fを制御することにより、直流電源1から可
変電圧・可変周波数のU相、V相およびW相からなる3
相交流をつくりだす。この交流電圧はモータ3に出力さ
れ、モータ3の速度が制御される。負荷としてのモータ
3には例えば、ブラシレスDCモータ、誘導電動機また
はリラクタンスモータ等が用いられる。
【0025】電流検出手段4は例えば電流検出センサ4
aおよび4bからなり、それぞれモータ3のV相および
W相に設けられ、各相に流れる電流値IvおよびIwを
検出する。U相に流れる電流値Iuは下記の(式1) Iu=−Iv−Iw・・・(式1) より算出する。以下特にモータ3のV相に設けられてI
vを検出する電流センサ4aによるオフセット電圧の補
正方法について詳細に説明する。
【0026】駆動停止部13は、例えばモータ3のV相
巻線に接続されたインバータ2のスイッチング素子5b
および5eを所定時間強制的に停止させ、これによりモ
ータ3のV相に流れる電流値は所定時間ゼロの状態を保
持する。このように駆動停止部13がインバータ2のス
イッチング素子5bおよび5eをオフさせることにより
モータ3のV相に流れる電流値がゼロになる期間中に、
オフセット電圧検出部14はモータ3のV相に設けられ
た電流センサ4aの出力電圧値をオフセット電圧として
検出して、オフセット電圧を記憶更新する。更新された
オフセット電圧値と電流センサ4aより得られる電圧値
とを用いて、実電流演算部15aにおいてモータ3に流
れる実電流値が演算される。この演算に用いるオフセッ
ト電圧は常にモータ3の運転中の温度ドリフト等による
変動を含んだ値である。従って実電流演算部15aにお
いて、オフセット電圧の変動誤差の影響を受けない真の
実電流値を得ることができる。なお本実施の形態では、
モータ3の少なくとも1つの相(例えばV相)に流れる
電流値をゼロになるように、2つのスイッチング素子
(5bおよび5e)をオフさせるが、本発明はこれに限
定されることはない。例えば、各相に1つずつスイッチ
ング素子を有する3相のSRM(スイッチトリラクタン
スモータ)をモータ3として使用する場合には、このう
ちの1つのスイッチング素子をオフさせてモータ3の1
つの相に流れる電流値がゼロになるようにすればよい。
【0027】図1および図2に示されるように、本実施
の形態のインバータ駆動装置30は、好ましくはゼロク
ロス検出部12aを有する。ゼロクロス検出部12a
は、モータ3の各相に流れる電流波形のゼロクロス点を
検出する。本実施の形態では実電流演算部15aにより
算出される実電流値よりゼロクロス点を検出する。上述
したように実電流値は、オフセット電圧検出部14にお
いて記憶更新されたオフセット電圧値と電流センサ4a
より得られる電圧値とを用いて演算され、この実電流値
からゼロクロス点を検出する。
【0028】ゼロクロス検出部12aにより検出された
V相のゼロクロス点において、駆動停止部13では駆動
信号作成部18を介して、図2に示すようにモータ3の
V相巻線に接続されたインバータ2のスイッチング素子
5bおよび5eを所定時間停止させる。これにより図3
に示されるようにV相に流れる電流値は増加せずにゼロ
の状態を保持する。オフセット電圧検出部14はこの期
間中における電流センサ4aの出力電圧値をオフセット
電圧として検出して更新し記憶する。更新されたオフセ
ット電圧値と電流センサ4aより得られる電圧値とを用
いて、実電流演算部15aにおいてモータ3のV相に流
れる実電流値が演算される。以上のように、モータ3の
電流波形のゼロクロス点においてオフセット電圧検出が
行われれば、電流波形の歪みを最小限に抑えることがで
きるので、モータの駆動に影響を与えにくい。
【0029】インバータ2の制御を行う制御部10は図
1および図2に示されるように例えば、指令電流演算部
16a、電流誤差演算部17および駆動信号作成部18
を有する。指令電流演算部16aは外部速度指令に基づ
いてモータ3を所定の速度に制御するための指令電流値
を算出する。この指令電流演算部16aより算出される
指令電流値と実電流演算部15aより算出される実電流
値との誤差を電流誤差演算部17において求め、この誤
差値から駆動信号作成部18においてインバータ2へ出
力する駆動信号を作成して出力する。インバータ駆動部
11はこの駆動信号に基づいてインバータ2のスイッチ
ングを行いモータ3の速度制御を行う。
【0030】以上の動作を一定時間毎或いは所定周期毎
等に行い、運転中に変動するオフセット電圧の誤差を確
実に補正する。上記の説明では電流センサ4aのオフセ
ット電圧の補正方法について説明したが、電流センサ4
bのオフセット電圧の補正も電流センサ4aと同様に行
うことが可能であり、モータ3の全ての相において本実
