JP2001326709A - 無線端末 - Google Patents

無線端末

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JP2001326709A
JP2001326709A JP2000143310A JP2000143310A JP2001326709A JP 2001326709 A JP2001326709 A JP 2001326709A JP 2000143310 A JP2000143310 A JP 2000143310A JP 2000143310 A JP2000143310 A JP 2000143310A JP 2001326709 A JP2001326709 A JP 2001326709A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 開閉自在なケースを開くとアンテナが最低限
使用可能な長さとなるだけでなく、アンテナの実効性に
も配慮した無線端末を得ること。 【解決手段】 無線端末200としての携帯型電話機
は、第1のケース201と第2のケース202が閉じ合
わされた状態で掛止解除片218をスライドさせること
により突起216が掛止孔217から解放され、図示し
ないケース開閉用バネの作用でヒンジ機構204を中心
に第1の角度θ1まで回転し、通話可能な状態となる。
このとき、アンテナ部203は、図示しないアンテナ開
閉用バネによって第2のケース202から離れる方向に
第2の角度θ2だけ回転する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無線端末に係わり、
特に構成部品としての第1のケースと第2のケースをヒ
ンジ機構により折り畳んだり開いたりすることができる
ようにし、かつ無線通信用のアンテナを付属させた無線
端末に関する。
【0002】
【従来の技術】PHS(Personal Handy phone Syste
m)等の携帯型電話機に代表される無線端末のうち携帯
性に重点を置いた製品は、その大きさをコンパクトにす
る一方で、ハンドセットを取り去って、送話口や受話口
を装置本体に組み込むような形態となっているものが多
い。また、その一方でテキスト情報や画像といった各種
情報を見やすい大きさで表示したり、各種のデータをス
ムーズに入力したいという要請も多く、このような要請
に応えるために装置本体を構成するケースを2つ折りに
して、使用時にはこれを開くようにした製品が多い。こ
のような形態の無線端末では、送話口や受話口を取り付
けた装置本体を頭部に密着させた形で通信を行うような
ことになる場合が多い。このときにアンテナの部分が頭
部にきわめて近い位置に配置される関係で、アンテナか
ら出る電波が人体に吸収され、アンテナの実効性が劣化
するという問題がある。
【0003】たとえば特開平11−136015号公報
には第1のケースと第2のケースをヒンジ機構によって
開閉自在とすると共に、これらのケースにアンテナを埋
め込んだ無線端末が開示されている。この提案ではこの
無線端末を頭部に押し付けるようにして通話を行うと、
アンテナが人体にきわめて近い位置に配置されているた
めにその実効性が極めて低くなり、電力を無駄に消費し
てしまう。そこで、無線の使用時にアンテナがなるべく
人体から遠ざかるようにした無線端末が幾つか提案され
ている。
【0004】図10は第1の提案の無線端末を表わした
ものである。特許第2689881号に開示されたこの
無線端末100では、その装置本体を構成する第1のケ
ース101と第2のケース102がヒンジ機構103に
よって開閉自在に配置されている。この図では、第2の
ケース102が第1のケース101と閉じ合わされた状
態を二点差線で示し、開いた状態を実線で示している。
第2のケース102の横にはこれと並設する形でアンテ
ナ部104が設けられている。アンテナ部104は独立
してヒンジ機構103に取り付けられており、独立して
これに対して回動するようになっている。したがって、
この図で矢印105で示したように、通話時にアンテナ
部104を第2のケース102よりも第1のケース10
1に対してより広い角度まで回転させることにより、ア
ンテナ部104から出る電波の実効性を高めている。
【0005】ところがこの図10に示した無線端末10
0では、第2のケース102の横にこれと並設する形で
アンテナ部104が設けられている。したがって、これ
らを第1のケース101と閉じ合わせたときにアンテナ
部104が装置本体からはみ出さないような設計にする
と、第2のケース102とアンテナ部104を合わせた
幅(ヒンジ機構103の軸方向の長さ)を第1のケース
101の幅とほぼ等しくする必要がある。したがって、
アンテナ部104の幅の分だけ第2のケース102の幅
が第1のケース101の幅よりも狭くなる。第2のケー
ス102には通常の場合、液晶等のディスプレイが配置
されている。このため、ディスプレイのサイズを相対的
に狭くせざるを得ないという欠点がある。
【0006】図11はこのような欠点を解消するものと
して提案された第2の提案の無線端末を表わしたもので
