JPH11283432A - 電源線固定具 - Google Patents

電源線固定具

Info

Publication number
JPH11283432A
JPH11283432A JP10085921A JP8592198A JPH11283432A JP H11283432 A JPH11283432 A JP H11283432A JP 10085921 A JP10085921 A JP 10085921A JP 8592198 A JP8592198 A JP 8592198A JP H11283432 A JPH11283432 A JP H11283432A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
supply line
power wire
holding member
power
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10085921A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Yonetani
治 米谷
Koichi Kitagishi
孝一 北岸
Yutaka Oshiro
豊 大城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP10085921A priority Critical patent/JPH11283432A/ja
Publication of JPH11283432A publication Critical patent/JPH11283432A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源線と口出し線との接続部分の張力止めを
確実に行えるとともに、電気的な危険を防止することの
できる電源線固定具を提供する。 【解決手段】 電源線固定具1は、略対向配置された平
板状の保持部材1a,1bと、保持部材1aの一端から
保持部材1bの一端に所望の曲率でもって形成された曲
面部1cとを有する。保持部材1bには、複数の突起部
1dが形成され、保持部材1a,1bの他端には、ネジ
孔1eが設けられている。以上の構成により、電源線固
定具1には、矩形状の溝部2と、略円形の溝部3が設け
られる。また、電源線固定具1の内、少なくとも電源線
4の保持部分及び接触する恐れのある部分が絶縁性の高
い樹脂で形成されている。そして、電源線4の種類,サ
イズ等に応じて、溝部2または溝部3に挿入し、取付台
6の平面部6aに形成されたネジ孔6bと、保持部材1
a,1bに形成されたネジ孔1eとをネジ5により螺合
することにより、電源線4を取付台6の平面部6aに保
持する。そして、平面部6aまで引き出された口出し線
7と電源線4とを半田等により接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、屋内外で利用する
照明器具の電源線固定具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来例に係る照明器具を示す概
略構成図であり、(a)は概略正面図であり、(b)は
(a)の要部正面図であり、(c)は(b)の要部を拡
大した分解斜視図である。この照明器具は、内部に電源
線(通常はCV,VVRのような丸形ケーブル、またはVVFの
ような平形ケーブル)4を挿通したポール16と、ポー
ル16の頂部に係止し、口出し線7を引き出した灯具1
7とで構成される。
【0003】灯具17の下端には、電源線4を固定する
平面部6aを有する金属製の取付台6が設けられ、取付
台6の平面部6aまで口出し線7が引き出されている。
【0004】電源線4は、取付台6の平面部6aまで引
き出され、金属製の支持部材15と取付台6により挟ま
れて固定されている。支持部材15の平面部15aに
は、ネジ孔15bが形成され、2つのネジ孔15b間に
位置するように電源線4が取付台6の平面部6aに配置
されている。
【0005】支持部材15の平面部15aと取付台6の
平面部6aにより電源線4を挟み込んだ際に、支持部材
15のネジ孔15bに対応する箇所の取付台6には、ネ
ジ孔6bが形成され、2つのネジ孔15b,6bをネジ
5により螺合することにより、電源線4を取付台6に固
定している。
【0006】そして、電源線4と口出し線7とは、半田
等により接続され、取付台6をポール16内に挿入し
て、灯具17をポール16の頂部に係止する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のような構成の照
明器具においては、施工者が用意する電源供給のための
電源線4と口出し線7との接続部分Bに施工時または使
