JPH05332220A - 油圧制御弁 - Google Patents

油圧制御弁

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JPH05332220A
JPH05332220A JP4138636A JP13863692A JPH05332220A JP H05332220 A JPH05332220 A JP H05332220A JP 4138636 A JP4138636 A JP 4138636A JP 13863692 A JP13863692 A JP 13863692A JP H05332220 A JPH05332220 A JP H05332220A
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JP
Japan
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valve
pressure
outer valve
diameter
fuel
Prior art date
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Pending
Application number
JP4138636A
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English (en)
Inventor
Kazuhide Watanabe
和英 渡辺
Toshihiko Ito
猪頭  敏彦
Yasuyuki Sakakibara
康行 榊原
Sachihiro Tsuzuki
祥博 都筑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Soken Inc
Original Assignee
Nippon Soken Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型の力の弱いアクチュエータによって高い
油圧を確実に断続する油圧制御弁を提供する。 【構成】 図は三方油圧制御弁の例で、ホルダ12内に
横方向に摺動可能にアウタバルブ1が設けられ、スプリ
ング8に押されてアウタバルブシート5を閉じている。
アウタバルブ1が電歪式アクチュエータ17に押されて
左方へ動くときに、高圧ポート13からのフューエルポ
ート37を閉じ得るインナバルブシート3を有するイン
ナバルブ2がアウタバルブ1内に挿入されており、背圧
室38の圧力が高低に切り換えられることにより高圧の
油だまり34との関係でニードル27が上下して噴口3
5を開閉する。アウタバルブ1の中には所定の径のバラ
ンスロッド4が挿入されており、アウタバルブ1に作用
する高圧を左右方向にバランスさせて相殺する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は油圧制御弁に係り、特に
内燃機関の燃料噴射装置に適用するための油圧制御弁に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の油圧制御弁の一つとして三方弁式
燃料噴射弁を図5に示す。ニードル弁の形をした第2の
バルブ(以下「インナバルブ」という)100が、それ
に形成された所定の大きさの径を有するインナバルブシ
ート101によって高圧ポート102を開閉することが
できるように、中空の第1のバルブ(以下「アウタバル
ブ」という)103の中に挿入されており、アウタバル
ブ103は上部に設けられたスプリング104によって
所定の大きさの径を有するアウタバルブシート105に
押し付けられている。106は円柱形のコマンドピスト
ンで、背圧室107の燃料圧力によって下方へ押し付け
られるが、アウタバルブ103が上昇して背圧室107
とドレーンポート108が連通し、その圧力が低下する
と押し上げられるようになっている。なお、図5におい
て、109はアウタバルブ103の中にインナバルブ1
00を摺動自在に受け入れているインナバルブガイド、
110はアウタバルブ103を吸引して作動させること
ができるアクチュエータとしてのソレノイド、111は
ニードル、112は高圧ポート102からの高圧燃料を
受け入れている油だまり、113は噴口を示している。
【0003】機関が始動される時、インナバルブ100
が下降していてインナバルブシート101が着座状態で
あっても、インナバルブシート径はインナバルブガイド
径より若干小さい為、高圧ポート102から油圧が供給