ある。特許第2658906号に開示されたこの無線端
末110では、第1のケース111と第2のケース11
2がヒンジ機構113によって開閉自在となっている。
この提案の場合には、図10に示した無線端末100と
異なり第1のケース111の方が長くなっており、ヒン
ジ機構113の取り付けられた突出部114の先端部分
にアンテナヒンジ部115を介してアンテナ116が9
0度回動自在に取り付けられている。このアンテナ11
6は、収納時にはヒンジ機構113の軸118と並行に
配置され、無線使用時には矢印119方向に回転させて
軸118と直角方向に向け、その先端部116Aを引き
出すようになっている。
【0007】この第2の提案の無線端末110では、第
2のケース110の幅を第1のケースの幅と等しくする
ことができるので、ディスプレイのサイズを第1の提案
よりも大きくすることが可能になる。この第2の提案で
も第1のケース111と第2ケース112を所定の角度
開く機構を図示しないバネを用いて行っており、これら
のケースを非通話状態で閉じ合わせた状態に保持するた
めには磁石を使用している。また、同様にアンテナ11
6が開く機構を図示しない他のバネを使用して実現して
おり、これを非通話状態で軸118と並行に保持するた
めには他の磁石を使用している。
【0008】この無線端末110では、第1のケース1
11と第2のケース112が閉じ合わされ、かつアンテ
ナ116が収納された非通話状態で、図示しないスライ
ド部材をスライドさせると前記した2種類の磁石が吸着
による保持動作を解除する。これにより第1のケース1
11と第2のケース112が使用状態に適する角度まで
開き、またアンテナ116が軸118と直角方向の位置
まで回転する。この状態で使用者はアンテナ116を引
き出して通話のためのデータの送受信を行うことにな
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この図11に示した無
線端末110では、アンテナ116を第1および第2の
ケース111、112の幅方向に収納する構造となって
いる。したがって、収納時の長さは使用時の長さよりも
遥かに短くなる。このために、これを必ず伸ばして使用
する必要があり面倒であった。もちろん、先に示した特
開平11−136015号公報に開示された技術では、
アンテナが無線端末の装置本体内部に埋め込まれている
ので、長さ自体は十分確保することができるものの、ア
ンテナの実効性が極めて低くなるという問題があった。
【0010】以上、携帯型電話機を中心として説明した
が、マイクロフォンやスピーカを装置本体に組み込んで
小型化を図った小型のコンピュータのような他の無線端
末についても同様の問題があった。
【0011】そこで本発明の目的は、開閉自在なケース
を開くとアンテナが最低限使用可能な長さとなるだけで
なく、アンテナの実効性にも配慮した無線端末を提供す
ることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)第1のケースと、(ロ)この第1のケースの
端部に配置されたヒンジ機構と、(ハ)このヒンジ機構
を端部に配置し、第1のケースに対して閉じ合わされた
状態から180度よりも小さい第1の角度までの範囲で
開閉自在とされた第2のケースと、(ニ)ヒンジ機構を
端部に配置し、第1のケースと第2のケースが閉じ合わ
される面と反対側に位置し、第2のケースの対向する対
向面に対して第2の角度範囲で開閉自在に配置された無
線通信用のアンテナと、(ホ)第2のケースの対向面と
無線通信用のアンテナをヒンジ機構を回転中心として第
2の角度まで開く方向に作用するアンテナ用バネ材と、
(へ)このアンテナ用バネ材の開く方向に及ぼす力に抗
して第2のケースと無線通信用のアンテナを閉じ合わさ
れた状態で保持するアンテナ用ラッチ機構と、(ト)第
1のケースと第2のケースが第1の角度まで開く途中の
第3の角度に到達した時点でこのアンテナ用ラッチ機構
を解除するアンテナ用ラッチ機構解除手段とを無線端末
に具備させる。
【0013】すなわち請求項1記載の発明では、第1の
ケースと第2のケースがヒンジ機構を介して180度よ
りも小さい第1の角度までの範囲で開閉自在となってい
る無線端末の無線通信用のアンテナが、第1のケースと
第2のケースが閉じ合わされる面と反対側に位置し、第
2のケースの対向する対向面に対して第2の角度範囲で
開閉自在に配置されている。このアンテナに関しては、
第2のケースの対向面と無線通信用のアンテナをヒンジ
機構を回転中心として第2の角度まで開く方向に作用す
るアンテナ用バネ材と第2のケースと無線通信用のアン
テナを閉じ合わされた状態で保持するアンテナ用ラッチ
機構と、第1のケースと第2のケースが第1の角度まで
開く途中の第3の角度に到達した時点でこのアンテナ用
ラッチ機構を解除するアンテナ用ラッチ機構解除手段が
用意されている。したがって、アンテナ用ラッチ機構解
除手段でラッチを解除することでアンテナをバネの作用
で第2の角度まで開くことができる。アンテナはヒンジ
機構を回転中心として回転する構造となっているので、
