JP2001325251A - 漢字入力装置及び方法 - Google Patents

漢字入力装置及び方法

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JP2001325251A
JP2001325251A JP2001096039A JP2001096039A JP2001325251A JP 2001325251 A JP2001325251 A JP 2001325251A JP 2001096039 A JP2001096039 A JP 2001096039A JP 2001096039 A JP2001096039 A JP 2001096039A JP 2001325251 A JP2001325251 A JP 2001325251A
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kanji
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keys
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JP2001096039A
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Kuwan-Dongu Lee
リー、クワン−ドング
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LEE KUWAN DONGU
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LEE KUWAN DONGU
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    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/02Input arrangements using manually operated switches, e.g. using keyboards or dials
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易かつ簡便に漢字を入力しなが
ら一定時間内により多くの漢字を入力でき全ての漢字を
4打鍵以内で入力できより少ない打鍵数により漢字を入
力することができる、しかも多くの部首から構成される
複雑な漢字の場合には異なる結合キーを用いてより簡単
に漢字の入力ができる漢字入力装置及び方法を提供す
る。 【解決手段】 漢字を構成する部品を示す部首キ
ー及び前記部首らの結合構造を示す結合キーを具備する
漢字入力キー手段と、前記部首キー及び結合キーの信号
を後端から処理できる信号に変換する信号変換手段と、
前記部首及び結合構造により特定される漢字を貯蔵する
メモリ手段及び前記入力した部首キーと結合キーにより
特定される漢字を発生させる漢字発生手段とを具備する
漢字入力装置及び方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は漢字入力装置及び方
法に関する。さらに詳細には、入力しようとする漢字を
構成する部首を示す部首キーを入力し前記入力しようと
する漢字の結合構造を示す結合キーを入力して前記入力
した部首キー及び結合キーにより特定される漢字を発生
させ入力する漢字入力装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】世界中に存在する言語の数は計り知れな
い。しかしこれら全てをコンピュータ等に入力するのは
困難である。殊に漢字はその文字の特性から、子音及び
母音により文字を構成する韓国語や英語の如くキーボー
ドに直接表示して入力することが困難である。何故なら
ば基本的に文字を構成する漢字の数が多いばかりでなく
音素として使われる文字が数えきれない程多く且つこれ
らの結合方法も多岐にわたっている為である。更に単独
で一つの漢字を構成する文字も有れば単独では完全な漢
字にならないが他の部首と結合することによって漢字を
構成する場合も有るからである。
【0003】従来の漢字入力方法としては様々なものが
編み出されてきた。先ず、ユーザーが入力しようとする
漢字の読みを韓国語で入力してから漢字変換キー(スペ
ースバー等)を打てばその読みに該当する漢字がディス
プレー画面に使用頻度順で連続に表示されその中から所
望の漢字を選択することにより入力する韓国語-漢字変
換方法が有る。しかしながら前記の如き方法による入力
は漢字を直接入力するものでなく韓国語を入力して漢字
に変換する間接入力方法であり、キーの打鍵数が多いば
かりでなくユーザーの漢字に対する知識が覚束ないと漢
字を選択するのにかなり困難が有る。更に異なる方法と
しては漢字に変換することのできる単語をその単語単位
で変換してくれる漢字モード方法、即ち漢字に変換する
必要の有る韓国語単語の前後に漢字変換範囲を指定する
デリミッタ(delimiter)を設けて漢字に変換する単語を
韓国語で入力するとその読みに当る漢字単語がディスプ
レー画面に全て並べられその中から所望の単語を選択し
韓国語-漢字変換を実行するものが有る。しかしながら
前記方法も韓国語を漢字に変換する間接入力方法であ
り、ユーザーが漢字に変換しようとする単語の前後に特
殊符号や機能キーを用いるデリミッタ指定により変換範
囲指定を行い漢字部分と韓国語部分とを一々区分しなけ
ればならない不便が伴い、更に全ての単語とそれ以上の
単語から成る複合語までデータベースに貯えなければな
らなく記憶容量の多くを占めることになりメモリの効率
的利用が困難であった。更に、単語を収録した辞典の単
純な利用に過ぎなくデータベースに無い単語は処理でき
ないとの問題を抱えていた。
【0004】キーボードを用いてコンピュータに漢字を
入力する方法として広く普及したものには大別して五筆
字型と漢語▲はつ▼音の二種が有る。前者は漢字の筆画
を数字に変換し前記数字に相当する英文字を入力するこ
とにより漢字に変換する間接入力方法として、これは漢
字の画に当る数字を暗記し前記数字に相当する英文字を
知らねばならず使い方が容易でなかった。後者は漢字を
読む英語の発音をそのまま入力すればこれに該当する漢
字が入力されるものとして漢字を英語の発音で読めるこ
とが前提になっており教育を受けなければ使いこなすの
に不便が伴い、殊にキーボード使用の際英語キーボード
を用いてアルファベットを打ち込んで漢字が組み立てら
れるよう入力しなければならなかった。その他に注音字
母を用いた方法と倉頡輸入法による漢字入力方法とが従
来知られている。注音字母を用いた方法は漢字の発音記
号に該当する注音字母をキーに表示して入力しようとす
る漢字の発音に該当する注音字母を入力し入力しようと
する漢字の読みに該当する注音字母を入力すると前記読
みに該当する予め入力された複数個の漢字が他の窓に表
示され所望の文字を選択し入力するものである。しかし
ながら前記の如き方法は韓国語や英語を入力する方法と
同一であり漢字を直接入力するものでなく読みに相当す
る一種の記号を入力して前記読みに該当する多数の漢字
の中から一つを選択する方法で入力しようとする漢字を
読めなければ入力できなかった。更に異なる方法の倉頡
輸入法は既存の英語キーボード上に各英文字に該当する
漢字を表示して前記表示したそれぞれの漢字に相当する
複数個の部首をデータベースに貯蔵しておく。こうする
ことで入力しようとする漢字を構成する部首に該当する
アルファベットを打てば前記データベースに貯蔵した複
数個の部首を認識し次いで入力される部首に該当するア
ルファベットを同一な方法で全て入力し認識するように
なる。この際、先ず認識した部首と後から認識した全て
の部首とが結合して構成することのできる一つの漢字を
予め他のデータベースに貯蔵しておいてアルファベット
を全て入力したらこれに該当する一つの漢字を出力す
る。即ち、各漢字に該当するアルファベットを指定して
左から右にアルファベットを全て入力すればこれに該当
する予め定められた(データベースに予め貯蔵された)一
つの完成した漢字を出力するのである。しかしながら前
記の如き方法においてはデータベースの量が膨大でなけ
ればならず、全て入力することができず予め漢字を貯蔵
しておかなければ入力できず、入力する部首に該当する
キーボードに表示される漢字を全て暗記しなければなら
ないとの問題を抱えている。
【0005】前記の如く注音符号を用いて入力したり倉
頡輸入法を用いる方法も上述した漢語▲はつ▼音と五筆
字型の入力方法と同様大差が無く、その他従来の漢字入
力方法は全て漢字を直接入力するのではなく韓国語又は
英語を入力して再び漢字に変換する間接入力方法であ
る。
【0006】従って、従来の漢字入力方法においては部
首又は結合した漢字を直接入力する方法が無く間接入力
しなければならなかったので使用の際に様々な不便が存
在するとの問題を抱えていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、前記の諸問題
を解決する為に考え出したものとして本発明は、入力し
ようとする部首を直接入力でき、且つ入力しようとする
漢字の結合構造を入力し前記結合構造により漢字を構成
する部首を結合して完成した漢字を入力することにより
少ない打鍵数で容易且つ簡便に漢字を入力し一定時間内
により多くの漢字を入力できる漢字入力装置及び方法を
提供することにその目的が有る。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を成し遂げる為
の構成手段として本発明による装置は、情報処理装置に
漢字を入力する漢字入力装置において、各々漢字を構成
する部首を示す複数の部首キー及び各々漢字を構成する
部首の結合構造を示す複数の結合キーを具備する漢字入
力キー手段、前記部首及び結合構造による複数の特定漢
字を貯蔵するメモリ手段、及び前記漢字の筆順により順
次に入力する一番目の部首キーと結合キー及び前記漢字
を構成する残りの部首キーにより特定される前記漢字を
前記メモリ手段から発生させる漢字発生手段を含んで、
一個以上の部首キー及び結合キーの組合から構成される
一つの特定漢字を発生させることを特徴とする。
【0009】ここで、前記漢字発生手段は順次に入力す
る一番目の部首キー及び結合キーにより特定される漢字
を前記メモリ手段から発生させることもできる。
【0010】更に、本発明は前記特定漢字を表示する出
力手段を追加に具備することを特徴とする。前記複数の
結合キーは漢字の結合構造中類似構造を有する結合キー
を統廃合した所定の結合キーらから成り前記結合キーの
個数は20〜35個が望ましい。更に前記入力する残りの部
首キーの個数は1〜3個であることを特徴とする。ここで
前記残りの部首キーが3個の場合三番目に入力する部首
キーは前記特定漢字の筆順による最後の部首キーであ
る。その上、本発明は前記漢字を構成する完成した漢字
を示す複数の漢字入力キー手段を追加に含む。
【0011】更に、前記の諸問題を解決する方法の構成
要素として本発明は、漢字を構成する部首を示す複数の
部首キー手段及び前記部首らの結合構造を示す複数の結
合キーを具備する漢字入力キー手段の入力により、漢字
を貯蔵したメモリ手段から特定漢字を発生させる漢字入
力方法において、(イ)前記特定漢字を構成する一以上の
部首中一部首を示す部首キーを入力する段階、(ロ)前記
特定漢字に該当する結合キーを入力する段階、及び(ハ)
前記順次に入力した部首キー及び結合キーにより特定さ
れる漢字をメモリ手段から発生させる段階を含み、更に
前記(ハ)段階は、前記特定漢字を構成する部首中一以上
の部首を示す部首キーを入力する段階、及び前記順次に
入力した部首キー、結合キー及び残りの部首キーにより
特定される漢字を前記メモリ手段から発生させる段階を
追加に含んで一以上の部首キー及び結合キーの組合から
構成される一個の特定漢字を発生させることを特徴とす
る。
【0012】ここで、前記(イ)段階において入力する部
首キーは前記特定漢字の筆順による一番目の部首を示す
部首キー又は前記特定漢字の筆順による最後の部首を示
す部首キーである。
【0013】前記方法は前記特定漢字の特定如何を判断
する段階を追加に含む。前記結合キーの次に入力する残
りの部首キーは1〜3個であることを特徴とし、前記残
りの部首キーが3個の場合三番目に入力する部首キーは
前記特定漢字の筆順による最後の部首を示す部首キーで
ある。前記部首キーは望ましくは146〜214個であること
を特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明において、「A」〜「P」
の示す記号を表1に示す。
【0015】
【表1】
【0016】本発明は入力しようとする漢字を構成する
一以上の部首及び前記漢字の結合構造を入力し前記入力
した一以上の部首及び結合構造によりメモリ手段に貯蔵
された漢字を特定し前記特定された漢字を入力すること
からより少ない打鍵数で容易且つ簡便に漢字を入力し、
より多くの漢字を入力することのできる漢字入力装置及
び方法に関するものである。
【0017】以下、図面を参照して本発明をより詳細に
説明する。
【0018】図1は本発明による漢字入力装置の構成を
示したブロック図である。本発明の漢字入力装置は、各
々漢字を構成する部首を示す複数の部首キー(11)及び各
々漢字を構成する部首の結合構造を示す複数の結合キー
(12)を具備する漢字入力キー手段と、前記漢字入力キー
手段(10)から発した信号を後端から処理できる信号に変
換する信号変換手段(13)と、前記部首及び結合構造によ
る複数の特定漢字を貯蔵するメモリ手段(15)及び前記入
力した一以上の部首キー及び結合キーにより特定される
