JP2001325366A - ヘルスケアサービス提供方法およびシステム、コンテンツ配信サーバ、ヘルスケア情報配信システム、ヘルスケア情報受信システムならびにコンピュータ読取可能な記憶媒体 - Google Patents

ヘルスケアサービス提供方法およびシステム、コンテンツ配信サーバ、ヘルスケア情報配信システム、ヘルスケア情報受信システムならびにコンピュータ読取可能な記憶媒体

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JP2001325366A
JP2001325366A JP2000144040A JP2000144040A JP2001325366A JP 2001325366 A JP2001325366 A JP 2001325366A JP 2000144040 A JP2000144040 A JP 2000144040A JP 2000144040 A JP2000144040 A JP 2000144040A JP 2001325366 A JP2001325366 A JP 2001325366A
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JP
Japan
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meal
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health care
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English (en)
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Takahiro Mitsui
隆浩 光井
Shigeo Nomura
茂生 野村
Hiroshi Azuma
啓史 東
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】ヘルスケアサービス利用者に対して注文情報に
対応する食品や調理内容等を提供する。 【解決手段】応答サーバ会社1は、ヘルスケア用の食事
の内容を定める食事メニューコンテツ・レシピコンテン
ツを作成して配信する。放送局2では、配信された食事
メニューコンテツ・レシピコンテンツに基づいてヘルス
ケア用食事に関連するヘルスケア用TV番組を制作して
複数の家庭4それぞれに配信する。複数の家庭4の内の
少なくとも1つは、配信されたヘルスケア用TV番組を
受信し、受信したヘルスケア用TV番組に基づいてヘル
スケア用食事に関連する食品の注文情報を送付する。応
答サーバ会社1は、少なくとも1つの家庭から注文情報
が送付された際に、その注文情報に対応する食品のレシ
ピコンテンツをレシピマスタファイルから読み出し、送
付注文情報とともに地域パートナー5に送付するように
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、利用者のヘルスケ
アに関するサービスとして前記ヘルスケア用の食事に関
連する食品や調理情報を提供するためのヘルスケアサー
ビス提供方法およびシステム、コンテンツ配信サーバ、
ヘルスケア情報配信システム、ヘルスケア情報受信シス
テムならびにコンピュータ読取可能な記憶媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】高齢化社会の到来につれて、健康への関
心は高まる一方であり、健康に関連するTV番組の視聴
率や出版物の発行部数も高い数字を示している。
【0003】このような背景から、近年では、日常生活
の食生活を注意・改善することにより、自らの健康回
復、維持および増進に努める人が増加している。
【0004】例えば、糖尿病、高血圧症等のいわゆる成
人病の患者にとっては、医師等の治療に加えて、日常の
食生活を改善する、いわゆる食事療法を行なうことによ
り、病気の回復に努めており、また、現在健康体である
人にとっても、上記成人病等の発生を防止してその健康
を維持していくために、日常生活における食生活を注意
・改善している。例えば、肥満を防止するためのダイエ
ットや、ビタミン剤を含む健康食品ブームもその一例で
ある。
【0005】このように、成人病等の患者を含む多数の
人にとっては、自らの健康を回復、維持あるいは増進す
るために、日常の食生活を注意・改善しており、病院で
あればその料理人が、各家庭であれば本人、介護者ある
いは主婦等がそれぞれ食事メニュー、その食材等に工夫
を凝らして、日々の健康回復、維持および増進に努めて
いる。
【0006】なお、本明細書では、健康の回復、維持、
増進させるための何らかの行為を“ヘルスケア”と記載
する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、各家庭
において毎日の食事メニューや食材を工夫して家族のヘ
ルスケアを行なうことは非常に面倒であり、簡単に食生
活を工夫・改善してヘルスケアを行なうことができるサ
ービスの提供が望まれていた。
【0008】また、自宅において食事療法を行なう成人
病患者あるいはその介護者においても、栄養士等が作成
した成人病を改善するための食事メニュー等を参考にし
て食事を作っているのが現状であり、毎日の食生活での
食材選びや食事作りの手間等の原因により、食事療法を
継続して行なうことが困難であった。
【0009】特に、食事療法においては、患者それぞれ
の身体の状態に応じて木目細かく食事を作ることが重要
であり、特に、その改善対象となる病気に関連する患者
の身体状態情報(例えば、病気が糖尿病であれば血糖
値、高血圧症であれば血圧値等)に注意を払う必要があ
るが、各家庭において、患者の身体の状態に応じて食事
を作ることは非常に困難であり、自宅での食事療法を失
敗させる大きな要因となっていた。
【0010】本発明は上述した事情に鑑みてなされたも
ので、利用者のヘルスケア用の食事の内容を定める食事
内容コンテンツに基づいて制作されたヘルスケア用食事
に関連するヘルスケア情報を各利用者に対して配信し、
配信されたヘルスケア情報に応じて利用者から送られた
ヘルスケア用食事に関連する食品(料理自体、食材等)
や調理内容(レシピ等)等の注文情報を受付けてその利
用者に対して対応する食品や調理内容等を提供すること
をその第1の目的とする。
【0011】特に、本発明では、各利用者に対して、そ
の利用者の身体の状態等を反映した食品や調理内容を供
給することをその第2の目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、本発明によれば、請求項1に記載したように、利
用者のヘルスケアに関するサービスとして前記ヘルスケ
ア用の食事に関連する食品を食品配送事業者を介して利
用者に提供するシステムであって、前記ヘルスケア用の
食事の内容を定める食事内容コンテンツを作成して配信
するコンテンツ配信手段と、作成した食事内容コンテン
ツを記憶するコンテンツ記憶手段と、配信された食事内
容コンテンツに基づいて前記ヘルスケア用食事に関連す
るヘルスケア情報を作成して複数の利用者それぞれに配
信する情報制作配信手段と、複数の利用者それぞれに配
信されたヘルスケア情報を受信し、受信したヘルスケア
情報に基づいて前記ヘルスケア用食事に関連する食品の
注文情報を送付可能な注文情報送付手段と、少なくとも
一人の利用者に対応する注文情報送付手段から注文情報
が送付された際に、その注文情報に対応する食品の食事
内容コンテンツを前記コンテンツ記憶手段から読み出
し、送付注文情報とともに前記食品配送事業者に送付す
るコンテンツ送付手段とを備えている。
【0013】請求項2に記載した発明によれば、前記食
事内容コンテンツは前記ヘルスケア用食事の調理情報を
含んでおり、前記注文情報送付手段は、受信したヘルス
ケア情報に基づいて前記ヘルスケア用食事の調理情報を
取得するための情報を注文情報として前記コンテンツ送
付手段に送付する手段を備えているとともに、前記コン
テンツ送付手段は、送付された取得情報に対応する調理
情報を前記コンテンツ記憶手段から読み出して、前記取
得情報とともに前記取得情報送付元の利用者に対して送
付する手段を備えている。
【0014】請求項3に記載した発明によれば、利用者
のヘルスケアに関するサービスとして前記ヘルスケア用
の食事の調理情報を利用者に提供可能なシステムであっ
て、前記ヘルスケア用食事の内容を定めるための食事内
容コンテンツを作成して配信するコンテンツ配信手段
と、作成した食事内容コンテンツを記憶するコンテンツ
記憶手段と、配信された食事内容コンテンツに基づいて
前記ヘルスケア用食事を用いたヘルスケア情報を作成し
て複数の利用者それぞれに配信する情報制作配信手段
と、前記複数の利用者それぞれに配信されたヘルスケア
情報を受信し、受信したヘルスケア情報に基づいて前記
ヘルスケア用食事の調理情報を取得するための情報を送
付可能な取得情報送付手段と、少なくとも一人の利用者
に対応する取得情報送付手段から取得情報が送付された
際に、その取得情報および当該取得情報に対応する食事
内容コンテンツを前記コンテンツ記憶手段から読み出し
て前記取得情報送付元の利用者に送付するコンテンツ送
付手段とを備えている。
【0015】請求項4に記載した発明によれば、前記食
事内容コンテンツは、前記ヘルスケア用食事のメニュ
ー、その食事メニューの食材および前記食事メニューの
調理情報の内の少なくとも1つを含んでおり、前記コン
テンツ配信手段は、前記ヘルスケア用食事に関連する知
識を有するアドバイザから送付されたアドバイス情報に
従って前記ヘルスケア用食事のメニュー、その食事メニ
ューの食材および前記食事メニューの調理情報を含むコ
ンテンツを作成するようにしている。
【0016】請求項5に記載した発明によれば、前記複
数の利用者の名称、その認証情報、その利用者の居所の
所在地情報および当該居所の連絡先情報を更新可能に記
憶する利用者情報記憶手段と、前記食品配送事業者は複
数であり、その複数の食品配送事業者それぞれの名称、
所在地情報および連絡先情報をそれぞれ更新可能に記憶
する食品配送事業者情報記憶手段と、前記複数の食品配
送事業者の前記食品に係る食材の在庫情報を食品配送事
業者毎にそれぞれ記憶する在庫情報記憶手段とを備え、
前記注文情報送付手段は、前記少なくとも一人の利用者