されると上方へ押圧される。また、アウタバルブ103
はスプリング104により下方へ押されて、アウタバル
ブシート105に着座しており、コマンドピストン10
6上部の背圧室107は高圧ポート102と連通してい
るため、図5に示す状態では燃料噴射は停止している。
【0004】噴射を開始する時、ソレノイド110に通
電するとアウタバルブ103は上方へ吸引されて上昇
し、アウタバルブシート105から離座すると共に、イ
ンナバルブシート101に着座する。それによって背圧
室107はドレーンポート108と連通して油圧が低下
するため、ニードル111は高圧ポート102に通じて
いる油だまり112の圧力によって押し上げられて噴口
113を開き、燃料の噴射が開始される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】内燃機関の燃料噴射装
置においては、更に高圧化が進んでおり、2000kgf
/cm2 の超高圧力下でも制御可能な燃料噴射弁が必要と
なっている。従来から用いられている図5の三方弁のよ
うな油圧制御弁において、アウタバルブシート径はイン
ナバルブシート径と同一であるため、図5に示すような
噴射停止時には、アウタバルブ103に油圧の作用力は
加わらず、スプリング104の力だけでアウタバルブ1
03はアウタバルブシート105に着座しているが、噴
射時には、ソレノイド108に吸引されたアウタバルブ
103が上方に移動し、インナバルブシート101に着
座した状態では、アウタバルブ103には、スプリング
104の力の他に、インナバルブガイド109とインナ
バルブシート101の面積差分の油圧の作用力が下方に
向かって加わる。
【0006】たとえば、インナバルブガイド径が3mm、
インナバルブシート径が2.8mm(加工限界)、油圧が
2000kgf /cm2 であるとき、前記の油圧による作用
力は18.2kgf にもなり、この作用力とスプリング1
04の力との合力に勝る吸引力を有する強力なソレノイ
ド110が必要となり、いきおいアクチュエータが大型
化してしまうという問題がある。この問題は図5に示す
ような三方油圧制御弁だけに限らず、もっと構造が簡単
な二方油圧制御弁においても、使用される油圧が高くな
ると共に起こり得る問題である。そこで本発明は、内燃
機関の燃料噴射圧力の上昇に伴って起こるこの問題を解
決し、比較的力の弱いアクチュエータによっても確実に
油圧を断続することができるような、全体に小型化され
た油圧制御弁を提供することを、発明の解決課題とする
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、本発明では、第1のバルブがアクチュエータによ
って駆動されて油圧を連通、遮断するようになっている
油圧制御弁において、前記第1のバルブに設けられた孔
の中にバランスロッドを挿入して、それをハウジングに
よって支持し、それによって前記第1のバルブへの油圧
の作用力が相殺されるように構成したことを特徴とす
る。
【0008】
【作用】本発明の油圧制御弁においては、第1のバルブ
に設けられた孔の中にバランスロッドが挿入されてお
り、それがハウジングによって支持されているので、第
1のバルブに作用する筈の油圧の一部はバランスロッド
に作用してハウジングによって支持され、第1のバルブ
に作用することがないので、第1のバルブとバルブシー
トの大きさによって決まる油圧の作用面積に対応してバ
ランスロッドの面積を設定しさえすれば、第1のバルブ
に作用する油圧による力を実質的に相殺することができ
る。その結果、アクチュエータによって発生させるべき
第1のバルブのための駆動力を小さくすることが可能と
なるので、アクチュエータと、それを含む油圧制御弁全
体の大きさを小型化することが可能になる。
【0009】
【実施例】以下本発明のいくつかの実施例を添付の図面
に基づいて説明する。図1は本発明の第1実施例として
の三方式油圧制御弁11を、内燃機関の蓄圧式噴射装置
に適用した場合の構成を示す断面図である。燃料圧送ポ
ンプ9により圧送された燃料は2000kgf /cm2 の圧
力でリザーバ10に蓄圧され、さらにシリンダヘッドに
装着された三方式燃料噴射弁11に供給されるようにな
っている。三方式燃料噴射弁11のホルダ(ハウジン
グ)12の上方には、リザーバ10に連通する高圧ポー
ト13、及び5kgf /cm2 で開弁するチェック弁14を
介して、燃料タンク15に連通するドレーンポート16
が設けられている。
【0010】ホルダ12の右方には、厚さ0.5mm程度
