JP4514897B2 - 会場管理システムおよびサーバ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、多くの人々が集まり、用意されている遊具や展示などを楽しむための利用施設が多数設置されている各種テーマパークやイベント会場等の会場において、会場内の混雑状況や従業員の配置状況を会場運営者が把握し、運営上の効率の向上を図るための会場管理システムおよびサーバ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
各種テーマパークやイベント会場などの会場には、多くの人々が集まり、用意されている遊具や展示などを楽しむための利用施設が数多く設置されている。このようなテーマパークやイベント会場等の広い会場に設置された利用施設には、多数の人々が楽しむために集まってくるので、各利用施設に入るまでに数分から数十分の待ち時間を要する等、混雑した状況が発生する場合が多い。このような混雑した状況をそのまま放置すると、来場者が不利益を被ることになるので、会場を運営する上で、会場内の混雑状況を把握することが必要となる。
【0003】
このような会場内の混雑状況を把握する一手段として、例えば特開平8−123374号公報に記載の待ち時間案内装置が提案されている。この待ち時間案内装置は、施設を利用するための待ち行列が発生している場所に、待ち行列の長さを判断するための画像を撮像する撮像手段と、この撮像手段で撮像された利用施設ごとの画像を収集して表示する表示手段と、待ち行列の長さに基づいて、利用施設を利用できるまでの待ち時間の案内を行う案内手段とを備えた構成となっている。また、特開平8−123374号公報には、利用施設を利用するための待ち行列に沿って配置された、待ち行列を検出する複数のセンサと、この複数のセンサの検出結果に基づいて待ち行列の長さを検出する検出手段と、この検出手段で検出された待ち行列の長さに基づいて、その長さに対応する待ち時間を判定する判定手段と、この判定手段で判定された利用施設ごとの待ち時間を収集して、利用施設の待ち時間の案内を行う案内手段とを備えた待ち時間案内装置も提案されている。
【0004】
一方、会場内で人員整理や販売などを行う従業員の配置については、過去の経験や混雑状況に基づいて、配置位置および人数を決定していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
会場内の混雑状況を把握することは、会場運営の効率を向上させるために必要不可欠ではあるが、上記した従来の待ち時間案内装置による待ち行列検出手段では、施設利用時に入場ゲートを通過するような施設の混雑状況を把握することはできても、例えばイベント会場のような、入退場ゲートを持たない会場で開催される展示会などの混雑状況を把握することができないといった問題があった。また、上記した従来の待ち時間案内装置による待ち行列の検出手段では、待ち行列の長さを検出するだけなので、待ち行列中で待機している正確な人数や、実際の待ち時間については正確に判断できないといった問題が残されていた。
【0006】
また、過去に実施したことのないイベント開催などでは、来場者の予想や、どのイベントに来場者が集中するかといった予想が難しく、従業員をどの位置に何人配置しておけばよいかといった予想も非常に難しいため、混雑していないエリアに余剰な人員を配置してしまうといった不具合も発生する可能性がある。
【0007】
本発明はかかる問題点を解決すべく創案されたもので、その目的は、広い会場内の全てのエリアにおける混雑状況を的確に把握し、例えば、会場内の混雑状況に応じて臨機応変に、会場整理人員の配置位置と配置人数とを変化させることのできる会場管理システムおよびサーバ装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の会場管理システムは、サーバ装置および複数のアンテナ装置および1つまたは複数の端末装置とからなる会場管理システムであって、前記サーバ装置は、前記アンテナ装置に接続する第1通信手段と、前記アンテナ装置の管理エリアでの配置情報が格納された情報格納手段と、を備え、前記アンテナ装置は、前記端末装置に接続する第2通信手段と、該アンテナ装置の識別番号が格納されたアンテナ識別番号格納手段と、を備え、前記第2通信手段により接続されている端末装置の接続数を計測し、前記接続数と識別番号とを前記サーバ装置に送信し、前記サーバ装置は、記アンテナ装置から送信された前記接続数と前記識別番号とを、前記第1通信手段により受信し、前記アンテナ装置の管理エリアでの配置情報を前記情報格納手段から取得し、前記接続数と前記アンテナ装置の識別番号と管理エリアでの配置情報とに基づいて、管理エリアの来場分布情報を作成することを特徴とする。