前記漢字を前記メモリ手段(15)から発生させる漢字発生
手段(14)とを具備し、望ましくは図1におけるように本
発明は完成した漢字を出力する出力手段(16)を含むこと
もできる。
【0019】本発明の説明全般に現れる‘部首'との用
語は一個の漢字を構成する文字の最小単位を称す。
【0020】前記漢字入力キー手段(10)は一個の漢字を
構成する部首を示す部首キー及び前記漢字を構成する部
首らの結合構造を示す結合キーを直接入力する。前記漢
字入力キー手段(10)から発する信号により相当する一個
の漢字が特定されるのである。前記特定された漢字が発
生される。
【0021】入力キー(11)を入力すると前記入力キー(1
1)に示した部首が入力される。そして結合キー(12)を入
力すると前記結合キー(12)に示した結合構造が入力され
る。ここで漢字を構成する部首の入力は即ち部首キー(1
1)の入力により実現され部首らの結合構造の入力は即ち
結合キー(12)の入力により実現される。
【0022】前記メモリ手段(15)は前記部首及び結合構
造による複数個の特定漢字を予め貯蔵する。図2は前記
メモリ手段(15)に貯蔵する特定漢字を示すテーブルにお
ける一例を示したものである。図2に示したとおり入力
しようとする全ての漢字を貯蔵しており前記漢字には文
字コードが付与され前記コードは各々アドレスを保有す
る。漢字発生手段(14)は部首キー(11)と結合キー(12)に
よる信号を受信し前記信号の組合せに相当する文字コー
ドを発生させ結局前記文字コードに該当する特定漢字を
発生させる。例えば、部首キー(11)及び結合キー(12)の
入力により発生された信号が信号変換手段(13)を経て漢
字発生手段(14)に0xf014のコードで入力されるとこれに
該当する漢字「彰」を発生させる。
【0023】図2はメモリ手段(15)に貯蔵する特定漢字
の一例を示したものとして本発明に係わる当業者であれ
ばテーブルフォーマット、アドレス及びコード等を変更
できることに想到することは明らかである。その上、部
首キー及び/又は結合キーの信号により貯蔵された特定
漢字を発生することのできるメモリ手段(15)も多様な形
態に変更できることにも想到するであろう。
【0024】前記信号変換部(13)は入力した部首キー(1
1)及び結合キー(12)から発した信号を漢字発生手段(14)
で処理できる信号に各々変換する。前記変換した信号を
漢字発生手段(14)で受信する。前記漢字発生手段(14)は
前記受信した部首キー(11)及び結合キー(12)の信号によ
り特定される漢字を前記メモリ手段(15)から発生させ
る。前記発生された特定漢字を出力手段(16)から出力す
る。前記漢字発生手段(14)は一個の部首キー(11)の入力
のみでも漢字を特定することができる。これは所望の漢
字が唯一個の部首から構成された場合である。
【0025】一個の漢字を入力する際、先ず部首キー(1
1)を入力する。次いで入力しようとする漢字に該当する
結合キー(12)を入力する。前記入力した部首キー(11)及
び結合キー(12)各々から発した信号は信号変換手段(13)
を経て漢字発生手段(14)に入力され前記漢字発生手段(1
4)は前記入力された部首キー(11)及び結合キー(12)によ
り特定される前記漢字を前記メモリ手段(15)から発生さ
せる。ここで、前記入力される部首キー(11)は前記入力
しようとする漢字の筆順上最後に入力される部首キーで
ある場合もある。前記装置は一個の部首キー(11)及び結
合キー(12)により漢字が特定されることを示す。
【0026】更に、本発明は入力しようとする漢字にお
いて部首キー(11)を先ず入力してから結合キー(12)を入
力した後前記漢字を構成する残りの部首を示す部首キー
(11)を入力すれば前記順次に入力した一以上の部首キー
(11)及び結合キー(12)により特定される漢字を前記メモ
リ手段(15)から発生させる。言い換えれば、先ず部首キ
ー(11)を入力し次いで結合キー(12)を入力した後一以上
の残りの部首キー(11)を入力すると前記順次に入力した
部首キー(11)、結合キー(12)及び残りの部首キー(11)に
より一個の漢字が特定され前記特定された漢字を前記メ
モリ手段(15)から発生させる。前記残りの部首キー(11)
は1〜3個である。入力しようとする漢字が5個以上の
部首から構成される場合も前記結合キー(12)の入力後入
力する部首キー(11)は最多3個までである。この際三番
目に入力する部首キー(11)は前記漢字を構成する複数の
部首中筆順で最後の部首を示す部首キー(11)である。
【0027】前記漢字入力キー手段(10)に含まれる部首
キー(11)の個数は146〜214個が望ましく結合キー(12)の
個数は20〜35個が望ましい。
【0028】本発明による漢字入力装置は完成した漢字
を示す漢字キー手段を追加に含むことができる。漢字キ
ー手段は部首らの結合により完成した漢字を示し人称代
名詞、前・後置詞、助詞、命令語、否定語及び簡字体等
文章に頻発に使われたり他部首と優れた結合力を有する
完成した漢字を入力する。前記完成した漢字は後述す
る。
【0029】前記漢字発生手段(14)はコンピュータソフ
トウェアとしても具現することができマイコムでも具現
できる。望ましくはマイクロプロセサで具現してもよ
い。
【0030】図3は本発明に適用される部首を一定体系
に分類した従来の部首分類図である。図3に図示のとお
り康煕字典で分類された214字の部首を一定体系に分
類し学び易く長く記憶できるようにしたものである。本
発明の部首キー(11)に適用される部首は康煕字典で不規
則に分類された214個の部首を本出願による先出願の特
許出願第99-37758号 '大部首18字による漢字分類方法
及び配列体系'により大部首、中部首、部首、分部首(部
首字でない所属字を字典で速やかに探そうと新たに創案
したものである-前記先出願の特許出願第99-37758号参
照)、所属字に分類して表示したのものである。前記康
煕字典に分類された 214字中大部首は自然、人間、生
活、動植物及びその他等大きく5種類に分けこれを更に
それぞれの意味別に細分化し大部首18字に分類し中部
首は大部首それぞれの意味を優先させて形や位置を次に
して18種に分類した。更に、分部首及び所属字は大部
首又は中部首により意味別、順序別に連結して214字
の全ての部首を一定体系に分類したものである。従って
康煕字典の214字の全ての 部首の代表部首を総 25に
してこれにより意味別、順序別に分類し規則的且つ一定
に配列することにより学び易くて長く記憶できるように
したものである。ここで、注目すべきことは前記全ての
部首214字が前記部首キー(11)に表示されるのではな
くその中で部首が他部首の結合と看做せるものは前記部
首キー(11)から除いた。即ち、214字の中から部首
「立」と「日」とが結合した部首「音」の如く他部首ら
が結合してできた部首68字を除いた残りの146字を
前記部首キー(11)に表示した。これは下記において説明
するとおり本発明により入力できる為である。
【0031】図4は本発明による漢字入力装置の漢字入
力キー手段(10)における望ましき実施例を示したものと
してコンピュータキーボードに本発明を具現したもので
ある。
【0032】更に、図4は本発明による漢字入力装置の
漢字入力キー手段(10)に表示される部首及び結合構造に
おける望ましき実施例を示したものである。図4に示し
たとおり本発明による漢字入力キー手段(10)は、漢字を
構成する部首を示す複数個の部首キー(11)及び一個の漢
字を構成する為の前記部首らの結合構造を示す複数個の
結合キー(12)を含み前記キー(11、12)は望ましくは図4
の如き位置に配列する。更に本発明を構成する必需要素
ではないが従来のキーボードとの互換の為に他機能を行
う機能キーを多数示している。
【0033】図4に示すとおり前記結合キー(12)の個数
は20〜35個が望ましい。本発明では全て30個に制限し前
記結合キー(12)のみで全ての漢字を入力できる。前記結
合キー(12)はその利用方法により2種に大別することが
できる。一方法は前記漢字の筆順上最後の部首キー(11)
を最初に入力して前記漢字を入力する際用いる5個の結
合キー手段(以下、‘b’と表わす−図4に図示)と、他
方法は漢字の筆順上最初の部首キー(11)を入力して前記
漢字を入力する際用いる結合キー手段(bを除く残り)の
25個である。
【0034】図4においては前記25個とは利用方法の異
なる5個の結合キーを説明の便宜上結合キー(b)と表わ
し前記結合キー(12)の左端に2個、右端に3個を指示す
る。前記5個の結合キー手段(b)の利用方法を下記に説
明する。
【0035】前記結合キー(12)を用いて5打鍵以上で入
力される漢字を前記結合キー(b)を用いればより簡便に
入力できる。言い換えれば、前記結合キー(b)は全ての
漢字の結合構造の特性を性格に把握してユーザーがより
便利に且つより少ない打鍵数で結合した漢字を入力する
場合用いる。例えば入力しようとする漢字を構成する筆
順上最後の部首キー(11)を入力して前記結合キー(b)を
入力すると前記部首及び結合構造により特定される前記
漢字がメモリ手段(15)から発生される。前記特定される
漢字が入力される。もし、前記入力した部首キー(11)及
び結合キー(12)により前記漢字が特定されなければ筆順
上最初の部首を示す部首キー(11)を追加に入力する。こ
こで、順次に入力する前記最後の部首キー、結合キー及
び最初の部首キーにより特定される漢字がメモリ手段か
ら発生される。
【0036】図4に示したとおり前記結合キー(b)も前
記他結合キー(bを除く)と同様入力しようとする漢字の
結合構造を示す。前記結合キー(b)は他結合キーを用い
る場合より更に簡便な漢字入力を欲する場合用い他結合
キー(bを除く)を用いて漢字を入力することも勿論でき
る。
【0037】結合キー(b)の入力は前記他結合キー(bを
除く)の入力と同様入力しようとする漢字の結合構造を
入力するのは同一であるが漢字発生手段(14)によりその
利用が相異する。即ち、前記結合キー(bを除く)を入力
する場合は入力しようとする漢字の筆順上最後の部首キ
ー(11)を最初に入力し前記一以上の部首キー(11)及び結
合キー(bを除く)により前記漢字が特定され、前記結合
キー(b)を入力する場合は入力しようとする漢字の筆順
上最初の部首キー(11)を入力し前記一以上の部首キー(1
1)及び結合キー(b)により前記漢字が特定される。前記
特定される漢字はメモリ手段(15)に予め貯蔵した漢字
である。前記のとおり入力する一以上の部首キー(11)及
び結合キー(12)により特定される漢字を前記メモリ手段
(15)から特定し該当する漢字を入力することになる。
【0038】前記のとおり結合キー(b)は多くの打鍵か
ら入力される漢字をより少ない打鍵数で簡便に入力でき
るようにする。図4は本発明による望ましい実施例を示
したものとして本発明に係わる当業者ならば漢字入力キ
ー手段(10)の個数、位置及び種類の変更ができることに
想到することは明らかである。
【0039】説明の便宜を図り図4においては前記部首
キー(11)、結合キー(12)のみ符号を記載した。本発明の
より詳細な説明の為図 4を参照にして、本発明の漢字入
力キー手段(10)と図 4には未図示であるが上述した信号
変換手段(13)及び漢字発生手段(14)の作用をより具体的
に説明する。
【0040】部首キー(11)は漢字を構成する部首を示し
前記部首キー(11)を入力すると前記部首キー(11)に示し
た部首が入力される。この際部首は部首キー(11)を直接
入力することにより入力される。入力しようとする漢字
の入力が部首キー(11)の入力のみで済む場合には前記部
首キー(11)により直接入力する。例えば、「金石木」と
いうユーザが自分の名前を入力しようとするならば前記
部首キー(11)により各々「金」、「石」、「木」を1打
鍵ずつ入力すればよい。前記入力した「金」、「石」、
「木」の各信号は信号変換手段(13)を経て漢字発生手段
(14)へ伝送され前記漢字発生手段(14)は前記入力した各
部首キー(11)により各々一個の漢字である「金」、
「石」、「木」を特定しメモリ手段(15)から前記特定漢
字を発生させる。この際、前記特定漢字「金」、
「石」、「木」は各々メモリ手段(15)に予め貯蔵されて
いる。
【0041】前記部首キー(11)により入力するものには
実際部首と漢字とに大別することができる。本発明に属
する技術分野の熟練者は漢字が部首に使用される場合と
その逆の場合とが有ることに想到できることは明らかで
ある。
【0042】本発明による部首キー(11)により入力する
漢字(前記の部首は除く)は次の原理に基づいて前記部首
キー(11)に表示される(以下、漢字キー手段と称す)。先
ず、簡字体の有る漢字はその重要性と使用頻度に鑑みて
表示する。現在中国で政策的に用いている為活用性が高
い。次いで文章において重要な位置を占める動詞、形容
詞、前置詞、助詞等の如き品詞を記載し命令語、否定文
等に該当する漢字を記載して文章を作るのに不便が無い
ようにした。最後に前記二種の他に文章によく使われた
り他部首とよく結合する漢字を選択して前記漢字キー手
段に表示した。前記漢字は前記部首の結合により入力す
ることができる。
【0043】前記のとおり前記漢字キー手段には完成し
た漢字、即ち単独で成立する一個の漢字を表示したが、
これは文章や日常生活で頻用される結合漢字の構成要素
となる漢字を分析して漢字入力に重要な要素である漢字
を表示した。
【0044】前記の如き原理に基づいて前記部首キー(1
1)に部首を示して入力することができる。しかし前記部
首は本発明の望ましき実施形態を示していることに注目
すべきである。前記部首は上述したとおり康煕字典で分
類している214字の部首を一定体系に分類してから214字
