JP2003535389A

JP2003535389A - 回路およびチップ設計で使用される電子コンポーネントの選択および取得のための自動化方法およびシステム

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Publication number: JP2003535389A
Application number: JP2001564044A
Authority: JP
Inventors: ウィリアム・エイチ・ロバートソン; ジェイムズ・エム・プリメール
Original assignee: ケイデンス・デザイン・システムズ・インコーポレーテッド
Priority date: 2000-02-28
Filing date: 2001-02-26
Publication date: 2003-11-25
Also published as: AU2001239890A1; HK1053713A1; EP1261925A2; CN1421014A; CN100424706C; TW511018B; CA2401565A1; CA2401565C; US6851094B1; WO2001065423A2; WO2001065423A3

Abstract

(57)【要約】電子コンポーネントに関する情報を得て管理し購入し取得するものであり、遠隔の部品データベースを含む。これはユーザのワークステーションで実行の図形化プログラムの使用のために多くの流動的部品を蓄える。ユーザが前記データベースに接続した時、利用可能な部品リストがワークステーションに表示される。実行中のアプリケーションへ導入のために部品を選とワークステーション及びローカルのデータベースにダウンロードされる。その情報は部品の機能性に関するデータにコンポーネントデータアイテム(供給者か分配者の情報等)を含む。部品が設計での使用のために選択された時、前記情報は設計者の構成と資格の部品承認プロセスへ転送される。多数の部品がある図形化プログラムでの設計から供給者/分配者情報を含むローカルに格納されたコンポーネント・データ・アイテムに基づき請求書が自動生成される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】（技術分野）発明の分野は、回路およびチップ設計で使用される電子コンポーネントの選択
および取得のための電子設計の自動化、より詳しくは自動化した方法およびシス
テムに関する。

【０００２】（背景技術）エレクトロニクス産業は、継続的に改善させる集積化回路、設計ツールおよび
検証ツールの援助を伴う更に進化した回路設計を産み出している。チップ設計は
、１チップにつき１万から１０万のゲートチップを含み、まもなく、１チップあ
たり１００万のゲートチップの域に入ろうとしている。

【０００３】電子システムは、伝統的に、スタンド・アローン、個々にパッケージ化された
チップの結合を用いて構築されており、それらは、プリント回路基板(PCB)上に
組み立てられ、そして所望の機能を得るために相互に接続される。

【０００４】市場は、設計者にプリント回路基板をより迅速にかつ効率的に開発するように
継続して推し進めている。設計速度および効率を増すための最近の傾向は、電子
回路ブロックまたはサブのシステムの再使用またはリサイクルを含み、それらは
、“バーチャル・コンポーネント・ブロック”または“IPs”(“Intellectual P
roperties”の頭字語)と呼ばれ、これは、これらのパッケージ化された回路ブロ
ックの商標上の性質を示す。

【０００５】バーチャルコンポーネントブロックのための設計がテストされ検証されると、
それは、他のアプリケーション(このアプリケーションはオリジナルのものと完
全に区別される)に再使用される。例えば、セルラーフォンASICのためのサブシ
ステムは、デジタル信号プロセッサや他のコンポーネントと同様にマイクロコン
トローラを含む。セルラーフォンのための設計後、サブシステムは、テストされ
検証され、それは(バーチャルコンポーネントブロックとして)例えば自動車への
アプリケーションとして再使用される。バーチャルコンポーネントブロックの設
計の再使用は、設計者に対してかき集めから全体の設計構築する場合よりもより
迅速な設計を可能にし、また、デバッグのテストおよび、バーチャルコンポーネ
ントブロックに適用されるサブシステムの検証の必要を排除する。

【０００６】プリント回路基板の設計を生成するために比較的技術が進歩したにもかかわら
ず、完全なる設計のための電子コンポーネントを取得し獲得するための方法は、
比較的原始的に留まっている。同時に、最初に新らしいタイプの製品を商品化し
た会社は、競争を超えた有利さをもつため、劇化した競争が、新製品を市場に出
す時間を短縮するために圧力を増す結果となっている。市場化への例え短い遅延
が、生産の成功の期間に重大なインパクトをもつことができる。

【０００７】コンポーネント情報をサーチし、かつ管理するためにこれまで使用されていた
方法は、重荷で非効率でかつ問題があった。非常に多くの貴重な開発時間が、電
子コンポーネント上のデータのサーチのために失われる。実際、少なくとも３０
％、おそらく８５％くらいの開発時間が、設計ではなく、むしろ電子コンポーネ
ントのサーチ、解析および追跡に消費される。

【０００８】設計者は、コンポーネントの情報、カタログまたはブローカーを得るために、
データシートおよびコンポーネントカタログの購入により、および供給元または
取扱い店に電話することにより、部品を伝統的にサーチしている。カタログはか
さばり、スペースを要し、熟読のために非効率である。更には、カタログはその
特性によって、静止したものであって流動的でないため、供給者または配給者の
製品への変更および追加は、直ちにはカタログに反映されず、一般には、メール
により設計者に運ばれる。この認知処理に時間がかかるだけでなく、メールサー
ビスは必ずしも信頼できず、そして、このような変更および追加は、必ずしも設
計者に達しない。設計者に届いても、それらは、誤って配置されたり、誤ってフ
ァイルしたり、紛失することもあった。更には、コンポーネントの価格データは
、典型的にしばしば変化し、そして、そのような価格変化は一般にはメールまた
は同様な他のアップデートのにより伝えなくてはならない。供給側から設計者に
電話により伝えられた口頭による情報は、同様に信頼できない。設計者は、情報
を理解できないか、不正確に書きとめたり、更には、そのような情報を供給する
人が正確に訓練されていないか、伝えるべき正確なデータを手元に持っていない
といった不確かさあった。

【０００９】コンポーネント情報をより便利に利用するために、電子部品の製造者、供給者
および販売者のいくつかが、インターネットを通じて利用できるコンポーネント
情報を作り、一般的には、そのような情報をウエブサイトに置く。しかしなが、
個々の部品に対するインターネットをサーチすることは、時間を消費し、かつ、
冗長な作業となる。更には、現在のサーチエンジンおよび方法手法は、非効率で
ウエブのスペース全体をカバーできず、設計者が設計時に都合よく使用できる部
品を提供する一つまたはより多くのウエフサイト含むことができないという結果
におちいる。加えて、供給者のおよび販売者のウエブサイト上の部品データは、
設計者がそのカタログを見てあるいはプリントされた資料を見た時、スクリーン
上でしばしば同じ様式で存在し、これにより、プリントされたカタログに対し、
有利な内容が無いと確信してしまう。

【００１０】設計者がこれらの種々のソースからコンポーネントデータを集めて管理した後
、その情報は、特定のコンポーネントの選択が可能なように管理されなくてはな
らない。このコンポーネントデータが多数のソースから集められた時、そのデー
タを有用なように組織化することは困難である。更には、選択を容易とするため
に、マトリックスや、多数の部品を比較する他の分析目的を生成することは時間
を消費し、非効率である。

【００１１】コンポーネント管理の問題は、部品の選択で終わらない。設計者が電子コンポ
ーネントを選択した後、回路設計図に参照されなければならない。図の生成およ
びキャプチャーに対して市場で利用できる多くのプログラムがあるが、そのよう
なプログラムは、典型的にシンボルや足型のデータの手動入力に頼っている。例
えば、もし設計者が演算増幅器をより大きな設計として選択したなら、彼(また
は彼女)は、図形化のプログラムにおいて、演算増幅器に対するシンボルを手動
で生成しなくてはならない。一般に、図形化プログラムは、グラフィック志向で
ある。そのため、設計者は、演算増幅器のシンボルを図形化プログラム内で選択
し、そして、図形化プログラム内でモデル化した回路内へ移動する。しかしなが
ら、各シンボルに関係した情報は、典型的に登録商標である。図形化プログラム
は、どの特定の部品が使用されるかを知る方法が無いので、そのような情報は、
通常、シンボルにより表された部品のタイプの情報に制限され、設計者により選
択された特定の部品に関する特定のデータを含むことはできない。特定のコンポ
ーネント情報は、一般に図形化プログラムへ手動によって入力され、このことが
時間の浪費および冗長な仕事となる。

