JP2001324691A - 光走査装置及びそれを用いた画像形成装置 - Google Patents

光走査装置及びそれを用いた画像形成装置

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JP2001324691A JP2000143808A JP2000143808A JP2001324691A JP 2001324691 A JP2001324691 A JP 2001324691A JP 2000143808 A JP2000143808 A JP 2000143808A JP 2000143808 A JP2000143808 A JP 2000143808A JP 2001324691 A JP2001324691 A JP 2001324691A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】初期から良好なる結像性能を得ることができる
高性能で高安定な光走査装置及びそれを用いた画像形成
装置を得ること。 【解決手段】光源1から出射された光束を偏向手段5に
導光する第1の光学系21と、該偏向手段によって反射
偏向された光束を被走査面8上に結像させる第2の光学
系6と、を有する光走査装置において、該第1、第2の
光学系のうち少なくとも一方の光学系は回折光学素子9
を有し、少なくとも一方の光学系は、該光源の固体差に
よる波長の差に基づく結像点位置の差を補正する調整手
段10を有していること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光走査装置及びそれ
を用いた画像形成装置に関し、特に光源手段から出射し
た光束を偏向手段としての回転多面鏡により反射偏向さ
せ、結像レンズ(fθレンズ)を介して被走査面上を光
走査して画像情報を記録するようにした、例えば電子写
真プロセスを有するレーザプリンタやレーザファクシミ
リ等の画像形成装置に好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりレーザプリンタやレーザファク
シミリ等の画像形成装置に用いられる光走査装置におい
ては光源手段から画像信号に応じて光変調され出射した
光束を、例えば回転多面鏡(ポリゴンミラー)より成る
偏向手段により周期的に偏向させ、fθ特性を有する結
像レンズ(fθレンズ)によって感光性の記録媒体(感
光ドラム)面上にスポット状に収束させ、記録媒体面上
を光走査して画像記録を行なっている。
【0003】図7は従来の光走査装置の要部概要図であ
る。同図において光源手段71から出射した発散光束は
コリメーターレンズ72によって略平行光束とされ、絞
り73によって該光束(光量)を制限して副走査方向の
みに屈折力を有するシリンドリカルレンズ74に入射し
ている。シリンドリカルレンズ74に入射した略平行光
束のうち主走査断面内においてはそのまま略平行光束の
状態で出射し、副走査断面内においては収束して回転多
面鏡から成る偏向手段75の偏向面75aにほぼ線像と
して結像している。
【0004】そして偏向手段75の偏向面75aで反射
偏向された光束をfθ特性を有する結像レンズ(fθレ
ンズ)76を介して被走査面としての感光ドラム面77
上へ導光し、該偏向手段75の矢印A方向に回転させる
ことによって、該感光ドラム面77上を光走査して画像
情報の記録を行っている。
【0005】尚、本明細書において回転多面鏡の回転軸
に沿った方向をz軸方向(副走査方向)、偏向光束の光
軸方向をx軸方向、該x軸方向と直交する方向をy軸方
向(主走査方向)とする。
【0006】近年、このような光走査装置においては小
型化、高性能化のため、走査光学系に非球面レンズを用
いることが一般的であり、このために形状自由度の高い
樹脂製のレンズ(プラスチックレンズ)が多用されてい
る。これにより走査光学系の結像位置、すなわち像面湾
曲が微少に抑えられ、より焦点深度の浅い、微少な結像
スポットを感光ドラム面上に形成できるようになってい
る。
【0007】またプラスチック非球面の利用に加え、回
折格子(回折光学素子)を用いて光学性能の安定性を更
に図る光走査装置が提案されている。これは装置内の温
度変化によるプラスチックの屈折率変化がガラスよりも
数段大きく、これによるピント変動、像高変動等の結像
位置の変化を同時に発生する光源の波長変動と回折格子
とによって補正しようとするものである。
【0008】この種の光走査装置が、例えば特開平11
−223783号公報で提案されている。同公報におい
てはプラスチックレンズの表面に回折格子を形成した光