施の形態のインバータ制御を行う。
【0031】上述したように、本実施の形態のインバー
タ制御装置30によると、モータ3の電流波形にインバ
ータ2のスイッチング周波数成分が重畳されるような場
合であっても、運転中における温度ドリフト等による電
流センサ4aおよび4bのオフセット電圧の変動誤差を
確実に補正することができるので、制御性能を劣化させ
ずに信頼性の高いインバータ制御装置を提供することが
できる。
【0032】また、インバータ制御装置30がモータ3
の各相に流れる電流波形のゼロクロス点を検出するゼロ
クロス検出部12aを有し、モータ3の電流波形のゼロ
クロス点においてオフセット電圧検出が行われれば、電
流波形の歪みを最小限に抑えることができる。
【0033】さらに本実施の形態のインバータ制御装置
において、制御部10にマイコン等を用いれば全ての制
御をソフトウェアで行うことができるので、新たな回路
等の追加を必要とせず、装置の大型化さらにはコストア
ップの防止を実現することができる。
【0034】(実施の形態2)図4は実施の形態2のイ
ンバータ制御装置32の制御ブロック図である。実施の
形態2のインバータ制御装置32においては、指令電流
演算部16bが算出する指令電流値に基づいてモータ3
の電流波形のゼロクロス点を検出することにおいて実施
の形態1のインバータ制御装置30と異なる。
【0035】以下、本実施形態2のインバータ制御装置
32について図4、図5および図6を用いて詳細に説明
する。なお、電流センサ4aおよび4bの温度ドリフト
等により生じるオフセット電圧の変動誤差の補正方法に
ついては実施の形態1と同様であるので詳細な説明は省
略し、特に電流波形のゼロクロス点の検出方法について
詳細に説明する。
【0036】図4において、指令電流演算部16bは外
部速度指令に基づいて、モータ3を所定の速度に制御す
るために必要な電流指令値を算出する。この電流指令値
と実電流演算部15bより算出される実電流値とが一致
するようにインバータ2の制御を行う。以下の説明にお
いては、インバータ2からモータ3に流れる電流波形を
正弦波状に制御すると仮定する。この場合、指令電流演
算部16bが算出する指令電流波形は図5に示すような
正弦波状となる。
【0037】図5において指令電流波形の振幅値をAと
し、ある瞬間での指令電流の瞬時値をBとし、このとき
の角度をθとすると、下記(式2)の等式が成り立つ。 B=A×sinθ・・・(式2)
【0038】上記(式2)は、角度θがゼロに近い値、
即ち正弦波のゼロクロス点近傍では下記の(式3)のよ
うに近似して表すことができる。 B≒A×θ・・・(式3)
【0039】従って、角度θは(式4)のように簡単な
数式により求めることができる。 θ=B/A・・・(式4) (式4)の角度θにより、電流波形が次にゼロクロス点
に到達するまでの時間を算出することができる。従っ
て、ゼロクロス検出部12bは、指令電流演算部16b
が算出する電流波形の振幅値Aと各瞬時値Bとによりゼ
ロクロス点を推測することができる。
【0040】これにより駆動停止部13は電流波形のゼ
ロクロス点付近、例えば図6に示すようにゼロクロス点
前後でインバータ2への駆動信号を所定時間停止させる
ことができる。この間にオフセット電圧検出部14は、
電流センサ4aおよび4bが出力するオフセット電圧を
検出する。このオフセット電圧を用いて実電流演算部1
5bは実電流値を演算する。
【0041】従って本実施形態2のインバータ制御装置
32によれば、モータ3の電流波形にインバータ2のス
イッチング周波数成分が重畳されるような場合であって
も、(式4)に示す非常に簡単な計算式によって運転中
における温度ドリフト等による電流センサ4aおよび4
bのオフセット電圧の変動誤差を確実に補正することが
できるので、制御性能を劣化させずに信頼性の高いイン
バータ制御装置を容易に実現することができる。
【0042】また、本実施形態2によっても上述の実施
の形態1と同様に、運転中において変動するオフセット
電圧の誤差を確実に補正することができるので、制御性
能を劣化させることなく信頼性の高いインバータ制御装
置を提供することができる。また、モータ3の電流波形
のゼロクロス点においてオフセット電圧検出が行われる
ので、電流波形の歪みを最小限に抑えることができる。
さらに制御部10にマイコン等を用いれば、全ての制御
をソフトウェアで行うことができるので、新たな回路等
の追加を必要とせず、装置の大型化さらにはコストアッ
プの防止を実現することができる。
【0043】(実施の形態3)図7はモータ3の回転速
度に対してその半分の速度で周期的に変動する負荷を駆
動する場合のモータ3の電流波形を示す図である。本実
