JP2001326895A - 記録装置、記録方法、およびデータ読み出し方法 - Google Patents

記録装置、記録方法、およびデータ読み出し方法

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JP2001326895A
JP2001326895A JP2000142986A JP2000142986A JP2001326895A JP 2001326895 A JP2001326895 A JP 2001326895A JP 2000142986 A JP2000142986 A JP 2000142986A JP 2000142986 A JP2000142986 A JP 2000142986A JP 2001326895 A JP2001326895 A JP 2001326895A
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Fusahiko Hasegawa
房彦 長谷川
Hajime Nose
肇 野瀬
Kazuhiko Taniyama
一彦 谷山
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ADTEX KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動画を連続して記録する記録装置、記録方法
およびデータ読み出し方法を提供する。 【解決手段】 本発明による記録装置10において、制
御部32は、インデックス形成部34および画像格納制
御部36を有し、所定のデータフォーマットで記録部3
0にデータを記録させる。記録部30は、画像データを
格納する画像格納領域と、所定の画像データのアドレス
を格納するインデックス領域とを有する。画像格納制御
部36が、動画の画像データを、記録部30のアドレス
に割り付けて、画像格納領域に順次格納させる。インデ
ックス形成部34が、所定の画像データのアドレスを、
インデックス領域に格納させる。インデックス形成部3
4は、操作者が画像を指定することにより形成された画
像指定信号を受け取り、画像指定信号により特定される
画像データを特定する指定アドレスを、記録部30のイ
ンデックス領域に格納させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続する動画を記
録部に格納する記録装置、記録方法および記録部からデ
ータを読み出すデータ読み出し方法に関し、特に、ユー
ザが指定した画像に関するデータを記録部に格納する記
録装置、記録方法およびデータ読み出し方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、デジタルビデオカメラなどの撮像
装置からIEEE1394ポートを経由して供給される
デジタル動画データを、MPEG圧縮などの動画圧縮処
理を行うことなく格納するための記録装置が存在する。
従来の記録装置は、例えば、記録媒体としてデジタルビ
デオテープを有しているものがあり、また、数ギガの大
容量のハードディスク本体を内部に有しているものもあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような記録装置に
格納された画像データは、動画圧縮処理を行われていな
いため、ユーザは、画像データを容易に編集することが
可能である。しかしながら、従来の記録装置は、編集し
たい画像の位置をデータフォーマットに記録しておくこ
とができない。そのため、ユーザは、編集時に特定の画
像を指定して、当該画像の位置をデータフォーマットと
は異なる領域に保存する必要があった。
【0004】そこで本発明は、ユーザが編集しやすいよ
うに、連続する動画を記録する記録装置および記録方法
を提供することを目的とする。特に、本発明は、ユーザ
が指定する画像の位置をデータフォーマット中に保存す
る記録装置および記録方法を提供することを目的とす
る。更に、本発明は、記録された画像データを読み出す
データ読み出し方法を提供することを目的とする。この
目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組
み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更な
る有利な具体例を規定する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の第1の形態は、連続する動画を記録部に記