の居所に設置されており、当該利用者の操作により、前
記食品の注文情報に加えて、対応する利用者の認証情報
を前記コンテンツ送付手段に送付する操作送付手段を有
しており、前記コンテンツ送付手段は、少なくとも一人
の利用者に対応する注文情報送付手段から送付された注
文情報および認証情報を受け取る手段と、受け取った認
証情報に基づいて前記利用者情報記憶手段を参照するこ
とにより、受信認証情報に対応する利用者に関する認証
処理を行なう手段と、認証の結果、利用者情報記憶手段
に記憶された利用者と認証された際に、その利用者情報
記憶手段に記憶された利用者に対応する所在地情報、前
記食品配送事業者情報記憶手段に記憶された複数の食品
配送事業者の所在地情報および前記在庫情報記憶手段に
記憶された食品配送事業者毎の在庫情報に基づいて、前
記利用者およびその注文情報に対して最適な食品配送事
業者を選定する手段と、前記コンテンツ記憶手段から読
み出した送付注文情報に対応する食事内容コンテンツ
を、送付注文情報とともに選定された食品配送事業者に
対して送付する手段とを備えている。
【0017】請求項6記載の発明によれば、前記少なく
とも一人の利用者の身体の状態を表す身体状態情報の
内、前記ヘルスケアの対象に関連する身体状態情報をそ
の利用者から測定して送信する測定器と、送信された身
体状態情報を、少なくとも測定時刻を含む測定時特定情
報とともに対応する利用者と関連付けて記憶する身体情
報記憶手段とを備え、前記注文情報送付手段は、前記食
品の注文情報に加えて、前記測定器から送信された身体
状態情報を前記コンテンツ送付手段に送付する手段を有
しており、前記コンテンツ送付手段は、前記コンテンツ
記憶手段から読み出した送付注文情報に対応する食事内
容コンテンツを、前記身体状態情報に基づいて調整し、
調整した食事内容コンテンツを送付注文情報とともに前
記食品配送事業者に送付する手段を備えている。
【0018】請求項7記載の発明によれば、前記ヘルス
ケア情報制作配信手段は、前記コンテンツ配信手段から
配信された食事内容コンテンツに基づいて、前記ヘルス
ケア用食事に関連するヘルスケア情報が映像として現れ
る番組を制作する番組制作手段と、制作された番組に基
づく放送データを圧縮符号化するとともに、前記ヘルス
ケア用食事に関連するヘルスケア情報に係る食品の注文
情報を受付けるための注文受付用画像データおよび当該
注文受付用画像データに対する制御プログラムをそれぞ
れ含む前記ヘルスケア用食事関連ヘルスケア情報の映像
に対応付けられた注文用データを圧縮符号化し、圧縮符
号化した放送データおよび注文用データを多重化し、多
重化放送データとして前記各利用者の居所へ配信する多
重化放送データ配信手段とを備えており、前記注文情報
送付手段は前記各利用者の居所に配設されており、配信
された多重化放送データを放送データおよび注文用デー
タに分離し、分離した放送データおよび注文用データを
それぞれ伸長復号化する手段と、伸長復号化した注文用
データを記憶する手段と、伸長復号化した放送データを
ディスプレイに表示するとともに、前記注文用データに
基づいて、少なくとも前記ヘルスケア用食事に関連する
ヘルスケア情報に係る食品の注文受付用画像データを前
記ディスプレイに表示された放送データ上に重畳表示す
る手段と、前記少なくとも一人の利用者により前記注文
受付用画像データを介して入力された注文情報を前記制
御プログラムに従った処理により読みとって前記コンテ
ンツ送付手段に送付する手段とを備えている。
【0019】請求項8記載の発明によれば、前記ヘルス
ケア情報制作配信手段は、前記コンテンツ配信手段から
配信された食事内容コンテンツに基づいて、前記ヘルス
ケア用食事に関連する文字/画像形式のヘルスケア情報
と前記ヘルスケア情報に係る食品の注文情報を受付ける
ための前記文字あるいは画像情報に関連付けられた注文
受付用データに対するリンクとを含むWebコンテンツ
を制作する制作手段と、制作されたWebコンテンツを
前記各利用者の居所へ配信するコンテンツ配信手段と、
前記Webコンテンツのリンクアクセスに応じて当該リ
ンクに対応する注文受付用データを配信する手段とを備
えており、前記注文情報送付手段は、配信されたWeb
コンテンツをディスプレイに表示して閲覧する閲覧手段
と、前記少なくとも一人の利用者による前記ディスプレ
イに表示されたWebコンテンツにおける注文受付用デ
ータに対するリンクへのアクセスに応じて前記Webサ
ーバから注文受付用データをダウンロードする手段と、
ダウンロードした注文受付用データを介して入力された
注文情報を読みとって前記コンテンツ送付手段に送付す
る手段とを備えている。
【0020】請求項9記載の発明によれば、ヘルスケア
用の食事に関連するヘルスケア情報を作成して複数の情
報利用者それぞれに配信する情報制作配信装置に対して
通信回線を介して通信可能なコンテンツ配信サーバであ
って、前記複数の利用者の名称、その認証情報、その利
用者の居所の所在地情報および当該居所の連絡先情報を
更新可能に記憶する利用者情報記憶手段と、複数の食品
配送事業者それぞれの名称、所在地情報および連絡先情
報をそれぞれ更新可能に記憶する食品配送事業者情報記
憶手段と、前記ヘルスケア用食事の内容を定める食事内
容コンテンツを作成し、前記通信回線を介して前記情報
制作配信装置に配信するコンテンツ配信手段と、作成し
た食事内容コンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段
と、前記複数の利用者の内の少なくとも一人から、前記
情報制作配信装置を介して配信されたヘルスケア情報の
ヘルスケア用食事に関連する食品の注文情報およびその
利用者の認証情報が送付された際に、その送付された注
文情報および認証情報を受け取る手段と、受け取った認
証情報に基づいて前記利用者情報記憶手段を参照するこ
とにより、その認証情報に対応する利用者に関する認証
処理を行なう手段と、認証の結果、利用者情報記憶手段
に記憶された利用者と認証された際に、利用者情報記憶
手段に記憶された利用者に対応する所在地情報および前
記食品配送事業者情報記憶手段に記憶された複数の食品
配送事業者の所在地情報に基づいて、前記少なくとも一
人の利用者に対して最適な食品配送事業者を選定する手
段と、前記コンテンツ記憶手段から読み出した送付注文
情報に対応する食事内容コンテンツを、送付注文情報と
ともに選定された食品配送事業者に対して送付する手段
とを備えている。
【0021】請求項10記載の発明によれば、サーバと
通信回線を介して通信可能な複数の利用者に対するヘル
スケア情報配信用のシステムであって、前記サーバから
前記通信回線を介して配信されたヘルスケア用の食事の
内容を定める食事内容コンテンツを受信する受信手段
と、受信した食事内容コンテンツに基づいて前記ヘルス
ケア用食事に関連するヘルスケア情報を作成する作成手
段と、作成したヘルスケア情報を前記複数の利用者にそ
れぞれ配信する情報配信手段とを備えている。
【0022】請求項11記載の発明によれば、ヘルスケ
ア用の食事に関連するヘルスケア情報が映像として現れ
る番組に基づく圧縮符号化放送データと、前記ヘルスケ
ア用食事に関連するヘルスケア情報に係る食品の注文情
報を受付けるための注文受付用画像データおよび当該注
文受付用画像データに対する制御プログラムをそれぞれ
含み、前記ヘルスケア用食事関連ヘルスケア情報の映像
に対応付けられた圧縮符号化注文用データとが多重化さ
れた多重化放送データを利用者に対するヘルスケア情報
として受信するシステムであって、受信した多重化放送
データを放送データおよび注文用データに分離し、分離
した放送データおよび注文用データをそれぞれ伸長復号
化する手段と、伸長復号化した注文用データを記憶する
手段と、伸長復号化した放送データをディスプレイに表
示するとともに、前記注文用データに基づいて、少なく
とも前記ヘルスケア用食事に関連するヘルスケア情報に
係る食品の注文受付用画像データを前記ディスプレイに
表示された放送データ上に重畳表示する手段と、前記利
用者により前記注文受付用画像データを介して入力され
た注文情報を前記制御プログラムに従った処理により読
み取る手段とを備えている。
【0023】請求項12記載の発明によれば、ヘルスケ
ア用の食事に関連する食品を食品配送事業者を介して提
供する方法であって、前記ヘルスケア用食事の内容を定
める食事内容コンテンツを作成して情報配信事業者に対
して配信するステップと、作成した食事内容コンテンツ
をメモリに記憶するステップと、複数の利用者の内の少
なくとも一人から、前記情報配信事業者を介して配信さ
れたヘルスケア情報のヘルスケア用食事に関連する食品
の注文情報が送付された際に、その送付された注文情報
に対応する食事内容コンテンツを前記メモリから読み出
し、送付注文情報とともに前記食品配送事業者に送付す
るステップとを備えている。
【0024】請求項13記載の発明によれば、前記少な
くとも一人の利用者が保険事業者に対して保険加入契約
を締結する際に、前記保険事業者は、前記少なくとも一
人の利用者に対して保険料金割引等の特典を与えるよう
にしている。
【0025】請求項14記載の発明によれば、前記少な
くとも一人の利用者の身体の状態を表す身体状態情報の
内、前記ヘルスケアの対象に関連する身体状態情報をそ
の利用者から測定してするステップと、測定された身体
状態情報を、少なくとも測定時刻を含む測定時特定情報
とともに対応する利用者と関連付けてデータベースに記
憶するステップとを備えており、さらに、前記保険事業
者側において、前記データベースを参照して前記少なく
とも一人の利用者の健康状態を把握し、その健康状態に
応じて前記保険料金の変更処理を行なうステップを備え
ている。
【0026】請求項15記載の発明によれば、ヘルスケ
ア用食事に関連するヘルスケア情報を作成して複数の利
用者に配信する情報制作配信装置に対して通信回線を介
して通信可能なコンピュータが読取可能な記憶媒体であ
って、前記複数の利用者の名称、その認証情報、その利
用者の居所の所在地情報および当該居所の連絡先情報を
更新可能に記憶する利用者情報データベースと、複数の
食品配送事業者それぞれの名称、所在地情報および連絡
先情報をそれぞれ更新可能に記憶する食品配送事業者情
報データベースと、前記ヘルスケア用食事の内容を定め
る食事内容コンテンツをコンピュータに作成させ、その
