JP2008028896A - 無線通信方法と装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な構成で、多数の送受信機が通信を行う環境においても、確実に混信を防ぐことができる無線通信方法と装置を提供する。
【解決手段】互いに無線通信可能な送信機12と受信機14とから成る。送信機12は、所定の通信信号を他の送信機に対して所定のタイミングだけずらして間欠送信する送信回路20と、通信信号の送信タイミングを他の送信機に対して所定のタイミングだけずらして送信回路20から送信させる送信制御部18を備える。受信機14は、送信機12からの通信信号を受信する受信回路30と、送信機12からの通信信号を受信し自己の通信相手である送信機12を識別して通信信号を認識する受信制御部28を備える。受信制御部28は自己の通信相手の送信機12からの信号が所定期間受信しない間に他の送信機からの通信信号を受信した場合は、自己の受信回路30の受信感度を一定割合下げて受信状態にする。
【選択図】図1
【解決手段】互いに無線通信可能な送信機12と受信機14とから成る。送信機12は、所定の通信信号を他の送信機に対して所定のタイミングだけずらして間欠送信する送信回路20と、通信信号の送信タイミングを他の送信機に対して所定のタイミングだけずらして送信回路20から送信させる送信制御部18を備える。受信機14は、送信機12からの通信信号を受信する受信回路30と、送信機12からの通信信号を受信し自己の通信相手である送信機12を識別して通信信号を認識する受信制御部28を備える。受信制御部28は自己の通信相手の送信機12からの信号が所定期間受信しない間に他の送信機からの通信信号を受信した場合は、自己の受信回路30の受信感度を一定割合下げて受信状態にする。
【選択図】図1
Description
この発明は、多数の無線装置のうちの対となる送受信機間で通信を行う無線通信方法と装置に関する。
従来、多数の親機と子機による呼出無線装置等、多数の送受信機が互いに通信を行う環境において、混信を防止する方法として特許文献1に開示されているように、予め決められた電波を送信する際の送信時間間隔を、各送信機毎に設定された時間ずつずらして送信するようにした通信装置がある。この通信装置では、複数の送信機が受信機の近くにいて同じタイミングで信号を送信した場合でも、各々異なる送信時間間隔で送信することにより、受信機は、自分と対の送信機からの信号が受信期間中にタイミングがずれて、他の送信機と区別して信号を受信することができる。これにより、確実に自分と対の送信機を識別することがで、混信することがない。
特開平9−35166号公報
上記従来の技術の場合、電車や映画館その多数の人が集まる場所等において、送受信機の数が多く、多数の送受信機が近接した空間内に存在する場合、送信信号のタイミングのずれのみでは、区別できる数は送信サイクルタイムに対するタイミングのずれ時間により制限される。従って、多数の送受信機が通信を行う場合、同じずれ時間で信号が混信する場合が生じるものであった。
この発明は、上記従来技術の問題に鑑みて成されたもので、簡単な構成で、多数の送受信機が通信を行う環境においても、確実に混信を防ぐことができる無線通信方法と装置を提供することを目的とする。
この発明は、互いに無線通信可能な送信機と受信機を有し、前記送信機の送信回路は所定の通信信号を他の送信機に対して所定のタイミングだけずらして間欠送信し、前記受信機の受信回路は、前記送信機からの通信信号を受信して自己の通信相手である送信機からの信号か否かを識別して前記通信信号を認識し、自己の通信相手の前記送信機からの通信信号が所定期間受信しない間に他の送信機からの通信信号を受信した場合は、自己の受信回路の受信感度を一定割合下げて受信状態にする無線通信方法である。
前記送信機の通信信号は、一定のサイクルの中で前記通信信号を他の送信機に対して相対的にタイミングをずらしている。
またこの発明は、互いに無線通信可能な送信機と受信機とから成り、前記送信機は、所定の通信信号を他の送信機に対して所定のタイミングだけずらして間欠送信する送信回路と、前記通信信号の送信タイミングを他の送信機に対して所定のタイミングだけずらして前記送信回路から送信させる送信制御部を備え、前記受信機は、前記送信機からの通信信号を受信する受信回路と、前記送信機からの通信信号を受信し自己の通信相手である送信機を識別して前記通信信号を認識する受信制御部を備え、前記受信制御部は自己の通信相手の前記送信機からの信号が所定期間受信しない間に他の送信機からの通信信号を受信した場合は、自己の前記受信回路の受信感度を一定割合下げて、前記受信回路を受信状態にする無線通信装置である。