施の形態3においては、上述の実施の形態2と同様のイ
ンバータ制御装置32を用い、図7に示されるような脈
動した波形の電流がモータ3に流される。以下の説明は
特に図7に示される電流波形のゼロクロス点の検出方法
に関する。ゼロクロス点検出後の電流センサ4aおよび
4bの温度ドリフト等により生じるオフセット電圧の変
動誤差の補正方法については実施の形態1と同様である
ので詳細な説明は省略する。以下、本発明の実施の形態
3について図4および図7を用いて詳細に説明する。
【0044】モータ3の回転速度に対して周期的に変動
する負荷のトルクを補正し、一定トルクを発生させる制
御方法として、トルク制御が用いられる。トルク制御
は、周期的に変動する負荷量を検出し、この負荷に対し
てモータ3が発生するトルクが一定値になるように、モ
ータ3に流す電流値を補正するものである。具体的に
は、指令電流演算部16bにおいて、外部速度指令に基
づいた正弦波状の基準電流指令値を算出し、この基準電
流指令値に対して負荷の大きさに対応した電流値の補正
を行う。
【0045】この結果、トルク制御によりモータ3の発
生トルクは一定になるが、電流波形は図7に示すように
脈動した波形となる。このとき、電流の補正を正弦波状
の基準電流指令値に対して行うため、脈動電流波形のゼ
ロクロス点は基準電流指令値のゼロクロス点と同じにな
る。
【0046】従って、図7の脈動電流波形のゼロクロス
点を算出するには、基準の電流指令値のゼロクロス点を
算出すればよいことになる。よって上述の実施の形態2
で示した(式4)の計算式を用いて脈動電流波形のゼロ
クロス点を容易に算出することができる。ゼロクロス検
出部12aにより得られるゼロクロス点において電流セ
ンサのオフセット電圧を補正すれば、上述の実施の形態
2と同様の効果が得られる。
【0047】従って本実施の形態3によれば、モータ3
が周期的に変動する負荷を駆動する場合であっても(式
4)に示す非常に簡単な計算式によって運転中における
温度ドリフト等による電流センサ4aおよび4bのオフ
セット電圧の変動誤差を確実に補正することができるの
で、制御性能を劣化させずに信頼性の高いインバータ制
御装置を容易に実現することができる。
【0048】また、本実施の形態3によっても上述の実
施の形態1および2と同様に、運転中において変動する
オフセット電圧の誤差を確実に補正することができるの
で、制御性能を劣化させることなく信頼性の高いインバ
ータ制御装置を提供することができる。また、モータ3
の電流波形のゼロクロス点においてオフセット電圧検出
が行われるので、電流波形の歪みを最小限に抑えること
ができる。さらに制御部10にマイコン等を用いれば、
全ての制御をソフトウェアで行うことができるので、新
たな回路等の追加を必要とせず、装置の大型化さらには
コストアップの防止を実現することができる。
【0049】(実施の形態4)図8は、本発明のインバ
ータ制御装置を有する空気調和機の一構成例を示す。本
発明の空気調和機40は例えば、図1のインバータ制御
装置30または図4のインバータ制御装置32を有す
る。以下図8を用いて本発明の空気調和機40について
説明する。
【0050】図8に示される空気調和機40は、電動圧
縮機82を駆動させるためのインバータ装置81と、イ
ンバータ装置81を制御するための実施の形態1と同様
のインバータ制御装置30とを有する。空気調和機40
は電動圧縮機82、室内ユニット92、室外ユニット9
5および四方弁91からなる冷凍サイクルを備えてい
る。室内ユニット92は室内熱交換器93と室内送風機
94とを有し、室外ユニット95は室外熱交換器96、
室外送風機97および膨張弁98を有する。
【0051】熱媒体である冷媒が冷凍サイクル中を循環
する。冷媒は電動圧縮機82により圧縮され、室外熱交
換器96において室外送風機97からの送風により室外
の空気と熱交換され、また室内熱交換器93において室
内送風機94からの送風により室内の空気と熱交換され
る。室内熱交換器93での熱交換後の空気により室内の
冷暖房が行われる。冷房または暖房の切換は四方弁91
を用いて冷媒の循環方向を反転させることにより行われ
る。
【0052】以上のような冷凍サイクルにおける冷媒の
循環は、インバータ装置81を用いて電動圧縮機82を
駆動させることにより行われ、これらインバータ装置8
1および電動圧縮機82の制御方法は例えば実施の形態
1と同様のインバータ制御装置を用いて行われる。イン
バータ制御装置の構成および動作については前述したと
おりであるので説明は省略する。
【0053】以上のように本発明によると、効率の低下
や制御性能の劣化などが抑制された空気調和機を提供す
ることができる。