学素子を用いて温度変化に伴なう収差変化を該光学素子
の屈折部と回折部とのパワー変化と、半導体レーザの波
長変動により補正している。また特開平6−11834
6号公報ではアナモフィックなフレネルレンズを用い
て、温度変化に伴なう光源の発振波長の変動によるフレ
ネルレンズの焦点距離の変化及び温度変化に伴なうフレ
ネルレンズの形状変化による焦点距離の変化を補正して
いる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、温度変化による光源の波長変動を利用している
が、光源毎の固体差による波長変動に関しては考慮され
ていない。
【0010】一般に光源としての半導体レーザの波長は
固体毎に±15nm程度ばらつき、この量は例えば昇温
によって生じる波長変化が20度で6nm程度であるこ
とを考えると非常に大きい。
【0011】このため従来では温度変化(特に昇温)に
よる結像位置変化を補償できても、装置の組み立て時に
発生する光源の固体差による波長変動が大きいため十分
な結像性能が補償できないといった問題点があった。ま
た結像位置の変動を抑えるためには半導体レーザの波長
のバラツキを小さく抑える必要が有り、選別コストなど
のコストアップを引き起こすことになる。
【0012】本発明は回折光学素子を有する光走査装置
において、装置の組立時や使用時に調整手段により光源
の固体差による波長の差に基づく結像点位置の差を補正
することにより、初期から良好なる結像性能を得ること
ができる高性能で高安定な光走査装置及びそれを用いた
画像形成装置の提供を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の光走査
装置は、光源から出射された光束を偏向手段に導光する
第1の光学系と、該偏向手段によって反射偏向された光
束を被走査面上に結像させる第2の光学系と、を有する
光走査装置において、該第1、第2の光学系のうち少な
くとも一方の光学系は回折光学素子を有し、少なくとも
一方の光学系は、該光源の固体差による波長の差に基づ
く結像点位置の差を補正する調整手段を有していること
を特徴としている。
【0014】請求項2の発明は請求項1の発明におい
て、前記回折光学素子は主走査方向と副走査方向とで互
いに異なるパワーを有し、前記調整手段は該回折光学素
子の主走査方向と副走査方向とのパワーのうち、絶対値
の大きいパワーの方向の結像位置を調整することを特徴
としている。
【0015】請求項3の発明は請求項1又は2の発明に
おいて、前記回折光学素子は前記第1、第2の光学系を
構成する一つの光学素子と一体的に構成されていること
を特徴としている。
【0016】請求項4の発明は請求項1、2又は3の発
明において、前記第1、第2の光学系のうち少なくとも
一方の光学系は1枚以上のプラスチックレンズを有して
いることを特徴としている。
【0017】請求項5の発明は請求項4の発明におい
て、前記プラスチックレンズは主走査方向と副走査方向
とで互いに異なるパワーを有し、前記調整手段は該プラ
スチックレンズの主走査方向と副走査方向とのパワーの
うち、大きいパワーの方向の結像位置を調整することを
特徴としている。
【0018】請求項6の発明は請求項1乃至5のいずれ
か1項の発明において、前記調整手段は前記光源と一体
で交換が可能であることを特徴としている。
【0019】請求項7の発明の画像形成装置は、前記請
求項1乃至6のいずれか1項記載の光走査装置と、該光
走査装置の被走査面に配置された感光体と、該感光体上
を光束が走査することによって形成された静電潜像をト
ナー像として現像する現像手段と、該現像されたトナー
像を用紙に転写する転写手段と、転写されたトナー像を
用紙に定着させる定着手段とを備えたことを特徴として
いる。
【0020】
【発明の実施の形態】[実施形態1]図1は本発明の光
走査装置の実施形態1の要部概略図である。
【0021】図中、1は光源であり、例えば半導体レー
ザより成っている。2はコリメーターレンズであり、光
源1から出射された光束を略平行光束に変換している。
3は開口絞りであり、通過光束径を整えている。
【0022】4はプラスチック材より成るシリンドリカ
ルレンズ(アナモフィックなレンズ)であり、主走査方
向より副走査方向に大きなパワーを有し、出射面に主走
査方向より副走査方向に大きなパワーを有する回折光学
素子(回折格子)9を形成しており、開口絞り3を通過
した光束を副走査断面内で後述する光偏向器5の偏向面
(反射面)5a近傍にほぼ線像として結像させている。
本実施形態におけるシリンドリカルレンズ4は後述する
