JP2001326278A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JP2001326278A JP2001326278A JP2000144249A JP2000144249A JP2001326278A JP 2001326278 A JP2001326278 A JP 2001326278A JP 2000144249 A JP2000144249 A JP 2000144249A JP 2000144249 A JP2000144249 A JP 2000144249A JP 2001326278 A JP2001326278 A JP 2001326278A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 デュアルダマシンプロセスにおいて、配線溝
を形成する際に、溝用ストッパー膜のリング状の残渣を
形成することなく、配線材料の良好な埋込みを行うこと
のできる半導体装置の製造方法を提供する。 【解決手段】 レジストパターン11をマスクとして、
上部層間絶縁膜7が溝用ストッパー膜6に対して、従来
よりさらに高選択な、エッチング選択比が10以上の条
件でドライエッチングを行い、上部層間絶縁膜7を溝用
ストッパー膜6までエッチングして配線溝12を形成す
る。
を形成する際に、溝用ストッパー膜のリング状の残渣を
形成することなく、配線材料の良好な埋込みを行うこと
のできる半導体装置の製造方法を提供する。 【解決手段】 レジストパターン11をマスクとして、
上部層間絶縁膜7が溝用ストッパー膜6に対して、従来
よりさらに高選択な、エッチング選択比が10以上の条
件でドライエッチングを行い、上部層間絶縁膜7を溝用
ストッパー膜6までエッチングして配線溝12を形成す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体装置の製造
方法に関し、特にデュアルダマシンプロセスを用いた配
線の形成方法に関するものである。
方法に関し、特にデュアルダマシンプロセスを用いた配
線の形成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】超大規模集積回路では、一般に三層以上
の金属配線を相互に接続する多層配線が用いられてい
る。多層配線では配線溝に金属膜を埋め込むことにより
配線を形成するデュアルダマシンプロセスが用いられる
場合が多い。
の金属配線を相互に接続する多層配線が用いられてい
る。多層配線では配線溝に金属膜を埋め込むことにより
配線を形成するデュアルダマシンプロセスが用いられる
場合が多い。
【0003】図12〜図19は従来のデュアルダマシン
プロセスによる多層配線の形成方法を示す工程断面図で
ある。図に従って順次説明を行う。まず、図12に示す
ように、半導体基板1上に層間絶縁膜2を形成し、層間
絶縁膜2上に下部配線3を形成する。その後、下部配線
3を覆うように接続孔開口用ストッパー膜4を形成し、
さらに、下部層間絶縁膜5、溝用ストッパー膜6、上部
層間絶縁膜7を順次形成する。
プロセスによる多層配線の形成方法を示す工程断面図で
ある。図に従って順次説明を行う。まず、図12に示す
ように、半導体基板1上に層間絶縁膜2を形成し、層間
絶縁膜2上に下部配線3を形成する。その後、下部配線
3を覆うように接続孔開口用ストッパー膜4を形成し、
さらに、下部層間絶縁膜5、溝用ストッパー膜6、上部
層間絶縁膜7を順次形成する。
【0004】この時、層間絶縁膜2、下部層間絶縁膜
5、上部層間絶縁膜7としてはプラズマTEOS、ある
いはCVD−TEOS等の成膜方法を用いる。また、接
続孔開口用ストッパー膜4および溝用ストッパー膜6は
厚さ50nm程度のプラズマ窒化膜を用いている。但
し、これらストッパー膜4、6は、プラズマ窒化膜に限
ることなく、下部層間絶縁膜5および上部層間絶縁膜7
に対して、エッチング選択比が1/5以下の絶縁膜であ
れば良い。
5、上部層間絶縁膜7としてはプラズマTEOS、ある
いはCVD−TEOS等の成膜方法を用いる。また、接
続孔開口用ストッパー膜4および溝用ストッパー膜6は
厚さ50nm程度のプラズマ窒化膜を用いている。但
し、これらストッパー膜4、6は、プラズマ窒化膜に限
ることなく、下部層間絶縁膜5および上部層間絶縁膜7
に対して、エッチング選択比が1/5以下の絶縁膜であ
れば良い。
【0005】次に、図13に示すように、上部層間絶縁
膜7上にレジストパターン8をパターニングし、レジス
トパターン8をマスクとして上部層間絶縁膜7、溝用ス
トッパー膜6、下部層間絶縁膜5を順次エッチングして
接続孔開口用ストッパー膜4に至る接続孔9を開口す
る。次に、図14に示すように、レジストパターン8を
除去して接続孔9を完成する。
膜7上にレジストパターン8をパターニングし、レジス
トパターン8をマスクとして上部層間絶縁膜7、溝用ス
トッパー膜6、下部層間絶縁膜5を順次エッチングして
接続孔開口用ストッパー膜4に至る接続孔9を開口す
る。次に、図14に示すように、レジストパターン8を
除去して接続孔9を完成する。
【0006】次に、図15に示すように、全面に有機化