【0009】
このような特徴を有する本発明によれば、サーバ装置は、アンテナ装置であるアンテナ基地局から送信されてくる端末装置である携帯型無線端末の接続数情報に基づいて、各アンテナ基地局の通信可能エリア内にいる来場者の人数を正確に把握することができるので、来場者の移動状況も含め、どのエリアに来場者が集中しているのかといった混雑状況を正確に分析することができる。
【0010】
また、本発明のサーバ装置は、複数のアンテナ装置および1つまたは複数の端末装置と通信可能なサーバ装置であって、前記アンテナ装置に接続する第1通信手段と、前記アンテナ装置の管理エリアでの配置情報が格納された情報格納手段と、を備え、前記各アンテナ装置に接続されている端末装置の接続数と該アンテナ装置の識別番号とを、前記第1通信手段を用いて前記各アンテナ装置から受信し、前記各アンテナ装置の管理エリアでの配置情報を前記情報格納手段から取得し、前記接続数と前記各アンテナ装置の識別番号と管理エリアでの配置情報とに基づいて、管理エリアの来場分布情報を作成することを特徴とする。
【0013】
また、本発明のサーバ装置は、複数のアンテナ装置および1つまたは複数の端末装置と通信可能なサーバ装置であって、前記アンテナ装置に接続する第1通信手段と、前記アンテナ装置の管理エリアでの配置情報が格納された情報格納手段と、を備え、前記各アンテナ装置に接続されている端末装置の接続数と、該アンテナ装置に接続されている端末装置が有する第1識別番号または第2識別番号と、該アンテナ装置の識別番号とを前記各アンテナ装置から受信し、前記各アンテナ装置の管理エリアでの配置情報を前記情報格納手段から取得し、前記第1識別番号を有する端末装置の接続数と前記各アンテナ装置の識別番号と管理エリアでの前記配置情報とに基づいて、管理エリアの来場分布情報を作成するとともに、前記アンテナ装置から受信した第1識別番号を有する端末装置の接続数が多いアンテナ装置の管理エリアに移動する指示内容を、前記第2識別番号を有する端末装置に前記アンテナ装置を介して送信することを特徴とする。
【0014】
このような特徴を有する本発明によれば、アンテナ装置であるアンテナ基地局から送信されてくる端末装置の第1識別番号および第2識別番号に基づいて、各アンテナ基地局の通信可能エリア内にいる来場者および従業員の人数(すなわち、第1識別番号を有する端末装置の数と第2識別番号を有する端末装置の数)を正確に把握することができるので、来場者の移動状況および従業員の配置状況も含め、どのエリアに来場者が集中しているのかといった混雑状況と、会場内のどこに何人の従業員が配置されているのかの情報とを把握することができるので、会場の混雑状況に合わせて、適正な配置位置に適正な人数の従業員を配置することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0021】
図1は、本発明の会場管理システムの全体構成を示す説明図である。
【0022】
本システムは、会場内の管理センタ5に設置されたサーバ装置1と、このサーバ装置1と無線若しくは有線の通信回線を介して接続され、会場内に互いに所定距離を存して設置される複数のアンテナ基地局2,2・・・と、これらアンテナ基地局2,2・・・に無線回線を介して接続され、会場の来場者ごとに貸与される複数台の携帯型無線端末3,3・・・とからなる。
【0023】
会場内には、管理センタ5、会場の入場ゲート6、退場ゲート7および各施設8,8・・・が配置されており、各アンテナ基地局2,2・・・は、この会場内のほぼ全体を無線通信エリア(図中、点線の円で囲んだエリア)で相互にカバーできるように配置されている。各アンテナ基地局2,2・・・は、入場ゲート6から入場した来場者9に貸し出された携帯型無線端末3とこの無線通信エリア内で通信を行う。また、これらのアンテナ基地局2,2・・・は、その無線通信エリアにおいて、従業員10が持つ携帯型無線端末4,4・・・と通信を行う。