【００１２】価格つけおよび獲得は、コンポーネントの管理の別の様相となる。これは、設
計者に対し、常に非効率で時間浪費する。設計を製造するに先立ち、回路設計で
使用された部品は、典型的に、材料の請求書(BOM)にリストされている。そのBOM
は、一般に、使用されるべき特定の部品およびそれらの量に関する情報を含む。
部品を購入する前に、BOMは、許可プロセスを通じて置かれ、そこで、BOM上の部
品の使用が経済的であるかかが決定される。多くの会社は、好ましい部品製造業
者または割引が得られる好ましい販売者を持つ。そのため、設計者が設計プロセ
スの間に選択する一つまたはより多くの会社は、その会社にとって好ましいコン
ポーネントでないかも知れない。コンポーネントのコスト節約のために、設計者
はしばしば好ましいコンポーネントを利用するために設計の変更が要求される。
このような変更は、別の設計時間および再労働が必要になる。もし、設計者が新
しい部品を使用することが許可されたなら、最初に認証しなければならないが、
その認証プロセスは、重荷で事務的で冗長で、市場投入へ全体の時間が長引く。

【００１３】電子コンポーネントの別の態様は、設計に用いるコンポーネントの記録および
制御の配置を含む。長くかつ複雑な設計プロセスの間に必然的に起こるような、
いくつかの設計の繰返し、部品変更または他の変更があるとき、各変更の詳細な
記録は、開発チームのしばしば高い優先度でなく、特に、設計の完成に関する他
の圧力が開発チームの焦点を吸収する場合がそうである。更には、制御の配置で
設計者により浪費された時間は、設計を行う手順の見地から必然的に浪費される
。この結果、記録および配置の制御は、設計過程において、および非効率につな
がり、そして、いずれの出来事においても、多くの開発者による因習的な時間浪
費の仕事が観察される。

【００１４】電子コンポーネントに関する情報を管理での別の問題は、設計の図形化へもっ
くる部品データの不確かさである。上述したように、回路設計者は典型的に、多
数のソースを通じて、データシート、部品カタログ、上位のウエブサイトおよび
見本市のパンフレットのごとき、電子コンポーネントに関する情報を探し、そし
てまた、部品情報を得るために供給者に電話をかける。しかしながら、この情報
のたいていは、回路設計への最大の有用さの形態では利用できない。設計者が部
品を選択した後、前記部品に関する特定のデータは、設計者の図形化設計ツール
で利用でき形態に書き替えられ、その際には前述したように実質的な手動による
データ入力を伴う。そのデータの手入力は、非効率で、それ自身が入力時に印刷
上のエラーにつながる。特に、開発設計者の中で熟練したタイピングまたはデー
タ入力に卓越していない場合に起きる。更に、部品データが、データシートや部
品カタログのような信頼あるソースから得られず、むしろ、供給者への電話中に
書きとめた急ぎの記録や、他の設計者からのｅメールメッセージのような信頼性
の低いソースしか得られないときは、エラーの見込みは、更により現実的となる
。些細なミスによるエラーや他の人によるエラーは、隔離されず、全体の設計時
に突出的に発生する。

【００１５】不正確な部品データの入力は、元の設計に対して再設計および再作業につなが
る。特定のコンポーネントに対する不正確なデータの入力は、それに直接接続さ
れた他のコンポーネントのみならず、それの上位および下位にある他のコンポー
ネントにも影響を与える。例えば、他の部品の設計に携わる他の設計者は、その
不正確なデータを頼ると、偶然によるエラーが他の部位の設計に導入される。設
計変更、それが小さいものでも、重大な結果となり、正確に入力および記録され
ない場合には、予期しない下位に影響を与える。

【００１６】コンポーネントの情報管理に関する他のエラーのソースは、不正確な部品の認
識である。典型的に、回路設計で用いた部品は、確認され、独自の部品識別子に
より接続される。もし、部品識別子が不正確に回路に入力されたなら、または回
路内の識別子を替えることなく、設計者により、部品が変更されたなら、不都合
な部品が購入される。そのようなエラーは適した時間内に捕捉できないなら、正
しくない部品が伝えられた後、調達プロセスは適切な部品から再び始まるに違い
なく、市場への非常にきつい時間をもつプロジェクトへの承諾しがたい量の遅延
を加える。同様に、設計者がコンポーネントに対する正確な部品番号を入力する
かもしれないことはあり、また、正確な足型プリントデータを入力しないかも知
れない。不正確な足型データは、不正確なピン番号、不正確なピン間隔、誤った
パッケージサイズ、および誤ったパッケージ技術(例えば、表面マウント対スル
ーホールパッケージ)につながる。エラーのある足型プリントデータは、もし、
プリント回路基板にキーとなるコンホーネントに対した不充分なスペースしか残
されていないなら、プリント回路基板の完全な再設計を強いる。これらのエラー
は累積的に現われることがあり、動作する製品を作成するのに負担を増す。その
ようなエラーは、決断する時間を要求し、全面的な設計を市場に出すには著しい
時間増となる。再作業が要求された時、つまり、すなわち、製作中のプロトタイ
プか実際の製品が設計変更により物理的に再構築される時、再設計のための時間
および費用が増加する。

【００１７】現在のコンポーネントの調達および管理プロセスに関する別の問題は、新しい
余分なコンポーネントを、会社の材料管理システムへ不必要に導入することにあ
る。多くの会社は、材料のリソース計画(MRP)用ソフトウェアを持っている。ほ
とんどのMRPシステムは、設計を巧みに計画実行するためにではなく、機能の製
造および購入のために設計されている。これらのMRPシステムは、典型的には部
品番号によって識別された極めて大きい部品番号を含み、部品の調達を購入して
、部品の承認、購入および調達を促進する意図で利用される。しかしながら、MR
Pシステムは、エンジニアが設計を実行することを要求する詳細な明細データの
タイプを一般に含んでいないので、エンジニアは、適切な部品を見つけるために
はMRPシステムでのデータを容易に検索することができない。例えば、設計者は
、５０オームの抵抗のある抵抗器を要求するかもしれない。現在のMRPシステム
は、抵抗のような基準による計画に基づき、設計者がそのような部品を検索し見
つけることを許可していない。したがって、設計者は、会社で現在利用されてい
る標準部品のすべてに対し容易に認知することができない。その結果、既存の部
品を再使用するのではなく、デザイナーは新しい部品を導入するかもしれない。
会社の資産目録の重要な割合(例えば20％から40％まで)が複製の部品であること
を研究が示しているため、これは事業上の見地から不経済である。新しい部品が
開発設計チームによって選択されたが、資産目録中にある部品が都合よく仕事を
実行する時、追加的な資産目録が作成され、追加コストを招き、そして非能率な
結果となる。資産目録システムへ新しい部品を導入することは、常に高価かもし
れず(例えば30,000ドルまで)、また、資産目録システムで維持するためには、同
様に全く高価になりえると(例えば1年当たり約10,000ドル)、研究結果が出てい
る。さらに、新しい部品および供給者の承認および資質管理は時間を消費し退屈
である。したがって、会社のMRPシステムの中でエンジニアがあらかじめ良いと
された部品を使用しないことは、生産および消費者への、したがってより高い製
品原価の著しいコスト増加に帰着する。

