JP2001323518A - 土木工事用ショベル機械におけるバケット用掘削兼整地具 - Google Patents
土木工事用ショベル機械におけるバケット用掘削兼整地具Info
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- JP2001323518A JP2001323518A JP2000142660A JP2000142660A JP2001323518A JP 2001323518 A JP2001323518 A JP 2001323518A JP 2000142660 A JP2000142660 A JP 2000142660A JP 2000142660 A JP2000142660 A JP 2000142660A JP 2001323518 A JP2001323518 A JP 2001323518A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】土木工事用ショベル機械におけるバケット用掘
削兼整地具に関し、バケットのツースの取付ピッチに応
じての可動調節とツースの本数に応じたツース装着ホル
ダーの増減ができるようにする。 【構成】整地用本体プレート(1)にガイド部材(2)を横方
向に成形すると共に、当該ガイド部材に沿って上方にツ
ース部材脱着用ロックピンの挿脱用逃げ部(3)を形成
し、且つ横長のガイド部材(2)に沿う下方に凹溝ガイド
(8)を成形し、バケット(B)のツース部材(T)を止着する
ためのツースホルダ(4)の下辺(4’)を前記凹溝ガイドに
沿って可動できるよに差し込むと共に凹溝(5)をガイド
部材(2)に可動できるように掛止し、本体プレートの逃
げ部(3)を通じてロックピン(7)をツースホルダ(4)に設
けた穴(6)とツース部材の穴(h)に挿通して連結固定する
ようにした構造。
削兼整地具に関し、バケットのツースの取付ピッチに応
じての可動調節とツースの本数に応じたツース装着ホル
ダーの増減ができるようにする。 【構成】整地用本体プレート(1)にガイド部材(2)を横方
向に成形すると共に、当該ガイド部材に沿って上方にツ
ース部材脱着用ロックピンの挿脱用逃げ部(3)を形成
し、且つ横長のガイド部材(2)に沿う下方に凹溝ガイド
(8)を成形し、バケット(B)のツース部材(T)を止着する
ためのツースホルダ(4)の下辺(4’)を前記凹溝ガイドに
沿って可動できるよに差し込むと共に凹溝(5)をガイド
部材(2)に可動できるように掛止し、本体プレートの逃
げ部(3)を通じてロックピン(7)をツースホルダ(4)に設
けた穴(6)とツース部材の穴(h)に挿通して連結固定する
ようにした構造。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は土木工事用ショベル機械
におけるバケット用掘削兼整地具に関するもので、バケ
ットツースの取付けピッチに応じて可動調節とツースの
本数に応じたツース装着ホルダーの増減ができるように
したことを目的とする。
におけるバケット用掘削兼整地具に関するもので、バケ
ットツースの取付けピッチに応じて可動調節とツースの
本数に応じたツース装着ホルダーの増減ができるように
したことを目的とする。
【０００２】
【従来の技術】この種の掘削兼整地具にあっては、本出
願人は先に実公平５−12366号（実用新案登録第2006785
号）で、複数に分割して、且つ多少のピッチ調整ができ
るバケットの地均し板の登録実用新案を提供した。これ
によって、掘削現場において、地均し作業において、精
度が高く且つ効率的に行えるようになった。その後、特
開平９−158238号、特開平10−77664号、特開平10−219
726号の公開公報において、掘削と整地ができるバケッ
ト用機具類が公表されている。
願人は先に実公平５−12366号（実用新案登録第2006785
号）で、複数に分割して、且つ多少のピッチ調整ができ
るバケットの地均し板の登録実用新案を提供した。これ
によって、掘削現場において、地均し作業において、精
度が高く且つ効率的に行えるようになった。その後、特
開平９−158238号、特開平10−77664号、特開平10−219
726号の公開公報において、掘削と整地ができるバケッ
ト用機具類が公表されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記の補本