調整手段の一要素として、例えば装置の組立時や使用時
に光軸方向に変位可能となるように構成されており、ま
た光源1と一体で交換可能となるように構成されてい
る。
【0023】10は調整手段であり、光源1の固体差に
よる波長の差に基づく結像点位置の差(像面変動)をシ
リンドリカルレンズ4を光軸方向に移動させることによ
り補正(調整)している。この調整手段10は回折光学
素子9の主走査方向と副走査方向とのパワーのうち、絶
対値の大きいパワーの方向(副走査方向)の結像位置、
及びプラスチックレンズ(シリンドリカルレンズ)4の
主走査方向と副走査方向とのパワーのうち、大きいパワ
ーの方向(副走査方向)の結像位置を調整している。
【0024】尚、コリメーターレンズ2、開口絞り3、
そしてシリンドリカルレンズ4等の各要素は第1の光学
系21の一要素を構成している。
【0025】5は偏向手段としての光偏向器であり、例
えば4面構成の回転多面鏡(ポリゴンミラー)より成っ
ており、モータ等の駆動手段(不図示)により図中矢印
A方向に一定速度で回転している。
【0026】6は第2の光学系としてのプラスチック材
より成る単一の結像レンズ(fθレンズ)であり、主走
査方向と副走査方向とで互いに異なるパワーを有する非
球面レンズより成っている。結像レンズ6は光偏向器5
で反射偏向される光束が張る平面(走査面)において被
走査面上、入射光の入射角に比例する像高にスポットを
結像する、所謂fθ特性を有しており、また走査面に直
交する断面内(副走査断面内)においては第1の光学系
11によって形成される焦線の像を被走査面8上に結像
する、所謂倒れ補正機能(偏向面と被走査面とを光学的
に略共役関係にする)を有している。尚、第2の光学系
6を複数枚のレンズより構成しても良い。
【0027】7は折り返しミラーであり、結像レンズ6
を通過した光束を感光ドラム面8側に折り返している。
8は被走査面としての感光ドラム面、8aは走査線であ
る。
【0028】本実施形態において半導体レーザ1から出
射した光束はコリメーターレンズ2により略平行光束に
変換され、開口絞り3によって該光束(光量)が制限さ
れ、シリンドリカルレンズ4に入射している。シリンド
リカルレンズ4に入射した略平行光束のうち主走査断面
内においてはそのままの状態で射出する。また副走査断
面内においては収束して光偏向器5の偏向面5aにほぼ
線像(主走査方向に長手の線像)として結像している。
そして光偏向器5の偏向面5aで反射偏向された光束は
結像レンズ6により折り返しミラー7を介して感光ドラ
ム面8上にスポット状に結像され、該光偏向器5を矢印
A方向に回転させることによって、該感光ドラム面8上
を矢印B方向(主走査方向)に等速度で光走査してい
る。これにより記録媒体としての感光ドラム面8上に画
像記録を行なっている。
【0029】図2は調整手段の一要素としてのシリンド
リカルレンズ4の副走査方向の要部断面図(副走査断面
図)である。
【0030】同図において4は上述の如く出射面に回折
光学素子が形成されたシリンドリカルレンズであり、4
aはシリンドリカルレンズ面、4bは回折素子面であ
る。シリンドリカルレンズ面4aは、その面の形状によ
り、入射光束内のそれぞれの位置で、異なる角度に屈折
させることにより、所望の発散、収束度の光束を作るも
のであり、回折素子面4bは、その格子のピッチが入射
光束内で、異なることにより、入射光束内のそれぞれの
位置で異なる角度に回折させ、所望の発散、収束度の光
束を作るものである。
【0031】尚、シリンドリカルレンズ4はガラス材で
形成しても良いが、前述の如く、より安価で、且つ格子
面を成形などで簡易に形成できるプラスチック材(樹
脂)で形成することが望ましい。例えば図3で示すよう
にシリンドリカルレンズ4の周囲に座面、あるいは工具
保持部材などを同一に形成することにより、後述する位
置調整が容易になるという利点がある。
【0032】次に本実施形態の光走査装置の数値例につ
いて説明する。
【0033】本装置は例えば原稿のサイズがA4巾の走
査を行うものであり、走査線8aの長さ及び走査巾は2
10mmである。回転多面鏡5は正4面体より成り、一
面当たり回転角40度の範囲で光束を反射偏向し、これ
により反射光の偏向角は80度となる。第2の光学系6
は前述の如く入射光の画角に比例した像高を走査するf
θ特性を有する結像レンズ(fθレンズ)であり、その
走査面内(主走査方向)の焦点距離は150mmであ
る。
【0034】結像レンズ6としてのfθレンズは 像高h=光線入射角θ(rad)×fθレンズの焦点距離f ‥‥(1) であることから導かれる。