【００１８】（発明の開示）（発明が解決しようとする技術的課題）コンポーネントの調達に関係する別の問題は、ストック外の部品のプロトタイ
プの遅れであるす。電子設計にコンポーネントを選ぶ場合、開発者は典型的には
準備期間を要因と見なす。出荷への時間が短く、いくつかのコンポーネントが比
較可能な場合、最短の時間で供給することができるものが典型的には選ばれる。
短い準備期間は、全面的に売買する時間スケジュールに対して最小の脅威となり
、より安全な開発選択となる。しかしながら、コンポーネントのための準備期間
は、時間とともに著しく変化する。すなわち、設計プロジェクトの初めに開発者
に示された準備期間は、その部品が購入されることになっている数か月後には本
質的に異なっているかもしれない。これは、例えば、コンポーネントの需要の増
加、コンポーネントを作り上げるために利用される原料の不足あるいは、コンポ
ーネントのメーカーの設備に打撃を与える地震あるいは火災のような災害を含む
様々な理由で起きる。したがって、例えば、部品の選択時に２週間の提出の準備
期間の部品は、生産時に３０週間の準備期間となることもある。さらに、設計者
(特に無経験のもの)が、設計時に与えられたコンポーネントの準備期間を考慮し
なかったことにより、そのようなコンポーネントが利用可能でない場合に、製造
中に驚きになることが潜在的にある。新しいコンポーネントおよび異なるコンポ
ーネントが準備期間の困難さを克服するために選ばれなければならないかもしれ
ないので、準備期間の変化はしばしば概要に変化を引き起こす。そのような概要
の変更および設計変更は非能率的で、時間の浪費、製品の導入遅延および、上述
したような追加の問題を招く。設計者による、個別のソースからの有用なコンポ
ーネント情報へのアクセスを改善することが有利である。コンポーネント情報を
、回路設計者に対して最大に有用となる形式で提供することはさらに有利である
。信頼でき最新で、回路設計への変更が行なわれる場合に自動的に変更まては更
新されるコンポーネント情報を提供することはさらに有利となる。回路設計の中
で使用されるコンポーネントを効率的に獲得する方法およびシステムを提供する
ことはさらに有利となる。

【００１９】（その解決方法）この発明は、その情報を管理し、かつかつ、電子コンポーネントについての情
報を都合よく得て、その情報を管理し、および／または購入し、そして電子コン
ポーネントを取得するためのるための方法およびシステムを様々な好ましい実施
例中で提供する。１つの実施例では、そこに示されるように、ユーザは、１つ以
上の別個のデータ・ベースに格納されたコンポーネントデータにリンクされた図
計化プログラムを通じてコンポーネント情報を管理する。むしろ、コンポーネン
トデータの少なくともいくつかは、インターネットのような、電子ネットワーク
が分布した広域エリアを通して、図形化プログラムにアクセス可能な遠隔の部品
データベースに格納される。そのような実施例では、図形化プログラムは、好ま
しくは、データ・ベースに格納された電子コンポーネント(足型プリントやコス
トおよび有効性のような)に関係するデータを表示する。コンポーネットデータ
は、サーチを容易にするためおよびコンポーネント間での比較を容易にするため
に、標準化されたフォーマットで格納されてもよい。

【００２０】ここに開示した別の実施例では、遠隔の部品データ・ベースは、データベース
自身で時々修正に供される“流動的な部品”の形態でコンポーネント情報を格納
する。ユーザは、遠隔の部品データベースからの電子コンポーネントを表す流動
的な部品を得て、そして、コンピュータ上で実行する図形化プログラムを通じて
設計での流動的な部品を用いる。その流動的な部品は、一つ以上の実施例におい
て、スクリーン上でリストされた利用できる部品から図形化プログラムを通じて
設計の中へ置くことにより、設計の中に置かれる。利用可能に部品をスクリーン
上にリストすることは、遠隔の部品データ・ベース上の少なくとも部品に基づく
かもしれない。１つ以上の実施例では、流動的な部品は、全面的な設計の標準コ
ンポーネントとして、図形化プログラム内で機能する。別の態様では、流動的な
部品が図形化に挿入された時、流動的な部品によって表わされるコンポーネント
に関するデータは、その流動的な部品にリンクされたローカルのデータ・ベース
に挿入されてもよい。そのようなデータ・アイテムは例えば、メーカー、コンポ
ーネントおよびコンポーネント(コンポーネント・タイプおよび例えば足型プリ
ントのような)についての明細データの製造者および／または販売者を含んでも
よい。

【００２１】ここに示されるような別の実施例では、設計に挿入された流動的な部品は、１
つ以上の外部データ・ベース(これを通じて、流動的な部品によって表わされた
コンポーネントに関する情報は要求時、得られるかおよび／又はアップデートさ
れる)へのリンクを保持する。そのような最新版は、図形化プログラム、ローカ
ルのデータ・ベースあるいはユーザーが、遠隔のデータベースから図形化プログ
ラムまたはローカルのデータベースへ能動的に回収するタイプ、あるいは、ユー
ザーまたは図形化プログラムにより、開始または介在を必要とすることなく、外
部データベースがアップデートされたデータを図形化プログラムまたはローカル
のデータベースへ送信するタイプである。

【００２２】別の実施例では、流動的な部品がユーザの図形化プログラムに入れられた場合
、流動的な部品もまたユーザの部品承認システムに自動的に入力される。

【００２３】更に別の実施例では、設計で利用された流動的な部品のリストを含んでいる用
品の電子請求書およびそれらの量が自動的に生成される。用品の電子請求書は、
これらの部品(例えばそれらの承認ステータスおよび残務時間のような)に関する
現在のコンポーネント情報を提供するために、ローカルな、または遠隔のデータ
・ベースにリンクされてもよい

【００２４】（発明を実施するための最良の形態）さらなる実施例、変化、修正および増強もここに記述され、図面の中で例証さ
れる。１つ以上の実施例ではここに記述されるように、便利なように電子のコンポー
ネントに関する情報を得て、その情報を管理し、または電子コンポーネントを購
入し取得する方法、およびシステムが提供される。

【００２５】チップ設計者は、しばしば設計プロセスの援護するために、かつプロトタイプ
の作製または生産に先立ち、チップ設計のシミュレーションを許可する電子系CA
D(EDA)ソフトウェア・ツールを使用する。EDAソフトウェア・ツールを使用する
チップ設計は、それによってチップ設計が徐々に完成される、反復するプロセス
を一般に含む。典型的には、チップ・設計者は、求められるような回路設計の部
品を表示するために一般に高品質グラフィックス能力があるコンピューター・ワ
ークステーションで情報を入力することにより、回路を構築する。統制の行き届
いた設計方法論は一般に、Verilog(登録商標)またはVHDLのようなハードウェア
記述言語(HDL)を例えば用いて使用される。それによってデザイナーは、階層的
に機能的なコンポーネントの回路を定義し、次に、ますます小さなコンポーネン
トへ各コンポーネントを分解することにより、集積回路を作成する。

【００２６】集積回路の様々なコンポーネントは、それらの機能的な動作および適切な入力
および出力によって最初に定義される。設計者は、さらにフロアプランニング・
ツールを使用して、に回路中のコンポーネントの配置に関する基本的な組織情報
を供給する。これらの設計状態の中で、設計者は一般に相当な階層的情報を用い
て回路を組み立てて、そして典型的には設計の中に本質的な規則性を提供する。

【００２７】 HDLあるいは他のハイ・レベルの記述から、実際のロジック・セルの計画は、
ロジック合成(これは回路の機能的な記述を特定の回路設計に変換する)によって
典型的に決定される。その後、ロジック・セルは「置かれ」(つまり回路レイア
ウトでの与えられた特定の対座標位置)、「ルート化」(つまり、設計者の回路定
義によってともに配線されるか接続される)される。配置およびルート化のソフ
トウェア・ルーチンは、それらの入力として、ロジック合成プロセスによって生
成された、平面化されたネットリストを一般に受け取る。この平面化されたネッ
トリストは、目標の標準セルのライブラリからの特定のロジック・セルの実例を
識別し、そして、特定のセルからセルへの接続について記述する。

【００２８】データパスの配置およびルート化に重点を置いた、特別のチップ設計プロセス
の別の説明は、例えば参考として例示した米国の特許5,838,583の中で完全に述
べられている。

【００２９】図１はここに記述されるような様々な実施例に関して使用されるかもしれない
コンピューター・システムのブロック図である。図１の中で示されるように、コ
ンピューター・システム100は、ディスプレイ191および様々な入出力の装置192
に接続されたコンピューター110を含む。コンピューター110は、システムの速度
と処理の必要条件を満たすのに十分な量の中の作業領域(例えばRAM)と同様に１
台以上のプロセッサー(示されていない)を含んでもよい。コンピューター110は
例えば、サンタクララ(カリフォルニア)のサンコンピュータ社から営利上利用可
能なSPARC(登録商標)ワークステーションまたは他の適したコンピューターを含
む。

