JP2001325825A - 照明器具の反射板取着構造 - Google Patents

照明器具の反射板取着構造

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JP2001325825A
JP2001325825A JP2000140782A JP2000140782A JP2001325825A JP 2001325825 A JP2001325825 A JP 2001325825A JP 2000140782 A JP2000140782 A JP 2000140782A JP 2000140782 A JP2000140782 A JP 2000140782A JP 2001325825 A JP2001325825 A JP 2001325825A
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JP
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body case
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reflector
projection
lighting fixture
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JP2000140782A
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Takahiro Akanaga
高弘 赤永
Shinya Yamamoto
真也 山本
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Meiji National Industrial Co Ltd
Original Assignee
Meiji National Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 照明器具本体ケースと反射板との電気的接続
がより確実であるとともに、錆びの発生を低減した照明
器具の反射板取着構造を提供すること。 【解決手段】 金属性の照明器具本体ケース1に、反射
板止め金具10および受け金具11を介して反射板5を
締め付け取着するに際し、各金具10、11に突起11
cを形成し、この突起11cを本体ケース1や反射板5
に食い込ませて固定する。この固定により突起11cの
尖端による塗装面に引き欠き傷を付けることなく本体ケ
ース1と反射板5とを電気的に確実に接続固定すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、点灯用の回路部品
を収納する照明器具本体ケースに光源の光を反射する反
射板を取り着ける照明器具の反射板取着構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】たとえば直管形蛍光放電灯などでは、図
4に示すように電源回路や点灯回路などの点灯用の回路
部品を収納する金属製の照明器具本体ケース1を備え、
本体ケース1の両側それぞれの端部にソケット台2を取
り付け、このソケット台2に放電管4を保持して通電す
るソケット3を固定し、本体ケース1の放電管4を配置
する側には放電管4の光を反射させる金属性の反射板5
を設けて照明器具が構成されている。また、反射板5に
は放電管4の始動特性を高めるために適宜位置に放電管
4に近接した近接導体6が設置される場合がある。
【0003】ところで、このような照明器具では、通
常、本体ケース1が接地され、反射板5は本体ケース1
と電気的に接続して本体ケース1に取り着けられている
(近接導体6は反射板5と電気的に接続して本体ケース
1に取り着けられている。)。図3は本体ケース1の反
射板の取り着け部の構成を示すもので、7は金属平板の
両側端部を折り曲げた略コ字形をなす反射板止め金具
で、略コ字形に折り曲げた側壁にはビス9をねじ込むね
じ孔7bが形成され、コ字形の底部中央部には図示しな
い反射板を固定するためのボルトなどを挿通する挿通孔
7aが形成されている。
【0004】反射板止め金具7の本体ケース1への取着
は、本体ケース1に形成されたビス9を挿通する挿通孔
1aに反射板止め金具7のねじ孔7bを合わせて本体ケ
ース1内に反射板止め金具7を嵌め込み、本体ケース1
の挿通孔1aに刃付き座金8を当てビス9を座金8およ
び挿通孔1aを通してねじ孔7bにねじ締め固定するこ
とにより行われ、刃付き座金8によって本体ケース1の
塗装を突き破り、刃付き座金8、ビス9およびねじ孔7
bを介して本体ケース1と反射板止め金具7とは電気的
に接続される。なお、反射板と反射板止め金具7との電
気的に接続は、反射板を反射板止め金具7にねじ締め固
定するボルトにより行われている。つまり反射板に形成
された塗装のないねじ挿通孔の周面とボルトとの接触と