【0024】
図2は、本発明のシステムの通信経路を示す機能ブロック図である。
【0025】
来場者9ごとに貸与された各携帯型無線端末3,3・・・および従業員10ごとに付与された各携帯型無線端末4,4・・・(図示省略)は、複数のアンテナ基地局2,2・・・のうち、その無線通信エリア内にあるアンテナ基地局と無線回線によって通信を行い、各アンテナ基地局2,2・・・は、無線回線若しくは有線回線によって接続された管理センタ5のサーバ装置1と通信を行う。
【0026】
すなわち、アンテナ基地局2,2・・・は、会場内にある全ての携帯型無線端末3,3・・・、4,4・・・がいずれかのアンテナ基地局の無線通信エリア内に存在するように、会場内の各地点に配置されており、そのアンテナ基地局2,2・・・が、それぞれサーバ装置1と通信を行うことにより、会場内の全ての携帯型無線端末3,3・・・、4,4・・・が、サーバ装置1と通信を行うことを可能としている。
【0027】
図3は、管理センタ5に設置されたサーバ装置1の機能ブロック図である。
【0028】
サーバ装置1は、各アンテナ基地局2,2・・・との間で無線回線若しくは有線回線によって通信を行う通信手段11と、各種の情報を格納する情報格納手段12と、この情報格納手段12に格納されている各種情報に基づいてさまざまな情報処理を行う情報処理手段13とで構成されている。情報格納手段12には、会場内のアンテナ基地局2,2・・・の配置情報12a、会場内の施設で行われるイベント等のイベント内容や開催時間などのイベント開催情報12b、来場者に携帯型無線端末3を貸与したときに、それぞれに付与される識別番号(請求項に記載の第1識別番号)に基づいた各携帯型無線端末3,3・・・の管理情報12c、従業員10にそれぞれ固有の識別番号(請求項に記載の第2識別番号)を付与した従業員用携帯型無線端末4,4・・・の管理情報12d、の各情報が格納されている。
【0029】
図4は、アンテナ基地局2,2・・・を構成する機器の機能ブロック図である。
【0030】
アンテナ基地局2は、サーバ装置1との間で無線回線若しくは有線回線によって通信を行う通信手段21と、無線アンテナ22を介して携帯型無線端末3,3・・・、4,4・・・との間で無線によって信号を送受信する送受信部23と、サーバ装置1との間の通信と携帯型無線端末3,3・・・、4,4・・・との間の通信とを制御する制御部24と、サーバ装置1が通信を行っているアンテナ基地局2を特定するための識別番号を格納している識別番号メモリ部25とで構成されている。
【0031】
図5は、来場者9が携帯している携帯型無線端末3の構成を示す機能ブロック図である。なお、従業員10が携帯している従業員用携帯型無線端末4の構成も、来場者用の携帯型無線端末3と構成は同じであるので、ここでは、来場者用の携帯型無線端末3についてのみ説明する。
【0032】
携帯型無線端末3は、無線アンテナ31を介してアンテナ基地局2との間で無線によって信号を送受信する送受信部32と、アンテナの電波の強度を検出する検出手段33と、サーバ装置1に向けて情報を送信する(または情報の要求の送信を行う)ための入力手段34と、サーバ装置1からの情報を表示する表示手段35と、自らの携帯型無線端末3を識別するための識別番号を格納している識別番号メモリ部36と、これらを制御する制御部37とで構成されている。
【0033】
以下、管理センタ5に設置されたサーバ1が会場内の来場者が携帯する携帯型無線端末3によって会場内の混雑状況を収集、分析する各種実施例について説明する。
【0034】
[実施例1]
本実施例1は、アンテナ基地局2,2・・・が、現在そのアンテナ基地局に接続している携帯型無線端末3,3・・・の接続数を随時カウントし、サーバ装置1に向けて送信することにより、サーバ装置1で会場内の混雑状況を収集する実施例であり、以下、図6に示すフローチャートを参照して説明する。
【0035】
図6において、ステップS111〜ステップS113はサーバ装置1での処理、ステップS211〜ステップS215はアンテナ基地局2での処理、ステップS311〜ステップS315は携帯型無線端末3での処理である。また、図6中の白抜きの矢符は、データが送受信される方向を示している。