【００３０】コンピューター110は、１つの実施例では、データパスフロアープランナー12
0、データパスプレーサ(位置決め機)130、およびスペースルート化見積もり機1
40を含む格納プログラムコードを含む。データパスフロアープランナー120は、
データパス機能の決定、データパス領域および回路設計者による対話型のフロア
プランニング動作の目的のためのこれらの上の拘束および、データパス130の位
置決め動作の制御を与える。データパスプレーサー130は、回路設計者による定
義された制約に基づき、データパス領域内でのデータパス機能の位置決めと、各
データパス機能内でロジックセル例の位置決めを決定する。スペースルート化見
積もり機140は、データパス機能をルート化するために要求されたルート化スペ
ースを見積もり、データパスプレーサー130によりそのような機能の位置決めが
与えられる。

【００３１】前述のシステム・コンポーネントのサポートに、チップフロアープランナー15
0、全体／詳細のルーター160、標準セルプレーサー170、ロジック合成器180およ
びHDLエディター190が有意義に用いられてもよい。チップフロアープランナー15
0、全体／詳細のルーター160、標準セルプレーサー170、ロジック合成器180およ
びHDLエディター190の動作は、一般的で、これらのシステムコンポーネントの設
計は、電子系CADの分野で公知である。これらのシステムの商業利用の例は、Pre
view、Cell3、 QPlace、SynergyおよびVerilog(いずれも登録商標)である。コン
ピューター110も、信号のレイアウトの計測のためにバランスのとれたＨ−トリ
ーの構築を助けるための様々なツールが備えられてもよい。そのようなツールの
、あるいはそれらの一般的な機能性の例はその後述べる。

【００３２】コンピューター110は、先のシステム・コンポーネントが接続するレイアウト
・データ・ベース195を提供する、大容量記憶装置(例えば磁気ディスクあるいは
カートリッジ記憶装置)にむしろつながれる。レイアウト・データ・ベース195は
EDIFデータ・ベース標準を使用して構築されてもよい。コンピューター110は、
回路設計での使用に利用できる電子コンポーネントの特性を指定する一つ以上の
コンポーネントライブラレ(不図示)を含む大容量記憶装置を含むか、それに接続
されてもよい。

【００３３】さて図２を参照すると、レイアウト・データ・ベース195に格納された実際の
回路設計データによって表わされてもよい、単純化された集積回路200の概略図
が示される。実際のより現実的な集積回路設計では、集積回路200ははるかに複
雑になる。しかしながら、図２は実例の目的に役立つ。そこに示されるように、
集積回路200は、多くの制御領域201、データパス領域203およびメモリ205を含む
。様々な制御領域201、データパス領域203およびメモリ205は、一般に多数のビ
ットにまたがるデータバス207で相互連結される。各データパス領域203は多くの
データパス機能209を含んでもよい。データパス機能209は、データバス207から
利用可能なビットのうちのいくつかあるいはすべてを利用してもよい。データパ
ス機能309は、データバス207によって渡された信号またはロジックの変形のいく
つかの形態を可能にする多くのセル例(INST)215を含んでもよい。データパス機
能209内のセル例215は、一般に、データパス機能209上に運ばれたデータ上で作
動する。

【００３４】レイアウト・データ・ベース195の図中で表わされるように、集積回路200は多
くの実例および多くのネットで構成される。ネットは各実例上の関連させるピン
によって、多くの実例を相互に連結させる。

【００３５】図３は、上に記述したように回路抽象の様々なレベルのうちのいくつかを例示
した回路設計のための、一般的なプロセス・フローを示す。図３の中で例示され
るように、HDLファイルあるいは他のハイ・レベルの機能な記述の形をしている
レジスタ転送ロジック(RTL)ファイル301は、コンパイルプロセス303(これは典型
的にはロジック合成のある形式を含んでおり、回路の機能的な記述を、ネットリ
ストファイル304の形態で格納されてもよい特定の回路形成に変換する)を経験す
る。コンパイルプロセス303の一部として、一般にコンポーネントライブラリ306
が参照され、それは、どんなタイプの設計コンポーネントが利用できるかについ
ての情報および、それらの機能的な接続を決定するために必要なこれらの設計コ
ンポーネントの特性を格納する。このプロセス段階では、回路設計の中で使用さ
れるコンポーネントの数を最小限にするために、ある試みが回路最適化でなされ
てもよい。以前に注記したように、ネットリストファイル304は、目標スタンダ
ード・セルライブラリからの特定のロジック・セル例を一般に識別し、セルから
セルへの特定の接続について記述する。

【００３６】図３の中で示される物理的な設計プロセス309の適用によって、その後、ネッ
トリストファイル304のロジック・セルは配置されてルート化され、レイアウト
・ファイル310を生じる。物理的な設計プロセス309はエリア最小化の努力を含む
。コンポーネントライブラリ306は、ネットリストファイル304の中にあるかねし
れないコンポーネントのゲートおよび他のサイズに関する情報を得るためにこの
プロセス段階の中で利用される。

【００３７】レイアウト・ファイル310から、検証プロセス312は実行されてもよく、更に図
３に示したように、例えばGDSllまたはCIFフォーマットでのマスク・ファイル31
5に帰着する。マスク・ファイル315は鋳造所に供給されてもよい。そのファイル
は、鋳造所が実際の集積回路をそこから製造することを可能にするための十分な
情報を含む。

【００３８】さて図４を参照すると、インターネット450のような広域分散型電子ネットワ
ークを通じて電子コンポーネントを選択し購入するための、コンポーネントの選
択および調達システム400の好ましい実施例のハイ・レベルの概略図が示されて
いる。図４の中で示されるように、ユーザ・ワークステーション403(例えば図１
に示されるようなコンピューター110)は、インターネットアクセス用の標準クラ
イアント・ソフトウェア、あるいはインターネットへのアクセスの達成のために
ルーター426を持っているローカル・エリア・ネットワーク(LAN)425を通じてイ
ンターネット450に接続されてもよい。図示の目的のために図４では２台のユー
ザ・ワークステーション403が示されているが、コンポーネントの選択および調
達システム400(支援するハードウェアの制限に従う)の一部として、ハードウエ
アのサポートの制限に依存して、任意の台数のユーザ・ワークステーション403
が用いられてもよい。ユーザ・ワークステーション403は、例えば、ここで更に
述べるような、部品選択ソフトウェアのツールおよび関連したツールにより提供
される付加的な機能性を有する図形化設計または図形化キャプチャープログラム
のような、図形化プログラム404を実行してもよい。ユーザ・ワークステーショ
ン403は、ローカル・エリア・ネットワーク425あるいはその他通じて、リソース
設計用データ・ベース410および開発用設計データ・ベース412を含むローカルの
データ・ベース415に好ましくは接続される。コンポーネントの選択および調達
システム400は、遠隔の部品データ・ベース402(これは例えばウェブサーバ409に
よってインターネット450に接続される)を追加的に含む。遠隔の部品データ・ベ
ース402は、ユーザ・ワークステーション403からの物理的な見地からむしろ分離
され、そしてユーザのワークステーションおよび設備から離れたサイトに設置さ
れるので、遠隔の部品データ・ベース402はそのように呼ばれる。その遠隔の部
品データ・ベース402は、好ましくは例えば多くのプロバイダ(例えばオラクル株
式会社)のいずれかから商業上利用できるタイプのリレーショナル・データベー
スである。

