JP2003283152A - 支持体と被支持体との固定構造 - Google Patents

支持体と被支持体との固定構造

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JP2003283152A
JP2003283152A JP2002080279A JP2002080279A JP2003283152A JP 2003283152 A JP2003283152 A JP 2003283152A JP 2002080279 A JP2002080279 A JP 2002080279A JP 2002080279 A JP2002080279 A JP 2002080279A JP 2003283152 A JP2003283152 A JP 2003283152A
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locking
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JP2002080279A
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Takuya Watabe
卓也 渡部
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Denso Ten Ltd
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Denso Ten Ltd
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G3/00Installations of electric cables or lines or protective tubing therefor in or on buildings, equivalent structures or vehicles
    • H02G3/02Details
    • H02G3/08Distribution boxes; Connection or junction boxes
    • H02G3/081Bases, casings or covers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ケース本体と蓋体との嵌合部ごとに挿入方向と
引き抜き方向の位置規制が可能で、さらに、嵌合部にが
ガタツキが無く確実に固定できる嵌合構造を安価に提供
することを目的とする。 【解決手段】ケース本体と蓋体により構成され、それぞ
れに設けられた嵌合部どうしを嵌合させて固定するケー
ス本体と蓋体との固定構造において、嵌合部の一方は、
他方の嵌合部が係止するための係止孔と、係止孔の嵌合
方向の終端部より嵌合動作方向に延びた孔とが組み合わ
された嵌合孔で、嵌合部の他方は、係止孔に対応する位
置に設けられた係止突出部と、孔に対応する位置に設け
られた案内突出部とが組み合わされた嵌合突出部であ
り、案内突出部には係止突出部側から突出部端部に向か
うほど高さが低くなる嵌合案内部が設けられていること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、支持体と被支持体
との固定構造に係り、例えばケース本体と蓋体との嵌合
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器の要部などを収納する従来の収
納容器に構成されるケース本体と蓋体との嵌合構造の2
例を図4および図5を用いて説明する。尚、従来例の収
納容器の構成における、図4、図5で説明する嵌合部以
外の部分については、発明の実施の形態の説明で用いる
図1の構成と略同じ構成である。
【0003】先ず、第1従来例を図4を用いて説明す
る。図4は第1従来例のケース本体と蓋体との嵌合部を
示す図で、(a)ケース本体の嵌合部の正面図、(b)
蓋体の嵌合部の正面図、(c)F−F断面図、(d)ケ
ース本体と蓋体との嵌合状態の正面図、(e)G−G断
面図である。
【0004】電子機器の要部を収納する第1従来例の収
納容器は、ケース本体60と蓋体70により構成されて
いる。
【0005】ケース本体60は、略方形の底付の箱型の
ケースで、方形の対向する4辺の略中央部における、そ
れぞれの開口部近傍には方形の係止孔61が形成されて
いる。また、係止孔61の近傍には開口部端面より切り
込まれた位置規制孔62が形成されている。ケース本体
60の材料には樹脂部材が用いられ射出成形加工などに
より形成される。
【0006】蓋体70は、ケース本体60に嵌合する蓋