【0054】本実施形態では圧縮機82の駆動装置とし
て実施の形態1で説明したインバータ制御装置30を用
いた空気調和機について説明したが、実施の形態2また
は実施の形態3で説明したインバータ制御装置を用いて
も上記と同様の効果を有する空気調和機を提供すること
ができる。なお、本発明の空気調和機に含まれるインバ
ータ制御装置によると、電動圧縮機82が1ピストンロ
ータリ圧縮機であっても、実施の形態3に説明したよう
に、運転中の温度ドリフト等による電流センサのオフセ
ット電圧の誤差を補正して制御性能の劣化を抑制するこ
とができる。従って本発明のインバータ制御装置は、特
に使用温度環境の厳しい空気調和機に対して用いること
によりその効果を最大限に利用することができる。
【0055】さらに上記のオフセット電圧補正制御はソ
フトウエアにより実現することができる。従って、制御
部10にマイコンなどを使用すれば部品の追加やコスト
アップを伴うことがない。
【0056】なお、図1および図4に示される本発明の
実施の形態1から3のインバータ制御装置において、制
御部10に含まれる構成要素は上記実施の形態で説明し
た組合わせに限られず、さらにインバータ駆動部11、
ゼロクロス検出部12a、12b、駆動停止部13、オ
フセット電圧検出部14、および実電流検出部15a、
15bのうちの一部または全てを含んでもよい。また、
上記実施の形態1から4において、電流センサ4aおよ
び4bのオフセット電圧の初期ばらつきについては、モ
ータ3の起動前にセンサ出力電圧をオフセット電圧とし
て予め検出することにより誤差を補正することができ
る。
【0057】上記実施の形態1から4では、負荷として
のモータの全ての相に対してオフセット電圧の変動誤差
補正を伴うインバータ制御を行うことを説明したが、本
発明はこれに限られず、モータの少なくとも1つの相に
対して上記のようなインバータ制御を行えば本発明の効
果は得られる。
【0058】
【発明の効果】上述のように本発明によると、駆動停止
手段によって負荷の少なくとも1つの相に流れる電流値
が所定時間ゼロにされ、この期間中に電流検出手段が出
力する負荷の電圧値がオフセット電圧検出手段により記
憶更新されるので、電流検出手段のオフセット電圧の変
動誤差を確実に補正することができる。従って制御性能
を劣化させずに信頼性の高いインバータ制御装置および
これを用いた空気調和機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態1のインバータ制御装置を
示す制御ブロック図である。
【図2】 本発明の実施形態1のインバータ制御装置の
インバータ回路構成図である。
【図3】 本発明の実施形態1のインバータ制御装置に
おけるモータ電流波形図である。
【図4】 本発明の実施形態2および3のインバータ制
御装置を示す制御ブロック図である。
【図5】 本発明の実施形態2のインバータ制御装置に
おけるゼロクロス点検出方法を示す図である。
【図6】 本発明の実施形態2のインバータ制御装置に
おけるモータ電流波形図である。
【図7】 脈動電流波形およびその基準指令電流波形図
である。
【図8】 本発明の実施形態4の空気調和機を示す構成
のブロック図である。
【図9】 従来のインバータ制御装置における制御ブロ
ック図である。
【図10】 1ピストンロータリ圧縮機のモータ電流波
形である。
【符号の説明】
1 直流電源 2 インバータ 3 モータ 4 電流検出手段 4a、4b 電流センサ 5a、5b、5c、5d スイッチング素子 10 制御部 11 インバータ駆動部 12a、12b ゼロクロス検出部 13 駆動停止部 14 オフセット電圧検出部 15a、15b 実電流演算部 16a、16b 指令電流演算部 17 電流誤差演算部 18 駆動信号作成部 30 インバータ制御装置 32 インバータ制御装置 81 インバータ装置 82 電動圧縮機 91 四方弁 92 室内ユニット 93 室内熱交換器 94 室内送風機 95 室外ユニット 96 室外熱交換器 97 室外送風機 98 膨張弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田澤 徹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3L060 AA03 CC10 DD02 EE04 5H007 AA06 AA07 AA12 BB06 CA01 CB05 DA05 DB02 DB12 DC02 DC05 GA08 5H576 AA08 AA10 BB06 CC01 DD02 DD04 DD07 DD09 EE18 EE19 GG04 HA02 HB01 JJ03 JJ25 LL22 MM12 MM15