用中における張力が作用するのを防止するために、電源
線4を金属製の支持部材15で取付台6の平面部6aに
押止している。
【0008】この構造においては、取付台6及びネジ5
も含めて電源線4の保持部分が全て金属製のため、ネジ
5の締めすぎによる電源線4の外装破壊や、永年使用に
おける電源線4の劣化による電流地絡の恐れがあり、危
険であった。
【0009】本発明は、上記の点に鑑みて成されたもの
であり、その目的とするところは、電源線と口出し線と
の接続部分の張力止めを確実に行えるとともに、電気的
な危険を防止することのできる電源線固定具を提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
灯具から引き出された口出し線に接続された電源線を灯
具に設けられた取付台に保持する電源線固定具であっ
て、2つ以上のサイズまたは形状の異なる電源線挿入用
の溝部を有することを特徴とするものである。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載の電
源線固定具において、前記溝部を、取付台への取付方向
の違いによってサイズまたは形状の異なるように形成で
きることを特徴とするものである。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項1または請
求項2記載の電源線固定具において、電源線と接触また
は接触する恐れのある箇所を絶縁性の樹脂により構成し
たことを特徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面に基づき説明する。ここで、以下の実施の形態に
おいて、照明器具の概略構成は、従来例として示す図7
(a),(b)と電源線固定具の形状が異なるのみで、
その他の構成は同様であるので説明を省略する。なお、
電源線4と口出し線7との接続部分は、図7では取付台
6の平面部6aに位置するが、灯具17内に位置するよ
うにしても良い。
【0014】=実施の形態1= 図1は、本発明の一実施の形態に係る照明器具の概略部
分拡大図であり、(a)は要部斜視図であり、(b)は
要部上面図である。本実施の形態に係る電源線固定具1
は、略対向配置された平板状の保持部材1a,1bと、
保持部材1aの一端から保持部材1bの一端に所望の曲
率でもって形成された曲面部1cとを有する。保持部材
1bには、複数の突起部1dが形成され、保持部材1
a,1bの他端には、ネジ孔1eが設けられている。
【0015】以上の構成により、電源線固定具1には、
矩形状の溝部2と、略円形の溝部3が設けられる。
【0016】また、電源線固定具1の内、少なくとも電
源線4の保持部分及び接触する恐れのある部分が絶縁性
の高い樹脂で形成されている。
【0017】本実施の形態においては、施工者が用意す
る電源線4の種類,サイズ等に応じて、即ち、平形の電
源線4が用意された場合には溝部2に挿入され、丸形の
電源線4が用意された場合には溝部3に挿入され、取付
台6の平面部6aに形成されたネジ孔6bと、保持部材
1a,1bに形成されたネジ孔1eとをネジ5により螺
合することにより、電源線4を取付台6の平面部6aに
保持する。
【0018】そして、平面部6aまで引き出された口出
し線7と電源線4とを半田等により接続する。
【0019】従って、本実施の形態においては、電源線
4のサイズや形状等に応じた溝部2,3に電源線4を挿
入するので、ネジ5による過度の締めつけを防止するこ
とができ、電源線4の外装破壊による電気的な危険を防
止することができる。
【0020】また、電源線4の下方向の張力に対して
は、電源線固定具1により保持されているため、接続部
分Aへの張力は作用しなくなる。
【0021】更に、電源線固定具1の内、少なくとも電
源線4の保持部分及び接触する恐れのある部分が絶縁性
の高い樹脂で形成されているので、永年使用による電源
線4の劣化時にも電気的に安全である上、施工時に電源
線4を過度に押止する恐れもなく安全である。
【0022】=実施の形態2= 図2は、本発明の他の実施の形態に係る照明器具の概略
部分拡大図であり、(a)は要部斜視図であり、(b)
は要部上面図である。本実施形態に係る電源線固定具8
は、保持部材8a,8bを有する。保持部材8aは、平
板状に形成され、一端には突起部8cが形成され、他端
は保持部材8bと連接している。
【0023】保持部材8bの一方の面は平板状に形成さ
れ、他方の面(保持部材8aとの対向面)は階段状に形
成され、その段差部には突起部8cが形成されている。
この保持部材8bの階段状に形成された面と保持部材8
aによりサイズ,形状等の異なる溝部9,10が構成さ
れる。そして、施工者が用意する電源線4の種類,サイ
ズ等に応じて、溝部9,10に電源線4が挿入される。