でケース本体60の開口部の内径に係合する略方形の板
形状をしており、蓋体70の外周方向の4面にはケース
本体60に形成された係止孔61に係止する係止凸部7
1と、位置規制孔62に係止する位置規制凸部72とが
それぞれ外周面から突出して形成されている。係止凸部
71は係止孔61に係止する係止面73と、係止凸部7
1の天面の略中央部近傍から図示下方の外周面方向へ傾
斜する挿入案内部74(三角立方体形状)が形成されて
いる。蓋体70の材料には樹脂部材が用いられ射出成形
加工などにより形成される。
【0007】次に、ケース本体と蓋体の嵌合方法を説明
する。
【0008】蓋体70をケース本体60の開口部に係合
させ挿入すると、係止凸部71の挿入案内部74がケー
ス本体60の開口部を内側から外側方向へ押し広げなが
ら進む。そして、係止凸部71の係止面73が係止孔6
1の係止辺63に達すると、押し広げられていたケース
本体60の開口部が元の状態に戻る。そして、係止凸部
71の係止面73と係止孔61の係止辺63が係止す
る。これと同時に蓋体70の位置規制凸部72の底部7
5がケース本体60の位置規制孔62の底部64に当接
して挿入方向の位置が規制される。従って、ケース本体
60と蓋体70とは、挿入方向と引き抜き方向の2方向
が規制され嵌合状態が保持される。
【0009】次に、第2従来例を図5を用いて説明す
る。図5は第2従来例のケース本体と蓋体との嵌合部を
示す図で、(a)ケース本体の嵌合部の正面図、(b)
蓋体の嵌合部の正面図、(c)H−H断面図、(d)ケ
ース本体と蓋体との嵌合状態の正面図、(e)J−J断
面図である。尚、第2従来例は第1従来例のケース本体
と蓋体との位置規制方法を除き略同じであるので、第1
従来例と異なるところを主に説明しその他については説
明を簡略または省略する。
【0010】電子機器の要部を収納する第2従来例の収
納容器は、ケース本体80と蓋体90により構成されて
いる。
【0011】ケース本体80では、ケース本体80と蓋
体90の挿入方向の位置規制方法として、ケース本体8
0の内周に沿って底部から開口方向に伸びるリブ状の位
置規制部83が形成され、位置規制部83の開口方向の
端面が蓋体90の位置規制面84となる。位置規制部8
3は例えばケース本体80の4箇所のコーナー部などに
設けられる。尚、ケース本体80は位置規制方法を除き
第1従来例と略同じである。
【0012】蓋体90では、蓋体90とケース本体80
の挿入方向の位置規制方法として、ケース本体80の位
置規制部83の位置規制面84に、蓋体90の挿入方向
の下面93を当接させて行う。尚、蓋体90は第1従来
例の蓋体70の位置規制凸部72を削除したもので、そ
の他は第1従来例の蓋体70と略同じである。
【0013】次に、ケース本体と蓋体の嵌合方法を説明
する。
【0014】蓋体90をケース本体80の開口部に係合
させ挿入すると、係止凸部91の挿入案内部94がケー
ス本体80の開口部を内側から外側方向へ押し広げなが
ら進む。そして、係止凸部91の係止面95が係止孔8
1の係止辺82に達すると、押し広げられていたケース
本体80の開口部が元の状態に戻る。そして、係止凸部
91の係止面95と係止孔81の係止辺82が係止す
る。これと同時に蓋体90の挿入方向の下面93が、ケ
ース本体80の位置規制部83の位置規制面84に当接
して挿入方向の位置が規制される。従って、ケース本体
80と蓋体90とは、挿入方向と引き抜き方向の2方向
が規制され嵌合状態が保持される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の第1従
来例のケース本体60と蓋体70との嵌合構造では、引
き抜き方向の力に対しては、ケース本体60の係止孔6
1の係止辺63に蓋体70の係止凸部71の係止面73
を係止させ、挿入方向の力に対しては、蓋体70に係止
凸部71とは別の場所に位置規制凸部72を設け、ケー
ス本体60には位置規制凸部72と対応する位置に位置
規制孔62を設け、位置規制孔62の底部64に位置規
制凸部72の底部75を当接させて対応している。従っ
て、挿入方向と引き抜き方向の位置規制を2箇所で行っ
ているので、関連するそれぞれの箇所の寸法にバラツキ
があると嵌合部にガタツキが発生する。そこで、ガタツ
キを無くすために関連するそれぞれの箇所の寸法管理を
厳しくすると、ケース本体60と蓋体70のコスト高に
つながるおそれがある。
【0016】また、上述の第2従来例のケース本体80
と蓋体90との嵌合構造では、蓋体90の挿入方向の下
面93をケース本体80の位置規制部83の位置規制端
面84に当接させて、蓋体90の挿入方向の位置を規制
するものである。しかし、この方法ではケース本体80