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のスイッチング素子を有し、直流を
    交流に変換して負荷に供給するインバータの制御装置で
    あって、(a)前記負荷に流れる電流値を検出し電圧値
    に変換して出力する電流検出手段と、(b)前記負荷の
    少なくとも1つの相に流れる電流値がゼロになるように
    前記インバータの少なくとも1つのスイッチング素子を
    所定時間オフさせる駆動停止手段と、(c)前記駆動停
    止手段が前記インバータの前記スイッチング素子をオフ
    させることにより前記負荷に流れる電流値がゼロになる
    期間中に前記電流検出手段が出力する電圧値を記憶更新
    するオフセット電圧検出手段と、(d)前記電流検出手
    段が出力する電圧値と前記オフセット電圧検出手段が記
    憶する電圧値とから前記負荷に流れる実電流値を演算す
    る実電流演算手段と、(e)前記駆動停止手段および前
    記実電流演算手段の出力信号に基づいて前記インバータ
    を制御する制御部とを備えたことを特徴とするインバー
    タ制御装置。
  2. 【請求項2】 前記負荷に流れる電流のゼロクロス点を
    検出するゼロクロス検出手段をさらに備え、前記駆動停
    止手段は前記ゼロクロス検出手段が検出する電流のゼロ
    クロス点において前記インバータのスイッチング素子を
    所定時間停止させることを特徴とする請求項1に記載の
    インバータ制御装置。
  3. 【請求項3】 前記ゼロクロス検出手段は前記実電流演
    算手段から得られる前記実電流値よりゼロクロス点を算
    出することを特徴とする請求項2に記載のインバータ制
    御装置。
  4. 【請求項4】 前記負荷に流す電流値を算出する指令電
    流演算手段をさらに備え、前記ゼロクロス検出手段は前
    記指令電流演算手段が算出する電流波形の振幅値と各瞬
    時値よりゼロクロス点を算出することを特徴とする請求
    項2に記載のインバータ制御装置。
  5. 【請求項5】 前記ゼロクロス検出手段は、前記負荷に
    流す電流が正弦波形を有する場合に、前記電流の振幅値
    をAとし、各瞬時値をBとし、瞬時値Bにおける角度を
    θとすると、θ=B/A(θ≒0)によりゼロクロス点
    を算出することを特徴とする請求項4に記載のインバー
    タ制御装置。
  6. 【請求項6】 前記負荷はモータであることを特徴とす
    る請求項1から請求項5のいずれか1つに記載のインバ
    ータ制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項6のいずれか1つに
    記載のインバータ制御装置を備えたことを特徴とする空
    気調和機。
JP2000141560A 2000-05-15 2000-05-15 インバータ制御装置およびこのインバータ制御装置を用いた空気調和機 Expired - Fee Related JP4259725B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000141560A JP4259725B2 (ja) 2000-05-15 2000-05-15 インバータ制御装置およびこのインバータ制御装置を用いた空気調和機
CN01223696U CN2484694Y (zh) 2000-05-15 2001-05-15 换流器控制装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000141560A JP4259725B2 (ja) 2000-05-15 2000-05-15 インバータ制御装置およびこのインバータ制御装置を用いた空気調和機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001327172A true JP2001327172A (ja) 2001-11-22
JP4259725B2 JP4259725B2 (ja) 2009-04-30

