JP2001326151A - 半導体集積回路製作システム - Google Patents

半導体集積回路製作システム

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JP2001326151A
JP2001326151A JP2000142918A JP2000142918A JP2001326151A JP 2001326151 A JP2001326151 A JP 2001326151A JP 2000142918 A JP2000142918 A JP 2000142918A JP 2000142918 A JP2000142918 A JP 2000142918A JP 2001326151 A JP2001326151 A JP 2001326151A
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Application number
JP2000142918A
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Inventor
Hirotaka Nakano
裕隆 中野
Akihiro Asahina
昭浩 朝比奈
Yoshihiro Obara
佳弘 小原
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor

Abstract

(57)【要約】 【課題】 クライアントとメーカーが密接な連携の下に
ASICを製作する。 【解決手段】 クライアント1とメーカー側のデータ管
理センター3,設計センター4および製造センター5と
をインターネット2を介して接続する。データ管理セン
ター3は費用・日数データベース31と、予約データベ
ース32と、設計製造状況データベース33を備えてい
る。費用・日数データベースは、品種毎,緊急性毎に費
用と日数を格納し、予約データベースは品種毎,緊急性
毎に予約の状況を格納し、設計製造状況データベースは
クライアント毎に、注文,リリース,設計,製造の状況
を格納している。設計センターは設計データファイル4
0を備えASICを設計する。製造センターは製造デー
タファイル50を備えASICを製造する。設計センタ
ーおよび製造センターは作業の進捗状況をデータ管理セ
ンターに通知し、各センターはクライアントと交信しな
がら作業を進める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路製
作システム、特にASIC(Application Specific Int
egrated Circuit)製作システムに関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路の製作は、一般に、半導
体集積回路の設計と製造に分業化されており、相互に情
報を交換しながら作業が進められる。したがって、半導
体集積回路の設計部門で作成された設計情報と、製造部
門で作成された製造情報とは連携がとられ、双方の情報
には齟齬をきたさないような措置が必要とされる。
【0003】この種の従来技術の一例が特開平10-79435
号公報に、「半導体開発情報統合装置」として記載され
ている。この装置は、半導体設計工程にて作成するフォ
トマスク仕様の電子データと半導体製造工程にて作成す
る各製作工程の電子データとを同一のデータベースまた
は複数のデータベースに統合した統合半導体情報として
半導体情報管理装置で保管,管理し、半導体設計用電子
端末および半導体製造用電子端末がこれにアクセスし
て、統合半導体情報を利用するようにしたものである。
【0004】すなわち、半導体設計用電子端末は統合半
導体情報をに基づいて設計用データの作成,編集を行な
い、半導体製造用電子端末は統合半導体情報に基づいて
製造用データの作成,編集を行なう。半導体製造用電子
端末により作成,編集された製造用データは半導体製造
装置に与えられ、そこで半導体装置の製造が行なわれ
る。また、半導体情報管理装置には半導体設計部門のC
AD装置を接続してもよい。このCAD装置は、製造工
程を終えた、または製造工程中の検査データから設計へ
のバックアノテーションを行なう環境を上述のデータベ
ースから工程毎にフォトマスクとともに系統だてて呼び
出すことにより、製造結果からの再シミュレーションを
行なうものである。
【0005】この技術によれば、設計と製造におけるデ
ータベースを統合して利用するようにしたため、半導体
装置製造の自動化,省力化を行なうことができる。
【0006】ところで、特定用途向けのIC、ないしは
カスタムICとしてのASICは、最近のIC標準化志
向にも拘わらず、競合相手との製品差別化を図るユーザ
の要望および大口径ウエーハの実用化に基づくシステム
LSIの実現によって根強い需要に支えられている。A
SICは、それが顧客(クライアント)の製品に直結する
ため、顧客と半導体メーカーとの緊密な、ある種共同作
業的な協力体制の下に開発,設計,製造されるべき性質
のものである。顧客と半導体メーカー間の作業インタフ
ェースを始め、設計仕様,開発ツール,製品品質,テス
トデータ,期間,費用等多岐に亘って両者の間に合意な
いしは整合が求められる。
【0007】近年急速に普及してきたインターネットを
このようなASICの製作に利用しようとする試みがな
されている。例えば、Quicklogic社の例は、クライアン
トがFPGA(Field Programmable Gate Array)開発ツ
ール上から、レイアウトデータをインターネットでリリ
ースする。製造センターは受け取ったデータをFPGA
チップに書き込む。そして、出来あがった製品(チッ
プ)を通常の運送手段でクライアントに送付するという
ものである。また、Clear Logic社の例は、クライアン
トは他社(Altera社)のFPGAのレイアウトデータを
作成し、インターネットを使って送付する。製造センタ
ーは受け取ったデータを用いて自社製品を製造する。そ
して、出来あがった製品(チップ)を通常の運送手段で
クライアントに送付するというものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た公報記載の技術では、半導体情報管理装置と半導体設
計用電子端末,半導体製造用電子端末,CAD装置それ
ぞれとの間、およびCAD装置と半導体製造装置の間
は、特にインターネットで接続されているわけではな
く、明記されていないがLAN接続であろう。したがっ
て、設計部門と製造部門との情報交換の範囲は限定され
るという第1の問題点がある。殊に、設計部門や製造部
門が全世界に展開されるのが珍しくなくなっている現
在、その問題は大きい。
【0009】また、公報記載の技術では、技術情報の統
合化を図っているだけであるため、ASICの製作に必
要とされる、開発ツール等をも含めたより広い技術情
報、更には期間,費用等多岐に亘るクライアントと半導
体メーカー間の連携をとることはできないという第2の
問題点もある。このため、クライアント側にとっては、
期間と費用が一定であるため、発注の柔軟性に欠け、ク
ライアントの開発製品市場に柔軟に対応したチップ調達
ができないことになる。
【0010】また、半導体メーカーは、突発的な受注に
も対応できるよう、マージンを見込んだ日程や費用を設
定せざるを得なくなるという第3の問題点もある。
【0011】インターネットを利用した米国2社の技術
は、世界展開という要件は満たすものの、それらは半導
体メーカーへの一方通行のシステムになっているという
点で致命的な欠点を有する。したがって、クライアント
側は、発注後の製造状況のトレースができないので、突
発的なチップ製造遅延が発生した場合の対応が遅れる。
そのため、クライアントの製品の開発日程に予め余裕を
持たせたり、在庫を持つなどの対応が必要となり、クラ
イアントの製品の早期市場投入やコストダウンの妨げに
なるという第1の問題点がある。
【0012】また、半導体メーカーは、クライアントか
らデータが送付されたときに受注を初めて知ることにな
るため、予め受注量を知ることはできず、安定した製造
計画を立てることができないという第2の問題点があ
る。
【0013】更に、期間および費用についても配慮され
ていないので、クライアント側および半導体メーカー側
に上述の公報記載技術の問題点と同様な問題点もある。
【0014】本発明の第1の目的は、クライアントが製
品市場状況に応じて柔軟な発注ができる半導体集積回路
製作システムを提供することにある。
【0015】本発明の第2の目的は、クライアントに製
品開発期間の短縮,コスト低減および品質向上をもたら
せす半導体集積回路製作システムを提供することにあ
る。
【0016】本発明の第3の目的は、半導体メーカーが
安定した生産計画を立てることができる半導体集積回路
製作システムを提供することにある。
【0017】本発明の第4の目的は、半導体メーカーが
市場状況に応じた柔軟な半導体集積回路設計製造システ
ムを構築することができる半導体集積回路製作システム
