JP2000099585A - 検索型予約購入システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】コンピュータネットワークに接続された多数の
電子商店街が存在するシステムにおいては、商品購入の
ためにユーザは多数の電子商店街を探しまわらなければ
ならず、多くの時間と労力が必要であり、また未発売の
商品に関しては、買い損ねることのないように定期的に
検索しなければならず、さらに多くの時間と労力を割か
なければならない。 【解決手段】予約購入サーバがユーザに代わって商品情
報データベースを検索し、希望の商品が検索されない場
合は引き続き定期的に検索を実行することによりユーザ
の時間と労力を削減する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータネッ
トワークを介したオンライン商取引に係り、特に消費者
が、コンピュータネットワークに接続された複数の電子
商店街から商品またはサービスを購入するオンライン商
取引に関する。そして、消費者の購入希望に合致した商
品情報を検索し、在庫切れあるいは未売品については購
入予約を可能としたオンライン商取引方法に関するもの
である。

【０００２】

【従来の技術】最近２〜３年の間に、インターネット、
特にワールド・ワイド・ウェブ（ＷＷＷ）として知られ
る地球規模に接続されたコンピュータネットワークが飛
躍的にに普及してきた。これに伴って、インターネット
上での商取引を安全確実に行うことを可能にする技術も
開発され、電子商店街、あるいは電子モールと呼ばれる
電子商取引サーバが多数開設されるようになってきた。

【０００３】しかし、数年前までは、オンラインショッ
ピングというと、消費者がテレビのホ−ムショッピング
番組や、商品カタログなどで紹介された商品の中から希
望商品を特定して電話で購入を申し込むものであった。

【０００４】その後、例えばキャプテンシステムのよう
に、ユーザ端末から公衆電話回線を介して、オンライン
ショッピングの情報センタにアクセスして、希望商品の
購入処理を行えるようなシステムが登場した。特開平５
−１２５７４号公報には、情報センタに公衆電話回線を
介してアクセスしたときの商品情報を家庭用テレビの画
面に表示させ、入力装置を用いて商品を選択し、希望商
品が表示されない場合には入力装置を用いて情報センタ
に登録する技術が開示されている。

【０００５】また、特開平５−２５０３８８号公報に
は、契約購入者宅等に設置された予約端末から公衆回線
経由で中央装置に接続して、所定の購入条件を付けた商
品予約情報を中央装置に入力すると、中央装置において
予約ファイルと在庫ファイルとが参照され、在庫ファイ
ルに購入条件（時期、数量、金額等）を満たす商品が存
在すれば、その商品の販売情報（販売日時、金額等）が
予約端末に通知される技術が開示されている。

【０００６】また、特開平７−７３２４２号公報におい
ては、端末装置側にカタログ等に印刷された商品識別コ
ード等の情報を含んだバーコードをバーコードスキャナ
でスキャンする等して予約商品データを入力し、この入
力された予約商品データと顧客を識別する顧客識別コー
ドとを含む取引データをホスト装置側に公衆回線網を介
して送信し、ホスト装置側において商品の予約処理を行
う技術が開示されている。

【０００７】また、特開平１０−２１３０４号公報にお
いては、端末の画面上にアルバム形式のユーザーインタ
ーフェースを配置し、その上に商品情報（商品の写真、
商品名、販売形態、価格）をレイアウトして表示し、ユ
ーザがアルバムのページをめくるイメージで商品情報の
検索を行う事が可能な機能を含み、同時に注文入力枠を
設ける事により、ユーザが商品情報を検索しながら商品
の注文セット数を注文入力枠に入力する事が可能なユー
ザインターフェースを持つオンラインショッピングシス
テムの技術が開示されている。

【０００８】また、特開平１０−４０４６２号公報で
は、利用し易い場所、例えば、駅コンコース内やコンビ
ニエンスストアなどに設置された予約端末機を利用して
中継センターとアクセスし、現金もしくはカードによる
予約料および／もしくは代金の支払い完了によって、予
約カードを発行し、予約契約を成立させることを特徴と
する技術が開示されている。