合物10、例えばフォトレジスト等を塗布した後、エッ
チバックを行って、接続孔9内に有機化合物10を埋め
込む。この時、有機化合物10は塗布することにより容
易に埋込むことができ、かつ、除去工程も増やすことな
く容易に除去することのできる物質であり、上部層間絶
縁膜7に対してエッチング選択比が1/2以下のものを
用いる。
合物10、例えばフォトレジスト等を塗布した後、エッ
チバックを行って、接続孔9内に有機化合物10を埋め
込む。この時、有機化合物10は塗布することにより容
易に埋込むことができ、かつ、除去工程も増やすことな
く容易に除去することのできる物質であり、上部層間絶
縁膜7に対してエッチング選択比が1/2以下のものを
用いる。
【0007】次に、図16に示すように、上部層間絶縁
膜7上に配線溝を形成するためのレジストパターン11
をパターニングする。次に、図17に示すように、レジ
ストパターン11をマスクとしてドライエッチングによ
り上部層間絶縁膜7を溝用ストッパー膜6までエッチン
グし、配線溝12を形成する。
膜7上に配線溝を形成するためのレジストパターン11
をパターニングする。次に、図17に示すように、レジ
ストパターン11をマスクとしてドライエッチングによ
り上部層間絶縁膜7を溝用ストッパー膜6までエッチン
グし、配線溝12を形成する。
【0008】この時、溝用ストッパー膜6は、上部層間
絶縁膜7に対してエッチング選択比が1/5以下の絶縁
膜であることから、上部層間絶縁膜7の溝用ストッパー
膜6に対するエッチング選択比は5以上となる。また、
有機化合物10は上部層間絶縁膜7に対してエッチング
選択比が1/2以下であることから、上部層間絶縁膜7
の有機化合物10に対するエッチング選択比は2以上と
なる。
絶縁膜7に対してエッチング選択比が1/5以下の絶縁
膜であることから、上部層間絶縁膜7の溝用ストッパー
膜6に対するエッチング選択比は5以上となる。また、
有機化合物10は上部層間絶縁膜7に対してエッチング
選択比が1/2以下であることから、上部層間絶縁膜7
の有機化合物10に対するエッチング選択比は2以上と
なる。
【0009】次に、図18に示すように、レジストパタ
ーン11と有機化合物10とを同時に除去する。更に、
溝用ストッパー膜6および接続孔開口用ストッパー膜4
をウエット処理等で除去する。次に、図19に示すよう
に、上部配線材料13を接続孔9および配線溝12内に
埋込んで配線を完成させる。
ーン11と有機化合物10とを同時に除去する。更に、
溝用ストッパー膜6および接続孔開口用ストッパー膜4
をウエット処理等で除去する。次に、図19に示すよう
に、上部配線材料13を接続孔9および配線溝12内に
埋込んで配線を完成させる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来のデュアルダマシ
ンプロセスによる多層配線の形成方法は以上のようであ
ったので、図17に示すように、配線溝12形成の際に
は、上部層間絶縁膜7と有機化合物10とのエッチング
選択比の違いから、有機化合物10が突出した形でエッ
チングが進むことになる。
ンプロセスによる多層配線の形成方法は以上のようであ
ったので、図17に示すように、配線溝12形成の際に
は、上部層間絶縁膜7と有機化合物10とのエッチング
選択比の違いから、有機化合物10が突出した形でエッ
チングが進むことになる。
【0011】その結果、図20に示すように、溝用スト
ッパー膜6までエッチングが進むと、溝用ストッパー膜
6から突出した有機化合物10の周囲の側壁にエッチン
グデポ膜14が付着する。異方性エッチングを施してい
ることから、エッチングデポ膜14は有機化合物10の
平面よりは主に側壁に付着する。
ッパー膜6までエッチングが進むと、溝用ストッパー膜
6から突出した有機化合物10の周囲の側壁にエッチン
グデポ膜14が付着する。異方性エッチングを施してい
ることから、エッチングデポ膜14は有機化合物10の
平面よりは主に側壁に付着する。
【0012】その後、図21に示すように、通常、配線
溝12の形成ためのエッチングは溝用ストッパー膜6の
一部をオーバーエッチングして終了するのが一般的であ
る。この溝用ストッパー膜6のオーバーエッチング時
に、エッチングデポ膜14がマスクとして働く。その結
果、突出した有機化合物10の周囲の側壁に溝用ストッ
パー膜6の残渣15が形成されることになる。
溝12の形成ためのエッチングは溝用ストッパー膜6の
一部をオーバーエッチングして終了するのが一般的であ
る。この溝用ストッパー膜6のオーバーエッチング時
に、エッチングデポ膜14がマスクとして働く。その結
果、突出した有機化合物10の周囲の側壁に溝用ストッ
パー膜6の残渣15が形成されることになる。
【0013】その後、図18に示すように、レジストパ
ターン11と有機化合物10とを同時に除去する。更
に、溝用ストッパー膜6および接続孔開口用ストッパー
膜4をウエット処理等で除去する。ところが、図22に
示すように、レジストパターン11と有機化合物10と
を同時に除去する工程において、エッチングデポ膜14
は除去されるのであるが、溝用ストッパー膜6および接
続孔開口用ストッパー膜4をウエット処理等で除去する
工程において、溝用ストッパー膜6の残渣15は除去さ