を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】第1の本発明の半導体集
積回路製作システムは、半導体メーカー側のデータ管理
センター(3),設計センター(4)および製造センタ
ー(5)とクライアント(1)とをインターネット
(2)を介して接続し、各センター(3,4,5)は前
記データ管理センター(3)に備えられるデータベース
(31,32,33)の情報を使用しながらクライアン
ト(1)との双方向通信によって半導体集積回路の製作
を進めることを特徴とする。
【0019】第2の本発明の半導体集積回路製作システ
ムは、半導体集積回路の品種毎および緊急性毎に、費用
と日数を属性とする半導体集積回路製作のコースを格納
した費用・日数データベース(31),半導体集積回路
の品種毎・コース毎に、かつチップ完成日毎に予約可能
数量を格納した予約データベース(32)およびクライ
アント毎に、注文,リリース,設計,製造の各状況を格
納した設計製造データベース(33)を備え,クライア
ント(1)と連絡をとりながら半導体集積回路製作上の
データ管理を行なうデータ管理センター(3)と、前記
リリースデータに基づいてクライアント(1)と連絡を
とりながら半導体集積回路を設計し、該設計の成果であ
るレイアウトデータを出力する設計センター(4)と、
該設計センター(4)またはクライアント(1)からリ
リースされ製造に使用される製造データに基づいて半導
体集積回路を製造する製造センター(5)とをインター
ネット(2)を介して接続し、各センター(3,4,
5)は前記データ管理センター(3)に備えられる各デ
ータベース(31,32,33)の情報を使用しながら
クライアント(1)との双方向通信によって半導体集積
回路の製作を進めることを特徴とする。
【0020】第3の本発明の半導体集積回路製作システ
ムは、半導体集積回路の品種毎および緊急性毎に、費用
と日数を属性とする半導体集積回路製作のコースを格納
した費用・日数データベース(31),半導体集積回路
の品種毎・コース毎に、かつチップ完成日毎に予約可能
数量を格納した予約データベース(32),クライアン
ト毎に、注文,リリース,設計,製造の各状況を格納し
た設計製造データベース(33)を備え、クライアント
(1)と連絡をとりながら半導体集積回路製作上のデー
タ管理を行なうデータ管理センター(3)と、クライア
ント(1)からのリリースデータに基づいてクライアン
ト(1)と連絡をとりながら半導体集積回路を設計し、
該設計の成果であるレイアウトデータを出力する複数の
設計センター(41,42)と、該設計センター(3)
またはクライアント(1)からリリースされ製造に使用
される製造データに基づいて半導体集積回路を製造する
複数の製造センター(51,52)とをインターネット
(2)を介して接続し、各センター(41,42,5
1,52)は前記データ管理センター(3)に備えられ
る各データベース(31,32,33)の情報を使用し
ながらクライアント(1)との双方向通信によって半導
体集積回路の製作を進めることを特徴とする。なお、デ
ータ管理センター(3)には、クライアント(1)から
リリースされた設計データを格納する設計データファイ
ル(40),設計センター(41,42)またはクライ
アント(1)がリリースする製造データを格納する製造
データファイル(50)および各センター(41,4
2,51,52)の稼動状況を格納したセンター稼動状
況データベース(60)を備えるようにしてもよい。
【0021】本発明は、データ管理センター(3)に種
種のデータベース(31,32,33,60)を接続
し、クライアント(1)と半導体メーカー側の各センタ
ー(3,4,5,41,42,51,52)との間でイ
ンターネット(2)の双方向性を利用することによって
データベースを有効活用する構成とした。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0023】[全体の構成]図1は、本発明の第1の実
施の形態であるASIC製作システムの構成図を示す。
このシステムは、ユーザであるクライアント1とASI
Cの製造業者である半導体メーカー側とをインターネッ
ト2を介して接続し、両者の間でデータの受け渡しをし
ながらASICの製作をしていく構成となっている。半
導体メーカー側は、設計部門である設計センター4と、
製造部門である製造センター5と、それらのデータを含
め予約,日数および費用までをも管理するデータ管理セ
ンター3の3つのセンターで構成される。設計センター
4はクライアント1からリリースされるリリースデータ
を格納した設計データファイル40、製造センター5は
設計センター4またはクライアントから受け取った製造
データを格納する製造データファイル50、データ管理
センター3は、費用・日数データベース31,予約デー
タベース32および設計製造状況データベース33をそ
れぞれ備えている。なお、センターの実体は、業務を行
なう人の集団、および情報処理システムとその運用者で
構成されるが、図1では、特に情報処理システムのサー
バを指している。
【0024】次に、本発明の第2の実施の形態を図2に
示す。これは、2つの設計センター41,42および2
つの製造センター51,52が設けられている場合に対
応した形態である。なお、設計センターのみ、または製
造センターのみを複数設けるようにしてもよい。設計セ
ンター41や42は、例えば、米国にあってもよく、製
造センター51や52が台湾にあってもよい。外国であ
ってもインターネット2を通じて即座に通信し合える。
【0025】この形態では、各設計センター41,42
に備えられるべき設計データファイル40および各製造
センター51,52に備えられるべき製造データファイ
ル50は、一つのデータ管理センター3に集積してクラ
イアント1との対応を容易化している。データ管理セン
ター3は、クライアント1からASIC製作を受注した
ときに、各センター41,42,51,52の稼動状況
を勘案して適切な設計センターまたは製造センターを選
定するようにしている。センター稼動状況データベース
60には、その判断に必要な情報が格納されている。更
に、予約状況や設計製造状況に応じて、設計センターや
製造センターの数を増減することもできる。
【0026】図3は、本発明の第3の実施の形態を示
し、データ管理センター3,設計センター4および製造
センター5のインターネットへの接続、並びにデータ管
理センター3と各データベース31,32,33、設計
センター4と設計データファイル40および製造センタ
ー5と製造データファイル50の間のネットワークをそ
れぞれ二重化することによってフェイルセーフ構成とし
たものである。この結果、いずれかのネットワークに障
害が発生しても、ペアとなっている一方のネットワーク
によって支障なく作業を続行できるようになる。
【0027】更に、本発明の第4の実施の形態として、
図4に示すように、データ管理センター3に対するミラ
ーサーバ6を設け、ミラーサーバ6には、データ管理セ
ンター3と同様に費用・日数データベース61,予約デ
ータベース62および設計製造状況データベース63を
接続した例が考えられる。この例も、第3の実施例と同
じくフェイルセーフを図ったものである。ミラーサーバ
6は、その名称どおり、データ管理センター3と同一の
動作を行ない、もしもデータ管理センター3に障害が発
生しても支障なく作業を続行できるようにしたのであ
る。
【0028】なお、図3と図4は、図面の複雑化を回避
するために、設計センターおよび製造センターを1つだ
け設けた第1の実施の形態に対する例を示したが、この
ようなフェイルセーフ機構は、設計センターや製造セン
ターを複数設けた第2の実施の形態についても適用でき
るのは勿論のことである。
【0029】・プライベート情報の保護 図1〜図4は概念的な構成図であるが、実際には、図
5,図6または図7に例示するように、バーチャル・プ
ライベート・ネットワーク(VPN:Vertual Private
Network)を利用して、クライアントがASIC製作に
ついて半導体メーカーが提供するサービスを受けるとき
に、クライアントのプライベート情報の漏洩を防いでい
る。VPNとは、公衆網をあたかも専用網のように利用
できるサービスの総称であり、仮想閉域網または仮想私
設網と呼ばれる。
【0030】図5はクライアント1と各センター3,
4,5との間にインターネットサービスプロバイダ21
および企業内ネットワーク22が介在し、インターネッ
トサービスプロバイダ21と企業内ネットワーク22の
間をVPNで接続する構成となっている。各センター
3,4,5は企業内ネットワーク22で結ばれる。図6
はクライアント1とインターネットプロバイダ21との
間をVPNで接続し、各センター3,4,5はインター
ネットサービスプロバイダ21で結ばれる。図5の構成
はプライベート情報の保護に優れ、図6の構成はクライ
アント1の利便性に優れているという特長がある。図7
は、図5の構成と図6の構成の折衷案であり、インター