食事内容コンテンツをコンピュータにより前記通信回線
を介して前記情報制作配信装置に配信させる手順と、作
成させた食事内容コンテンツをコンピュータによりメモ
リに記憶させる手順と、前記情報制作配信装置から配信
されたヘルスケア情報のヘルスケア用食事に関連する食
品の注文情報および認証情報が前記複数の利用者の少な
くとも一人から送付された際に、その送付された注文情
報および認証情報をコンピュータにより受信させる手順
と、受信した認証情報に基づいてコンピュータに前記利
用者情報データベースを参照させることにより、受信し
た認証情報に対応する利用者に関する認証処理を実行さ
せる手順と、認証の結果、利用者情報データベースに記
憶された利用者と認証された際に、その利用者情報デー
タベースに記憶された対応する所在地情報および前記食
品配送事業者情報データベースに記憶された複数の食品
配送事業者の所在地情報に基づいて、利用者に対して最
適な食品配送事業者をコンピュータに選定させる手順
と、前記コンピュータにより前記メモリから送付注文情
報に対応する食事内容コンテンツを読み出させ、読み出
した食事内容コンテンツを、コンピュータにより送付注
文情報とともに選定された食品配送事業者に対して送付
させる手順とを備えている。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明のヘルスケアサービス提供
方法およびシステム、コンテンツ配信サーバ、ヘルスケ
ア情報配信システム、ヘルスケア情報受信システムなら
びにコンピュータ読取可能な記憶媒体に係る実施の形態
を添付図面を参照して説明する。
【0028】図1は、本発明の実施の形態に係るヘルス
ケアサービス提供方法およびシステムの概念を説明する
ための図である。
【0029】図1において、符号1は、応答サーバ会社
を示しており、この応答サーバ会社1は、本実施形態の
ヘルスケアサービスの提供を受ける利用者のヘルスケア
用、すなわち、糖尿病、高血圧症、高脂血症、痛風等の
成人病治療(食事療法)やダイエット等のヘルスケア用
の食事の内容を定める食事内容コンテンツとして、食事
メニュー情報(食事メニューコンテンツ)およびそのレ
シピ情報(レシピコンテンツ)を企画・作成する処理1
A、1Bを行ない、作成した食事メニューコンテンツや
レシピコンテンツを放送局2に対して配信するものであ
る。
【0030】放送局2は、ヘルスケア用の食事に関連す
る専門知識を有する複数のコンテンツアドバイザ3A1
〜3Anから構成されたコンテンツパートナー3の協力
(例えば出演やメニューアドバイス等)を受けながら、
応答サーバ会社1から送られた食事メニューコンテンツ
やレシピコンテンツに基づいて、ヘルスケア用の食事に
関連するTV番組(例えば、上記成人病予防・改善用の
料理メニューを含むTV番組や、ダイエット用の料理メ
ニューを含むTV番組)を制作し、制作したTV番組に
基づくディジタル放送データを、通信・放送衛星や中継
器等を介して上記サービス利用者の各家庭(居所)に対
して配信する処理を行なうようになっている。
【0031】各利用者の家庭4には、ディジタル放送デ
ータを受信してディスプレイ画面に表示するディジタル
放送受信機4Aが設置されており、利用者は、受信機4
Aのディスプレイ画面を介して表示されたヘルスケア用
の食事に関連するTV番組を視聴しながら、ヘルスケア
用の食事に関連する食品{食事自体(レトルト食品や冷
凍食品も含む)や食材等}の注文情報あるいはヘルスケ
ア用の食事のレシピを取得するための情報を応答サーバ
会社1に対して送付するようになっている。
【0032】また、利用者は、例えばヘルスケアの内容
に対応する自らの身体状態情報(例えば、糖尿病であれ
ば血糖値等;以下、本実施形態ではバイタルデータと呼
ぶ)を測定し、上記注文情報やレシピ取得情報とともに
応答サーバ会社1に対して送付することも可能である。
【0033】そして、符号5は、利用者の居所地域内あ
るいはその近傍にある複数の食品宅配事業者5A1〜5
An{料理(食事)宅配事業者、食材宅配事業者等;例
えば、レストランや病院等}から構成された地域パート
ナーを示すものであり、応答サーバ会社1を介して例え
ばバイタルデータ、注文情報およびレシピコンテンツが
適当な事業者に対して送付されると、送付されたレシピ
コンテンツおよびバイタルデータに基づいて事業者側で
調理された料理自体やレシピコンテンツに対応する食材
等の食品、すなわち、利用者のバイタルデータに合わせ
た最適の食品(食事メニュー)を、その事業者の配送処
理により利用者へ提供するようになっている。
【0034】また、応答サーバ会社1は、利用者からレ
シピ取得情報およびバイタルデータが送付されると、送
付利用者のバイタルデータに対応する個別のレシピを利
用者に対して提供するようになっている。
【0035】図2は、前掲図1でその概要を説明したサ
ービス提供システムのシステム構成図である。
【0036】図2によれば、サービス提供システム10
は、応答サーバ会社1に設置されたコンテンツ作成配信
用のサーバ11と、このサーバ11および有線/無線電
話回線網や専用回線等の通信回線12間の所定の通信プ
ロトコルに基づく通信インタフェース処理用の通信イン
タフェース13と、放送局2に設置され、通信回線12
を介してサーバ11と通信可能な放送番組制作・配信用
の放送設備15と、各コンテンツアドバイザ3A1〜3
Anの例えば各居所に設置されており、通信回線12を
介してサーバ11や放送設備15に対して情報通信可能
な通信端末16と、利用者の例えば家庭4に設置されて
おり、放送設備15のRFアンテナ15Aおよび通信/
放送衛星17を介して配信された放送番組に対応するデ
ィジタル放送データをRFアンテナ18Aを介して受信
するディジタル放送受信機4Aとを備えている。
【0037】また、サービス提供システム10は、家庭
4に設置され、その家庭4の利用者のバイタルデータを
測定するためのバイタルデータ測定器20と、この測定
器20で測定されたバイタルデータ等の情報を通信回線
12を介してサーバ11に送信し、サーバ11からの情
報を受信可能な通信端末21とを備えている。
【0038】例えば、ヘルスケアの対象が糖尿病である
場合には、バイタルデータは少なくとも血糖値を含んで
おり、その血糖値を測定する測定器20としては、例え
ば、利用者の指先、耳朶等から血液を吸引して血糖値を
自動測定可能な測定器等が用いられる。
【0039】さらに、サービス提供システム10は、各
食品宅配事業者5A1〜5Anの例えば各居所や各事業
所に設置されており、通信回線12を介してサーバ11
と情報通信可能な通信端末22とを備えている。
【0040】図3は、図2に示すサービス提供システム
10のハードウエアブロック構成を示す図である。な
お、図2で説明した構成要素と同一のものについては、
説明を省略する。また、図3上においては、コンテンツ
パートナー3のコンテンツアドバイザについてはアドバ
イザ3A1、地域パートナー5の食品宅配事業者につい
ては食品宅配事業者5A1のみをそれぞれ示している。
【0041】図3に示すように、サービス提供システム
10におけるサーバ11は、CTI(Computer
Telephony Integration)機能
25Aを有するCPU25と、このCPU25の処理に
必要なプログラムを格納するプログラムファイル26を
記憶するメモリ27と、CPU25に対する情報入力用
の入力部28とを備えており、通信インタフェース13
およびCPU25〜入力部28は、バス29で通信可能
に相互接続されている。
【0042】CPU25のCTI機能25Aは、複数の
コンテンツアドバイザ3A1〜3Anの通信端末16、
家庭4に設置された通信端末21および複数の食品宅配
事業者5A1〜5Anの通信端末22が電話系端末であ
る場合に、その電話系端末から送信された電話系情報
(音声情報や文字情報等)をCPU25が認識可能な情
報に変換する機能、およびCPU25から各通信端末1
6、21および22に対して送信する情報を、各通信端
末が認識可能な音声情報や文字情報等の電話系情報に変
換して出力する機能等を含んでいる。
【0043】サーバ11のメモリ27は、図3に示すよ
うに、申込契約が終了したヘルスケアサービス利用者
(以下、顧客ともいう)の名称、その顧客の認証情報
(顧客ID、パスワード等)、顧客の居所の所在地情報
(家庭の住所)および家庭の連絡先情報を互いに対応付
けて更新可能に記憶する顧客データベース(DB)30
(図4参照)と、地域パートナー5を構成する各食品宅
配事業者5A1〜5Anの名称、その宅配事業者5A1
〜5Anの居所の所在地情報(住所)および連絡先情報
を互いに対応付けて更新可能に記憶する地域パートナー
マスタファイル31(図5参照)と、地域パートナー5
を構成する各食品宅配事業者5A1〜5Anの通信端末
22から周期的に送信されてくる各食品宅配事業者5A
1〜5Anそれぞれの食材の在庫を表す在庫情報(各食
品宅配事業者5A1〜5An側においても食材在庫DB
32Aにより管理されている;後掲図11参照)を更新
可能に記憶する在庫DB32とをそれぞれ備えている。
【0044】さらに、サーバ11のメモリ27は、図3
に示すように、食事メニューコンテンツやレシピコンテ
ンツを含む食事内容コンテンツを作成するためのコンテ
ンツ作成用素材DB33を備えており、例えば、このコ
ンテンツ作成用素材DB33には、複数の食事メニュ
ー、各食事メニューおよび食材の栄養成分値情報、各食
事メニューを構成する食材の分量(レシピ情報)、ヘル
スケア対象としての病気(糖尿病、高血圧症等)やダイ
エットに対応して望ましいと思われる栄養成分値情報が
それぞれ記憶されている。なお、レシピファイル34お
よび顧客ヘルス管理ファイル35については後で説明す
る。
【0045】一方、放送設備15は、図3に示すよう
に、コンテンツアドバイザ3A1〜3Anの内の少なく
とも一人から通信回線12を介して送られたメニューア
ドバイス情報とサーバ11から通信回線12を介して送
られたメニューコンテンツやレシピコンテンツ等の食事
内容コンテンツとを受信して番組情報DB40に格納す
るための通信インタフェース41と、番組制作用の素材
となる映像および音声情報を取得して番組情報DB40
に格納するカメラ42と、番組情報DB40に格納され
た素材情報に基づいてヘルスケア用食事(料理)メニュ
