JP2001326580A - 信号検出回路 - Google Patents
信号検出回路Info
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Abstract
タイミングが重複する場合にも送信信号の検出可能な信
号検出回路を容易かつ安価に提供する。 【解決手段】 高周波数帯で第1の通信装置が他の通信
装置と通信を行っているときに近接する周波数を用いて
通信を行う第2の通信装置からの受信信号を検出する信
号検出回路において結合器で分岐された第2の通信装置
からの受信信号と第1の通信装置の局部信号とをミキサ
に入力し受信信号をベースバンド信号に変換することと
した。また、ミキサの出力から第1の通信装置の送信信
号を減衰させることにより第2の通信装置からの受信信
号を検出することとした。
Description
の信号検出回路に関し、特に複数の無線システムが高周
波数帯において隣接する周波数を使用して通信を行う場
合の信号検出回路に関するものである。
急速な発展が進み無線の需要が急速に増えてきている。
また、これに並行してインターネットの急速な発展によ
り、従来の音声通信だけでなくデータ通信のトラフィッ
クも急速に増え、無線の周波数の不足が大きな問題とな
ってきている。そのような背景の中で、従来から使われ
てきた無線周波数帯域に最新の技術を活用することによ
り既存のシステムへ影響を与えることなく新たなシステ
ムを混在させることが周波数不足の解決手段の一つとし
て検討されている。これは、今後の周波数有効利用の観
点からも必須の課題である。
行う上での重要な機能であるが隣接する他システムにと
っては自分の通信システムへ影響を与える干渉波とな
る。特に上記のように既存のシステムが動作している中
で新しいシステムを混在させるためには既存のシステム
へ影響を与えないことが必須条件となる。
共存を行う場合、他システムの送信波を検出することに
より自システムの無線パラメータ、例えば送信電力やタ
イミング等を決定することが頻繁に発生する。
(無線装置B)の送信波を検出する場合の課題のひとつ
は、無線装置Bの送信波が無線装置Aの検出点へ到達す
るまでに大きな減衰を受けるため無線装置Aでは、小さ
な電力を検出する必要があり、しかも無線装置Aが送信
機能を有するシステムの場合には無線装置Aの送信波が
自分の検出点へ影響を与え、無線装置Bの送信波の検出
を難しくさせていることにある。
が採用されている。第1の方法では、無線装置(B)の
送信周波数と無線装置(A)の送信周波数が異なる場合
には、無線装置Aに分波フィルタを設けることにより無
線装置Aの送信機から無線装置Aの検出器までの回りこ
みを防ぐことにより、無線装置Aの送信波の影響を受け
ることなく無線装置Bの送信波を検出する。以下、第1
の方法を図5および図6を用いて説明する。無線装置1
1(上記無線装置A)は二つの周波数(F1およびF
2)で通信を行うと仮定する。ここではどちらが送信で
どちらが受信かについては特に限定する必要はない。図
5はこの無線装置11で構成されるシステムに、無線装
置10(上記無線装置B)の送信波(F3)が干渉波と
して妨害を与える場合の周波数関係の例を示す。
装置11で使用する周波数が十分離れているため、図5
に示したようにフィルタ12で無線装置11の使用周波
数から送信波(F3)を分離し、検出器13で無線装置
10からの送信波(F3)を検出することが可能とな
る。このときの装置構成を図6に記す。
波数と無線装置(A)の送信周波数が同じか、第1の方
法が採用できない程度に周波数が離れていない場合に、
無線装置Aは、無線装置Bの送信波を検出する時間に
は、無線装置Aの送信を停止し無線装置Bの送信信号を
検出する。以下、第2の方法を図7および図8を用いて
説明する。この採用例としては、図7に示すように無線
装置11(上記無線装置A)の使用周波数と無線装置1
0(上記無線装置B)の送信周波数が同じか非常に近い
ため、第1の方法が採用できない場合であり、この場合
には無線装置10からの送信波を検出する時間には無線
装置11は送信を停止している。従って、装置構成は図
8に示すようにスイッチ又は分配器14を介して検出器
13を追加することで実現可能となる。
他システムの送信波を検出するために他システムの送信
波と自装置の送信波を分離する方法として、周波数軸で
分離する方法と時間軸で分離する方法がとられてきた。
しかし今後は、システムによっては、周波数軸で分離す
る第1の方法も、時間軸で分離する第2の方法も採用で
きない場合でも周波数を共用することが必要となること
が予想される。本発明は、無線装置Aと無線装置Bの周
波数は異なるが、第1の方法が採用できるほど両者の周
波数が離れておらず、しかも無線装置Aと無線装置のB
の送信タイミングが重なる時間があり、時間軸で分離し
て検出する第2の方法も採用できない場合の無線装置A
での無線装置Bの送信波の検出回路に関する発明であ
る。
を解決するために、高周波数帯で第1の通信装置が他の
通信装置と通信を行っているときに近接する周波数を用
いて通信を行う第2の通信装置からの受信信号を検出す
る信号検出回路において、結合器で分岐された第2の通
信装置からの受信信号と第1の通信装置の局部信号とを
ミキサに入力し受信信号をベースバンド信号に変換する
こととした。
送信信号を減衰させ第2の通信装置からの受信信号を検
出することとした。
らの受信信号を検波により直流に変換し、または低周波
数の成分とすることにより第2の通信装置からの受信信
号を検出することとした。
照しながら詳述する。 (1−1)実施形態の構成 図1は無線装置5に本願発明の信号検出器を適用した実
施形態の構成図である。
よび局部発信器13で構成され、空中線を介して通信を
行う。
として、結合器1はアンテナ4、ミキサ2、送信機51
および受信機52にそれぞれに接続される。結合器と
は、メインの信号の一部を分岐するもので、例えば、2
0dBの結合器を例に取ると、アンテナ4からの信号は
そのまま送信機51および受信機53に送られるが、そ
の一部(20dBで1/100の信号)はミキサ2に分
岐される。
プラインにより構成される方向性結合器であり、通常方
向性を有し、アンテナ4からの信号の結合度と送信機5
1からの出力信号の結合度とは差を持たせてある。前者
の結合度を密にし、後者の結合度を疎にしてある。この