ネットサービスプロバイダ21の内のプロバイダ標準サ
ービス211と半導体設計サービス212の間をVPN
で接続し、半導体設計サービス212を介して、各セン
ター3,4,5がプロバイダ標準サービス211に接続
される。
【0031】図8はクライアント1がASICの製作サ
ービスを受けようとしてWebサーバを立ち上げるときの
操作を示す。先ず、ISP(Internet Service Provide
r)接続認証を受け、許可されると、次に半導体設計サ
ービス接続認証を受ける。これにも合格すると、リリー
スデータ等を暗号化してサービスを受けることことがで
きるようになる。なお、半導体設計サービス接続認証
は、各クライアント1に割り振ったID情報や、ネット
ワークカード等のクライアント1のマシン固有情報やク
ライアント1への開発ツールライセンス情報等を用いて
行なう。ID情報による場合は、クライアント1はデー
タベース31,32,33にアクセスするときには、予
め割り振られているID情報を発行する。アクセスされ
ようとしているデータベースは、クライアント1にアク
セスしてID情報を入手して認証を行なう。このような
クライアント認証をすることによって、クライアント毎
のアクセス状況を収集することが可能になるため、その
情報を分析して再設計(リワーク)率等のリスク管理を
クライアント別に行ない、再設計率の大小に応じて提示
価格や情報開示制限等を設定可能になる。
【0032】[処理の概要]クライアント1の半導体メ
ーカーに対するASICの発注は、設計と製造,設計の
み,および製造のみという3つの注文形態を採ることが
できる。なお、設計であっても、論理設計仕様書,論理
設計データ,回路設計データ,レイアウト設計データ,
マスク設計データ等いずれのリリースデータによるもの
であるかに細分し得る。
【0033】図9は設計と製造を注文する場合のクライ
アント1,データ管理センター3および設計センター
4,製造センター5の間の関係を示す図である。クライ
アント1はASICの製作を半導体メーカーに注文しよ
うとする際に、先ず、半導体メーカーの製造ラインの空
き状況とか注文が重なっているか空いているか、あるい
は、どういった形の注文形態が設定されているのかとい
った情報を、インターネット2を通じてデータ管理セン
ター3にアクセスして問い合わせる。データ管理センタ
ー3では、予約データベース32と費用・日数データベ
ース31を参照することにより得た回答をインターネッ
ト2を通じてクライアント1に返す。
【0034】クライアント1は、回答を受け取ると、空
き状況や費用や日数を確認した上で、幾つか設定されて
いる予約コースの内から所望のコースに近い適切なコー
スを選びインターネット2を通じて予約申込みをする。
予約申込みに対してデータ管理センター3はインターネ
ット2を通じて予約受付け通知を発行し、これで予約が
完了する。その後、クライアント1はデータ管理センタ
ー3にインターネット2を通じて発注を行い(図9に書
き込んだ)、リリースデータをデータ管理センター3
に送付する()。データ管理センター3はリリースデ
ータを設計センター4にインターネットを通じて送り
()、設計センター4ではリリースデータを設計デー
タファイル40に格納してASICの設計がスタートす
る。
【0035】設計センター4における設計の内容は、ク
ライアント1と半導体メーカーとの間の契約内容によっ
て異なる。あるクライアント1の場合はASICの全設
計を依頼し、他のクライアント1は回路設計以降を依頼
するといった具合である。設計センター4は設計状況を
随時にデータ管理センター3に報告する。この報告は全
ての設計であってもよく、各段階の設計であってもよ
い。設計センター4は設計を終えると、レイアウトデー
タをインターネット2を通じてデータ管理センター3に
送付する()。データ管理センター3はこれをインタ
ーネット2を通じてクライアント1へ送付する()。
なお、ここでいうレイアウトデータとは、バックアノテ
ーションデータに限定されず、設計センター4がクライ
アント1から受け取ったリリースデータに基づいて出力
し設計の成果としてクライアント1に送付する広い意味
のデータである。
【0036】クライアント1では、そのレイアウトデー
タについて物理遅延解析等を行なうことによってチェッ
クし、その結果を設計センター4にインターネット2を
通じて通知する。結果が合格である場合には、設計セン
ター4は製造データをデータ管理センター3に送付し
()、データ管理センター3は製造データを製造セン
ター5にリリースする()。ここでいう製造データと
は、マスクデータに限定されず、製造センター5での製
造に使用されるデータという広い意味のデータである。
製造センター5では製造データを製造データファイル5
0に格納しASICの製造を始める。製造センター5は
製造状況を随時にデータ管理センター3に報告する。A
SICの製造が完成したら、完成したLSIチップを通
常の運送手段で製造センター5からクライアント1に送
付する()。
【0037】ここで、設計や製造の進捗状況は逐次、デ
ータ管理センター3に集まるようになっているので、ク
ライアント1はデータ管理センター3をインターネット
2を通じてアクセスすることによって、設計と製造の進
捗状況を知ることができる。このように、本発明では、
クライアント1と半導体メーカーが情報をやり取りしな
がらASICの製作を進めることを特長とする。
【0038】・クライアントから設計センターへの直接
アクセス 上述の実施例では、クライアント1は設計センター4か
ら設計が終了するまでレイアウトデータの送付を待つだ
けであった。しかし、クライアント1は、設計が終了す
る以前にレイアウトデータの状況、すなわち設計ツール
からの中間レポートをチェックすることにより、クライ
アント1側の設計を変更する場合もあり得る。すなわ
ち、不具合が発見された場合には、必要に応じて予約日
程,費用等を見直し、また、その不具合がクライアント
1側に責任がある場合には、ASICの発注からやり直
すこともあり得る。このようなチェックのために、クラ
イアント1がインターネット2を通じて直接に設計セン
ター4をアクセスできるようにした実施例が考えられ
る。また、この構成を採れば、クライアント1はリリー
スデータをデータ管理センター3を経由(図9の,
)しないで直接に設計センター4に送付したり、設計
センター4はレイアウトデータをデータ管理センター3
を経由(図9の,)しないで直接に送付したりする
こともできる。
【0039】・第2の実施の形態における処理 上述の説明は、第1の実施の形態を想定して行なった
が、第2の実施の形態についても、この説明が基本的に
は同様に適用される。作業の手順は、第2の実施の形態
では設計センターおよび製造センターが複数設けられて
いるため、データ管理センター3は、どの設計センタ
ー,どの製造センターを使うかを決定してそのセンター
へリリースデータ,製造データを送付する。すなわち、
設計が終了すると、設計センターは製造データをデータ
管理センター3に送り、データ管理センター3はその製
造データを選定した製造センターに送るようにする。デ
ータ管理センター3は、この決定をセンター稼動状況デ
ータベース60を参照して行なう。しかし、ある設計セ
ンター3から製造データを送る製造センターを予め定め
ておくことにより、データ管理センター3を経由しない
ようにしてもよい。
【0040】・他の注文形態 次に、クライアント1の半導体メーカーに対するASI
Cの発注は、設計と製造,設計のみ,および製造のみと
いう3つの注文形態を採ることができるということは前
述したとおりである。その内、図9には設計と製造を注
文した場合を示した。ここで、製造したのみを注文した
場合を図10に示す。この場合は、クライアント1自身
が製造データをデータ管理センター3に送付するので
(図10に書き込んだ)、データ管理センター3はこ
れを製造センター5へ送り()、製造センター5はこ
の製造データによってLSIチップを製造し、クライア
ント1に送付する()。この場合、同じクライアント
1からの注文による過去の製造実績があるときには、半
導体メーカーにはその製造データが残っているので、ク
ライアント1は製造データを送付する必要がない。
【0041】また、クライアント1が設計だけを半導体
メーカーに発注する場合を図11に示す。この場合は、
データ管理センター3はクライアント1からのリリース
データ(図11に書き込んだ)を設計センター4に送
付し()、設計センター4は設計が完了したら納品デ
ータをデータ管理センターに送り()、データ管理セ
ンター3はクライアント1に送付する()。つまり、
このケースでは製造センター5は関与しない。
【0042】更に、クライアント1と半導体メーカーは
ASICの製作について密接な連携をとり、ある種共同
設計としての形態を採ることがある。図12は、図2に
示した第2の実施の形態において、このような共同設計
を行なう場合を図示したものである。図12を参照する
と、クライアント1はリリースデータをデータ管理セン
ター3にリリースし、データ管理センター3はこれを設