ーを映像として含む番組(ディジタル放送データ;映像
データ+音声データ)を制作・編集し、番組情報DB4
0に格納する制作編集サーバ43と、制作・編集した番
組のヘルスケア用食事に関連する食品の注文情報を受付
けるための注文受付用画像データおよびこの注文受付用
画像データに対する制御プログラムをそれぞれ含む注文
用データを作成し、作成した注文用データおよび番組上
のヘルスケア用食事メニュー映像(コンテンツ)を互い
に対応付けるインデックスをそれぞれに付加して番組情
報DB40に記憶するデータ放送用データ編集サーバ4
4とを備えている。
【0046】そして、制作編集サーバ43は、番組情報
DB40に格納された放送データおよび注文用データ
を、例えばMPEG2等の圧縮符号化フォーマットに基
づいてそれぞれ圧縮符号化し、圧縮符号化した放送デー
タおよび注文用データを送信部45を介して多重化し、
多重化放送データとしておよびRFアンテナ15Aを介
して送信するようになっている。
【0047】一方、ディジタル放送受信機4Aは、図3
に示すように、放送設備15から通信/放送衛星17の
トランスポンダ47を介して中継されてきた多重化放送
データをRFアンテナ18Aを介して受信する受信部5
0と、受信された多重化放送データを放送データおよび
注文用データに分離し、分離した放送データ(映像デー
タ+音声データ)および注文用データをそれぞれ伸長復
号化する分離・伸長復号化処理部51と、伸長復号化さ
れた映像データを処理して後述するディスプレイに表示
可能な映像情報に変換する処理回路52と、伸長復号化
された音声データを処理して後述するディスプレイのス
ピーカを介して出力可能な音声情報に変換する処理回路
53と、処理回路52および53からそれぞれ出力され
た映像情報および音声情報を合成してスピーカ付きのデ
ィスプレイ54を介して表示出力する合成部55とを備
えている。
【0048】また、ディジタル放送受信機4Aは、伸長
復号化された注文用データを記憶するRAM56と、受
信機4A全体を制御するためのコントローラ57とを備
えており、このコントローラ57は、RAM56に記憶
された注文用データに対応付けられたヘルスケア用食事
メニュー映像が表示された際に、インデックス情報を参
照してRAM56に記憶された注文用データにおける注
文受付用画像データ(トップ画面)を読み出し、処理回
路58を介してディスプレイ54に表示可能な画像情報
に変換して合成部55を介してディスプレイ54に表示
された映像上に重畳表示するようになっている。
【0049】図6は、RAM56に記憶された注文用デ
ータODのデータ構造を概念的に示す図である。
【0050】図6によれば、注文用データODは、この
データODを番組コンテンツ(ヘルスケア用食事メニュ
ー映像)に対応付けるためのインデックスXと、注文受
付用画像データ(トップ画面)ID1と、このトップ画
面ID1に階層的にリンクされた複数の画像データであ
る料理宅配用画像データID2、食材宅配用画像データ
ID3および個別レシピ取得用画像データID4と、そ
のリンク先アドレス(1)、アドレス(2)およびアド
レス(3)と、ディスプレイ54画面上での注文受付用
画像データ等のデータ配置領域や上記リンクに対応する
注文受付用画像データ書換処理等を制御するための処理
をコントローラ57に実行させるためのプログラムPG
とを備えている。
【0051】さらに、ディジタル放送受信機4Aは、受
信部50を介して受信された多重化放送データを、圧縮
多重化状態のままで記憶する映像データ記憶部60と、
コントローラ57との連動動作により、ディスプレイ5
4の画面上の表示構成要素をカーソル移動により指定可
能であり、かつ画面上の表示構成要素内に情報を入力す
ることが可能な入力器61とを備えている。
【0052】図7は、入力器61の一例として、受信機
4Aのチャンネル設定用のリモコンを応用した場合の概
略構成を示す図である。
【0053】図7に示すように、入力器61の操作面に
は、ディスプレイ画面上においてカーソルを当該画面に
おける上下・左右に移動させるための操作部61Aが設
けられており、さらに、入力器61の操作面には、チャ
ンネル設定用のボタン群61Bが設けられている。そし
て、チャンネル設定用のボタン群61Bは、ディスプレ
イ画面上のカーソル位置に対してデータを入力する際の
文字入力キーとして用いられる。
【0054】一方、通信端末21は、バイタルデータ測
定器20により測定されたバイタルデータをBluet
ooth等の無線方式やUSB通信コードおよび通信ポ
ートを介した有線方式により通信端末21へ取りこむた
めのインタフェース部70と、取り込んだバイタルデー
タを通信回線12を介してサーバ11に送信する処理や
サーバ11から送られた情報を受信するための端末本体
71と、端末本体71により受信された情報を印刷出力
するための印刷出力部72とを備えている。
【0055】そして、各宅配事業者5A1〜5Anに対
応する各通信端末22は、通信回線12を介してサーバ
11に対して情報を送信する処理やサーバ11から送ら
れた情報を受信するための端末本体75と、端末本体7
5により受信された情報を印刷出力するための印刷出力
部76とを備えている。
【0056】次に本実施形態のヘルスケアサービス提供
システム10について、特に、ヘルスケア対象として利
用者の糖尿病を食事療法で治療する場合において、
(1)料理宅配注文、(2)食材宅配注文および(3)
個別レシピ送付注文をそれぞれ行なう際の全体動作につ
いて説明する。
【0057】(1)料理宅配注文 利用者は、少なくとも利用者自身の名称、認証情報(顧
客ID、パスワード等)、利用者自身の居所の所在地情
報(家庭の住所)および家庭の連絡先情報を含むヘルス
ケアサービス申込書M1を作成して応答サーバ会社1に
対して送付する(図8;ステップS1)。
【0058】なお、上記ヘルスケアサービス申込書M1
は、応答サーバ会社1から予め送られた利用者側の上記
必要記入項目のフォーマットが定めれられた書面上で上
記必要事項を記入して応答サーバ会社1に郵送してもよ
い。
【0059】また、“申込書”としたが書面に限らず、
例えば、通信端末21が電話やファックスの場合には、
利用者は通信端末21を操作して上記必要事項を電話系
情報として応答サーバ会社1に送信することも可能であ
り、さらに、例えば通信端末21がパーソナルコンピュ
ータ等の情報入出力機器であれば、予め利用者側の記入
に必要項目のフォーマットが定めれられた書面情報とし
て応答サーバ会社1から家庭4の通信端末21に申込情
報を送信しておき、利用者が通信端末21を操作して必
要事項を入力し、その入力した情報を含む申込情報を応
答サーバ会社1にアップロードすることも可能である。
【0060】このとき、応答サーバ会社1のサーバ11
は、送付されたヘルスケアサービス申込書M1から利用
者自身の名称、認証情報(顧客ID、パスワード等)、
顧客の居所の所在地情報(家庭の住所)および家庭の連
絡先情報を顧客DB30に登録する(ステップS2)。
【0061】応答サーバ会社1のサーバ11は、コンテ
ンツパートナー3における少なくとも一人のコンテンツ
アドバイザ3A1〜3Anから通信端末16を介して送
付された(ステップS3)メニューアドバイスM2およ
びコンテンツ素材用DB33等を参照して、糖尿病治療
用の食事メニューコンテンツを企画し(ステップS
4)、企画した食事メニューコンテンツに対応するレシ
ピ情報(レシピコンテンツ)を作成し(ステップS5)
作成したレシピ情報を放送局2の制作編集サーバ43に
送信する。
【0062】次いで、サーバ11は、作成したレシピ情
報をレシピマスタファイル34に格納する(ステップS
6)。
【0063】一方、制作編集サーバ43は、少なくとも
一人のコンテンツアドバイザ3A1〜3Anから通信端
末16を介して送付されたメニューアドバイスM2と送
信されたレシピ情報とに基づいて、糖尿病治療用の料理
メニューを映像として含む番組を制作・編集する(ステ
ップS7)。
【0064】このとき、データ放送用データ編集サーバ
44は、番組の糖尿病治療用料理に関連する食品の注文
情報を受付けるための注文受付用画像データおよびこの
注文受付用画像データに対する制御プログラムをそれぞ
れ含む注文用データを作成し、作成した注文用データお
よび対応する番組上の糖尿病ケア用料理メニュー映像を
互いに対応付けるインデックスをそれぞれ付加する(ス
テップS8)。
【0065】そして、制作編集サーバ43は、ステップ
S7およびS8の処理に基づく放送データ(本放送)お
よび注文用データ(データ放送)をそれぞれ圧縮符号化
し、圧縮符号化した本放送およびデータ放送を送信部4
5を介して多重化してRFアンテナ15Aを介して送信
する(ステップS9)。
【0066】送信された多重化放送データは、ディジタ
ル放送受信機4Aを介して受信されて、分離・伸長複合
化処理等を介して本放送およびデータ放送に分離された
後、本放送(放送データ)はディスプレイ54を介して
表示され、データ放送(注文用データ)はRAM56に
記憶される。
【0067】以下、ディスプレイ54に順次本放送(放
送データ)が表示される。
【0068】そして、ディスプレイ54に対して、利用
者が注文したい糖尿病治療用料理MNが表示されたとす
る。
【0069】このとき、利用者は、入力器61を操作し
て、例えば糖尿病治療用料理MN上のインデックスに対
応するマーカをクリックすることにより、RAM56に
記憶された注文用データODの制御プログラムPGに従
ってコントローラ57が動作して、糖尿病治療用料理M
N上の所定位置に注文受付用画像データID1が表示さ
れる(図9A参照)。
【0070】利用者は、図9Aに示された注文受付用画
像データID1上における“料理の宅配”ボタンにカー
ソルを移動させてクリックすると、制御プログラムPG
に従ったコントローラ57の動作により、料理宅配用画
像データID2が表示される(図9Bおよび図8;ステ
ップS10参照)。
【0071】利用者は、料理宅配用画像データID2上
において、注文した糖尿病治療用料理の名前、成分内容
等を確認し、お届け日、お届時間等の注文情報の必須の
項目に対して入力器61を操作してデータを入力した
後、“血糖値入力へ”ボタンをクリックする。この結
果、血糖値入力画面ID2Aが表示される。
【0072】利用者は、この注文時、あるいは注文時か