【0035】また本装置において回転多面鏡5の偏向点
から被走査面8までの距離は190mmである。結像レ
ンズ6は前述の如く主走査方向と副走査方向とで互いに
異なるパワーを有するアナモフィックな光学特性を有し
ており、被走査面8と直交する方向(副走査方向)の焦
点距離は52mmである。また結像レンズ6は前述の如
く主走査断面内では第1の光学系21から回転多面鏡5
を経て入射する略平行な光束を被走査面8に結像する機
能を有し、副走査断面内では第1の光学系21による回
転多面鏡5近傍にある結像点を被走査面8に再結像す
る、いわゆる倒れ補正特性を有している。
【0036】結像レンズ6の副走査方向の結像倍率(横
倍率)の絶対値は約2.5倍である。被走査面8上に結
像するスポット形状は副走査方向に長い楕円形状であ
り、そのスポット形状の1/e2の直径は主走査方向が
60μm、副走査方向が75μmである。スポット径と
これを形成する光束のF値には、ほぼ以下の関係式が成
り立つ。
【0037】 スポット径=1.644×F値×波長 ‥‥(2) また半導体レーザ1の波長は780nmを中心として分
布している。このことから結像レンズ6の主走査方向の
F値は46.8である。結像レンズ6の主走査方向の焦
点距離が150mmであるから、該結像レンズ6に入射
する光束の主走査方向の巾は150/46.8=3.2
(mm)となり、これにより第1の光学系21において
開口絞り3で制限する光束の巾を3.2mmと設定して
いる。
【0038】副走査方向に関しては結像レンズ6の結像
倍率が前述の如く2.5倍であるので、光偏向器5近傍
に位置するシリンドリカルレンズ4による副走査方向の
光束の1/e2巾(スポット径)は75μm/2.5=
30μmとなる。
【0039】シリンドリカルレンズ4の位置は偏向光束
の光路をけらないように回転多面鏡5からの距離が設定
されており、本実施形態ではシリンドリカルレンズ4の
副走査方向の焦点距離が50mm、主走査方向にはパワ
ーを持たない構成となっている。シリンドリカルレンズ
4で光偏向器5近傍に形成される副走査方向のスポット
径が30μmであるから、この方向におけるシリンドリ
カルレンズ4からの射出光束のF値は前述の関係式
(2)から23.4である。シリンドリカルレンズ4の
副走査方向の焦点距離が50mmであるから、該シリン
ドリカルレンズ4に入射する光束の副走査方向の光束径
は50mm/23.4=2.13mmである。
【0040】コリメーターレンズ2を一般的に簡単なガ
ラス球面の一枚レンズで構成するにはF値が4.5以上
であることが望ましく、これ以上小さなF値では球面収
差が大きく、また偏心時のコマ収差が悪化し、全体の結
像性能に影響するので良くない。本実施形態ではコリメ
ーターレンズ2に一枚の平凸レンズを用いF値を5とし
ている。結像レンズ6に入射する光束の主走査方向の巾
を3.2mmとすることから、コリメーターレンズ2の
焦点距離は16mmである。副走査方向のコリメーター
レンズ2のF値は16/2.13=7.5となる。
【0041】レンズの焦点距離、パワーの計算は面形状
(面曲率)、回折格子形状によって発生する各面のパワ
ーと、レンズ厚み、屈折率、波長の関数となるが、厚み
の影響は全体のパワーに比べると小さいので、ここでは
簡単のために厚みの影響を無視して本実施形態の動作を
説明する。また熱膨張による面曲率の変形、格子ピッチ
の変化もレンズパワーに影響を及ぼすが、これも厚み同
様に扱う。
【0042】レンズのパワーは、そのレンズの焦点距離
の逆数で表わされ、本実施形態においてはシリンドリカ
ルレンズ4の副走査方向のパワーは1/50[mm-1]
であり、その6割が通常のシリンドリカル面4aの曲率
によるものであり、残り4割がシリンドリカルレンズ4
の出射面に形成された回折格子9によるものである。
【0043】本実施形態においてはシリンドリカルレン
ズ4及び結像レンズ6が共にプラスチック材で形成され
ており、常温における屈折率は1.491、昇温による
屈折率変化により常温+20度で1.489となる。面
の曲率によるレンズパワーは屈折率をNとすると(N−
1)に比例して変化するから、この変化は曲率によるパ
ワーが0.4%の減少することを示している。屈折率に
は依存しない回折格子9のパワーと合わせると、シリン
ドリカルレンズ4の副走査方向のパワーは (0.6*0.996+0.4)=0.9976(倍) となり、副走査方向の焦点距離は 50/0.9976=50.1225(mm) となり、約0.123mmのびる。
【0044】結像レンズ6の副走査方向の横倍率は2.