【００３９】遠隔の部品データ・ベース402は、流動的な部品460の類別で占められます。好
ましい実施例では、個々の流動的な部品460は特定の電子コンポーネントを表わ
します。例えば、特別の流動的な部品460は特定のタイプの抵抗器を表わすかも
しれない。他の流動的な部品460は他のタイプの抵抗器、あるいはフィールドプ
ログラム可能なゲート・アレイ(FPGA)、マイクロプロセッサー、コンデンサー、
ダイオードあるいは他の電子コンポーネントのような例えば異なるタイプの電気
的なコンポーネントを表わすかもしれない。個々の流動的な部品460は、特性お
よびコンポーネント要素の挙動のモデリングを含む。個々の流動的な部品460は
、図形化プログラム404内の適切な機能性を提供するために、電子模型か回路設
計のエレメントとして構築されます。特定の図形化プログラム404が、図形化プ
ログラム404内に抵抗のコンポーネントの機能を与える挙動特性をモデリングで
きる限り、例えば抵抗を表す流動的な部品460は、図形化プログラム内の抵抗コ
ンポーネントの機能を与える挙動特性のモデリングの１組を含む。流動部品460
は、Capture(登録商標)のごとき特定の図形化プログラムを備えた使用のために
最適化されてもよく、そして異なるバージョンの流動部品460が、異なったタイ
プのまたは分岐の図形化プログラム404を備えた使用に対して備えられてもよい
。各流動部品460もまた、上述したように、流動部品４６０に関係する１つ以上
のコンポーネントのデータアイテムに関係する。例えば、そのようなコンポーネ
ントのデータ・アイテムは、設計者にとって有用かもしれないメーカー、部品番
号、有効性、電子特性、入力の番号、出力、ピンあるいは他の特性を含んでもよ
い。挙動特性のモデリングおよびコンポーネントデータの両方は、遠隔の部品デ
ータ・ベース402にともに格納されてもよい。

【００４０】コンポーネントの選択および調達システム400は更に１つ以上の遠隔の供給/分
配者データ・ベース482(その各々はインターネット450を通じて例えばウェブサ
ーバ489に接続するユーザ・ワークステーション403からのアクセスを許可する)
を含む。各供給/分配者データ・ベース482は、遠隔の部品データ・ベース402に
格納された、流動的な部品460に関係する情報を含んでいる１つ以上の部品レコ
ード480を格納する。代替の実施例では、供給/分配者データ・ベース482は、ア
プリケーションプログラムを通じて遠隔の部品データ・ベース・ウェブサーバ40
9にてアクセスされてもよい。そのサーバーは、利用可能な随意の通信媒体(ダイ
ヤルアップ接続、専用の電気ライン、ケーブルまたはT-1通信・ライン、光ファ
イバーライン、無線通信チャンネルまたは二つの端点を電気的に接続する他のい
ずれかの手段)を通じて、遠隔の供給/分配者データベース482へ直接の電子接続
が確立されてもよい。しかしながら、以下の議論では、遠隔の供給/分配者デー
タ・ベース482がインターネット450を通じてアクセス可能な、好ましい形態に注
目する。

【００４１】図５を参照すると、電子コンポーネントを選択し調達するためのプロセス・フ
ロー600が示されており、それは、図４の中で示されたコンポーネントの選択お
よび調達システム400に関連して実行される。好ましい実施例では、コンポーネ
ントの選択および調達プロセス600は、ステップ602にて図形化プログラム404の
起動で開始される。限定ではなく例として、図形化プログラム404は、ポートラ
ンド(オレゴン)のOrCad社から営利上利用可能なCapture(登録商標)のパッケージ
・ソフトを含んでもよい。図形化プログラム404は、さらに、より大きなツール
のパッケージの一部または図形化の設計および分析を可能にする他のいずれかの
ソフトウエアープログラムとして、図式の構築またはキャプチャーを許可するソ
フトウエアプログラムを含んでもよい。その図形化プログラム404は、以前に注
記したように、ユーザ・ワークステーション403(これは、回路設計か開発会社の
設備に典型的に位置する)上で実行する。

【００４２】コンポーネントの選択および調達プロセス600の次のステップ604では、ユーザ
・ワークステーション403が遠隔の部品データ・ベース402に接続される。ユーザ
・ワークステーション403および遠隔の部品データ・ベース402からの接続は、広
いエリア分散型ネットワーク(例えばインターネット450)によってむしろ遂行さ
れる。インターネット450は、遠隔の部品データ・ベース402に図形化プログラム
404を接続するための比較的安く便利な手段を特に提供する。もしローカル・エ
リア・ネットワーク425に接続されれば、ユーザ・ワークステーション403は、ル
ーター426によりインターネット450を通じて、ローカル・エリア・ネットワーク
425に接続されたの遠隔の部品データ・ベース402への接続を確立する。インター
ネット450を通じての接続を実行するための機構当業者には公知である。二者択
一で、遠隔の部品データ・ベース402にユーザ・ワークステーション403を接続す
るために専用線あるいは他の直接の接続を利用することができる。

【００４３】次のステップ606では、１組の流動的な部品が、ユーザが熟読するためにユー
ザ・ワークステーション403で表示される。１つの実施例では、流動的な部品460
は、グラフ的にもしくはシンボルの形態でユーザ・ワークステーション403のス
クリーンに表示され、タイプ(例えば抵抗器、コンデンサーなど)および値によっ
て組織されるか、グループ化される。例えば、キャパシタンスのある範囲中のコ
ンデンサーはすべて単一のカテゴリーの中でひとまとめにされてもよい。流動的
な部品460に関係する情報は、階層メニューフォーマットで与えられ、例えば最
も高いメニュー・レベルでトップレベルのカテゴリー(例えばコンポーネント・
タイプ)のリストおよび第２のメニューレベルでコンポーネント値が与えられる
。代替具の実施例中では、コンポーネントのために記号またはグラフ式の表示を
使用するのではなく、流動的な部品460の本文によるリストが、ユーザ・ワーク
ステーション403のスクリーンに表示されてもよく、ユーザーは例えば、ユーザ
・ワークステーション403のキーボード上の矢印キー、あるいはコンピューター
・マウス、タッチ・スクリーンあるいはスクリーン・オプションを通じた指標の
ためのあらゆるタイプの機構を用いてリストをスクロールしてもよい。

【００４４】ユーザがユーザ・ワークステーション403で表示された流動的な部品460を見た
場合、その流動的な部品460に関連したデータ・アイテムは、好ましくは、それ
のグラフィックのまたはテキストの表現と共に表示されます。１つの実施例では
、例えば、流動的な部品460は、ユーザがそれらをスクロールした時に一時的に
強調され、そして現在の強調された流動的な部品460用のデータ・アイテムが、
流動的な部品460の次に表示されるか、あるいは特定のスクリーン・エリアで表
示される。これとは別に、流動力部品460に関連したデータ・アイテムは、ユー
ザ・ワークステーション403のスクリーン上の特定の位置をクリックするか、そ
のような動作と類似した動作を実行することにより、ユーザに利用可能な他のス
クリーン上で利用できるようにしてもよい。流動的な部品460に関連したデータ
・アイテムを表示するための様々な方法が可能で、当業者には公知である。ユー
ザが利用可能な流動的な部品460、およびむしろそれに関連したデータ・アイテ
ムをなんとかして見ることができる限り、ユーザが流動的な部品460を熟読する
ことを可能にするグラフィカル・インターフェースの性質は重要ではない。

【００４５】好ましい実施例では、ユーザーは、ある所望の特性(例えば特定の抵抗価値が
ある抵抗器)を有する電子コンポーネント探すために、遠隔の部品データ・ベー
ス402の検索を行うこともできる。標準のデータ・ベース検索ツールはこの目的
のために利用されてもよい。ユーザは、例えば対話式にユーザ・ワークステーシ
ョン403でコンポーネント・タイプ、希望の値(あるいは値の範囲)、および他の
卓越した情報か特性を入力し、そして、遠隔の部品データ・ベース402の検索を
始めてもよい。探索結果はユーザ・ワークステーション403に返され、表示され
、最初に表示された流動的な部品をリストした時と同じ方法で、ユーザが検索結
果を熟読することを可能にする。