出願人に係わる登録実用新案は、バケットのわずかなピ
ッチ調整はできるが、数センチから十数センチのピッチ
調節はできない。さらに、前記の公開特許等に係る地均
し用器具類にあってはピッチ調節そのものができない構
造になっている。また、前記の登録実用新案を始め前記
の公開特許等は、バケットツースの本数の増減に適合す
る構造にもなっていない。
出願人に係わる登録実用新案は、バケットのわずかなピ
ッチ調整はできるが、数センチから十数センチのピッチ
調節はできない。さらに、前記の公開特許等に係る地均
し用器具類にあってはピッチ調節そのものができない構
造になっている。また、前記の登録実用新案を始め前記
の公開特許等は、バケットツースの本数の増減に適合す
る構造にもなっていない。
【０００４】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は上記の目
的を達成し、且つ従来の課題を解決するために提供する
ものである。本発明の第１は土木工事用ショベル機械に
おけるバケット用掘削兼整地具において、整地用本体プ
レートにガイド部材を横方向に成形すると共に、バケッ
トのツース部材を止着するためのツースホルダを凹溝を
介してガイド部材に沿って可動調節できるように装着
し、且つ本体プレートの逃げ部を通じてロックピンをツ
ースホルダに設けた穴からツース部材の穴に挿通して連
結固定するようにしたものである。
的を達成し、且つ従来の課題を解決するために提供する
ものである。本発明の第１は土木工事用ショベル機械に
おけるバケット用掘削兼整地具において、整地用本体プ
レートにガイド部材を横方向に成形すると共に、バケッ
トのツース部材を止着するためのツースホルダを凹溝を
介してガイド部材に沿って可動調節できるように装着
し、且つ本体プレートの逃げ部を通じてロックピンをツ
ースホルダに設けた穴からツース部材の穴に挿通して連
結固定するようにしたものである。
【０００５】本発明の第２は土木工事用ショベル機械に
おけるバケット用掘削兼整地具において、整地用本体プ
レートにガイド部材を横方向に成形すると共に、当該ガ
イド部材に沿って上方にツース部材脱着用ロックピンの
逃げ部を形成し、且つ横長ガイド部材に沿う下方に凹溝
ガイドを成形し、バケットのツース部材を止着するため
のツースホルダの下辺を前記凹溝ガイドに沿って可動で
きるように差し込むと共に凹溝を介してガイド部材に可
動できるように掛止し、且つ本体プレートのピン逃げ部
を通じてロックピンをツースホルダに設けた穴とツース
部材の穴に挿通して連結固定するようにしたものであ
る。
おけるバケット用掘削兼整地具において、整地用本体プ
レートにガイド部材を横方向に成形すると共に、当該ガ
イド部材に沿って上方にツース部材脱着用ロックピンの
逃げ部を形成し、且つ横長ガイド部材に沿う下方に凹溝
ガイドを成形し、バケットのツース部材を止着するため
のツースホルダの下辺を前記凹溝ガイドに沿って可動で
きるように差し込むと共に凹溝を介してガイド部材に可
動できるように掛止し、且つ本体プレートのピン逃げ部
を通じてロックピンをツースホルダに設けた穴とツース
部材の穴に挿通して連結固定するようにしたものであ
る。
【０００６】本発明の第３は第２の発明に係る土木工事
用ショベル機械におけるバケット用掘削兼整地具におい
て、整地用本体プレートの両端にストッパ部を成形し、
且つガイド部材と凹溝ガイドをツースホルダの横幅より
多少大きい間欠幅を有した長さに成形したものである。
用ショベル機械におけるバケット用掘削兼整地具におい
て、整地用本体プレートの両端にストッパ部を成形し、
且つガイド部材と凹溝ガイドをツースホルダの横幅より
多少大きい間欠幅を有した長さに成形したものである。
【０００７】本発明の第4は第２の発明に係る土木工事
用ショベル機械におけるバケット用掘削兼整地具におい
て、整地用本体プレートの中央部に垂直又は垂直と一部
傾斜部を組み合わせた合わせ目が位置する２枚の分割式
とし、その合わせ目を接合部材を介して接合するもので
ある。
用ショベル機械におけるバケット用掘削兼整地具におい
て、整地用本体プレートの中央部に垂直又は垂直と一部
傾斜部を組み合わせた合わせ目が位置する２枚の分割式
とし、その合わせ目を接合部材を介して接合するもので
ある。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の実施例につき図面を以て説明