の円盤状圧電素子を数十枚積層した電歪式アクチュエー
タ17、Oリング18を装着したピストン19、電歪式
アクチュエータ17に数十kgf のプリセット荷重を与え
る皿バネ20の順で収容されるケーシング21が、ホル
ダ(ハウジング)12の一部として螺合されており、ケ
ーシング21に設けられた連通穴22によって接続され
ているピストン19の左端面とアウタバルブ1の右端面
との間の空間が、変圧室23として形成される。前記電
歪式アクチュエータ17の右方上部には、図示しない駆
動回路に接続されるリード線24が設けられている。
【0011】ホルダ12の下方には、公知のノズル25
がリテーナ26により螺合され、ニードル27は、スプ
リングホルダ28を介してプレッシャスプリング29の
力、及び、摺動自在でニードル27の径よりも大きくク
リアランスが2〜3μmのコマンドピストン30の上端
に作用する燃料圧力により、着座方向へ付勢されてい
る。ホルダ12の内部に左右方向に形成された径が8mm
のガイド孔6の中を摺動することができるように、2〜
3μmのクリアランスを残してアウタバルブ1が挿入さ
れており、5kgf のセット荷重を有するスプリング8に
より右方へ押されて、径が8.42mmのアウタバルブシ
ート5に着座している。アウタバルブ1内の左方の中心
孔7に、径が3mmのインナバルブシート3を有するガイ
ド径が4mmでクリアランスが2〜3μmのインナバルブ
2が挿入され、燃料圧力により左方に押されるようにな
っている。また右方の中心孔には摺動自在にインナバル
ブシート3と同径でクリアランスが2〜3μmのバラン
スロッド4が収容され、燃料圧力により右方へ押される
ようになっている。
【0012】高圧ポート13は、環状の高圧溝31、ホ
ルダ12内のフェーエルポート32、ノズル25内のフ
ューエルポート33、油だまり34の順で噴孔35近傍
まで連通している。また高圧溝31はアウタバルブ1内
の径方向のフューエルポート36、軸方向のフェーエル
ポート37にも連通しているので、図1のようにアウタ
バルブ1が右方へ動いてインナバルブシート3が離座し
ているときには、コマンドピストン30の上端の背圧室
38にも連通している。
【0013】プレッシャスプリング29が収容されてい
るスプリング室39は、ポート40によりスプリング8
が収容されるスプリング室41に連通しており、さらに
スプリング室41はポート42により、ドレーンポート
16に連通している。また、アウタバルブ1内の環状の
低圧溝43も、径方向のポート44、ホルダ12内の環
状の低圧溝45の順でドレーンポート16に連通してい
る。
【0014】次に図1に示した実施例の作動を説明す
る。図1に示した状態は図2に示したタイムチャートに
おけるT1 に相当し、噴射停止状態にあたる。リザーバ
10に蓄圧された2000kgf /cm2 の燃料は、高圧ポ
ート13、高圧溝31、フューエルポート32,33、
油だまり34を通って噴孔35近傍まで供給されると同
時に、高圧溝31から分岐してフューエルポート36,
37、インナバルブシート3近傍を通って背圧室38に
も供給される。
【0015】油だまり34に供給された高圧燃料はノズ
ル25とニードル27のクリアランスから、また背圧室
38に供給された高圧燃料はホルダ12とコマンドピス
トン30のクリアランスからスプリング室39へリーク
する。インナバルブシート3近傍に供給された高圧燃料
は、アウタバルブ1とインナバルブ2のクリアランスか
らスプリング室41へリークする。高圧溝31、フュー
エルポート36に供給された高圧燃料は、アウタバルブ
1とホルダ12のクリアランスから低圧溝45へ、また
アウタバルブ1とバランスロッド4のクリアランスから
低圧溝43へそれぞれリークする。前述のリーク燃料は
ドレーンポート16に集められ、チェック弁14により
5kgf /cm2 の圧力に保たれている。そしてこの低圧燃
料は、アウタバルブ1とホルダ12及びバランスロッド
4のクリアランスから変圧室23に流入し、変圧室23
も5kgf /cm2 になっている。
【0016】このとき、電歪式アクチュエータ17には
電圧が印加されておらず、アウタバルブ1に加わる右方
への力F0 は、低圧燃料の作用力を無視すると、 F0 =(スプリング8の力)+(高圧燃料圧力)×
{(インナバルブ2のガイド径)2 −(バランスロッド
4の径)2−(アウタバルブシート5の径)2 +(アウ
タバルブ1のガイド径)2 }×π÷4=5+2000×
{(0.4)2 −(0.3)2 −(0.842)2 +(0.8)