【０００９】また、特開平１０−１４９３９２号公報に
おいては、ホストコンピュータとＬＡＮ等の通信回線で
接続された情報端末を顧客が操作して、購入予算、購入
希望商品、購入希望商品の仕様等の購入条件を入力する
ことにより、希望の商品の型式、価格、在庫状況等を一
覧表にして表示するとともに、必要に応じて印刷するこ
とができ、また、同時に、購入予約をして在庫の少ない
商品等を確保することができる技術が開示されている。

【００１０】また、特開平１０−１７１８７９号公報に
おいては、商品の購入に関する商品関連情報や案内情報
は、広域ネットワーク上の情報サービス装置で提供し、
ユーザの端末装置で入力された注文情報は、上記広域ネ
ットワークとは別の電話回線等の通信ネットワークを介
して送信することによって、よりセキュリティの高いオ
ンラインショッピングを提供することを特徴とする技術
が開示されている。

【００１１】

【発明が解決しようとする課題】従来のオンラインショ
ッピングにおいては、消費者自身がネットワーク経由で
電子商店街にアクセスして、希望商品を指定して購入手
続きを行うという方法が一般的である。しかし、インタ
ーネットの普及に伴って、電子商店街の数が非常に増え
てきた場合、消費者が一つ一つの電子商店街をアクセス
して希望の商品を探すには、多くの時間と労力が必要と
なる。また、希望の商品が見つからなかった場合は、引
き続いて定期的にあるいは頻繁に探し回ることとなり、
さらに多くの時間と労力を割かなければならない。

【００１２】さらに、希望商品の検索結果情報が膨大な
量となった場合、その中から比較検討しながら最もユー
ザの希望にかなう商品を選択するにも多くの時間と労力
が必要となる。

【００１３】また、電子商店街の安売り情報、新製品情
報、チケット情報、季節商品、在庫情報などは、常に商
品情報を監視していないと、売り切れ、あるいは時期を
逸して買い損ねるという状況にもなりかねないので、多
数の電子商店街の商品情報の監視が必要であり、このた
めにも多くの時間と労力が割かれることになる。

【００１４】しかし、従来のオンラインショッピングシ
ステムにおいては、コンピューターネットワークに接続
された多数の電子商店街をオンラインショッピングの対
象とはしないで、それぞれの電子商店街に固有の商品が
予約購入の対象であり、コンピューターネットワークに
接続された多数の電子商店街の商品を予約購入の対象と
して、ユーザの時間と労力を削減するいう観点に欠けて
いた。

【００１５】この予約購入の対象を、コンピューターネ
ットワークに接続された多数の電子商店街としてユーザ
の時間と労力の削減を実現することが本発明の目的であ
る。

【００１６】本発明における第１の課題は、コンピュー
ターネットネットワークに接続された多数の電子商店街
が存在する状況で、ユーザに代わって商品情報を検索
し、最もユーザの希望にかなう商品の予約購入を行う効
率的なシステムを実現することである。

【００１７】さらに第２の課題は、希望の商品が見つか
らなかった場合において、引き続いて定期的に商品検索
を行うとともに、ユーザに代わって電子商店街の安売り
情報、新製品情報、チケット情報、季節商品情報、在庫
情報などの商品情報を常時監視してユーザの便宜を計る
方法を提供することである。

【００１８】

【課題を解決するための手段】本発明は、ネットワーク
上に多数の電子商店街が存在する状況でのオンラインシ
ョッピングにおいて、商品購入に伴うユーザの時間と労
力を削減する方法を提供する。

【００１９】即ち、前記第１の課題を解決するための本
発明に係る予約購入方法は、自立的に動作するコンピュ
ータプログラムであるエージェントによって実行され、
前記予約購入サーバが、前記商品購入条件を前記クライ
アントから受け取るとエージェントを生成する。