れずにリング状の残渣15となって残ってしまう。これ
により、残渣15は溝用ストッパー膜6が変質したもの
と考えられる。
ターン11と有機化合物10とを同時に除去する。更
に、溝用ストッパー膜6および接続孔開口用ストッパー
膜4をウエット処理等で除去する。ところが、図22に
示すように、レジストパターン11と有機化合物10と
を同時に除去する工程において、エッチングデポ膜14
は除去されるのであるが、溝用ストッパー膜6および接
続孔開口用ストッパー膜4をウエット処理等で除去する
工程において、溝用ストッパー膜6の残渣15は除去さ
れずにリング状の残渣15となって残ってしまう。これ
により、残渣15は溝用ストッパー膜6が変質したもの
と考えられる。
【0014】従って、図19に示すように、上部配線材
料13を接続孔9および配線溝12内に埋込む際に、リ
ング状の残渣15が障害となって良好な埋込みが行え
ず、断線等の配線不良を引き起こし、デバイスの電気特
性の劣化を招くという問題点があった。
料13を接続孔9および配線溝12内に埋込む際に、リ
ング状の残渣15が障害となって良好な埋込みが行え
ず、断線等の配線不良を引き起こし、デバイスの電気特
性の劣化を招くという問題点があった。
【0015】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、デュアルダマシンプロセスにお
いて、配線溝を形成する際に、溝用ストッパー膜のリン
グ状の残渣が形成されることがなく、配線材料の良好な
埋込みを行うことのできる半導体装置の製造方法を提供
することを目的としている。
ためになされたもので、デュアルダマシンプロセスにお
いて、配線溝を形成する際に、溝用ストッパー膜のリン
グ状の残渣が形成されることがなく、配線材料の良好な
埋込みを行うことのできる半導体装置の製造方法を提供
することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る半導体装置の製造方法は、配線溝を形成する場合に、
上部層間絶縁膜のエッチングを、第2のストッパー膜に
対するエッチング選択比が10以上の高選択エッチング
で行うようにしたものである。
る半導体装置の製造方法は、配線溝を形成する場合に、
上部層間絶縁膜のエッチングを、第2のストッパー膜に
対するエッチング選択比が10以上の高選択エッチング
で行うようにしたものである。
【0017】この発明の請求項2に係る半導体装置の製
造方法は、配線溝を形成する場合に、上部層間絶縁膜の
エッチングが、第2のストッパー膜に対するエッチング
選択比が5以下の低選択エッチングで行う第1段階エッ
チングと、上記第2のストッパー膜に対するエッチング
選択比が10以上の高選択エッチングで行う第2段階エ
ッチングとからなるようにしたものである。
造方法は、配線溝を形成する場合に、上部層間絶縁膜の
エッチングが、第2のストッパー膜に対するエッチング
選択比が5以下の低選択エッチングで行う第1段階エッ
チングと、上記第2のストッパー膜に対するエッチング
選択比が10以上の高選択エッチングで行う第2段階エ
ッチングとからなるようにしたものである。
【0018】この発明の請求項3に係る半導体装置の製
造方法は、第1段階エッチングは第2のストッパー膜の
露出前に行い、第2段階エッチングは上記第2のストッ
パー膜の露出後に行うようにしたものである。
造方法は、第1段階エッチングは第2のストッパー膜の
露出前に行い、第2段階エッチングは上記第2のストッ
パー膜の露出後に行うようにしたものである。
【0019】この発明の請求項4に係る半導体装置の製
造方法は、エッチングガスの成分を変化させることによ
って、第1段階エッチングと第2段階エッチングとの切
り替えを行うようにしたものである。
造方法は、エッチングガスの成分を変化させることによ
って、第1段階エッチングと第2段階エッチングとの切
り替えを行うようにしたものである。
【0020】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1〜図8はこの
発明のデュアルダマシンプロセスによる多層配線の形成
方法を示す工程断面図である。図に従って順次説明を行
う。まず、図1に示すように、半導体基板1上に層間絶
縁膜2を形成し、層間絶縁膜2上に下部配線3を形成す
る。その後、下部配線3を覆うように第1のストッパー
膜である接続孔開口用ストッパー膜4を形成し、さら
に、下部層間絶縁膜5、第2のストッパー膜である溝用
ストッパー膜6、上部層間絶縁膜7を順次形成する。
発明のデュアルダマシンプロセスによる多層配線の形成
方法を示す工程断面図である。図に従って順次説明を行
う。まず、図1に示すように、半導体基板1上に層間絶
縁膜2を形成し、層間絶縁膜2上に下部配線3を形成す
る。その後、下部配線3を覆うように第1のストッパー
膜である接続孔開口用ストッパー膜4を形成し、さら
に、下部層間絶縁膜5、第2のストッパー膜である溝用
ストッパー膜6、上部層間絶縁膜7を順次形成する。
【0021】この時、層間絶縁膜2、下部層間絶縁膜
5、上部層間絶縁膜7としてはプラズマTEOS、ある
いはCVD−TEOS等の成膜方法を用いる。また、接