録する記録方法であって、動画の画像データを、記録部
のアドレスに割り付けて、記録部の画像格納領域に順次
格納する段階と、動画の最初の画像データを特定するス
タートアドレスを、記録部のインデックス領域に格納す
るスタートアドレス格納段階と、動画の最後の画像デー
タを特定するエンドアドレスを、インデックス領域に格
納するエンドアドレス格納段階と、動画中の、操作者が
指定した画像を特定する画像指定信号を受け取る段階
と、画像指定信号により特定される画像データを特定す
る指定アドレスを、インデックス領域に格納する指定ア
ドレス格納段階とを備えたことを特徴とする記録方法を
提供する。指定アドレス格納段階は、操作者により指定
された複数の画像データをそれぞれ特定する複数の指定
アドレスをインデックス領域に格納することが好まし
い。また、複数の指定アドレスのそれぞれは、対となる
アドレスをもつように設定されてもよい。
【0006】本発明の第2の形態は、動画を連続して記
録する記録装置であって、データを記録する記録部と、
動画の画像データを、記録部のアドレスに割り付けて、
記録部の画像格納領域に順次格納させる画像格納制御部
と、動画の最初の画像データを特定するスタートアドレ
スおよび動画の最後の画像データを特定するエンドアド
レスを、記録部のインデックス領域に格納させるインデ
ックス形成部と、動画中の、操作者が指定した画像を特
定する画像指定信号を受け取る信号入力部とを備え、イ
ンデックス形成部は、画像指定信号により動画中の、操
作者により特定される画像データを特定する指定アドレ
スを、インデックス領域に格納させることを特徴とする
記録装置を提供する。
【0007】本発明の第3の形態は、動画を連続して記
録する記録装置であって、データを記録する記録部と、
動画の画像データを、記録部のアドレスに割り付けて、
記録部の画像格納領域に順次格納させる画像格納制御部
と、画像格納領域の最初のアドレスを示すスタートアド
レスおよび画像格納領域の最後のアドレスを示すエンド
アドレスを、記録部のインデックス領域に格納させるイ
ンデックス形成部とを備え、画像格納制御部は、画像デ
ータをスタートアドレスから格納させ、画像データがエ
ンドアドレスまで格納されたことを検出すると、スター
トアドレスから画像データを連続して画像格納領域にオ
ーバーライトさせ、インデックス形成部は、操作者が指
定した画像を特定する画像指定信号により特定される画
像データを特定する指定アドレスを、インデックス領域
に格納させることを特徴とする記録装置を提供する。画
像指定信号は、操作者が記録装置の録画を停止させるこ
とにより形成されてもよい。
【0008】本発明の第4の形態は、記録部に、オーバ
ーライトされながら記録された動画の画像データを読み
出すデータ読み出し方法であって、記録部は、画像格納
領域に動画の画像データと、インデックス領域に、動画
の最初の画像データを特定するスタートアドレス、動画
の最後の画像データを特定するエンドアドレス、および
動画中の操作者が指定した画像データの指定アドレスを
格納しており、画像データを、指定アドレスに格納され
た画像データを基準として読み出すことを特徴とするデ
ータ読み出し方法を提供する。画像データを、指定アド
レスの次のアドレスを始点として、エンドアドレスまで
読み出し、更に連続して、スタートアドレスから指定ア
ドレスに向かう方向に読み出してもよい。また、画像デ
ータを、指定アドレスを始点として、スタートアドレス
まで読み出し、更に連続して、エンドアドレスから、指
定アドレスの次のアドレスに向かう方向に読み出しても
よい。
【0009】本発明の第5の形態は、記録部に、記録さ
れた動画の画像データを読み出すデータ読み出し方法で
あって、記録部は、画像格納領域に動画の画像データ
と、インデックス領域に、動画の最初の画像データを特
定するスタートアドレス、動画の最後の画像データを特
定するエンドアドレス、および動画中の操作者が指定し
た画像データの指定アドレスを格納しており、画像デー
タを、指定アドレスに格納された画像データを始点とし
て読み出すことを特徴とするデータ読み出し方法を提供
する。
【0010】なお上記の発明の概要は、本発明の必要な
特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群の
サブコンビネーションも又発明となりうる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を通じて