【0036】
来場者に貸与された携帯型無線端末3は、電源を入れた段階で最も強い電波を検出したアンテナ基地局2に対し通信開始要求を送信する(ステップS311)。
【0037】
アンテナ基地局2は、携帯型無線端末3からの通信開始要求を受信すると(ステップS211)、その携帯型無線端末3に対して通信開始許可を送信する(ステップS212)。
【0038】
この通信開始許可を受信した携帯型無線端末3は、通信開始許可を返信してきたアンテナ基地局2と通信可能状態に移行し(ステップS312)、そのアンテナ基地局2を介してサーバ装置1との通信を行う(ステップS313)。
【0039】
一方、ステップS212で通信開始許可を送信したアンテナ基地局2は、単位時間ごとに、現在そのアンテナ基地局2と通信可能状態にある来場者用の携帯型無線端末3,3・・・の接続数(端末数)をカウントし(ステップS213)、カウントした接続端末数のデータに、そのアンテナ基地局2が持つ識別番号を付加して、サーバ装置1に向けて送信する(ステップS214)。
【0040】
サーバ装置1では、各アンテナ基地局2,2・・・から送信されてきた接続端末数のデータを受信すると(ステップS111)、その接続端末数のデータを送信してきたアンテナ基地局2,2・・・の識別番号を、情報格納手段12に格納されている会場内のアンテナ基地局配置情報12aと照合することによって、会場内の来場者用の携帯型無線端末3,3・・・の分布状況を分析する(ステップS112)。これにより、会場内の各所の混雑状況を収集することができる。
【0041】
また、通信状態にある来場者用の携帯型無線端末3が移動することによって、別のアンテナ基地局2からより強い電波を検出したときには(ステップS314でYesと判断されると)、その別のアンテナ基地局2との接続を開始する(ステップS315)。すなわち、ステップS311に戻って、そのアンテナ基地局2に対し通信開始要求を送信する。
【0042】
なお、ステップS313において、来場者用の携帯型無線端末3からサーバ装置1に向けてデータを送信するときは、図7に示すように、携帯型無線端末3から送信するデータD1を、十分に小さいデータ量であるフレームD11からD1nに細分化し、それぞれにデータの番号D21と携帯型無線端末3の識別番号D31とを付加したデータとして再構成する。
【0043】
ステップS313において送信されたこれらのデータが、アンテナ基地局2で中継され(ステップS215)、サーバ装置1で受信される(ステップS113)。
【0044】
サーバ装置1では、送信されてきたデータがどのアンテナ基地局2,2・・・を経由しても、データのフレームD11〜D1nに付加されたデータ番号D21と識別番号D31とによって、データを再構成する。
【0045】
一方、サーバ装置1から携帯型無線端末3,3・・・に向けてデータを送信する場合には、携帯型無線端末3,3・・・の識別番号を付加したデータを、各アンテナ基地局2,2・・・に向けて送信する。携帯型無線端末3,3・・・は、自らの識別番号が付加されたデータのみを受信する。
【0046】
なお、アンテナ基地局2,2・・・の電波出力を小さくすることによって、各アンテナ基地局2,2・・・の無線通信エリアを狭め、アンテナ基地局2,2・・・の数を増やせば、より詳細な混雑状況のデータを得ることができる。
【0047】
[実施例2]
本実施例2は、サーバ装置1が、各アンテナ基地局2,2・・・に向けて接続携帯端末数を送信することを要求することにより、各アンテナ基地局2,2・・・が、その時点で接続している携帯型無線端末3,3・・・の接続数をカウントしてサーバ装置1に送信し、この接続携帯端末数に基づいてサーバ装置1が会場内の混雑状況を収集する実施例であり、以下、図8に示すフローチャートを参照して説明する。
【0048】
図8において、ステップS121〜ステップS124はサーバ装置1での処理、ステップS221〜ステップS226はアンテナ基地局2での処理、ステップS321〜ステップS325は携帯型無線端末3での処理である。また、図8中の白抜きの矢符は、データが送受信される方向を示している。
【0049】