差により、アンテナ4から入力される近接周波数を使用
する他の無線装置(図示せず)からの送信波を検出しや
すくしている。
び検出器3にそれぞれ接続される。ミキサ2は掛算器で
あり、高周波を扱うことから、例えばFET(Fiel
dEffect Transistor)の非直線性を
利用する。
検出器の2種類の回路構成例であり、一方は、無線装置
5の低域の送信信号を除去するための高域通過フィルタ
31と検出器32とを有する構成で、他方は、近接周波
数を使用する他の無線装置の信号のみを通す帯域通過フ
ィルタ33と検出器34とを有する構成例を示す。
説明する。図2は無線装置5の送信波と近接周波数を使
用する他の無線装置の送信波の関係を示す。これは2つ
の装置から送信される出力の周波数関係のみ示した図で
あり、電力については特に規定していない。横軸は周波
数を表わし、縦軸は信号のレベルを表わす。
り、F12が近接周波数を使用する他の無線装置の送信
波である。両送信波とも伝送している情報によりある程
度の帯域を有していると仮定している。また、無線装置
5の送信波は帯域外への広がりを持った送信波を仮定し
ている。
の成分を示す。
1に入力される。結合器1は受信した信号を受信機53
に出力すると共に、その一部をミキサ2に分岐出力す
る。
結合器1にて回り込んだ無線装置5の送信波(F11)
とアンテナ4から入力された近接周波数を使用する他の
無線装置の送信波(F12)が入力される。ここでは、
無線装置5の送信波の回り込み(F11)よりも近接周
波数を使用する他の無線装置からの送信波(F12)の
レベルが低い場合を想定している。ミキサ2の他方の入
力端には無線装置5の送信波の中心周波数と同じ周波数
の単一キャリアを入力する。その結果、ミキサ2の出力
には図3に示すベースバンド信号が出力される。
るベースバンド信号を入力し、無線装置5の送信波を除
去して、近接周波数を使用する他の無線装置の信号の電
力を測定する。信号の検出方法としては、図4に示すよ
うに高域通過フィルタで低域の無線装置5の送信信号を
除去した上で近接周波数を使用する他の無線装置の信号
を検出する方法と近接周波数を使用する他の無線装置の
信号のみ通す帯域通過フィルタで他の信号を除去した後
に検出する方法とが考えられ、システムに応じて最適な
方法を選択して使用する。
て検出する方法と低周波数の成分として検出する方法の
2通りが考えられる。これらの方法についてもシステム
に応じて最適な方法を選択して使用する。
近接した周波数を使用する他システムの送信波および局
部発振器52からの無線装置5の中心周波数と同じ周波
数あるいは近傍の周波数の単一キャリアをミキサ2に入
力してベースバンド信号を生成して高域通過フィルタ、
帯域通過フィルタ等により近接した周波数を使用する他
システムの送信波を検出するようにしたので、無線装置
の使用の有無に関らず高周波数帯で分離できない近接し
た他システムの送信波を容易かつ安価に検出することが
できる。これに伴い、他システムの干渉波の周波数をも
容易かつ安価に検出することが可能となる。
数帯で近接した送信波をベースバンド信号に変換して分
離するようにしたので、無線装置が送信中であっても他
の無線装置の信号を容易かつ安価に検出することが可能
となる。
を示す図である。
使用する他の無線装置の送信波の関係を示す図である。
の成分を示す図である。
AおよびBの送信波の周波数関係を示す図である。
成を示す図である。
AおよびBの送信波の周波数関係を示す図である。
成を示す図である。
5…無線装置、51…送信機、52…局部発振器、53
…受信機。
Claims (5)
- 【請求項1】 高周波数帯で第1の通信装置が他の通信
装置と通信を行っているときに近接する周波数を用いて
通信を行う第2の通信装置からの受信信号を検出する信
号検出回路において、 結合器で分岐された前記第2の通信装置からの受信信号
と前記第1の通信装置の局部信号とをミキサに入力し前
記受信信号をベースバンド信号に変換することを特徴と
する信号検出回路。 - 【請求項2】 前記局部信号は前記第1の通信装置の送
信信号の中心周波数と同じか近傍周波数の単一キャリア
であることを特徴とする請求項1記載の信号検出回路。 - 【請求項3】 前記ミキサの出力から前記第1の通信装
置の送信信号を減衰させることにより前記第2の通信装
置からの受信信号を検出することを特徴とする請求項1
または2に記載の信号検出回路。 - 【請求項4】 前記ミキサの出力から前記第2の通信装
置からの受信信号を検波により直流に変換して検出する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の信号検出回
路。 - 【請求項5】 前記ミキサの出力から前記第2の通信装
置からの受信信号を低周波数の成分として検出すること
を特徴とする請求項1または2に記載の信号検出回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000146398A JP2001326580A (ja) | 2000-05-18 | 2000-05-18 | 信号検出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000146398A JP2001326580A (ja) | 2000-05-18 | 2000-05-18 | 信号検出回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001326580A true JP2001326580A (ja) | 2001-11-22 |
Family
ID=18652763
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000146398A Abandoned JP2001326580A (ja) | 2000-05-18 | 2000-05-18 | 信号検出回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001326580A (ja) |
-
2000
- 2000-05-18 JP JP2000146398A patent/JP2001326580A/ja not_active Abandoned
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