中他部首との結合から成る部首を除く146個の部首を示
す。前記部首は146〜214個が望ましく本発明の技術分野
における熟練者であれば前記部首の変更又は置換が可能
なことに想到できるであろう。
【0045】ここで、前記結合キー(12)をより詳細に説
明する。漢字の多くは部首の結合から成る。こうして部
首を結合する場合前記結合キー(12)を用いる。例えば、
「日」を入力した次に「文」を入力すると「日文」が順
次に入力されるが結合キー(12)で入力する結合構造によ
り「A」又は「旻」に入力することができる。即ち、左
右結合構造の結合キーを入力すると「A」が入力され上
下結合構造を入力すると「旻」が入力される。前記の如
く結合漢字を入力するためには必ず2打鍵目に結合キー
(12)を入力しなければならずその順序は次のとおりであ
る。
【0046】入力しようとする漢字が二個の部首から構
成された場合は「部首キー(11)+結合キー(12)+部首キ
ー(11)」の順序で入力する。前記漢字が三個の部首から
構成された場合は「部首キー(11)+結合キー(12)+部首
キー(11)+部首キー(11)」の順序で、四個の部首の場合
には「部首キー(11)+結合キー(12)+部首キー(11)+部
首キー(11)+部首キー(11)」の順序になる。前記から判
るように結合キー手段(12)は必ず2打鍵目に入力する。
【0047】入力しようとする漢字が四個以上の部首か
ら構成された場合には各文字の特性を把握して総4打鍵
以内で入力することができる。5打鍵以上で入力される
漢字を4打鍵以内で入力できるようにすることにより漢
字入力がより実行し易くなる。
【0048】4個以上の部首から成る一個の漢字を入力
しようとする場合、筆順上最初の部首キー(11)を先ず入
力し次に前記漢字の結合キー(12)を入力する。前記入力
した部首キー(11)及び結合キー(12)により漢字の特定如
何を判断する。この際一個の漢字が特定されなければ筆
順上二番目の部首キー(11)を入力する。続いて漢字が特
定されなければ三番目の部首キー(11)を入力する。これ
でも一個の漢字が特定されなければ四番目に前記漢字の
筆順上最後の部首キー(11)を入力する。この際、前記順
次に入力した一以上の部首キー(11)及び結合キー(12)に
より一個の漢字がメモリ手段(15)から特定され前記特定
漢字が入力される。もっと複雑な漢字の場合には筆順上
最初の部首キー(11)を入力し結合キー(12)を入力してか
ら、筆順上最後の部首キー(11)を入力すると前記順次に
入力した最初の部首キー(11)、結合キー(12)及び最後の
部首キー(11)により一個の漢字が特定される。従って前
記特定された一個の漢字が入力される。前記特定された
漢字はメモリ手段(15)に予め貯蔵されている。従って5
個以上の部首から成る複雑な漢字は少なくとも4打鍵目
に筆順上最後の部首キー(11)を入力すれば前記入力しよ
うとする複雑な漢字が特定され入力される。例えば、
「壽」は6個の部首から成っているが前記漢字は筆順上
最初の部首である「士」字の部首キー(11)を入力し上下
結合構造「B」を示す結合キー(12)を入力した後、筆順
上最後の部首「寸」を示す部首キー(11)を入力すれば完
成した漢字「壽」がメモリ手段(15)から特定される。次
いで、前記漢字が発生される。しかし前記の如き方法で
入力する特定漢字は予めメモリ手段(15)に貯蔵されてな
ければならない。即ち、筆順上最初の部首キー、結合キ
ー及び最後の部首キーが入力されるとこれに該当する予
め貯蔵された漢字が特定され入力されるのである。前記
例では「士」+上下結合構造「B」+「寸」のキー(1
1、12)を順次に入力すると「壽」が特定され入力され
る。
【0049】図4に示したとおり、結合キー(12)左端に
2個、右端に3個の結合キー(b)を用いればより少ない
打鍵数で漢字を入力することができる。入力しようとす
る漢字が多くの部首から構成される場合、結合キー(12)
を用いて順次に入力するには複雑な入力過程を経なけれ
ばならずキー入力回数が多くなる。しかし漢字を構成す
る複数個の部首中筆順により最後に入力する部首を示す
部首キー(11)を最初に入力し次いで前記漢字に該当する
結合キー(b)を入力する。続いて前記入力した部首キー
(11)及び結合キー(12)により漢字が特定されメモリ手段
(15)から前記特定漢字を発生させる。この際もしも前記
漢字が特定されなければ前記漢字の筆順上最初の部首キ
ー(11)を追加入力すれば前記入力した一以上の部首キー
(11)及び結合キー(12)により前記漢字が特定される。前
記特定された漢字はメモリ手段(15)に貯蔵されており一
以上の部首キー(11)及び結合キー(b)が入力されると漢
字発生手段(14)はメモリ手段(15)に予め貯蔵された特定
漢字中それに該当する漢字を特定する。図4の結合キー
(b)は漢字に通達したユーザが少ない打鍵数で便利に使
用できるようにしたもので結合キー(b)を用いて入力す
る漢字は他結合キー(bを除く)によっても入力できるこ
とはもちろんである。
【0050】二個の部首から構成される漢字を入力する
場合は2打鍵結合キー(12)を用いる。前記2打鍵結合キ
ー(12)は一般的に10数種有るが本発明では6種に制限し
た。「口」、「門」、「冂」、「匸」、「凵」の形態は
「口」形態の共用結合キーを用い「厂」、「广」、
「弋」、「戈」、「廴」の形態は「C」形態の共用結合
キーを用いて共通に使用できるものは6種に制限した。
三個の部首から構成された漢字の場合は3打鍵結合キー
(12)を用いる。本発明では前記3打鍵結合キー(12)も6
種に制限した。これは漢字の形態と筆順において3打鍵
の場合と打鍵数と順序のみ3打鍵の場合の結合漢字はそ
の特徴別に6種の結合キーに限定したのである。4打鍵
結合キー(12)も前記の如き方法で13種に限定し、5打
鍵以上の漢字は上述したとおり総4打鍵以内で入力す
る。
【0051】上述したとおり本発明においては計り知れ
ない程多い漢字の結合構造を共通に使用できる代表結合
構造を30個に制限する。例えば、「兩」の元来の結合構
造「D」に「E」を用いて、更に「從」の元来の結合構
造の「F」に「G」を用いる。更に、「H」を「I」に
するのと「J」を「E」にするのも同じ原理である。
【0052】従って、全ての漢字キーが有する結合構造
における共通的で変更可能な部分を画一化し類似構造を
有する漢字に対して結合構造を統廃合し所定の結合構造
を有する30個の結合キー(12)に制限した。
【0053】前記結合キー(12)に示した結合構造は全漢
字を結合構造面から分析した結果殆どの漢字が有するい
くつかの一定な結合構造を抽出した後、図4の如き30
個の結合構造にまとめた。本発明の望ましき実施例にお
いては部首が結合して成る全漢字の結合構造を用いて実
用漢字は勿論現在知られている全ての漢字の結合まで前
記結合キー(12)により示すことができる。本発明におい
ては結合構造における望ましき実施形態を示したもので
本発明の属する技術分野の熟練者ならば前記結合構造を
変換又は置換することに想到できるはずである。更に結
合キー(12)の個数が増せばそれだけ空間が必要になり逆
に個数が減ると漢字を入力する際入力回数が増し不便に
なる。結合キー(12)の個数は20〜35個が望ましい。前記
部首キー(11)と結合キー(12)により漢字を入力する方法
を説明する。漢字はアルファベットの如く左から右へと
併記し一単語を成すものでは無い為結合キー手段(13)を
用いて結合するのである。
【0054】例えば、「好」の場合、単に「女」と
「子」の部首キー(11)を各々入力すれば女、子が順次に
入力されその結果「女 子」と入力され「じょし」にな
る。しかしながら、前記「好」は「女」と「子」との二
字が結合するため「女」と「子」の二字を打って結合字
の「好」を作る為には図4の本発明による装置の望まし
き実施例に図示した部首キー(11)に表示した「女」を先
ず入力してから結合キー(12)において「K」で表示した
結合構造を入力した後、「子」を打てば「好」が入力さ
れ「こう」になる。この際漢字発生手段(14)において順
次に入力した「女」の部首キー(11)と「K」の結合キー
(12)及び後から入力する「子」の部首キー(11)により前
記漢字「好」をメモリ手段(15)から発生させる。前記漢
字はメモリ手段(15)に予め貯蔵されている。
【0055】前記の如き方法により上下に結合した場合
にも入力することができる。例えば「志」を入力しよう
とするならば「士」の部首キー(11)を先ず直接入力し結
合構造である「B」の結合キー(12)を入力し、次いで
「心」の部首キー(12)を直接入力する。この際、前記部
首「士、結合構造「B」及び心」のキー(11、12)の信号
により「志」がメモリ手段(15)から特定され前記特定さ
れた漢字が発生される。従って、前記入力された少なく
とも一個の部首キー(11)及び結合キー(12)により一個の
漢字が特定され発生される。
【0056】更に、結合キー(b)を用いて入力する場
合、例えば、「幹」の場合を考えてみると、筆順により
最後の部首の「干」の部首キー(11)を先ず入力し結合構
造「L」の結合キー(b)を入力する。以後前記入力した
結合構造を有し前記結合構造の最後の結合位置(黒部分
でなく白部分)に前記最後の部首「干」が結合する一個
の漢字が特定される。この際、前記「幹」はメモリ手段
(15)に予め貯蔵されている。「干」及び結合構造「L]
が入力されると漢字発生手段(14)から前記「干」及び結
合構造「L」を有する予め貯蔵された漢字「幹」が特定
され発生される。しかしながら、もしも漢字が特定され
なければ筆順上最初の部首キー(11)を追加入力すれば前
記結合構造を有しながら最初の部首及び最後の部首とを
含んだ一個の漢字が特定される。例えば、「聲」の場
合、最後の部首の「耳」を示す部首キー(11)を先ず入力
し前記漢字に該当する図 4の結合構造「M」を示す結合
キー(12)を入力する。この際漢字は特定されない。続い
て筆順上最初の部首の「士」を示す部首キー(11)を追加
入力すると予め貯蔵された一個の漢字「聲」が特定され
る。
【0057】前記例は本発明の一部を説明するものであ
る。漢字が左右、上下のみならずより複雑に結合した場
合にも各結合構造に適した前記結合キー(12)を入力して
前記例と同一な方法で漢字を入力することができる。図
4は一般に用いる漢字の結合構造を示しており入力しよ
うとする漢字の結合構造により選択、変更が可能と言え
る。
【0058】図5は本発明の結合構造に適用される漢字
の分類に対する一例を示した分類図である。図5に図示
のとおり左端の縦列は本発明に適用した結合構造を表示
したもので各結合構造に結合する漢字を右側に表示し
た。上端の結合構造は結合キー(12)中他結合キー(bを除
く)とは異なった役目を果たす結合キー(b)入力される結
合構造で下段の結合構造は結合キー(bを除く)の入力に
よる結合構造である。図5に示したとおり左右結合構造
「K」で結合する漢字は「好」、「張」等が有りその他
「朴」も同様である。上下結合構造「B」で結合される
漢字は「六」、「志」等が有りその他「云」も同様であ
る。
【0059】図5においては本発明による結合構造の一
部のみ示し一部は略し更に前記図示した結合構造を有す
る漢字を各々二個ずつだけ記載する。本発明の属する技
術分野の熟練者ならば図5は各結合構造で結合する漢字
の一例を示したものでありその他にも多数存在すること
に想到できるであろう。
【0060】図6は本発明の装置による部首キー(11)に
示した部首(完成した漢字含む)らの配列における望まし
き実施例を示した部首の配置図である。漢字は子音及び
母音を有する韓国語の如く子音を左に、母音を右に配列
して左右の指を交互に用いる方法により入力することが
できない。従って、本発明においてはユーザが本発明の
入力装置をより容易に使用し且つ配列した部首又は漢字
を容易に認識できるよう下記の如く部首及び漢字を配列
した。
【0061】人間中心の思想から「人」が真中に位置す
る。その上段に「われ」を意味する「我」を配置し下段
に「個人」を意味する「厶」を配置して縦軸を設ける。
「人」と「我」の間に「数」を配置し「人」の左右には
生命と人体上部に該当する部首を配列し、次いで前記縦
軸を基準に左側は人間、右側は自然とに大別して配列す
る。これは図6に示したとおりである。図6を参照すれ
ば左側の人間と生活に係わる部首を意味別にグループ化
して細分化し一定体系に分類し、更に右側の自然と形部
首を前記の如く意味別にグループ化して細分化し配列す
る。
【0062】図6に示した配置図は本発明に適用する部
首らをより容易に認識して用いることができるようにす
る望ましき実施例を示したものとして前記配置図の部首
の変更又は置換は勿論できる。
【0063】更に、本発明は漢字入力方法を提供する。
本発明の漢字入力方法は前記入力する部首を示す部首キ
ー(11)及び/又は結合キー(12)を用いて部首を少ない打
鍵数で入力できるようにする方法を提供する。
【0064】以下、図面を参照して本発明の漢字入力方
法をより詳細に説明する。図7は本発明の漢字入力方法
による漢字入力の流れを示したフローチャートである。
【0065】入力しようとする一個の漢字を構成する一
以上の部首中第1部首キー(11)を入力する(S701)。前記
段階(S701)で入力する第1部首キー(11)は利用しようと
する結合キー(12)の種類(b又はその他)により前記入力
しようとする漢字の筆順上最初の部首キー(11)になった
り筆順上最後の部首キー(11)になりもする。これは上述
したとおりである。続いて、次のキーを入力する(S70
2)。前記入力した次のキーが前記入力しようとする一個
の漢字を構成する部品らの結合構造を示す結合キー(12)