続孔開口用ストッパー膜4および溝用ストッパー膜6は
厚さ50nm程度のプラズマ窒化膜を用いている。
5、上部層間絶縁膜7としてはプラズマTEOS、ある
いはCVD−TEOS等の成膜方法を用いる。また、接
続孔開口用ストッパー膜4および溝用ストッパー膜6は
厚さ50nm程度のプラズマ窒化膜を用いている。
【0022】次に、図2に示すように、上部層間絶縁膜
7上にレジストパターン8をパターニングし、レジスト
パターン8をマスクとして上部層間絶縁膜7、溝用スト
ッパー膜6、下部層間絶縁膜5を順次エッチングして接
続孔開口用ストッパー膜4に至る接続孔9を開口する。
次に、図3に示すように、レジストパターン8を除去し
て接続孔9を完成する。
7上にレジストパターン8をパターニングし、レジスト
パターン8をマスクとして上部層間絶縁膜7、溝用スト
ッパー膜6、下部層間絶縁膜5を順次エッチングして接
続孔開口用ストッパー膜4に至る接続孔9を開口する。
次に、図3に示すように、レジストパターン8を除去し
て接続孔9を完成する。
【0023】次に、図4に示すように、全面に有機化合
物10、例えばフォトレジスト等を塗布した後、エッチ
バックを行って、接続孔9内に有機化合物10を埋め込
む。この時、有機化合物10は塗布することにより容易
に埋込むことができ、かつ、除去工程も増やすことなく
容易に除去することのできる物質であり、上部層間絶縁
膜7に対してエッチング選択比が1/2以下のものを用
いる。次に、図5に示すように、上部層間絶縁膜7上に
配線溝を形成するためのレジストパターン11をパター
ニングする。
物10、例えばフォトレジスト等を塗布した後、エッチ
バックを行って、接続孔9内に有機化合物10を埋め込
む。この時、有機化合物10は塗布することにより容易
に埋込むことができ、かつ、除去工程も増やすことなく
容易に除去することのできる物質であり、上部層間絶縁
膜7に対してエッチング選択比が1/2以下のものを用
いる。次に、図5に示すように、上部層間絶縁膜7上に
配線溝を形成するためのレジストパターン11をパター
ニングする。
【0024】次に、図6に示すように、レジストパター
ン11をマスクとして、上部層間絶縁膜7が溝用ストッ
パー膜6に対して、エッチング選択比が10以上とな
る、従来よりさらに高選択な条件でドライエッチングを
行い、上部層間絶縁膜7を溝用ストッパー膜6までエッ
チングして配線溝12を形成する。
ン11をマスクとして、上部層間絶縁膜7が溝用ストッ
パー膜6に対して、エッチング選択比が10以上とな
る、従来よりさらに高選択な条件でドライエッチングを
行い、上部層間絶縁膜7を溝用ストッパー膜6までエッ
チングして配線溝12を形成する。
【0025】この時、エッチングガスとしては、例え
ば、C4F8+O2+Arにおいて、C4F8/O2ガス流量
比を上げる、または、O2の代わりにCOを用いる、更
には、CH2F2を添加する等の方法を用いる。また、エ
ッチング装置としては、ECR型RIE装置の他、平行
平板RIE装置、マグネトロンRIE装置等を使用す
る。
ば、C4F8+O2+Arにおいて、C4F8/O2ガス流量
比を上げる、または、O2の代わりにCOを用いる、更
には、CH2F2を添加する等の方法を用いる。また、エ
ッチング装置としては、ECR型RIE装置の他、平行
平板RIE装置、マグネトロンRIE装置等を使用す
る。
【0026】このように配線溝12を形成するための上
部層間絶縁膜7のエッチングは溝用ストッパー膜6に対
して高選択比条件でエッチングを行っているため、溝用
ストッパー膜6のエッチングは進まなくなる。
部層間絶縁膜7のエッチングは溝用ストッパー膜6に対
して高選択比条件でエッチングを行っているため、溝用
ストッパー膜6のエッチングは進まなくなる。
【0027】次に、図7に示すように、レジストパター
ン11と有機化合物10とを同時に除去する。この工程
において、エッチングデポ膜14も除去される。更に、
溝用ストッパー膜6および接続孔開口用ストッパー膜4
をウエット処理等で除去する。
ン11と有機化合物10とを同時に除去する。この工程
において、エッチングデポ膜14も除去される。更に、
溝用ストッパー膜6および接続孔開口用ストッパー膜4
をウエット処理等で除去する。
【0028】また、配線溝12を形成するための上部層
間絶縁膜7のエッチングを、溝用ストッパー膜6に対し
て高選択比条件で行っていることから、配線溝12のエ
ッチング後の形状はテーパ形状となる。
間絶縁膜7のエッチングを、溝用ストッパー膜6に対し
て高選択比条件で行っていることから、配線溝12のエ
ッチング後の形状はテーパ形状となる。
【0029】次に、図8に示すように、全面に上部配線
材料13を形成し、CMP(化学的機械的研磨)法等に
より上部配線材料13例えば、タングステン、アルミニ
ウム、銅、Al/Cu合金等を接続孔9および配線溝1
2内に埋込んで配線を完成させる。
材料13を形成し、CMP(化学的機械的研磨)法等に
より上部配線材料13例えば、タングステン、アルミニ
ウム、銅、Al/Cu合金等を接続孔9および配線溝1
2内に埋込んで配線を完成させる。
【0030】このように、上部層間絶縁膜7の溝用スト
ッパー膜6に対するエッチング選択比を、従来は5程度