する。１は掘削兼整地用の本体プレート、２は本体プレ
ートの略中段において、水平横方向に成形したガイド部
材であり、その上下辺又は下辺に凸条辺が形成されてい
る。３は前記のガイド部材２に沿うと共に、バケットＢ
のツース部材Tを脱着するためのロックピンの逃げ部、
４はバケットＢのツース部材Tを止着するためのツース
ホルダであり、ガイド部材２に沿って可動調節できるよ
うに装着してある。５はツースホルダ４に設けたガイド
部材２に可動できるように掛止した凹溝であり、本体プ
レートの逃げ部３を通じてロックピンをツース部材の穴
ｈに挿通して連結固定するようにしてある。７はツース
ホルダ４のロックピン用穴６と、ツース部材Tの穴ｈに
挿通して両者４・Ｔを連結固定するためのロックピンで
あり、通常は公知のラバーロックと組み合わせて使用す
る。８は横長ガイド部材２に沿う本体プレートの下方に
成形した凹溝ガイド、９は横長の整地用本体プレート１
の両端に成形した枠形のストッパである。なお、ツース
部材Ｔは、図２２に示すようにポイントツースt’とア
ダプタツースt”を含んでいるが、アダプタツースt’だ
けでツース部材Ｔとすることも可能である。
する。１は掘削兼整地用の本体プレート、２は本体プレ
ートの略中段において、水平横方向に成形したガイド部
材であり、その上下辺又は下辺に凸条辺が形成されてい
る。３は前記のガイド部材２に沿うと共に、バケットＢ
のツース部材Tを脱着するためのロックピンの逃げ部、
４はバケットＢのツース部材Tを止着するためのツース
ホルダであり、ガイド部材２に沿って可動調節できるよ
うに装着してある。５はツースホルダ４に設けたガイド
部材２に可動できるように掛止した凹溝であり、本体プ
レートの逃げ部３を通じてロックピンをツース部材の穴
ｈに挿通して連結固定するようにしてある。７はツース
ホルダ４のロックピン用穴６と、ツース部材Tの穴ｈに
挿通して両者４・Ｔを連結固定するためのロックピンで
あり、通常は公知のラバーロックと組み合わせて使用す
る。８は横長ガイド部材２に沿う本体プレートの下方に
成形した凹溝ガイド、９は横長の整地用本体プレート１
の両端に成形した枠形のストッパである。なお、ツース
部材Ｔは、図２２に示すようにポイントツースt’とア
ダプタツースt”を含んでいるが、アダプタツースt’だ
けでツース部材Ｔとすることも可能である。
【０００９】前記の整地用本体プレート１は、第１例
（図１〜図３）及び第２例（図４〜図６）にあっては、
４個のツース部材Ｔを有するバケットＢに取付けるタイ
プであり、単一枚型であるが、第３例（図７〜図９）及
び第４例（図１３〜図１５）にあっては、５個のツース
部材Ｔを取付けたタイプであり、単一枚型と中央部に合
わせ目Aが位置する２枚の分割式であり、分割式にあっ
ては、その合わせ目Aを接合部材１０を介して接合する
ようになっている。さらに、第５例（図１０〜図１２）
及び第６例（図１６〜図１８）にあっては、６個のツー
ス部材Tを取付けたタイプであり、単一枚型と中央部に
合わせ目Aが位置する２枚の分割式であり、分割式にあ
っては、その合わせ目Aを接合部材１０を介して接合す
るようになっている。
（図１〜図３）及び第２例（図４〜図６）にあっては、
４個のツース部材Ｔを有するバケットＢに取付けるタイ
プであり、単一枚型であるが、第３例（図７〜図９）及
び第４例（図１３〜図１５）にあっては、５個のツース
部材Ｔを取付けたタイプであり、単一枚型と中央部に合
わせ目Aが位置する２枚の分割式であり、分割式にあっ
ては、その合わせ目Aを接合部材１０を介して接合する
ようになっている。さらに、第５例（図１０〜図１２）
及び第６例（図１６〜図１８）にあっては、６個のツー
ス部材Tを取付けたタイプであり、単一枚型と中央部に
合わせ目Aが位置する２枚の分割式であり、分割式にあ
っては、その合わせ目Aを接合部材１０を介して接合す
るようになっている。
【００１０】前記の各個数のツースタイプにあって、ロ
ックピン逃げ部３は、第１例・第２例の場合は、本体プ
レート１の横長の略全長にわたって凹溝穴を形成してあ
る。これに対して、第４例・第６例にあっては、ツース
ホルダ４の横幅程度の長さで凹溝穴を形成してある。ま
た、第３例及び第５例にあっては、全長にわたって、横
穴を形成する上辺を欠除してピン逃げ部として凹み部
３'を形成してある。
ックピン逃げ部３は、第１例・第２例の場合は、本体プ
レート１の横長の略全長にわたって凹溝穴を形成してあ