その長さをケースの長さと同等に設定することができ、
最低限使用可能な長さを確保することができる。また、
アンテナはヒンジ機構を回転中心として第2の角度まで
開くので、その実効性を確保することができる。
【0014】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
無線端末で、(イ)第1および第2のケースをヒンジ機
構を回転中心として第1の角度まで開く方向に作用する
ケース用バネ材と、(ロ)このケース用バネ材の開く方
向に及ぼす力に抗して第1および第2のケースを閉じ合
わされた状態で保持するケース用ラッチ機構と、(ハ)
第1および第2のケースが第1の角度まで開く途中の第
4の角度に到達した時点でこのケース用ラッチ機構を解
除するケース用ラッチ機構解除手段とを更に具備させた
ことを特徴としている。
【0015】すなわち請求項2記載の発明では、請求項
1記載の発明がアンテナをバネ材によって開くようにし
たのに加えて、第1と第2のケースの開閉を同じくバネ
材によって行うようにしたものである。請求項2記載の
発明では第1および第2のケースが第1の角度まで開く
途中の第4の角度に到達した時点でケース用ラッチ機構
を解除することにしたが、この角度はたとえば1度であ
ってもよい。すなわち、後に説明する実施例のようにケ
ース同士のロックを解除してこれらのケースが微少に開
くような状態も含むものである。もちろん、使用者がケ
ース同士をある程度手で開いた段階でバネ材による開閉
動作が作動するようにしてもよい。
【0016】請求項3記載の発明では、(イ)第1のケ
ースと、(ロ)この第1のケースの端部に配置されたヒ
ンジ機構と、(ハ)このヒンジ機構を端部に配置し、第
1のケースに対して閉じ合わされた状態から180度よ
りも小さい第1の角度までの範囲で開閉自在とされた第
2のケースと、(ニ)ヒンジ機構を端部に配置し、第1
のケースと第2のケースが閉じ合わされる面と反対側に
位置し、第2のケースの対向する対向面に対して第2の
角度範囲で開閉自在に配置された無線通信用のアンテナ
と、(ホ)第2のケースの対向面と無線通信用のアンテ
ナをヒンジ機構を回転中心として第2の角度まで開く方
向に作用するアンテナ用回転駆動手段と、(へ)第1の
ケースと第2のケースが第1の角度まで開く途中の第3
の角度に到達した時点でこのアンテナ用回転駆動手段の
駆動を開始するアンテナ用回転駆動手段トリガ手段とを
無線端末に具備させる。
【0017】すなわち請求項3記載の発明では、無線通
信用のアンテナを第2の角度まで開く方向に作用するア
ンテナ用回転駆動手段を設ける一方、第1のケースと第
2のケースが第1の角度まで開く途中の第3の角度に到
達した時点でこのアンテナ用回転駆動手段の駆動を開始
するようにしている。これにより、第1のケースと第2
のケースが閉った状態でアンテナのみがケースから離れ
る方向に回転することが防止される。
【0018】請求項4記載の発明では、(イ)第1のケ
ースと、(ロ)この第1のケースの端部に配置されたヒ
ンジ機構と、(ハ)このヒンジ機構を端部に配置し、第
1のケースに対して閉じ合わされた状態から180度よ
りも小さい第1の角度までの範囲で開閉自在とされた第
2のケースと、(ニ)ヒンジ機構を端部に配置し、第1
のケースと第2のケースが閉じ合わされる面と反対側に
位置し、第2のケースの対向する対向面に対して第2の
角度範囲で開閉自在とされた無線通信用のアンテナと、
(ホ)第2のケースの対向面と無線通信用のアンテナを
ヒンジ機構を回転中心として第2の角度までの範囲で任
意に角度を変化させるアンテナ用回転駆動手段と、
(へ)無線通信用のアンテナの受信する電波の強度を特
定する電波強度測定手段と、(ト)この電波強度測定手
段の測定した電波の値が極大となるようにアンテナ用回
転駆動手段による回転位置を制御する回転位置制御手段
とを無線端末に具備させる。
【0019】すなわち請求項4記載の発明では、無線通
信用のアンテナをヒンジ機構を回転中心として第2の角
度までの範囲で任意に角度を変化させるアンテナ用回転
駆動手段を用意すると共に、このアンテナの受信する電
波の強度を特定する電波強度測定手段を用意し、電波強
度測定手段の測定した電波の値が極大となるようにアン
テナ用回転駆動手段による回転位置を制御するようにし
ている。これにより、電波を良好な状態にして通信を行
うことができる。
【0020】請求項5記載の発明では、請求項3または
請求項4記載の無線端末で、(イ)第1および第2のケ
ースをヒンジ機構を回転中心として第1の角度まで開く
方向に作用するケース用回転駆動手段と、(ロ)第1お
よび第2のケースが第1の角度まで開く途中の第4の角
度に到達した時点でこのケース用回転駆動手段の駆動を
開始するケース用回転駆動手段トリガ手段とを更に具備
させたことを特徴としている。
【0021】すなわち請求項5記載の発明では、請求項
3または請求項4記載の無線端末の第1および第2のケ
ースの開く動作をケース用回転駆動手段で行うようにす
ると共に、このケース用回転駆動手段の駆動を第1およ
び第2のケースが第1の角度まで開く途中の第4の角度
に到達した時点で開始させることにしている。