【0024】また、保持部材8bの段差部に形成された
突起部8c及びそれに対応する箇所の保持部材8aには
ネジ孔8dが形成され、保持部材8bの平板状に形成さ
れた面にもネジ孔8dが形成され、それに対応する箇所
の取付台6にはネジ孔6bが形成されている。
【0025】また、電源線固定具8の内、少なくとも電
源線4の保持部分及び接触する恐れのある部分が絶縁性
の高い樹脂で形成されている。
【0026】本実施の形態においては、取付台6に形成
されたネジ孔6bと、保持部材8bに形成されたネジ孔
8dとをネジ5により螺合することにより、電源線固定
具8を取付台6に固定し、施工者が用意する電源線4の
種類,サイズ等に応じて、溝部9または溝部10に電源
線4を挿入し、段差部に形成された突起部8c及び保持
部材8aに形成されたネジ孔8dをネジ5により螺合す
ることにより電源線4を保持する。
【0027】そして、平面部6aまで引き出された口出
し線7と電源線4とを半田等により接続する。
【0028】従って、本実施の形態においては、電源線
4のサイズや形状等に応じた溝部9,10に電源線4を
挿入するので、ネジ5による過度の締めつけを防止する
ことができ、電源線4の外装破壊による電気的な危険を
防止することができる。
【0029】また、電源線4の下方向の張力に対して
は、電源線固定具8により保持されているため、接続部
分Aへの張力は作用しなくなる。
【0030】更に、電源線固定具8の内、少なくとも電
源線4の保持部分及び接触する恐れのある部分が絶縁性
の高い樹脂で形成されているので、永年使用による電源
線4の劣化時にも電気的に安全である上、施工時に電源
線4を過度に押止する恐れもなく安全である。
【0031】=実施の形態3= 図3は、本発明の他の実施の形態に係る照明器具の概略
部分拡大図であり、(a)は要部斜視図であり、(b)
は要部上面図である。本実施の形態に係る電源線固定具
11は、保持部材11a,11bを有する。保持部材1
1aは、凹部を有する凸型形状であり、両端にはネジ孔
11cが形成されている。
【0032】保持部材11bは、前記凹部に挿入される
凸部を有する凸型形状であり、その両端の、保持部材1
1aのネジ孔11cに対応する箇所にネジ孔11cが形
成され、ネジ孔11cに対応する箇所の取付台6には、
ネジ孔6bが形成されている。
【0033】保持部材11bの凸部上面は階段状に形成
され、その段差部に対応する箇所の保持部材8aの凹部
底面には突起部11dが形成され、保持部材11aの凹
部と保持部材11bの凸部により溝部9,10が構成さ
れる。そして、施工者が用意する電源線4の種類,サイ
ズ等に応じて、溝部9,10に電源線4が挿入される。
【0034】また、電源線固定具11の内、少なくとも
電源線4の保持部分及び接触する恐れのある部分が絶縁
性の高い樹脂で形成されている。
【0035】本実施の形態においては、取付台6に形成
されたネジ孔6bと、保持部材11a,11bに形成さ
れたネジ孔11cとをネジ5により螺合することによ
り、電源線固定具11を取付台6に固定し、施工者が用
意する電源線4の種類,サイズ等に応じて、溝部9また
は溝部10に電源線4を挿入し、さらにネジ5を締め付
けることにより電源線4を保持する。
【0036】そして、平面部6aまで引き出された口出
し線7と電源線4とを半田等により接続する。
【0037】従って、本実施の形態においては、電源線
4のサイズや形状等に応じた溝部9,10に電源線4を
挿入するので、ネジ5による過度の締めつけを防止する
ことができ、電源線4の外装破壊による電気的な危険を
防止することができる。
【0038】また、電源線4の下方向の張力に対して
は、電源線固定具11により保持されているため、接続
部分Aへの張力は作用しなくなる。
【0039】更に、電源線固定具11の内、少なくとも
電源線4の保持部分及び接触する恐れのある部分が絶縁
性の高い樹脂で形成されているので、永年使用による電
源線4の劣化時にも電気的に安全である上、施工時に電
源線4を過度に押止する恐れもなく安全である。
【0040】=実施の形態4= 図4は、本発明の他の実施の形態に係る照明器具の概略
部分拡大図であり、(a)は要部斜視図であり、(b)
は要部上面図である。本実施形態に係る電源線固定具1
2は、保持部材12a,12bを有する。保持部材12
aは、平面部12cの一端に立ち上がり部12dが形成
され、立ち上がり部12dにはネジ孔12eが形成され
ている。
【0041】保持部材12bは、階段状に形成され、一
端にはネジ孔12eが形成されている。そして、保持部
材12a,12bのネジ孔12eに対応する箇所の取付
台6には、ネジ孔6bが形成されている。
【0042】保持部材12bの段差部に対応する箇所の