5倍であるから、光軸方向の像点移動と、物点移動の倍
率、すなわち縦倍率は 2.5*2.5=6.25(倍) となり、その結果、副走査断面内において 0.123×6.25=0.77(mm) の像面移動が発生する。
【0045】また結像レンズ6の副走査方向の焦点距離
も同様に屈折率変化で増加し、その値は52mmから5
2.2mmとなり、これにより副走査断面内において像
面は2.6mm移動する。即ち20度昇温による屈折率
変動分のみで副走査断面内における像面は 2.6mm+0.77mm=3.3mm 以上移動することとなる。シリンドリカルレンズ4が回
折格子9を持たず、パワーが全てレンズ面(屈折面)の
曲率で構成される場合は、シリンドリカルレンズ4の焦
点距離変化が更に大きくなるため、この移動量も更に大
きくなる。
【0046】昇温20度が光源としての半導体レーザ1
にも影響を与え、同時に波長の変動が生じた場合を考え
ると、該半導体レーザ1の温度による波長変化は0.3
nm/deg程度であり、20度の昇温で6nmの変化
を生じる。回折格子9のパワーは波長に反比例するから
シリンドリカルレンズ4の副走査方向のパワーφは φ=1/50×(0.6+0.4×786/780) となり、逆数を取って焦点距離とすると0.15mm短
くなる。これに結像レンズ6の副走査方向の縦倍率を考
慮すると−0.96mmの像面移動となる。即ち20度
の昇温によって屈折率変動で生じた3.3mmの副走査
断面内の像面移動を回折格子9によって約1mm補償す
ることになる。
【0047】昇温時はレンズの屈折率が低下し、レンズ
面で生じるパワーの絶対値が減少するが、同時に半導体
レーザ1の波長は延び、回折面で生じるパワーの絶対値
は増加する。そこでレンズ面(屈折面)によるパワー
と、回折面によるパワーは同符号となるよう構成し、こ
の両者を相殺する形で用いるのが、走査光学系で回折格
子を用いる利点である。
【0048】より精度の高い補正を行うには上記の説明
で無視したレンズ厚み、レンズ面、回折面の熱変形、各
レンズを保持する部材の膨張、光学部品の波長による屈
折率変動を考慮して回折面のパワーを設定する。または
実験によって像面移動量を測定し、補正量が少なすぎる
場合は回折のパワーを増し、補正量が大きすぎる場合
は、これを小さくするなど、所望の補正となるよう設計
変更を行っていけば良い。
【0049】しかしながら半導体レーザ1の波長は従来
の問題点においても説明した如く固体毎に±15nm程
度のバラツキを持っており、この波長のバラツキによる
像面の移動は回折光学素子の影響だけでも±2.5mm
発生してしまう。その為従来ではスポット径を大きく設
定し、あるいは各光学部品の精度を向上させ、この波長
差による像面移動があっても副走査断面内においては焦
点深度内に収まるように構成していた。
【0050】本実施形態では装置の組立時、あるいは使
用時に調整手段により光源1の固体差による波長変動に
よって生じる像面(結像位置)の移動量が小さくなるよ
うに、使用する光源毎にシリンドリカルレンズ4の光軸
方向の位置を調整している。例えば光源毎に波長を測定
し、その測定結果に基づいてシリンドリカルレンズ4を
所定の位置から移動させて固定する。例えば設計波長が
780nmであり、組み込もうとする半導体レーザ1の
波長が795nmであれば、これによる副走査断面内に
おける像面の設計値からの変位量は感光ドラム面8で走
査光学系側に2.5mm移動する。結像レンズ6の副走
査方向の縦倍率は前述の如く6.25倍であるから、シ
リンドリカルレンズ4を図1における矢印C方向(回転
多面鏡5に近づける方向)に 2.5mm/6.25=0.4mm だけ設計値からずらした状態で配置すれば、この像面移
動を補正することができる。
【0051】このとき組立作業の効率を上げるために、
例えば予め半導体レーザ1、あるいはこれを組み込んだ
光源ユニット等に波長を示すマークをつけ、装置を組み
立てる際に、このマークにしたがった位置にシリンドリ
カルレンズ4を配置する。
【0052】波長は、ある波長範囲毎にグループ化され
て、そのグループ内の半導体レーザに関しては同じシリ
ンドリカルレンズ位置となるように調整すれば、さらに
組立作業は容易になる。また半導体レーザの波長を前も
って測定すること無く、例えば組立時に感光ドラム面の
相当位置の走査巾内の数箇所において副走査断面内での
像面のピント位置を測定し、該測定結果に基づいてシリ
ンドリカルレンズを所望の位置に移動させるように調整
しても良い。
【0053】また本装置を用いた複写機やレーザービー
ムプリンター等において、本体に副走査方向のピントを
検知する検知機構、ステッピングモータなどを用いたシ
リンドリカルレンズ移動機構、及びそれらの制御部を具