計センター41に送る。設計センター41はリリースデ
ータに基づいて設計を行ない、その設計中間データAを
データ管理センター3経由でクライアント1に送付す
る。クライアント1は設計中間データAに基づいて設計
を行ない、その設計中間データBをデータ管理センター
3に送る。データ管理センター3は設計中間データBを
今度は設計センター42に送付する。設計センター42
は設計中間データBに基づいて設計を行ない、その設計
中間データCをデータ管理センター3経由でクライアン
ト1に送付する。このような手順を繰り返して最終的な
納入データを完成させる。
【0043】・CADセンター ASICの製作に当っては、双方が共通のツールを使用
しながら開発を進めるために、半導体メーカー側からク
ライアント1に開発ツールや開発ライブラリが供与され
ることが多い。しかし、ツールを使用するにはワークス
テーションが必要であるが、パソコンしかなくワークス
テーションを持っていないクライアント1も存在する。
また、わざわざ高価な市販ツールを購入するまでもない
といったクライアント1も存在する。そこで、このよう
なクライアント1に対して開発ツールや市販ツールの利
用環境や使用環境を提供するCADセンターをデータ管
理センターの一部に設けるようにしてもよい。クライア
ント1はインターネット2経由でこのCADセンターを
利用できる。
【0044】[種種のデータベース]次に、本発明では
多くのデータベースを備えるが、それらについて以下に
説明する。
【0045】・費用・日数データベース 図13は、費用・日数データベース31の格納内容の具
体例を示す。図13を参照すると、ASICの品種毎お
よび緊急性毎に、ASIC製作のコースが設定されてお
り、各コースは費用と日数を属性とする。特割,割引,
通常,特急,緊急というように緊急性が高まるにつれて
費用は嵩むが日数は少なくなっているのが分かる。ま
た、品種Aのように割引コースを設けないものや、品種
Dのように緊急コースおよび特割コースを設けないもの
もある。
【0046】・予約データベース 図14は、予約データベース32の格納内容の具体例を
示す。図14を参照すると、ASICの品種毎・コース
毎に、かつLSIチップ完成日毎に予約可能数量が表示
されている。“0”とあれば予約は受け付けられず、
“1”とあれば1件だけは予約できることを意味する。
予約可能数量の初期値は、半導体メーカーの生産能力や
市場動向に応じて決定される。また、予約可能数量は半
導体メーカーの設計製造状況や市場動向により見直さ
れ、更に、クライアント1の予約があると減数され、予
約のキャンセルがあると増数される。
【0047】・設計製造状況データベース 図15は、設計製造状況データベース33の格納内容の
具体例を示す。図15を参照すると、クライアント1毎
に、注文,リリース,設計および製造の各状況が表示さ
れている。注文状況は、どういった注文であるかを示
し、チップの固有名称である品名,品種,コース(図1
3および図14における通常,特急等)および予約日か
ら成る。リリース状況は、半導体メーカーからクライア
ント1へのリリースが、論理設計仕様書,論理設計デー
タ,回路設計データ,レイアウトデータ,マスクデータ
等いずれのリリースデータであるかを示す形態と、リリ
ースの予定日および完了日を示す。また、設計状況,製
造状況は、各担当センター名と、各工程毎の予定日,完
了日とを示す。各予定日は予約受付け時点で設定され
る。なお、品名EFGは設計のみの注文であることを示
す。
【0048】・センター稼動状況データベース 次に、設計センター4,製造センター5は、通常はそれ
ぞれ幾つかの設計ライン,製造ラインを持っているもの
であるが、設計センター4,製造センター5はデータ管
理センター3にアクセスし、予約状況や設計製造状況に
応じて設計リソース,製造リソースの増減を行なうよう
にした実施例も考えられる。そのためには、データ管理
センター3にセンター稼動状況データベースを備える。
図16にそのようなセンター稼動状況データベースの格
納内容の具体例を示す。図16を参照すると、このデー
タベースは設計センターX1,X2…、製造センターY1,Y
2,Y3…毎に過去の稼動実績および今後の稼動見込みを
稼動数,リソース数および稼動率(稼動数÷リソース
数)で表示している。表に書き込まれている数値はXXX
年4月1日時点におけるものである。したがって、3月
までは実績、4月以降は予約状況を示していることにな
る。設計センターX1は稼動率好調につき3月にリソース
数を増加している。製造センターY3は4月に増設された
ので3月までは空白になっている。5月の稼動率が低い
のはまだ充分に予約が埋まっていないことを示してい
る。
【0049】センター稼動状況データベースを備えるこ
とのメリットの一つに、複数製品の製造データをまとめ
て一つのウェハーに複数製品を搭載できることが挙げら
れる。複数製品は異なるクライアントの製品であっても
よい。これは、ウェハーの大口径化というテクノロジー
の進展を背景に、各製造センターの稼動状況を勘案して
製造の集約化・効率化を図るものであるが、これによっ
て製造コストを低減することができる。データ管理セン
ター3は、センター稼動状況データベースを参照して、
このような決定をし製造センターに複数製品の搭載を指
示することができる。
【0050】・キャンセルデータベース 次に、クライアント1は、いったんASIC製作の予約
を半導体メーカーにしたが、その後に何らかの理由でキ
ャンセルしたいこともあり得る。このような場合に備え
るため、データ管理センター3にキャンセルデータベー
スを接続する実施例が考えられる。図17は、このよう
なキャンセルデータベースの格納内容の具体例を示す。
図17においては、図13に示した費用・日数データベ
ース31と同じく、ASICの品種毎および緊急性毎
に、ASIC製作予約のキャンセル費用が表示されてい
る。日数はリリース予定日までの残日数である。品種,
リリース予定日までの残日数によってキャンセル料が異
なり、高価な品種,緊急度の高いコース,短い残日数ほ
ど高く設定されている。。
【0051】・保険料データベース 半導体メーカーは、クライアント1からの再設計依頼や
予約キャンセルに備えるため、クライアント1に再設計
保険やキャンセル保険への加入を薦めることがある。そ
のために、データ管理センター3に保険料データベース
を接続した実施例が考えられる。図18はこのような再
設計保険およびキャンセル保険の保険料を表示する保険
料データベースの格納内容の具体例を示す。図18にお
いて、品種毎、緊急度毎に、再設計保険料およびキャン
セル保険料が設定されている。品種Bの特割コース等の
ように、品種によっては保険が設定されないコースがあ
る。再設計保険料とは、規定回数までの再設計について
再設計費用を無料または値引きするために必要な保険料
である。また、キャンセル保険料とは、予約キャンセル
が発生した場合にキャンセル料を値引きするために必要
な保険料である。半導体メーカーは、このような保険料
の支払をクライアント1に要求することができる。
【0052】・顧客別設計製造履歴データベース また、データ管理センター3に顧客別設計製造履歴デー
タベースを接続した実施例が考えられる。顧客別設計製
造履歴データベースとは、図19にその格納内容の具体
例を示すように、クライアント毎・品名あるいは品種毎
に、現在の設計と製造の状況、および過去の設計と製造
の状況、具体的には、クライアント1の過去の設計と製
造の注文数,再設計(不具合によるリワーク)発生数,
予約のキャンセル率を集めたものである。現製品欄の製
品情報は予約受付時点で登録され、予定の設計・製造の
完了時点で削除される。また、キャンセルが決定した
ら、その時点で現製品のキャンセル欄に*マークが記入
され、キャンセル料が支払われたら現製品欄から製品情
報が削除される。累計欄は過去から現在に至る現製品欄
のデータの累計である。
【0053】このような顧客別設計製造履歴データベー
スに格納されたデータは料金面での調整に使用される。
すなわち、設計数や製造数の多いクライアント1や再設
計発生率の低い優良なクライアントについては値引きを
する。逆に、再設計発生率の高いクライアント1につい
ては再設計保険料を割増にする。また、予約キャンセル
発生率の高いクライアント1についてはキャンセル料お
よびキャンセル保険料を割増しにする。もっとひどくな
れば予約自体を制限したり、長期予約を不可能にした
り、コースの選択、例えば特急を制限したりするのに使
用する。
【0054】・版数管理データベース また、データ管理センター3に版数管理データベースを
接続した実施例が考えられる。このデータベースは、ク
ライアント・品種・版数毎に設計データパラメータを保
存するものである。設計データパラメータとは、レイア
ウトデータから抽出したデータであり、クライアント1
はこの設計データパラメータにより遅延解析等の検討を
することができる。図20は、版数管理データベースの
格納内容の具体例の一部を示し、クライアントAAA1
