JP2001323908A - 分割ケースの固定構造 - Google Patents

分割ケースの固定構造

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JP2001323908A
JP2001323908A JP2000139849A JP2000139849A JP2001323908A JP 2001323908 A JP2001323908 A JP 2001323908A JP 2000139849 A JP2000139849 A JP 2000139849A JP 2000139849 A JP2000139849 A JP 2000139849A JP 2001323908 A JP2001323908 A JP 2001323908A
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hole
screw
case
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upper case
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JP2000139849A
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Kazuhiro Egawa
和浩 江川
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Atsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Atsumi Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】製造上の寸法公差を吸収し、がたつきやゆがみ
が生じるのを防止する。 【解決手段】上ケース10は、一方の側面10a内側に
形成された係合突起11と、対向する他方の側面10b
に形成された貫通穴12と、貫通穴12に対向する位置
に間隔をあけて設けられたネジ固定部材13と、ネジ固
定部材13に設けられたネジ穴13bとを備え、下ケー
ス14は、一方の側面14cに形成された係合穴15
と、対向する他方の側面14dに形成された切欠部16
と、切欠部16の位置で前記貫通穴12と固定部材13
の間に挿入可能にされるように設けられた弾性片17
と、弾性片17に設けられたネジ挿入穴17aとを備
え、係合突起11を係合穴15に係合するとともに、弾
性片17を前記貫通穴12と固定部材13の間に挿入
し、ネジ3を貫通穴13、ネジ挿入穴17aを介してネ
ジ穴13bに螺合することにより上ケース10と下ケー
ス14を固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2つに分割された
ケース同士の固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の分割ケースの固定構造お
よび固定方法を示す断面図である。下ケース1と上ケー
ス2に分割されたケースにおいて、下ケース1の上面に
は係合穴1aが設けられ、下ケース1の下面にはネジ穴
1bが設けられている。また、上ケース2の上面には係
合突起2aが設けられ、上ケース2の下面にはネジ挿入
穴2bが設けられている。上ケース2を下ケース1に固
定する際には、先ず、上ケース2の係合突起2aを下ケ
ース1の係合穴1aに係合させた(図A)後、係合突起
2aを支点として上ケース2の下部を下ケース1に突き
合わせ(図B)、ネジ挿入穴2bにネジ3を挿入しネジ
穴1bに螺合して固定している(図C)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、下ケース1
の係合穴1aおよびネジ穴1bと、上ケース2の係合突
起2aおよびネジ挿入穴2bには、それぞれ製造工程に
おける寸法公差があり、その位置にバラツキが生じてし
まう。従って、下ケース1に上ケース2を取り付け、ネ
ジ3により締め付けた場合、両者の間にがたつきが生じ
たり、逆にゆがみが発生してしまうという問題を有して
いる。
【0004】本発明は、上記の従来の問題を解決するも
のであって、製造上の寸法公差を吸収し、がたつきやゆ
がみが生じることのない分割ケースの固定構造を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の請求項1記載の分割ケースの固定構造
は、上ケース10は、一方の側面10a内側に形成され
た係合突起11と、対向する他方の側面10bに形成さ
れた貫通穴12と、貫通穴12に対向する位置に間隔を
あけて設けられたネジ固定部材13と、ネジ固定部材1
3に設けられたネジ穴13bとを備え、下ケース14
は、一方の側面14cに形成された係合穴15と、対向
する他方の側面14dに形成された切欠部16と、切欠
部16の位置で前記貫通穴12と固定部材13の間に挿
入可能にされるように設けられた弾性片17と、弾性片
17に設けられたネジ挿入穴17aとを備え、前記係合
突起11を係合穴15に係合するとともに、前記弾性片
17を前記貫通穴12と固定部材13の間に挿入し、ネ
ジ3を貫通穴13、ネジ挿入穴17aを介してネジ穴1
3bに螺合することにより上ケース10と下ケース14
を固定することを特徴とし、また、請求項2記載の発明
は、請求項1において、ネジ固定部材13には、ネジ穴
13bにネジ3を案内する円錐状のネジガイド13aが
設けられていることを特徴とし、請求項3記載の発明
は、請求項1または2において、下ケースは、ケース本
体14aと、ケース本体14aの開口上部に一体に形成
されたケース枠14bを備え、ケース枠14bの大きさ
はケース本体14aより小さくし、これにより両者の間
に段差が設けられ、上ケース10を固定したとき、上ケ
ース10と下ケース14の側面同士が面一になるように
してなることを特徴とする。なお、上記構成に付加した
番号は、本発明の理解を容易にするために図面と対比さ
せるもので、これにより本発明が何ら限定されるもので
はない。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態について説明する。図1は、本発明の分割ケ
ースの固定構造の1実施形態を示し、図1(A)は上ケ
ースの斜視図、図1(B)は図1(A)を裏側から見た
斜視図、図1(C)は下ケースの斜視図、図1(D)は
図1(B)のD部の拡大図、図1(E)は図1(C)の
E部の拡大図である。
【0007】図1(A)および図1(B)において、上
ケース10は、ボックス状の形状で一方の側面10aの
内側には2個の係合突起11が形成され、対向する他方
の側面10bには2個の貫通穴12が形成されている。
貫通穴12はネジの頭が貫通する大きさに設計されてい
る。また、貫通穴12に対向する位置に間隔をあけてネ
ジ固定部材13が、上ケース10の底面10cから一体
に立設されている。なお、ネジ固定部材13を別体とし
て底面10cに固定するようにしてもよいし、ネジ固定
部材13を側面10bに設けてもよい。ネジ固定部材1
3には、図1(D)に示すように、円錐状のネジガイド
13aとこれに連続して雌ねじが切られたネジ穴13b
が設けられている。
【0008】図1(C)において、下ケース14は、ボ
ックス状のケース本体14aと、ケース本体14aの開
口上部に一体に形成されたケース枠14bを備え、ケー
ス枠14bの大きさはケース本体14aより小さくし、
これにより両者の間に段差が設けられ、上ケース10を
固定したとき、上ケース10と下ケース14の側面同士
が面一になるようにしている。
【0009】ケース枠14bの一方の側面14cには、
前記係合突起11と係合する2つの係合穴15が形成さ
れ、ケース枠14bの対向する他方の側面14dには2
つの切欠部16が形成され、この切欠部16において前
記貫通穴12とネジ固定部材13の間に挿入可能にさ
れ、下ケース14の底面14eに一体に形成された弾性
片17が設けられている(図2をも参照)。弾性片17
には、図1(E)に示すように、ネジ挿入穴17aが設
けられている。なお、弾性片17を別体として底面14
eに固定するようにしてもよいし、弾性片17をケース
本体の側面に設けるようにしてもよい。
【0010】図2は、2つに分割されたケースを固定す
る方法を説明するための断面図である。上ケース10を
下ケース14に固定する際には、先ず、上ケース10の
係合突起11を下ケース14の係合穴15に係合させた
(図A)後、係合突起11を支点として上ケース2の下
部を回動して下ケース14に突き合わせる(図B)。こ
の状態では、上ケース10の貫通穴12、下ケース14
の弾性片17のネジ挿入穴17aおよび上ケース10の
固定部材13のネジ穴13bが一直線上に並んだ状態と
なる。次に、貫通穴12からネジ3をねじ込むと、図C
に示すように、下ケース14は弾性片17を介して上ケ
ース10の固定部材13に固定されることになる。
【0011】従って、上ケース10と下ケース14が弾
性片17を介して固定されるため、下ケース14の係合
穴15、ネジ挿入穴17aおよび上ケース10の係合突
起11、ネジ穴13bの位置に、それぞれ製造工程にお
ける寸法公差があっても、弾性片17により係合突起1
1を係合穴15に引っ張る方向に作用するため、両者の
位置がずれることなく確実に係合され、がたつきやゆが
みが生じることがない。また、ネジ3は、円錐状のネジ
ガイド13aに沿ってネジ穴13bに案内されるため、
固定作業が容易となる。また、ネジ3は貫通穴12から
内部に入り込むので、意匠的にすっきりした感じとする
ことができる。
【0012】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、上ケースと下ケースが弾性片を介して固定さ
れるため、製造上の寸法公差を弾性片により吸収し、が
たつきやゆがみが生じるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の分割ケースの固定構造の1実施形態を
示し、図1(A)は上ケースの斜視図、図1(B)は図
1(A)を裏側から見た斜視図、図1(C)は下ケース
の斜視図、図1(D)は図1(B)のD部の拡大図、図
1(E)は図1(C)のE部の拡大図である。
【図2】2つに分割されたケースを固定する方法を説明
するための断面図である。
【図3】従来の分割ケースの固定構造および固定方法を
示す断面図である。
【符号の説明】
10…上ケース 10a…一方の側面 10b…他方の側面 11…係合突起 12…貫通穴 13ネジ固定部材 13a…ネジガイド 13b…ネジ穴 14…下ケース 14a…ケース本体 14b…ケース枠 14c…一方の側面 14d…他方の側面 15…係合穴 16…切欠部 17…弾性片 17a…ネジ挿入穴