【００４６】ユーザが検索を行なっても行なわなくても、それらのうちのどれでもユーザの
回路設計に有益かどうか決めるために、ユーザは表示された流動的な部品460を
拾い読みしてもよい。設計者および(または)特別の図形化設計に関する他のアイ
テム間のプロフィール情報は、遠隔の部品データ・ベース402のユーザープロフ
ィールに格納され、そして、適切な電子コンポーネントの選択を助けるために使
用されてもよい。同様に、同様の設計を持つ他の設計者に関するメトリクス(作
詩法)・データはメトリクス・サーバーに格納され、適切な電子コンポーネント
の選択を助けるために使用されてもよい。そのようなプロフィール化およびメト
リクスのルーチンの使用は、一般に譲渡され共に未決定の米国特許出願 09/514,
757番(Attorny事件247/237)により非常に詳しく示されており、あたかも完全に
ここに述べられるかのように参照によってこれによって組込まれて、同時にこれ
とともにファイルされた。

【００４７】流動的な部品460用の種々様々のデータは、遠隔の部品データ・ベース402を熟
読しているユーザに利用可能になるようにしてもよい。コンポーネント値に加え
て、例えば、流動的な部品460用の足型データも、好ましくは格納され関連され
る。足型データは一般にサイズおよび形、従ってプリント回路板のエリアを示し
、設計に供された時、与えられたコンポーネントは取上げられる。別の実施例に
よれば、流動的な部品460に関係する付加的な情報は、データ・シート(あるいは
そのようなデータ・シートが見つかる供給者ーまたは分配者のデータ・ベース48
2へのリンク)、アプリケーションノート(これらはコンポーネントを利用する有
用な適用および設計配置について開発者に指示する)、シミュレーションモデル
、タイミング・モデル(TDMLモデルのような)、および信号の完全性をシミュレー
トのためのモデル(IBISモデルのような)を含んでもよい。一つの実施例では、ユ
ーザーが特定の流動的な部品460を見ることを望むデータのタイプを選択するた
めのメニューオプションがユーザーに与えられる。遠隔の部品データベース402
はその後、ユーザーのリクエストに呼応して要求した情報を、ユーザーのワーク
ステーション403での表示のために送信する。その遠隔の部品データベース402は
、ユーザーのワークステーション403へ、ハイパーのテキストマークアップのラ
ンゲージ(ＨＴＭＬ)、または他の適したフォーマットで送信する。

【００４８】次のステップ608にて、ユーザが、図形化プログラム404へ配置にふさわしい流
動的な部品460を見つけた場合、ユーザは、様々な方法(当業者には周知)のうち
のいずれかにより、前記流動的な部品460を選択する。また、ユーザが流動的な
部品460をなんとかして選択することができる限り、グラフィカル・インターフ
ェースの正確な特性は重大ではない。例えば流動的な部品460がグラフィカルな
形態でユーザーに表示される１つの実施例では、ユーザは、そのシンボルかテキ
ストによるエントリーをコンピューター・マウスを使用してクリックすることに
より、特定の流動的な部品460を選択する。二者択一で、流動的な部品460のリス
トから強調されたエントリーまたは流動的な部品460のディスプレイから選ぶた
めに、ユーザはユーザ・ワークステーション403のキーボード上でキー(例えばリ
ターン・キー)を押してもよい。

【００４９】次のステップ210では、ユーザは、設計に選択された流動的な部品460を図形化
プログラム404内へ挿入する。好ましい実施例では、ユーザが、コンピューター
・マウスで希望の流動的な部品460をクリックし、図形化プログラム404内の設計
にその部品を入れる。この置く動作は、インターネット450を通じ、図形化プロ
グラム404内の設計への流動的な部品460のコピーを送信する効果がある。コンピ
ューター・スクリーンに現われたアイテムを移動させ、そのアイテムに関連した
データをコピーするためのメカニズム(例えばドラッグおよびドロッピング)は、
当業者には公知である。流動的な部品460が、図形化プログラム404内の設計に入
れられた後、流動的な部品460は、図形化プログラム404内で使用される、他のグ
ラフィカルなアイコンあるいはシンボルと同じ方法で図形化プログラム404内で
操作されてもよいる。設計内に一旦置かれると、選択された流動的な部品460は
、むしろ部品(先行技術中のそのような図形化プログラム404の中で使用された他
のタイプの標準のグラフィカルなコンポーネントあるいはシンボルに似る)のタ
イプおよび値に基づいて、図形化プログラム404内で機能性を持つ。図５を参照
すると、図形化プログラム404内の設計が示されており、そこに挿入された多く
の流動的な部品460を有する。流動的な部品460は、先行技術のシンボルが同様の
図形化プログラムの中で利用されたのと同じ方法で、図形化プログラム内で相互
に連結されてもよい。いくつかの実施例化では、流動的な部品460が、設計内で
標準の「流動的でない」部品と混ぜ合わせられているかもしれないが、設計内の
すべてのコンポーネントが流動的な部品460にさせるいくつかのアプリケーショ
ンでは有利である。

【００５０】それは、ユーザが、設計内の部品が流動的である簡略のリストにアクセスする
べきいくつかの実施例において有用である。流動的な部品のマネージャー(示さ
れていない)がユーザ・コンピューター403に備えられてもよく、それによって、
ユーザは、設計内の部品が流動的な部品であるリストあるいは他の表示を得るこ
とができる。流動的な部品のマネージャーを使用して、遠隔の部品データ・ベー
ス402にて、流動的でない部品を、流動的な部品460に「リンクする」能力がユー
ザに備えられてもよい。流動的でない部品を流動的な部品460にリンクする行為
は、流動的でない部品に、それにリンクされる流動的な部品460の属性を与える
。流動的でない部品は、そのために有効的に流動的な部品になる。そのようなや
り方で、既に置かれた流動的でない部品は、本質的に流動的な部品に変換するこ
とができる。

【００５１】図５を再度参照すると、図形化プログラム404へのコピーのために、流動的部
品460を選択する行為は、ステップ612へ移行させ、流動的部品460に関係したコ
ンポーネントデータが、ユーザーワークステーション403からローカルのデータ
・ベース415あるいは430(それは図4の中で図示)に送信される(つまり、ダウンロ
ードされる)。ローカルのデータ・ベース43Oは例えば、多くのユーザ・ワークス
テーション403を相互に連結させるローカル・エリア・ネットワーク425内に接続
されてもよい。これとは別に、ローカルのデータ・ベース415あるいは430は、広
域ネットワーク、専用接続あるいはユーザ・ワークステーション403をデータ・
ベースに接続するために有効に利用される他のいずれかの機構を通じて、ユーザ
・ワークステーション43Oに接続されてもよい。ローカルのデータ・ベース415あ
るいは43Oは、回路設計を格納するための開発用データ・ベース412およびリソー
ス計画用データ・ベース410をむしろ含むす。後者の例は、エンタープライズ・
リソース・プランニング(ERP)データ・ベース、あるいは物的リソース計画用(MR
P)データ・ベースを含む。ユーザ・ワークステーション403にコピーされる、流
動的な部品460に関連したコンポーネントデータは、開発用データ・ベース412へ
むしろ入力され、そこに格納される。格納されたコンポーネント・データは、む
しろ遠隔の部品データ・ベース402へのリンクを含む。そのようなリンクは、ユ
ニフォーム・リソース・ロケーター(URL)アドレス(これはインターネット450を
通じて遠隔部品データベース402への接続を許可し、選択された流動的な部品460
に関連した特定の情報を後で検索する)の形態である。

【００５２】好ましい実施例では、リソース計画用データ・ベース4 1Oおよび開発用データ
・ベース412は、ユーザによってダウンロードされた個々の流動的な部品460に対
するコンポーネントデータ・アイテムを蓄える。むしろ、格納されたコンポーネ
ント・データ・アイテム、流動的部品460と遠隔の部品データ・ベース402の間の
リンク(例えばURL)を含む。格納憶装置に選ばれた追加のコンポーネントデータ
・アイテムは、各流動的部品460と、流動的部品460の供給者かメーカーの適した
供給者またはメーカーてのデータ・ベース482との間のリンク(例えばURL)を含ん
でもよい。流動的な部品460に関連してこれらのリンクをローカルに格納するこ
とによって、個々の流動的な部品460に関する情報は、別々に図形化プログラム4
04を起動する必要なしに、構成内の管理、調達および他の部門のユニットにアク
セス可能になる。ローカルのデータ・ベース415あるいは430に接続されたユーザ
は、格納されたリンク(例えばURL)を用いてインターネット450を通じ、供給者の
またはメーカーのウエブサイト(つまりデータベース482)にリンクして、標準の
ウェブ・ブラウザか同様のプログラムを使用して、その代りに、流動的な部品情
報にアクセスしてもよい。