について品名AAGと品名AAHの版数毎の設計データ
パラメータを示している。そして、クライアント1が製
造を追加注文したときには、最新のレビジョンが分かる
からそのレビジョンのASICの製造をすればよく、ク
ライアント1から製造データを送る必要はない。また、
レイアウトデータがレビジョンアップされたところ、不
具合が発生したような場合には、自動的に前版に戻すよ
うに制御される。更に、クライアント1から性能等の見
積り依頼を受けたときには、設計データパラメータを使
用して性能等を見積もる。
【0055】図21は、版数管理データベースへの実行
ログ(レポート)の入力状況を示す。このように、設計
センター4は、クライアント1から提供されるリリース
物件のチェックから始まり、マスクデータの作成までの
設計の各段階における実行ログの内容を逐一版数管理デ
ータベースに登録する。版数管理データベースは版数管
理部分とノウハウ部分に分けられる。版数管理部分は、
前述のASICのレビジョンの他、開発ツールや開発ラ
イブラリを格納する。これらは半導体メーカー側と一致
させ開発環境の整合が採っている必要があるため、クラ
イアント1が自己のワークステーションにインストール
するとき、および設計を開始したときに版数情報を半導
体メーカー側に送り、また半導体メーカー側がリリース
データを受け入れたときに版数情報をクライアント1に
送る。更に、半導体メーカー側で更新したり、不具合が
発生したときにも版数情報をクライアント1に送る。
【0056】ノウハウ部分は前述の設計パラメータの
他、設計ノウハウを蓄積し、半導体メーカーは、これを
基に、より高性能な設計システムを開発しクライアント
に提供するのに利用する。設計ノウハウの具体例として
は、クライアントがリリースした設計データに対するレ
イアウトデータや使用した開発ツールの事例,使用した
市販ツールとそれによって発生したトラブル,回路構成
とその具現化に要した日数の関係等を挙げることができ
る。これらの設計ノウハウは、標準的な性能や日程の見
積りの上に特殊事情を加味できるため、その精度を向上
させるためにも使用できる。更に、ASICを使用した
装置が数年後に特殊な使用環境の下でトラブルを発生さ
せた場合に、クライアント側ではその対応データを保存
していないことがあっても、この設計ノウハウを使用す
ればトラブル対応としての再設計を行うこともできる。
【0057】[処理の詳細]次に、第2の実施の形態に
つて、図22および図23のフローチャートを使用して
その処理手順を詳細に説明する。なお、上述の第1の実
施の形態との相違点以外の大部分は、第1の実施の形態
についてもそのまま適用することができる。
【0058】先ず、クライアント1はデータ管理センタ
ー3に日程・費用・空き状況を問い合わせる(図22の
ステップA1)。データ管理センター3では日程・費用
・予約状況通知処理(詳細は図24)を行ない(A
2)、クライアント1に通知する。クライアント1は自
己に最適な品種・コース・日程を選択し予約する(A
3)。これに対して、データ管理センター3は予約受付
判定処理(図26)を行ない(A4)、その結果により
受付不可能なら(A5)クライアント1に予約不受理通
知を発行する(A6)。クライアント1は他条件でもよ
いか検討し(A7)、その結果により他条件でもよいの
ならステップA1に戻って再度、ステップA1〜A6の
処理を行う。一方、ステップA5において予約可能と判
定されると、データ管理センター3は設計・製造センタ
ー選定処理(詳細は図27)を行ない(A8)、クライ
アント1および担当する設計センター,製造センターに
予約受付通知を発行する(A9)。クライアント1は、
予約したリリース日までにリリースデータ等のリリース
物件を用意するが(A10)、その間に何らかの事情で
リリースが不可能になることもあるので、リリース実行
時点でリリースが可能かを判断する(A11)。その結
果、リリース不可ならキャンセル通知を発行し(A1
2)、データ管理センター3はキャンセル処理(詳細は
図28)を行う(A13)。
【0059】一方、ステップA11においてリリース可
能と判定されると、クライアント1はリリース物件をリ
リース先(本例では設計センター)に送付する(図23
のステップB1)。設計センターでは、クライアント1
のリリース物件からレイアウトデータを作成する。ま
た、その設計中には設計の進捗状況をデータ管理センタ
ー3に報告し(B2)、クライアント1は必要に応じて
設計の進捗状況をデータ管理センター3に問い合わせる
ことができる(B3)。データ管理センター3では、ク
ライアント1からの要求または必要に応じて、設計の進
捗状況をクライアント1に通知する(B4)。
【0060】設計が終了したら、設計センターはレイア
ウトデータをクライアント1に送付する(B2)。クラ
イアント1はレイアウトデータをチェックして(B
5)、合否判定を行ない(B6)、もしも不合格であれ
ば不合格通知を設計センターに通知する(B7)。設計
センターでは当初予定の日程・費用で再設計が可能かを
判断し(B8)、その結果により可能ならステップB2
に戻って再設計をする。再設計はある回数までは可能で
あり、品種・コース等で異なる。ステップB8で不可能
と判断されるとデータ管理センターで再設計処理(詳細
は図29)が行なわれる(B9)。ステップB6におい
て、合格と判定され場合には、クライアント1は設計セ
ンターに合格通知を発行するので(B10)、設計セン
ターはレイアウトデータから製造データを作成し(B1
1)、製造センターに製造データをリリースする(B1
2)。
【0061】製造センターでは、この製造データを用い
てLSIチップを製造する。また、製造中はその進捗状
況をデータ管理センター3に報告するのでクライアント
は必要に応じて製造の進捗状況をデータ管理センター3
に問い合わせ(B3)、データ管理センター3は進捗状
況をクライアント1に通知する(B4)。製造が完了し
たらLSIチップをクライアントに送付する(B1
3)。
【0062】[ルーチン処理の詳細]次に、図22およ
び図23における各ルーチン処理の詳細を図24〜図3
0に示す。
【0063】図24は日数・費用・予約状況通知処理
(図22のステップA2)の詳細フローチャートであ
る。図24において、データ管理センター3は、予約デ
ータベース32,費用・日数データベース31,キャン
セルデータベース,保険料データベース,顧客別設計製
造履歴データベースにアクセスして、それぞれのデータ
ベースからデータを読み出す(ステップC1〜C5)。
そして、図25に詳細を示すクライアント個別のカスタ
マイズ処理を行ない(C6)、カスタマイズ後の費用,
日数,予約可能数量,キャンセル料および保険料をクラ
イアント1に通知する(C7)。
【0064】図25は、図24におけるクライアント個
別カスタマイズ処理(C6)の詳細フローチャートであ
る。図25において、データ管理センター3はクライア
ント1が予約制限されている場合は、予約制限対象品種
の一部コースまたは全部のコースの予約可能数量を0に
し、また現時点からリリース予定日までの期間が長いも
のについても予約可能数量を0として長期予約を不可能
にする(ステップD1)。また、累計の設計注文数,累
計の製造数,現製品の設計注文数および現製品の製造数
が多い場合、ならびに累計の再設計率または現製品の再
設計率が低いクライアント1については費用を値引きす
る。逆のクライアント1については費用を割増しする
(D2)。また、累計または現製品のキャンセル率が高
いクライアント1についてはキャンセル料,キャンセル
保険料を割増し、その逆のクライアント1については値
引きする(D3,D4)。また、、累計の再設計発生率
が高いか、または現製品の再設計回数が多いクライアン
ト1については再設計保険料を割増とし、その逆のクラ
イアント1については値引きする(D5)。
【0065】図26は、予約受付判定処理(図22のス
テップA4)の詳細フローチャートである。図26にお
いて、データ管理センター3は予約データベース32に
アクセスし、希望の品種・コース・日程が予約可能であ
るかどうかを調査する(E1)。その結果により予約不
可能なら(E2)、そこで本処理を終了する。予約可能
なら(E2)予約データベース32の該当データの予約
可能数量を減算し(E3)、設計製造状況データベース
33に予約情報を書き込み(E4)、顧客別設計製造履
歴データベースに予約情報を書き込む(E5)。
【0066】図27は、設計製造センター選定処理(図
22のステップA8)の詳細フローチャートである。図
27において、データ管理センター3はセンター稼動状
況データベース60にアクセスし、予約された日程に該
当する稼動データを読み出し(F1)、割当て可能な設
計センターおよび製造センターを選定して、該当する予
約欄の予約数量を更新する(F2)。そして、設計製造
状況データベースの担当設計センター名欄と担当製造セ
ンター名欄に予約したセンター名を書き込む(F3)。
なお、ここでいう予約欄とは図10のセンター稼動状況
データベース60における稼動数欄、予約数量とは稼動