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上ケースは、一方の側面内側に形成された
    係合突起と、対向する他方の側面に形成された貫通穴
    と、該貫通穴に対向する位置に間隔をあけて設けられた
    ネジ固定部材と、該ネジ固定部材に設けられたネジ穴と
    を備え、 下ケースは、一方の側面に形成された係合穴と、対向す
    る他方の側面に形成された切欠部と、該切欠部の位置で
    前記貫通穴と固定部材の間に挿入可能にされるように設
    けられた弾性片と、該弾性片に設けられたネジ挿入穴と
    を備え、 前記係合突起を係合穴に係合するとともに、前記弾性片
    を前記貫通穴と固定部材の間に挿入し、ネジを前記貫通
    穴、ネジ挿入穴を介してネジ穴に螺合することにより上
    ケースと下ケースを固定することを特徴とする分割ケー
    スの固定構造。
  2. 【請求項2】前記ネジ固定部材には、ネジ穴にネジを案
    内する円錐状のネジガイドが設けられていることを特徴
    とする請求項1記載の分割ケースの固定構造。
  3. 【請求項3】下ケースは、ケース本体と、ケース本体の
    開口上部に一体に形成されたケース枠を備え、該ケース
    枠の大きさは前記ケース本体より小さくし、これにより
    両者の間に段差が設けられ、上ケースを固定したとき、
    上ケースと下ケースの側面同士が面一になるようにして
    なることを特徴とする請求項1または2記載の分割ケー
    スの固定構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013072488A (ja) * 2011-09-28 2013-04-22 Olympia:Kk 収納箱
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