本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲
にかかる発明を限定するものではなく、又実施形態の中
で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決
手段に必須であるとは限らない。
【0012】図1は、本発明の一実施形態である記録装
置10と、その周辺機器との接続例を示す。記録装置1
0は、動画を連続して記録することができる。例えば、
デジタルビデオカメラ12などにより撮影されたデジタ
ル画像データが、記録装置10に伝送される。このと
き、IEEE1394デジタルインターフェースを利用
して、MPEG圧縮などの動画圧縮を施されていないデ
ジタル画像データが、高速で記録装置10に伝送されて
もよい。また、別の例では、他の高速インターフェース
を利用して画像データが伝送されてもよい。記録装置1
0は、リアルタイムで、伝送されるデジタル画像データ
を記録する。
【0013】記録装置10は、記録装置本体と、記録装
置本体に着脱可能に取り付けられる記録部であるハード
ディスク装置とを備えてもよい。記録装置本体は、IE
EE1394端子において伝送されるデジタル画像デー
タを受け取り、ハードディスク装置に供給するのが好ま
しい。ハードディスク装置は、記録装置本体から受け取
ったデータを格納するハードディスク本体を内部に有す
る。データが伝送される間、ハードディスク本体には、
リアルタイムで連続したデジタル画像データが書き込ま
れる。
【0014】別の実施形態においては、記録装置10
が、記録装置本体と、記録部であるハードディスク装置
とを一体とした形態を有してもよい。また、さらに別の
実施形態においては、デジタルビデオカメラ12などの
撮影装置に、着脱自在なハードディスク装置が直接に取
り付けられてもよい。
【0015】ハードディスク本体に格納されたデータ
は、コンバータ14を介して、再生装置16に伝送され
る。再生装置16は、テレビであってもよく、またユー
ザが画像を編集可能なコンピュータであってもよい。コ
ンバータ14は、例えば、IEEE1394により伝送
されたデータを、再生装置16の処理形式に適合するよ
うに変換する。記録装置10から伝送されるデジタル画
像データが動画圧縮されていない場合には、ユーザは、
再生装置16に映し出される映像を見ながら、簡単にビ
デオ編集を行うことが可能となる。
【0016】図2は、本発明の一実施形態である記録装
置10の内部構成の概念図である。記録装置10は、入
出力端子20、信号入出力部22、コンバータ24、イ
ンターフェース回路26、バッファ28、記録部30お
よび制御部32を備える。入出力端子20は、高速伝送
を可能とするIEEE1394端子であるのが好まし
い。制御部32は、インデックス形成部34および画像
格納制御部36を有し、所定のデータフォーマットで記
録部30にデータを記録させる。記録部30は、例えば
ハードディスク本体であって、ランダムアクセス可能な
記録媒体であることが好ましい。また、記録部30は、
大きな記録容量を有し、画像データをMPEG圧縮など
の動画圧縮することなく記録できることが好ましい。記
録部30をランダムアクセス可能な大容量の記録媒体に
より構成することによって、記録された任意の画像デー
タを自在に読み出すことが可能となり、操作者が、容易
にビデオ編集をすることが可能となる。
【0017】まず、外部から伝送されたデータを記録部
30に書き込む場合の各構成の動作について説明する。
伝送されてきたデータが、入出力端子20を介して、信
号入出力部22に入力される。コンバータ24は、デー
タを処理可能な形式に変換する。インターフェース回路
26は、変換されたデータをバッファ28に供給する。
バッファ28に所定のデータが蓄積されると、画像格納
制御部36は、インターフェース回路26から該データ
を取り出させて、記録部30に書き込ませる。例えば、
データが動画圧縮を施されてないデジタル画像データで
ある場合、インターフェース回路26は、バッファ28
に画像一枚分のデータが蓄積されると、そのデータを記
録部30に書き込むように制御されてもよい。
【0018】記録部30は、画像データを格納する画像
格納領域と、所定の画像データのアドレスを格納するイ
ンデックス領域とを有する。本実施形態においては、画
像格納制御部36が、動画の画像データを、記録部30