そのボルトと反射板止め金具7の挿通孔7aの周面との
接触により行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように刃
付き座金8を用いて電気的に接続する取着構造では、ビ
ス9のねじ締めに際し、刃付き座金8が回転して本体ケ
ース1の塗装面を引き欠き傷を付け、その傷から錆びが
発生し、照明器具の寿命を短くするという問題があり、
また、ボルトを挿通する孔の周面とボルトとの接触を利
用した電気的に接続ではボルトの位置ずれなどによって
充分な電気的接続が得られない場合があるという問題が
あった。
【0006】本発明は、上記の問題を解消すべくなされ
たものであり、照明器具本体ケースと反射板との電気的
接続がより確実であるとともに、錆びの発生を低減した
照明器具の反射板取着構造を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る本発明
は、内部に点灯用の回路部品が収納された金属製の本体
ケースと、光源の光を反射する金属製の反射板とを備
え、前記本体ケースと前記反射板とを金具を介して導電
可能に締め付け取着してなる照明器具の反射板取着構造
において、前記金具の前記本体ケースと当接する位置に
突起を設け、前記突起の尖端を前記本体ケースに突き立
て前記金具を前記本体ケースに締め付け固定してなるこ
とを特徴とする。
【0008】請求項2に係る本発明は、内部に点灯用の
回路部品が収納された金属製の本体ケースと、光源の光
を反射する金属製の反射板とを備え、前記本体ケースと
前記反射板とを金具を介して導電可能に締め付け取着し
てなる照明器具の反射板取着構造において、前記金具の
前記反射板と当接する位置に突起を設け、前記突起の尖
端を前記反射板に突き立て前記金具を前記反射板に締め
付け固定してなることを特徴とする。
【0009】請求項3に係る本発明は、内部に点灯用の
回路部品が収納された金属製の本体ケースと、光源の光
を反射する金属製の反射板とを備え、前記本体ケースと
前記反射板とを金具を介して導電可能に締め付け取着し
てなる照明器具の反射板取着構造において、前記金具は
前記本体ケースに固着する止め金具と前記止め金具と前
記反射板との間に配置する受け金具とからなり、前記止
め金具の前記本体ケースと当接する位置に突起を設け、
前記突起の尖端を前記本体ケースに突き立て前記止め金
具を前記本体ケースに締め付け固定するとともに、前記
受け金具の前記反射板と当接する位置に突起を設け、前
記受け金具の突起の尖端を前記反射板に突き立て前記受
け金具を前記反射板に締め付け固定してなることを特徴
とする。
【0010】本発明では、照明器具本体ケースに反射板
を取り着けるための金具に、本体ケースや反射板の塗装
面を突き破って食い込ませる突起を形成し、この突起を
本体ケースや反射板に当てがって締め付け固定するの
で、その固定に際し突起の尖端は当初位置を保持し、突
起の尖端が回転して本体ケース1や反射板の塗装面に引
き欠き傷を付けることがなくなる。また、金具の突起が
本体ケースや反射板の塗装面を突き破って食い込むこと
により電気的により確実に接続される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
照明器具の反射板取着構造について図1〜図2を参照し
て説明する。図1は実施の形態に係る反射板取着部の構
成を示す斜視図、図2は図1における反射板止め金具部
の構成を示す斜視図である。なお、図3および図4に示
す従来と同一部分には同一の符号を付している。
【0012】図1において、10は本体ケース1に取着
される反射板止め金具、11は反射板5に取着される受
け金具、12はツマミネジ、13は取付けビス、14は
ナットである。受け金具11は中央部が湾曲した金属板
でその両側の端部は平坦状に折り曲げられ一方の平坦部
11aにビス挿通孔11bおよびその平坦部11aの端
縁角部を折り曲げて突起11cが形成され、湾曲した中
央部にねじ挿通孔11dが形成されている。
【0013】この受け金具11は反射板5に形成された
ビス挿通孔5aと受け金具11の平坦部11aのビス挿
通孔11bとを合わせ、突起11cの尖端を反射板5の
裏面に当て、ビス挿通孔5aおよび11bにビス13を
挿通してナット14により反射板5に締め付けて固定す
る。この締め付けで突起11cの尖端は当初位置を保持
したまま反射板5に食い込み反射板5の塗装面に引き欠
き傷を付けることなく電気的に確実に接続した状態で強
固に固定される。
【0014】反射板5に受け金具11を取着した後、受
け金具11の湾曲した中央部に形成したねじ挿通孔11
dを本体ケース1に取着した反射板止め金具10のねじ
孔10aに合わせて受け金具11の湾曲面を反射板止め
金具10に当接し、反射板5に形成したねじ挿通孔5b
からツマミネジ12を挿通して反射板止め金具10のね
じ孔10aにねじ込んで締め付け、受け金具11と反射
