JP2001323859A - 油圧制御弁 - Google Patents

油圧制御弁

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JP2001323859A JP2001101078A JP2001101078A JP2001323859A JP 2001323859 A JP2001323859 A JP 2001323859A JP 2001101078 A JP2001101078 A JP 2001101078A JP 2001101078 A JP2001101078 A JP 2001101078A JP 2001323859 A JP2001323859 A JP 2001323859A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 確実に油圧を断続することができる電歪式ア
クチュエータを備えた油圧制御弁を提供する。 【構成】 ホルダ12内を摺動するアウタバルブ1は、
スプリング8に押されてアウタバルブシート5を閉じ
る。アウタバルブ1が電歪式アクチュエータ17によっ
て変圧室23を介して動き、インナバルブ2に着座する
とき、高圧ポート13から背圧室38への高圧燃料が遮
断され、背圧室38の圧力が低くなるためニードル27
がリフトして噴口35を開く。ドレーンポート16に集
められる低圧燃料は、クリアランスを介して変圧室23
へ流入可能となっている。ドレーンポート16下流に
は、該ポート16の低圧燃料を所定の圧力に維持するチ
ェック弁14が設けられる。このため、変圧室23は上
記所定圧力に維持され、変圧室23内に気泡が発生する
ことを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は油圧制御弁に係り、特に
内燃機関の燃料噴射装置に適用するための油圧制御弁に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の油圧制御弁の一つとして三方弁式
燃料噴射弁を図5に示す。
【0003】ニードル弁の形をした第2のバルブ(以下
「インナバルブ」という)100が、それに形成された
所定の大きさの径を有するインナバルブシート101に
よって高圧ポート102を開閉することができるよう
に、中空の第1のバルブ(以下「アウタバルブ」とい
う)103の中に挿入されており、アウタバルブ103
は上部に設けられたスプリング104によって所定の大
きさの径を有するアウタバルブシート105に押し付け
られている。106は円柱形のコマンドピストンで、背
圧室107の燃料圧力によって下方へ押し付けられる
が、アウタバルブ103が上昇して背圧室107とドレ
ーンポート108が連通し、その圧力が低下すると押し
上げられるようになっている。なお、図5において、1
09はアウタバルブ103の中にインナバルブ100を
摺動自在に受け入れているインナバルブガイド、110
はアウタバルブ103を吸引して作動させることができ
るアクチュエータとしてのソレノイド、111はニード
ル、112は高圧ポート102からの高圧燃料を受け入
れている油だまり、113は噴口を示している。
【0004】機関が始動される時、インナバルブ100
が下降していてインナバルブシート101が着座状態で
あっても、インナバルブシート径はインナバルブガイド
径より若干小さい為、高圧ポート102から油圧が供給
されると上方へ押圧される。また、アウタバルブ103
はスプリング104により下方へ押されて、アウタバル
ブシート105に着座しており、コマンドピストン10
6上部の背圧室107は高圧ポート102と連通してい
るため、図5に示す状態では燃料噴射は停止している。
【0005】噴射を開始する時、ソレノイド110に通
電するとアウタバルブ103は上方へ吸引されて上昇
し、アウタバルブシート105から離座すると共に、イ
ンナバルブシート101に着座する。それによって背圧
室107はドレーンポート108と連通して油圧が低下
するため、ニードル111は高圧ポート102に通じて
いる油だまり112の圧力によって押し上げられて噴口
113を開き、燃料の噴射が開始される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した図
5の油圧制御弁に紹介されるような油圧制御弁のバルブ
を駆動するためのアクチュエータとして電歪式アクチュ
エータを採用するものがある。
【0007】この電歪式アクチュエータを採用するもの
の中には、電歪式アクチュエータの変位量を増大させる
ため、該アクチュエータと油圧制御弁のバルブとの間に
燃料が充填される変圧室を設け、電歪式アクチュエータ
の変位に応じて、この変圧室内の圧力を変化させること
によって、上記バルブを駆動させるものがある。
【0008】そして、上記変圧室内に燃料を充填される
ために、油圧制御弁のドレーンポートの燃料を絞り等を
介して変圧室へ流入可能とすることが考えられる。
【0009】しかしながら、例えば、ドレーンポート内
の圧力が過度に低下した場合には、燃料内に気泡が発生