る。これに対して、第４例・第６例にあっては、ツース
ホルダ４の横幅程度の長さで凹溝穴を形成してある。ま
た、第３例及び第５例にあっては、全長にわたって、横
穴を形成する上辺を欠除してピン逃げ部として凹み部
３'を形成してある。
【００１１】そして、横長のガイド部材２及び凹溝ガイ
ド８は、第１例及び第４例、第６例の場合は、整地用本
体プレート１の横長の略全長にわたって成形してある
が、第２例及び第３例、第５例の場合は、ツースホルダ
４の横幅Wより多少大きい間欠幅W'を有した長さLに成形
してある。
ド８は、第１例及び第４例、第６例の場合は、整地用本
体プレート１の横長の略全長にわたって成形してある
が、第２例及び第３例、第５例の場合は、ツースホルダ
４の横幅Wより多少大きい間欠幅W'を有した長さLに成形
してある。
【００１２】前記の各ツースホルダ４は、必要に応じて
本体プレート１の一端または両端に単一のツースホルダ
を固定しておくこともできるが、その分本体プレート１
の重量が増すので、適宜に選択するものとする。この場
合、ガイド部材２及び凹溝ガイド８の間欠幅Ｗ’は固定
したツースホルダ４'に隣接して形成してある。第２例
にあっては、本体プレート１の両端に枠形のストッパ９
を成形して、ツースホルダ４の位置決めをしたものを示
すが、その全てのツースホルダ４を本体プレート１のガ
イド部材２及び凹溝ガイド８に沿って可動できるように
掛止することもできる。なお、前記のガイド部材２の形
状は、第１例〜第４例（図１〜図１２、図１３〜図１
５）を通じて断面視が横向きの略Ｔ字を成形し、これに
掛止する凹溝５をツースホルダ４に形成する。また、第
５例（図１０〜図１２）及び第６例は（図１６〜１８）
は断面視で下向きの略Ｌ字に成形し、これに掛止する凹
溝５をツースホルダ４に形成してある。
本体プレート１の一端または両端に単一のツースホルダ
を固定しておくこともできるが、その分本体プレート１
の重量が増すので、適宜に選択するものとする。この場
合、ガイド部材２及び凹溝ガイド８の間欠幅Ｗ’は固定
したツースホルダ４'に隣接して形成してある。第２例
にあっては、本体プレート１の両端に枠形のストッパ９
を成形して、ツースホルダ４の位置決めをしたものを示
すが、その全てのツースホルダ４を本体プレート１のガ
イド部材２及び凹溝ガイド８に沿って可動できるように
掛止することもできる。なお、前記のガイド部材２の形
状は、第１例〜第４例（図１〜図１２、図１３〜図１
５）を通じて断面視が横向きの略Ｔ字を成形し、これに
掛止する凹溝５をツースホルダ４に形成する。また、第
５例（図１０〜図１２）及び第６例は（図１６〜１８）
は断面視で下向きの略Ｌ字に成形し、これに掛止する凹
溝５をツースホルダ４に形成してある。
【００１３】
【具体的な使用例】上記の実施例に基づく具体的な工程
例を説明する。まず、第１例及び第４例、第６例の組立
てにあたっては、ガイド部材２に、その横方向からツー
ス部材４を凹溝５を介して嵌合してバケットＢのツース
部材Ｔに位置合わせをする。そして、ガイド部材２の位
置決め後において必要に応じその横方向の端部にストッ
パ９（図１６、図１７の鎖線示）を設けることもでき
る。
例を説明する。まず、第１例及び第４例、第６例の組立
てにあたっては、ガイド部材２に、その横方向からツー
ス部材４を凹溝５を介して嵌合してバケットＢのツース
部材Ｔに位置合わせをする。そして、ガイド部材２の位
置決め後において必要に応じその横方向の端部にストッ
パ９（図１６、図１７の鎖線示）を設けることもでき
る。
【００１４】第２例及び第３例、第５例にあっては、ガ
イド部材２の間欠部Ｗ’からツースホルダ４を挿入して
当該ガイド部材の端部２’に位置する。そこで、ツース
ホルダ４を横方向に移動すると、ガイド部材２に掛止す
るので、その枠形のストッパ９に接するまで可動して押
し込む。後は同じ操作要領でバケットのツース部材Ｔの
数に応じたツースホルダを順次にガイド部材２に可動後
に掛止し、各ツースホルダ間のピッチＰを調節してバケ
ットＢのツース部材Ｔに嵌合してロックピン７をツース
ホルダ４の正面又は背面のピン逃げ穴３又はピン逃げ凹
溝３’から挿通してバケット側に装着する。本体プレー
ト１をバケットＢから外すには前記の組立操作と反対の
順序で行う。
イド部材２の間欠部Ｗ’からツースホルダ４を挿入して
当該ガイド部材の端部２’に位置する。そこで、ツース
ホルダ４を横方向に移動すると、ガイド部材２に掛止す
るので、その枠形のストッパ９に接するまで可動して押
し込む。後は同じ操作要領でバケットのツース部材Ｔの
数に応じたツースホルダを順次にガイド部材２に可動後
に掛止し、各ツースホルダ間のピッチＰを調節してバケ
ットＢのツース部材Ｔに嵌合してロックピン７をツース
ホルダ４の正面又は背面のピン逃げ穴３又はピン逃げ凹
溝３’から挿通してバケット側に装着する。本体プレー
ト１をバケットＢから外すには前記の組立操作と反対の
順序で行う。
【００１５】次に本体プレート１は、第１例〜第３例、
第５例にあっては単一枚型である。また、第４例及び第
６例にあたっては、２分割されているプレート体１’・
１”が分離している状態のときに、装着しようとするバ
ケットＢのツース部材Ｔの数に応じたツースホルダ４を
ガイド部材２に嵌合した後に掛止しておく。その後プレ
ート体１’・１”の合わせ目Aを接合部材１０を介して
接合する。そして、ガイド部材２に掛止した各ツースホ
ルダを可動調節してバケットＢのツース部材Ｔの数に応
じたツースホルダ間のピッチＰを調節してバケットのツ
ース部材Ｔに嵌合してロックピン７をツースホルダの正
面から又は背面の逃げ穴３または凹溝３’から挿通して
バケット側に装着する。
第５例にあっては単一枚型である。また、第４例及び第
６例にあたっては、２分割されているプレート体１’・
１”が分離している状態のときに、装着しようとするバ
ケットＢのツース部材Ｔの数に応じたツースホルダ４を
ガイド部材２に嵌合した後に掛止しておく。その後プレ
ート体１’・１”の合わせ目Aを接合部材１０を介して
接合する。そして、ガイド部材２に掛止した各ツースホ
ルダを可動調節してバケットＢのツース部材Ｔの数に応
じたツースホルダ間のピッチＰを調節してバケットのツ
ース部材Ｔに嵌合してロックピン７をツースホルダの正
面から又は背面の逃げ穴３または凹溝３’から挿通して
バケット側に装着する。
【００１６】本体プレート１をバケットＢから外すには
前記の組立操作と反対の順序で行う。なお、第１例〜第
４例を通じてガイド部材２は横向きＴ字形を成すものを
示すが、第５例、第６例のように下向きのＬ字形に成形
した場合は、凹溝ガイド８に沿って可動するものを示
す。
前記の組立操作と反対の順序で行う。なお、第１例〜第
４例を通じてガイド部材２は横向きＴ字形を成すものを
示すが、第５例、第６例のように下向きのＬ字形に成形
した場合は、凹溝ガイド８に沿って可動するものを示
す。
【００１７】
【発明の効果】本発明は上記の構成であるから、次のよ
うな効果がある。すなわち、バケットツースの取付けピ
ッチに応じてツースホルダが可動調整できるのでツース
バケットの機種を問わない。また、ツースが４個ないし
６個のバケットに対してもその個数に応じたツース装着
ホルダーを増減することによって対応することができ
る。さらに、ツースホルダを掛止する本体プレートが横
長に大きい場合は、これを分割して構成することもでき
る。しかもその分割プレートのほか、ツースホルダが本
体プレートと分離できるので、軽量化が図れて持ち運び
に便利である。
うな効果がある。すなわち、バケットツースの取付けピ
ッチに応じてツースホルダが可動調整できるのでツース
バケットの機種を問わない。また、ツースが４個ないし
６個のバケットに対してもその個数に応じたツース装着
ホルダーを増減することによって対応することができ
る。さらに、ツースホルダを掛止する本体プレートが横
長に大きい場合は、これを分割して構成することもでき
る。しかもその分割プレートのほか、ツースホルダが本
体プレートと分離できるので、軽量化が図れて持ち運び
に便利である。
【図１】本発明に係る土木工事用ショベル機械における
バケット用掘削兼整地具の第１例を示す正面図である。
バケット用掘削兼整地具の第１例を示す正面図である。
【図２】図１の平面図である。
【図３】図１の３−３線に沿う断面図である。
【図４】第２例を示す正面図である。
【図５】図４の平面図である。
【図６】図４の６−６線に沿う断面図である。
【図７】第３例を示す正面図である。
【図８】図７の平面図である。
【図９】図７の９−９線に沿う断面図である。
【図１０】第４例を示す正面図である。
【図１１】図９の平面図である。
【図１２】図１０の１２−１２線に沿う断面図である。
【図１３】第５例を示す正面図である。
【図１４】図１３の平面図である。