ら最も近い時刻に自らバイタルデータ測定器20を用い
て測定した血糖値の測定値、測定時刻および測定状態等
のデータを入力器61を操作して入力した後、“ご注
文”ボタンをクリックする。この結果、注文内容確認画
面ID2Bが表示される(図9D参照)。
【0073】ここで、利用者が注文内容確認画面ID3
A上に表示された注文内容を確認して“ご確認”ボタン
をクリックすると、コントローラ57の処理により、認
証画面ASがディスプレイ54に表示される(図10参
照)。
【0074】利用者は、入力器61を操作して認証情報
入力欄L1に対して自らの認証情報を入力する。なお、
申込書M1において記載した所在地とは異なる場所に宅
配したい場合には、その住所を空欄L2に記載して“ご
確認”ボタンをクリックすることになる。
【0075】この結果、注文した糖尿病治療用料理宅配
に基づく注文情報、バイタルデータおよび認証情報が通
信端末21を介してサーバ11に送信される(ステップ
S11およびステップS12)。
【0076】サーバ11は、送信された利用者の認証情
報と顧客DB30に格納された認証情報とを照合し、照
合の結果一致する場合には、地域パートナーマスタファ
イル31を参照して、利用者(顧客)の所在地情報に最
も近い地域パートナー(食材宅配事業者)を選択する
(ステップS13)。
【0077】そして、サーバ11は、顧客DB30に格
納された利用者(顧客)の名称や居所の所在地等の基本
情報を取り出し、さらに、レシピマスタファイル34か
ら注文した糖尿病治療用料理に対応するレシピデータを
レシピマスタファイル34から取り出し、取り出した顧
客基本情報、バイタルデータ、注文情報および取り出し
たレシピデータを、ステップS13の処理により選択し
た食品宅配事業者にそれぞれ送信する(ステップS1
4)。
【0078】選択された食品宅配事業者における通信端
末22の端末本体75は、送信された顧客基本情報、バ
イタルデータ、注文情報およびレシピデータをそれぞれ
受信する(ステップS15)。
【0079】そして、注文情報に基づくお届日におい
て、地域パートナー5における選択された食品宅配事業
者は、例えば通信端末22の端末本体75を用いること
により、受信したレシピデータをバイタルデータに応じ
て調整し、調整したレシピデータに基づいて、旬の食材
を用いて糖尿病治療用料理を調理する(ステップS1
6)。
【0080】糖尿病治療用料理の調理を終了した食品宅
配事業者は、その糖尿病ケア用料理を、顧客基本情報に
対応する所在地まで、注文情報に基づくお届け時間内に
配送する(ステップS17)。
【0081】一方、応答サーバ会社1のサーバ11は、
ステップS14の処理により取り出したバイタルデータ
(血糖値)およびその測定時間を、糖尿病ケア用料理メ
ニューおよびそのカロリー等とともに日付毎に一体化す
ることにより、顧客(利用者)ヘルス管理データ(履歴
データ)を作成して顧客ヘルス管理DB35に格納する
(ステップS18;図11参照)。
【0082】この結果、利用者は、TV番組を見なが
ら、その番組で放映された糖尿病ケア用料理を画面上で
注文することのみにより、食品宅配事業者を介して宅配
されてきた糖尿病治療用料理を受け取ることができるた
め、非常に簡単に糖尿病に対する食事療法を行なうこと
ができる。
【0083】また、上記糖尿病治療用料理は、医師や栄
養士などの専門家(コンテンツアドバイザ)のアドバイ
スに従った旬の食材を用いた料理であるため、利用者自
らが行なう食事療法と比べて効果が絶大である。
【0084】さらに、上記糖尿病治療用料理のレシピ
は、利用者のバイタルデータの測定値(糖尿病の場合に
は血糖値)に応じて調整されているため、利用者の現在
の状態(体調)に合わせた最適且つ木目の細かい食事療
法を行うことができ、食事療法の効果を最大限に高める
ことができる。
【0085】(2)食材宅配注文 食材宅配注文において、図12のステップS1〜ステッ
プS9の処理については、前掲図8における料理宅配注
文における動作と同一であるため、その説明は省略す
る。
【0086】すなわち、利用者は、注文したい糖尿病治
療用料理MNが表示された際に、入力器61を操作し
て、糖尿病治療用料理MN上のインデックスに対応する
マーカをクリックすることにより、制御プログラムPG
に従ってコントローラ57が動作して、糖尿病治療用料
理MN上の所定位置に注文受付用画像データID1が表
示される(図13A参照)。
【0087】利用者は、図13Aに示された注文受付用
画像データID1上における“食材の宅配”ボタンにカ
ーソルを移動させてクリックすると、制御プログラムP
Gに従ったコントローラ57の動作により、食材宅配用
画像データID3が表示される(図13Bおよび図1
2;ステップS10A参照)。
【0088】以下は、図8B〜図8Dおよび図10と同
様に、血糖値入力画面ID3Aが表示される。
【0089】利用者は、前回自らバイタルデータ測定器
20を用いて測定した血糖値の測定値、測定時刻および
測定状態等のデータを入力器61を操作して入力した
後、“ご注文”ボタンをクリックする。この結果、血糖
値入力画面ID3Aおよび注文内容確認画面ID3Bを
介して血糖値入力処理、糖尿病治療用料理の食材宅配に
基づく注文情報確認処理および認証処理が行なわれ(図
13B〜図13Dおよび図10参照)、注文した糖尿病
治療用料理の食材宅配に基づく注文情報、バイタルデー
タおよび認証情報が通信端末21を介してサーバ11に
送信される(図12;ステップS11Aおよびステップ
S12参照)。
【0090】サーバ11は、送信された利用者の認証情
報と顧客DB30に格納された認証情報とを照合し、照
合の結果一致する場合には、在庫DB32を参照するこ
とにより、上記食材の在庫がある食品宅配事業者を抽出
し、地域パートナーマスタファイル31を参照して、抽
出した食品宅配事業者の中で利用者(顧客)の所在地情
報に最も近い地域パートナー(食材宅配事業者)を選択
する(ステップS13A)。
【0091】次いで、サーバ11は、顧客DB30に格
納された利用者(顧客)の名称や居所の所在地等の基本
情報を取り出し、さらに、注文した食材に対応する糖尿
病治療用料理のレシピをレシピマスタファイル34から
取り出し、取り出したレシピをバイタルデータに応じて
調整することにより利用者別のレシピを作成し(ステッ
プS20)、顧客基本情報、バイタルデータ、注文情報
および利用者別(顧客別)レシピを、ステップS13A
の処理により選択した食品宅配事業者にそれぞれ送信す
る(ステップS14A)。
【0092】選択食品宅配事業者における通信端末22
の端末本体75は、送信された顧客基本情報、バイタル
データ、注文情報および顧客別レシピをそれぞれ受信す
る(ステップS15A)。
【0093】次いで、通信端末22の端末本体75は、
受信した顧客別レシピを印刷出力部76を介して印刷処
理することにより、顧客別レシピRを出力する(ステッ
プS21)。
【0094】そして、注文情報に基づくお届日におい
て、地域パートナー5における選択された食品宅配事業
者は、印刷出力された顧客別レシピRに対応する食材を
在庫から集めて、顧客別レシピRとともに顧客基本情報
に対応する所在地まで、注文情報に基づくお届け時間内
に配送する(ステップS22)。
【0095】この結果、利用者は、TV番組を見なが
ら、その番組で放映された糖尿病ケア用料理の食材を画
面上で注文することのみにより、食品宅配事業者を介し
て宅配されてきた糖尿病治療用料理の食材と利用者の血
糖値に応じて調整された利用者別レシピとを受け取るこ
とができるため、食材を自ら集めることなく、さらに糖
尿病治療用料理のレシピを調べることなく、非常に簡単
に糖尿病に対する食事療法を行なうことができる。
【0096】(3)個別レシピ送付注文 個別レシピ送付注文においても、図14のステップS1
〜ステップS9の処理については、前掲図8における料
理宅配注文における動作と同一であるため、その説明は
省略する。
【0097】すなわち、利用者は、注文したい糖尿病治
療用料理MNが表示された際に、入力器61を操作し
て、糖尿病治療用料理MN上のインデックスに対応する
マーカをクリックすることにより、制御プログラムPG
に従ってコントローラ57が動作して、糖尿病治療用料
理MN上の所定位置に注文受付用画像データID1が表
示される(図15A参照)。
【0098】利用者は、図15Aに示された注文受付用
画像データID1上における“個別レシピ”ボタンにカ
ーソルを移動させてクリックすると、制御プログラムP
Gに従ったコントローラ57の動作により、個別レシピ
取得用画像データID4が表示される(図15Aおよび
図14;ステップS10B参照)。
【0099】以下は、図8B〜図8Dおよび図10と同
様に、血糖値入力画面ID4Aおよび注文内容確認画面
ID4Bを介して血糖値入力処理、糖尿病治療用料理の
食材宅配に基づく注文情報確認処理および認証処理が行
なわれ(図15B〜図15Dおよび図10参照)、注文
した糖尿病治療用料理の個別レシピ送付に基づく注文情
報、バイタルデータおよび認証情報が通信端末21を介
してサーバ11に送信される(図14;ステップS11
BおよびステップS12参照)。
【0100】サーバ11は、送信された利用者の認証情
報と顧客DB30に格納された認証情報とを照合し(ス
テップS40)、照合の結果一致する場合にはステップ
S20に示した利用者別のレシピを作成し、作成した利
用者別レシピを、FAX用イメージ情報として対応する
利用者に送信する(ステップS41)。
【0101】利用者の通信端末21における端末本体7
5は、受信したFAX用イメージ情報を印刷出力部72
を介して印刷処理することにより、顧客別レシピRを出
力する(ステップS42)。
【0102】また、端末本体75は、受信したFAX用
イメージ情報をインタフェース部70を介したコントロ
ーラ57に送り、コントローラ57の動作により、送信
されたFAX用イメージ情報は、ディスプレイ54上の
所定位置に重畳表示される。
【0103】この結果、利用者は、TV番組を見なが
ら、その番組で放映された糖尿病ケア用料理のレシピを
画面上で注文することのみにより、応答サーバ会社1の
サーバ11から送信されてきたFAX用イメージ情報が
自動的に顧客別レシピRとして印刷出力、あるいはディ
スプレイ54上に表示出力されるため、自ら糖尿病治療
用料理のレシピを調べることなく、自らの血糖値に応じ