この発明の無線通信装置によれば、狭い空間内で多数の送受信機が通信を行う環境においても、確実に混信を防ぎ、対となる送受信機が正確に通信を行うことができる。
また、送信動作を一定の動作停止期間をおいて行うとともに、一定の周期の範囲内で通信信号のタイミングをずらしているので、消費電力を抑え、電池寿命を延ばすことができるとともに、各送信機の送信タイミングの違いによる消費電力のバラツキを抑えることができる。
以下、この発明の無線通信装置の実施形態について説明する。図1〜図3はこの発明の一実施形態を示すもので、この実施形態の無線通信装置10は、互いに無線通信可能な複数の送信機12と、複数の受信機14から成る。
送信機12は、図1(a)に示すように、各種設定スイッチ16が接続された制御部18と、送信制御部18の制御信号が入力し無線送信を行う送信回路20が設けられている。送信制御部18は、各種設定スイッチ16からの入力の処理や、送信回路20からの通信信号の間欠通信のタイミング制御、および送信データの生成等の処理制御を行う。送信回路20は、微弱電波無線回路等の近接した受信機との間で通信が可能な回路であり、送信データをFSK(frequency shift keying)等により変調処理し、無線送信可能な出力に増幅処理する。送信機12は、さらに、バッテリ等の電源24、及び図示しない電源回路その他必要な電子回路を備え、アンテナ26を介して通信信号を送信する。
受信機14は、図1(b)に示すように、図示しない上位制御部との間で各種制御信号やステータス信号等の授受を行うとともに受信データが入力する受信制御部28と、送信回路20から送信された通信信号を、アンテナ32を介して受信する受信回路30を備えている。受信回路30は、受信した通信信号のFSK等による変調信号を復調し、受信制御部28へ出力する。受信制御部28では、受信したデータを音または表示等の図示しない出力手段により出力する。さらに受信機14は、バッテリ等の電源34、及び図示しない電源回路その他必要な電子回路を備えている。
この実施形態の無線通信装置10の通信方法は、まず、送信機12と受信機14は、通信を行う一対の装置として無線通信装置10を構成する。送信機12の送信回路20は所定の通信信号を他の図示しない送信機に対して所定のタイミングだけずらして送信する。このタイミングずれは、図3に示すように、例えば8台の送信機12a〜12hで、通信信号iが所定の短い信号期間T0を有し、次の信号出力タイミングは、8台の送信機12で4台ずつ各々4種類の各々異なる期間T1,T2,T3,T4の間欠タイミングに設定されている(送信機12a〜12d、及び送信機12e〜12h)。さらに、その次の信号出力までの期間を、最初の通信信号iからの期間T6のグループ(送信機12a〜12d)と、期間T6に期間T7を加えた期間のグループ(送信機12e〜12h)に分けられている。そして、さらにその次のタイミングで発せられる通信信号iは、先の最初の通信信号iからの期間を8台の送信機12a〜12hで同じ期間T8としている。以上の間欠タイミングを、送信制御部18により各送信機12a〜12h毎に異なるタイミングで制御して、送信回路20から出力する。
そして、受信機14の受信回路30は、図2に示すように、送信機12からの通信信号iを受信して(s1)、通信信号iのデータフォーマットをチェックし(s2)、データが正常である場合、通信信号i中にある識別信号であるIDをチェックする(s3)。また、データフォーマットが正常でない場合は処理を終了する。そして、通信信号i中のIDを1ないし複数回のうちの適宜設定したn回チェックし、自己の通信相手の送信機12からの通信信号iが所定期間受信しない間に他の送信機からの通信信号iを受信した場合は、自己の受信回路30の受信感度を一定割合下げて受信状態にする(s4)。
この実施形態の無線通信装置は、受信機14が対を成す送信機12からの通信信号の受信状態において、所定のチェックをn回行う所定期間中に対の送信機12からの信号の受信がない場合は、自己の受信回路30の感度を落として受信状態とすることにより、近接した範囲内に混信する恐れのある送信機が存在する場合も、互いに最も近接して位置する自己の通信相手である対の送信機12からの信号を確実に受信することができ、他の送信機からの信号を受信しにくくしている。これにより、混信の可能性を低くしている。また、受信感度を落とすことにより消費電力が抑えられ、バッテリによる電源34の出力を抑え、エネルギー消費を抑えることができる。また、送信機12は、一定期間T8の期間内で、通信信号のタイミングを異なるものとしてので、互いの送信機同士の混信の可能性は極めて低いものとしているとともに、各送信機での電力消費を同様とし、送信タイミングのずれによる消費電力のばらつきを抑えている。