保持部材12aの平面部12cには、突起部12fが形
成され、保持部材12bの段差部が形成された面及び保
持部材12aの平面部12cの突起部12fが形成され
た面により溝部9,10が構成される。そして、施工者
が用意する電源線4の種類,サイズ等に応じて、溝部
9,10に電源線4が挿入される。
【0043】また、電源線固定具8の内、少なくとも電
源線4の保持部分及び接触する恐れのある部分が絶縁性
の高い樹脂で形成されている。
【0044】本実施の形態においては、取付台6に形成
されたネジ孔6bと、保持部材12a,12bに形成さ
れたネジ孔12eとをネジ5により螺合することによ
り、保持部材12a,12bを取付台6に固定し、施工
者が用意する電源線4の種類,サイズ等に応じて、溝部
9または溝部10に電源線4を挿入し、ネジ5をさらに
締め付けることにより電源線4を保持する。
【0045】そして、平面部6aまで引き出された口出
し線7と電源線4とを半田等により接続する。
【0046】従って、本実施の形態においては、電源線
4のサイズや形状等に応じた溝部9,10に電源線4を
挿入するので、ネジ5による過度の締めつけを防止する
ことができ、電源線4の外装破壊による電気的な危険を
防止することができる。
【0047】また、電源線4の下方向の張力に対して
は、電源線固定具12により保持されているため、接続
部分Aへの張力は作用しなくなる。
【0048】更に、電源線固定具12の内、少なくとも
電源線4の保持部分及び接触する恐れのある部分が絶縁
性の高い樹脂で形成されているので、永年使用による電
源線4の劣化時にも電気的に安全である上、施工時に電
源線4を過度に押止する恐れもなく安全である。
【0049】=実施の形態5= 図5は、本発明の他の実施の形態に係る照明器具の概略
部分拡大図であり、(a)は要部斜視図であり、
(b),(c)は実施の態様を示す要部上面図である。
本実施形態に係る電源線固定具13は、保持部材13
a,13bを有する。保持部材13a,13bは、一方
の面が平面で、他方の面に凹部が形成された平板状であ
り、その両端にネジ孔13cが形成されている。また、
ネジ孔13cに対応する箇所の取付台6にはネジ孔6b
が形成されている。
【0050】また、電源線固定具8の内、少なくとも電
源線4の保持部分及び接触する恐れのある部分が絶縁性
の高い樹脂で形成されている。
【0051】そして、保持部材13a,13bの取付台
6への取付方向の違いにより溝部9,10を構成する。
つまり、図5(b)に示すように、凹部が対向するよう
に保持部材13a,13bを取付台6に取り付けること
により大きいサイズ,形状の電源線4用の溝部9が構成
され、図5(c)に示すように保持部材13a,13b
の凹部が同一方向となるように取付台6に取り付けるこ
とにより小さいサイズ,形状の電源線4用の溝部10が
構成される。
【0052】本実施の形態においては、取付台6に形成
されたネジ孔6bと、保持部材13a,13bに形成さ
れたネジ孔13cとをネジ5により螺合することによ
り、保持部材13a,13bを取付台6に固定し、施工
者が用意する電源線4の種類,サイズ等に応じて、溝部
9または溝部10に電源線4を挿入し、ネジ5をさらに
締め付けることにより電源線4を保持する。
【0053】そして、平面部6aまで引き出された口出
し線7と電源線4とを半田等により接続する。
【0054】従って、本実施の形態においては、電源線
4のサイズや形状等に応じた溝部9,10に電源線4を
挿入するので、ネジ5による過度の締めつけを防止する
ことができ、電源線4の外装破壊による電気的な危険を
防止することができる。
【0055】また、電源線4の下方向の張力に対して
は、電源線固定具13により保持されているため、接続
部分Aへの張力は作用しなくなる。
【0056】更に、電源線固定具13の内、少なくとも
電源線4の保持部分及び接触する恐れのある部分が絶縁
性の高い樹脂で形成されているので、永年使用による電
源線4の劣化時にも電気的に安全である上、施工時に電
源線4を過度に押止する恐れもなく安全である。
【0057】=実施の形態6= 図6は、本発明の他の実施の形態に係る照明器具の概略
部分拡大図であり、(a)は要部斜視図であり、
(b),(c)は実施の態様を示す要部上面図である。
本実施形態に係る電源線固定具14は、保持部材14
a,14bを有する。保持部材14aは、一方の面に曲
面状の凹部を有し、他方の面に底面が平板状の凹部を有
する平板状に形成され、保持部材14bは、平板状に形
成されており、保持部材14a,14bの両端には、対
応する箇所にネジ孔14cが形成されている。また、ネ
ジ孔14cに対応する箇所の取付台6にはネジ孔6bが
形成されている。
【0058】また、電源線固定具8の内、少なくとも電