如何を判断する(S703)。前記結合構造は予め定められた
構造であり前記結合キー(12)は幾多の漢字の結合構造中
で類似構造を有する結合キーを統廃合した所定のキーら
から構成される。
【0066】前記段階(S703)の判断結果、結合キーが入
力されなければ「いいえ」と判断して次の段階(S704)へ
進む。前記段階(S701)で入力した第1部首キー(11)に示
した部首を特定する(S704)。前記の如き段階の流れは入
力しようとする一個の漢字が単に一個の部首から構成さ
れる場合である。即ち、前記入力しようとする一個の漢
字が一個の部首から構成された場合として結合構造無し
にそれ自体が単独でも成立する漢字の場合を示す。例え
ば入力しようとする漢字が部首の「金」の場合、前記漢
字を示す部首キー(11)を入力する(S701)。次いで第1部
首キーに該当する「金」を直接入力し(S701)続いて次の
キーを入力する(S702)。前記例においては入力しようと
する漢字「金」を入力を済ませたので結合キー(12)を入
力せずに部首キー(11)らを入力する。即ち、次に入力す
るキーは結合キー(12)でない為段階(S703)において「い
いえ」と判断し前記部首キー(11)の入力による「金」が
特定される(S704)。
【0067】しかし前記段階(S703)の判断結果、結合キ
ー(12)が入力されたものと判断すると段階(S705)に進み
前記入力された第1部首キー(11)及び結合キー(12)によ
り一個の漢字がメモリ手段(15)からの特定如何を判断す
る(S705)。前記段階(S705)において一個の漢字が特定さ
れるものと判断すると段階(S712)に進み前記特定された
漢字をメモリ手段(15)から発生(出力)させる(S712)。も
しも前記段階(S705)において一個の漢字が特定されてい
ないと判断すると第2部首キー(11)を追加入力する(S70
6)。前記入力する第2部首は前記用いる結合キーの種類
(b又はその他)により前記漢字の筆順上二番目の部首キ
ー(11)であったり最初の部首キー(11)でありもする。以
後、一個の漢字が特定されるか判断する(S707)。前記段
階(S707)の判断結果一個の漢字が特定されると前記メモ
リ手段(15)から前記特定された漢字を発生(出力)させる
(S712)。前記段階(S707)の判断結果、特定されなければ
第3部首キー(11)を追加入力する(S708)。次の段階(S70
9)で一個の漢字が特定されたか判断し(S709)、特定され
れば前記メモリ手段(15)から前記特定された漢字を発生
させ(S712)、特定されなければ前記漢字の筆順上最後の
部首キー(11)を追加入力する(S710)。前記の如き最後の
部首キー(11)を入力すると前記入力した一以上の部首キ
ー(11)及び結合キー(12)により漢字が特定される(S71
1)。次いで前記メモリ手段(15)から前記特定された漢字
を発生させる(S712)。前記段階において前記特定された
漢字は前記メモリ手段(15)に予め貯蔵されている。この
際、重要な点は前記最後の部首の入力は必ず4打鍵目に
為されるとのことである。これは本発明が提供する4打
鍵以内に漢字を入力する方法を提供するからである。
【0068】前記方法による漢字入力における実施例を
挙げて説明する。先ず、入力しようとする一個の漢字が
「今」の場合は段階(S701)において前記「今」を示す第
1部首キー(11)を入力する。前記入力しようとする漢字
「今」は一個の完成した漢字で入力が済まされそれ以上
結合する部首が無いので次のキーで入力するのは(S702)
結合キー(12)の入力でなく他キーの入力である。従って
次のキーの入力が結合キー(12)の入力でないものと判断
し(S703)前記部首キー(11)の入力により前記漢字「今」
が特定される(S704)。前記メモリ手段(15)に貯蔵された
「今」をを発生させる(S712)。
【0069】しかし入力しようとする漢字が「明」の場
合、前記漢字を構成する部首「日」を示す第1部首キー
(11)を入力する(S701)。前記入力しようとする漢字
「明」は左右結合形態を有する為次のキーの入力(S702)
は前記漢字の結合構造を示す結合キー(12)を入力する。
即ち、左右結合構造の「K」の結合構造を示す結合キー
(12)を入力する。続いて、次のキーが結合キーと判断す
ると(S703)「はい」に進み一個の漢字の特定如何を判断
する(S705)。しかし前記例においては一個の漢字が特定
されない。従って「月」を示す第2部首キー(11)を入力
する(S706)。以後、前記順次に入力した「日」、結合構
造「K」及び「月」を示す各部首キー(11)及び結合キー
(12)により一個の漢字「明」が特定されこれを判断し(S
707)前記特定された一個の漢字「明」を前記メモリ手段
(15)から発生させる(S712)。もしも前記段階(S703)の判
断結果「いいえ」と判断されれば前記「今」の例と同様
単に「日」のみ特定される(S704)。
【0070】従って前記「日」、「月」及び左右結合構
造「K」を示す部首キー(11)及び結合キー(12)により漢
字「明」が特定される。前記メモリ手段(15)から前記特
定された漢字「明」が発生される(S712)。
【0071】前記の例とは異なって入力しようとする漢
字が「彰」の如くより多くの部首が結合した場合は、先
ず「立」を示した第1部首キー(11)を入力する(S701)。
前記入力しようとする漢字「彰」の結合構造に該当する
「N」を示す結合キー(12)を入力すると(S702)、段階(S
703)において結合キー(12)の入力を判断し(S703)、次の
段階(S705)に進み前記漢字の特定如何を判断する(S70
5)。ここで一個の漢字が特定されないと判断する。次い
で段階(S706)において「日」を示す第2部首キー(11)を
追加入力しても(S706)漢字が特定されなく(S707)、再び
「十」を示す第3部首キー(11)を入力しても(S708)特定
されない(S709)。続いて前記漢字の筆順上最後の「彡」
を示す部首キー(11)を入力すると(S710)、漢字発生手段
(14)はメモリ手段(15)から一個の漢字「彰」を特定する
(S711)。前記の如く入力した4個の部首(立、日、十、
彡)及び「N」を示す部首キー(11)及び結合キー(12:二
番目に入力される)の入力により一個の漢字「彰」が特
定される(S711)。次いで漢字発生手段(14)は前記メモリ
手段(15)から前記特定された漢字は「彰」を発生させる
(S712)。前記漢字はメモリ手段(15)に予め貯蔵されてい
る。前記過程において入力する順序により「立」が発生
され次いで結合キー(12)を入力した後「音」、「章」と
続いて結局「彰」が発生される(S712)。
【0072】上述したとおり結合キー(12)中5個の結合
キー(b)を用いて漢字をより簡便に入力する方法を提供
する。即ち、入力しようとする漢字を構成する部首中筆
順上最後の部首キー(11)を最初に入力し(S701)前記入力
しようとする漢字の結合構造を示す結合キー(b)を入力
すれば(S702)前記入力した最後の部首キー(11)及び結合
キー(b)により一個の漢字が特定される(S711)。この
際、もしも漢字が前記入力した最後の部首キー(11)及び
前記結合キー(b)により特定されなければ(S705)前記漢
字の筆順上最初の部首キー(11)を追加入力する(S706)。
前記入力した一以上の部首キー(11)及び前記入力した結
合キー(b)により一個の漢字が特定される(S712)。前記
特定された漢字はメモリ手段(15)に貯蔵されており、前
記特定された漢字が入力されるのである。
【0073】例えば「榮」を入力しようとする場合、前
記「榮」を構成する第1部首キー(11)を入力する(S70
1)。前記例において結合キー(b)を用いて前記「榮」を
入力しようとする場合には前記例において第1部首キー
(11)は筆順上最後の部首「木」を示す部首キー(11)であ
り前記部首キー(11)を先ず入力する(S701)。以後、次に
入力するキーは結合キー(b)である(S702)。前記漢字
「榮」の場合に前記漢字の結合構造「O」を示す結合キ
ー(12)を入力する(S702)。続いて、次のキー(S702)の結
合キー(b)如何を判断する(S703)。結合キー(b)でないも
のと判断すると前記「木」を特定し(S704)前記漢字
「木」を発生させる(S712)。これまでは前記「今」の例
と同様である。
【0074】しかし前記「榮」を結合キー(b)を用いて
入力しようとする場合には「O」の結合構造を示す前記
結合キー(b)を入力する(S702)。次いで前記「木」及び
結合構造「O」を示す部首キー(11)及び結合キー(b)に
より「榮」がメモリ手段(15)から特定され(S705)前記特
定された漢字が前記メモリ手段(15)から発生される(S71
2)。
【0075】しかしながら結合キー(b)を用いて「憊」
を入力する場合、最後の部首「心」を示す第1部首キー
(11)を入力する(S701)。続いて、次のキーを結合構造
「P」を示す結合キー(b)を入力すると(S702)前記結合
キー(b)の入力を判断し(S703)次の段階(S705)に進む。
本発明においては前記「心」と前記結合構造「P」を示
す部首キー(11)及び結合キー(12)により漢字が特定され
ない(S705)。続いて「人」を示す第2部首キー(11)を追
加入力する(S706)。前記例においては入力する前記第2
部首キー(11)は前記入力しようとする漢字の筆順上最初
の部首キー(11)である。即ち、前記例「憊」では「人」
を示す部首キー(11)が第2部首キーになる。前記部首
「心」、結合構造「P」及び「人」を示す位置以上の部
首キー(11)及び結合キー(12)の入力により一個の漢字
「憊」が特定される(S707)。従って前記メモリ手段(1
5)から前記漢字が発生される(S712)。前記「憊」は前記
メモリ手段(15)に予め貯蔵された漢字であり前記
「心」、前記結合構造「P」及び「人」を示す部首キー
(11)及び結合キー(12)とが入力されると自動的に特定さ
れ(S711)以後発生される(S712)。
【0076】従って、本発明によれば筆順上最初の部首
キー(11)を先ず入力してから結合キー(12)を入力すると
一個の漢字が特定される場合が有る。即ち一個の漢字は
前記最初の部首キー(11)及び結合キー(12)の入力により
特定される場合が有る。前記に説明したとおり利用しよ
うとする結合キー(12)の種類により筆順上最初の部首キ
ー(11)を先ず入力することもあり、最後の部首キー(12)
を先ず入力することもある。
【0077】前記の実施例は本発明の一部を説明したも
のとして本発明はこれに限定されず本発明の技術分野に
おける熟練者であれば本発明の構成を外れない範囲にお
いて様々な変化が可能なことは明らかである。
【0078】
【発明の効果】本発明によれば、漢字を構成する部首を
示す部首キー(11)を直接入力し前記漢字の結合構造を示
す結合キー(12)を入力することにより容易且つ簡便に漢
字を入力でき一定時間内に多くの漢字を入力することが
できる。更に、5個以上の部首から構成され入力するの
に5打鍵以上のキー入力を要する漢字を全て4打鍵以内
で入力できることからより容易に漢字を入力することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による漢字入力装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】図1のメモリ手段に貯蔵される特定漢字を表示
するテーブルにおける望ましき実施例を示したものであ
る。
【図3】本発明に適用する従来の部首を一定体系に分類
した部首の分類図である。
【図4】本発明による漢字入力装置のキー手段における
望ましき実施例を示した構成図である。
【図5】本発明の結合構造による漢字の分類における望
ましき実施例を示した分類図である。
【図6】本発明の装置によるキー手段の部首及び漢字の
配列における望ましき実施例を示した部首及び漢字のキ
ー手段配置図である。
【図7】本発明の漢字入力方法による漢字を入力する流
れを示したフローチャートである。
【符号の説明】
10: 漢字入力キー手段 11: 部首キー 12: 結合キー 13: 信号変換手段 14: 漢字発生手段 15: メモリ手段 16: 出力手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年7月6日(2001.7.6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は漢字入力装置及び方
法に関する。さらに詳細には、入力しようとする漢字を
構成する部首を示す部首キーを入力し前記入力しようと
する漢字の結合構造を示す結合キーを入力して前記入力
した部首キー及び結合キーにより特定される漢字を発生
させ入力する漢字入力装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】世界中に存在する言語の数は計り知れな
い。しかしこれら全てをコンピュータ等に入力するのは
困難である。殊に漢字はその文字の特性から、子音及び
母音により文字を構成する韓国語や英語の如くキーボー
ドに直接表示して入力することが困難である。何故なら
ば基本的に文字を構成する漢字の数が多いばかりでなく
音素として使われる文字が数えきれない程多く且つこれ
らの結合方法も多岐にわたっている為である。更に単独
で一つの漢字を構成する文字も有れば単独では完全な漢
字にならないが他の部首と結合することによって漢字を
構成する場合も有るからである。
【0003】従来の漢字入力方法としては様々なものが
編み出されてきた。先ず、ユーザーが入力しようとする
漢字の読みを韓国語で入力してから漢字変換キー(スペ
ースバー等)を打てばその読みに該当する漢字がディス