【００２０】生成されたエージェントは、前記商品購入
条件に基づいて前記ネットワークに接続された前記商品
情報データベースサーバを検索し、もし前記商品購入条
件に合致する商品情報が検出された場合は、前記複数の
電子商店街サーバ・コンピュータの各々の商品関連情
報、およびユーザの購入方針を検討して商品のランク付
けを行い、最もランクの高い商品情報に対応する前記電
子商店街サーバへの商品購入処理を行う。

【００２１】もし前記商品購入条件に合致する商品情報
が検出されなかった場合は、引き続き自律的に検索を実
行し、その後、前記商品購入条件に合致する商品情報が
検出された時点で前記電子商店街サーバへの商品購入処
理を行う。

【００２２】第２の課題である継続的な予約購入方法の
実現のために、本発明においては、希望の商品が見つか
らなかった場合においては、予約購入サーバが引き続い
て定期的に商品検索を行うとともに、ユーザに代わって
電子商店街の安売り情報、新製品情報、チケット情報、
季節商品情報、在庫情報などの商品情報を常時監視する
ことにより、ユーザの便宜を計る方法を提供する。この
予約購入方法によって前記第２の課題を解決できた。

【００２３】以上に述べた２項目により、効率的な予約
購入方法と、ユーザの負担軽減という課題を解決でき
た。

【００２４】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を詳細に説
明する。図１は、本発明の予約購入方法を適用した予約
購入システムの構成図である。この図１において、１は
ユーザが予約購入条件を入力するためのクライアント、
２はコンピュータネットワーク、３は予約購入サーバ、
４は商品購入条件登録処理モジュール、５は商品情報デ
ータベース監視処理モジュール、６は商品情報データベ
ース検索・ランク付け処理モジュール、７は商品購入お
よび通知処理モジュール、８はコンピュータネットワー
クに接続された商品情報データベース、９は予約購入サ
ーバ上に設けられた商品購入条件記憶部、１０は予約購
入サーバ上に設けられた商品検索結果の一時記憶部、１
１は電子商店街サーバである。

【００２５】次に、本発明における処理の概要を、図２
のフローチャートに基づいて説明する。最初は、ユーザ
がクライアントから予約購入サーバにアクセスし、商品
購入条件（ユーザ個人情報、商品検索条件、商品購入予
算、商品の配送先等）を登録する。

【００２６】次に、登録された商品購入条件に基づい
て、予約購入サーバは、複数の商品情報データベースを
対象にして商品検索処理を開始する。そして、商品購入
条件に合致する商品が検出されれば、その商品情報を検
索結果一時記憶部に登録する。もし、複数の商品が検出
された場合は、商品購入条件に基づいて商品のランク付
けを行い、最もランクの高い商品を売っている電子商店
街に対して購入処理を行う。

【００２７】もし、ユーザが商品購入条件の中で、購入
処理前のユーザ承認を求めている場合には、ユーザの購
入承認を得てから当該電子商店街に対して購入処理を行
う。このユーザの購入承認を得る手段として、電子メー
ルによる方法と情報配信チャネルによる方法があるが、
本実施例においては、後者の方法を用いた。

【００２８】もし、すべての商品情報データベースを検
索しても商品購入条件に合致する商品が検出されなかっ
た場合は、その旨をユーザに通知するとともに、引き続
き定期的に検索処理を継続する。そして、商品情報デー
タベースでデータの更新・追加が行われれば、それを検
知し、上記と同様の商品購入処理を行う。

【００２９】本実施例においては、図１でも示されてい
るように、予約購入サーバにおける各処理は、モジュー
ル構成となっている。以下に、各モジュールの動作を処
理の流れに従って詳細に説明する。