源線4の保持部分及び接触する恐れのある部分が絶縁性
の高い樹脂で形成されている。
【0059】そして、保持部材14a,14bの取付台
6への取付方向の違いにより溝部9,10を構成する。
つまり、図6(b)に示すように、保持部材14aの曲
面状の凹部が保持部材14bに対向するように取付台6
に取り付けることにより大きいサイズ,形状の電源線4
用の溝部9が構成され、図6(c)に示すように保持部
材14aの底面が平板状の凹部が保持部材14bに対向
するように取付台6に取り付けることにより小さいサイ
ズ,形状の電源線4用の溝部10が構成される。
【0060】本実施の形態においては、取付台6に形成
されたネジ孔6bと、保持部材14a,14bに形成さ
れたネジ孔14cとをネジ5により螺合することによ
り、保持部材14a,14bを取付台6に固定し、施工
者が用意する電源線4の種類,サイズ等に応じて、溝部
9または溝部10に電源線4を挿入し、ネジ5をさらに
締め付けることにより電源線4を保持する。
【0061】そして、平面部6aまで引き出された口出
し線7と電源線4とを半田等により接続する。
【0062】従って、本実施の形態においては、電源線
4のサイズや形状等に応じた溝部9,10に電源線4を
挿入するので、ネジ5による過度の締めつけを防止する
ことができ、電源線4の外装破壊による電気的な危険を
防止することができる。
【0063】また、電源線4の下方向の張力に対して
は、電源線固定具14により保持されているため、接続
部分Aへの張力は作用しなくなる。
【0064】更に、電源線固定具14の内、少なくとも
電源線4の保持部分及び接触する恐れのある部分が絶縁
性の高い樹脂で形成されているので、永年使用による電
源線4の劣化時にも電気的に安全である上、施工時に電
源線4を過度に押止する恐れもなく安全である。
【0065】なお、電源線固定具の形状としては、上述
の実施の形態に示す形状に限定されるものではなく、2
つ以上のサイズ、形状の異なる電源線4挿通用の溝部が
設けられた形状であれば良い。
【0066】
【発明の効果】請求項1または請求項2記載の発明は、
灯具から引き出された口出し線に接続された電源線を灯
具に設けられた取付台に保持する電源線固定具であっ
て、2つ以上のサイズまたは形状の異なる電源線挿入用
の溝部を有するので、電源線のサイズ,形状に応じた溝
部に電源線を挿入することができ、電源線と口出し線と
の接続部分の張力止めを確実に行えるとともに、電気的
な危険を防止することのできる電源線固定具を提供する
ことができた。
【0067】請求項3記載の発明は、請求項1または請
求項2記載の電源線固定具において、電源線と接触また
は接触する恐れのある箇所を絶縁性の樹脂により構成し
たので、永年使用による電源線の劣化時にも電気的に安
全である上、施工時に電源線を過度に押止する恐れもな
く安全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る照明器具の概略部
分拡大図であり、(a)は要部斜視図であり、(b)は
要部上面図である。
【図2】本発明の他の実施の形態に係る照明器具の概略
部分拡大図であり、(a)は要部斜視図であり、(b)
は要部上面図である。
【図3】本発明の他の実施の形態に係る照明器具の概略
部分拡大図であり、(a)は要部斜視図であり、(b)
は要部上面図である。
【図4】本発明の他の実施の形態に係る照明器具の概略
部分拡大図であり、(a)は要部斜視図であり、(b)
は要部上面図である。
【図5】本発明の他の実施の形態に係る照明器具の概略
部分拡大図であり、(a)は要部斜視図であり、
(b),(c)は実施の態様を示す要部上面図である。
【図6】本発明の他の実施の形態に係る照明器具の概略
部分拡大図であり、(a)は要部斜視図であり、
(b),(c)は実施の態様を示す要部上面図である。
【図7】従来例に係る照明器具を示す概略構成図であ
り、(a)は概略正面図であり、(b)は(a)の要部
正面図であり、(c)は(b)の要部を拡大した分解斜
視図である。
【符号の説明】
1 電源線固定具 1a,1b 保持部材 1c 曲面部 1d 突起部 1e ネジ孔 2,3 溝部 4 電源線 5 ネジ 6 取付台 6a 平面部 6b ネジ孔 7 口出し線 8 電源線固定具 8a,8b 保持部材 8c 突起部 8d ネジ孔 9,10 溝部 11 電源線固定具 11a,11b 保持部材 11c ネジ孔 11d 突起部 12 電源線固定具 12a,12b 保持部材 12c 平面部 12d 立ち上がり部 12e ネジ孔 12f 突起部 13 電源線固定具 13a,13b 保持部材 13c ネジ孔 14 電源線固定具 14a,14b 保持部材 14c ネジ孔 15 電源線固定具 15a 平面部 15b ネジ孔 16 ポール 17 灯具