の内部に位置規制部83を設けるので、位置規制部84
の分だけケース本体80の内部容積が小さくなる。従っ
て、所望する内部容積を得るためには位置規制部84の
分だけ全体が大きくなり小型化への対応がむずかしくな
る。その他に、第1従来例と同じように挿入方向と引き
抜き方向の位置規制を2箇所で行っているので、関連す
るそれぞれの箇所の寸法にバラツキがあると嵌合部にガ
タツキが発生する。そこで、ガタツキを無くすために関
連するそれぞれの箇所の寸法管理を厳しくすると、ケー
ス本体80と蓋体90のコスト高につながるおそれがあ
る。
【0017】本発明は上述の問題を解決するもので、ケ
ース本体と蓋体との嵌合部ごとに挿入方向と引き抜き方
向の位置規制が可能で、嵌合部にガタツキが無く確実に
固定できる嵌合構造を安価に提供することを目的とす
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の目的を達
成するもので、支持体と被支持体により構成され、それ
ぞれに設けられた嵌合部どうしを嵌合させて固定する支
持体と被支持体との固定構造において、前記嵌合部の一
方は、他方の嵌合部が係止するための係止孔と、該係止
孔の嵌合方向の終端部より嵌合動作方向に延びた孔とが
組み合わされた嵌合孔で、前記嵌合部の他方は、前記係
止孔に対応する位置に設けられた係止突出部と、前記孔
に対応する位置に設けられた案内突出部とが組み合わさ
れた嵌合突出部であり、前記案内突出部には、前記係止
突出部側から該案内突出部端部に向かうほど突出部の高
さが低くなる嵌合案内部が設けられていることを特徴と
するものである。
【0019】また、前記係止突出部には、前記案内突出
部が設けられた端部側と対向する端部側に、該係止突出
部の高さよりも低い位置から該案内突出部と逆方向に向
かうほど突出部の高さが低くなるガタ防止突出部が設け
られていることを特徴とするものである。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を図1
および図2を用いて説明する。
【0021】図1は本発明の実施の形態に係るケース本
体と蓋体との嵌合構造を示す概略構成図で、(a)正面
図(一部断面図)、(b)平面図(一部断面図)であ
る。図2は本発明の第1の実施の形態に係るケース本体
と蓋体との嵌合部を示す図で、(a)ケース本体の嵌合
部の正面図、(b)蓋体の嵌合部の正面図、(c)A−
A断面図、(d)ケース本体と蓋体との嵌合状態の正面
図、(e)B−B断面図である。
【0022】10は電子機器の要部を収納する収納容器
で、ケース本体20と蓋体30により構成されている。
【0023】ケース本体20は、略方形の底付の箱型の
ケースで、方形の対向する4辺の略中央部におけるそれ
ぞれの開口部近傍には、開口端面と同じ方向に延びる横
長孔部21と、横長孔部21の中央部より底部の方へ延
びる縦長孔部22とからなる、T字形状のT型係止孔2
3が形成されている。ケース本体20の材料には樹脂部
材が用いられ射出成形加工などにより形成される。
【0024】蓋体30は、ケース本体20に嵌合する蓋
でケース本体20の開口部の内径に係合する略方形の板
形状をしており、蓋体30の外周方向の4面にはケース
本体20に形成されたT型係止孔23に係止するT型係
止凸部31が外周面から突出して形成されている。T型
係止凸部31は、T型係止孔23の横長孔部21に係合
する横長凸部32と、縦長孔部22に係合する挿入案内
部33とから構成されている。挿入案内部33は、横長
凸部32の凸面を頂点とし、図示下方の外周面方向へ傾
斜する三角立方体形状となっている。蓋体30の材料に
は樹脂部材が用いられ射出成形加工などにより形成され
る。
【0025】次に、ケース本体と蓋体の嵌合方法を説明
する。
【0026】蓋体30をケース本体20の開口部に係合
させ挿入すると、T型係止凸部31の挿入案内部33が
ケース本体20の開口部を内側から外側方向へ押し広げ
ながら進む。そして、T型係止凸部31の横長凸部32
の上側係止面34と下側係止面35が、T型係止孔23
の横長孔部21の上側係止辺24と下側係止辺25に達
すると、T型係止凸部31がT型係止孔23に係合す
る。そして、係合すると同時に押し広げられていたケー
ス本体20の開口部が元の状態に戻る。この状態で、ケ
ース本体20と蓋体30とは、挿入方向と引き抜き方向
の2方向が規制され、ケース本体20と蓋体30との嵌
合状態が保持される。
【0027】以上説明したように本発明の第1の実施の
形態に係るケース本体20と蓋体30との嵌合構造によ
れば、ケース本体20に形成されたT型係止孔23の横
長孔部21と、蓋体30に形成されたT型係止凸部31
