JP2001322273A - 液滴吐出ヘッド及びインクジェット記録装置並びにマイクロアクチュエータ - Google Patents

液滴吐出ヘッド及びインクジェット記録装置並びにマイクロアクチュエータ

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JP2001322273A
JP2001322273A JP2000145812A JP2000145812A JP2001322273A JP 2001322273 A JP2001322273 A JP 2001322273A JP 2000145812 A JP2000145812 A JP 2000145812A JP 2000145812 A JP2000145812 A JP 2000145812A JP 2001322273 A JP2001322273 A JP 2001322273A
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electrode
droplet discharge
discharge head
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/015Ink jet characterised by the jet generation process
    • B41J2/04Ink jet characterised by the jet generation process generating single droplets or particles on demand
    • B41J2002/043Electrostatic transducer

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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 振動板が電極に当接するまで変形変位させる
と、振動板に残留電荷が発生して振動板の変位が不安定
になる。そこで、簡単な構成で残留電荷の発生を低減す
ることができて、安定した振動板変位が得られるマイク
ロアクチュエータを提供する。 【解決手段】 液滴吐出ヘッドは、振動板10の電極側
表面に凸部16を形成した構成としたものである。ここ
で、電極13を設ける電極基板2には振動板10の凸部
16が当接する当接部17を設け、この当接部17は電
極13と電気的に絶縁されていることが好ましい。ま
た、電極13は絶縁膜19で全面が覆われていることが
好ましい。さらに、振動板10には複数の凸部16を格
子状或いは千鳥状に配置することが好ましい。また、振
動板10の面積に対する凸部16の底面積の占める割合
が1/2を越えないことが好ましい。また、振動板10
の表面からの凸部16の高さが0.01μm以上である
ことが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液滴吐出ヘッド及びイン
クジェット記録装置並びにマイクロアクチュエータに関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、プリンタ、ファクシミリ、複写
装置、プロッタ等の画像記録装置(画像形成装置)とし
て用いるインクジェット記録装置において使用する液滴
吐出ヘッドの1つであるインクジェットヘッドとして、
インク滴を吐出するノズルと、このノズルが連通する液
室(インク流路、加圧室、吐出室、圧力室、加圧液室等
とも称される。)と、この液室の壁面を形成する振動板
と、この振動板に対向する電極を有し、振動板と電極と
の間に電圧を印加することで発生する静電気力により振
動板を変形させて、液室内の圧力/体積を変化させるこ
とによりノズルからインク滴を吐出させる静電型インク
ジェットヘッドがある。
【0003】従来の静電型インクジェットヘッドとして
は、特開平2−289351号公報に記載されているよ
うに、振動板が電極に当接する(実際には電極表面の保
護膜である絶縁膜に当接する)まで変形変位させる当接
駆動方式と、振動板が電極に当接しない位置まで変形変
位させる非当接駆動方式とがある。このうち、電極に当
接するまで変形変位させる当接駆動方式の方が振動板の
変形量(変位量)を一定にすることができるので、低電
圧化及びインク滴吐出量の均一化を図ることができて優
れている。
【0004】この当接駆動方式で駆動した場合、振動板
に残留電荷が発生して振動板の変位が不安定になること
から、従来、特開平9−136413号公報に記載され
ているように、極性の異なる駆動電圧を交互に印加する
ことで残留電荷を消去するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のインクジェットヘッドのように極性の異なる駆
動電圧を交互に印加するためには、特別な駆動方式と逆
極性の電源が必要になるという課題がある。
【0006】本発明は、上記の課題に鑑みてなされたも
のであり、簡単な構成で安定した振動板変位が得られる
液滴吐出ヘッド及びこのヘッドを搭載したインクジェッ
ト記録装置並びに簡単な構成で安定した振動板変位が得
られるマイクロアクチュエータを提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明に係る液滴吐出ヘッドは、振動板の電極側表
面に凸部を形成した構成としたものである。
【0008】ここで、電極を設ける電極基板には振動板
の凸部が当接する当接部を設け、この当接部は電極と電
気的に絶縁されていることが好ましい。また、電極は絶
縁膜で全面が覆われていることが好ましい。
【0009】さらに、振動板には複数の凸部を格子状或
いは千鳥状に配置することが好ましい。また、振動板の
面積に対する凸部の底面積の占める割合が1/2を越え