のアドレスに割り付けて、画像格納領域に順次格納させ
る。また、インデックス形成部34が、所定の画像デー
タのアドレスを、インデックス領域に格納させる。一つ
の実施例においては、データの書き込み時において、イ
ンデックス形成部34が、動画の最初の画像データを特
定するスタートアドレスおよび動画の最後の画像データ
を特定するエンドアドレスを、インデックス領域に格納
させる。
【0019】例えば、操作者により録画が開始される
と、画像格納制御部36が、最初の画像データを記録部
30の画像格納領域における所定のアドレスに格納させ
るとともに、インデックス形成部34が、当該アドレス
を、スタートアドレスとして記録部30のインデックス
領域に格納させる。それから、画像格納制御部36は、
続く画像データを連続して記録部30のアドレスに割り
付けて、画像格納領域に順次格納させる。操作者により
録画が終了されると、画像格納制御部36が、最後の画
像データを記録部30の画像格納領域におけるアドレス
に格納させるとともに、インデックス形成部34が、当
該アドレスを、エンドアドレスとして、インデックス領
域に格納させる。このように、インデックス形成部34
が、スタートアドレスおよびエンドアドレスをインデッ
クス領域に格納させることにより、記録部30に複数の
シーンが記録された場合であっても、再生装置が、スタ
ートアドレスおよびエンドアドレスを利用して、記録部
30において連続した一シーンを特定することが可能と
なる。
【0020】一方、記録部30に記録されたデータを読
み出す場合には、インターフェース回路26が、記録部
30からバッファ28に所定のデータを蓄積させ、該デ
ータをコンバータ24に供給する。コンバータ24は、
データを伝送する形式に変換して、変換したデータを、
信号入出力部22から入出力端子20を介して出力させ
る。
【0021】一つの実施形態においては、画像格納領域
に格納された画像データと、インデックス領域に格納さ
れたアドレスとが、入出力端子20を介して、テレビモ
ニタや、パソコンモニタなどの再生装置に出力される。
操作者が、コンピュータを用いて記録された画像データ
の編集を行う場合、操作者は、興味のある特定の画像を
指定することができてもよい。例えば、編集時に操作者
が入力インターフェースを通じて画像を指定すると、動
画中において、操作者が指定した画像を特定する画像指
定信号が、記録装置10に供給される。信号入出力部2
2は、入出力端子20を介して画像指定信号を受け取
る。インデックス形成部34は、画像指定信号により特
定される画像データを特定する指定アドレスを、記録部
30のインデックス領域に格納させる。操作者は、複数
の画像を指定することが可能であり、そのときには、複
数の指定アドレスが、インデックス領域に格納される。
【0022】別の実施形態においては、操作者が、録画
中に、記録装置10またはデジタルビデオカメラなどに
設けられた画像指定スイッチを押すことにより、特定の
一つまたは複数の画像を指定することができてもよい。
この場合、画像指定スイッチを押した瞬間の画像データ
を特定する画像指定信号が、インデックス形成部34に
供給され、インデックス形成部34が、インデックス領
域に、画像指定信号により特定される画像データの指定
アドレスを格納させる。
【0023】図3は、ハードディスクなどの記録部30
に格納するデータのフォーマットの一例を示す。記録部
30は、画像データを格納する画像格納領域と、所定の
画像データのアドレスを格納するインデックス領域とを
有する。画像格納領域には、複数の動画画像データが格
納されている。図3(a)は、操作者が一つの特定の画
像を指定し、指定された画像データを特定するアドレス
が、指定アドレスとしてインデックス領域に格納された
データフォーマットの状態を示す。
【0024】図3(b)は、操作者が複数の特定の画像
を指定し、指定された複数の画像データをそれぞれ特定
する複数のアドレスが、指定アドレスとしてインデック
ス領域に格納されたデータフォーマットの状態を示す。
この例においては、指定アドレス1〜4により特定され
る4つの画像がユーザにより指定される。複数の指定ア
ドレスのそれぞれは、対となるアドレスをもつように設
定されてもよい。例えば、指定アドレス1は、指定アド
レス2と対の関係を有してもよく、または、指定アドレ
ス3、指定アドレス4などと対の関係を有しても良い。
さらに、指定アドレス1は、エンドアドレスと対の関係