の横長凸部32との係合により、ケース本体20と蓋体
30が挿入方向と引き抜き方向の2方向の力に対して確
実に嵌合状態を保持することができる。このように、上
下2方向の係止を行う部材を一体に形成しているので、
嵌合部の寸法のバラツキを少なく抑えることができるの
で、嵌合部のガタツキが少なくなり嵌合品質の向上が図
れる。また、嵌合部がケース本体20の外周部の板厚内
に構成されるので小型化への対応が容易となる。
【0028】尚、本発明の第1の実施の形態では、一方
の嵌合部(ケース本体20側)を横長孔部21と縦長孔
部22とからなるT字形状のT型係止孔23とし、他方
の嵌合部(蓋体30側)を横長凸部32とと挿入案内部
33とからなるT型係止凸部31としたが、横長孔部2
1と縦長孔部22とは必ずしもT字形状に接続せずに少
し離れた状態で設けてもよい。この場合には、T型係止
凸部31も相手側の孔に合わせて、横長凸部32と挿入
案内部33も離れた状態に設ける。但し、挿入案内部の
挿入方向の寸法は、嵌合時に横長孔部を通過する際に嵌
まり込まないように、少なくとも横長孔部の挿入方向の
寸法よりも長くする必要がある。
【0029】次に、本発明の第2の実施の形態を図3を
用いて説明する。
【0030】図3は本発明の第2の実施の形態に係るケ
ース本体と蓋体との嵌合部を示す図で、(a)ケース本
体の嵌合部の正面図、(b)C−C断面図、(c)蓋体
の嵌合部の正面図、(d)D−D断面図、(e)ケース
本体と蓋体との嵌合状態の正面図、(f)E−E断面図
である。尚、第2の実施の形態は第1の実施の形態の嵌
合部の一部を変更したもので、図1の収納容器の構成と
略同じであるので図1を合わせて参照のこと。
【0031】ケース本体40は、略方形の底付の箱型の
ケースで、方形の対向する4辺の略中央部にはそれぞれ
の開口部の近傍に開口端面と同じ方向に延びる係止孔4
1が形成されている。また、係止孔41の上側係止面4
2よりやや開口端面寄りの内面部分から開口端面の外側
方向に傾斜する挿入案内部44が、係止孔41の長さよ
りもやや長い範囲にわたり形成されている。ケース本体
40の材料には樹脂部材が用いられ射出成形加工などに
より形成される。
【0032】蓋体50は、ケース本体40に嵌合する蓋
でケース本体40の開口部の内径に係合する略方形の板
形状をしており、蓋体50の外周方向の4面にはケース
本体40に形成された係止孔41に係止する係止凸部5
1が外周面から突出して形成されている。係止凸部51
の上側係止面52の図示左右両側の2箇所には隙間補正
凸部54が形成されている。隙間補正凸部54は上側係
止面52に接続し、外周面から所定の高さの位置から蓋
体50の上端面まで傾斜する三角立方体形状となってい
る。蓋体50の材料には樹脂部材が用いられ射出成形加
工などにより形成される。
【0033】次に、ケース本体と蓋体の嵌合方法を説明
する。
【0034】蓋体50をケース本体40の開口部に係合
させ挿入すると、係止凸部51の下側係止面53が、ケ
ース本体40の開口部に形成された挿入案内部44部に
案内され、ケース本体40の開口部を内側から外側方向
へ押し広げながら進む。そして、係止凸部51の上側係
止面52と下側係止面53が、係止孔41の上側係止辺
42と下側係止辺43に達すると、係止凸部51が係止
孔41に係合する。そして、係合すると同時に押し広げ
られていたケース本体40の開口部が元の状態に戻る
が、係止凸部51の上側係止面52に接続して設けられ
た隙間補正凸部54に当接する。この状態で、ケース本
体40と蓋体50とは、挿入方向と引き抜き方向の2方
向が規制され、ケース本体40と蓋体50との嵌合状態
が保持される。
【0035】以上説明したように本発明の第1の実施の
形態に係るケース本体40と蓋体50との嵌合構造によ
れば、ケース本体40に形成された係止孔41と、蓋体
50に形成された係止凸部51との一箇所の係合によ
り、ケース本体40と蓋体50とが挿入方向と引き抜き
方向の2方向の力に対して確実に嵌合状態を保持するこ
とができる。従って、嵌合部の寸法のバラツキを少なく
抑えることができるので、嵌合部のガタツキが少なくな
り嵌合品質の向上が図れる。また、蓋体50に設けられ
た隙間補正凸部54がケース本体40の開口部に当接す
るので、蓋体50の外周とケース本体40の内周との間
に寸法的な隙間があってもガタツキの発生を抑えること
ができる。その他に、ケース本体40と蓋体50との嵌
合部がケース本体40の外周部の板厚内に構成されるの
で小型化への対応が容易となる。
【0036】尚、本発明の第1および第2の実施の形態
に係るケース本体と蓋体との嵌合構造の説明では、方形
の対向する4辺にそれぞれ一箇所づつ嵌合部を設けた