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 灯具から引き出された口出し線に接続さ
    れた電源線を灯具に設けられた取付台に保持する電源線
    固定具であって、2つ以上のサイズまたは形状の異なる
    電源線挿入用の溝部を有することを特徴とする電源線固
    定具。
  2. 【請求項2】 前記溝部を、取付台への取付方向の違い
    によってサイズまたは形状の異なるように形成できるこ
    とを特徴とする請求項1記載の電源線固定具。
  3. 【請求項3】 電源線と接触または接触する恐れのある
    箇所を絶縁性の樹脂により構成したことを特徴とする請
    求項1または請求項2記載の電源線固定具。
JP10085921A 1998-03-31 1998-03-31 電源線固定具 Pending JPH11283432A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10085921A JPH11283432A (ja) 1998-03-31 1998-03-31 電源線固定具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10085921A JPH11283432A (ja) 1998-03-31 1998-03-31 電源線固定具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11283432A true JPH11283432A (ja) 1999-10-15

Family

ID=13872255

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10085921A Pending JPH11283432A (ja) 1998-03-31 1998-03-31 電源線固定具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11283432A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011076870A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Shinko Electric Co Ltd 張力止を備えるソケット
JP2012038671A (ja) * 2010-08-11 2012-02-23 Iwasaki Electric Co Ltd 照明器具の結線構造
KR20220110022A (ko) * 2021-01-29 2022-08-05 주식회사 엘케이텍 퍼스널 모빌리티용 전조등 조립체

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011076870A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Shinko Electric Co Ltd 張力止を備えるソケット
JP2012038671A (ja) * 2010-08-11 2012-02-23 Iwasaki Electric Co Ltd 照明器具の結線構造
KR20220110022A (ko) * 2021-01-29 2022-08-05 주식회사 엘케이텍 퍼스널 모빌리티용 전조등 조립체

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6273587B1 (en) Light strip power block
US4161020A (en) Fluorescent lampholder assembly for circline lamp
US6551141B2 (en) Fuse box
EA011342B1 (ru) Фиксирующий зажим для настенной установки электрического устройства
US20150003026A1 (en) Led lamp assembly and a cable organization device thereof
JPH11283432A (ja) 電源線固定具
US6454436B1 (en) Lamp securing device
JP4803364B2 (ja) 端子台および照明器具
KR100684656B1 (ko) 천장매입형 등기구
KR200404093Y1 (ko) 등기구용 전선연결구
JPS61195503A (ja) 照明器具
KR200376372Y1 (ko) 등기구용 전선연결단자
KR100817874B1 (ko) 백라이트 형광등 고정유니트.
JP2592163B2 (ja) 照明器具
US7119481B2 (en) Reflector lamp having a plastic reflector supporting lugs coupled by barbs
CN217329718U (zh) 一种电线固定座及灯具
JP2004185843A (ja) 回路ブロックユニットおよび照明器具
KR930009239B1 (ko) 형광램프의 구조
JPH025450Y2 (ja)
JPH08330044A (ja) 放電灯点灯装置
KR200323079Y1 (ko) 방전램프 장치
KR200155920Y1 (ko) 천정 등의 배선접속 및 연결장치
JPH0338731Y2 (ja)
JPH05190011A (ja) 照明器具取付構造
JPH021029Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060828

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060905

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20061226