し、その気泡が上記変圧室へ浸入すると、電歪式アクチ
ュエータの変位に対して変圧室内の圧力が変化しないた
め、バルブが駆動されず、ひいては確実に油圧制御弁に
よる油圧の断続を行えないという問題がある。
【0010】そこで本発明は、上述の問題を解決し、確
実に油圧を断続することができる油圧制御弁を提供する
ことを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、本発明では、バルブが電歪式アクチュエータによ
って駆動されて油圧を連通、遮断する油圧制御弁におい
て、前記電歪式アクチュエータと前記バルブとの間に形
成され、前記油圧制御弁のドレーンポートの油が流入可
能であり、前記電歪式アクチュエータの変位に応じて内
部の油圧が変化することにより前記バルブを駆動させる
変圧室と、前記ドレーンポートの下流側に設けられ、所
定の圧力で開くことによって、前記ドレーンポートの圧
力を前記所定の圧力に維持するチェック弁とを備えたこ
とを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明の油圧制御弁においては、ドレーンポー
トの下流側にチェック弁を設け、このチェック弁により
ドレーンポートの圧力が所定の圧力に維持されるため、
ドレーンポートの油が流入可能な変圧室の油圧も上記所
定の圧力に維持される。このため、ドレーンポートの油
圧が過度に低下したときに、燃料内に気泡が発生し、そ
の気泡が変圧室へ浸入する、といった事態が回避され
る。従って、電歪式アクチュエータが変位しても、上記
気泡によって、変圧室の圧力が変化しない、といったこ
とが防止される。
【0013】
【実施例】以下本発明のいくつかの実施例を添付の図面
に基づいて説明する。
【0014】図1は本発明の第1実施例としての三方式
油圧制御弁11を、内燃機関の蓄圧式噴射装置に適用し
た場合の構成を示す断面図である。燃料圧送ポンプ9に
より圧送された燃料は2000kgf/cm2の圧力で
リザーバ10に蓄圧され、さらにシリンダヘッドに装着
された三方式燃料噴射弁11に供給されるようになって
いる。
【0015】三方式燃料噴射弁11のホルダ(ハウジン
グ)12の上方には、リザーバ10に連通する高圧ポー
ト13、及び5kgf/cm2で開弁するチェック弁1
4を介して、燃料タンク15に連通するドレーンポート
16が設けられている。
【0016】ホルダ12の右方には、厚さ0.5mm程
度の円盤状圧電素子を数十枚積層した電歪式アクチュエ
ータ17、Oリング18を装着したピストン19、電歪
式アクチュエータ17に数十kgfのプリセット荷重を
与える皿バネ20の順で収容されるケーシング21が、
ホルダ(ハウジング)12の一部として螺合されてお
り、ケーシング21に設けられた連通穴22によって接
続されているピストン19の左端面とアウタバルブ1の
右端面との間の空間が、変圧室23として形成される。
前記電歪式アクチュエータ17の右方上部には、図示し
ない駆動回路に接続されるリード線24が設けられてい
る。
【0017】ホルダ12の下方には、公知のノズル25
がリテーナ26により螺合され、ニードル27は、スプ
リングホルダ28を介してプレッシャスプリング29の
力、及び、摺動自在でニードル27の径よりも大きくク
リアランスが2〜3μmのコマンドピストン30の上端
に作用する燃料圧力により、着座方向へ付勢されてい
る。
【0018】ホルダ12の内部に左右方向に形成された
径が8mmのガイド孔6の中を摺動することができるよ
うに、2〜3μmのクリアランスを残してアウタバルブ
1が挿入されており、5kgfのセット荷重を有するス
プリング8により右方へ押されて、径が8.42mmの
アウタバルブシート5に着座している。アウタバルブ1
内の左方の中心孔7に、径が3mmのインナバルブシー
ト3を有するガイド径が4mmでクリアランスが2〜3
μmのインナバルブ2が挿入され、燃料圧力により左方
に押されるようになっている。また右方の中心孔には摺
動自在にインナバルブシート3と同径でクリアランスが
2〜3μmのバランスロッド4が収容され、燃料圧力に
より右方へ押されるようになっている。
【0019】高圧ポート13は、環状の高圧溝31、ホ
ルダ12内のフェーエルポート32、ノズル25内のフ
ューエルポート33、油だまり34の順で噴孔35近傍
まで連通している。また高圧溝31はアウタバルブ1内
の径方向のフューエルポート36、軸方向のフェーエル
ポート37にも連通しているので、図1のようにアウタ
バルブ1が右方へ動いてインナバルブシート3が離座し
ているときには、コマンドピストン30の上端の背圧室
38にも連通している。
【0020】プレッシャスプリング29が収容されてい
るスプリング室39は、ポート40によりスプリング8
が収容されるスプリング室41に連通しており、さらに
スプリング室41はポート42により、ドレーンポート
16に連通している。また、アウタバルブ1内の環状の
低圧溝43も、径方向のポート44、ホルダ12内の環
状の低圧溝45の順でドレーンポート16に連通してい