【００５３】別の実施例では、流動的な部品460が遠隔の部品データ・ベース402からユーザ
によって選ばれる場合、流動的な部品460に関係のある情報は、遠隔の部品デー
タ・ベース402から、ユーザ・ワークステーション403および開発用設計データ・
ベース412の両方にコピーされる。そのような実施例では、ユーザ・ワークステ
ーション403はそれ自身、いずれの流動的な部品データも開発用設計データベー
ス412に送信する必要がない。別の代替実施例では、流動的な部品460に関係のあ
る情報が、個別の接続を用いて、遠隔の部品データ・ベース402からユーザ・ワ
ークステーション403まで、および個別の開発用設計データ・ベース412までダウ
ンロードされる。

【００５４】さらに図６に示したように、図形化プログラム404での流動的な部品と遠隔の
データ・ベース840との間のリンクが示されている。遠隔のデータ・ベース840は
、遠隔の部品データ・ベース402、供給者または分配者のデータ・ベース482、あ
るいは図形化プログラム404と離れている別のデータ・ベースのいずれかであつ
てもよい。流動的な部品460は、ユーザ・ワークステーション403でユーザによっ
て遠隔のデータ・ベース840からの情報の検索(それはインターネット450を通じ
た接続で一般に遂行される)を許可する。図形化プログラム404の設計内で流動的
な部品460を選択するユーザによって、例えば、ユーザ・ワークステーション403
は、インターネット45Oを通じ、遠隔の部品データ・ベース402あるいは供給者か
分配者のデータ・ベース482への接続を確立し、そして、流動的な部品460(例え
ばデータ・シート、適用ノート、タイミング・モデルあるいは他のそのような情
報)に関係のある付加的な情報を検索してもよい。遠隔のデータ・ベース840への
接続を確立するために、ユーザ・ワークステーション403は、図形化プログラム4
04内の設計、あるいはほかにローカルのデータ・ベース415あるいは430から適切
なリンク(例えばURL)を検索する。１つの態様では、流動的な部品460は、遠隔の
サーバーの役割をする、遠隔のデータ・ベース304と共に、遠隔のデータ・ベー
ス・クライアントの役割をする。

【００５５】好ましい具体化では、部品承認プロセスおよび(または)調達プロセスに選択さ
れた流動的な部品を入力するためにさらなるステップが実行される。従って、図
５に示した設計および調達のプロセス600の次のステップで、流動的部品460がロ
ーカルのデータ・ベース415あるいは430に置かれた場合、流動的部品460は、設
計者の構成による使用のためにそれに資格を与えるために部品承認プロセスを入
力する。むしろ、部品承認プロセスは、リソース計画用データ・ベース410を通
じて扱われる。しかしながら、部品承認プロセスは、ユーザの構成の性質に依存
する、様々な異なる方法のうちのいずれで行なわれてもよく、(例えば)自動プロ
セス、半自動プロセスあるいは手動のプロセスを含んでもよい。流動的な部品46
0が図形化プログラム404での使用に選ばれると直ちに、部品承認プロセスに流動
的な部品460を自動的に入れることによって、部品承認プロセスは、可能な限り
速やかに実行し、設計開発プロセスでの遅延を減じる。さらに、すべての流動的
な部品460が図形化プログラム404内の配置上の部品承認プロセスに自動的に入力
されるので、承認目的のために、設計者が設計で使用される電子コンポーネント
をすべて識別しないことに関連した問題は最小限にされる。

【００５６】次のステップ616では、流動的な部品が部品承認プロセスに置かれた後、プロ
セスは、リソース計画用データ・ベース410内の流動的な部品460の存在をチェッ
クする。流動的な部品460が設計での使用のために既に承認され製造している場
合、部品承認プロセスは完了し、プロセスはステップ618に移る。他方、もし流
動的部品460がまだ承認されないなら(つまりリソース計画用データ・ベース410
内に存在しない)、１つの実施例では、次のステップ620にて、リソース計画用デ
ータ・ベース410は等価な部品の存在のために検索される。等価な部品がリソー
ス計画用データ・ベース410で見つかる場合、プロセスは、ステップ624に移り、
オリジナルの流動的な部品460は承認されないが、あらかじめ承認人された等価
な部品が存在するむことが設計者に通知される。その後、あらかじめ承認された
等価な部品を使用するために、設計者は催促されるか、要求される。ステップ62
0でリソース計画用データ・ベース410に等価な部品がない場合、プロセスは、ス
テップ622に進み、そこで部品承認プロセスが継続する。このポイントから、前
に、部品承認プロセスは、多くの他のステップを含んでもよく、そのステップは
、会社から会社で変化し、品質の証明、製造している標準を証明するためのサイ
ト訪問および、十分な量の部品を製造するための能力、その他を含む。

【００５７】設計がまだ完成していないなら、その場合は、ステップ604に戻り、完成する
ために、遠隔の部品データ・ベース402から必要なときに、設計者は追加の部品
を選択する。コンポーネント選別過程は、デザイナーによって１つの連続的なセ
ッションで行なわれるか、あるいは異なる時間で多くの異なるセッションに広げ
られてもよい。設計が完全な場合、プロセスは、ステップ626(このステップは設
計の材料の請求書生成を含む)に進む。好ましい実施例では、材料に対する請求
書が図形化プログラム404(これは、図形化プログラム404内に生成された設計の
中で利用された部品の数およびタイプを符合させて、それらの部品およびそれら
の量のリストを生成する)によって生成される。次のステップ628では、図形化プ
ログラム404またはローカルのデータ・ベース415あるいは430によって格納され
た情報、これらの電子コンポーネントの供給者および／または分配者のデータベ
ースへのリンク(例えばURL)から、材料に対する請求書が電子形態で与えられる
。好ましい実施例では、材料の請求書は、さらにこれらの部品の承認ステータス
、および部品の各々のための現在の準備期間およびコストに関する情報を含む。
準備期間およびコストは、流動的な部品460のために格納されたリンクを使用し
て、供給みの分配者のデータ・ベース482に自動的に接続することにより、材料
の請求書の生成の間に、供給者か分配者のデータ・ベース482から直接得られる
ようにしてもよい。材料の電子請求書は、さらに流動的な部品460に関する情報
を含んでいる他の遠隔のデータ・ベースへのリンクを含んでもよい。

【００５８】設計が終了し、材料の請求書が生成された後、部品は適切な供給者から獲得さ
れる。電子コンポーネントを獲得する過程の例は、一般に譲渡された米国出願 0
9/514,757(弁護士Docket 2471237)に開示されており、あたかも完全にここに述
べられるかのように以前の参照によって組込まれている。調達プロセスは、例え
ば、用品(予期された生産量に基づいた)の請求書に希望の部品のための購入注文
の自動生成を含んでもよい。それらは供給者か分配者への格納されたリンクを使
用して、適切な供給者か分配者に、インターネット45Oを通じて電子形式で送信
されてもよい。

【００５９】プリント回路板(PCB)の設計内ー流動的な部品を選択し、配置し、獲得するこ
とに関して上記に記述された概念は、集積化チップ設計用コンポーネントを選択
し、配置し、獲得することにも同様に適用できる。一つの実施例では、例えば、
流動的な部品460の１つ以上が実際の回路ブロック(それらは集積回チップ設計に
て選択されるか設置される)を含んでもよい。同様に、ロジック・ゲート、算術
論理演算ユニット、AD変換器、DA変換器、ランダム・アクセス・メモリー、スタ
ティック・メモリー、レジスタバンク、マイクロコントローラー、マイクロプロ
セッサーおよび他のコンポーネントだけでなく、トランジスター、抵抗器、コン
デンサーおよび演算増幅器のような個別のコンポーネントが、流動的な部品のデ
ータベース(図４の中の遠隔の部品データ・ベース402に類似したもの)から選択
されてもよい。そのような流動的な部品は、上述したように、プリント回路板設
計の中で使用された流動的な部品に似ているやり方で取得されてもよい。