を有しても良い。他の指定アドレス2〜4についても、
同様に、他のアドレスと対の関係を有するように設定さ
れてもよい。再生装置は、指定アドレスを利用して、様
々な方法で画像を再生することが可能である。
【0025】図4は、本発明による記録装置10の記録
方法の一実施形態のフローチャートである。本実施形態
によるフローチャートは、記録装置10を、特に、店内
などに設置される監視カメラからの映像を記録したり、
また会議中の映像を記録したりする装置として用いると
きのフローを示す。以下において、図2を参照して、本
フローを説明する。
【0026】S10で、本フローがスタートする。この
とき、本実施形態において利用される記録部30のスタ
ートアドレスおよびエンドアドレスは、予め定められて
いることが好ましい。例えば、記録部30の全ての記録
容量を利用する場合には、スタートアドレスおよびエン
ドアドレスは、記録部30の最初のアドレスから最後の
アドレスとして定められる。また、記録部30の一部の
記録容量を利用する場合には、その一部の記録容量に対
応するスタートアドレスおよびエンドアドレスが定めら
れる。インデックス形成部34は、画像格納領域の最初
のアドレスを示すスタートアドレスおよび画像格納領域
の最後のアドレスを示すエンドアドレスを、記録部30
のインデックス領域に格納させる。
【0027】S12で、記録装置10による録画が開始
される。画像格納制御部36が、画像データをスタート
アドレスから画像格納領域に格納させる。S14で、制
御部32が、操作者が記録装置10による録画を停止さ
せるか否かを検出する。具体的には、画像格納制御部3
6が、操作者が指定した画像を特定する画像指定信号の
有無に基づいて、録画を停止させるか否かを検出する。
【0028】例えば、画像指定信号は、操作者が記録装
置10の録画を停止させることにより形成される。録画
が停止される場合、S18で、インデックス形成部34
は、画像指定信号により特定される画像データを特定す
る指定アドレスを、インデックス領域に格納させる。こ
の指定アドレスは、映像の再生時に、録画停止時の画像
データを特定するために用いられてもよい。
【0029】制御部32が画像指定信号を受け取らない
場合、S16で、画像格納制御部36は、画像データを
エンドアドレスまで画像格納領域に格納させる。画像格
納制御部32は、画像データがエンドアドレスまで格納
されたことを検出すると、引き続き、スタートアドレス
から画像データを連続して画像格納領域にオーバーライ
トさせる。オーバーライトは、録画が停止されるまで、
繰り返し行われる。録画が停止されると、S18で、録
画停止時の画像データを特定する指定アドレスが、イン
デックス領域に格納される。それから、S20で、本フ
ローが終了する。このとき、記録部30のインデックス
領域は、図3(a)に示されるデータ形式を有する。
【0030】図5は、図1に示された再生装置16の一
実施形態を示す。本実施形態による再生装置16は、操
作者が記録部10に格納された画像を編集することがで
きるPCなどのコンピュータを備える。再生装置16
は、CPU50、データ入出力ポート52、CD−RO
Mドライブ54、記録部56、メモリ58およびバス6
4などから構成されるコンピュータと、操作者の入力手
段である入力インターフェース60、および画像が表示
されるモニタ62を備える。CPU50は、再生装置1
6に含まれる各構成の動作制御を行う。入力インターフ
ェースは、キーボードやマウスなどを含む。記録部56
は、例えばコンピュータに内蔵されたハードディスクで
あってよい。
【0031】記録装置10の記録部30に記録されたデ
ータが、データ入出力ポート52から入力される。記録
部30から伝送されるデータは、一旦メモリ58に書き
込まれ、それから必要に応じて記録部56に格納され
る。記録装置10の記録部30の画像格納領域に格納さ
れた画像データおよびインデックス領域に格納されたア
ドレスデータは、画像の編集時に、再生装置16におけ
る記録部56に書き込まれてもよい。CPU50は、記
録部30から伝送されるインデックス領域に格納された
アドレスデータを参照して、モニタ62に表示させる画
像を決定することができる。
【0032】一つの実施例において、映像の編集時、C
PU50は、記録部30のインデックス領域に格納され
たスタートアドレスおよびエンドアドレスを参照して、
一連の動画像データを記録部30の画像格納領域から読
み出し、モニタ62に表示させる。操作者は、モニタ6