来場者に貸与された携帯型無線端末3は、電源を入れた段階で最も強い電波を検出したアンテナ基地局2に対し通信開始要求を送信する(ステップS321)。 アンテナ基地局2は、携帯型無線端末3からの通信開始要求を受信すると(ステップS221)、その携帯型無線端末3に対して通信開始許可を送信する(ステップS222)。
【0050】
この通信開始許可を受信した携帯型無線端末3は、通信開始許可を返信してきたアンテナ基地局2と通信可能状態に移行し(ステップS322)、そのアンテナ基地局2を介してサーバ装置1との通信を行う(ステップS323)。
【0051】
一方、ステップS222で通信開始許可を送信したアンテナ基地局2は、以後、携帯型無線端末3から送信されてきたデータをサーバ装置1に中継する(ステップS223)。サーバ装置1は、携帯型無線端末3との通信を行う(ステップS121)。また、サーバ装置1が、各アンテナ基地局2,2・・・に向けて接続携帯端末数を送信することを要求すると(ステップS122)、接続端末数の送信要求を受信したアンテナ基地局2は、現在そのアンテナ基地局2と通信可能状態にある来場者用の携帯型無線端末3,3・・・の接続数(端末数)をカウントし(ステップS224,s225)、カウントした接続端末数のデータに、そのアンテナ基地局2が持つ識別番号を付加して、サーバ装置1に向けて送信する(ステップS226)。サーバ装置1では、各アンテナ基地局2,2・・・から送信されてきた接続端末数のデータを受信すると(ステップS123)、その接続端末数のデータを送信してきたアンテナ基地局2,2・・・の識別番号を、情報格納手段12に格納されている会場内のアンテナ基地局配置情報12aと照合することによって、会場内の来場者用の携帯型無線端末3,3・・・の分布状況を分析する(ステップS124)。これにより、会場内の各所の混雑状況を収集することができる。
【0052】
また、通信状態にある来場者用の携帯型無線端末3が移動することによって、別のアンテナ基地局2からより強い電波を検出したときには(ステップS324でYesと判断されると)、その別のアンテナ基地局2との接続を開始する(ステップS325)。すなわち、ステップS321に戻って、そのアンテナ基地局2に対し通信開始要求を送信する。
【0053】
[実施例3]
本実施例3は、携帯型無線端末3,3・・・が、携帯端末の識別番号を付加したデータをアンテナ基地局2,2・・・に随時送信し、アンテナ基地局2,2・・・でそのデータにさらにアンテナ基地局2,2・・・の識別番号を付加してサーバ装置1に送信し、サーバ装置1において各アンテナ基地局2,2・・・に接続している携帯端末数をカウントすることによって、会場内の混雑状況を収集する実施例であり、以下、図9に示すフローチャートを参照して説明する。
【0054】
図9において、ステップS131〜ステップS132はサーバ装置1での処理、ステップS231〜ステップS233はアンテナ基地局2での処理、ステップS331〜ステップS335は携帯型無線端末3での処理である。また、図9中の白抜きの矢符は、データが送受信される方向を示している。
【0055】
来場者に貸与された携帯型無線端末3は、電源を入れた段階で最も強い電波を検出したアンテナ基地局2に対し通信開始要求を送信する(ステップS331)。
【0056】
アンテナ基地局2は、携帯型無線端末3からの通信開始要求を受信すると(ステップS231)、その携帯型無線端末3に対して通信開始許可を送信する(ステップS232)。
【0057】
この通信開始許可を受信した携帯型無線端末3は、通信開始許可を返信してきたアンテナ基地局2と通信可能状態に移行し(ステップS332)、そのアンテナ基地局2を介してサーバ装置1との通信を行う(ステップS333)。このとき、携帯型無線端末3では、サーバ装置1に向けて送信するデータを、図7に示すように、携帯端末の識別番号を付加してフレームに細分化し、送信する。
【0058】
一方、ステップS232で通信開始許可を送信したアンテナ基地局2は、以後、携帯型無線端末3から送信されてきたデータをサーバ装置1に中継する(ステップS233)。このとき、アンテナ基地局2では、送信データのフレームを中継する際に、そのフレームに、中継したアンテナ基地局2の識別番号を付加して、サーバ装置1に向け送信する。
【0059】