2 }×π÷4≒6.6kgf である。
【0017】噴射を開始しようとする時(図2の
2 )、電歪式アクチュエータ17に正電圧(例えば5
00V)を印加すれば軸方向に約40μmの変位が発生
し、ピストン19を皿バネ20の反力にうち勝って押し
下げ、変圧室23内の圧力を上昇させる。アウタバルブ
1の右端(受圧面積(82 −32 )×π÷4=43.2
mm2)に作用する変圧室23内の圧力が15.3kgf /c
m2 になると(図2におけるT3 )、噴射停止時のアウ
タバルブ1に右向きに作用している力F0 =6.6kgf
を上まわるので、アウタバルブ1は約50μm左方へ移
動し、アウタバルブシート5から離座すると共に、イン
ナバルブシート3に着座する。それによって、背圧室3
8の高圧燃料はスプリング室41へ解放されて背圧室3
8の圧力が低下するので、油だまり34の燃料の圧力に
よりニードル27を押し上げる方向の力はスプリング2
9の押し下げ力にうち勝ってニードル27は上昇し、噴
口35から燃料の噴射が開始される。この時、インナバ
ルブシート3の径とバランスロッド4の径は同じである
ため、アウタバルブ1に高圧燃料の作用力は加わらず、
右方への力はスプリング8の力5kgf だけとなるので、
この力に勝るように電歪式アクチュエータ17によって
変圧室23内の圧力を保持し、噴射状態を保っている
(図2におけるT4 の状態)。
【0018】噴射を停止しようとする時(T5 )、電歪
式アクチュエータ17の電圧を解除すれば、軸方向に約
40μm縮み、皿バネ20の力によりピストン19が押
し戻されて変圧室23内の圧力が低下すると、スプリン
グ8の力によりアウタバルブ1は右方へ移動し、インナ
バルブシート3から離座すると共に、アウタバルブシー
ト5に着座する。それによって、背圧室の圧力が高圧燃
料によって上昇し、コマンドピストン30を介してニー
ドル27を下降させるので、噴口35は閉じて噴射を終
了する。
【0019】図3は第2実施例としての三方式油圧制御
弁11aの断面図である。第1実施例とは、アクチュエ
ータとしてホルダ(ハウジング)12aの一部に収容さ
れたソレノイド46を用いた点、及び、ドレーンポート
47がチェック弁を介することなく、直接燃料タンクに
連通している点が異なり、各部材のガイド径、シート径
等は同じにしている。従って第1実施例と同様に、噴射
開始時には、スプリング48の力と高圧燃料の作用力と
の合力の6.6kgf 、また噴射時ではスプリング48の
力5kgf に勝る吸引力を有するソレノイドで制御可能で
あるため、図5に示す従来の燃料噴射弁におけるスプリ
ング104の力5kgf と、高圧燃料の作用力18.2kg
f との合力23.2kgf に比べ、ソレノイド46の吸引
力が3分の1以下ですむので、ソレノイドを含む全体の
小型化が可能である。
【0020】図4は本発明の第3実施例としての二方油
圧制御弁を内燃機関の燃料噴射装置に適用した場合の構
成を示す断面図である。50は公知の間欠圧送ポンプで
あり、燃料タンク15より燃料を吸い込み、二方油圧制
御弁51を介して公知の自動弁52に燃料を圧送し、図
示しないエンジンのシリンダ内に燃料が噴射される。
【0021】二方油圧制御弁51のハウジング53内に
は、径が6mmのガイド54が形成されており、2〜3μ
mのクリアランスをもつバルブ55が、スプリング56
により上方へ押された状態で収容され、ソレノイド57
の駆動により吸引されて下方へ移動するようになってい
る。バルブ55の下方には5.2mmのシート58が形成
してあり、またバルブ55の中心孔には径が3mmでクリ
アランスが2〜3μmのバランスロッド59が油圧の作
用力によってハウジング53に向かって押圧されるよう
に収容されている。ハウジング53には、間欠圧送ポン
プ50から自動弁52へ連通する高圧ポート60,6
1、及び高圧溝62が設けられ、さらに下方に燃料タン
ク15に連通するドレーンポート63が設けられてい
る。またバルブ55には、バランスロッド59の一端側
と高圧溝62が連通する高圧ポート64が設けられてい
る。
【0022】以上のような構成において、図4の状態で
は、ソレノイド57に通電されることによってバルブ5
5が吸引されて降下し、シート58に着座してドレーン
ポート63を閉じており、その結果間欠圧送ポンプ50
からの高圧燃料は自動弁52から噴射される。この時に
バルブ55へ加わる高圧による作用力Fは、燃料圧力が
1000kg/cm2 まで上昇しても、下方に、 F=1000×{0.32 −(0.62 −0.522 )}×π