備することにより、例えば装置上で光源を含むユニット
の破損が生じて新しい光源と交換することになっても、
光源の波長が変わることによる副走査方向の結像性能の
変化を測定、補正することが可能である。
【0054】このように本実施形態においては上述の如
く回折光学素子を有する光走査装置において、装置の組
立時や使用時に調整手段により光源の固体差による波長
の差に基づく結像点位置の差を補正することにより、初
期から良好なる結像性能を得ることができ、また上述の
如く温度変化による走査光学系の結像位置変化をも補正
でき、常に良好なる結像性能を維持することができる。
【0055】更に本実施形態においては変位可能な光学
部材(シリンドリカルレンズ)4を光源1と一体で交換
可能と成るように構成したことにより、光源1が破損し
た場合も、該光源1を含むユニットのみの交換で対応で
き、多くの他の構成部品を、そのまま利用することがで
きるといったメリットがある。
【0056】尚、本実施形態においてはシリンドリカル
レンズ4を光軸上移動させて光源1の固体差による波長
変動によって生じる像面変動の調整を行ったが、結像レ
ンズ6を光軸方向に移動させて調整しても良く、もしく
はシリンドリカルレンズ4と結像レンズ6とを相対的に
光軸方向に移動させて調整しても良い。また調整手段1
0は主走査方向よりパワーの強い副走査方向の結像位置
の変動を調整しているが、もちろん変動量の少ない主走
査方向の結像位置の変動をも調整できることはいうまで
もない。
【0057】[実施形態2]図4は本発明の実施形態2
の光走査装置の第1の光学系の要部概略図である。同図
において図1に示した要素と同一要素には同符番を付し
ている。
【0058】本実施形態において前述の実施形態1と特
に異なる点は回折光学素子15とシリンドリカルレンズ
14とを各々独立に配置して構成したことである。その
他の構成及び光学的作用は実施形態1と略同様であり、
これにより同様な効果を得ている。
【0059】即ち、同図において11は光源としての半
導体レーザであり、ホルダ41に圧入されて保持されて
おり、さらに装置の光学箱40に組み付けられている。
12はコリメーターレンズであり、レンズ鏡筒(レンズ
ホルダー)42に取り付けられており、光源1から出射
された光束を略平行光束に変換している。13は開口絞
りであり、通過光束径を整えている。15は調整手段の
一要素としての回折光学素子であり、主走査方向より副
走査方向に大きなパワーを有し、コリメーターレンズ1
2の直後に配され、レンズ鏡筒42と一体的に構成され
ている。14はプラスチック材より成るシリンドリカル
レンズ(アナモフィックなレンズ)であり、副走査方向
に所定のパワーを有し、光学箱40に組み付けられてい
る。
【0060】コリメーターレンズ12、開口絞り13、
回折光学素子15はすべてレンズ鏡筒42に取り付けら
れており、更にレンズ鏡筒42はホルダ41に接着剤等
を用いて固定されている。以下、ホルダ41、レンズ鏡
筒42及びこれらに保持されている部品を含めて、レー
ザユニットと称する。
【0061】本実施形態においてレーザユニットは光学
箱40に組み込まれる以前に、その位置関係が調整され
ており、まず主走査方向(紙面とは垂直な方向)の光束
が所望の発散度になるようレンズ鏡筒42を光軸方向
に、所望の射出方向になるように光軸とは垂直な面内で
その位置をきめ、その後接着剤等で固定する。次に回折
光学素子15を光軸方向に移動させ、副走査方向の光束
が所望の発散度になるよう調整し、同じく接着剤等で固
定する。このように回折光学素子15を含んだ状態でレ
ーザユニットを調整手段により調整することにより、半
導体レーザ11の固体差による波長の差に基づく結像点
位置の差を補正することができる。
【0062】尚、本実施形態において回折光学素子15
の配置を調整せず、設計基準位置に配置し固定すること
も可能である。この場合、レーザユニットの調整は主走
査方向の光束の発散度を所望の量に調整するのみで終了
し、波長差による発散度のばらつき(光源の固体差によ
る波長の差に基づく結像点位置の差)は光学箱40にレ
ーザユニットを組み込んだ後にシリンドリカルレンズ1
4を光軸方向に移動させて調整することによって行なえ
ば良い。尚、回折光学素子15とシリンドリカルレンズ
14とを相対的に光軸方向に移動させて調整しても良
い。
【0063】[実施形態3]図5は本発明の実施形態3
の要部概略図である。同図において図1に示した要素と
同一要素には同符番を付している。
【0064】本実施形態において前述の実施形態1と異
なる点は回折光学素子55を第2の光学系を構成する結
像レンズ56の少なくとも一方のレンズ面に形成したこ
とである。その他の構成及び光学的作用は実施形態1と