【0022】請求項6記載の発明では、請求項5記載の
無線端末で、第1のケースと第2のケースの閉じ合わさ
れる面の少なくとも一方にはボタンスイッチが配置され
ており、両ケースが閉じ合わされた状態で少なくとも1
つのボタンスイッチが押下状態にあり、このボタンスイ
ッチの押下状態が解除されたときケース用回転駆動手段
トリガ手段はケース用回転駆動手段の駆動を開始させる
ことを特徴としている。
【0023】すなわち請求項6記載の発明では、ケース
に配置されているボタンスイッチのいずれかを利用し
て、この押下が解除されたことで使用者がケースを開け
る動作を検出することにして、ケース用回転駆動手段の
駆動を開始させるようにしている。使用者がケースを開
ける動作と通常のボタンスイッチの押下解除の動作を区
別するためには、たとえば押下状態が所定時間以上連続
した後の解除であることを検出すればよい。
【0024】
【発明の実施の形態】
【0025】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0026】図1は本発明の一実施例における無線端末
の2つのケースが開かれた状態を操作部側から示したも
のである。この無線端末200は第1のケース201と
第2のケース202ならびに第2のケース202の背後
に配置されたアンテナ部203をヒンジ機構204によ
って互いに所定の角度範囲で回動自在となるように配置
したものである。ここで第1のケース201は第2のケ
ース202と閉じ合わされる側の面としての第1の面に
複数のボタンスイッチを配置したボタン操作部211を
配置すると共に、第1のケース201と第2のケース2
02を図示のように第1の角度θ1だけ開いた状態で通
話を行う際の図示しない話者の口に対応する箇所に図示
しないマイクロフォンからなる送話口部212を配置し
ている。第2のケース202は、第1のケース201と
閉じ合わされる側の面としての第1の面のほぼ中央に液
晶表示部214を配置している。また、通話状態で話者
の耳に対応する箇所に図示しないスピーカからなる受話
口部215を配置している。アンテナ部203は、第2
のケース202の第1の面の反対側の図示されていない
第2の面と第2の角度θ2をなすように配置されてい
る。
【0027】第1のケース201の第1の面には送話口
部212の近傍に突起216が配置されている。また、
第2のケース202のこれに対向する箇所にはこの突起
216が挿入された状態でこれを掛止(ラッチ)するた
めの掛止孔217が開けられている。第2のケース20
2におけるこの掛止孔217の近傍の側面部には、スラ
イド自在な掛止解除片218が配置されている。第1の
ケース201と第2のケース202を閉じ合わせると、
突起216が掛止孔217に挿入されてラッチされ、両
者が閉じ合わされた状態で保持されるようになってい
る。掛止解除片218をアンテナ部203の軸方向にス
ライドさせると、周知の機構によってラッチが解除さ
れ、第1のケース201と第2のケース202を図示の
ように開くことができる。このための機構については後
に説明する。
【0028】図2は、図1に示した無線端末の2つのケ
ースが開かれた状態を背後から見たものである。アンテ
ナ部203は、図示しないアンテナ素子の先端部を埋設
した頭部221と、ヒンジ機構204に近い方の下端部
に向けて幅広となったアンテナ部本体222から構成さ
れている。アンテナ部本体222の比較的上部の位置に
は着信時に点灯あるいは点滅するランプを収容した着信
ランプ部223が配置されている。アンテナ素子は頭部
221からアンテナ部本体222の長手方向に沿って下
端部近傍まで収容されていて、その長さは第1のケース
201および第2のケース202の長手方向の長さより
もその突出した頭部221の分だけわずかに長くなって
おり、これ自体でアンテナとしての機能を十分発揮でき
るようになっている。
【0029】図3は、アンテナ部とこれに付属するヒン
ジ機構の部分を示したものである。アンテナ素子231
はアンテナ部203の頭部221からアンテナ部本体2
22の下部まで到達しており、ここからヒンジ機構を構
成する環状軸部2321の内部を通って、樹脂を被覆し
たアンテナ素子用ケーブル233として外部に取り出さ
れている。着信ランプ部223の方は、発光ダイオード
235と、これに発光制御を行うための信号を与える発
光制御線236がアンテナ部本体222に埋設されてお
り、発光制御線236の方は他方の環状軸部2322
内部を通って、樹脂を被覆した発光制御用ケーブル23
7として外部に取り出されている。これらアンテナ素子
用ケーブル233および発光制御用ケーブル237は、
図1等に示したヒンジ機構204における図示しない空
隙を通って第1のケース201の内部に通じるコネクタ
(図示せず)に接続されている。そして、このコネクタ
を介して第1のケース201内の図示しないプリント基
板のアンテナ端子および発光制御端子に接続されるよう
になっている。
【0030】このような構造の本実施例のアンテナ部2
03は、頭部221からアンテナ部本体222、2つの
環状軸部2321、2322までを、内部のアンテナ素子