2に表示される映像を見ながら、入力インターフェース
60を通じて、関心のある特定の画像を指定する。CP
U50は、入力インターフェース60からの入力を受け
取ると、操作者が指定した画像を特定する画像指定信号
を生成し、データ入出力ポート52から、記録装置10
へ送信する。記録装置10は、画像指定信号を受け取
り、画像指定信号により特定される画像データを特定す
る指定アドレスを、インデックス領域に格納する。この
ようにして、図3(a)に示されるインデックス領域が
形成される。操作者が複数の画像を指定する場合には、
同様に複数の画像指定信号が記録装置10に供給され、
図3(b)に示されるインデックス領域が形成される。
【0033】尚、再生装置16の記録部56に、記録装
置10の記録部30に格納されたデータが転送されてい
る場合には、CPU50は、記録部56に格納されたイ
ンデックス領域に、指定アドレスを格納してもよい。
【0034】以下において、再生装置16が、記録装置
10の記録部30に記録された動画の画像データを読み
出すデータ読み出し方法の具体例について説明する。記
録部30は、画像格納領域に動画の画像データと、イン
デックス領域に、動画の最初の画像データを特定するス
タートアドレス、動画の最後の画像データを特定するエ
ンドアドレス、および動画中の操作者が指定した画像デ
ータの指定アドレスを格納している。CPU50は、イ
ンデックス領域に格納された指定アドレスに基づいて、
画像格納領域から画像データを読み出すことが可能であ
る。図3(a)に示されるインデックス領域が形成され
ている場合、CPU50は、指定アドレスに格納された
画像データを始点として、エンドアドレスに格納された
画像データを終点とする一連の動画像をモニタ62で表
示させるようにしてもよい。また、図3(b)に示され
るインデックス領域が形成されている場合、CPU50
は、指定アドレス1に格納された画像データを始点と
し、指定アドレス2に格納された画像データを終点とす
る一連の動画像をモニタ62で表示させるようにしても
よい。この場合、CPU50は、インデックス領域に格
納されたアドレスデータを任意に組み合わせて、モニタ
からの表示画像を任意に決定することができる。このと
き、CPU50は、各指定アドレスを、対となるアドレ
スをもつように設定する。例えば、CPU50は、指定
アドレス1の対となるアドレスを、スタートアドレス、
指定アドレス2、指定アドレス3、指定アドレス4また
はエンドアドレスのいずれかに設定してもよい。対に設
定されたアドレス同士は、双方のアドレス間に格納され
る画像を表示させるために、いずれか一方を当該画像の
スタートアドレスとし、他方を当該画像のエンドアドレ
スとしてCPU50により認識され、当該画像がモニタ
62に表示される。
【0035】次に、図4のフローチャートに示されるよ
うに、記録装置10の記録部30に、オーバーライトさ
れながら記録された動画の画像データを読み出すデータ
読み出し方法について説明する。記録部30は、画像格
納領域に動画の画像データと、インデックス領域に、動
画の最初の画像データを特定するスタートアドレス、動
画の最後の画像データを特定するエンドアドレス、およ
び動画中の操作者が指定した画像データの指定アドレス
を格納している。
【0036】CPU50は、画像格納領域に格納された
画像データを、指定アドレスに格納された画像データを
基準として読み出す。例えば、CPU50は、画像デー
タを、指定アドレスの次のアドレスを始点として、エン
ドアドレスまで読み出し、更に連続して、スタートアド
レスから指定アドレスに向かう方向に読み出してもよ
い。また、CPU50は、画像データを、指定アドレス
を始点として、スタートアドレスまで読み出し、更に連
続して、エンドアドレスから、指定アドレスの次のアド
レスに向かう方向に読み出してもよい。このように、操
作者は、データの読み出し方法を任意に選択し、所望の
画像を、モニタ62を通じて再生することが可能とな
る。
【0037】上述した例においては、再生装置16が、
記録装置10の記録部30に記録されたデータを読み出
す方法について説明した。このデータ読み出し方法は、
再生装置16内部で、CPU50が、記録部56に記録
されたデータを読み出す方法として利用されることも可
能である。
【0038】以上のCPU50の動作は、再生装置16
の外部からCD−ROMドライブ54に挿入されるCD
−ROM70に格納されたプログラムにより実現されて