板止め金具10とを圧接して反射板5を本体ケース1に
取着する。
【0015】反射板止め金具10は図2に示すように、
金属平板の両側端部を折り曲げた略コ字形をなし、略コ
字形に折り曲げた側壁にはビス9をねじ込むねじ孔10
bが形成され、コ字形の底部中央部には図1に示す反射
板5を固定するためのツマミネジ12をねじ込むねじ孔
10aが形成されており、また、略コ字形に折り曲げた
側壁の端縁角部を折り曲げて突起10cを形成してい
る。
【0016】反射板止め金具10の本体ケース1への取
着は、本体ケース1に形成されたビス挿通孔1aに反射
板止め金具10のねじ孔10bを合わせ、突起10cの
尖端を本体ケース1の壁面に当て、本体ケース1内に反
射板止め金具10を嵌め込み、本体ケース1の挿通孔1
aからビス9を挿通してねじ孔10bにねじ締め固定す
ることにより行う。この締め付けで突起10cの尖端は
当初位置を保持したまま本体ケース1に食い込み本体ケ
ース1の塗装面に引き欠き傷を付けることなく電気的に
確実に接続した状態で強固に固定される。
【0017】以上の実施の形態では、反射板5に受け金
具11を取着し、受け金具11を止め金具10に圧接し
て受け金具11と止め金具10との間の電気的接続を簡
単、かつより確実しているが、反射板5と止め金具10
との間で充分に電気的接続が得られる場合には、受け金
具11を省略してもよい。また、止め金具10や受け金
具11の端縁角部を折り曲げて三角状の突起10c、1
1cを形成しているが、このような本体ケースや反射板
に食い込む突起は金具の適宜位置を打ち抜くなどにより
形成するようにしても良い。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば照
明器具本体ケースに反射板を取り着けるための金具に、
本体ケースや反射板の塗装面を突き破って食い込ませる
突起を形成し、この突起を本体ケースや反射板に当てが
って締め付け固定するので、本体ケース1や反射板の塗
装面に引き欠き傷を付けることがなくなり、錆びの発生
を低減し照明器具の寿命を延ばすことができる。また、
刃付き座金などの部品がなく照明器具の組立て作業の簡
素化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る反射板取着部の構成
を示す斜視図である。
【図2】図1における反射板止め金具部の構成を示す斜
視図である。
【図3】従来の反射板止め金具部の構成を示す斜視図で
ある。
【図4】放電灯の一例を示す放電灯端部の斜視図であ
る。
【符号の説明】 1 照明器具本体ケース 2 ソケット台 3 ソケット 4 放電管 5 反射板 9、13 ビス 10 反射板止め金具 10c 突起 11 受け金具 11c 突起 12 ツマミネジ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に点灯用の回路部品が収納された金
    属製の本体ケースと、光源の光を反射する金属製の反射
    板とを備え、前記本体ケースと前記反射板とを金具を介
    して導電可能に締め付け取着してなる照明器具の反射板
    取着構造において、前記金具の前記本体ケースと当接す
    る位置に突起を設け、前記突起の尖端を前記本体ケース
    に突き立て前記金具を前記本体ケースに締め付け固定し
    てなることを特徴とする照明器具の反射板取着構造。
  2. 【請求項2】 内部に点灯用の回路部品が収納された金
    属製の本体ケースと、光源の光を反射する金属製の反射
    板とを備え、前記本体ケースと前記反射板とを金具を介
    して導電可能に締め付け取着してなる照明器具の反射板
    取着構造において、前記金具の前記反射板と当接する位
    置に突起を設け、前記突起の尖端を前記反射板に突き立
    て前記金具を前記反射板に締め付け固定してなることを
    特徴とする照明器具の反射板取着構造。
  3. 【請求項3】 内部に点灯用の回路部品が収納された金
    属製の本体ケースと、光源の光を反射する金属製の反射
    板とを備え、前記本体ケースと前記反射板とを金具を介
    して導電可能に締め付け取着してなる照明器具の反射板
    取着構造において、前記金具は前記本体ケースに固着す
    る止め金具と前記止め金具と前記反射板との間に配置す
    る受け金具とからなり、前記止め金具の前記本体ケース
    と当接する位置に突起を設け、前記突起の尖端を前記本
    体ケースに突き立て前記止め金具を前記本体ケースに締
    め付け固定するとともに、前記受け金具の前記反射板と
    当接する位置に突起を設け、前記受け金具の突起の尖端
    を前記反射板に突き立て前記受け金具を前記反射板に締
    め付け固定してなることを特徴とする照明器具の反射板
    取着構造。
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