数に当る。
【0067】図28は、キャンセル処理(図22のステ
ップA13)の詳細フローチャートである。キャンセル
処理には、自動キャンセル処理,クライアント1からキ
ャンセル申込みがあった場合の処理およびクライアント
1からキャンセル料が支払われた場合の処理の3つがあ
る。自動キャンセル処理は、データ管理センター3は設
計製造状況データベース33をアクセスし、予定日を過
ぎてもリリースデータがクライアント1からリリースさ
れていないものをサーチすることから始まり(G1)、
該当する物件があるかをチェックする(G2)。あれば
予約データベース32の該当データの予約可能数量を加
算し(G3)、設計製造状況データベース33から該当
物件を削除する(G4)。また、顧客別設計製造履歴デ
ータベースの該当する現製品キャンセル欄にマークを付
け(G5)、累計欄のキャンセル率を更新する(G
6)。更に、キャンセルデータベースの格納内容を基に
キャンセル料を計算し(G7)、クライアント1にキャ
ンセル料を請求する(G8)。クライアント1からキャ
ンセル申込みがあった場合の処理は、ステップG3から
開始し、G8までを行なう。また、クライアント1から
キャンセル料が支払われた場合の処理は、顧客別設計製
造履歴データベースの現製品欄から該当する物件を削除
する(G9)だけである。
【0068】図29は再設計処理(図23におけるステ
ップB9)の詳細フローチャートである。先ず、データ
管理センター3は当初の日程・費用と再設計原因から再
設計条件(必要な日程・費用)を見積もり(H1)、予
約データベース32にアクセスして当初の予約を取り消
し再設計条件を満たす予約可能なコースを予約する(H
2)。続いて、センター稼動状況データベース33にア
クセスし当初の予約を取り消して再設計条件を満たす予
約可能なセンターを予約し(H3)、見積り結果(コー
ス・日程・追加費用等)をクライアント1に提示する
(H4)。これに対して、クライアント1が賛同せず再
設計を中止する場合は(H5)キャンセル通知を発行し
(H6)、データ管理センター3はキャンセル処理(図
28)を行う(H7)。一方、再設計を中止しない場合
には(H5)、クライアント1は再設計実行通知をデー
タ管理センター3に発行し(H8)、データ管理センタ
ー3は顧客別設計製造履歴データベースの該当する現製
品欄の再設計回数を加算し(H9)、また該当する累計
欄の再設計発生率を更新する(H10)。
【0069】[見積り]以上の説明により、クライアン
ト1が要求価格,納期,性能,チップサイズ等を入力す
れば、データ管理センター3は各品種の仕様,費用・日
数データベース31,予約データベース32,センター
稼動状況データベース33等を参照して総合的に検討
し、最適な品種やコースを見積もってクライアント1に
提示する実施例を実現できることは容易に理解できよ
う。また、クライアント1が設計データ(半導体メーカ
ーでASICを設計するためのデータ)を提示したら、
半導体メーカーの設計センター4では開発ツールで試行
して、性能やチップ面積を見積ってクライアント1に提
示することも同様である。見積りは、有料,無料の他、
注文時に値引きするようにしてもよい。更に、クライア
ント1が上述の設計データを提示したら、半導体メーカ
ー側では、版数管理データベースを参照し、過去の設計
データ資産を参考にして、簡易的に性能やチップ面積を
見積ってクライアント1に提示することも同様である。
この場合の見積りも上述と同様である。
【0070】クライアント1がデータ管理センター3に
ASICの性能について見積りを要求したときのフロー
チャートを図30に示す。図30において、先ず、クラ
イアント1は見積り情報提供要求をデータ管理センター
3に行なう(I1)。これに対して、データ管理センタ
ー3が複数の見積り方法の概要とそれぞれの見積り方法
に必要な情報および費用を通知するので(I2)、クラ
イアント1は希望する見積り方法を選択し、見積り方法
名と見積りに必要な情報をデータ管理センター3に通知
する(I3)。データ管理センター3は見積り方法別処
理を行ない(I4)、見積り結果をクライアント1に通
知するとともに必要に応じて見積り費用を要求する(I
5)。クライアント1は見積り結果を受け取り、必要に
応じて見積り費用を支払う(I6)。
【0071】図31は、図30のステップI4における
見積り方法別処理における第1の見積り方法の詳細フロ
ーチャートを示す。図31において、データ管理センタ
ー3は各品種の仕様(図示省略したデータベースに格納
されている)からクライアント1の希望性能を満たす品
種を求め(J1)、予約データベース32と費用・日数
データベース31の該当する品種のデータから、クライ
アント1の希望する日程と費用を満たすコースを求める
(J2)。このとき、クライアント1の希望を完全に満
たす物が無い場合には、いくつかの代替コースを求め
る。このようにして求めた品種およびコースとその場合
の日程・費用をクライアント1に提示する(J3)。
【0072】図32は、図30のステップI4における
見積り方法別処理における第2の見積り方法の詳細フロ
ーチャートを示す。図32において、データ管理センタ
ー3はクライアント1の提出したデータから比較に用い
る設計パラメータを抽出し(K1)、版数管理データベ
ースにアクセスして過去のデータの中から、クライアン
ト1の設計パラメータに近い設計パラメータを検索し、
性能データを読み出す(K2)。ここで、性能データと
はスピード,面積,消費電力等をいう。また、必要に応
じて読み出した性能データを修正して性能見積り値を決
定する(K3)。これは、例えば、版数管理データベー
スにクライアント1のデータと一致するものが無いが、
その近傍のデータが複数ある場合には、それらの平均を
とって見積り値とするなどを意味する。
【0073】[設計センター自動化]クライアント1に
とって設計センター4はブラックボックスであり、そこ
で行なわれている処理やその日程は見えず、設計データ
をリリースした後はLSIチップを受け取るだけの場合
が多い。従って、クライアント1は設計センター4にお
けるサービスが対価に対して妥当なものかどうかを否か
知る由もないというのが実情である。設計のある工程か
ら次ぎ工程に移るには人による合否判定が必要である
が、その人が休んでいるとそれだけ処理が遅れる。そこ
で、設計センター4を極力自動化することによって、各
処理の繋ぎ目におけるロスを無くし、設計進捗情報をク
ライアント1に自動的に提供するようにする。クライア
ント1は、自己の判断で次ぎの工程に進めさせることが
できる。
【0074】設計センター4の自動化の内でもバックア
ノテーションデータの扱いは特に重要である。バックア
ノテーションデータとは、設計センター4で設計したA
SICにおける信号の遅延時間データをいう。設計セン
ター4で特に問題が無ければこのバックアノテーション
データ作成までを自動実行する。設計センター4は作成
されたバックアノテーションデータをデータ管理センタ
ー4経由でクライアント1に自動送付する。同時に、バ
ックアノテーションデータ作成完了を電子メール等でク
ライアント1に通知する。
【0075】クライアント1はバックアノテーションデ
ータが仕様を満足しているかをシミュレーションして検
証し、設計センター4に通知する。クライアント1はこ
の通知をWebブラウザ上でID情報を入力し、OKボタ
ンをクリックして行う。設計センター4はバックアノテ
ーションデータ合格の通知を受けると、マスクデータ生
成とアートワークデータ検証を自動実行し、生成された
マスクデータとテストパターンを製造センター5に自動
送付する。このようにして、設計センター4側の都合で
処理が遅れるということがないようにするのである。一
方、バックアノテーションデータが不合格の場合には、
クライアント1はWebブラウザを立ち上げ、設計再実行
の指示を設計センター4に対して行うことができる。こ
の場合、規定回数内の再設計には追加料金を徴収しな
い。なお、クライアントはWebブラウザに代えて、電子
メールにID情報等の必要事項を追記することによって
も返信することができる。
【0076】[付言]以上の説明は、ASICを対象に
しているが、ASICとは、一般に意味する狭義のAS
ICに限定解釈されるべきはなく、本発明は、クライア
ントと半導体メーカー側との緊密な連絡の下に製作され
るべき半導体集積回路であれば適用できる。従って、本
発明の名称も半導体集積回路製作システムが相応しい。
【0077】
【発明の効果】本発明によれば、データ管理センターに
種種のデータベースを接続し、クライアントと半導体メ
ーカー側の各センターとの間でインターネットの双方向
性を利用することによってデータベースを有効活用する
こととしたので、クライアントおよび半導体メーカーは
以下のような多くの効果を得ることができるようにな
る。
【0078】先ず、クライアントは、製品市場状況に応
じて柔軟な発注ができるという第1の効果を得ることが
できる。その理由は、半導体メーカーにおける設計製造