であったものを、この発明では10以上の条件でエッチ
ングを行うようにした。従って、突出した有機化合物1
0の周囲の側壁にエッチングデポ膜14は付着するが、
エッチングデポ膜14をマスクとして形成される溝用ス
トッパー膜6の残渣15はほとんど発生しない。
ッパー膜6に対するエッチング選択比を、従来は5程度
であったものを、この発明では10以上の条件でエッチ
ングを行うようにした。従って、突出した有機化合物1
0の周囲の側壁にエッチングデポ膜14は付着するが、
エッチングデポ膜14をマスクとして形成される溝用ス
トッパー膜6の残渣15はほとんど発生しない。
【0031】従って、リング状の残渣15が形成されて
障害となるようなことはなくなり、配線材料13の良好
な埋込みを行うことができる。さらに、配線溝12がテ
ーパ形状となっていることから、上部配線材料13の埋
込み特性を向上させることができる。
障害となるようなことはなくなり、配線材料13の良好
な埋込みを行うことができる。さらに、配線溝12がテ
ーパ形状となっていることから、上部配線材料13の埋
込み特性を向上させることができる。
【0032】実施の形態2.上記実施の形態1では配線
溝がテーパ形状となるものについて説明を行ったが、こ
こではマスク寸法通りの幅を確保して配線溝を形成する
場合について説明を行う。
溝がテーパ形状となるものについて説明を行ったが、こ
こではマスク寸法通りの幅を確保して配線溝を形成する
場合について説明を行う。
【0033】図9〜図11はこの発明の実施の形態2の
デュアルダマシンプロセスによる多層配線の形成方法を
示す工程断面図である。図に従って順次説明を行う。ま
ず、図9について説明するのであるが、図9の工程は上
記実施の形態1の図1〜図5と同様の工程を経たもので
あり、図1〜図5については実施の形態1で説明を行っ
ているので、ここでは省略する。
デュアルダマシンプロセスによる多層配線の形成方法を
示す工程断面図である。図に従って順次説明を行う。ま
ず、図9について説明するのであるが、図9の工程は上
記実施の形態1の図1〜図5と同様の工程を経たもので
あり、図1〜図5については実施の形態1で説明を行っ
ているので、ここでは省略する。
【0034】図9に示すように、レジストパターン11
をマスクとして、エッチング条件を途中で変える2段階
のドライエッチングを行って、上部層間絶縁膜7をエッ
チングして配線溝12を形成する。
をマスクとして、エッチング条件を途中で変える2段階
のドライエッチングを行って、上部層間絶縁膜7をエッ
チングして配線溝12を形成する。
【0035】つまり、上部層間絶縁膜7のエッチングの
開始時には溝用ストッパー膜6に対して低選択なエッチ
ング条件の第1段階のドライエッチングを行い、途中で
溝用ストッパー膜6に対して高選択なエッチング条件の
第2段階のドライエッチングに切り替えて、2段階のド
ライエッチングを終了する。
開始時には溝用ストッパー膜6に対して低選択なエッチ
ング条件の第1段階のドライエッチングを行い、途中で
溝用ストッパー膜6に対して高選択なエッチング条件の
第2段階のドライエッチングに切り替えて、2段階のド
ライエッチングを終了する。
【0036】ここで、第1段階のドライエッチングは従
来よりも更に低選択なエッチングを行うことができる。
つまり、上部層間絶縁膜7の溝用ストッパー膜6に対す
るエッチング選択比は5以下でもよく、エッチング条件
を緩和することができる。
来よりも更に低選択なエッチングを行うことができる。
つまり、上部層間絶縁膜7の溝用ストッパー膜6に対す
るエッチング選択比は5以下でもよく、エッチング条件
を緩和することができる。
【0037】また、第2段階のドライエッチングは実施
の形態1と同様の高選択なエッチングを行う。つまり、
上部層間絶縁膜7の溝用ストッパー膜6に対するエッチ
ング選択比は10以上必要である。
の形態1と同様の高選択なエッチングを行う。つまり、
上部層間絶縁膜7の溝用ストッパー膜6に対するエッチ
ング選択比は10以上必要である。
【0038】エッチング条件の切り替えは、エッチング
ガスの成分を変化させることによって行う。上記実施の
形態1と同様に、例えばC4F8+O2+Arにおいて、
溝用ストッパー膜6に対して高選択な条件の第2段階の
ドライエッチングでは、C4F8/O2ガスの流量比を上
げる、または、O2の代わりにCOを用いる、更には、
CH2F2を添加する等の方法を用いる。
ガスの成分を変化させることによって行う。上記実施の
形態1と同様に、例えばC4F8+O2+Arにおいて、
溝用ストッパー膜6に対して高選択な条件の第2段階の
ドライエッチングでは、C4F8/O2ガスの流量比を上
げる、または、O2の代わりにCOを用いる、更には、
CH2F2を添加する等の方法を用いる。
【0039】反対に、溝用ストッパー膜6に対して低選
択な条件のドライエッチングでは、C4F8/O2ガス流
量比を下げる、または、O2の流量を上げる等の方法を
用いる。また、エッチング装置としては、実施の形態1
と同様に、ECR型RIE装置の他、平行平板RIE装
置、マグネトロンRIE装置等を使用する。
択な条件のドライエッチングでは、C4F8/O2ガス流
量比を下げる、または、O2の流量を上げる等の方法を