て調整された顧客別レシピRを参考にしながら、簡単に
糖尿病に対する食事療法を行なうことができる。
【0104】なお、図9A等に示した注文受付用画像デ
ータID1上において、“メニュー一覧”ボタンにカー
ソルを移動させてクリックすると、制御プログラムPG
に従ったコントローラ57の動作により、図16に示す
糖尿病治療用料理メニュー一覧画面(画像データ)Wが
表示される。
【0105】このとき、利用者が、一覧表示された糖尿
病治療用食事メニューの中から、所望の糖尿病治療用料
理を指定して“ご注文”ボタンをクリックすると、コン
トローラ57の処理により、ディスプレイ54上には、
糖尿病治療用料理MNの代りに、利用者がクリックした
糖尿病治療用料理MNAが表示される。
【0106】以下、利用者は、注文受付用画像データI
D1上において、“料理の宅配”ボタン、“食事の宅
配”ボタン、“個別レシピ”ボタンの何れかを選択して
クリックすることにより、上述した(1)〜(3)の動
作が実行され、クリックした内容に基づく食品(料理、
食材)やレシピが利用者に提供される。
【0107】以上詳述したように、本実施形態において
は、システム利用者は、ヘルスケア用の食事に関連する
TV番組を見ながら、そのヘルスケア用の食事に関連す
る食品(料理自体、食材)やレシピ等を注文することに
より、応答サーバ会社1や地域パートナー5等を介して
自動的に注文した食品やレシピを受け取ることができる
ため、非常に容易に自らのヘルスケアを図ることができ
る。
【0108】そして、本実施形態では、自らのヘルスケ
ア対象(病気やダイエット)に応じて、注文した食品や
レシピを調整するこができるため、利用者は、自らの健
康状態に最適な食品やレシピを受け取ることができ、最
高のヘルスケアを実現できる。
【0109】特に、高齢化社会の到来および介護保険制
度の導入を迎え、今後、在宅療養者は増加の一途を辿る
ものと推定されるが、そのような在宅療養者に対する個
人の健康状態に即した食品の提供を行なうことができる
ため、在宅介護者の負担を低減することが可能になる。
【0110】一方、放送局2側においても、利用者の関
心の高いヘルスケア用の食事に関連するTV番組を制作
・配信することにより、利用者の満足度を高めることが
でき、衛星ディジタル放送を含む多チャンネル時代にお
いて、視聴者およびスポンサーを確保することが可能に
なる。
【0111】そして、地域パートナー5側においても、
高齢化社会の到来において、在宅療養者を含む在宅者に
対して食品の宅配サービスを実現することができる。
【0112】なお、本実施形態においては、本システム
のヘルスケアサービスの提供を受けた際の食事メニュ
ー、そのカロリー、測定血糖値および測定時刻が日付毎
に対応付けられた利用者(顧客)ヘルス管理データ(履
歴データ)を自動的に作成してサーバ11の顧客ヘルス
管理DB35に格納することができるため、利用者は、
通信端末21を介してサーバ11に問い合わせることに
より、過去の血糖値や食事メニュー等を何時でも確認す
ることができる。
【0113】また、上記サーバ11の顧客ヘルス管理D
B35には、本システムのヘルスケアサービスの提供を
受けた日のみ血糖値や食事メニュー等が格納されること
になるが、例えば、制御プログラムPGを書き換えるこ
とにより、利用者が料理宅配用画像データID2(ある
いは、食材宅配用画像データID3、個別レシピ取得用
画像データID4)上の“血糖値入力へ”をクリックし
た際に、コントローラ57の動作により、図17に示す
ような過去情報入力用ウインドウWIを重畳表示するよ
うにしてもよい。
【0114】この場合において、“現在値入力”をクリ
ックすれば、上述した通常の血糖値入力処理に戻り、
“過去情報入力”をクリックすれば、ディスプレイ54
には、図18に示すようなヘルス管理用過去情報入力用
画面IIが表示される。
【0115】したがって、利用者は、スクロールバーを
操作して自ら入力したい過去の日付を入力用画面IIに
表示させて、食事メニューや血糖値等を入力することに
より、非常に詳細な顧客ヘルス管理DB35を作成する
ことができる。
【0116】なお、本実施形態においては、例えば、制
御プログラムPGを書き換えることにより、入力器61
を所定操作した際に図19Aに示すようなウインドウW
K、すなわち、サーバ11側で食事メニューを決めても
らうような“おまかせメニューOK”ウインドウWKを
ディスプレイ54上に表示するようにすることも可能で
ある。
【0117】この場合“YES”をクリックすれば、そ
の情報がサーバ11に送信され、サーバ11側において
作成された食事メニューがディスプレイ54に表示され
ることになる。
【0118】さらに、“おまかせメニューOK”ウイン
ドウWKにおいて“YES”をクリックした際に、利用
者の要望事項として、図19Bに示すように、食材等を
指定するための食材等指定エリアAR1を表示させるこ
とも可能である。このように構成すれば、利用者は、自
ら食べたい食材を食材等指定エリアAR1上で指定して
“YES”をクリックすると、図19Cに示すように、
指定した食材を用いたおまかせメニューが表示されるこ
とになる。
【0119】一方、本実施形態においては、上述したよ
うに、サーバ11の顧客ヘルス管理DB35には、本シ
ステムのヘルスケアサービスの提供を受けた際の食事メ
ニュー、そのカロリー、測定血糖値および測定時刻等が
日付毎に対応付けられた利用者(顧客)ヘルス管理デー
タ(履歴データ)が顧客ヘルス管理DB35内に自動的
に作成されるため、他事業者と契約を結ぶことにより顧
客ヘルス管理DB35内のヘルス管理データを他事業者
と共同してアクセス可能にして、ヘルス管理データのさ
らなる有効活用を図ることができる。
【0120】例えば、図20に示すように、応答サーバ
会社1のサーバ11と通信インタフェース79等を介し
て保険会社77のサーバ78とを通信可能に接続するこ
とにより、システム10Aの利用者が保険会社(保険事
業者)77と契約している場合には、例えば、保険会社
77は、サーバ11の顧客ヘルス管理DB35にアクセ
スすることにより、所望のタイミングで契約者(利用
者)の健康状態を把握することができるため、ヘルス管
理データの変化に応じて、保険料を変更したり、新たな
保険を売りこむことも可能である。
【0121】また、このシステム10Aの利用者は、上
述したように効果的なヘルスケア実行することができる
ため、システム10Aの利用者が保険会社77に対して
契約加入を申し込んだ場合には、保険会社77は、その
利用者に対して、加入保険料を割り引く等の特典を付与
することも可能である。
【0122】さらに、本実施形態では、ヘルスケア用の
食事に関連するヘルスケア情報として、放送局からディ
ジタル放送データを各家庭に配信するようにしたが、本
発明はこれに限定されるものではない。
【0123】例えば、図21に示すシステム10Bによ
れば、放送局の代りにサーバ11および各家庭4の通信
端末21とインターネットを含む通信回線12Aを介し
て接続されたヘルスケア用食事コンテンツ配信Webサ
ーバ80(サーバ本体81、通信インタフェース82)
を設けておき、このWebサーバ80から各家庭4の通
信端末21に対して、ヘルスケア用食事に関連する文字
あるいは画像形式のヘルスケア情報と、そのヘルスケア
情報に関連付けられた上記ヘルスケア情報注文用データ
に対するリンクとを含むヘルスケア用食事コンテンツ
(Webコンテンツ)を制作・配信するようにしてもよ
い(図21における制作処理S70、配信処理S71参
照)。
【0124】この場合には、通信端末21はWebブラ
ウザを搭載したコンピュータであり、受信機はコンピュ
ータ用ディスプレイ4Bとして構成される。すなわち、
利用者は、配信Webサーバ80から配信されたWeb
コンテンツを通信端末21およびディスプレイ4Bを介
して閲覧することができ(閲覧処理;ステップS8
0)、必要に応じて注文用データに対するリンクをクリ
ックしてその注文用データをWebサーバ80からダウ
ンロードする(Webサーバ80のダウンロード用配信
処理S72に基づく)ことにより(ステップS81)、
そのダウンロードされた注文用データを介して、ヘルス
ケア用食事コンテンツとして表示されたヘルスケア用食
事メニューを注文することができる(ステップS8
2)。
【0125】ところで、本実施形態では、ヘルスケア対
象として利用者の糖尿病を食事療法で治療する場合にお
いて説明したが、本発明はこれに限定されるものではな
い。
【0126】例えば、他のヘルスケア対象として、利用
者の高血圧症(バイタルデータ→塩分量、血圧値)、高
脂血症(バイタルデータ→コレステロール)、痛風(バ
イタルデータ→カロリー)およびダイエット(バイタル
データ→身長、体重、体脂肪率)等、様々なヘルスケア
対象に対して適用可能である。
【0127】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、利
用者は、自らヘルスケア用食事に関連する食品や調理内
容等を調べることなく、自らのヘルスケアに適した食品
や調理内容等の提供を受けることができ、利用者の効率
的なヘルスケアを非常に容易に実現することができる。
【0128】また、本発明では、各サービス利用者の身
体の状態等を反映した食品や調理内容を供給することを
可能にして、利用者に対して木目の細かいヘルスケアサ
ービスを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るヘルスケアサービス
提供方法およびシステムの概念を説明するための図。
【図2】図1に示したサービス提供システムのシステム
構成図。
【図3】図2に示すサービス提供システムのハードウエ
アブロック構成を示す図。
【図4】顧客データベースの構成を示す図。
【図5】地域パートナーマスタファイルの構成を示す
図。
【図6】RAMに記憶された注文用データのデータ構造
を概念的に示す図。
【図7】入力器の一例として、受信機のチャンネル設定
用のリモコンを応用した場合の概略構成を示す図。
【図8】料理宅配注文を行なう際のシステムの全体動作
を説明するための概略フローチャート。
【図9】A〜Dは、料理宅配注文時におけるディスプレ
イ画面を示す図。
【図10】認証処理用画面を示す図。
【図11】顧客ヘルス管理DBの概略構成を示す図。