サーバ装置1は、アンテナ基地局2を介して携帯型無線端末3と通信を行う(ステップS131)。そして、次のステップS132において、アンテナ基地局2を介して受信したフレームから、携帯端末の識別番号と、中継したアンテナ基地局2の識別番号とを抽出し、情報格納手段12に格納されている会場内のアンテナ基地局配置情報12aと照合することによって、会場内の来場者用の携帯型無線端末3,3・・・の分布状況を分析する(ステップS132)。これにより、会場内の各所の混雑状況を収集することができる。
【0060】
また、通信状態にある来場者用の携帯型無線端末3が移動することによって、別のアンテナ基地局2からより強い電波を検出したときには(ステップS334でYesと判断されると)、その別のアンテナ基地局2との接続を開始する(ステップS335)。すなわち、ステップS331に戻って、そのアンテナ基地局2に対し通信開始要求を送信する。
【0061】
[実施例4]
本実施例4は、上記した実施例3の応用例であって、携帯型無線端末3の位置情報によって行列待ち時間を測定する実施例であり、図10に示す説明図を参照して説明する。
【0062】
ある施設8に入場するために待ち行列が発生する場合、待ち行列が発生すると予測される場所に沿って、無線通信エリアが数m程度のアンテナ基地局2a,2b,2cを並列に配置する。この例では、3つのアンテナ基地局が配置されている。
【0063】
このとき、上記した実施例3の方法によって、携帯型無線端末3を所持する来場者9が、並列に配置されたアンテナ基地局2a,2b,2cのどの無線通信エリアに位置しているかを判定し、その携帯型無線端末3が通信を行っているアンテナ基地局(例えば、2b)が、隣のアンテナ基地局2aに移動するまでの時間から、来場者9のおおよその移動速度をつかむことができる。
【0064】
このことによって、来場者9の移動速度がある閾値を下回ったときに待ち行列に加わったと判断し、その来場者9が施設8に入場するまでの時間を測定することで、待ち行列の正確な待ち時間を測定することができる。また、待ち行列に参加している人数もつかむことができる。因みに、従来の技術で示した特開平8−123374号公報に記載の待ち行列検出手段では、検出した待ち行列の長さから待ち時間を推測しているため、おおよその待ち時間しか分からない。
【0065】
会場の運営者は、この正確な施設8ごとの待ち時間の情報を、来場者9の携帯型無線端末3に送信することによって、来場者9により効率のよい会場内の行動を促すことができる。また、会場内の全ての場所における混雑状況を把握することによって、イベントの開催場所と開催時刻の調整を動的に行い、特定の場所への来場者9の集中を防ぐなど、より効率のよい会場運営を行うことができる。
【0066】
[実施例5]
本実施例5は、上記した実施例1ないし実施例4の方法によって把握した来場者および従業員の位置情報に基づいて、会場運営の効率化を図る実施例であり、以下、図11に示すフローチャートを参照して説明する。
【0067】
すなわち、本実施例5では、会場の従業員10にも従業員用携帯型無線端末4,4・・・を付与しており、上記した実施例1ないし実施例4の方法によって、従業員用携帯型無線端末4を所持する従業員10の位置も把握している。 従って、サーバ装置1は、上記した実施例1ないし実施例4の方法によって、会場内の来場者9の混雑状況を収集するとともに(ステップS141)、会場内の従業員(人員整理要員)10の配置位置状況を収集(監視)している(ステップS142)。その結果、任意の施設8の混雑状況に比べて、その施設8近辺の人員整理要員の人数が少ない場合には、会場内で混雑していない施設8に配置されている人員整理要員10を、混雑している施設8に移動させるなどの人員配置の最適化を行う(ステップS143)。すなわち、各人員整理要員10が所持する携帯型無線端末4に対して、配置位置の変更を通知する(ステップS144)。この後、サーバ装置1は、人員整理要員10の位置を監視し、移動の完了を確認する(ステップS145)。
【0068】
このように、最適化された人員整理要員の配置により、来場者の混乱を最小限に抑えることができるとともに、限られた人員整理要員を有効活用することができる。また、会場内の移動販売員などの配置も同様にして最適化することが可能である。
【0069】