が、ケース本体と蓋体の大きさ、形状および嵌合部の必
要強度などにより嵌合部を増減してもよい。また、ケー
ス本体側に係止孔を設け、蓋体側に係止孔に係合する係
止凸部を設けたが、これに限らず、ケース本体側に係止
凸部を設け、蓋体側に係止孔を設けるように構成するこ
ともできる。この場合には、係止凸部の挿入案内部を上
記の例と逆方向を向く形状にする必要がある。
【0037】その他に、ケース本体と蓋体の嵌合構造に
ついて説明したが、これに限らず、例えば、スチール製
棚の棚板の固定構造(嵌合構造)など対向して設けられ
る支持部品にて被支持部品を固定する場合であれば広く
適用することができる。
【0038】尚、本発明は、以下に示す構成もその範囲
に含む。
【0039】支持体と被支持体により構成され、それぞ
れに設けられた嵌合部どうしを嵌合させて固定する支持
体と被支持体との固定構造において、前記嵌合部の一方
は、嵌合させる際に支持体または被支持体を移動させる
方向である嵌合方向に延びた第1長孔と、該第1長孔と
交差する方向に延びた第2長孔とを組み合わせ形状から
なる嵌合孔であり、前記嵌合部の他方は、前記第1長孔
に対応する位置に設けられた第1突起と、第2長孔に対
応する位置に設けられた第2突起とを組み合わせ形状か
らなる嵌合突起であり、前記第1突起は、突起中央部か
ら嵌合させる際に前記嵌合孔が存在する方向の突起端部
に向かうほど、突起の高さが低くなる嵌合案内部を有し
ており、前記第2突起は、前記第2長孔の縁部と係合す
る係合部を有していることを特徴とする支持体と被支持
体との固定構造。
【0040】前記第1突起における、前記嵌合案内部が
設けられた端部とは逆の端部には、突起高さが所定高さ
以下の部分が、突起中央部から突起端部に向かうほど突
起の高さが低くなる傾斜形状で、突起高さが所定高さ以
上の部分が、直立に切り立った段差形状であるガタツキ
防止部が設けられていることを特徴とする支持体と被支
持体との固定構造。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ケ
ース本体と蓋体との嵌合部ごとに挿入方向と引き抜き方
向の位置規制が可能となり、さらに、嵌合部にガタツキ
が無く確実に固定できる嵌合構造を安価に提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るケース本体と蓋体と
の嵌合構造を示す概略構成図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るケース本体と
蓋体との嵌合部を示す図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係るケース本体と
蓋体との嵌合部を示す図である。
【図4】第1従来例のケース本体と蓋体との嵌合部を示
す図である。
【図5】第2従来例のケース本体と蓋体との嵌合部を示
す図である。
【符号の説明】
10・・収納容器 20,40・・ケース本体 21・・横長孔部 22・・縦長孔部 23・・T型係止孔 24,42・・上側係止辺 25,43・・下側係止辺 30,50・・蓋体 31・・T型係止凸部 32・・横長凸部 33,44・・挿入案内部 34,52・・上側係止面 35,53・・下側係止面 41・・係止孔 51・・係止凸部 54・・隙間補正凸部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体と被支持体により構成され、それ
    ぞれに設けられた嵌合部どうしを嵌合させて固定する支
    持体と被支持体との固定構造において、 前記嵌合部の一方は、他方の嵌合部が係止するための係
    止孔と、該係止孔の嵌合方向の終端部より嵌合動作方向
    に延びた孔とが組み合わされた嵌合孔で、 前記嵌合部の他方は、前記係止孔に対応する位置に設け
    られた係止突出部と、前記孔に対応する位置に設けられ
    た案内突出部とが組み合わされた嵌合突出部であり、 前記案内突出部には、前記係止突出部側から該案内突出
    部端部に向かうほど突出部の高さが低くなる嵌合案内部
    が設けられていることを特徴とする支持体と被支持体と
    の固定構造。
  2. 【請求項2】 前記係止突出部には、前記案内突出部が
    設けられた端部側と対向する端部側に、該係止突出部の
    高さよりも低い位置から該案内突出部と逆方向に向かう
    ほど突出部の高さが低くなるガタ防止突出部が設けられ
    ていることを特徴とする請求項1に記載の支持体と被支
    持体との固定構造。
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