用いる。また、エッチング装置としては、実施の形態1
と同様に、ECR型RIE装置の他、平行平板RIE装
置、マグネトロンRIE装置等を使用する。
【0040】また、このエッチング条件の切り替え時期
は、溝用ストッパー膜6が露出することのないように注
意し、できるだけ溝用ストッパー膜6の近傍で切り替え
ることができるように、膜厚やエッチングガスなど、エ
ッチングにかかわる数々の要因を考慮して算出した時間
で制御する。
は、溝用ストッパー膜6が露出することのないように注
意し、できるだけ溝用ストッパー膜6の近傍で切り替え
ることができるように、膜厚やエッチングガスなど、エ
ッチングにかかわる数々の要因を考慮して算出した時間
で制御する。
【0041】次に、図10に示すように、レジストパタ
ーン11と有機化合物10とを同時に除去する。この工
程において、エッチングデポ膜14も除去される。更
に、溝用ストッパー膜6および接続孔開口用ストッパー
膜4をウエット処理等で除去する。
ーン11と有機化合物10とを同時に除去する。この工
程において、エッチングデポ膜14も除去される。更
に、溝用ストッパー膜6および接続孔開口用ストッパー
膜4をウエット処理等で除去する。
【0042】上部層間絶縁膜7のエッチングにおいて、
溝用ストッパー膜6が露出した時点で溝用ストッパー膜
6に対して高選択な第2段階のドライエッチングを行っ
ていることから、リング状の残渣15が残ることはな
い。
溝用ストッパー膜6が露出した時点で溝用ストッパー膜
6に対して高選択な第2段階のドライエッチングを行っ
ていることから、リング状の残渣15が残ることはな
い。
【0043】次に、図11に示すように、全面に上部配
線材料13を形成し、CMP(化学的機械的研磨)法等
により上部配線材料13を接続孔9および配線溝12内
に埋込んで配線を完成させる。
線材料13を形成し、CMP(化学的機械的研磨)法等
により上部配線材料13を接続孔9および配線溝12内
に埋込んで配線を完成させる。
【0044】このようにすれば、配線溝12内にリング
状の残渣15が形成され障害となるようなことがなくな
り、配線材料13の良好な埋込みを行うことができる。
さらに、第1段階のドライエッチングにおいて、溝用ス
トッパー膜6が露出する直前まで溝用ストッパー膜6に
対して、低選択なエッチングを行っていることから配線
溝12の形状は垂直となり、マスク寸法通りの幅を確保
することができるとともに、エッチング条件の緩和もは
かることができる。
状の残渣15が形成され障害となるようなことがなくな
り、配線材料13の良好な埋込みを行うことができる。
さらに、第1段階のドライエッチングにおいて、溝用ス
トッパー膜6が露出する直前まで溝用ストッパー膜6に
対して、低選択なエッチングを行っていることから配線
溝12の形状は垂直となり、マスク寸法通りの幅を確保
することができるとともに、エッチング条件の緩和もは
かることができる。
【0045】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、配線溝
を形成する場合に、上部層間絶縁膜のエッチングを、第
2のストッパー膜に対するエッチング選択比が10以上
の高選択エッチングで行うようにしたので、配線溝形成
の際に溝用ストッパー膜がオーバーエッチングされる事
を防止でき、配線溝内にリング状の残渣を形成すること
なく、配線材料の良好な埋込みを行うことができる。さ
らに、配線溝をテーパ形状に形成することができ、上部
配線材料の埋込み特性を向上させることができる。
を形成する場合に、上部層間絶縁膜のエッチングを、第
2のストッパー膜に対するエッチング選択比が10以上
の高選択エッチングで行うようにしたので、配線溝形成
の際に溝用ストッパー膜がオーバーエッチングされる事
を防止でき、配線溝内にリング状の残渣を形成すること
なく、配線材料の良好な埋込みを行うことができる。さ
らに、配線溝をテーパ形状に形成することができ、上部
配線材料の埋込み特性を向上させることができる。
【0046】また、配線溝を形成する場合に、上部層間
絶縁膜のエッチングが、第2のストッパー膜に対するエ
ッチング選択比が5以下の低選択エッチングで行う第1
段階エッチングと、上記第2のストッパー膜に対するエ
ッチング選択比が10以上の高選択エッチングで行う第
2段階エッチングとからなるようにしたので、配線溝内
にリング状の残渣を形成することなく、配線溝を所望の
形状とすることができる。
絶縁膜のエッチングが、第2のストッパー膜に対するエ
ッチング選択比が5以下の低選択エッチングで行う第1
段階エッチングと、上記第2のストッパー膜に対するエ
ッチング選択比が10以上の高選択エッチングで行う第
2段階エッチングとからなるようにしたので、配線溝内
にリング状の残渣を形成することなく、配線溝を所望の
形状とすることができる。
【0047】また、第1段階エッチングは第2のストッ
パー膜の露出前に行い、第2段階エッチングは上記第2
のストッパー膜の露出後に行うようにしたので、配線溝
内にリング状の残渣を形成することなく配線溝の形状を
垂直とでき、マスク寸法通りの幅を確保することができ
る。
パー膜の露出前に行い、第2段階エッチングは上記第2