【図12】食材宅配注文を行なう際のシステムの全体動
作を説明するための概略フローチャート。
【図13】A〜Dは、食材宅配注文時におけるディスプ
レイ画面を示す図。
【図14】個別レシピ送付注文を行なう際のシステムの
全体動作を説明するための概略フローチャート。
【図15】A〜Dは、個別レシピ送付注文時におけるデ
ィスプレイ画面を示す図。
【図16】メニュー一覧画面を示す図。
【図17】過去情報入力用ウインドウを示す図。
【図18】ヘルス管理用過去情報入力用画面を示す図。
【図19】(A)は、おまかせメニュー用のウインドウ
を示す図、(B)は、食材等指定エリアを示す図、
(C)は、指定した食材を用いたおまかせメニューが表
示された状態を示す図。
【図20】本発明の変形例に係るサービス提供システム
のシステム構成図。
【図21】本発明の変形例に係るサービス提供システム
のシステム構成図。
【符号の説明】
1 応答サーバ会社 2 放送局 3 コンテンツパートナー 4 家庭 5 地域パートナー 10、10A、10B サービス提供システム 11、78 サーバ 12 通信回線 15 放送設備 17 通信/放送衛星 20 バイタルデータ測定器 21、22 通信端末 25 CPU 26 プログラムファイル 27 メモリ 28 入力部 30 顧客データベース 31 地域パートナーマスタファイル 32 在庫データベース 33 コンテンツ作成用素材データベース 34 レシピファイル 35 顧客ヘルス管理ファイル 40 番組情報データベース 41、82 通信インタフェース 42 カメラ 43 制作編集サーバ 44 編集サーバ 45 送信部 50 受信部 51 分離・伸長復号化処理 52、53、58 処理回路 54 ディスプレイ 55 合成部 56 RAM 57 コントローラ 60 映像データ記憶部 61 入力器 70 インタフェース部 71 端末本体 72、76 印刷出力部 75 端末本体 77 保険会社 80 Webサーバ 81 サーバ本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 東 啓史 東京都港区海岸一丁目9番11号 株式会社 アール・アイ・シー内 Fターム(参考) 5B049 AA01 AA02 BB33 CC05 CC27 CC41 DD01 EE00 FF03 GG02 GG03 GG04 GG07

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者のヘルスケアに関するサービスと
    して前記ヘルスケア用の食事に関連する食品を食品配送
    事業者を介して利用者に提供するシステムであって、 前記ヘルスケア用の食事の内容を定める食事内容コンテ
    ンツを作成して配信するコンテンツ配信手段と、作成し
    た食事内容コンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段
    と、配信された食事内容コンテンツに基づいて前記ヘル
    スケア用食事に関連するヘルスケア情報を作成して複数
    の利用者それぞれに配信する情報制作配信手段と、複数
    の利用者それぞれに配信されたヘルスケア情報を受信
    し、受信したヘルスケア情報に基づいて前記ヘルスケア
    用食事に関連する食品の注文情報を送付可能な注文情報
    送付手段と、少なくとも一人の利用者に対応する注文情
    報送付手段から注文情報が送付された際に、その注文情
    報に対応する食品の食事内容コンテンツを前記コンテン
    ツ記憶手段から読み出し、送付注文情報とともに前記食
    品配送事業者に送付するコンテンツ送付手段とを備えた
    ことを特徴とするヘルスケアサービス提供システム。
  2. 【請求項2】 前記食事内容コンテンツは前記ヘルスケ
    ア用食事の調理情報を含んでおり、前記注文情報送付手
    段は、受信したヘルスケア情報に基づいて前記ヘルスケ
    ア用食事の調理情報を取得するための情報を注文情報と
    して前記コンテンツ送付手段に送付する手段を備えてい
    るとともに、 前記コンテンツ送付手段は、送付された取得情報に対応
    する調理情報を前記コンテンツ記憶手段から読み出し
    て、前記取得情報とともに前記取得情報送付元の利用者
    に対して送付する手段を備えたことを特徴とする請求項
    1記載のヘルスケアサービス提供システム。
  3. 【請求項3】 利用者のヘルスケアに関するサービスと
    して前記ヘルスケア用の食事の調理情報を利用者に提供
    可能なシステムであって、 前記ヘルスケア用食事の内容を定めるための食事内容コ
    ンテンツを作成して配信するコンテンツ配信手段と、作
    成した食事内容コンテンツを記憶するコンテンツ記憶手
    段と、配信された食事内容コンテンツに基づいて前記ヘ
    ルスケア用食事を用いたヘルスケア情報を作成して複数
    の利用者それぞれに配信する情報制作配信手段と、前記
    複数の利用者それぞれに配信されたヘルスケア情報を受
    信し、受信したヘルスケア情報に基づいて前記ヘルスケ
    ア用食事の調理情報を取得するための情報を送付可能な
    取得情報送付手段と、少なくとも一人の利用者に対応す
    る取得情報送付手段から取得情報が送付された際に、そ
    の取得情報および当該取得情報に対応する食事内容コン
    テンツを前記コンテンツ記憶手段から読み出して前記取
    得情報送付元の利用者に送付するコンテンツ送付手段と
    を備えたことを特徴とするヘルスケアサービス提供シス
    テム。
  4. 【請求項4】 前記食事内容コンテンツは、前記ヘルス
    ケア用食事のメニュー、その食事メニューの食材および
    前記食事メニューの調理情報の内の少なくとも1つを含
    んでおり、前記コンテンツ配信手段は、前記ヘルスケア
    用食事に関連する知識を有するアドバイザから送付され
    たアドバイス情報に従って前記ヘルスケア用食事のメニ
    ュー、その食事メニューの食材および前記食事メニュー
    の調理情報を含むコンテンツを作成するようにしたこと
    を特徴とする請求項1または2記載のヘルスケアサービ
    ス提供システム。
  5. 【請求項5】 前記複数の利用者の名称、その認証情
    報、その利用者の居所の所在地情報および当該居所の連
    絡先情報を更新可能に記憶する利用者情報記憶手段と、
    前記食品配送事業者は複数であり、その複数の食品配送
    事業者それぞれの名称、所在地情報および連絡先情報を
    それぞれ更新可能に記憶する食品配送事業者情報記憶手
    段と、前記複数の食品配送事業者の前記食品に係る食材
    の在庫情報を食品配送事業者毎にそれぞれ記憶する在庫
    情報記憶手段とを備え、 前記注文情報送付手段は、前記少なくとも一人の利用者
    の居所に設置されており、当該利用者の操作により、前
    記食品の注文情報に加えて、対応する利用者の認証情報
    を前記コンテンツ送付手段に送付する操作送付手段を有
    しており、 前記コンテンツ送付手段は、少なくとも一人の利用者に
    対応する注文情報送付手段から送付された注文情報およ
    び認証情報を受け取る手段と、受け取った認証情報に基
    づいて前記利用者情報記憶手段を参照することにより、
    受信認証情報に対応する利用者に関する認証処理を行な
    う手段と、認証の結果、利用者情報記憶手段に記憶され
    た利用者と認証された際に、その利用者情報記憶手段に
    記憶された利用者に対応する所在地情報、前記食品配送
    事業者情報記憶手段に記憶された複数の食品配送事業者
    の所在地情報および前記在庫情報記憶手段に記憶された
    食品配送事業者毎の在庫情報に基づいて、前記利用者お
    よびその注文情報に対して最適な食品配送事業者を選定
    する手段と、前記コンテンツ記憶手段から読み出した送
    付注文情報に対応する食事内容コンテンツを、送付注文
    情報とともに選定された食品配送事業者に対して送付す
    る手段とを備えたことを特徴とする請求項1または2記
    載のヘルスケアサービス提供システム。
  6. 【請求項6】 前記少なくとも一人の利用者の身体の状
    態を表す身体状態情報の内、前記ヘルスケアの対象に関
    連する身体状態情報をその利用者から測定して送信する
    測定器と、送信された身体状態情報を、少なくとも測定
    時刻を含む測定時特定情報とともに対応する利用者と関
    連付けて記憶する身体情報記憶手段とを備え、 前記注文情報送付手段は、前記食品の注文情報に加え
    て、前記測定器から送信された身体状態情報を前記コン
    テンツ送付手段に送付する手段を有しており、 前記コンテンツ送付手段は、前記コンテンツ記憶手段か
    ら読み出した送付注文情報に対応する食事内容コンテン
    ツを、前記身体状態情報に基づいて調整し、調整した食
    事内容コンテンツを送付注文情報とともに前記食品配送
    事業者に送付する手段を備えた請求項1または2記載の
    ヘルスケアサービス提供システム。
  7. 【請求項7】 前記ヘルスケア情報制作配信手段は、前
    記コンテンツ配信手段から配信された食事内容コンテン
    ツに基づいて、前記ヘルスケア用食事に関連するヘルス
    ケア情報が映像として現れる番組を制作する番組制作手
    段と、 制作された番組に基づく放送データを圧縮符号化すると
    ともに、前記ヘルスケア用食事に関連するヘルスケア情
    報に係る食品の注文情報を受付けるための注文受付用画
    像データおよび当該注文受付用画像データに対する制御
    プログラムをそれぞれ含む前記ヘルスケア用食事関連ヘ
    ルスケア情報の映像に対応付けられた注文用データを圧
    縮符号化し、圧縮符号化した放送データおよび注文用デ
    ータを多重化し、多重化放送データとして前記各利用者
    の居所へ配信する多重化放送データ配信手段とを備えて
    おり、 前記注文情報送付手段は前記各利用者の居所に配設され
    ており、配信された多重化放送データを放送データおよ
    び注文用データに分離し、分離した放送データおよび注
    文用データをそれぞれ伸長復号化する手段と、伸長復号