プレー画面に使用頻度順で連続に表示されその中から所
望の漢字を選択することにより入力する韓国語-漢字変
換方法が有る。しかしながら前記の如き方法による入力
は漢字を直接入力するものでなく韓国語を入力して漢字
に変換する間接入力方法であり、キーの打鍵数が多いば
かりでなくユーザーの漢字に対する知識が覚束ないと漢
字を選択するのにかなり困難が有る。更に異なる方法と
しては漢字に変換することのできる単語をその単語単位
で変換してくれる漢字モード方法、即ち漢字に変換する
必要の有る韓国語単語の前後に漢字変換範囲を指定する
デリミッタ(delimiter)を設けて漢字に変換する単語を
韓国語で入力するとその読みに当る漢字単語がディスプ
レー画面に全て並べられその中から所望の単語を選択し
韓国語-漢字変換を実行するものが有る。しかしながら
前記方法も韓国語を漢字に変換する間接入力方法であ
り、ユーザーが漢字に変換しようとする単語の前後に特
殊符号や機能キーを用いるデリミッタ指定により変換範
囲指定を行い漢字部分と韓国語部分とを一々区分しなけ
ればならない不便が伴い、更に全ての単語とそれ以上の
単語から成る複合語までデータベースに貯えなければな
らなく記憶容量の多くを占めることになりメモリの効率
的利用が困難であった。更に、単語を収録した辞典の単
純な利用に過ぎなくデータベースに無い単語は処理でき
ないとの問題を抱えていた。
【0004】キーボードを用いてコンピュータに漢字を
入力する方法として広く普及したものには大別して五筆
字型と漢語▲はつ▼音の二種が有る。前者は漢字の筆画
を数字に変換し前記数字に相当する英文字を入力するこ
とにより漢字に変換する間接入力方法として、これは漢
字の画に当る数字を暗記し前記数字に相当する英文字を
知らねばならず使い方が容易でなかった。後者は漢字を
読む英語の発音をそのまま入力すればこれに該当する漢
字が入力されるものとして漢字を英語の発音で読めるこ
とが前提になっており教育を受けなければ使いこなすの
に不便が伴い、殊にキーボード使用の際英語キーボード
を用いてアルファベットを打ち込んで漢字が組み立てら
れるよう入力しなければならなかった。その他に注音字
母を用いた方法と倉頡輸入法による漢字入力方法とが従
来知られている。注音字母を用いた方法は漢字の発音記
号に該当する注音字母をキーに表示して入力しようとす
る漢字の発音に該当する注音字母を入力し入力しようと
する漢字の読みに該当する注音字母を入力すると前記読
みに該当する予め入力された複数個の漢字が他の窓に表
示され所望の文字を選択し入力するものである。しかし
ながら前記の如き方法は韓国語や英語を入力する方法と
同一であり漢字を直接入力するものでなく読みに相当す
る一種の記号を入力して前記読みに該当する多数の漢字
の中から一つを選択する方法で入力しようとする漢字を
読めなければ入力できなかった。更に異なる方法の倉頡
輸入法は既存の英語キーボード上に各英文字に該当する
漢字を表示して前記表示したそれぞれの漢字に相当する
複数個の部首をデータベースに貯蔵しておく。こうする
ことで入力しようとする漢字を構成する部首に該当する
アルファベットを打てば前記データベースに貯蔵した複
数個の部首を認識し次いで入力される部首に該当するア
ルファベットを同一な方法で全て入力し認識するように
なる。この際、先ず認識した部首と後から認識した全て
の部首とが結合して構成することのできる一つの漢字を
予め他のデータベースに貯蔵しておいてアルファベット
を全て入力したらこれに該当する一つの漢字を出力す
る。即ち、各漢字に該当するアルファベットを指定して
左から右にアルファベットを全て入力すればこれに該当
する予め定められた(データベースに予め貯蔵された)一
つの完成した漢字を出力するのである。しかしながら前
記の如き方法においてはデータベースの量が膨大でなけ
ればならず、全て入力することができず予め漢字を貯蔵
しておかなければ入力できず、入力する部首に該当する
キーボードに表示される漢字を全て暗記しなければなら
ないとの問題を抱えている。
【0005】前記の如く注音符号を用いて入力したり倉
頡輸入法を用いる方法も上述した漢語▲はつ▼音と五筆
字型の入力方法と同様大差が無く、その他従来の漢字入
力方法は全て漢字を直接入力するのではなく韓国語又は
英語を入力して再び漢字に変換する間接入力方法であ
る。
【0006】従って、従来の漢字入力方法においては部
首又は結合した漢字を直接入力する方法が無く間接入力
しなければならなかったので使用の際に様々な不便が存
在するとの問題を抱えていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、前記の諸問題
を解決する為に考え出したものとして本発明は、入力し
ようとする部首を直接入力でき、且つ入力しようとする
漢字の結合構造を入力し前記結合構造により漢字を構成
する部首を結合して完成した漢字を入力することにより
少ない打鍵数で容易且つ簡便に漢字を入力し一定時間内
により多くの漢字を入力できる漢字入力装置及び方法を
提供することにその目的が有る。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を成し遂げる為
の構成手段として本発明による装置は、情報処理装置に
漢字を入力する漢字入力装置において、各々漢字を構成
する部首を示す複数の部首キー及び各々漢字を構成する
部首の結合構造を示す複数の結合キーを具備する漢字入
力キー手段、一以上の部首から成る複数の特定漢字を貯
蔵するメモリ手段、及び前記漢字の筆順により順次に入
力する一番目の部首キーと結合キー及び前記漢字を構成
する一以上の残りの部首キーの入力により特定される前
記漢字を前記メモリ手段から発生させる漢字発生手段を
含むことを特徴とする。
【0009】ここで、前記一番目の部首キーは漢字の筆
順上一番目の部首を示す部首キーである。
【0010】更に、本発明は前記特定漢字を表示する出
力手段を追加に具備することを特徴とする。前記複数の
結合キーは漢字の結合構造中類似する結合構造を有する
結合キーを統廃合した所定の結合キーらから成り前記結
合キーの個数は20〜35個が望ましい。更に前記入力する
残りの部首キーの個数は1〜3個であることを特徴とす
る。即ち、前記漢字を特定する為入力する前記部首キー
の個数は最多4個である。ここで最後に入力する部首キ
ーは前記漢字の筆順上最後の部首を示す。
【0011】更に、前記の諸問題を解決する方法の構成
要素として本発明は、部首の組合せから成る漢字を入力
する漢字入力方法において、(イ)前記漢字を構成する一
以上の部首中前記漢字の筆順上一番目の部首を示す第1
部首キーを入力する段階、(ロ)前記漢字を構成する部首
の結合構造を示す結合キーを入力する段階、及び(ハ)前
記漢字を構成する部首中一以上の残りの部首を示す残り
の部首キーを入力する段階、及び(ニ)前記順次に入力し
た第1部首キー及び前記結合キー及び前記残りの部首キ
ーの入力により一個の漢字が特定されるのかを判断する
段階を含むことを特徴とする。
【0012】前記方法は前記段階(ニ)において一個の
漢字が特定されると前記特定された漢字を発生させる段
階を追加に含む。前記結合キーの次に入力する残りの部
首キーは1〜3個である。即ち、一個の漢字を特定する
為入力する部首キーの個数は最多3個である。前記部首
キーは望ましくは146〜214個である。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明において、「A」〜「P」
の示す記号を表1に示す。
【0014】
【表1】
【0015】本発明は入力しようとする漢字を構成する
一以上の部首及び前記漢字の結合構造を入力し前記入力
した一以上の部首及び結合構造によりメモリ手段に貯蔵
された漢字を特定し前記特定された漢字を入力すること
からより少ない打鍵数で容易且つ簡便に漢字を入力し、
より多くの漢字を入力することのできる漢字入力装置及
び方法に関するものである。
【0016】以下、図面を参照して本発明をより詳細に
説明する。
【0017】図1は本発明による漢字入力装置の構成を
示したブロック図である。本発明の漢字入力装置は、各
々漢字を構成する部首を示す複数の部首キー(11)及び各
々漢字を構成する部首の結合構造を示す複数の結合キー
(12)を具備する漢字入力キー手段と、前記漢字入力キー
手段(10)から発した信号を後端から処理できる信号に変
換する信号変換手段(13)と、前記部首及び結合構造によ
る複数の特定漢字を貯蔵するメモリ手段(15)及び前記入
力した一以上の部首キー及び結合キーにより特定される
前記漢字を前記メモリ手段(15)から発生させる漢字発生
手段(14)とを具備し、望ましくは図1におけるように本
発明は完成した漢字を出力する出力手段(16)を含むこと
もできる。
【0018】本発明の説明全般に現れる‘部首'との用
語は一個の漢字を構成する文字の最小単位を称す。
【0019】前記漢字入力キー手段(10)は一個の漢字を
構成する部首を示す部首キー及び前記漢字を構成する部
首らの結合構造を示す結合キーを直接入力する。前記漢
字入力キー手段(10)から発する信号により相当する一個
の漢字が特定されるのである。前記特定された漢字が発
生される。
【0020】入力キー(11)を入力すると前記入力キー(1
1)に示した部首が入力される。そして結合キー(12)を入
力すると前記結合キー(12)に示した結合構造が入力され
る。ここで漢字を構成する部首の入力は即ち部首キー(1
1)の入力により実現され部首らの結合構造の入力は即ち
結合キー(12)の入力により実現される。
【0021】前記メモリ手段(15)は前記部首及び結合構
造による複数個の特定漢字を予め貯蔵する。図2は前記
メモリ手段(15)に貯蔵する特定漢字を示すテーブルにお
ける一例を示したものである。図2に示したとおり入力
しようとする全ての漢字を貯蔵しており前記漢字には文
字コードが付与され前記コードは各々アドレスを保有す
る。漢字発生手段(14)は部首キー(11)と結合キー(12)に
よる信号を受信し前記信号の組合せに相当する文字コー
ドを発生させ結局前記文字コードに該当する特定漢字を
発生させる。例えば、部首キー(11)及び結合キー(12)の
入力により発生された信号が信号変換手段(13)を経て漢
字発生手段(14)に0xf014のコードで入力されるとこれに
該当する漢字「彰」を発生させる。
【0022】図2はメモリ手段(15)に貯蔵する特定漢字
の一例を示したものとして本発明に係わる当業者であれ
ばテーブルフォーマット、アドレス及びコード等を変更
できることに想到することは明らかである。その上、部
首キー及び/又は結合キーの信号により貯蔵された特定
漢字を発生することのできるメモリ手段(15)も多様な形
態に変更できることにも想到するであろう。
【0023】前記信号変換部(13)は入力した部首キー(1
1)及び結合キー(12)から発した信号を漢字発生手段(14)
で処理できる信号に各々変換する。前記変換した信号を
漢字発生手段(14)で受信する。前記漢字発生手段(14)は
前記受信した部首キー(11)及び結合キー(12)の信号によ
り特定される漢字を前記メモリ手段(15)から発生させ
る。前記発生された特定漢字を出力手段(16)から出力す
る。前記漢字発生手段(14)は一個の部首キー(11)の入力
のみでも漢字を特定することができる。これは所望の漢
字が唯一個の部首から構成された場合である。
【0024】一個の漢字を入力する際、先ず部首キー(1
1)を入力する。次いで入力しようとする漢字に該当する
結合キー(12)を入力する。前記入力した部首キー(11)及
び結合キー(12)各々から発した信号は信号変換手段(13)
を経て漢字発生手段(14)に入力され前記漢字発生手段(1
4)は前記入力された部首キー(11)及び結合キー(12)によ
り特定される前記漢字を前記メモリ手段(15)から発生さ
せる。ここで、前記入力される部首キー(11)は前記入力
しようとする漢字の筆順上最後に入力される部首キーで
ある場合もある。前記装置は一個の部首キー(11)及び結
合キー(12)により漢字が特定されることを示す。
【0025】更に、本発明は入力しようとする漢字にお
いて部首キー(11)を先ず入力してから結合キー(12)を入
力した後前記漢字を構成する残りの部首を示す部首キー
(11)を入力すれば前記順次に入力した一以上の部首キー
(11)及び結合キー(12)により特定される漢字を前記メモ
リ手段(15)から発生させる。言い換えれば、先ず部首キ
ー(11)を入力し次いで結合キー(12)を入力した後一以上
の残りの部首キー(11)を入力すると前記順次に入力した
部首キー(11)、結合キー(12)及び残りの部首キー(11)に
より一個の漢字が特定され前記特定された漢字を前記メ
モリ手段(15)から発生させる。前記残りの部首キー(11)
は1〜3個である。入力しようとする漢字が5個以上の
部首から構成される場合も前記結合キー(12)の入力後入
力する部首キー(11)は最多3個までである。この際三番
目に入力する部首キー(11)は前記漢字を構成する複数の
部首中筆順で最後の部首を示す部首キー(11)である。
【0026】前記漢字入力キー手段(10)に含まれる部首
キー(11)の個数は146〜214個が望ましく結合キー(12)の
個数は20〜35個が望ましい。
【0027】本発明による漢字入力装置は完成した漢字
を示す漢字キー手段を追加に含むことができる。漢字キ
ー手段は部首らの結合により完成した漢字を示し人称代
名詞、前・後置詞、助詞、命令語、否定語及び簡字体等
文章に頻発に使われたり他部首と優れた結合力を有する
完成した漢字を入力する。前記完成した漢字は後述す
る。
【0028】前記漢字発生手段(14)はコンピュータソフ
トウェアとしても具現することができマイコムでも具現