のストッパー膜の露出後に行うようにしたので、配線溝
内にリング状の残渣を形成することなく配線溝の形状を
垂直とでき、マスク寸法通りの幅を確保することができ
る。
【0048】また、エッチングガスの成分を変化させる
ことによって、第1段階エッチングと第2段階エッチン
グとの切り替えを行うようにしたので、容易にエッチン
グの選択比を変化させることができる。
ことによって、第1段階エッチングと第2段階エッチン
グとの切り替えを行うようにしたので、容易にエッチン
グの選択比を変化させることができる。
【図1】 この発明の実施の形態1のデュアルダマシン
プロセスによる多層配線の形成方法を示す一工程断面図
である。
プロセスによる多層配線の形成方法を示す一工程断面図
である。
【図2】 この発明の実施の形態1のデュアルダマシン
プロセスによる多層配線の形成方法を示す一工程断面図
である。
プロセスによる多層配線の形成方法を示す一工程断面図
である。
【図3】 この発明の実施の形態1のデュアルダマシン
プロセスによる多層配線の形成方法を示す一工程断面図
である。
プロセスによる多層配線の形成方法を示す一工程断面図
である。
【図4】 この発明の実施の形態1のデュアルダマシン
プロセスによる多層配線の形成方法を示す一工程断面図
である。
プロセスによる多層配線の形成方法を示す一工程断面図
である。
【図5】 この発明の実施の形態1のデュアルダマシン
プロセスによる多層配線の形成方法を示す一工程断面図
である。
プロセスによる多層配線の形成方法を示す一工程断面図
である。
【図6】 この発明の実施の形態1のデュアルダマシン
プロセスによる多層配線の形成方法を示す一工程断面図
である。
プロセスによる多層配線の形成方法を示す一工程断面図
である。
【図7】 この発明の実施の形態1のデュアルダマシン
プロセスによる多層配線の形成方法を示す一工程断面図
である。
プロセスによる多層配線の形成方法を示す一工程断面図
である。
【図8】 この発明の実施の形態1のデュアルダマシン
プロセスによる多層配線の形成方法を示す一工程断面図
である。
プロセスによる多層配線の形成方法を示す一工程断面図
である。
【図9】 この発明の実施の形態2のデュアルダマシン
プロセスによる多層配線の形成方法を示す一工程断面図
である。
プロセスによる多層配線の形成方法を示す一工程断面図
である。
【図10】 この発明の実施の形態2のデュアルダマシ
ンプロセスによる多層配線の形成方法を示す一工程断面
図である。
ンプロセスによる多層配線の形成方法を示す一工程断面
図である。
【図11】 この発明の実施の形態2のデュアルダマシ
ンプロセスによる多層配線の形成方法を示す一工程断面
図である。
ンプロセスによる多層配線の形成方法を示す一工程断面
図である。
【図12】 従来のデュアルダマシンプロセスによる多
層配線の形成方法を示す一工程断面図である。
層配線の形成方法を示す一工程断面図である。
【図13】 従来のデュアルダマシンプロセスによる多
層配線の形成方法を示す一工程断面図である。
層配線の形成方法を示す一工程断面図である。
【図14】 従来のデュアルダマシンプロセスによる多
層配線の形成方法を示す一工程断面図である。
層配線の形成方法を示す一工程断面図である。
【図15】 従来のデュアルダマシンプロセスによる多
層配線の形成方法を示す一工程断面図である。
層配線の形成方法を示す一工程断面図である。
【図16】 従来のデュアルダマシンプロセスによる多
層配線の形成方法を示す一工程断面図である。
層配線の形成方法を示す一工程断面図である。
【図17】 従来のデュアルダマシンプロセスによる多
層配線の形成方法を示す一工程断面図である。
層配線の形成方法を示す一工程断面図である。
【図18】 従来のデュアルダマシンプロセスによる多
層配線の形成方法を示す一工程断面図である。
層配線の形成方法を示す一工程断面図である。
【図19】 従来のデュアルダマシンプロセスによる多
層配線の形成方法を示す一工程断面図である。
層配線の形成方法を示す一工程断面図である。
【図20】 従来のデュアルダマシンプロセスによる多
層配線の形成方法の問題点を示す一工程断面図である。
層配線の形成方法の問題点を示す一工程断面図である。
【図21】 従来のデュアルダマシンプロセスによる多
層配線の形成方法の問題点を示す一工程断面図である。
層配線の形成方法の問題点を示す一工程断面図である。
【図22】 従来のデュアルダマシンプロセスによる多
層配線の形成方法の問題点を示す一工程断面図である。
層配線の形成方法の問題点を示す一工程断面図である。
1 半導体基板、3 下部配線、4 接続孔開口用スト
ッパー膜、5 下部層間絶縁膜、6 溝用ストッパー
膜、7 上部層間絶縁膜、9 接続孔、10 有機化合
物、11 レジストパターン、12 配線溝、13 上
部配線材料。
ッパー膜、5 下部層間絶縁膜、6 溝用ストッパー
膜、7 上部層間絶縁膜、9 接続孔、10 有機化合
物、11 レジストパターン、12 配線溝、13 上