もよい。CD−ROMドライブ54は、CD−ROM7
0からプログラムを読み出し、ハードディスクなどの記
録部56は、CD−ROM70から読み込まれたプログ
ラムを格納する。記録部56に格納されたプログラム
は、メモリ58に読み出されて実行される。CD−RO
M70に格納されたプログラムは、直接CPU50に実
行される形態であっても、デコードすることによりCP
U50が実行することのできる形態であってもよい。C
D−ROM70に格納されたプログラムは、図5に示す
各構成が行う動作をCPU50に実行させるプログラム
モジュールを有する。
【0039】以上、CPU50を動作させる記録体とし
て、CD−ROM70を例に挙げて説明したが、このよ
うな記録体は、CD−ROM70に限定されず、他の記
録媒体、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、M
Oなども含む。
【0040】上記説明から明らかなように、本発明によ
れば、操作者が指定した画像に関するデータを記録部に
格納する記録装置、記録方法およびデータ読み出し方法
を提供することができる。以上、本発明を実施の形態を
用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形
態に記載の範囲には限定されない。上記実施形態に、多
様な変更又は改良を加えることができることが当業者に
明らかである。その様な変更又は改良を加えた形態も本
発明の技術的範囲に含まれることが、特許請求の範囲の
記載から明らかである。
【0041】
【発明の効果】本発明によると、操作者が編集しやすい
データフォーマットで、画像を記録することができる記
録装置、記録方法、およびデータの読み出し方法を提供
することが可能となる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である記録装置10と、そ
の周辺機器との接続例を示す。
【図2】本発明の一実施形態である記録装置10の内部
構成の概念図である。
【図3】ハードディスクなどの記録部30に格納するデ
ータのフォーマットの一例を示す。
【図4】本発明による記録装置10の記録方法の一実施
形態のフローチャートである。
【図5】図1に示された再生装置16の一実施形態を示
す。
【符号の説明】
10・・・記録装置、20・・・入出力端子、22・・
・信号入出力部、24・・・コンバータ、26・・・イ
ンターフェース回路、28・・・バッファ、30・・・
記録部、32・・・制御部、34・・・インデックス形
成部、36・・・画像格納制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/76 H04N 5/91 N 5/765 L (72)発明者 谷山 一彦 神奈川県横浜市保土ヶ谷区神戸町134 横 浜ビジネスパークイーストタワー9F内 Fターム(参考) 5C052 AA03 AB05 AC08 DD04 5C053 FA14 FA23 GB01 GB06 GB37 HA29 JA24 KA24 LA01 5D044 AB07 BC01 CC04 DE03 DE12 DE38 EF05 FG19 HL11 5D077 AA22 BA08 CA02 DC03 DC22 DC25 5D110 AA13 AA29 BB20 DA12 DA15 DA18 DB02 DC02 DC16 DE02

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続する動画を記録部に記録する記録方
    法であって、 前記動画の画像データを、前記記録部のアドレスに割り
    付けて、前記記録部の画像格納領域に順次格納する段階
    と、 前記動画の最初の画像データを特定するスタートアドレ
    スを、前記記録部のインデックス領域に格納するスター
    トアドレス格納段階と、 前記動画の最後の画像データを特定するエンドアドレス
    を、前記インデックス領域に格納するエンドアドレス格
    納段階と、 前記動画中の、操作者が指定した画像を特定する画像指
    定信号を受け取る段階と、 前記画像指定信号により特定される画像データを特定す
    る指定アドレスを、前記インデックス領域に格納する指
    定アドレス格納段階とを備えたことを特徴とする記録方
    法。
  2. 【請求項2】 前記指定アドレス格納段階は、操作者に
    より指定された複数の画像データをそれぞれ特定する複