できる。望ましくはマイクロプロセサで具現してもよ
い。
【0029】図3は本発明に適用される部首を一定体系
に分類した従来の部首分類図である。図3に図示のとお
り康煕字典で分類された214字の部首を一定体系に分
類し学び易く長く記憶できるようにしたものである。本
発明の部首キー(11)に適用される部首は康煕字典で不規
則に分類された214個の部首を本出願による先出願の特
許出願第99-37758号 '大部首18字による漢字分類方法
及び配列体系'により大部首、中部首、部首、分部首(部
首字でない所属字を字典で速やかに探そうと新たに創案
したものである-前記先出願の特許出願第99-37758号参
照)、所属字に分類して表示したのものである。前記康
煕字典に分類された 214字中大部首は自然、人間、生
活、動植物及びその他等大きく5種類に分けこれを更に
それぞれの意味別に細分化し大部首18字に分類し中部
首は大部首それぞれの意味を優先させて形や位置を次に
して18種に分類した。更に、分部首及び所属字は大部
首又は中部首により意味別、順序別に連結して214字
の全ての部首を一定体系に分類したものである。従って
康煕字典の214字の全ての 部首の代表部首を総 25に
してこれにより意味別、順序別に分類し規則的且つ一定
に配列することにより学び易くて長く記憶できるように
したものである。ここで、注目すべきことは前記全ての
部首214字が前記部首キー(11)に表示されるのではな
くその中で部首が他部首の結合と看做せるものは前記部
首キー(11)から除いた。即ち、214字の中から部首
「立」と「日」とが結合した部首「音」の如く他部首ら
が結合してできた部首68字を除いた残りの146字を
前記部首キー(11)に表示した。これは下記において説明
するとおり本発明により入力できる為である。
【0030】図4は本発明による漢字入力装置の漢字入
力キー手段(10)における望ましき実施例を示したものと
してコンピュータキーボードに本発明を具現したもので
ある。
【0031】更に、図4は本発明による漢字入力装置の
漢字入力キー手段(10)に表示される部首及び結合構造に
おける望ましき実施例を示したものである。図4に示し
たとおり本発明による漢字入力キー手段(10)は、漢字を
構成する部首を示す複数個の部首キー(11)及び一個の漢
字を構成する為の前記部首らの結合構造を示す複数個の
結合キー(12)を含み前記キー(11、12)は望ましくは図4
の如き位置に配列する。更に本発明を構成する必需要素
ではないが従来のキーボードとの互換の為に他機能を行
う機能キーを多数示している。
【0032】図4に示すとおり前記結合キー(12)の個数
は20〜35個が望ましい。本発明では全て30個に制限し前
記結合キー(12)のみで全ての漢字を入力できる。前記結
合キー(12)はその利用方法により2種に大別することが
できる。一方法は前記漢字の筆順上最後の部首キー(11)
を最初に入力して前記漢字を入力する際用いる5個の結
合キー手段(以下、‘b’と表わす−図4に図示)と、他
方法は漢字の筆順上最初の部首キー(11)を入力して前記
漢字を入力する際用いる結合キー手段(bを除く残り)の
25個である。
【0033】図4においては前記25個とは利用方法の異
なる5個の結合キーを説明の便宜上結合キー(b)と表わ
し前記結合キー(12)の左端に2個、右端に3個を指示す
る。前記5個の結合キー手段(b)の利用方法を下記に説
明する。
【0034】前記結合キー(12)を用いて5打鍵以上で入
力される漢字を前記結合キー(b)を用いればより簡便に
入力できる。言い換えれば、前記結合キー(b)は全ての
漢字の結合構造の特性を性格に把握してユーザーがより
便利に且つより少ない打鍵数で結合した漢字を入力する
場合用いる。例えば入力しようとする漢字を構成する筆
順上最後の部首キー(11)を入力して前記結合キー(b)を
入力すると前記部首及び結合構造により特定される前記
漢字がメモリ手段(15)から発生される。前記特定される
漢字が入力される。もし、前記入力した部首キー(11)及
び結合キー(12)により前記漢字が特定されなければ筆順
上最初の部首を示す部首キー(11)を追加に入力する。こ
こで、順次に入力する前記最後の部首キー、結合キー及
び最初の部首キーにより特定される漢字がメモリ手段か
ら発生される。
【0035】図4に示したとおり前記結合キー(b)も前
記他結合キー(bを除く)と同様入力しようとする漢字の
結合構造を示す。前記結合キー(b)は他結合キーを用い
る場合より更に簡便な漢字入力を欲する場合用い他結合
キー(bを除く)を用いて漢字を入力することも勿論でき
る。
【0036】結合キー(b)の入力は前記他結合キー(bを
除く)の入力と同様入力しようとする漢字の結合構造を
入力するのは同一であるが漢字発生手段(14)によりその
利用が相異する。即ち、前記結合キー(bを除く)を用い
て漢字を入力する場合は入力しようとする漢字の筆順上
一番目の部首キー(11)を最初に入力し、前記結合キー
(b)を用いて漢字を入力する場合は入力しようとする漢
字の筆順上最後の部首キー(11)を最初に入力する。前記
特定される漢字はメモリ手段(15)に予め貯蔵した漢字
である。前記のとおり入力する一以上の部首キー(11)及
び結合キー(12)により特定される漢字を前記メモリ手段
(15)から特定し該当する漢字を入力することになる。
【0037】前記のとおり結合キー(b)は多くの打鍵か
ら入力される漢字をより少ない打鍵数で簡便に入力でき
るようにする。図4は本発明による望ましい実施例を示
したものとして本発明に係わる当業者ならば漢字入力キ
ー手段(10)の個数、位置及び種類の変更ができることに
想到することは明らかである。
【0038】説明の便宜を図り図4においては前記部首
キー(11)、結合キー(12)のみ符号を記載した。本発明の
より詳細な説明の為図 4を参照にして、本発明の漢字入
力キー手段(10)と図 4には未図示であるが上述した信号
変換手段(13)及び漢字発生手段(14)の作用をより具体的
に説明する。
【0039】部首キー(11)は漢字を構成する部首を示し
前記部首キー(11)を入力すると前記部首キー(11)に示し
た部首が入力される。この際部首は部首キー(11)を直接
入力することにより入力される。入力しようとする漢字
の入力が部首キー(11)の入力のみで済む場合には前記部
首キー(11)により直接入力する。例えば、「金石木」と
いうユーザが自分の名前を入力しようとするならば前記
部首キー(11)により各々「金」、「石」、「木」を1打
鍵ずつ入力すればよい。前記入力した「金」、「石」、
「木」の各信号は信号変換手段(13)を経て漢字発生手段
(14)へ伝送され前記漢字発生手段(14)は前記入力した各
部首キー(11)により各々一個の漢字である「金」、
「石」、「木」を特定しメモリ手段(15)から前記特定漢
字を発生させる。この際、前記特定漢字「金」、
「石」、「木」は各々メモリ手段(15)に予め貯蔵されて
いる。
【0040】前記部首キー(11)により入力するものには
実際部首と漢字とに大別することができる。本発明に属
する技術分野の熟練者は漢字が部首に使用される場合と
その逆の場合とが有ることに想到できることは明らかで
ある。
【0041】本発明による部首キー(11)により入力する
漢字(前記の部首は除く)は次の原理に基づいて前記部首
キー(11)に表示される(以下、漢字キー手段と称す)。先
ず、簡字体の有る漢字はその重要性と使用頻度に鑑みて
表示する。現在中国で政策的に用いている為活用性が高
い。次いで文章において重要な位置を占める動詞、形容
詞、前置詞、助詞等の如き品詞を記載し命令語、否定文
等に該当する漢字を記載して文章を作るのに不便が無い
ようにした。最後に前記二種の他に文章によく使われた
り他部首とよく結合する漢字を選択して前記漢字キー手
段に表示した。前記漢字は前記部首の結合により入力す
ることができる。
【0042】前記のとおり前記漢字キー手段には完成し
た漢字、即ち単独で成立する一個の漢字を表示したが、
これは文章や日常生活で頻用される結合漢字の構成要素
となる漢字を分析して漢字入力に重要な要素である漢字
を表示した。
【0043】前記の如き原理に基づいて前記部首キー(1
1)に部首を示して入力することができる。しかし前記部
首は本発明の望ましき実施形態を示していることに注目
すべきである。前記部首は上述したとおり康煕字典で分
類している214字の部首を一定体系に分類してから214字
中他部首との結合から成る部首を除く146個の部首を示
す。前記部首は146〜214個が望ましく本発明の技術分野
における熟練者であれば前記部首の変更又は置換が可能
なことに想到できるであろう。
【0044】ここで、前記結合キー(12)をより詳細に説
明する。漢字の多くは部首の結合から成る。こうして部
首を結合する場合前記結合キー(12)を用いる。例えば、
「日」を入力した次に「文」を入力すると「日文」が順
次に入力されるが結合キー(12)で入力する結合構造によ
り「A」又は「旻」に入力することができる。即ち、左
右結合構造の結合キーを入力すると「A」が入力され上
下結合構造を入力すると「旻」が入力される。前記の如
く結合漢字を入力するためには必ず2打鍵目に結合キー
(12)を入力しなければならずその順序は次のとおりであ
る。
【0045】入力しようとする漢字が二個の部首から構
成された場合は「部首キー(11)+結合キー(12)+部首キ
ー(11)」の順序で入力する。前記漢字が三個の部首から
構成された場合は「部首キー(11)+結合キー(12)+部首
キー(11)+部首キー(11)」の順序で、四個以上の部首の
場合には「部首キー(11)+結合キー(12)+部首キー(11)
+部首キー(11)+部首キー(11)」の順序になる。前記か
ら判るように結合キー手段(12)は必ず2打鍵目に入力す
る。ここで、最後に入力する部首キー(11)は入力しよ
うとする漢字の筆順上最後の部首を示す最後の部首キー
(11)である。
【0046】入力しようとする漢字が四個以上の部首か
ら構成された場合には各文字の特性を把握して総4打鍵
以内で入力することができる。5打鍵以上で入力される
漢字を4打鍵以内で入力できるようにすることにより漢
字入力がより実行し易くなる。
【0047】4個以上の部首から成る一個の漢字を入力
しようとする場合、筆順上最初の部首キー(11)を先ず入
力し次に前記漢字の結合キー(12)を入力する。前記入力
した部首キー(11)及び結合キー(12)により漢字の特定如
何を判断する。この際一個の漢字が特定されなければ筆
順上二番目の部首キー(11)を入力する。続いて漢字が特
定されなければ三番目の部首キー(11)を入力する。これ
でも一個の漢字が特定されなければ四番目に前記漢字の
筆順上最後の部首キー(11)を入力する。この際、前記順
次に入力した一以上の部首キー(11)及び結合キー(12)に
より一個の漢字がメモリ手段(15)から特定され前記特定
漢字が入力される。
【0048】本発明の他実施例によれば、もっと複雑な
漢字の場合には筆順上最初の部首キー(11)を入力し結合
キー(12)を入力してから、中間の部首は略し筆順上最後
の部首キー(11)を入力すると前記順次に入力した最初の
部首キー(11)、結合キー(12)及び最後の部首キー(11)に
より一個の漢字が特定される。従って前記特定された一
個の漢字が入力される。前記特定された漢字はメモリ手
段(15)に予め貯蔵されている。従って5個以上の部首か
ら成る複雑な漢字は少なくとも4打鍵目に筆順上最後の
部首キー(11)を入力すれば前記入力しようとする複雑な
漢字が特定され入力される。例えば、「壽」は6個の部
首から成っているが前記漢字は筆順上最初の部首である
「士」字の部首キー(11)を入力し上下結合構造「B」を
示す結合キー(12)を入力した後、筆順上最後の部首
「寸」を示す部首キー(11)を入力すれば完成した漢字
「壽」がメモリ手段(15)から特定される。次いで、前記
漢字が発生される。しかし前記の如き方法で入力する特
定漢字は予めメモリ手段(15)に貯蔵されてなければなら
ない。即ち、筆順上最初の部首キー、結合キー及び最後
の部首キーが入力されるとこれに該当する予め貯蔵され
た漢字が特定され入力されるのである。前記例では
「士」+上下結合構造「B」+「寸」のキー(11、12)を
順次に入力すると「壽」が特定され入力される。
【0049】図4に示したとおり、結合キー(12)左端に
2個、右端に3個の結合キー(b)を用いればより少ない
打鍵数で漢字を入力することができる。入力しようとす
る漢字が多くの部首から構成される場合、結合キー(12)
を用いて順次に入力するには複雑な入力過程を経なけれ
ばならずキー入力回数が多くなる。しかし漢字を構成す
る複数個の部首中筆順により最後に入力する部首を示す
部首キー(11)を最初に入力し次いで前記漢字に該当する
結合キー(b)を入力する。続いて前記入力した部首キー
(11)及び結合キー(12)により漢字が特定されメモリ手段
(15)から前記特定漢字を発生させる。この際もしも前記
漢字が特定されなければ前記漢字の筆順上最初の部首キ
ー(11)を追加入力すれば前記入力した一以上の部首キー
(11)及び結合キー(12)により前記漢字が特定される。前
記特定された漢字はメモリ手段(15)に貯蔵されており一
以上の部首キー(11)及び結合キー(b)が入力されると漢
字発生手段(14)はメモリ手段(15)に予め貯蔵された特定
漢字中それに該当する漢字を特定する。図4の結合キー
(b)は漢字に通達したユーザが少ない打鍵数で便利に使
用できるようにしたもので結合キー(b)を用いて入力す
る漢字は他結合キー(bを除く)によっても入力できるこ
とはもちろんである。
【0050】二個の部首から構成される漢字を入力する