【００６０】ここに示された様々な実施例では、電子コンポーネントに関する情報を得て、
その情報を管理し、電子コンポーネントを購入する過程を単純化するためにシス
テムおよび方法が提供されている。電子コンポーネントの流動的な表示を選択し
利用するための好ましい方法および、その付随する利点の多くが開示されている
。しかしながら、この発明の本旨および範囲から外れることなく、内容およびス
テップの配置で様々な変更が行なわれてもよく、ここで述べた方法およびシステ
ムは、それの単に好ましい典型的な実施例について述べている。したがって、こ
の発明は、上記のクレームおよびそれらの法的な等価なもの以外では拘束や制限
を受けない。

【図面の簡単な説明】

【図１】ここに記述されるような発明の様々な実施例に関して使用される
コンピューター・システムの図。

【図２】単純化された集積回路設計を現実のコンポーネントブロックの形
態で示した図。

【図３】種々のレベルの回路概念を示した回路設計のための一般的な処理
フローの図。

【図４】電子コンポーネントの流動的な表示を選択し利用するためのシス
テムの概要図。

【図５】図４のシステムに関するフローの設計および利用を示したフロー
チャート。

【図６】図形化プログラム内の動的な部品、および個別のデータ・ベース
へのそれらのリンクを示した図。

【符号の説明】

100：コンピューター・システム 161：ディスプレイ 192：入出力の装置 110：コンピューター 120：データパスフロアープランナー 130：データパスプレーサ(位置決め機) 140：スペースルート化見積もり機 150：チップフロアープランナー 160：ルーター 170：標準セルプレーサー 180：ロジック合成器 190：HDLエディター 195：レイアウト・データ・ベース 200：集積回路 201：制御領域 203：データパス領域 205：メモリ 207：データバス 209：データパス機能 215：セル例(INST)

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ，ＴＲ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＭＺ，ＳＤ，ＳＬ，ＳＺ，ＴＺ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＥ，ＡＧ，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＢＺ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＲ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＤＭ，ＤＺ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＤ，ＧＥ，ＧＨ，ＧＭ，ＨＲ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＮ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＡ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＭＺ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＴＺ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＡ，ＺＷＦターム(参考） 5B046 AA07 CA06 KA05

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】分布した電子ネットワークを通じて遠隔のデータベースから
電子コンポーネントを選択するための方法であって、多数の流動的な部品(この流動的な部品は個々の電子コンポーネントを表す)を
遠隔の部品データベースに格納し、ユーザーのコンピュータを前記遠隔の部品データベースに接続し、そして前記遠隔のデータベースからの流動的な部品を、ユーザーのコンピュータ上で
実行しているアプリケーションに埋め込むステップを含む。
【請求項２】ユーザーのコンピュータ上で実行しているアプリケーション
は、電子設計をモデリングするためのソフトウエアプログラムを含む請求項１記
載の方法。
【請求項３】前記流動的部品は、前記アプリケーション内でモデル化され
た電子設計のコンポーネントとして機能する請求項２記載の方法。
【請求項４】前記流動的部品をユーザーのコンピュータ上にグラフィカル
に表示し、そして、ユーザーから流動的部品の選択指示を受け取るステップを更
に含む請求項１記載の方法。
【請求項５】前記選択指示は、選択された流動的部品を表すグラフィカル
なアイコンを前記アプリケーションにユーザーが置くことにより、実行される請
求項４記載の方法。
【請求項６】前記各流動的部品は、多数のコンポーネントデータのアイテ
ムに関係する請求項１記載の方法。
【請求項７】前記コンポーネントデータのアイテムを、前記ユーザーのコ
ンピュータに接続されたローカルなデータベースにコピーし、前記流動的な部品
をアプリケーションに埋め込むステップを更に含む請求項６記載の方法。
【請求項８】前記ローカルのデータベースは、リソース計画用データベー
スを含み、前記方法は更に、前記流動的な部品により表されたコンポーネントを
部品承認プロセスに入れ、そして、前記リソース計画用データベースに既に格納
されたコンポーネントのデータ記録と比較するステップを含む請求項７記載の方
法。
【請求項９】ユーザーの仲介無しに、前記遠隔のデータからのデータを前
記ローカルなデータベースに移動することにより、前記遠隔の部品データベース
からの前記ローカルなデータベースをアップデートするステップを更に含む請求
項７記載の方法。
【請求項１０】前記データに対するユーザーの要求に応答して、前記遠隔
のデータからのデータを前記ローカルなデータベースに移動することにより、前
記遠隔の部品データベースからの前記ローカルなデータベースをアップデートす
るステップを更に含む請求項７記載の方法。
【請求項１１】前記埋め込まれた流動的な部品は、前記遠隔の部品データ
ベースに格納されたデータに関係するリンクを備える請求項１記載の方法。
【請求項１２】前記埋め込まれた流動的な部品は、前記流動的な部品によ
り示された電子コンポーネントの上位のもしくは販売者のデータベースに格納さ
れたデータに関係するリンクを備える請求項１記載の方法。
【請求項１３】前記流動的な部品の１組をユーザーのコンピュータ上で実
行しているアプリケーションに埋め込み、そして、前記アプリケーション内の前
記流動的な部品に基づく電子材料による請求書を発生させるステップを更に備え
、前記電子材料による請求書は、各流動的な部品に対する前記遠隔の部品データ
ベースもしくは他の遠隔のデータベースへのリンクを含む請求項１記載の方法。
【請求項１４】配給された電子ネットワークを通じて遠隔のデータベース
から電子コンポーネントを選択するためのシステムであって、遠隔のデータベースと、前記データベースに格納された多数の流動的な部品(これは個々の電子コンポ
ーネントを示す)と、ユーザーのコンピュータを前記遠隔の部品データベースに接続するために、お
よび、流動的な部品をユーザーのコンピュータで実行しているアプリケーション
に送信するために、前記遠隔の部品データベースへおよび分布した電子ネットワ
ークへ接続されたサーバーとを備えたシステム。
【請求項１５】ユーザーのコンピュータ上で実行しているアプリケーショ
ンは、電子設計をモデリングするためのソフトウエアプログラムを含む請求項１
４記載のシステム。
【請求項１６】前記流動的部品は、前記アプリケーション内でモデル化さ
れた電子設計のコンポーネントとして機能する請求項１５記載のシステム。
【請求項１７】前記サーバーは、流動的な部品のリストをグラフィカルな
表示のためにユーザーのコンピュータに送信し、そして、ユーザーのコンピュー
タから流動的な部品の選択指示を受信する請求項１４記載のシステム。
【請求項１８】前記各流動的部品は、多数のコンポーネントデータのアイ
テムに関係する請求項１４記載のシステム。
【請求項１９】ユーザーのコンピュータに接続されたローカルなデータベ
ースを更に備え、前記ローカルなデータベースは、前記ユーザーのコンピュータ
に送信された流動的な部品を格納する請求項２０記載のシステム。
【請求項２０】前記ローカルなデータベースは、承認部品のデータ記録を
含むリソース計画用データベースを備え、前記システムは更に、ユーザーのコン
ピュータに送信された各流動的な部品を、承認部品の前記データ記録と比較する
ために、部品承認プロセスを備える請求項１９記載のシステム。
【請求項２１】ユーザーのコンピュータに送信された前記流動的な部品の
一つもしくは多くが、前記遠隔の部品データベースまたは別の遠隔データベース
のいずれかへのリンクを備える請求項１８記載のシステム。
【請求項２２】ユーザーのコンピュータ上の前期アプリケーションに送信
された前記流動的な部品に基づき電子材料による請求書を発生させ、前記電子材
料による請求書は、各流動的な部品のために、前記遠隔の部品データベースへの
、もしくは別の遠隔のデータベースへのリンクを備える請求項１８記載のシステ
ム。