    数の前記指定アドレスを前記インデックス領域に格納す
    ることを特徴とする請求項1に記載の記録方法。
  3. 【請求項3】 複数の前記指定アドレスのそれぞれは、
    対となるアドレスをもつように設定されることを特徴と
    する請求項2に記載の記録方法。
  4. 【請求項4】 動画を連続して記録する記録装置であっ
    て、 データを記録する記録部と、 前記動画の画像データを、前記記録部のアドレスに割り
    付けて、前記記録部の画像格納領域に順次格納させる画
    像格納制御部と、 前記動画の最初の画像データを特定するスタートアドレ
    スおよび前記動画の最後の画像データを特定するエンド
    アドレスを、前記記録部のインデックス領域に格納させ
    るインデックス形成部と、 前記動画中の、操作者が指定した画像を特定する画像指
    定信号を受け取る信号入力部とを備え、 前記インデックス形成部は、前記画像指定信号により前
    記動画中の、操作者により特定される画像データを特定
    する指定アドレスを、前記インデックス領域に格納させ
    ることを特徴とする記録装置。
  5. 【請求項5】 動画を連続して記録する記録装置であっ
    て、 データを記録する記録部と、 前記動画の画像データを、前記記録部のアドレスに割り
    付けて、前記記録部の画像格納領域に順次格納させる画
    像格納制御部と、 前記画像格納領域の最初のアドレスを示すスタートアド
    レスおよび前記画像格納領域の最後のアドレスを示すエ
    ンドアドレスを、前記記録部のインデックス領域に格納
    させるインデックス形成部とを備え、 前記画像格納制御部は、画像データを前記スタートアド
    レスから格納させ、画像データが前記エンドアドレスま
    で格納されたことを検出すると、前記スタートアドレス
    から画像データを連続して前記画像格納領域にオーバー
    ライトさせ、 前記インデックス形成部は、操作者が指定した画像を特
    定する画像指定信号により特定される画像データを特定
    する指定アドレスを、前記インデックス領域に格納させ
    ることを特徴とする記録装置。
  6. 【請求項6】 前記画像指定信号は、操作者が前記記録
    装置の録画を停止させることにより形成されることを特
    徴とする請求項5に記載の記録装置。
  7. 【請求項7】 記録部に、オーバーライトされながら記
    録された動画の画像データを読み出すデータ読み出し方
    法であって、 前記記録部は、画像格納領域に前記動画の画像データ
    と、インデックス領域に、前記動画の最初の画像データ
    を特定するスタートアドレス、前記動画の最後の画像デ
    ータを特定するエンドアドレス、および前記動画中の操
    作者が指定した画像データの指定アドレスを格納してお
    り、 前記画像データを、前記指定アドレスに格納された前記
    画像データを基準として読み出すことを特徴とするデー
    タ読み出し方法。
  8. 【請求項8】 前記画像データを、前記指定アドレスの
    次のアドレスを始点として、前記エンドアドレスまで読
    み出し、更に連続して、前記スタートアドレスから前記
    指定アドレスに向かう方向に読み出すことを特徴とする
    請求項7に記載のデータ読み出し方法。
  9. 【請求項9】 前記画像データを、前記指定アドレスを
    始点として、前記スタートアドレスまで読み出し、更に
    連続して、前記エンドアドレスから、前記指定アドレス
    の次のアドレスに向かう方向に読み出すことを特徴とす
    る請求項7に記載のデータ読み出し方法。
  10. 【請求項10】 記録部に、記録された動画の画像デー
    タを読み出すデータ読み出し方法であって、 前記記録部は、画像格納領域に前記動画の画像データ
    と、インデックス領域に、前記動画の最初の画像データ
    を特定するスタートアドレス、前記動画の最後の画像デ
    ータを特定するエンドアドレス、および前記動画中の操
    作者が指定した画像データの指定アドレスを格納してお
    り、 前記画像データを、前記指定アドレスに格納された前記
    画像データを始点として読み出すことを特徴とするデー
    タ読み出し方法。
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