Family

ID=18648656

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000141560A Expired - Fee Related JP4259725B2 (ja) 2000-05-15 2000-05-15 インバータ制御装置およびこのインバータ制御装置を用いた空気調和機

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP4259725B2 (ja)
CN (1) CN2484694Y (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100948646B1 (ko) 2007-11-14 2010-03-18 엘지전자 주식회사 공기조화기의 전동기 제어장치 및 그 제어방법
JP2010202364A (ja) * 2009-03-04 2010-09-16 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータ制御装置
WO2013042437A1 (ja) * 2011-09-21 2013-03-28 日立アプライアンス株式会社 電力変換装置、電動機駆動装置および空調機
CN103684165A (zh) * 2012-09-03 2014-03-26 日立空调·家用电器株式会社 电动机驱动装置、以及利用其的压缩机
JP2014087199A (ja) * 2012-10-25 2014-05-12 Hitachi Appliances Inc モータ制御装置
JP2014166044A (ja) * 2013-02-26 2014-09-08 Hitachi Appliances Inc 冷蔵庫
JP2014239626A (ja) * 2013-06-10 2014-12-18 住友電気工業株式会社 系統連系インバータ装置、通信装置および電流生成方法
EP2051364A3 (de) * 2007-10-19 2016-08-10 Diehl AKO Stiftung & Co. KG Verfahren zum Betreiben eines Wechselrichters
KR20180127786A (ko) * 2017-05-22 2018-11-30 주식회사 만도 전동식 파워 스티어링 장치의 과열 방지 제어 시스템 및 방법

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010202332A (ja) * 2009-03-03 2010-09-16 Murata Machinery Ltd 繊維機械