231、発光ダイオード235および発光制御線236
と共に一体的に樹脂でモールドしている。このため、ア
ンテナ部203自体の強度を保った上でこの部分全体を
薄くかつ小型に成型することができる。
【0031】図4は、本実施例の無線端末の折り畳まれ
た状態を示したものである。第1のケース201の上に
第2のケース202が重なり、第2のケース202の前
記した第2の面の上にはアンテナ部203が重なって配
置されている。このため、無線端末200の非通話状態
(待機状態)では、従来のこの種の携帯型電話機と全く
同様にコンパクトな形状とすることができる。第1のケ
ース201と第2のケース202は、ケース開閉用バネ
241によってこれらが図1に示した第1の角度θ1
け開くような習性を与えられている。また、第2のケー
ス202とアンテナ部203は、アンテナ開閉用バネ2
42によってこれらが図1に示した第2の角度θ2だけ
開くような習性を与えられている。第2のケース202
やアンテナ部203が第1の角度θ1あるいは第2の角
度θ2以上回転できないような角度設定は、ヒンジ機構
204の回転軸の摺設面に凹凸を設ける等の回転方向の
規制を設ける周知の手法で実現することができる。した
がって、図1等に示した掛止解除片218をスライドさ
せ突起216のラッチを解除することで、第1のケース
201と第2のケース202をヒンジ機構204によっ
て第1の角度θ1だけ回転させることができる。
【0032】ところで、アンテナ部203内における第
2のケース202と対向する所定の箇所にはN極の磁石
251が埋設されており、第2のケース202における
これと対向する位置にはこれと逆の極性のS極の磁石2
52が埋設されている。S極の磁石252の方にはその
周囲をコイル253が巻回しており、このコイル253
を逆極性に励磁する励磁回路254が接続されている。
1対の磁石251、252はアンテナ開閉用バネ242
がアンテナ部203を開こうとする力に抗するだけの磁
力で引き合うようにそれらの磁力の設定が行われてい
る。一方、励磁回路254がコイル253に励磁電流を
流すと、それが比較的短い時間であっても磁石252に
はその磁力を打ち消す作用、あるいはアンテナ開閉用バ
ネ242の力が勝る程度での磁力を弱めるような磁力に
変化するようになっている。したがって、励磁回路25
4が作動すると、アンテナ開閉用バネ242の作用でア
ンテナ部203は第2のケース202との密着状態を解
除して前記した第2の角度θ 2だけ回転することにな
る。
【0033】図5は、ヒンジ機構の回転制御の様子を説
明するためにこれを所定位置で中心軸と直交する方向に
切断したものである。第1のケース201の一端に配置
されたヒンジ機構204の一部を構成する第1の環状軸
部261は中心軸262と固着されている。第1の環状
軸部261の外周面の所定位置には導体からなる突起2
64が設けられており、その頂上部は第1の環状軸部2
61の更に外側に所定の間隔を置いて回動自在に配置さ
れた第2の環状軸部266の内面と摺接している。第2
の環状軸部266の内表面からは中心軸の方向に向けて
2つの突起267、268が突出している。第2の環状
軸部266は第2のケース202の一端に配置されてお
り、ヒンジ機構204の一部をなすものである。この図
で第1のケース201が固定されているとすると、第2
の環状軸部266は2つの突起267、268によって
突起264が回転方向の規制を受ける範囲内で矢印26
9方向に回動自在である。このときの回動できる角度範
囲が第1の角度θ1である。
【0034】第2の環状軸部266の内面で突起267
に比較的近い位置には、導体271が取り付けられてい
る。この導体271と同じく導体からなる突起264に
はそれぞれ電線272、273が電気的に接続されてお
り、これらの電線272、273は電池274を介して
励磁回路254に接続されている。したがって、図1等
に示した掛止解除片218をスライドさせて突起216
(図1)のラッチを解除することで第1のケース201
と第2のケース202が開いていったとすると、突起2
64が突起267に接触して回動を停止する直前の比較
的短い時間だけ図5に示したように突起264と導体2
71が電気的に接触することになる。この短い時間の
間、励磁回路254が通電されて、図4に示したコイル
253が励磁することになる。
【0035】図6は無線端末を構成する第1のケースと
第2のケースがヒンジ機構によって第1の角度θ1だけ
回転する直前の状態を表わしたものである。第1のケー
ス201と第2のケース202のなす角度θが第1の角
度θ1よりも所定角度以上小さい場合には、N極の磁石
251とS極の磁石252が引き合っており、第2のケ
ース202とアンテナ部203は密着している。
【0036】図7は、第2のケースとアンテナ部が第2
の角度θ2だけ回転した後の状態を表わしたものであ
る。第2のケース202とアンテナ部203が第2の角
度θ2だけ回転して停止した時点では、第1のケース2
01と第2のケース202が第1の角度θ1だけ回転し
ている。すなわち、図1等に示した掛止解除片218を
スライドさせるだけで、使用者は直ちにボタン操作部2
11(図1)を操作して着信に応答したり発信動作を開
始することができる。しかも本実施例では励磁回路25
4の励磁が極めて短時間だけ行われるので、無線端末2
00の開閉作業を繰り返し行っても、消費電力はわずか
である。
【0037】変形例
【0038】図8は本発明の変形例における2つのケー
スが開かれた状態の無線端末を操作部側から見たもので
ある。この変形例の無線端末200Aで先の実施例と同
一部分には同一の符号を付しており、これらの説明を適
宜省略する。この変形例では、第1のケース201Aの
ボタン操作部211の特定のボタン301と対向する第
2のケース202Aの表面位置に突起302が設けられ
ている。また、ヒンジ機構204Aの空隙内には減速機
構を組み込んだ第1のモータ304と第2のモータ30
5が配置されている。第1のモータ304は第1のケー
ス201Aと第2のケース202Aの開閉動作を担当す
るようになっている。第2のモータ305は第2のケー
ス202Aとアンテナ部203Aの開閉動作を担当する
ようになっている。
【0039】図9は、この変形例の無線端末の回路の要
部を表わしたものである。アンテナ受信レベル検出回路
311は、図8に示したアンテナ部203Aから得られ
る通信中の受信レベルの検出を行う回路である。アンテ
ナ回転角制御回路312は、使用者がアンテナの感度が
最適となる回転角に制御するモードを選択している条件
下で、第2のモータ回転制御回路313を制御して第2
のモータ305を周期的に正方向および逆方向に微少角
度ずつ回転させながら受信レベルが最高の角度を検出し
てその角度近傍でこのような回転制御を継続して行うよ
うな制御を行う回路である。特定ボタン押下解除検出回
路314は、図8に示した特定のボタン301の長時間
の押下が解除されたことで突起302の押下の解除を検
出して、第1のモータ回転制御回路315に指示して第
1のモータ304の回転を開始させるようにしている。
これにより、使用者が第1のケース201Aと第2のケ
ース202Aを開こうとするとこれを検出してこれらの
ケース201A、202Aを前記した第1の角度θ1
け開く制御を行うと共に、所定のタイミングで第2のモ
ータ回転制御回路313の制御を連動させる。これによ
り、第2のケース202Aとアンテナ部203Aが第2
の角度θ2だけ開くような制御が可能になる。
【0040】使用者がボタン操作部211上で所定の操
作を行うことで、これら第1および第2のモータ回転制
御回路315、313は以上説明したと逆の回路動作を
行う。これにより、第1のケース201Aと第2のケー
ス202Aおよび第2のケース202Aとアンテナ部2
03Aが、図4に示したような収納状態に戻る制御が行
われる。
【0041】なお、この変形例では第1のモータ304
と第2のモータ305の2つのモータを使用したが、1
つのモータを使用して駆動される対象を切り替えること
で第1のケース201Aと第2のケース202Aの開閉
動作と、第2のケース202Aとアンテナ部203Aの
開閉動作の双方を1つのモータで行うことができる。ま
た、第2のモータ305のみを使用して第2のケース2
02Aとアンテナ部203Aの開閉動作のみを自動で行
うようにしてもよい。この場合には、第1のケース20
1Aと第2のケース202Aが第1の角度θ1あるいは
これに近い所定の角度まで開いた時点で第2のモータ3
05を駆動するようにすればよい。更に変形例ではアン
テナ部203Aが第1のケース201Aと第2のケース
202Aの開閉する方向にのみ回転角を制御してアンテ
ナの受信感度を調整したが、これと直交する方向に対し
ても回転角を制御できるようにしてもよいことは当然で
ある。更に実施例では第1のケース201にN極の磁石
251を配置し第2のケース202にS極の磁石252
を配置したが、極性はこれと逆になってもよいことは当
然である。
【0042】また、変形例では図5で電気的な接触で励
磁回路の動作するタイミングを設定したが、同様の原理
に光センサを併用し、光センサのオン・オフで励磁回路
の動作するタイミングを設定するようにしてもよい。ま
た、実施例では第1のケース201Aと第2のケース2
02Aの開閉を機械的なラッチの解除によって行った
が、従来の提案として説明したように磁石の位置を制御
することでその吸引力を変化させて同様の機能を実現さ
せることもできる。更に実施例ではアンテナを固定長の
ものとして説明したが、必要によりその長さを変化させ
ることのできるような構造になっていてもよいことは当
然である。また、変形例でモータはヒンジ機構の内部に
組み込んだが、いずれかのケース内に収容する形として
もよい。また、モータ以外にソレノイド等の他の部品を
使用可能であることも当然である。
【0043】更に実施例および変形例では無線端末とし
て携帯型電話機を説明したが、無線機能を有し音声の入
力あるいは出力を行う機能を有する他の無線端末に対し
ても本発明を同様に適用することができることはいうま
でもない。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、アンテナ用バネ材の開く方向に及ぼす力に抗