状況を見ながら、複数の選択肢の中から半導体集積回路
の最適な注文をすることができるからである。
【0079】また、クライアントは、製品開発期間の短
縮およびコストダウンができるという第2の効果を得る
ことができる。これは、注文品の設計製造状況を細かく
トレースできるので、突発的なチップ設計製造遅延発生
への備え(開発日程に余裕を持たせたり、在庫を持つな
ど)を縮小可能になり、また、複数の選択肢の中からク
ライアントの要求する日程・費用に最適な物を選択でき
るためである。
【0080】更に、クライアントは、設計品質の向上し
た半導体集積回路を入手できるという第3の効果を得る
ことができる。その理由は、製品や設計に関する、様々
な情報やアドバイスを個々のニーズに応じて的確に得る
ことができるためである。
【0081】次に、半導体メーカーは、クライアントの
ニーズを即座に把握でき、また、状況に応じて価格や日
程を調整可能であるため、安定した生産計画が立てられ
るという第1の効果を得ることができる。
【0082】また、半導体メーカーは、設計製造状況や
予約状況を即座に把握することが可能であり、それらの
状況に応じて設計センターや製造センターを増減するこ
とができるため、市場動向に応じた半導体集積回路設計
製造システムの構築が可能であるという第2の効果を得
ることができる。
【0083】更に、半導体メーカーは、設計センターと
製造センターを地理的にも時間的にも分離させることが
できるため、他のLSIメーカーとの連携が容易になる
という第3の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の構成図
【図2】本発明の第2実施形態の構成図
【図3】ネットワークを二重化した本発明の第3実施形
態の構成図
【図4】ミラーサーバを設けた本発明の第4実施形態の
構成図
【図5】図1に示した実施形態の第1の具体例を示す図
【図6】図1に示した実施形態の第2の具体例を示す図
【図7】図1に示した実施形態の第3の具体例を示す図
【図8】本発明においてクライアントが半導体メーカー
に接続するときの認証フローチャート
【図9】クライアントが設計と製造を注文する本発明に
おける第1の注文形態を示す図
【図10】クライアントが製造のみを注文する本発明に
おける第2の注文形態を示す図
【図11】クライアントが設計のみを注文する本発明に
おける第3の注文形態を示す図
【図12】クライアントと半導体メーカーが共同して設
計する本発明における第4の注文形態を示す図
【図13】本発明における費用・日数データベースの格
納内容の具体例を示す図
【図14】本発明における予約データベースの格納内容
の具体例を示す図
【図15】本発明における設計製造データベースの格納
内容の具体例を示す図
【図16】本発明におけるセンター稼動状況データベー
スの格納内容の具体例を示す図
【図17】本発明におけるキャンセルデータベースの格
納内容の具体例を示す図
【図18】本発明における保険料データベースの格納内
容の具体例を示す図
【図19】本発明における顧客別設計製造履歴データベ
ースの格納内容の具体例を示す図
【図20】本発明における版数管理データベースの格納
内容の具体例を示す図
【図21】本発明における版数管理データベースへの実
行ログ(レポート)の入力状況を示す図
【図22】本発明の第2実施形態におけるASIC製作
処理の前半のフローチャート
【図23】本発明の第2実施形態におけるASIC製作
処理の後半のフローチャート
【図24】図22および図23の処理フローチャートに
おける日数・費用・予約状況通知処理のフローチャート
【図25】図24の処理フローチャートにおけるクライ
アント個別カスタマイズ処理のフローチャート
【図26】図22および図23の処理フローチャートに
おける予約受付判定処理のフローチャート
【図27】図22および図23の処理フローチャートに
おける設計製造センター選定処理のフローチャート
【図28】図22および図23の処理フローチャートに
おけるキャンセル処理のフローチャート
【図29】図22および図23の処理フローチャートに
おける再設計処理のフローチャート
【図30】本発明における見積り処理のフローチャート
【図31】本発明における第2の見積り処理のフローチ
ャート
【図32】本発明における第3の見積り処理のフローチ
ャート
【符号の説明】
1 クライアント 2 インターネット 3 データ管理センター 4 設計センター 5 製造センター 6 ミラーサーバ 21 インターネットサービスプロバイダ 22 企業内ネットワーク 31 費用・日数データベース 32 予約データベース 33 設計製造状況データベース 40 設計データファイル 41 設計センター 42 設計センター 50 製造データファイル 51 製造センター 52 製造センター 60 センター稼動状況データベース 61 費用・日数データベース 62 予約データベース 63 設計製造状況データベース
フロントページの続き (72)発明者 小原 佳弘 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 Fターム(参考) 5B046 AA08 BA08 CA06 KA01

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体メーカー側のデータ管理センタ
    ー,設計センターおよび製造センターとクライアントと
    をインターネットを介して接続し、前記各センターは前
    記データ管理センターに備えられるデータベースの情報
    を使用しながらクライアントとの双方向通信によって半
    導体集積回路の製作を進めることを特徴とする半導体集
    積回路製作システム。
  2. 【請求項2】 半導体集積回路の品種毎および緊急性毎
    に、費用と日数を属性とする半導体集積回路製作のコー
    スを格納した費用・日数データベース,半導体集積回路
    の品種毎・コース毎に、かつチップ完成日毎に予約可能
    数量を格納した予約データベースおよびクライアント毎
    に、注文,リリース,設計,製造の各状況を格納した設
    計製造データベースを備え、クライアントと連絡をとり
    ながら半導体集積回路製作上のデータ管理を行なうデー
    タ管理センターと、 クライアントからのリリースデータに基づいてクライア
    ントと連絡をとりながら半導体集積回路を設計し、該設
    計の成果であるレイアウトデータを出力する設計センタ
    ーと、 該設計センターまたはクライアントからリリースされ製
    造に使用される製造データに基づいて半導体集積回路を
    製造する製造センターとをインターネットを介して接続
    し、各センターは前記データ管理センターに備えられる
    各データベースの情報を使用しながらクライアントとの
    双方向通信によって半導体集積回路の製作を進めること
    を特徴とする半導体集積回路製作システム。
  3. 【請求項3】 半導体集積回路の品種毎および緊急性毎
    に、費用と日数を属性とする半導体集積回路製作のコー
    スを格納した費用・日数データベース,半導体集積回路
    の品種毎・コース毎に、かつチップ完成日毎に予約可能
    数量を格納した予約データベース,クライアント毎に、
    注文,リリース,設計,製造の各状況を格納した設計製
    造データベースを備え、クライアントと連絡をとりなが
    ら半導体集積回路製作上のデータ管理を行なうデータ管
    理センターと、 クライアントからのリリースデータに基づいてクライア
    ントと密接な連絡をとりながら半導体集積回路を設計
    し、該設計の成果であるレイアウトデータを出力する複
    数の設計センターと、 該設計センターまたはクライアントからリリースされ製
    造に使用される製造データに基づいて半導体集積回路を
    製造する複数の製造センターとをインターネットを介し
    て接続し、各センターは前記データ管理センターに備え
    られる各データベースの情報を使用しながらクライアン
    トとの双方向通信によって半導体集積回路の製作を進め
    ることを特徴とする半導体集積回路製作システム。
  4. 【請求項4】 前記データ管理センターは、前記予約デ
    ータベースおよび前記設計製造データベースを参照し
    て、前記設計センターまたは前記製造センターの増減を
    行うことを特徴とする請求項3に記載の半導体集積回路
    製作システム。
  5. 【請求項5】 前記データ管理センターは、クライアン
    トからの設計と製造,設計のみおよび製造のみの3つの
    注文形態に対応して、関係する前記データベースを使用
    することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれ
    かに記載の半導体集積回路製作システム。
  6. 【請求項6】 前記データ管理センターは、クライアン
    トによる前記費用・日数データベースおよび予約データ