る。
【0021】次に図1に示した実施例の作動を説明す
る。
【0022】図1に示した状態は図2に示したタイムチ
ャートにおけるT1 に相当し、噴射停止状態にあた
る。リザーバ10に蓄圧された2000kgf/cm2
の燃料は、高圧ポート13、高圧溝31、フューエルポ
ート32,33、油だまり34を通って噴孔35近傍ま
で供給されると同時に、高圧溝31から分岐してフュー
エルポート36,37、インナバルブシート3近傍を通
って背圧室38にも供給される。
【0023】油だまり34に供給された高圧燃料はノズ
ル25とニードル27のクリアランスから、また背圧室
38に供給された高圧燃料はホルダ12とコマンドピス
トン30のクリアランスからスプリング室39へリーク
する。インナバルブシート3近傍に供給された高圧燃料
は、アウタバルブ1とインナバルブ2のクリアランスか
らスプリング室41へリークする。高圧溝31、フュー
エルポート36に供給された高圧燃料は、アウタバルブ
1とホルダ12のクリアランスから低圧溝45へ、また
アウタバルブ1とバランスロッド4のクリアランスから
低圧溝43へそれぞれリークする。前述のリーク燃料は
ドレーンポート16に集められ、チェック弁14により
5kgf/cm2の圧力に保たれている。そしてこの低
圧燃料は、アウタバルブ1とホルダ12及びバランスロ
ッド4のクリアランスから変圧室23に流入し、変圧室
23も5kgf/cm2になっている。
【0024】このとき、電歪式アクチュエータ17には
電圧が印加されておらず、アウタバルブ1に加わる右方
への力F0 は、低圧燃料の作用力を無視すると、 F0=(スプリング8の力)+(高圧燃料圧力) ×{(インナバルブ2のガイド径)2−(バランスロッド4の径)2 −(アウタバルブシート5の径)2+(アウタバルブ1のガイド径)2} ×π÷4 =5+2000×{(0.4)2−(0.3)2−(0.842)2+(0 .8)2} ×π÷4 ≒6.6kgf である。
【0025】噴射を開始しようとする時(図2のT
2)、電歪式アクチュエータ17に正電圧(例えば50
0V)を印加すれば軸方向に約40μmの変位が発生
し、ピストン19を皿バネ20の反力にうち勝って押し
下げ、変圧室23内の圧力を上昇させる。アウタバルブ
1の右端(受圧面積(82−32)×π÷4=43.2m
2)に作用する変圧室23内の圧力が15.3kgf
/cm2になると(図2におけるT3)、噴射停止時の
アウタバルブ1に右向きに作用している力F0=6.6
kgfを上まわるので、アウタバルブ1は約50μm左
方へ移動し、アウタバルブシート5から離座すると共
に、インナバルブシート3に着座する。それによって、
背圧室38の高圧燃料はスプリング室41へ解放されて
背圧室38の圧力が低下するので、油だまり34の燃料
の圧力によりニードル27を押し上げる方向の力はスプ
リング29の押し下げ力にうち勝ってニードル27は上
昇し、噴口35から燃料の噴射が開始される。この時、
インナバルブシート3の径とバランスロッド4の径は同
じであるため、アウタバルブ1に高圧燃料の作用力は加
わらず、右方への力はスプリング8の力5kgfだけと
なるので、この力に勝るように電歪式アクチュエータ1
7によって変圧室23内の圧力を保持し、噴射状態を保
っている(図2におけるT4 の状態)。
【0026】噴射を停止しようとする時(T5)、電歪
式アクチュエータ17の電圧を解除すれば、軸方向に約
40μm縮み、皿バネ20の力によりピストン19が押
し戻されて変圧室23内の圧力が低下すると、スプリン
グ8の力によりアウタバルブ1は右方へ移動し、インナ
バルブシート3から離座すると共に、アウタバルブシー
ト5に着座する。それによって、背圧室の圧力が高圧燃
料によって上昇し、コマンドピストン30を介してニー
ドル27を下降させるので、噴口35は閉じて噴射を終
了する。
【0027】図3は第2実施例としての三方式油圧制御
弁11aの断面図である。第1実施例とは、アクチュエ
ータとしてホルダ(ハウジング)12aの一部に収容さ
れたソレノイド46を用いた点、及び、ドレーンポート
47がチェック弁を介することなく、直接燃料タンクに
連通している点が異なり、各部材のガイド径、シート径
等は同じにしている。
【0028】従って第1実施例と同様に、噴射開始時に
は、スプリング48の力と高圧燃料の作用力との合力の
6.6kgf、また噴射時ではスプリング48の力5k
gfに勝る吸引力を有するソレノイドで制御可能である
ため、図5に示す従来の燃料噴射弁におけるスプリング
104の力5kgfと、高圧燃料の作用力18.2kg
fとの合力23.2kgfに比べ、ソレノイド46の吸
引力が3分の1以下ですむので、ソレノイドを含む全体
の小型化が可能である。
【0029】図4は本発明の第3実施例としての二方油
圧制御弁を内燃機関の燃料噴射装置に適用した場合の構
成を示す断面図である。
【0030】50は公知の間欠圧送ポンプであり、燃料
タンク15より燃料を吸い込み、二方油圧制御弁51を
介して公知の自動弁52に燃料を圧送し、図示しないエ
ンジンのシリンダ内に燃料が噴射される。