【００３０】ユーザは、クライアント１から予約購入サ
ーバ３上の商品購入条件登録処理モジュール４にアクセ
スして、商品名、購入予算、商品検索キーワード、商品
の配送先などの商品購入条件を登録する。ここで、クラ
イアントとは、例えばパーソナルコンピュータ（パソコ
ン）であり、ユーザはそのパソコン上で動作するＷＷＷ
ブラウザ（インターネット経由で文書を閲覧するための
アプリケーションソフト）を用いて、商品購入条件登録
処理モジュール４にアクセスする。

【００３１】図４に、商品購入条件登録処理モジュール
のフローチャートを示す。ユーザが、最初に商品購入条
件登録処理モジュール４にアクセスすると、商品購入条
件の新規登録、登録条件の確認、あるいは登録条件の変
更の何れかを選択する画面が表示される。ここで、新規
登録を選択すると、商品購入条件入力画面が表示され、
商品名、購入予算、商品検索キーワード、商品の配送先
などを入力することができる。また、登録条件の変更を
選択すると、登録されている商品購入条件が表示され
（図３）、その登録内容を変更することができる。図８
は、商品購入条件テーブルの例示図である。

【００３２】商品購入条件としては、購入希望の商品名
称、購入予算などがある。また、データベース検索条件
としては、検索キーワード、検索式、商品検索を実行す
る頻度などがある。さらに、検索結果の配布先として、
ユーザの電子メールアドレス、商品配送先の住所なども
この段階で登録しておく。登録された各ユーザの商品購
入条件は、予約購入サーバ上に設けられた商品購入条件
記憶部９に記憶される。

【００３３】図９は、商品情報データベース監視条件テ
ーブルの例示図であり、図１０は、商品情報データベー
ス検索条件テーブルの例示図である。そして、商品情報
データベース監視条件や商品情報データベース検索条件
の中に同じものがあると判断されたときは、登録データ
の統合処理が行われる。この統合処理によって、同じ内
容の検索処理等が複数回実行されないようにする。な
お、商品購入条件記憶部９に登録された商品購入条件等
のデータは、ユーザまたはサーバ管理者が削除しない限
り保持されるが、ユーザが有効期限を設定した場合には
その期限を過ぎると削除される。

【００３４】次は、商品検索の情報を受け取った商品情
報データベース検索処理モジュール６が、当該検索情報
に基づいて商品情報データベースの検索を実行する。図
６に、商品情報データベース検索処理モジュールのフロ
ーチャートを示す。もし、検索結果一時記憶部に、同じ
検索条件の検索結果がある場合は、その内容を取り出
す。

【００３５】もし、検索結果一時記憶部に無い場合は、
商品情報データベース検索処理モジュール６は、当該商
品情報データベースに装備されている検索エンジン（ア
プリケーションプログラム）に検索指示を送り、検索エ
ンジンとの応答動作を通じて検索結果を得る。そして、
得られた検索結果を検索結果一時記憶部に蓄積し、かつ
商品購入および通知処理モジュール７に転送する。な
お、検索結果一時記憶部では、空き容量が無くならない
ように、古くなった過去の検索結果から順に削除され
る。

【００３６】得られた検索結果はランク付けされてか
ら、商品購入および通知処理モジュール７経由でユーザ
に通知される。ユーザは検索結果の商品一覧を確認する
とともに希望商品を選定して送り返す。なお、ユーザが
この確認通知は不要と設定した場合には、最もランクの
高い商品が自動的に選定されて、その商品情報が商品購
入および通知処理モジュール７に転送され、購入手続き
が開始される。

【００３７】もし、全ての商品情報データベースを検索
しても、ユーザの希望する商品が検索されなかった場
合、その検索結果の内容が、商品購入および通知処理モ
ジュール７を経由してユーザに通知されるとともに、商
品情報データベースのデータ更新を監視する処理を開始
する。図６に、データベース監視処理モジュールのフロ
ーチャートを示す。データベース監視処理モジュール５
は、受け取ったデータベース監視条件でデータベースを
監視するプロセスを開始する。

【００３８】このプロセスは、データベースにおけるイ
ベント情報を検知するステップと、商品データファイル
の更新（あるいは新規作成）日時を検知するステップ
と、検知した更新（あるいは新規作成）日時と前回検索
済み商品データファイルの更新（あるいは新規作成）日
時とを比較し、未検索のデータファイルを選別するステ
ップと、選別した未検索データファイルに関する情報を
商品情報データベース検索処理モジュールに転送するス
テップとからなる。なお、監視処理に必要なイベント情
報等を検知するために、商品情報データベースの種類に
よっては、商品情報データベース監視処理モジュール５
のサブモジュールを、商品情報データベース上に設置す
る必要がある。

【００３９】次は、商品情報データベースにおいてデー
タ更新が発生したときに、商品情報データベース監視処
理モジュール５が当該データ更新を検知する。そして、
その検知した内容を商品データ更新情報として、商品情
報データベース検索処理モジュール６に転送する。商品
データ更新情報を受け取った商品情報データベース検索
処理モジュールは、その更新情報に基づいて商品情報デ
ータベースの更新された部分を検索する。検索結果が得
られたら、前述と同様にランク付け処理とユーザへの確
認処理が行われる。

【００４０】次は、商品情報の検索結果を受け取った商
品購入および通知処理モジュール７が、当該ユーザの配
送先情報、およびクレジットカード情報等を入手するた
め、商品情報条件登録処理モジュール４に問い合わせを
行い、返答されたユーザ情報に基づいて電子商店街サー
バにアクセスして、当該商品の購入手続きを開始する。
この際、ユーザの承認を得るため電子メールあるいは情
報配信チャネルによってユーザへの問い合わせを行う。

【００４１】図７に、商品購入および通知処理モジュー
ルのフローチャートを示す。図１１は、配送条件テーブ
ルの例示図である。

【００４２】もし、検索結果を同報するユーザが設定さ
れている場合は、同報ユーザの宛先にも検索結果を配送
する。さらに、クライアント（パソコン）上のデータ記
憶手段に商品情報検索結果あるいは商品購入処理結果を
蓄積することをユーザが設定している場合には、検索日
時あるいは商品名毎にフォルダを作成して、検索結果を
蓄積する処理を行う。

【００４３】前述したように、検索結果の確認通知を受
け取ったユーザは、検索結果の商品一覧の中から希望の
商品を選定して送り返す。また、必要に応じて商品情報
データベース検索条件やデータベース監視条件を修正し
て、再度商品購入条件を登録し検索を行う。ユーザの承
認後、電子商店街サーバに対して購入処理の行われた商
品は、ユーザへ配送される。そして、購入処理完了後
は、商品情報登録処理モジュールにある当該商品の商品
購入条件は消去される。

【００４４】

【発明の効果】本発明によれば、コンピュータネットワ
ークに接続された多数の電子商店街を対象とした予約購
入の実行が可能になる。従来のオンラインショッピング
においては、消費者自身がネットワーク経由で一つ一つ
の電子商店街をアクセスして希望の商品を探し回らなけ
ればならなかったが、本発明によれば、ユーザは一度だ
け商品購入条件を入力しておけば、全ての電子商店街を
対象にオンラインショッピングを行うことが可能となる
ため、多くの時間と労力が削減される。

【００４５】また、希望商品の検索結果情報が膨大な量
となった場合、その中から比較検討しながら最もユーザ
の希望にかなう商品を選択するにも多くの時間と労力が
必要となるが、本発明においては価格情報などに基づい
て検索結果を自動的にランク付けするため、ユーザの便
宜を図ることができる。

【００４６】また、希望の商品が見つからなかった場合
は、あるいは安売り情報、新製品情報、チケット情報、
季節商品などの限定商品を購入する場合においては、ユ
ーザに代わって、常に商品情報を監視しているので、売
り切れ、あるいは時期を逸して買い損ねるという状況に
はならず、ユーザの負担を大きく軽減することができ
る。

【００４７】以上に述べたように、ユーザは一度だけ商
品購入条件を入力しておけば、多くの時間と労力をかけ
ずに、コンピュータネットワークに接続された多数の電
子商店街を対象に、将来にわたって確実に商品の購入す
ることが可能となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の予約購入方法を適用する予約購入シス
テムの構成図である。

【図２】本発明の一実施例における予約購入方法の概略
を示すフローチャートである。

【図３】本発明の一実施例における予約購入条件の更新
画面を示す例示図である。

【図４】本発明の一実施例における商品購入条件登録処
理モジュールのフローチャートである。

【図５】本発明の一実施例における商品情報データベー
ス監視処理モジュールのフローチャートである。

【図６】本発明の一実施例における商品情報データベー
ス検索処理モジュールのフローチャートである。

【図７】本発明の一実施例における商品購入および通知
処理モジュールのフローチャートである。

【図８】本発明の一実施例における商品購入条件テーブ
ルの例示図である。

【図９】本発明の一実施例における監視条件テーブルの
例示図である。

【図１０】本発明の一実施例における検索条件テーブル
の例示図である。

【図１１】本発明の一実施例における配送条件テーブル
の例示図である。

【図１２】本発明の一実施例における商品情報データベ
ース管理テーブルの例示図である。

【符号の説明】

１…クライアント、２…コンピュータネットワーク、３
…予約購入サーバ、４…商品購入条件登録処理モジュー
ル、５…商品情報データベース監視モジュール、６…商
品情報データベース検索およびランク付け処理モジュー
ル、７…商品購入および通知処理モジュール、８…商品
情報データベース、９…商品購入条件記憶部、
１０…商品検索結果一時記憶部、１１…電子商店街
サーバ。

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】コンピュータネットワークを介して接続さ
   れたクライアント、予約購入サーバ、複数の電子商店街
   サーバおよび複数の商品情報データベースサーバからな
   るコンピュータシステムにおいて、前記予約購入サーバ
   が、前記クライアントからの商品購入条件を受け取り、
   前記商品購入条件に基づいて前記ネットワークに接続さ
   れた前記商品情報データベースサーバを検索し、前記商
   品購入条件に合致する商品情報が検出されたら、当該商
   品情報に対応する前記電子商店街サーバへの商品購入処
   理を行うことを特徴とする検索型予約購入システム。
2. 【請求項２】前記商品情報データベースサーバを検索
   し、前記商品購入条件に合致する商品情報が検出されな
   かった場合は、引き続き定期的に検索を実行し、その後
   前記商品購入条件に合致する商品情報が検出された時点
   で前記電子商店街サーバへの商品購入処理を行うことを
   特徴とする請求項１記載の検索型予約購入システム。
3. 【請求項３】前記予約購入代行サーバが、前記商品情報
   データベースサーバを検索した結果、複数の商品情報が
   検出された場合には、前記商品購入条件に基づいて検索
   結果に含まれる商品をランク付けして、順位の高い商品
   の購入処理を行うことを特徴とする請求項１又は２記載
   の検索型予約購入システム。
4. 【請求項４】前記電子商店街サーバが、商品情報データ
   ベースサーバとしての機能を併せ持つことを特徴とする
   請求項１から３のいずれか１項記載の検索型予約購入シ
   ステム。
5. 【請求項５】前記予約購入サーバが、前記商品情報デー
   タベースサーバを検索した検索履歴を保持していて、以
   前に検索要求のあった商品に関しては、検索履歴を調べ
   て当該商品の情報を保有している商品情報データベース
   サーバを優先的に検索して、ヒット率の高い商品検索処
   理を行うことを特徴とする請求項１から４のいずれか１
   項記載の検索型予約購入システム。
6. 【請求項６】前記電子商店街サーバが開設されていない
   商店に対する商品購入処理においては、前記予約購入サ
   ーバが商品購入内容を記載したファクシミリを前記商店
   に送付するによって商品購入処理を行うことを特徴とす
   る請求項１から５のいずれか１項記載の検索型予約購入
   システム。