場合は2打鍵結合キー(12)を用いる。前記2打鍵結合キ
ー(12)は一般的に10数種有るが本発明では6種に制限し
た。「口」、「門」、「冂」、「匸」、「凵」の形態は
「口」形態の共用結合キーを用い「厂」、「广」、
「弋」、「戈」、「廴」の形態は「C」形態の共用結合
キーを用いて共通に使用できるものは6種に制限した。
三個の部首から構成された漢字の場合は3打鍵結合キー
(12)を用いる。本発明では前記3打鍵結合キー(12)も6
種に制限した。これは漢字の形態と筆順において3打鍵
の場合と打鍵数と順序のみ3打鍵の場合の結合漢字はそ
の特徴別に6種の結合キーに限定したのである。4打鍵
結合キー(12)も前記の如き方法で13種に限定し、5打
鍵以上の漢字は上述したとおり総4打鍵以内で入力す
る。
【0051】上述したとおり本発明においては計り知れ
ない程多い漢字の結合構造を共通に使用できる代表結合
構造を30個に制限する。例えば、「兩」の元来の結合構
造「D」に「E」を用いて、更に「從」の元来の結合構
造の「F」に「G」を用いる。更に、「H」を「I」に
するのと「J」を「E」にするのも同じ原理である。
【0052】従って、全ての漢字キーが有する結合構造
における共通的で変更可能な部分を画一化し類似構造を
有する漢字に対して結合構造を統廃合し所定の結合構造
を有する30個の結合キー(12)に制限した。
【0053】前記結合キー(12)に示した結合構造は全漢
字を結合構造面から分析した結果殆どの漢字が有するい
くつかの一定な結合構造を抽出した後、図4の如き30
個の結合構造にまとめた。本発明の望ましき実施例にお
いては部首が結合して成る全漢字の結合構造を用いて実
用漢字は勿論現在知られている全ての漢字の結合まで前
記結合キー(12)により示すことができる。本発明におい
ては結合構造における望ましき実施形態を示したもので
本発明の属する技術分野の熟練者ならば前記結合構造を
変換又は置換することに想到できるはずである。更に結
合キー(12)の個数が増せばそれだけ空間が必要になり逆
に個数が減ると漢字を入力する際入力回数が増し不便に
なる。結合キー(12)の個数は20〜35個が望ましい。前記
部首キー(11)と結合キー(12)により漢字を入力する方法
を説明する。漢字はアルファベットの如く左から右へと
併記し一単語を成すものでは無い為結合キー手段(13)を
用いて結合するのである。
【0054】例えば、「好」の場合、単に「女」と
「子」の部首キー(11)を各々入力すれば女、子が順次に
入力されその結果「女 子」と入力され「じょし」にな
る。しかしながら、前記「好」は「女」と「子」との二
字が結合するため「女」と「子」の二字を打って結合字
の「好」を作る為には図4の本発明による装置の望まし
き実施例に図示した部首キー(11)に表示した「女」を先
ず入力してから結合キー(12)において「K」で表示した
結合構造を入力した後、「子」を打てば「好」が入力さ
れ「こう」になる。この際漢字発生手段(14)において順
次に入力した「女」の部首キー(11)と「K」の結合キー
(12)及び後から入力する「子」の部首キー(11)により前
記漢字「好」をメモリ手段(15)から発生させる。前記漢
字はメモリ手段(15)に予め貯蔵されている。
【0055】前記の如き方法により上下に結合した場合
にも入力することができる。例えば「志」を入力しよう
とするならば「士」の部首キー(11)を先ず直接入力し結
合構造である「B」の結合キー(12)を入力し、次いで
「心」の部首キー(12)を直接入力する。この際、前記部
首「士、結合構造「B」及び心」のキー(11、12)の信号
により「志」がメモリ手段(15)から特定され前記特定さ
れた漢字が発生される。従って、前記入力された少なく
とも一個の部首キー(11)及び結合キー(12)により一個の
漢字が特定され発生される。
【0056】更に、結合キー(b)を用いて入力する場
合、例えば、「幹」の場合を考えてみると、筆順により
最後の部首の「干」の部首キー(11)を先ず入力し結合構
造「L」の結合キー(b)を入力する。以後前記入力した
結合構造を有し前記結合構造の最後の結合位置(黒部分
でなく白部分)に前記最後の部首「干」が結合する一個
の漢字が特定される。この際、前記「幹」はメモリ手段
(15)に予め貯蔵されている。「干」及び結合構造「L]
が入力されると漢字発生手段(14)から前記「干」及び結
合構造「L」を有する予め貯蔵された漢字「幹」が特定
され発生される。しかしながら、もしも漢字が特定され
なければ筆順上最初の部首キー(11)を追加入力すれば前
記結合構造を有しながら最初の部首及び最後の部首とを
含んだ一個の漢字が特定される。例えば、「聲」の場
合、最後の部首の「耳」を示す部首キー(11)を先ず入力
し前記漢字に該当する図 4の結合構造「M」を示す結合
キー(12)を入力する。この際漢字は特定されない。続い
て筆順上最初の部首の「士」を示す部首キー(11)を追加
入力すると予め貯蔵された一個の漢字「聲」が特定され
る。
【0057】前記例は本発明の一部を説明するものであ
る。漢字が左右、上下のみならずより複雑に結合した場
合にも各結合構造に適した前記結合キー(12)を入力して
前記例と同一な方法で漢字を入力することができる。図
4は一般に用いる漢字の結合構造を示しており入力しよ
うとする漢字の結合構造により選択、変更が可能と言え
る。
【0058】図5は本発明の結合構造に適用される漢字
の分類に対する一例を示した分類図である。図5に図示
のとおり左端の縦列は本発明に適用した結合構造を表示
したもので各結合構造に結合する漢字を右側に表示し
た。上端の結合構造は結合キー(12)中他結合キー(bを除
く)とは異なった役目を果たす結合キー(b)入力される結
合構造で下段の結合構造は結合キー(bを除く)の入力に
よる結合構造である。図5に示したとおり左右結合構造
「K」で結合する漢字は「好」、「張」等が有りその他
「朴」も同様である。上下結合構造「B」で結合される
漢字は「六」、「志」等が有りその他「云」も同様であ
る。
【0059】図5においては本発明による結合構造の一
部のみ示し一部は略し更に前記図示した結合構造を有す
る漢字を各々二個ずつだけ記載する。本発明の属する技
術分野の熟練者ならば図5は各結合構造で結合する漢字
の一例を示したものでありその他にも多数存在すること
に想到できるであろう。
【0060】図6は本発明の装置による部首キー(11)に
示した部首(完成した漢字含む)らの配列における望まし
き実施例を示した部首の配置図である。漢字は子音及び
母音を有する韓国語の如く子音を左に、母音を右に配列
して左右の指を交互に用いる方法により入力することが
できない。従って、本発明においてはユーザが本発明の
入力装置をより容易に使用し且つ配列した部首又は漢字
を容易に認識できるよう下記の如く部首及び漢字を配列
した。
【0061】人間中心の思想から「人」が真中に位置す
る。その上段に「われ」を意味する「我」を配置し下段
に「個人」を意味する「厶」を配置して縦軸を設ける。
「人」と「我」の間に「数」を配置し「人」の左右には
生命と人体上部に該当する部首を配列し、次いで前記縦
軸を基準に左側は人間、右側は自然とに大別して配列す
る。これは図6に示したとおりである。図6を参照すれ
ば左側の人間と生活に係わる部首を意味別にグループ化
して細分化し一定体系に分類し、更に右側の自然と形部
首を前記の如く意味別にグループ化して細分化し配列す
る。
【0062】図6に示した配置図は本発明に適用する部
首らをより容易に認識して用いることができるようにす
る望ましき実施例を示したものとして前記配置図の部首
の変更又は置換は勿論できる。
【0063】更に、本発明は漢字入力方法を提供する。
本発明の漢字入力方法は前記入力する部首を示す部首キ
ー(11)及び/又は結合キー(12)を用いて部首を少ない打
鍵数で入力できるようにする方法を提供する。
【0064】以下、図面を参照して本発明の漢字入力方
法をより詳細に説明する。図7は本発明の漢字入力方法
による漢字入力の流れを示したフローチャートである。
先ず、結合キー(12)(結合キー(b)を除いた)を用い
て漢字を入力する過程を説明する。
【0065】入力しようとする一個の漢字を構成する一
以上の部首中前記漢字の筆順上一番目の部首を示す第1
部首キー(11)を入力する(S701)。続いて、次のキーを入
力する(S702)。前記入力した次のキーが前記入力しよう
とする一個の漢字を構成する部品らの結合構造を示す結
合キー(12)如何を判断する(S703)。前記結合構造は予め
定められた構造であり前記結合キー(12)は幾多の漢字の
結合構造中で類似構造を有する結合キーを統廃合した所
定のキーらから構成される。
【0066】前記段階(S703)の判断結果、結合キーが入
力されなければ「いいえ」と判断して次の段階(S704)へ
進む。前記段階(S701)で入力した第1部首キー(11)に示
した部首を特定する(S704)。前記の如き段階の流れは入
力しようとする一個の漢字が単に一個の部首から構成さ
れる場合である。即ち、前記入力しようとする一個の漢
字が一個の部首から構成された場合として結合構造無し
にそれ自体が単独でも成立する漢字の場合を示す。例え
ば入力しようとする漢字が部首の「金」の場合、前記漢
字を示す部首キー(11)を入力する(S701)。次いで第1部
首キーに該当する「金」を直接入力し(S701)続いて次の
キーを入力する(S702)。前記例においては入力しようと
する漢字「金」を入力を済ませたので結合キー(12)を入
力せずに部首キー(11)らを入力する。即ち、次に入力す
るキーは結合キー(12)でない為段階(S703)において「い
いえ」と判断し前記部首キー(11)の入力による「金」が
特定される(S704)。
【0067】しかし前記段階(S703)の判断結果、結合キ
ー(12)が入力されたものと判断すると段階(S705)に進み
前記入力された第1部首キー(11)及び結合キー(12)によ
り一個の漢字がメモリ手段(15)からの特定如何を判断す
る(S705)。前記段階(S705)において一個の漢字が特定さ
れるものと判断すると段階(S712)に進み前記特定された
漢字をメモリ手段(15)から発生(出力)させる(S712)。も
しも前記段階(S705)において一個の漢字が特定されてい
ないと判断すると第2部首キー(11)を追加入力する(S70
6)。前記入力する第2部首キー(11)は前記漢字の筆順上
二番目の部首を示す部首キーである。以後、一個の漢字
が特定されるか判断する(S707)。前記段階(S707)の判断
結果一個の漢字が特定されると前記メモリ手段(15)から
前記特定された漢字を発生(出力)させる(S712)。前記段
階(S707)の判断結果、一個の漢字が特定されなければ第
3部首キー(11)を追加入力する(S708)。前記第3部首キ
ー(11)は前記漢字の筆順上三番目の部首を示す部首キー
である。次の段階(S709)で一個の漢字が特定されたか判
断し(S709)、特定されれば前記メモリ手段(15)から前記
特定された漢字を発生させ(S712)、特定されなければ前
記漢字の筆順上最後の部首キー(11)を追加入力する(S71
0)。前記の如き最後の部首キー(11)を入力すると前記入
力した一以上の部首キー(11)及び結合キー(12)により漢
字が特定される(S711)。次いで前記メモリ手段(15)から
前記特定された漢字を発生させる(S712)。前記段階にお
いて前記特定された漢字は前記メモリ手段(15)に予め貯
蔵されている。この際、重要な点は4打鍵目には必ず入
力する漢字の最後の部首キーを入力する。即ち、一個の
漢字を特定する為入力する部首キーの個数は最多4個で
ある。更に、一個の漢字を入力する際最後に入力する部
首キーは前記漢字の筆順上最後の部首を示す最後の部首
キーである。これは本発明が提供する4打鍵以内に漢字
を入力する方法を提供するからである。
【0068】本発明によると、複数の部首から構成され
た漢字を入力する為に、使用者は前記漢字の筆順上最初
の部数を示す第一部首キー(11)を入力する(S701)。
続いて、次のキー入力に前記漢字を構成する部首の結合
構造を示す結合キー(12)を入力する(S702)。次の段
階で結合キー(12)が入力されたものと判断する(S70
3)。前記入力しようとする漢字は複数個の部首から構
成されているので次の段階(S705)で前記漢字は特定さ
れない。続いて前記漢字が特定されるまで前記漢字の残
りの部首を示す一以上の部首キー(11)を入力する(S7
06,S708,S710)。前記一以上の残りの部首キー(11)を
一個ずつ入力する度に漢字が特定されるのか判断する
(S707,S709)。もし一個の漢字が特定されれば前記特
定された漢字を発生させる(S712)。
【0069】本発明によると、一個の漢字を特定する為
入力する部首キーの個数は最多4個である。更に、最後
に入力する部首キーは前記漢字の筆順上最後の部首を示
す最後の部首キーである。そして、前記結合キーは全漢
字の結合構造中類似する結合構造を有する結合キーを統
廃合した所定の結合キーである。前記部首キーの個数は
好ましくは146〜214個で、前記結合キーの個数は好まし
くは20〜35個である。
【0070】前記方法による漢字入力における実施例を
挙げて説明する。先ず、入力しようとする一個の漢字が
「今」の場合は段階(S701)において前記「今」を示す第
1部首キー(11)を入力する。前記入力しようとする漢字
「今」は一個の完成した漢字で入力が済まされそれ以上
結合する部首が無いので次のキーで入力するのは(S702)
結合キー(12)の入力でなく他キーの入力である。従って
次のキーの入力が結合キー(12)の入力でないものと判断
し(S703)前記部首キー(11)の入力により前記漢字「今」