略同様であり、これにより同様な効果を得ている。
【0065】即ち、同図において54はプラスチック材
より成るシリンドリカルレンズ(アナモフィックなレン
ズ)であり、副走査方向に所定のパワーを有しており、
開口絞り3を通過した光束を副走査断面内で後述する光
偏向器5の偏向面(反射面)5a近傍にほぼ線像として
結像させている。本実施形態におけるシリンドリカルレ
ンズ54は調整手段10の一要素として、例えば装置の
組立時や調整時に光軸方向に変位可能となるように構成
されており、また光源1と一体で交換可能となるように
構成されている。
【0066】56は第2の光学系としてのプラスチック
材より成る単一の結像レンズ(fθレンズ)であり、少
なくとも一方のレンズ面(入射面)56aに副走査方向
に所定のパワーを有する回折光学素子55を設けてお
り、これにより該結像レンズ56の温度変化による屈折
率変化及び形状変化から生じるピント移動、像高変動を
補正している。結像レンズ56が屈折による作用のみを
利用したレンズである場合、温度変化が生じた場合、該
結像レンズ56の屈折率が変動し、主走査及び副走査方
向の各々の方向で該結像レンズ56の焦点距離が変動す
る。このため同時に生じる光源1の波長変動で、これら
を補正するような回折面を結像レンズ56の一面に設け
れば温度変化による急激な画像劣化を防止することがで
きる。
【0067】本実施形態において温度変化を伴わない波
長変動、すなわち光源の固体差による波長変動によって
生じる結像位置(像面)の変動があった場合は、前述の
如く結像性能の劣化が生じる。
【0068】そこで本実施形態では前述の実施形態1,
2と同様にシリンドリカルレンズ54を図中矢印C方向
に所定量移動させることにより、光源1の固体差による
波長変動があっても初期から良好なる結像性能を維持す
ることができる。
【0069】尚、本実施形態ではシリンドリカルレンズ
54の位置を調整したが、これに限らず、例えば結像レ
ンズ56を調整手段の一要素として光軸方向、図中矢印
D方向に移動させて調整を行っても良く、もしくはシリ
ンドリカルレンズ54と結像レンズ56とを相対的に光
軸方向に移動させて調整しても良い。また本実施形態で
は回折光学素子55と結像レンズ56とを一体的に構成
したが、各々独立に構成しても良い。
【0070】[画像形成装置]図6は、本発明の光走査
装置を用いた画像形成装置の一例である、電子写真プリ
ンタの構成例を示す副走査方向の要部断面図である。図
中、100は先に説明した本発明の実施形態1〜3のい
ずれかの光走査装置を示す。101は静電潜像担持体た
る感光ドラム(感光体)であり、該感光ドラム101の
上方には該感光ドラム101の表面を一様に帯電せしめ
る帯電ローラ102が該表面に当接している。該帯電ロ
ーラ102の当接位置よりも下方の上記感光ドラム10
1の回転方向A下流側の帯電された表面には、光走査装
置100によって走査される光ビーム(光束)103が
照射されるようになっている。
【0071】光ビーム103は、画像データに基づいて
変調されており、この光ビーム103を照射することに
よって上記感光ドラム101の表面に静電潜像を形成せ
しめる。該静電潜像は、上記光ビーム103の照射位置
よりもさらに上記感光ドラム101の回転方向下流側で
該感光ドラム101に当接するように配設された現像手
段としての現像装置107によってトナー像として現像
される。該トナー像は、上記感光ドラム101の下方で
該感光ドラム101に対向するように配設された転写手
段としての転写ローラ108によって転写材たる用紙1
12上に転写される。該用紙112は上記感光ドラム1
01の前方(図6において右側)の用紙カセット109
内に収納されているが、手差しでも給紙が可能である。
該用紙カセット109端部には、給紙ローラ110が配
設されており、該用紙カセット109内の用紙112を
搬送路へ送り込む。
【0072】以上のようにして、未定着トナー像を転写
された用紙112はさらに感光ドラム101後方(図6
において左側)の定着手段としての定着器へと搬送され
る。該定着器は内部に定着ヒータ(図示せず)を有する
定着ローラ113と該定着ローラ113に圧接するよう
に配設された加圧ローラ114とで構成されており、転
写部から搬送されてきた用紙112を上記定着ローラ1
13と加圧ローラ114の圧接部にて加圧しながら加熱
することにより用紙112上の未定着トナー像を定着せ
しめる。更に定着ローラ113の後方には排紙ローラ1
16が配設されており、定着された用紙112をプリン
タの外に排出せしめる。
【0073】
【発明の効果】本発明によれば前述の如く回折光学素子
を有する光走査装置において、装置の組立時や使用時に