なお、この発明の無線通信装置は、上記実施形態に限定されず、信号の送信タイミングのずらし方は適宜設定可能なものである。また、適用する無線装置は、送信機と受信機を分離可能な携帯電話等の移動体通信装置や、コードレス電話、親機と子機とから成る呼出無線装置等、適宜利用可能である。また、変調方式は、FSKの他、ASK(amplitude shift keying)やPSK(phase shift keying)等適宜の変調方式を採用可能なものであり、送信電波は、移動体通信電波や、特定小電力無線、微弱電波無線、その他の無線通信装置に利用可能なものである。
10 無線通信装置
12 送信機
14 受信機
18 送信制御部
20 送信回路
28 受信制御部
30 受信回路
12 送信機
14 受信機
18 送信制御部
20 送信回路
28 受信制御部
30 受信回路
Claims (3)
- 互いに無線通信可能な送信機と受信機を有し、前記送信機の送信回路は所定の通信信号を他の送信機に対して所定のタイミングだけずらして間欠送信し、前記受信機の受信回路は、前記送信機からの通信信号を受信して自己の通信相手である送信機からの信号か否かを識別して前記通信信号を認識し、自己の通信相手の前記送信機からの通信信号が所定期間受信しない間に他の送信機からの通信信号を受信した場合は、自己の受信回路の受信感度を一定割合下げて受信状態にすることを特徴とする無線通信方法。
- 前記送信機の通信信号は、一定のサイクルの中で前記通信信号を他の送信機に対して相対的にタイミングをずらしている請求項1記載の無線通信方法。
- 互いに無線通信可能な送信機と受信機とから成り、前記送信機は、所定の通信信号を他の送信機に対して所定のタイミングだけずらして間欠送信する送信回路と、前記通信信号の送信タイミングを他の送信機に対して所定のタイミングだけずらして前記送信回路から送信させる送信制御部を備え、前記受信機は、前記送信機からの通信信号を受信する受信回路と、前記送信機からの通信信号を受信し自己の通信相手である送信機を識別して前記通信信号を認識する受信制御部を備え、前記受信制御部は自己の通信相手の前記送信機からの信号が所定期間受信しない間に他の送信機からの通信信号を受信した場合は、自己の前記受信回路の受信感度を一定割合下げて、前記受信回路を受信状態にすることを特徴とする無線通信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006201770A JP2008028896A (ja) | 2006-07-25 | 2006-07-25 | 無線通信方法と装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006201770A JP2008028896A (ja) | 2006-07-25 | 2006-07-25 | 無線通信方法と装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2008028896A true JP2008028896A (ja) | 2008-02-07 |
Family
ID=39119056
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006201770A Pending JP2008028896A (ja) | 2006-07-25 | 2006-07-25 | 無線通信方法と装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008028896A (ja) |
-
2006
- 2006-07-25 JP JP2006201770A patent/JP2008028896A/ja active Pending
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20081208 |
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