【発明の効果】
本発明の会場管理システムによれば、アンテナ基地局から送信されてくる携帯型無線端末の接続数情報に基づいて、各アンテナ基地局の通信可能エリア内にいる来場者の人数を正確に把握することができるので、来場者の移動状況も含め、どのエリアに来場者が集中しているのかといった混雑状況を正確に分析することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の会場管理システムの全体構成を示す説明図である。
【図2】 本発明のシステムの通信経路を示す機能ブロック図である。
【図3】 管理センタに設置されたサーバ装置の機能ブロック図である。
【図4】 アンテナ基地局を構成する機器の機能ブロック図である。
【図5】 来場者が携帯している携帯型無線端末の構成を示す機能ブロック図である。
【図6】 実施例1の処理動作を示すフローチャートである。
【図7】 携帯型無線端末からサーバ装置に向けて送信されるデータのフレーム分割過程を示す説明図である。
【図8】 実施例2の処理動作を示すフローチャートである。
【図9】 実施例3の処理動作を示すフローチャートである。
【図10】 携帯型無線端末の位置情報によって行列待ち時間を測定する実施例4の説明図である。
【図11】 実施例5の処理動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 サーバ装置
2 アンテナ基地局
3 携帯型無線端末
4 携帯型無線端末
5 管理センタ
8 施設
9 来場者
10 従業員(人員整理要員,移動販売員)
Claims (3)
- サーバ装置および複数のアンテナ装置および1つまたは複数の端末装置とからなる会場管理システムであって、
前記サーバ装置は、
前記アンテナ装置に接続する第1通信手段と、前記アンテナ装置の管理エリアでの配置情報が格納された情報格納手段と、を備え、
前記アンテナ装置は、
前記端末装置に接続する第2通信手段と、該アンテナ装置の識別番号が格納されたアンテナ識別番号格納手段と、を備え、前記第2通信手段により接続されている端末装置の接続数を計測し、前記接続数と識別番号とを前記サーバ装置に送信し、
前記サーバ装置は、
前記アンテナ装置から送信された前記接続数と前記識別番号とを、前記第1通信手段により受信し、前記アンテナ装置の管理エリアでの配置情報を前記情報格納手段から取得し、前記接続数と前記アンテナ装置の識別番号と管理エリアでの配置情報とに基づいて、管理エリアの来場分布情報を作成することを特徴とする会場管理システム。 - 複数のアンテナ装置および1つまたは複数の端末装置と通信可能なサーバ装置であって、
前記アンテナ装置に接続する第1通信手段と、
前記アンテナ装置の管理エリアでの配置情報が格納された情報格納手段と、を備え、
前記各アンテナ装置に接続されている端末装置の接続数と該アンテナ装置の識別番号とを、前記第1通信手段を用いて前記各アンテナ装置から受信し、前記各アンテナ装置の管理エリアでの配置情報を前記情報格納手段から取得し、前記接続数と前記各アンテナ装置の識別番号と管理エリアでの配置情報とに基づいて、管理エリアの来場分布情報を作成することを特徴とするサーバ装置。 - 複数のアンテナ装置および1つまたは複数の端末装置と通信可能なサーバ装置であって、
前記アンテナ装置に接続する第1通信手段と、
前記アンテナ装置の管理エリアでの配置情報が格納された情報格納手段と、を備え、
前記各アンテナ装置に接続されている端末装置の接続数と、該アンテナ装置に接続されている端末装置が有する第1識別番号または第2識別番号と、該アンテナ装置の識別番号とを前記各アンテナ装置から受信し、前記各アンテナ装置の管理エリアでの配置情報を前記情報格納手段から取得し、
前記第1識別番号を有する端末装置の接続数と前記各アンテナ装置の識別番号と管理エリアでの前記配置情報とに基づいて、管理エリアの来場分布情報を作成するとともに、
前記アンテナ装置から受信した第1識別番号を有する端末装置の接続数が多いアンテナ装置の管理エリアに移動する指示内容を、前記第2識別番号を有する端末装置に前記アンテナ装置を介して送信することを特徴とするサーバ装置。
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