    ベースを参照した予約を受け付けることを特徴とする請
    求項1ないし請求項5のいずれかに記載の半導体集積回
    路製作システム。
  7. 【請求項7】 前記設計センターおよび前記製造センタ
    ーは、作業の進捗状況を前記データ管理センターに報告
    し、または前記データ管理センターからの問い合わせに
    応じて報告することを特徴とする請求項1ないし請求項
    6のいずれかに記載の半導体集積回路製作システム。
  8. 【請求項8】 前記設計センターは、クライアントにお
    けるチェックのために前記レイアウトデータをクライア
    ントに報告することを特徴とする請求項2ないし請求項
    7のいずれかに記載の半導体集積回路製作システム。
  9. 【請求項9】 前記設計センターは、前記レイアウトデ
    ータ出力前の処理レポートがクライアントから常時チェ
    ックされることを特徴とする請求項1ないし請求項8の
    いずれかに記載の半導体集積回路製作システム。
  10. 【請求項10】 前記クライアントにおけるチェックの
    結果により、前記データ管理センターは当該注文の費用
    や日程を見直すことを特徴とする請求項8または請求項
    9に記載の半導体集積回路製作システム。
  11. 【請求項11】 前記データ管理センターは、前記予約
    データベースと前記設計製造データベースを参照し、予
    約可能数量と設計リソース,製造リソースを見なおすこ
    とを特徴とする請求項2ないし請求項10のいずれかに
    記載の半導体集積回路製作システム。
  12. 【請求項12】 前記設計センターから出力される前記
    製造データは、データ管理センターが受け取って前記製
    造センターに送付し、または所定の製造センターが直接
    に受け取ることを特徴とする請求項2ないし請求項11
    のいずれかに記載の半導体集積回路製作システム。
  13. 【請求項13】 前記設計センターまたは前記データ管
    理センターにクライアントからのリリースデータを保持
    する設計データファイル、前記製造センターまたは前記
    データ管理センターに前記設計センターまたはクライア
    ントからの前記製造データを保持する製造データファイ
    ルを備え、クライアントからの前記リリースデータの再
    送付を不要化したことを特徴とする請求項1ないし請求
    項12のいずれかに記載の半導体集積回路製作システ
    ム。
  14. 【請求項14】 前記インターネットと前記各センター
    間、および前記データ管理センターと前記各データベー
    ス,前記設計データファイル,製造データファイルとの
    間の回線を二重化したことを特徴とする請求項1ないし
    請求項13のいずれかに記載の半導体集積回路製作シス
    テム。
  15. 【請求項15】 前記各データベースと同一のデータベ
    ースが接続され、かつ前記データ管理センターと同一の
    動作をするミラーサーバを、インターネットに追加接続
    したことを特徴とする請求項1ないし請求項14のいず
    れかに記載の半導体集積回路製作システム。
  16. 【請求項16】 クライアントと前記各センターとの間
    はバーチャルプライベートネットワークを介して接続さ
    れ、前記各データベースがクライアントからアクセスさ
    れるときの接続認証を、クライアントに割り振られてい
    るID情報またはクライアントのマシン固有情報または
    クライアントのツールライセンス情報によって行なうこ
    とを特徴とする請求項1ないし請求項15のいずれかに
    記載の半導体集積回路製作システム。
  17. 【請求項17】 前記データ管理センターは、品種毎お
    よび緊急性毎に、半導体集積回路製作予約のキャンセル
    費用を格納したキャンセルデータベースを備えたことを
    特徴とする請求項1ないし請求項16のいずれかに記載
    の半導体集積回路製作システム。
  18. 【請求項18】 前記データ管理センターは、前記設計
    センターおよび前記製造センター毎に過去・現在の稼動
    実績および今後の稼動見込みを稼動数,リソース数およ
    び稼動率(稼動数/リソース数)で表示して格納したセ
    ンター稼動状況データベースを備え、現在または将来の
    稼動状況に応じて適切な設計センター,製造センターを
    割り振り、および予約可能数量の増減を行うことを特徴
    とする請求項1ないし請求項17のいずれかに記載の半
    導体集積回路製作システム。
  19. 【請求項19】 前記データ管理センターは、前記設計
    センターおよび前記製造センター毎に過去・現在の稼動
    実績および今後の稼動見込みを稼動数,リソース数およ
    び稼動率(稼動数/リソース数)で表示して格納したセ
    ンター稼動状況データベースを備え、現在または将来の
    稼動状況に応じて、複数製品の製造データをまとめて、
    1つのウエハーに複数製品を搭載するよう指示すること
    を特徴とする請求項1ないし請求項18のいずれかに記
    載の半導体集積回路製作システム。
  20. 【請求項20】 前記データ管理センターは、クライア
    ント毎・品名あるいは品種毎に、現在および過去の設計
    と製造の状況、特に設計・製造の注文数,再設計(不具
    合によるリワーク)発生数,予約のキャンセル率を格納
    した顧客別設計製造履歴データベースを備え、これらの
    データに応じて、設計・製造の値引き,再設計保険料,
    キャンセル料,キャンセル保険料を増減し、また予約制
    限,コース選択制限を行うことを特徴とする請求項1な
    いし請求項19のいずれかに記載の半導体集積回路製作
    システム。
  21. 【請求項21】 前記データ管理センターは、品種毎、
    緊急度毎に、再設計保険料およびキャンセル保険料を格
    納した保険料データベースを備え、規定回数までは再設
    計料およびキャンセル料を無料に、または値引きするこ
    とを特徴とする請求項1ないし請求項20のいずれかに
    記載の半導体集積回路製作システム。
  22. 【請求項22】 前記データ管理センターに、クライア
    ント・品種・版数毎に前記設計センターの出力データで
    あるレイアウトデータから抽出した設計データパラメー
    タと前記設計センターにおける設計ノウハウとを格納し
    た版数管理データベースを備え、製品に不具合が発生し
    たときには自動的に前版に戻し、また製品の性能や面積
    の見積りに使用することを特徴とする請求項1ないし請
    求項21のいずれかに記載の半導体集積回路製作システ
    ム。
  23. 【請求項23】 前記データ管理センターは、開発ツー
    ルの版数管理データベースを備え、クライアントと半導
    体メーカー側とで開発ツールの整合を図ることを特徴と
    する請求項1ないし請求項22のいずれかに記載の半導
    体集積回路製作システム。
  24. 【請求項24】 前記データ管理センターは、クライア
    ントから入力された要求価格,納期,性能,チップサイ
    ズを基に、各品種の仕様,前記費用・日数データベー
    ス,前記予約データベースおよび前記センター稼動状況
    データベースを参照して総合的に検討し、最適な品種や
    コースを見積もって当該クライアントに提示することを
    特徴とする請求項1ないし請求項23のいずれかに記載
    の半導体集積回路製作システム。
  25. 【請求項25】 クライアントに対して開発ツールや市
    販ツールの利用環境や使用環境を提供するCADセンタ
    ーを前記設計センターに設けたことを特徴とする請求項
    1ないし請求項24のいずれかに記載の半導体集積回路
    製作システム。
  26. 【請求項26】 前記設計センターは、バックアノテー
    ションデータ作成までを自動実行し、作成されたバック
    アノテーションデータを前記データ管理センター経由で
    クライアントに自動送付するとともに、バックアノテー
    ションデータ作成完了をクライアントに通知し、クライ
    アントからの該バックアノテーションデータ検証が合格
    の通知を受けると、マスクデータ生成とアートワークデ
    ータ検証を自動実行し、生成されたマスクデータとテス
    トパターンを前記製造センターに自動送付することを特
    徴とする請求項1ないし請求項25のいずれかに記載の
    半導体集積回路製作システム。
  27. 【請求項27】 前記半導体集積回路は、ASICであ
    ることを特徴とする請求項1ないし請求項26のいずれ
    かに記載の半導体集積回路製作システム。
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