    化した注文用データを記憶する手段と、伸長復号化した
    放送データをディスプレイに表示するとともに、前記注
    文用データに基づいて、少なくとも前記ヘルスケア用食
    事に関連するヘルスケア情報に係る食品の注文受付用画
    像データを前記ディスプレイに表示された放送データ上
    に重畳表示する手段と、前記少なくとも一人の利用者に
    より前記注文受付用画像データを介して入力された注文
    情報を前記制御プログラムに従った処理により読みとっ
    て前記コンテンツ送付手段に送付する手段とを備えたこ
    とを特徴とする請求項2記載のヘルスケアサービス提供
    システム。
  8. 【請求項8】 前記ヘルスケア情報制作配信手段は、前
    記コンテンツ配信手段から配信された食事内容コンテン
    ツに基づいて、前記ヘルスケア用食事に関連する文字/
    画像形式のヘルスケア情報と前記ヘルスケア情報に係る
    食品の注文情報を受付けるための前記文字あるいは画像
    情報に関連付けられた注文受付用データに対するリンク
    とを含むWebコンテンツを制作する制作手段と、制作
    されたWebコンテンツを前記各利用者の居所へ配信す
    るコンテンツ配信手段と、前記Webコンテンツのリン
    クアクセスに応じて当該リンクに対応する注文受付用デ
    ータを配信する手段とを備えており、 前記注文情報送付手段は、配信されたWebコンテンツ
    をディスプレイに表示して閲覧する閲覧手段と、前記少
    なくとも一人の利用者による前記ディスプレイに表示さ
    れたWebコンテンツにおける注文受付用データに対す
    るリンクへのアクセスに応じて前記Webサーバから注
    文受付用データをダウンロードする手段と、ダウンロー
    ドした注文受付用データを介して入力された注文情報を
    読みとって前記コンテンツ送付手段に送付する手段とを
    備えたことを特徴とする請求項2記載のヘルスケアサー
    ビス提供システム。
  9. 【請求項9】 ヘルスケア用の食事に関連するヘルスケ
    ア情報を作成して複数の情報利用者それぞれに配信する
    情報制作配信装置に対して通信回線を介して通信可能な
    コンテンツ配信サーバであって、 前記複数の利用者の名称、その認証情報、その利用者の
    居所の所在地情報および当該居所の連絡先情報を更新可
    能に記憶する利用者情報記憶手段と、複数の食品配送事
    業者それぞれの名称、所在地情報および連絡先情報をそ
    れぞれ更新可能に記憶する食品配送事業者情報記憶手段
    と、前記ヘルスケア用食事の内容を定める食事内容コン
    テンツを作成し、前記通信回線を介して前記情報制作配
    信装置に配信するコンテンツ配信手段と、作成した食事
    内容コンテンツを記憶するコンテンツ記憶手段と、前記
    複数の利用者の内の少なくとも一人から、前記情報制作
    配信装置を介して配信されたヘルスケア情報のヘルスケ
    ア用食事に関連する食品の注文情報およびその利用者の
    認証情報が送付された際に、その送付された注文情報お
    よび認証情報を受け取る手段と、受け取った認証情報に
    基づいて前記利用者情報記憶手段を参照することによ
    り、その認証情報に対応する利用者に関する認証処理を
    行なう手段と、認証の結果、利用者情報記憶手段に記憶
    された利用者と認証された際に、利用者情報記憶手段に
    記憶された利用者に対応する所在地情報および前記食品
    配送事業者情報記憶手段に記憶された複数の食品配送事
    業者の所在地情報に基づいて、前記少なくとも一人の利
    用者に対して最適な食品配送事業者を選定する手段と、
    前記コンテンツ記憶手段から読み出した送付注文情報に
    対応する食事内容コンテンツを、送付注文情報とともに
    選定された食品配送事業者に対して送付する手段とを備
    えたことを特徴とするコンテンツ配信サーバ。
  10. 【請求項10】 サーバと通信回線を介して通信可能な
    複数の利用者に対するヘルスケア情報配信用のシステム
    であって、 前記サーバから前記通信回線を介して配信されたヘルス
    ケア用の食事の内容を定める食事内容コンテンツを受信
    する受信手段と、受信した食事内容コンテンツに基づい
    て前記ヘルスケア用食事に関連するヘルスケア情報を作
    成する作成手段と、作成したヘルスケア情報を前記複数
    の利用者にそれぞれ配信する情報配信手段とを備えたこ
    とを特徴とするヘルスケア情報配信システム。
  11. 【請求項11】 ヘルスケア用の食事に関連するヘルス
    ケア情報が映像として現れる番組に基づく圧縮符号化放
    送データと、前記ヘルスケア用食事に関連するヘルスケ
    ア情報に係る食品の注文情報を受付けるための注文受付
    用画像データおよび当該注文受付用画像データに対する
    制御プログラムをそれぞれ含み、前記ヘルスケア用食事
    関連ヘルスケア情報の映像に対応付けられた圧縮符号化
    注文用データとが多重化された多重化放送データを利用
    者に対するヘルスケア情報として受信するシステムであ
    って、 受信した多重化放送データを放送データおよび注文用デ
    ータに分離し、分離した放送データおよび注文用データ
    をそれぞれ伸長復号化する手段と、伸長復号化した注文
    用データを記憶する手段と、伸長復号化した放送データ
    をディスプレイに表示するとともに、前記注文用データ
    に基づいて、少なくとも前記ヘルスケア用食事に関連す
    るヘルスケア情報に係る食品の注文受付用画像データを
    前記ディスプレイに表示された放送データ上に重畳表示
    する手段と、前記利用者により前記注文受付用画像デー
    タを介して入力された注文情報を前記制御プログラムに
    従った処理により読み取る手段とを備えたことを特徴と
    するヘルスケア情報受信システム。
  12. 【請求項12】 ヘルスケア用の食事に関連する食品を
    食品配送事業者を介して提供する方法であって、 前記ヘルスケア用食事の内容を定める食事内容コンテン
    ツを作成して情報配信事業者に対して配信するステップ
    と、作成した食事内容コンテンツをメモリに記憶するス
    テップと、複数の利用者の内の少なくとも一人から、前
    記情報配信事業者を介して配信されたヘルスケア情報の
    ヘルスケア用食事に関連する食品の注文情報が送付され
    た際に、その送付された注文情報に対応する食事内容コ
    ンテンツを前記メモリから読み出し、送付注文情報とと
    もに前記食品配送事業者に送付するステップとを備えた
    ことを特徴とするヘルスケアサービス提供方法。
  13. 【請求項13】 前記少なくとも一人の利用者が保険事
    業者に対して保険加入契約を締結する際に、前記保険事
    業者は、前記少なくとも一人の利用者に対して保険料金
    割引等の特典を与えるようにしたことを特徴とする請求
    項12記載のヘルスケアサービス提供方法。
  14. 【請求項14】 前記少なくとも一人の利用者の身体の
    状態を表す身体状態情報の内、前記ヘルスケアの対象に
    関連する身体状態情報をその利用者から測定してするス
    テップと、測定された身体状態情報を、少なくとも測定
    時刻を含む測定時特定情報とともに対応する利用者と関
    連付けてデータベースに記憶するステップとを備えてお
    り、さらに、 前記保険事業者側において、前記データベースを参照し
    て前記少なくとも一人の利用者の健康状態を把握し、そ
    の健康状態に応じて前記保険料金の変更処理を行なうス
    テップを備えたことを特徴とする請求項13記載のヘル
    スケアサービス提供方法。
  15. 【請求項15】 ヘルスケア用食事に関連するヘルスケ
    ア情報を作成して複数の利用者に配信する情報制作配信
    装置に対して通信回線を介して通信可能なコンピュータ
    が読取可能な記憶媒体であって、 前記複数の利用者の名称、その認証情報、その利用者の
    居所の所在地情報および当該居所の連絡先情報を更新可
    能に記憶する利用者情報データベースと、複数の食品配
    送事業者それぞれの名称、所在地情報および連絡先情報
    をそれぞれ更新可能に記憶する食品配送事業者情報デー
    タベースと、前記ヘルスケア用食事の内容を定める食事
    内容コンテンツをコンピュータに作成させ、その食事内
    容コンテンツをコンピュータにより前記通信回線を介し
    て前記情報制作配信装置に配信させる手順と、作成させ
    た食事内容コンテンツをコンピュータによりメモリに記
    憶させる手順と、前記情報制作配信装置から配信された
    ヘルスケア情報のヘルスケア用食事に関連する食品の注
    文情報および認証情報が前記複数の利用者の少なくとも
    一人から送付された際に、その送付された注文情報およ
    び認証情報をコンピュータにより受信させる手順と、受
    信した認証情報に基づいてコンピュータに前記利用者情
    報データベースを参照させることにより、受信した認証
    情報に対応する利用者に関する認証処理を実行させる手
    順と、認証の結果、利用者情報データベースに記憶され
    た利用者と認証された際に、その利用者情報データベー
    スに記憶された対応する所在地情報および前記食品配送
    事業者情報データベースに記憶された複数の食品配送事
    業者の所在地情報に基づいて、利用者に対して最適な食
    品配送事業者をコンピュータに選定させる手順と、前記
    コンピュータにより前記メモリから送付注文情報に対応
    する食事内容コンテンツを読み出させ、読み出した食事
    内容コンテンツを、コンピュータにより送付注文情報と
    ともに選定された食品配送事業者に対して送付させる手
    順とを備えたことを特徴とするコンピュータ読取可能な
    記憶媒体。
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