して第2のケースと無線通信用のアンテナを閉じ合わさ
れた状態で保持するアンテナ用ラッチ機構のラッチをア
ンテナ用ラッチ機構解除手段で解除することでアンテナ
をバネの作用で第2の角度まで開くようにしたので、通
話中であってもアンテナを人体からある程度離すことが
でき、その実効性を確保することができる。また、アン
テナはヒンジ機構を回転中心として回転する構造となっ
ているので、その長さをケースの長さと同等に設定する
ことができ、最低限使用可能な長さを確保することがで
きる。しかも通話を行わないときにはケースを折り畳
み、アンテナもケース側に閉じ合わせるので、無線端末
をコンパクトな形にすることができる。
【0045】また、請求項2記載の発明によれば、請求
項1記載の発明でアンテナをバネ材によって開くように
したのに加えて、第1と第2のケースの開閉を同じくバ
ネ材によって行うようにしたので、折り畳まれた無線端
末を通話可能な形状に簡単に設定することができる。
【0046】更に請求項3記載の発明によれば、無線通
信用のアンテナを第2の角度まで開く方向に作用するア
ンテナ用回転駆動手段を設ける一方、第1のケースと第
2のケースが第1の角度まで開く途中の第3の角度に到
達した時点でこのアンテナ用回転駆動手段の駆動を開始
するようにしたので、第1のケースと第2のケースが閉
った状態でアンテナのみがケースから離れる方向に回転
することを防止することができる。
【0047】また請求項4記載の発明によれば、無線通
信用のアンテナをヒンジ機構を回転中心として第2の角
度までの範囲で任意に角度を変化させるアンテナ用回転
駆動手段を用意すると共に、このアンテナの受信する電
波の強度を特定する電波強度測定手段を用意し、電波強
度測定手段の測定した電波の値が極大となるようにアン
テナ用回転駆動手段による回転位置を制御するようにし
たので、アンテナの回転する範囲内で電波を良好な状態
にして通信を行うことができる。
【0048】更に請求項5記載の発明によれば、第1お
よび第2のケースの開く動作をケース用回転駆動手段で
行うようにすると共に、このケース用回転駆動手段の駆
動を第1および第2のケースが第1の角度まで開く途中
の第4の角度に到達した時点で開始させることにしたの
で、無線端末を通信可能な状態に自動的に設定すること
ができる。
【0049】更に請求項6記載の発明によれば、ケース
に配置されているボタンスイッチのいずれかを利用し
て、この押下が解除されたことで使用者がケースを開け
る動作を検出することにして、ケース用回転駆動手段の
駆動を開始させるようにしたので、特別のスイッチを設
ける必要がなく、ハードウェアの価格を抑えることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における2つのケースが開か
れた状態の無線端末を操作部側から示した斜視図であ
る。
【図2】本実施例における2つのケースが開かれた状態
の無線端末をアンテナ部から見た斜視図である。
【図3】本実施例のアンテナ部とこれに付属するヒンジ
機構の部分を示した斜視図である。
【図4】本実施例の無線端末の折り畳まれた状態を示し
た側面図である。
【図5】ヒンジ機構の回転制御の様子を説明するために
これを所定位置で中心軸と直交する方向に切断した断面
図である。
【図6】本実施例で無線端末を構成する第1のケースと
第2のケースがヒンジ機構によって第1の角度θ1だけ
回転する直前の状態を表わした側面図である。
【図7】本実施例で第2のケースとアンテナ部が第2の
角度θ2だけ回転した後の状態を表わした側面図であ
る。
【図8】本発明の変形例における2つのケースが開かれ
た状態の無線端末を操作部側から見た斜視図である。
【図9】変形例における無線端末の回路の要部を表わし
たブロック図である。
【図10】従来の第1の提案による無線端末を表わした
側面図である。
【図11】従来の第2の提案による無線端末を表わした
斜視図である。
【符号の説明】
200、200A 無線端末 201、201A 第1のケース 202、202A 第2のケース 203、203A アンテナ部 204、204A ヒンジ機構 212 送話口部 215 受話口部 216、264、267、268、302 突起 217 掛止孔 218 掛止解除片 231 アンテナ素子 232 環状軸部 241 ケース開閉用バネ 242 アンテナ開閉用バネ 251 N極の磁石 252 S極の磁石 253 コイル 271 導体 274 電池 301 特定のボタン 304 第1のモータ 305 第2のモータ 311 アンテナ受信レベル検出回路 312 アンテナ回転角制御回路 313 第2のモータ回転制御回路 314 特定ボタン押下解除検出回路 315 第1のモータ回転制御回路 θ1 第1の角度 θ2 第2の角度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J046 AA01 AA07 AB06 DA08 5J047 AA01 AA07 AB06 FA05 FA06 FA12 5K023 AA07 BB06 DD08 HH04 HH08 LL05 RR08 5K067 AA34 AA42 BB04 EE02 KK01 KK17