【図１５】図１３の１５−１５線に沿う断面図である。
【図１６】第６例を示す正面図である。
【図１７】図１６の平面図である。
【図１８】図１６の１８−１８線に沿う断面図である。
【図１９】第５例及び第６例の分割式本体プレートにお
ける合わせ目の正面図である。
ける合わせ目の正面図である。
【図２０】図１９の平面図である。
【図２１】本発明に係る掘削兼整地具を装着したバケッ
トの斜視図である。
トの斜視図である。
【図２２】図２１の２２−２２線に沿う断面図である。
１ 本体プレート ２ ガイド部材 ３ ロックピンの挿脱用逃げ部 ４ ツースホルダ ５ ガイド部材に可動できる掛止凹溝 ６ ツースホルダのピン穴 ７ ロックピン ８ 凹溝ガイド ９ 本体プレートのストッパ １０ 分割したプレート体の接合部材 Ｂ バケット Ｔ ツース部材
Claims (4)
- 【請求項１】 整地用本体プレート(1)にガイド部材(2)
を横方向に成形すると共に、バケット(B)のツース部材
(T)を止着するためのツースホルダ(4)をその凹溝(5)を
介してガイド部材(2)に可動調節できるように掛止し、
且つ本体プレートのピン逃げ部(3)を通じてロックピン
(7)をツースホルダ(4)に設けた穴(6)からツース部材の
穴(h)に挿通して連結固定するようにしたことを特徴と
する土木工事用ショベル機械におけるバケット用掘削兼
整地具。 - 【請求項２】 整地用本体プレート(1)にガイド部材(2)
を横方向に成形すると共に、当該ガイド部材に沿って上
方にツース部材脱着用ロックピンの逃げ部(3)を形成
し、且つ横長ガイド部材(2)に沿う下方に凹溝ガイド(8)
を成形し、バケット(B)のツース部材(T)を止着するため
のツースホルダ(4)の下辺(4’)を前記凹溝ガイドに沿っ
て可動調節できるように差し込むと共に凹溝(5)を介し
てガイド部材(2)に可動できるように掛止し、且つ本体
プレートのピン逃げ部(3)を通じてロックピン(7)をツー
スホルダ(4)に設けた穴(6)とツース部材の穴(h)に挿通
して連結固定するようにしたことを特徴とする土木工事
用ショベル機械におけるバケット用掘削兼整地具。 - 【請求項３】 整地用本体プレート(1)の両端にストッ
パ(9)を成形し、且つガイド部材(2)と凹溝ガイド(8)を
ツースホルダ(4)の横幅(W)より多少大きい間欠幅(W’)
を有した長さ(L)に成形した請求項２記載の土木工事用
ショベル機械におけるバケット用掘削兼整地具。 - 【請求項４】 整地用本体プレート(1)の中央部に垂直
又は垂直と一部を傾斜部を組み合わせた合わせ目(A)が
位置する２枚の分割式とし、その合わせ目を接合部材(1
0)を介して接合する請求項２記載の土木工事用ショベル
機械におけるバケット用掘削兼整地具。
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|---|---|---|---|
| JP2000142660A JP2001323518A (ja) | 2000-05-16 | 2000-05-16 | 土木工事用ショベル機械におけるバケット用掘削兼整地具 |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP2000142660A JP2001323518A (ja) | 2000-05-16 | 2000-05-16 | 土木工事用ショベル機械におけるバケット用掘削兼整地具 |
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ID=18649584
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000142660A Abandoned JP2001323518A (ja) | 2000-05-16 | 2000-05-16 | 土木工事用ショベル機械におけるバケット用掘削兼整地具 |
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| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001323518A (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
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