÷4≒0.3kgf 加わるだけであり、ソレノイド57の吸引力はスプリン
グ56の力から0.3kgf を引いただけの力があれば良
い。
【0023】噴射を停止しようとする時、ソレノイド5
7の通電を停止すると、バルブ55が (スプリング56の力)−F の力で上方に移動することにより、シート58から離れ
て高圧燃料がドレーンポート63へスピルされ、直ちに
自動弁52からの燃料噴射が停止する。このように高圧
の燃料による作用力をほとんど無視することができる程
度に構成することができるので、ほぼスプリング56の
力だけを考慮したソレノイド57によって対応可能とな
る。
【0024】なお、第3実施例の高圧ポート60,61
を逆にドレーンポートとし、ドレーンポート63を高圧
ポートとする場合は、シート58の径とバランスロッド
59の径を同一にし、高圧ポート64によってバランス
ロッド59の一端側とスプリング室65が連通するよう
に構成すれば同様な効果が得られる。
【0025】
【発明の効果】本発明を実施すれば、バルブに設けられ
た孔に挿入されているバランスロッドの作用によって、
バルブ自体に作用する油圧がバランスして相殺されるた
め、バルブを駆動するためのアクチュエータの力が小さ
くてすむので、アクチュエータのみならず、それを含む
油圧制御弁全体を小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す断面図である。
【図2】第1実施例の作動を説明するためのタイムチャ
ートである。
【図3】本発明の第2実施例を示す断面図である。
【図4】本発明の第3実施例を示す断面図である。
【図5】従来例を示す縦断正面図である。
【符号の説明】
1,103…アウタバルブ(第1のバルブ) 2.100…インナバルブ(第2のバルブ) 3,101…インナバルブシート 4,59…バランスロッド 5,105…アウタバルブシート 16,47,63,108…ドレーンポート 17…電歪式アクチュエータ 50…間欠圧送ポンプ 51…二方油圧制御弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 都筑 祥博 愛知県西尾市下羽角町岩谷14番地 株式会 社日本自動車部品総合研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のバルブがアクチュエータによって
    駆動されて油圧を連通、遮断するようになっている油圧
    制御弁において、 前記第1のバルブに設けられた孔の中にバランスロッド
    を挿入してそれをハウジングによって支持し、それによ
    って前記第1のバルブへの油圧の作用力が相殺されるよ
    うに構成したことを特徴とする油圧制御弁。
  2. 【請求項2】 前記油圧制御弁が三方弁であって、前記
    バランスロッドとは反対側の前記第1のバルブ内にバラ
    ンスロッドと略同径のシート径を有する第2のバルブを
    設けるとともに、前記第1のバルブのシート径、ガイド
    径及びインナバルブのガイド径が、 {(第1のバルブのシート径)2 −(第1のバルブのガ
    イド径)2 }×π÷4={(第2のバルブのガイド径)
    2 −(バランスロッド径)2 }×π÷4 なる式をほぼ満足するようにしたことを特徴とする請求
    項1記載の油圧制御弁。
  3. 【請求項3】 前記アクチュエータが電歪式アクチュエ
    ータであることを特徴とする請求項1記載の油圧制御
    弁。
  4. 【請求項4】 前記油圧制御弁のドレーンポートの下流
    側に所定の圧力で開くチェック弁を設けたことを特徴と
    する請求項1記載の油圧制御弁。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5638791A (en) * 1994-12-15 1997-06-17 Nippon Soken Inc. Common-rail fuel injection system for an engine
US5803429A (en) * 1995-02-15 1998-09-08 Nippon Soken, Inc. Solenoid-operated hydraulic control valve for use in fuel injection system for internal combustion engine

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