が特定される(S704)。前記メモリ手段(15)に貯蔵された
「今」をを発生させる(S712)。
【0071】しかし入力しようとする漢字が「明」の場
合、前記漢字を構成する部首「日」を示す第1部首キー
(11)を入力する(S701)。前記入力しようとする漢字
「明」は左右結合形態を有する為次のキーの入力(S702)
は前記漢字の結合構造を示す結合キー(12)を入力する。
即ち、左右結合構造の「K」の結合構造を示す結合キー
(12)を入力する。続いて、次のキーが結合キーと判断す
ると(S703)「はい」に進み一個の漢字の特定如何を判断
する(S705)。しかし前記例においては一個の漢字が特定
されない。従って「月」を示す第2部首キー(11)を入力
する(S706)。以後、前記順次に入力した「日」、結合構
造「K」及び「月」を示す各部首キー(11)及び結合キー
(12)により一個の漢字「明」が特定されこれを判断し(S
707)前記特定された一個の漢字「明」を前記メモリ手段
(15)から発生させる(S712)。もしも前記段階(S703)の判
断結果「いいえ」と判断されれば前記「今」の例と同様
単に「日」のみ特定される(S704)。
【0072】従って前記「日」、「月」及び左右結合構
造「K」を示す部首キー(11)及び結合キー(12)により漢
字「明」が特定される。前記メモリ手段(15)から前記特
定された漢字「明」が発生される(S712)。
【0073】前記の例とは異なって入力しようとする漢
字が「彰」の如くより多くの部首が結合した場合は、先
ず「立」を示した第1部首キー(11)を入力する(S701)。
前記入力しようとする漢字「彰」の結合構造に該当する
「N」を示す結合キー(12)を入力すると(S702)、段階(S
703)において結合キー(12)の入力を判断し(S703)、次の
段階(S705)に進み前記漢字の特定如何を判断する(S70
5)。ここで一個の漢字が特定されないと判断する。次い
で段階(S706)において「日」を示す第2部首キー(11)を
追加入力しても(S706)漢字が特定されなく(S707)、再び
「十」を示す第3部首キー(11)を入力しても(S708)特定
されない(S709)。続いて前記漢字の筆順上最後の「彡」
を示す部首キー(11)を入力すると(S710)、漢字発生手段
(14)はメモリ手段(15)から一個の漢字「彰」を特定する
(S711)。前記の如く入力した4個の部首(立、日、十、
彡)及び「N」を示す部首キー(11)及び結合キー(12:二
番目に入力される)の入力により一個の漢字「彰」が特
定される(S711)。次いで漢字発生手段(14)は前記メモリ
手段(15)から前記特定された漢字は「彰」を発生させる
(S712)。前記漢字はメモリ手段(15)に予め貯蔵されてい
る。前記過程において入力する順序により「立」が発生
され次いで結合キー(12)を入力した後「音」、「章」と
続いて結局「彰」が発生される(S712)。
【0074】上述したとおり結合キー(12)中5個の結合
キー(b)を用いて漢字をより簡便に入力する方法を提供
する。前記結合キー(b)を用いて漢字を入力する場合
は図7の(S701)段階で入力する第1部首キーは入力し
ょうとする漢字の筆順上最後の部首を示す最後の部首キ
ー(11)である。即ち、入力しようとする漢字を構成す
る部首中筆順上最後の部首キー(11)を最初に入力し(S70
1)前記入力しようとする漢字の結合構造を示す結合キー
(b)を入力すれば(S702)前記入力した最後の部首キー(1
1)及び結合キー(b)により一個の漢字が特定される(S71
1)。この際、もしも漢字が前記入力した最後の部首キー
(11)及び前記結合キー(b)により特定されなければ(S70
5)前記漢字の筆順上最初の部首キー(11)を追加入力する
(S706)。前記入力した一以上の部首キー(11)及び前記入
力した結合キー(b)により一個の漢字が特定される(S71
2)。前記特定された漢字はメモリ手段(15)に貯蔵されて
おり、前記特定された漢字が入力されるのである。
【0075】例えば「榮」を入力しようとする場合、前
記「榮」を構成する第1部首キー(11)を入力する(S70
1)。前記例において結合キー(b)を用いて前記「榮」を
入力しようとする場合には前記例において第1部首キー
(11)は筆順上最後の部首「木」を示す部首キー(11)であ
り前記部首キー(11)を先ず入力する(S701)。以後、次に
入力するキーは結合キー(b)である(S702)。前記漢字
「榮」の場合に前記漢字の結合構造「O」を示す結合キ
ー(12)を入力する(S702)。続いて、次のキー(S702)の結
合キー(b)如何を判断する(S703)。結合キー(b)でないも
のと判断すると前記「木」を特定し(S704)前記漢字
「木」を発生させる(S712)。これまでは前記「今」の例
と同様である。
【0076】しかし前記「榮」を結合キー(b)を用いて
入力しようとする場合には「O」の結合構造を示す前記
結合キー(b)を入力する(S702)。次いで前記「木」及び
結合構造「O」を示す部首キー(11)及び結合キー(b)に
より「榮」がメモリ手段(15)から特定され(S705)前記特
定された漢字が前記メモリ手段(15)から発生される(S71
2)。
【0077】しかしながら結合キー(b)を用いて「憊」
を入力する場合、最後の部首「心」を示す第1部首キー
(11)を入力する(S701)。続いて、次のキーを結合構造
「P」を示す結合キー(b)を入力すると(S702)前記結合
キー(b)の入力を判断し(S703)次の段階(S705)に進む。
本発明においては前記「心」と前記結合構造「P」を示
す部首キー(11)及び結合キー(12)により漢字が特定され
ない(S705)。続いて「人」を示す第2部首キー(11)を追
加入力する(S706)。前記例においては入力する前記第2
部首キー(11)は前記入力しようとする漢字の筆順上最初
の部首キー(11)である。即ち、前記例「憊」では「人」
を示す部首キー(11)が第2部首キーになる。前記部首
「心」、結合構造「P」及び「人」を示す位置以上の部
首キー(11)及び結合キー(12)の入力により一個の漢字
「憊」が特定される(S707)。従って前記メモリ手段(1
5)から前記漢字が発生される(S712)。前記「憊」は前記
メモリ手段(15)に予め貯蔵された漢字であり前記
「心」、前記結合構造「P」及び「人」を示す部首キー
(11)及び結合キー(12)とが入力されると自動的に特定さ
れ(S711)以後発生される(S712)。
【0078】前記に説明したとおり利用しようとする結
合キー(12)の種類により筆順上最初の部首キー(11)を先
ず入力することもあり、最後の部首キー(12)を先ず入力
することもある。
【0079】前記の実施例は本発明の一部を説明したも
のとして本発明はこれに限定されず本発明の技術分野に
おける熟練者であれば本発明の構成を外れない範囲にお
いて様々な変化が可能なことは明らかである。
【0080】
【発明の効果】本発明によれば、漢字を構成する部首を
示す部首キー(11)を直接入力し前記漢字の結合構造を示
す結合キー(12)を入力することにより容易且つ簡便に漢
字を入力でき一定時間内に多くの漢字を入力することが
できる。
【0081】更に、5個以上の部首から構成され入力す
るのに5打鍵以上のキー入力を要する漢字を全て4打鍵
以内で入力できることからより容易に漢字を入力するこ
とができる。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理装置に漢字を入力する為の漢字
    入力装置において、 各々漢字を構成する部首を示す複数の部首キー及び各々
    漢字を構成する部首の結合構造を示す複数の結合キーを
    具備する漢字入力キー手段;前記部首及び結合構造によ
    る複数の特定漢字を貯蔵するメモリ手段; 及び前記漢字
    の筆順により順次に入力する一番目の部首キーと結合キ
    ー及び前記漢字を構成する残りの部首キーにより特定さ
    れる前記漢字を前記メモリ手段から発生させる漢字発生
    手段を含んで一以上の部首キー及び結合キーの組合せか
    ら構成される一個の特定漢字を発生させることを特徴と
    する漢字入力装置。
  2. 【請求項2】 前記特定漢字を表示する為の出力手段を
    さらに具備することを特徴とする請求項1記載の漢字入
    力装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の結合キーは漢字の結合構造中
    類似構造を有する結合キーを統廃合した所定の結合キー
    から構成されることを特徴とする請求項1記載の漢字入
    力装置。
  4. 【請求項4】 前記結合キーの個数は20〜35個であるこ
    とを特徴とする請求項3記載の漢字入力装置。
  5. 【請求項5】 前記入力する残りの部首キーの個数は1
    〜3個であることを特徴とする請求項1記載の漢字入力
    装置。
  6. 【請求項6】 前記残りの部首キーが3個の場合三番目
    に入力する部首キーは前記特定漢字の筆順による最後の
    部首キーであることを特徴とする請求項5記載の漢字入
    力装置。
  7. 【請求項7】 前記漢字を構成する完成した漢字を示す
    複数の漢字キー手段をさらに含むことを特徴とする請求
    項1記載の漢字入力装置。
  8. 【請求項8】 情報処理装置に漢字を入力する漢字入力
    装置において、 各々漢字を構成する部首を示す複数の部首キー及び各々
    漢字を構成する部首の結合構造を示す複数の結合キーを
    具備する漢字入力キー手段;前記部首及び結合構造によ
    る特定漢字を貯蔵するメモリ手段;前記最初に入力する
    部首キー及び結合キーにより特定される前記漢字を前記
    メモリ手段から発生させる漢字発生手段を含み前記キー
    手段の少なくとも一以上の部首キー及び結合キーの組合
    せから構成される一個の特定漢字を発生させることを特
    徴とする漢字入力装置。
  9. 【請求項9】 前記最初に入力する部首キーは前記特定
    漢字の筆順による最後の部首キーであることを特徴とす
    る請求項8記載の漢字入力装置。
  10. 【請求項10】 漢字を構成する部首を示す複数の部首
    キー及び前記部首の結合構造を示す複数の結合キーを具
    備する漢字入力キー手段の入力により、漢字を貯蔵した
    メモリ手段から特定漢字を発生させる漢字入力方法にお
    いて、 (イ)前記特定漢字を構成する一以上の部首中一個の部首
    を示す部首キーを入力する段階; (ロ)前記特定漢字に該当する結合キーを入力する段階;
    及び (ハ)前記順次に入力した部首キー及び結合キーにより特
    定される漢字を前記メモリ手段から発生させる段階を含
    んで一以上の部首キー及び結合キーの組合せから構成さ
    れる一個の特定漢字を発生させることを特徴とする漢字
    入力方法。
  11. 【請求項11】 漢字を構成する部首を示す複数の部首
    キー手段及び前記部首の結合構造を示す複数の結合キー
    を具備する漢字入力キー手段の入力により、漢字を貯蔵
    したメモリ手段から特定漢字を発生させる漢字入力方法
    において、 (イ)前記特定漢字を構成する一以上の部首中一個の部首
    を示す部首キーを入力する段階; (ロ)前記特定漢字に該当する結合キーを入力する段階; (ハ)前記特定漢字を構成する部首中一以上の残りの部首
    を示す部首キーを入力する段階; (ニ)前記順次に入力した部首キー、結合キー及び残りの
    部首キーにより特定される漢字を前記メモリ手段から発
    生させる段階を含んで一以上の部首キー及び結合キーの
    組合せから構成される一個の特定漢字を発生させること
    を特徴とする漢字入力方法。
  12. 【請求項12】 前記(イ)段階において入力する部首キ
    ーは前記特定漢字の筆順による最初の部首を示す部首キ
    ーであることを特徴とする請求項10又は11記載の漢
    字入力方法。
  13. 【請求項13】 前記(イ)段階において入力する部首キ
    ーは前記特定漢字の筆順による最後の部首を示す部首キ
    ーであることを特徴とする請求項10又は11記載の漢
    字入力方法。
  14. 【請求項14】 前記特定漢字の特定如何を判断する段
    階をさらに含むことを特徴とする請求項11に記載の漢
    字入力方法。
  15. 【請求項15】 前記結合キーの次に入力する残りの部
    首キーの個数は1〜3個であることを特徴とする請求項1
    1記載の漢字入力方法。
  16. 【請求項16】 前記残りの部首キーの個数が3個の場
    合三番目に入力される部首キーは前記特定漢字の筆順に
    よる最後の部首を示す部首キーであることを特徴とする
    請求項15記載の漢字入力方法。
  17. 【請求項17】 前記複数の結合キーは漢字の結合構造
    中類似構造を有する結合キーを統廃合した所定の結合キ
    ーらから構成されることを特徴とする請求項10又は1
    1記載の漢字入力方法。
  18. 【請求項18】 前記結合キーらの個数は20〜35個であ
    ることを特徴とする請求項17記載の漢字入力方法。
  19. 【請求項19】 前記特定された一個の漢字を出力する
    段階をさらに含むことを特徴とする請求項10又は11
    記載の漢字入力方法。
  20. 【請求項20】 前記部首キーの個数は146〜214個であ
    ることを特徴とする請求項10又は11記載の漢字入力
    方法。
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