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2051364A3 (de) * 2007-10-19 2016-08-10 Diehl AKO Stiftung & Co. KG Verfahren zum Betreiben eines Wechselrichters
KR100948646B1 (ko) 2007-11-14 2010-03-18 엘지전자 주식회사 공기조화기의 전동기 제어장치 및 그 제어방법
JP2010202364A (ja) * 2009-03-04 2010-09-16 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータ制御装置
WO2013042437A1 (ja) * 2011-09-21 2013-03-28 日立アプライアンス株式会社 電力変換装置、電動機駆動装置および空調機
JPWO2013042437A1 (ja) * 2011-09-21 2015-03-26 日立アプライアンス株式会社 電力変換装置、電動機駆動装置および空調機
CN103684165A (zh) * 2012-09-03 2014-03-26 日立空调·家用电器株式会社 电动机驱动装置、以及利用其的压缩机
KR101458170B1 (ko) 2012-09-03 2014-11-03 히타치 어플라이언스 가부시키가이샤 모터 구동 장치, 및 이것을 이용한 압축기
JP2014087199A (ja) * 2012-10-25 2014-05-12 Hitachi Appliances Inc モータ制御装置
JP2014166044A (ja) * 2013-02-26 2014-09-08 Hitachi Appliances Inc 冷蔵庫
JP2014239626A (ja) * 2013-06-10 2014-12-18 住友電気工業株式会社 系統連系インバータ装置、通信装置および電流生成方法
KR20180127786A (ko) * 2017-05-22 2018-11-30 주식회사 만도 전동식 파워 스티어링 장치의 과열 방지 제어 시스템 및 방법
KR102411352B1 (ko) 2017-05-22 2022-06-22 주식회사 만도 전동식 파워 스티어링 장치의 과열 방지 제어 시스템 및 방법

Also Published As

Publication number Publication date
CN2484694Y (zh) 2002-04-03
JP4259725B2 (ja) 2009-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100507714B1 (ko) 전동기 구동 장치 및 그것을 이용한 냉동 장치
KR100732717B1 (ko) 모터시스템 및 그 제어방법과, 이를 이용한 압축기
KR102436704B1 (ko) 팬 모터 구동장치 및 이를 구비하는 공기조화기
KR0122095B1 (ko) 인버터장치 및 그 인버터장치에 의해 제어되는 에어컨디셔너
EP2072924B1 (en) Motor controller of air conditioner
JP2015084632A (ja) モータ制御装置及び空気調和機
CN107408904B (zh) 马达控制装置、热泵系统以及空调机
JP4259725B2 (ja) インバータ制御装置およびこのインバータ制御装置を用いた空気調和機
JP2012100369A (ja) 冷凍装置および永久磁石同期モータの制御装置
WO2009119123A1 (ja) 冷凍装置
JP4511682B2 (ja) 圧縮機用モータの制御装置
US11923797B2 (en) Motor driving device and air conditioner including the same
KR20090067732A (ko) 공기조화기의 전동기 제어방법
JPH11285285A (ja) 直流ブラシレスモータの制御方法
JP3285527B2 (ja) 空気調和器での圧縮機のデッドタイム補償方法
JP5470098B2 (ja) インバータ制御装置、および、それを用いた空気調和機
JP3698051B2 (ja) モータ駆動装置
JPH10148184A (ja) 圧縮機用電動機の制御装置
JP2004040861A (ja) モータの駆動装置
JP2005348477A (ja) インバータ制御装置
US20220205673A1 (en) Motor driving apparatus and air conditioner including the same
JP2005312201A (ja) インバータ制御装置およびそれを用いた空気調和機
KR20190130763A (ko) 공기조화기의 제어 방법
KR102058045B1 (ko) 모터 구동 장치 및 이를 구비하는 공기조화기
JP2005224038A (ja) インバータ制御装置およびそれを備えた空気調和機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060217

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080711

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080715

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080910

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090106

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090203

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120220

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4259725

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130220

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140220

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees