JP2001325300A - 携帯型無線端末を利用した会場混雑状況分析システムおよび会場内配置状況分析システム - Google Patents

携帯型無線端末を利用した会場混雑状況分析システムおよび会場内配置状況分析システム

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JP2001325300A
JP2001325300A JP2000143871A JP2000143871A JP2001325300A JP 2001325300 A JP2001325300 A JP 2001325300A JP 2000143871 A JP2000143871 A JP 2000143871A JP 2000143871 A JP2000143871 A JP 2000143871A JP 2001325300 A JP2001325300 A JP 2001325300A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 広い会場内の全てのエリアにおける混雑状況
を的確に把握し、例えば、会場内の混雑状況に応じて臨
機応変に、会場整理人員の配置位置と配置人数とを変化
させる。 【解決手段】 会場の管理センタ5に設置されるサーバ
装置1と、このサーバ装置1と通信回線を介して接続さ
れ、会場内に互いに所定距離を存して設置される1また
は複数のアンテナ基地局2,2・・・と、これらアンテ
ナ基地局2,2・・・に無線回線を介して接続され、来
場者9ごとに貸与される複数台の携帯型無線端末3,3
・・・とからなり、アンテナ基地局2は、無線回線を介
して通信を行っている携帯型無線端末3の接続数を計測
し、その接続数情報をサーバ装置1に送信し、サーバ装
置1は、アンテナ基地局2から送られてきた携帯型無線
端末の接続数情報に基づいて、会場内の混雑状況を分析
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多くの人々が集ま
り、用意されている遊具や展示などを楽しむための利用
施設が多数設置されている各種テーマパークやイベント
会場等の会場において、会場内の混雑状況や従業員の配
置状況を会場運営者が把握し、運営上の効率の向上を図
るための携帯型無線端末を利用した会場混雑状況分析シ
ステムおよび会場内配置状況分析システムに関する。
【0002】
【従来の技術】各種テーマパークやイベント会場などの
会場には、多くの人々が集まり、用意されている遊具や
展示などを楽しむための利用施設が数多く設置されてい
る。このようなテーマパークやイベント会場等の広い会
場に設置された利用施設には、多数の人々が楽しむため
に集まってくるので、各利用施設に入るまでに数分から
数十分の待ち時間を要する等、混雑した状況が発生する
場合が多い。このような混雑した状況をそのまま放置す
ると、来場者が不利益を被ることになるので、会場を運
営する上で、会場内の混雑状況を把握することが必要と
なる。
【0003】このような会場内の混雑状況を把握する一
手段として、例えば特開平8−123374号公報に記
載の待ち時間案内装置が提案されている。この待ち時間
案内装置は、施設を利用するための待ち行列が発生して
いる場所に、待ち行列の長さを判断するための画像を撮
像する撮像手段と、この撮像手段で撮像された利用施設
ごとの画像を収集して表示する表示手段と、待ち行列の
長さに基づいて、利用施設を利用できるまでの待ち時間
の案内を行う案内手段とを備えた構成となっている。ま
た、特開平8−123374号公報には、利用施設を利
用するための待ち行列に沿って配置された、待ち行列を
検出する複数のセンサと、この複数のセンサの検出結果
に基づいて待ち行列の長さを検出する検出手段と、この
検出手段で検出された待ち行列の長さに基づいて、その
長さに対応する待ち時間を判定する判定手段と、この判
定手段で判定された利用施設ごとの待ち時間を収集し
て、利用施設の待ち時間の案内を行う案内手段とを備え
た待ち時間案内装置も提案されている。
【0004】一方、会場内で人員整理や販売などを行う
従業員の配置については、過去の経験や混雑状況に基づ
いて、配置位置および人数を決定していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】会場内の混雑状況を把
握することは、会場運営の効率を向上させるために必要
不可欠ではあるが、上記した従来の待ち時間案内装置に
よる待ち行列検出手段では、施設利用時に入場ゲートを
通過するような施設の混雑状況を把握することはできて
も、例えばイベント会場のような、入退場ゲートを持た
ない会場で開催される展示会などの混雑状況を把握する
ことができないといった問題があった。また、上記した
従来の待ち時間案内装置による待ち行列の検出手段で
は、待ち行列の長さを検出するだけなので、待ち行列中
で待機している正確な人数や、実際の待ち時間について
は正確に判断できないといった問題が残されていた。
【0006】また、過去に実施したことのないイベント
開催などでは、来場者の予想や、どのイベントに来場者
が集中するかといった予想が難しく、従業員をどの位置
に何人配置しておけばよいかといった予想も非常に難し
いため、混雑していないエリアに余剰な人員を配置して
しまうといった不具合も発生する可能性がある。
【0007】本発明はかかる問題点を解決すべく創案さ
れたもので、その目的は、広い会場内の全てのエリアに
おける混雑状況を的確に把握し、例えば、会場内の混雑
状況に応じて臨機応変に、会場整理人員の配置位置と配
置人数とを変化させることのできる携帯型無線端末を利
用した会場混雑状況分析システムおよび会場内配置状況
分析システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の携帯型無線端末を利用した会場混雑状況分
析システムは、会場の管理センタに設置されるサーバ装
置と、このサーバ装置と通信回線を介して接続され、会
場内に互いに所定距離を存して設置される1または複数
のアンテナ基地局と、これらアンテナ基地局に無線回線
を介して接続され、来場者ごとに貸与される複数台の携
帯型無線端末とからなり、前記アンテナ基地局は、無線
回線を介して通信を行っている携帯型無線端末の接続数
を計測し、その接続数情報を前記サーバ装置に送信し、
前記サーバ装置は、前記アンテナ基地局から送られてき
た携帯型無線端末の接続数情報に基づいて、会場内の混
雑状況を分析することを特徴とする。
【0009】このような特徴を有する本発明によれば、
アンテナ基地局から送信されてくる携帯型無線端末の接
続数情報に基づいて、各アンテナ基地局の通信可能エリ
ア内にいる来場者の人数を正確に把握することができる
ので、来場者の移動状況も含め、どのエリアに来場者が
集中しているのかといった混雑状況を正確に分析するこ
とができる。
【0010】また、本発明の携帯型無線端末を利用した
会場混雑状況分析システムは、会場の管理センタに設置
されるサーバ装置と、このサーバ装置と通信回線を介し
て接続され、会場内に互いに所定距離を存して設置され
る1または複数のアンテナ基地局と、これらアンテナ基
地局に無線回線を介して接続され、来場者ごとに貸与さ
れる複数台の携帯型無線端末とからなり、前記アンテナ
基地局は、前記サーバ装置からの要求信号に基づき、そ
の時点で無線回線を介して通信を行っている携帯型無線
端末の接続数を計測し、その接続数情報を前記サーバ装
置に送信し、前記サーバ装置は、任意のタイミングで前
記アンテナ基地局に対して接続数情報の要求信号を送信
するとともに、この要求信号に応答して前記アンテナ基
地局から送られてきた携帯型無線端末の接続数情報に基
づいて、会場内の混雑状況を分析することを特徴とす
る。
【0011】このような特徴を有する本発明によれば、
サーバ装置は、任意のタイミングでアンテナ基地局に接
続数情報の要求信号を送信することにより、アンテナ基
地局から送信されてくる携帯型無線端末の接続数情報に
基づいて、各アンテナ基地局の通信可能エリア内にいる
来場者の人数を正確に把握することができるので、来場
者の移動状況も含め、どのエリアに来場者が集中してい
るのかといった混雑状況を正確に分析することができ
る。
【0012】また、本発明の携帯型無線端末を利用した
会場混雑状況分析システムは、会場の管理センタに設置
されるサーバ装置と、このサーバ装置と通信回線を介し
て接続され、会場内に互いに所定距離を存して設置され
る1または複数のアンテナ基地局と、これらアンテナ基
地局に無線回線を介して接続され、来場者ごとに貸与さ
れる複数台の携帯型無線端末とからなり、前記携帯型無
線端末には個別に識別番号が付与されており、前記アン
テナ基地局は、無線回線を介して通信を行っている携帯
型無線端末の識別番号を収集し、その収集した識別番号
を前記サーバ装置に送信し、前記サーバ装置は、前記ア
ンテナ基地局から送られてきた識別番号に基づいて、会
場内の混雑状況を分析することを特徴とする。
【0013】このような特徴を有する本発明によれば、
アンテナ基地局から送信されてくる携帯型無線端末の識
別番号に基づいて、各アンテナ基地局の通信可能エリア
内にいる来場者の人数を正確に把握することができるの
で、来場者の移動状況も含め、どのエリアに来場者が集
中しているのかといった混雑状況を正確に分析すること
ができる。また、識別番号によって個々の携帯型無線端
末を識別できるので、個々の来場者の移動状況も正確に
分析することができる。
【0014】また、本発明の携帯型無線端末を利用した
会場混雑状況分析システムは、上記構成において、前記
携帯型無線端末が会場内の従業員にも貸与されており、
前記アンテナ基地局は、無線回線を介して通信を行って
いる携帯型無線端末の識別番号を収集し、その収集した
識別番号を前記サーバ装置に送信し、前記サーバ装置
は、前記アンテナ基地局から送られてきた識別番号に基
づいて、会場内の混雑状況と会場内の従業員の配置状況
を分析し、混雑状況に応じた従業員の配置指示を行うこ
とを特徴とする。
【0015】このような特徴を有する本発明によれば、
アンテナ基地局から送信されてくる携帯型無線端末の識
別番号に基づいて、各アンテナ基地局の通信可能エリア
内にいる来場者の人数を正確に把握することができるの
で、来場者の移動状況および従業員の配置状況も含め、
どのエリアに来場者が集中しているのかといった混雑状
況と、その混雑状況に対応した従業員の配置状況になっ
ているかといったことを正確に分析することができる。
【0016】また、本発明の携帯型無線端末を利用した
会場混雑状況分析システムは、会場の管理センタに設置
されるサーバ装置と、このサーバ装置と通信回線を介し
て接続され、会場内に互いに所定距離を存して設置され
るとともに、待ち行列の発生する場所にはその待ち行列
に沿うように並列に配置された複数のアンテナ基地局
と、これらアンテナ基地局に無線回線を介して接続さ
れ、来場者ごとに貸与される複数台の携帯型無線端末と
からなり、前記携帯型無線端末には個別に識別番号が付
与されており、前記アンテナ基地局は、無線回線を介し
て通信を行っている携帯型無線端末の識別番号を収集
し、その収集した識別番号を前記サーバ装置に送信し、
前記サーバ装置は、待ち行列の発生する場所に並列に配
置されたアンテナ基地局から送られてきた識別番号に基
づき、その識別番号の携帯型無線端末の移動速度から、
待ち時間と待ち人数とを分析することを特徴とする。
【0017】このような特徴を有する本発明によれば、
携帯型無線端末を所持する来場者が、並列に配置された
アンテナ基地局のどの通信エリアに入っているかを判定
し、携帯型無線端末が通信を行っているアンテナ基地局
が隣接するアンテナ基地局に移動するまでの時間から、
来場者のおおよその移動速度をつかむことができる。こ
れにより、来場者の移動速度がある閾値を下回ったとき
に待ち行列に加わったと判断し、その来場者が施設に入
場するまでの時間を測定することで、待ち行列の正確な
待ち時間を測定することができる。また、待ち行列に参
加している人数もつかむことができる。
【0018】また、本発明の携帯型無線端末を利用した
会場内配置状況分析システムは、会場の管理センタに設
置されるサーバ装置と、このサーバ装置と通信回線を介
して接続され、会場内に互いに所定距離を存して設置さ
れる1または複数のアンテナ基地局と、これらアンテナ
基地局に無線回線を介して接続され、会場内の従業員ご
とに貸与される複数台の携帯型無線端末とからなり、前
記携帯型無線端末には個別に識別番号が付与されてお
り、前記アンテナ基地局は、無線回線を介して通信を行
っている携帯型無線端末の識別番号を収集し、その収集
した識別番号を前記サーバ装置に送信し、前記サーバ装
置は、前記アンテナ基地局から送られてきた識別番号に
基づいて、会場内の従業員の配置状況を分析することを
特徴とする。
【0019】このような特徴を有する本発明によれば、
会場内のどこに何人の従業員が配置されているかを把握
することができるので、会場の混雑状況に合わせて、適
正な配置位置に適正な人数の従業員を配置することがで
きる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0021】図1は、本発明の携帯型無線端末を利用し
た会場混雑状況分析システムおよび会場内配置状況分析
システムの全体構成を示す説明図である。
【0022】本システムは、会場内の管理センタ5に設
置されたサーバ装置1と、このサーバ装置1と無線若し
くは有線の通信回線を介して接続され、会場内に互いに
所定距離を存して設置される複数のアンテナ基地局2,
2・・・と、これらアンテナ基地局2,2・・・に無線
回線を介して接続され、会場の来場者ごとに貸与される
複数台の携帯型無線端末3,3・・・とからなる。
【0023】会場内には、管理センタ5、会場の入場ゲ
ート6、退場ゲート7および各施設8,8・・・が配置
されており、各アンテナ基地局2,2・・・は、この会
場内のほぼ全体を無線通信エリア(図中、点線の円で囲
んだエリア)で相互にカバーできるように配置されてい
る。各アンテナ基地局2,2・・・は、入場ゲート6か
ら入場した来場者9に貸し出された携帯型無線端末3と
この無線通信エリア内で通信を行う。また、これらのア
ンテナ基地局2,2・・・は、その無線通信エリアにお
いて、従業員10が持つ携帯型無線端末4,4・・・と
通信を行う。
【0024】図2は、本発明のシステムの通信経路を示
す機能ブロック図である。
【0025】来場者9ごとに貸与された各携帯型無線端
末3,3・・・および従業員10ごとに付与された各携
帯型無線端末4,4・・・(図示省略)は、複数のアン
テナ基地局2,2・・・のうち、その無線通信エリア内
にあるアンテナ基地局と無線回線によって通信を行い、
各アンテナ基地局2,2・・・は、無線回線若しくは有
線回線によって接続された管理センタ5のサーバ装置1
と通信を行う。
【0026】すなわち、アンテナ基地局2,2・・・
は、会場内にある全ての携帯型無線端末3,3・・・、
4,4・・・がいずれかのアンテナ基地局の無線通信エ
リア内に存在するように、会場内の各地点に配置されて
おり、そのアンテナ基地局2,2・・・が、それぞれサ
ーバ装置1と通信を行うことにより、会場内の全ての携
帯型無線端末3,3・・・、4,4・・・が、サーバ装
置1と通信を行うことを可能としている。
【0027】図3は、管理センタ5に設置されたサーバ
装置1の機能ブロック図である。
【0028】サーバ装置1は、各アンテナ基地局2,2
・・・との間で無線回線若しくは有線回線によって通信
を行う通信手段11と、各種の情報を格納する情報格納
手段12と、この情報格納手段12に格納されている各
種情報に基づいてさまざまな情報処理を行う情報処理手
段13とで構成されている。情報格納手段12には、会
場内のアンテナ基地局2,2・・・の配置情報12a、
会場内の施設で行われるイベント等のイベント内容や開
催時間などのイベント開催情報12b、来場者に携帯型
無線端末3を貸与したときに、それぞれに付与される識
別番号に基づいた各携帯型無線端末3,3・・・の管理
情報12c、従業員10にそれぞれ固有の識別番号を付
与した従業員用携帯型無線端末4,4・・・の管理情報
12d、の各情報が格納されている。
【0029】図4は、アンテナ基地局2,2・・・を構
成する機器の機能ブロック図である。
【0030】アンテナ基地局2は、サーバ装置1との間
で無線回線若しくは有線回線によって通信を行う通信手
段21と、無線アンテナ22を介して携帯型無線端末
3,3・・・、4,4・・・との間で無線によって信号
を送受信する送受信部23と、サーバ装置1との間の通
信と携帯型無線端末3,3・・・、4,4・・・との間
の通信とを制御する制御部24と、サーバ装置1が通信
を行っているアンテナ基地局2を特定するための識別番
号を格納している識別番号メモリ部25とで構成されて
いる。
【0031】図5は、来場者9が携帯している携帯型無
線端末3の構成を示す機能ブロック図である。なお、従
業員10が携帯している従業員用携帯型無線端末4の構
成も、来場者用の携帯型無線端末3と構成は同じである
ので、ここでは、来場者用の携帯型無線端末3について
のみ説明する。
【0032】携帯型無線端末3は、無線アンテナ31を
介してアンテナ基地局2との間で無線によって信号を送
受信する送受信部32と、アンテナの電波の強度を検出
する検出手段33と、サーバ装置1に向けて情報を送信
する(または情報の要求の送信を行う)ための入力手段
34と、サーバ装置1からの情報を表示する表示手段3
5と、自らの携帯型無線端末3を識別するための識別番
号を格納している識別番号メモリ部36と、これらを制
御する制御部37とで構成されている。
【0033】以下、管理センタ5に設置されたサーバ1
が会場内の来場者が携帯する携帯型無線端末3によって
会場内の混雑状況を収集、分析する各種実施例について
説明する。
【0034】[実施例1]本実施例1は、アンテナ基地
局2,2・・・が、現在そのアンテナ基地局に接続して
いる携帯型無線端末3,3・・・の接続数を随時カウン
トし、サーバ装置1に向けて送信することにより、サー
バ装置1で会場内の混雑状況を収集する実施例であり、
以下、図6に示すフローチャートを参照して説明する。
【0035】図6において、ステップS111〜ステッ
プS113はサーバ装置1での処理、ステップS211
〜ステップS215はアンテナ基地局2での処理、ステ
ップS311〜ステップS315は携帯型無線端末3で
の処理である。また、図6中の白抜きの矢符は、データ
が送受信される方向を示している。
【0036】来場者に貸与された携帯型無線端末3は、
電源を入れた段階で最も強い電波を検出したアンテナ基
地局2に対し通信開始要求を送信する(ステップS31
1)。
【0037】アンテナ基地局2は、携帯型無線端末3か
らの通信開始要求を受信すると(ステップS211)、
その携帯型無線端末3に対して通信開始許可を送信する
(ステップS212)。
【0038】この通信開始許可を受信した携帯型無線端
末3は、通信開始許可を返信してきたアンテナ基地局2
と通信可能状態に移行し(ステップS312)、そのア
ンテナ基地局2を介してサーバ装置1との通信を行う
(ステップS313)。
【0039】一方、ステップS212で通信開始許可を
送信したアンテナ基地局2は、単位時間ごとに、現在そ
のアンテナ基地局2と通信可能状態にある来場者用の携
帯型無線端末3,3・・・の接続数(端末数)をカウン
トし(ステップS213)、カウントした接続端末数の
データに、そのアンテナ基地局2が持つ識別番号を付加
して、サーバ装置1に向けて送信する(ステップS21
4)。
【0040】サーバ装置1では、各アンテナ基地局2,
2・・・から送信されてきた接続端末数のデータを受信
すると(ステップS111)、その接続端末数のデータ
を送信してきたアンテナ基地局2,2・・・の識別番号
を、情報格納手段12に格納されている会場内のアンテ
ナ基地局配置情報12aと照合することによって、会場
内の来場者用の携帯型無線端末3,3・・・の分布状況
を分析する(ステップS112)。これにより、会場内
の各所の混雑状況を収集することができる。
【0041】また、通信状態にある来場者用の携帯型無
線端末3が移動することによって、別のアンテナ基地局
2からより強い電波を検出したときには(ステップS3
14でYesと判断されると)、その別のアンテナ基地
局2との接続を開始する(ステップS315)。すなわ
ち、ステップS311に戻って、そのアンテナ基地局2
に対し通信開始要求を送信する。
【0042】なお、ステップS313において、来場者
用の携帯型無線端末3からサーバ装置1に向けてデータ
を送信するときは、図7に示すように、携帯型無線端末
3から送信するデータD1を、十分に小さいデータ量で
あるフレームD11からD1nに細分化し、それぞれに
データの番号D21と携帯型無線端末3の識別番号D3
1とを付加したデータとして再構成する。
【0043】ステップS313において送信されたこれ
らのデータが、アンテナ基地局2で中継され(ステップ
S215)、サーバ装置1で受信される(ステップS1
13)。
【0044】サーバ装置1では、送信されてきたデータ
がどのアンテナ基地局2,2・・・を経由しても、デー
タのフレームD11〜D1nに付加されたデータ番号D
21と識別番号D31とによって、データを再構成す
る。
【0045】一方、サーバ装置1から携帯型無線端末
3,3・・・に向けてデータを送信する場合には、携帯
型無線端末3,3・・・の識別番号を付加したデータ
を、各アンテナ基地局2,2・・・に向けて送信する。
携帯型無線端末3,3・・・は、自らの識別番号が付加
されたデータのみを受信する。
【0046】なお、アンテナ基地局2,2・・・の電波
出力を小さくすることによって、各アンテナ基地局2,
2・・・の無線通信エリアを狭め、アンテナ基地局2,
2・・・の数を増やせば、より詳細な混雑状況のデータ
を得ることができる。
【0047】[実施例2]本実施例2は、サーバ装置1
が、各アンテナ基地局2,2・・・に向けて接続携帯端
末数を送信することを要求することにより、各アンテナ
基地局2,2・・・が、その時点で接続している携帯型
無線端末3,3・・・の接続数をカウントしてサーバ装
置1に送信し、この接続携帯端末数に基づいてサーバ装
置1が会場内の混雑状況を収集する実施例であり、以
下、図8に示すフローチャートを参照して説明する。
【0048】図8において、ステップS121〜ステッ
プS124はサーバ装置1での処理、ステップS221
〜ステップS226はアンテナ基地局2での処理、ステ
ップS321〜ステップS325は携帯型無線端末3で
の処理である。また、図8中の白抜きの矢符は、データ
が送受信される方向を示している。
【0049】来場者に貸与された携帯型無線端末3は、
電源を入れた段階で最も強い電波を検出したアンテナ基
地局2に対し通信開始要求を送信する(ステップS32
1)。 アンテナ基地局2は、携帯型無線端末3からの
通信開始要求を受信すると(ステップS221)、その
携帯型無線端末3に対して通信開始許可を送信する(ス
テップS222)。
【0050】この通信開始許可を受信した携帯型無線端
末3は、通信開始許可を返信してきたアンテナ基地局2
と通信可能状態に移行し(ステップS322)、そのア
ンテナ基地局2を介してサーバ装置1との通信を行う
(ステップS323)。
【0051】一方、ステップS222で通信開始許可を
送信したアンテナ基地局2は、以後、携帯型無線端末3
から送信されてきたデータをサーバ装置1に中継する
(ステ信してきたアンテナ基地局2,2・・・の識別番
号を、情報格納手段12に格納されている会場内のアン
テナ基地局配置情報12aと照合することによって、会
場内の来場者用の携帯型無線端末3,3・・・の分布状
況を分析する(ステップS124)。これにより、会場
内の各所の混雑状況を収集することができる。
【0052】また、通信状態にある来場者用の携帯型無
線端末3が移動することによって、別のアンテナ基地局
2からより強い電波を検出したときには(ステップS3
24でYesと判断されると)、その別のアンテナ基地
局2との接続を開始する(ステップS325)。すなわ
ち、ステップS321に戻って、そのアンテナ基地局2
に対し通信開始要求を送信する。
【0053】[実施例3]本実施例3は、携帯型無線端
末3,3・・・が、携帯端末の識別番号を付加したデー
タをアンテナ基地局2,2・・・に随時送信し、アンテ
ナ基地局2,2・・・でそのデータにさらにアンテナ基
地局2,2・・・の識別番号を付加してサーバ装置1に
送信し、サーバ装置1において各アンテナ基地局2,2
・・・に接続している携帯端末数をカウントすることに
よって、会場内の混雑状況を収集する実施例であり、以
下、図9に示すフローチャートを参照して説明する。
【0054】図9において、ステップS131〜ステッ
プS132はサーバ装置1での処理、ステップS231
〜ステップS233はアンテナ基地局2での処理、ステ
ップS331〜ステップS335は携帯型無線端末3で
の処理である。また、図9中の白抜きの矢符は、データ
が送受信される方向を示している。
【0055】来場者に貸与された携帯型無線端末3は、
電源を入れた段階で最も強い電波を検出したアンテナ基
地局2に対し通信開始要求を送信する(ステップS33
1)。
【0056】アンテナ基地局2は、携帯型無線端末3か
らの通信開始要求を受信すると(ステップS231)、
その携帯型無線端末3に対して通信開始許可を送信する
(ステップS232)。
【0057】この通信開始許可を受信した携帯型無線端
末3は、通信開始許可を返信してきたアンテナ基地局2
と通信可能状態に移行し(ステップS332)、そのア
ンテナ基地局2を介してサーバ装置1との通信を行う
(ステップS333)。このとき、携帯型無線端末3で
は、サーバ装置1に向けて送信するデータを、図7に示
すように、携帯端末の識別番号を付加してフレームに細
分化し、送信する。
【0058】一方、ステップS232で通信開始許可を
送信したアンテナ基地局2は、以後、携帯型無線端末3
から送信されてきたデータをサーバ装置1に中継する
(ステップS233)。このとき、アンテナ基地局2で
は、送信データのフレームを中継する際に、そのフレー
ムに、中継したアンテナ基地局2の識別番号を付加し
て、サーバ装置1に向け送信する。
【0059】サーバ装置1は、アンテナ基地局2を介し
て携帯型無線端末3と通信を行う(ステップS13
1)。そして、次のステップS132において、アンテ
ナ基地局2を介して受信したフレームから、携帯端末の
識別番号と、中継したアンテナ基地局2の識別番号とを
抽出し、情報格納手段12に格納されている会場内のア
ンテナ基地局配置情報12aと照合することによって、
会場内の来場者用の携帯型無線端末3,3・・・の分布
状況を分析する(ステップS132)。これにより、会
場内の各所の混雑状況を収集することができる。
【0060】また、通信状態にある来場者用の携帯型無
線端末3が移動することによって、別のアンテナ基地局
2からより強い電波を検出したときには(ステップS3
34でYesと判断されると)、その別のアンテナ基地
局2との接続を開始する(ステップS335)。すなわ
ち、ステップS331に戻って、そのアンテナ基地局2
に対し通信開始要求を送信する。
【0061】[実施例4]本実施例4は、上記した実施
例3の応用例であって、携帯型無線端末3の位置情報に
よって行列待ち時間を測定する実施例であり、図10に
示す説明図を参照して説明する。
【0062】ある施設8に入場するために待ち行列が発
生する場合、待ち行列が発生すると予測される場所に沿
って、無線通信エリアが数m程度のアンテナ基地局2
a,2b,2cを並列に配置する。この例では、3つの
アンテナ基地局が配置されている。
【0063】このとき、上記した実施例3の方法によっ
て、携帯型無線端末3を所持する来場者9が、並列に配
置されたアンテナ基地局2a,2b,2cのどの無線通
信エリアに位置しているかを判定し、その携帯型無線端
末3が通信を行っているアンテナ基地局(例えば、2
b)が、隣のアンテナ基地局2aに移動するまでの時間
から、来場者9のおおよその移動速度をつかむことがで
きる。
【0064】このことによって、来場者9の移動速度が
ある閾値を下回ったときに待ち行列に加わったと判断
し、その来場者9が施設8に入場するまでの時間を測定
することで、待ち行列の正確な待ち時間を測定すること
ができる。また、待ち行列に参加している人数もつかむ
ことができる。因みに、従来の技術で示した特開平8−
123374号公報に記載の待ち行列検出手段では、検
出した待ち行列の長さから待ち時間を推測しているた
め、おおよその待ち時間しか分からない。
【0065】会場の運営者は、この正確な施設8ごとの
待ち時間の情報を、来場者9の携帯型無線端末3に送信
することによって、来場者9により効率のよい会場内の
行動を促すことができる。また、会場内の全ての場所に
おける混雑状況を把握することによって、イベントの開
催場所と開催時刻の調整を動的に行い、特定の場所への
来場者9の集中を防ぐなど、より効率のよい会場運営を
行うことができる。
【0066】[実施例5]本実施例5は、上記した実施
例1ないし実施例4の方法によって把握した来場者およ
び従業員の位置情報に基づいて、会場運営の効率化を図
る実施例であり、以下、図11に示すフローチャートを
参照して説明する。
【0067】すなわち、本実施例5では、会場の従業員
10にも従業員用携帯型無線端末4,4・・・を付与し
ており、上記した実施例1ないし実施例4の方法によっ
て、従業員用携帯型無線端末4を所持する従業員10の
位置も把握している。 従って、サーバ装置1は、上記
した実施例1ないし実施例4の方法によって、会場内の
来場者9の混雑状況を収集するとともに(ステップS1
41)、会場内の従業員(人員整理要員)10の配置位
置状況を収集(監視)している(ステップS142)。
その結果、任意の施設8の混雑状況に比べて、その施設
8近辺の人員整理要員の人数が少ない場合には、会場内
で混雑していない施設8に配置されている人員整理要員
10を、混雑している施設8に移動させるなどの人員配
置の最適化を行う(ステップS143)。すなわち、各
人員整理要員10が所持する携帯型無線端末4に対し
て、配置位置の変更を通知する(ステップS144)。
この後、サーバ装置1は、人員整理要員10の位置を監
視し、移動の完了を確認する(ステップS145)。
【0068】このように、最適化された人員整理要員の
配置により、来場者の混乱を最小限に抑えることができ
るとともに、限られた人員整理要員を有効活用すること
ができる。また、会場内の移動販売員などの配置も同様
にして最適化することが可能である。
【0069】
【発明の効果】本発明の携帯型無線端末を利用した会場
混雑状況分析システムによれば、アンテナ基地局から送
信されてくる携帯型無線端末の接続数情報に基づいて、
各アンテナ基地局の通信可能エリア内にいる来場者の人
数を正確に把握することができるので、来場者の移動状
況も含め、どのエリアに来場者が集中しているのかとい
った混雑状況を正確に分析することができる。
【0070】また、本発明の携帯型無線端末を利用した
会場混雑状況分析システムによれば、サーバ装置は、任
意のタイミングでアンテナ基地局に接続数情報の要求信
号を送信することにより、アンテナ基地局から送信され
てくる携帯型無線端末の接続数情報に基づいて、各アン
テナ基地局の通信可能エリア内にいる来場者の人数を正
確に把握することができるので、来場者の移動状況も含
め、どのエリアに来場者が集中しているのかといった混
雑状況を正確に分析することができる。
【0071】また、本発明の携帯型無線端末を利用した
会場混雑状況分析システムによれば、アンテナ基地局か
ら送信されてくる携帯型無線端末の識別番号に基づい
て、各アンテナ基地局の通信可能エリア内にいる来場者
の人数を正確に把握することができるので、来場者の移
動状況も含め、どのエリアに来場者が集中しているのか
といった混雑状況を正確に分析することができる。ま
た、識別番号によって個々の携帯型無線端末を識別でき
るので、個々の来場者の移動状況も正確に分析すること
ができる。 また、本発明の携帯型無線端末を利用した
会場混雑状況分析システムによれば、アンテナ基地局か
ら送信されてくる携帯型無線端末の識別番号に基づい
て、各アンテナ基地局の通信可能エリア内にいる来場者
の人数を正確に把握することができるので、来場者の移
動状況および従業員の配置状況も含め、どのエリアに来
場者が集中しているのかといった混雑状況と、その混雑
状況に対応した従業員の配置状況になっているかといっ
たことを正確に分析することができる。
【0072】また、本発明の携帯型無線端末を利用した
会場混雑状況分析システムによれば、携帯型無線端末を
所持する来場者が、並列に配置されたアンテナ基地局の
どの通信エリアに入っているかを判定し、携帯型無線端
末が通信を行っているアンテナ基地局が隣接するアンテ
ナ基地局に移動するまでの時間から、来場者のおおよそ
の移動速度をつかむことができる。これにより、来場者
の移動速度がある閾値を下回ったときに待ち行列に加わ
ったと判断し、その来場者が施設に入場するまでの時間
を測定することで、待ち行列の正確な待ち時間を測定す
ることができる。また、待ち行列に参加している人数も
つかむことができる。
【0073】また、本発明の携帯型無線端末を利用した
会場内配置状況分析システムによれば、会場内のどこに
何人の従業員が配置されているかを把握することができ
るので、会場の混雑状況に合わせて、適正な配置位置に
適正な人数の従業員を配置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の携帯型無線端末を利用した会場混雑状
況分析システムおよび会場内配置状況分析システムの全
体構成を示す説明図である。
【図2】本発明のシステムの通信経路を示す機能ブロッ
ク図である。
【図3】管理センタに設置されたサーバ装置の機能ブロ
ック図である。
【図4】アンテナ基地局を構成する機器の機能ブロック
図である。
【図5】来場者が携帯している携帯型無線端末の構成を
示す機能ブロック図である。
【図6】実施例1の処理動作を示すフローチャートであ
る。
【図7】携帯型無線端末からサーバ装置に向けて送信さ
れるデータのフレーム分割過程を示す説明図である。
【図8】実施例2の処理動作を示すフローチャートであ
る。
【図9】実施例3の処理動作を示すフローチャートであ
る。
【図10】携帯型無線端末の位置情報によって行列待ち
時間を測定する実施例4の説明図である。
【図11】実施例5の処理動作を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 サーバ装置 2 アンテナ基地局 3 携帯型無線端末 4 携帯型無線端末 5 管理センタ 8 施設 9 来場者 10 従業員(人員整理要員,移動販売員)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 7/26 H04B 7/26 E

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 会場の管理センタに設置されるサーバ装
    置と、このサーバ装置と通信回線を介して接続され、会
    場内に互いに所定距離を存して設置される1または複数