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のケースと、 この第1のケースの端部に配置されたヒンジ機構と、 このヒンジ機構を端部に配置し、前記第1のケースに対
    して閉じ合わされた状態から180度よりも小さい第1
    の角度までの範囲で開閉自在とされた第2のケースと、 前記ヒンジ機構を端部に配置し、前記第1のケースと第
    2のケースが閉じ合わされる面と反対側に位置し、第2
    のケースの対向する対向面に対して第2の角度範囲で開
    閉自在に配置された無線通信用のアンテナと、 前記第2のケースの対向面と無線通信用のアンテナを前
    記ヒンジ機構を回転中心として前記第2の角度まで開く
    方向に作用するアンテナ用バネ材と、 このアンテナ用バネ材の開く方向に及ぼす力に抗して前
    記第2のケースと無線通信用のアンテナを閉じ合わされ
    た状態で保持するアンテナ用ラッチ機構と、 前記第1のケースと第2のケースが前記第1の角度まで
    開く途中の第3の角度に到達した時点でこのアンテナ用
    ラッチ機構を解除するアンテナ用ラッチ機構解除手段と
    を具備することを特徴とする無線端末。
  2. 【請求項2】 前記第1および第2のケースを前記ヒン
    ジ機構を回転中心として前記第1の角度まで開く方向に
    作用するケース用バネ材と、 このケース用バネ材の開く方向に及ぼす力に抗して前記
    第1および第2のケースを閉じ合わされた状態で保持す
    るケース用ラッチ機構と、 前記第1および第2のケースが前記第1の角度まで開く
    途中の第4の角度に到達した時点でこのケース用ラッチ
    機構を解除するケース用ラッチ機構解除手段とを具備す
    ることを特徴とする請求項1記載の無線端末。
  3. 【請求項3】 第1のケースと、 この第1のケースの端部に配置されたヒンジ機構と、 このヒンジ機構を端部に配置し、前記第1のケースに対
    して閉じ合わされた状態から180度よりも小さい第1
    の角度までの範囲で開閉自在とされた第2のケースと、 前記ヒンジ機構を端部に配置し、前記第1のケースと第
    2のケースが閉じ合わされる面と反対側に位置し、第2
    のケースの対向する対向面に対して第2の角度範囲で開
    閉自在に配置された無線通信用のアンテナと、 前記第2のケースの対向面と無線通信用のアンテナを前
    記ヒンジ機構を回転中心として前記第2の角度まで開く
    方向に作用するアンテナ用回転駆動手段と、 前記第1のケースと第2のケースが前記第1の角度まで
    開く途中の第3の角度に到達した時点でこのアンテナ用
    回転駆動手段の駆動を開始するアンテナ用回転駆動手段
    トリガ手段とを具備することを特徴とする無線端末。
  4. 【請求項4】 第1のケースと、 この第1のケースの端部に配置されたヒンジ機構と、 このヒンジ機構を端部に配置し、前記第1のケースに対
    して閉じ合わされた状態から180度よりも小さい第1
    の角度までの範囲で開閉自在とされた第2のケースと、 前記ヒンジ機構を端部に配置し、前記第1のケースと第
    2のケースが閉じ合わされる面と反対側に位置し、第2
    のケースの対向する対向面に対して第2の角度範囲で開
    閉自在とされた無線通信用のアンテナと、 前記第2のケースの対向面と無線通信用のアンテナを前
    記ヒンジ機構を回転中心として前記第2の角度までの範
    囲で任意に角度を変化させるアンテナ用回転駆動手段
    と、 前記無線通信用のアンテナの受信する電波の強度を特定
    する電波強度測定手段と、 この電波強度測定手段の測定した電波の値が極大となる
    ように前記アンテナ用回転駆動手段による回転位置を制
    御する回転位置制御手段とを具備することを特徴とする
    無線端末。
  5. 【請求項5】 前記第1および第2のケースを前記ヒン
    ジ機構を回転中心として前記第1の角度まで開く方向に
    作用するケース用回転駆動手段と、 前記第1および第2のケースが前記第1の角度まで開く
    途中の第4の角度に到達した時点でこのケース用回転駆
    動手段の駆動を開始するケース用回転駆動手段トリガ手
    段とを具備することを特徴とする請求項3または請求項
    4記載の無線端末。
  6. 【請求項6】 前記第1のケースと第2のケースの閉じ
    合わされる面の少なくとも一方にはボタンスイッチが配
    置されており、両ケースが閉じ合わされた状態で少なく
    とも1つのボタンスイッチが押下状態にあり、このボタ
    ンスイッチの押下状態が解除されたとき前記ケース用回
    転駆動手段トリガ手段は前記ケース用回転駆動手段の駆
    動を開始させることを特徴とする請求項5記載の無線端
    末。
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