調整手段により光源の固体差による波長の差に基づく結
像点位置の差を補正することにより、初期から良好なる
結像性能を得ることができる高性能で高安定な光走査装
置及びそれを用いた画像形成装置を達成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態1の要部概略図
【図2】 本発明の実施形態1のシリンドリカルレンズ
の副走査断面図
【図3】 本発明の実施形態1の他のシリンドリカルレ
ンズの副走査断面図
【図4】 本発明の実施形態2の第1の光学系の要部断
面図
【図5】 本発明の実施形態3の要部概略図
【図6】 本発明の光走査装置を用いた電子写真プリン
タの構成例を示す副走査断図
【図7】 従来の光走査装置の光学系の主走査方向の要
部断面図
【符号の説明】
1,11 光源手段 2,12 コリメーターレンズ 3,13 開口絞り 4,14,54 シリンドリカルレンズ 5 偏向手段(ポリゴンミラー) 6,56 第2の光学系(結像レンズ) 7 折り返しミラー 8 被走査面(感光ドラム面) 9,15,55 回折光学素子 10 調整手段 11 第1の光学系 100 光走査光学系 101 感光ドラム 102 帯電ローラ 103 光ビーム 107 現像装置 108 転写ローラ 109 用紙カセット 110 給紙ローラ 112 転写材(用紙) 113 定着ローラ 114 加圧ローラ 116 排紙ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C362 AA10 AA43 AA47 AA48 BA85 BA86 DA03 2H045 AA01 BA02 CA67 CB22 CB24 DA02 DA41 2H087 KA19 LA22 LA24 LA25 NA03 NA08 NA09 PA01 PA17 PB01 RA07 RA32 RA45 RA46 UA01 5C072 AA03 BA13 BA20 DA02 HA02 HA09 HA13 HA15 HB08 JA07 XA05

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源から出射された光束を偏向手段に導
    光する第1の光学系と、該偏向手段によって反射偏向さ
    れた光束を被走査面上に結像させる第2の光学系と、を
    有する光走査装置において、該第1、第2の光学系のう
    ち少なくとも一方の光学系は回折光学素子を有し、少な
    くとも一方の光学系は、該光源の固体差による波長の差
    に基づく結像点位置の差を補正する調整手段を有してい
    ることを特徴とする光走査装置。
  2. 【請求項2】 前記回折光学素子は主走査方向と副走査
    方向とで互いに異なるパワーを有し、前記調整手段は該
    回折光学素子の主走査方向と副走査方向とのパワーのう
    ち、絶対値の大きいパワーの方向の結像位置を調整する
    ことを特徴とする請求項1記載の光走査装置。
  3. 【請求項3】 前記回折光学素子は前記第1、第2の光
    学系を構成する一つの光学素子と一体的に構成されてい
    ることを特徴とする請求項1又は2記載の光走査装置。
  4. 【請求項4】 前記第1、第2の光学系のうち少なくと
    も一方の光学系は1枚以上のプラスチックレンズを有し
    ていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の光走
    査装置。
  5. 【請求項5】 前記プラスチックレンズは主走査方向と
    副走査方向とで互いに異なるパワーを有し、前記調整手
    段は該プラスチックレンズの主走査方向と副走査方向と
    のパワーのうち、大きいパワーの方向の結像位置を調整
    することを特徴とする請求項4記載の光走査装置。
  6. 【請求項6】 前記調整手段は前記光源と一体で交換が
    可能であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか
    1項記載の光走査装置。
  7. 【請求項7】 前記請求項1乃至6のいずれか1項記載
    の光走査装置と、該光走査装置の被走査面に配置された
    感光体と、該感光体上を光束が走査することによって形
    成された静電潜像をトナー像として現像する現像手段
    と、該現像されたトナー像を用紙に転写する転写手段
    と、転写されたトナー像を用紙に定着させる定着手段と
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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