    のアンテナ基地局と、これらアンテナ基地局に無線回線
    を介して接続され、来場者ごとに貸与される複数台の携
    帯型無線端末とからなり、 前記アンテナ基地局は、無線回線を介して通信を行って
    いる携帯型無線端末の接続数を計測し、その接続数情報
    を前記サーバ装置に送信し、 前記サーバ装置は、前記アンテナ基地局から送られてき
    た携帯型無線端末の接続数情報に基づいて、会場内の混
    雑状況を分析することを特徴とする携帯型無線端末を利
    用した会場混雑状況分析システム。
  2. 【請求項2】 会場の管理センタに設置されるサーバ装
    置と、このサーバ装置と通信回線を介して接続され、会
    場内に互いに所定距離を存して設置される1または複数
    のアンテナ基地局と、これらアンテナ基地局に無線回線
    を介して接続され、来場者ごとに貸与される複数台の携
    帯型無線端末とからなり、 前記アンテナ基地局は、前記サーバ装置からの要求信号
    に基づき、その時点で無線回線を介して通信を行ってい
    る携帯型無線端末の接続数を計測し、その接続数情報を
    前記サーバ装置に送信し、 前記サーバ装置は、任意のタイミングで前記アンテナ基
    地局に対して接続数情報の要求信号を送信するととも
    に、この要求信号に応答して前記アンテナ基地局から送
    られてきた携帯型無線端末の接続数情報に基づいて、会
    場内の混雑状況を分析することを特徴とする携帯型無線
    端末を利用した会場混雑状況分析システム。
  3. 【請求項3】 会場の管理センタに設置されるサーバ装
    置と、このサーバ装置と通信回線を介して接続され、会
    場内に互いに所定距離を存して設置される1または複数
    のアンテナ基地局と、これらアンテナ基地局に無線回線
    を介して接続され、来場者ごとに貸与される複数台の携
    帯型無線端末とからなり、 前記携帯型無線端末には個別に識別番号が付与されてお
    り、 前記アンテナ基地局は、無線回線を介して通信を行って
    いる携帯型無線端末の識別番号を収集し、その収集した
    識別番号を前記サーバ装置に送信し、 前記サーバ装置は、前記アンテナ基地局から送られてき
    た識別番号に基づいて、会場内の混雑状況を分析するこ
    とを特徴とする携帯型無線端末を利用した会場混雑状況
    分析システム。
  4. 【請求項4】 前記携帯型無線端末が会場内の従業員に
    も貸与されており、 前記アンテナ基地局は、無線回線を介して通信を行って
    いる携帯型無線端末の識別番号を収集し、その収集した
    識別番号を前記サーバ装置に送信し、 前記サーバ装置は、前記アンテナ基地局から送られてき
    た識別番号に基づいて、会場内の混雑状況と会場内の従
    業員の配置状況を分析し、混雑状況に応じた従業員の配
    置指示を行うことを特徴とする請求項3に記載の携帯型
    無線端末を利用した会場混雑状況分析システム。
  5. 【請求項5】 会場の管理センタに設置されるサーバ装
    置と、このサーバ装置と通信回線を介して接続され、会
    場内に互いに所定距離を存して設置されるとともに、待
    ち行列の発生する場所にはその待ち行列に沿うように並
    列に配置された複数のアンテナ基地局と、これらアンテ
    ナ基地局に無線回線を介して接続され、来場者ごとに貸
    与される複数台の携帯型無線端末とからなり、 前記携帯型無線端末には個別に識別番号が付与されてお
    り、 前記アンテナ基地局は、無線回線を介して通信を行って
    いる携帯型無線端末の識別番号を収集し、その収集した
    識別番号を前記サーバ装置に送信し、 前記サーバ装置は、待ち行列の発生する場所に並列に配
    置されたアンテナ基地局から送られてきた識別番号に基
    づき、その識別番号の携帯型無線端末の移動速度から、
    待ち時間と待ち人数とを分析することを特徴とする携帯
    型無線端末を利用した会場混雑状況分析システム。
  6. 【請求項6】 会場の管理センタに設置されるサーバ装
    置と、このサーバ装置と通信回線を介して接続され、会
    場内に互いに所定距離を存して設置される1または複数
    のアンテナ基地局と、これらアンテナ基地局に無線回線
    を介して接続され、会場内の従業員ごとに貸与される複
    数台の携帯型無線端末とからなり、 前記携帯型無線端末には個別に識別番号が付与されてお
    り、 前記アンテナ基地局は、無線回線を介して通信を行って
    いる携帯型無線端末の識別番号を収集し、その収集した
    識別番号を前記サーバ装置に送信し、 前記サーバ装置は、前記アンテナ基地局から送られてき
    た識別番号に基づいて、会場内の従業員の配置状況を分
    析することを特徴とする携帯型無線端末を利用した会場
    内配置状況分析システム。
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