部配線材料。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F004 AA02 BA04 BA14 DA00 DA23 DA26 DA30 DB03 DB23 EB03 5F033 HH08 HH09 HH11 HH19 JJ01 JJ08 JJ09 JJ11 JJ19 MM02 MM19 QQ09 QQ13 QQ19 QQ21 QQ23 QQ25 QQ31 QQ34 QQ37 QQ48 QQ92 QQ96 RR04 RR06 SS04 SS11 SS15 TT02 XX09 XX21
Claims (4)
- 【請求項1】 半導体基板上の下部配線上に第1のスト
ッパー膜、下部層間絶縁膜、第2のストッパー膜、上部
層間絶縁膜を順次形成する工程と、上記上部層間絶縁
膜、上記第2のストッパー膜、上記下部層間絶縁膜をエ
ッチングして上記第1のストッパー膜上に接続孔を開口
する工程と、上記接続孔内に有機化合物を埋込む工程
と、上記上部層間絶縁膜上に形成したレジストパターン
をマスクとして上記上部層間絶縁膜を上記第2のストッ
パー膜までエッチングして、上記接続孔と連通する配線
溝を形成する工程と、上記有機化合物および上記レジス
トパターンを同時に除去する工程と、上記第1および第
2のストッパー膜を除去する工程と、上記配線溝内と上
記接続孔内とに上部配線材料を埋込む工程と、を備えた
半導体装置の製造方法において、 上記配線溝を形成する場合に、上記上部層間絶縁膜のエ
ッチングを、上記第2のストッパー膜に対するエッチン
グ選択比が10以上の高選択エッチングで行うようにし
たことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】 半導体基板上の下部配線上に第1のスト
ッパー膜、下部層間絶縁膜、第2のストッパー膜、上部
層間絶縁膜を順次形成する工程と、上記上部層間絶縁
膜、上記第2のストッパー膜、上記下部層間絶縁膜をエ
ッチングして上記第1のストッパー膜に至る接続孔を開
口する工程と、上記接続孔内に有機化合物を埋込む工程
と、上記上部層間絶縁膜上に形成したレジストパターン
をマスクとして上記上部層間絶縁膜を上記第2のストッ
パー膜までエッチングして、上記接続孔と連通する配線
溝を形成する工程と、上記有機化合物および上記レジス
トパターンを同時に除去する工程と、上記第1および第
2のストッパー膜を除去する工程と、上記配線溝内と上
記接続孔内とに上部配線材料を埋込む工程と、を備えた
半導体装置の製造方法において、 上記配線溝を形成する場合に、上記上部層間絶縁膜のエ
ッチングが、上記第2のストッパー膜に対するエッチン
グ選択比が5以下の低選択エッチングで行う第1段階エ
ッチングと、上記第2のストッパー膜に対するエッチン
グ選択比が10以上の高選択エッチングで行う第2段階
エッチングとからなるようにしたことを特徴とする半導
体装置の製造方法。 - 【請求項3】 第1段階エッチングは第2のストッパー
膜の露出前に行い、第2段階エッチングは上記第2のス
トッパー膜の露出後に行うことを特徴とする請求項2に
記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項4】 エッチングガスの成分を変化させること
によって、第1段階エッチングと第2段階エッチングと
の切り替えを行うようにしたことを特徴とする請求項2
および3に記載の半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000144249A JP2001326278A (ja) | 2000-05-17 | 2000-05-17 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000144249A JP2001326278A (ja) | 2000-05-17 | 2000-05-17 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001326278A true JP2001326278A (ja) | 2001-11-22 |
Family
ID=18650934
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000144249A Pending JP2001326278A (ja) | 2000-05-17 | 2000-05-17 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001326278A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010245543A (ja) * | 2010-05-27 | 2010-10-28 | Sony Corp | 固体撮像素子 |
-
2000
- 2000-05-17 JP JP2000144249A patent/JP2001326278A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010245543A (ja) * | 2010-05-27 | 2010-10-28 | Sony Corp | 固体撮像素子 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20060123 |