【0031】二方油圧制御弁51のハウジング53内に
は、径が6mmのガイド54が形成されており、2〜3
μmのクリアランスをもつバルブ55が、スプリング5
6により上方へ押された状態で収容され、ソレノイド5
7の駆動により吸引されて下方へ移動するようになって
いる。バルブ55の下方には5.2mmのシート58が
形成してあり、またバルブ55の中心孔には径が3mm
でクリアランスが2〜3μmのバランスロッド59が油
圧の作用力によってハウジング53に向かって押圧され
るように収容されている。ハウジング53には、間欠圧
送ポンプ50から自動弁52へ連通する高圧ポート6
0,61、及び高圧溝62が設けられ、さらに下方に燃
料タンク15に連通するドレーンポート63が設けられ
ている。またバルブ55には、バランスロッド59の一
端側と高圧溝62が連通する高圧ポート64が設けられ
ている。
【0032】以上のような構成において、図4の状態で
は、ソレノイド57に通電されることによってバルブ5
5が吸引されて降下し、シート58に着座してドレーン
ポート63を閉じており、その結果間欠圧送ポンプ50
からの高圧燃料は自動弁52から噴射される。この時に
バルブ55へ加わる高圧による作用力Fは、燃料圧力が
1000kg/cm2まで上昇しても、下方に、 F=1000×{0.32 −(0.62 −0.522 )}×π÷4 ≒0.3kgf 加わるだけであり、ソレノイド57の吸引力はスプリン
グ56の力から0.3kgfを引いただけの力があれば
良い。
【0033】噴射を停止しようとする時、ソレノイド5
7の通電を停止すると、バルブ55が (スプリング56の力)−F の力で上方に移動することにより、シート58から離れ
て高圧燃料がドレーンポート63へスピルされ、直ちに
自動弁52からの燃料噴射が停止する。このように高圧
の燃料による作用力をほとんど無視することができる程
度に構成することができるので、ほぼスプリング56の
力だけを考慮したソレノイド57によって対応可能とな
る。
【0034】なお、第3実施例の高圧ポート60,61
を逆にドレーンポートとし、ドレーンポート63を高圧
ポートとする場合は、シート58の径とバランスロッド
59の径を同一にし、高圧ポート64によってバランス
ロッド59の一端側とスプリング室65が連通するよう
に構成すれば同様な効果が得られる。
【0035】
【発明の効果】以上に説明した本発明の構成により、油
圧制御弁のドレーンポートの圧力が、チェック弁によっ
て所定の圧力に維持されるため、ドレーンポートの油圧
が過度に減少し、燃料内に気泡が発生することを防止で
きる。従って、電歪式アクチュエータの変位に応じて、
確実にバルブを駆動することが可能となるため、油圧制
御弁による確実な油圧の断続を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す断面図である。
【図2】第1実施例の作動を説明するためのタイムチャ
ートである。
【図3】本発明の第2実施例を示す断面図である。
【図4】本発明の第3実施例を示す断面図である。
【図5】従来例を示す縦断正面図である。
【符号の説明】
1,103…アウタバルブ(第1のバルブ) 2.100…インナバルブ(第2のバルブ) 3,101…インナバルブシート 4,59…バランスロッド 5,105…アウタバルブシート 16,47,63,108…ドレーンポート 17…電歪式アクチュエータ 50…間欠圧送ポンプ 51…二方油圧制御弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 榊原 康行 愛知県西尾市下羽角町岩谷14番地 株式会 社日本自動車部品総合研究所内 (72)発明者 都筑 祥博 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バルブが電歪式アクチュエータによって
    駆動されて油圧を連通、遮断する油圧制御弁において、 前記電歪式アクチュエータと前記バルブとの間に形成さ
    れ、前記油圧制御弁のドレーンポートの油が流入可能で
    あり、前記電歪式アクチュエータの変位に応じて内部の
    油圧が変化することにより前記バルブを駆動させる変圧
    室と、 前記ドレーンポートの下流側に設けられ、所定の圧力で
    開くことによって、前記ドレーンポートの圧力を前記所
    定の圧力に維持するチェック弁とを備えたことを特徴と
    する油圧制御弁。
  2. 【請求項2】 前記変圧室への前記ドレーンポートの油
    の流入は、前記バルブを摺動自在に保持するホルダと前
    記バルブとのクリアランスを介してなされることを特徴
    とする請求項1記載の油圧制御弁。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008045539A (ja) * 2006-07-20 2008-02-28 Denso Corp 燃料噴射装置

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