ないことが好ましい。また、振動板の表面からの凸部の
高さが0.01μm以上であることが好ましい。
【0010】本発明に係るインクジェットヘッド記録装
置は、インクジェットヘッドとして本発明に係る液滴吐
出ヘッドを備えたものである。
【0011】また、本発明に係るマイクロアクチュエー
タは、振動板の電極側表面に凸部を設けたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照して説明する。図1は本発明を適用した静電
型インクジェットヘッドの振動板長辺方向の模式的断面
説明図、図2は同ヘッドの振動板短辺方向の模式的拡大
断面説明図、図3は同ヘッドの振動板の平面図、図4は
同ヘッドの電極基板の要部平面図である。
【0013】この静電型インクジェットヘッドは、振動
板基板1と、この振動板基板1の下面に接合した電極基
板2と、振動板基板1の上面に接合したノズル板3とを
備え、液滴であるインク滴を吐出するノズル5と、ノズ
ル5に連通する液室6と、液室6に流体抵抗部7を介し
てインクを供給する共通液室8などを形成している。
【0014】振動板基板1には、液室6及びこの液室6
の壁面(底面)となる振動板10を形成する凹部と、流
体抵抗部7を形成する溝及び共通液室8を形成する凹部
を形成している。この振動板基板1は、シリコン基板を
酸化膜を介して接合したSOI基板を用いて形成するこ
とができる。この場合、液室6となる凹部をKOH水溶
液などのエッチング液を用いてエッチングすることによ
り、活性層をエッチストップ層として振動板10を高精
度に形成できる。また、シリコン基板に高濃度P型不純
物、例えばボロン拡散層を形成し、このボロン拡散層を
エッチングストップ層としてエッチストップすることに
よっても振動板10を高精度に形成することができる。
【0015】また、電極基板2にはシリコン基板を用い
て熱酸化法などにより酸化膜層2aを形成し、この酸化
膜層2aに凹部11を形成し、この凹部11の底面に振
動板10に所定のギャップ14をおいて対向する電極1
3を形成している。これらの振動板10と電極13によ
って静電力で振動板10を変形変位させるマイクロアク
チュエータ部を構成している。
【0016】ここで、振動板10の電極側表面には振動
板長手方向に沿って長い凸部16を2つ並列に間隔を置
いて設けている。なお、凸部16の個数は1個又は3個
以上でもよい。一方、電極基板2には振動板10の各凸
部16に対向し、振動板10が変形変位したときに当接
する当接部17、17を設けている。この当接部17は
電極13との間に溝18を形成して電気的に分離絶縁し
て、振動板10との間には静電力が発生しないようにし
ている。なお、電極13の振動板10に対向する部分は
当接部17により電極部分13a〜13cに分割される
ことになる。したがって、振動板10は図3に示すよう
に接合領域10B及び凸部16を除く領域が静電力を受
ける領域(これを「振動板有効領域10A」という。)
になる。
【0017】そして、この電極基板2の電極13(13
a〜13cを含む)表面及び当接部17の表面には振動
板10との接触による損傷などを防止するためにSiO2
膜などの酸化膜系絶縁膜、Si34膜などの窒化膜系絶
縁膜からなる保護膜(絶縁膜)19を成膜している。
【0018】ノズル板3は、金属層、或いは金属層と高
分子層とを直接接合した積層部材、樹脂部材、ニッケル
電鋳などでノズル5を形成したものであり、ノズル面
(吐出方向の表面:吐出面)には、インクとの撥水性を
確保するため、メッキ被膜、あるいは撥水剤コーティン
グなどの周知の方法で撥水膜を形成している。また、ノ
ズル板3には共通液室8に外部からインクを供給するた
めのインク供給穴20を形成している。
【0019】このように構成したインクジェットヘッド
においては、振動板10を共通電極とし、電極13を個
別電極として、振動板10と電極13との間に駆動電圧
を印加することによって、振動板10の振動板有効領域
10Aと電極13の電極部分13a〜13cとの間に発
生する静電力によって振動板10が電極13側に変形変
位し、この状態から振動板10と電極13間の電荷を放
電させることによって振動板10が復帰変形して、液室
6の内容積(体積)/圧力が変化することによって、ノ
ズル5からインク滴が吐出される。
【0020】すなわち、個別電極とする電極13にパル
ス電圧を印加すると、共通電極となる振動板10との間
に電位差が生じて、個別電極13と振動板10の間に静
電力が生じる。この結果、振動板10は印加した電圧の
大きさに応じて変位する。その後、印加したパルス電圧
を立ち下げることで、振動板10の変位が復元して、そ
の復元力により液室6内の圧力が高くなり、ノズル5か
らインク滴が吐出される。
【0021】この場合、振動板10と電極13との間に
振動板10が電極13に当接する程度の変位が得られる
駆動波形を印加した場合、図5に示すように、振動板1
0が電極13側に変形変位することにより、振動板10
の凸部16が電極基板2側の当接部17(絶縁膜18上
面)に当接するので、これ以上の振動板10の変形が制
限される。
【0022】したがって、振動板10表面が電極13
(電極部分13a〜13c)に接触することがなくな
り、振動板10と電極13との当接による残留電荷は殆
ど発生しない。なお、振動板10に設けた凸部16と当
接している当接部17は隣接する電極13とは電気的に
独立しており、電圧が印加されていないので、凸部16
に残留電荷が発生することがない。
【0023】このように、振動板の電極側表面に凸部を
設けることによって振動板と電極との接触を防止するこ
とができ、残留電荷の発生を低減することができて、安
定した振動板の変位特性を得ることができる。
【0024】ここで、振動板10に設ける凸部16に関
して、先ず、振動板10の面積(接合領域を除く領域の
面積であり、これを「振動板面積」という。)と凸部1
6の底面積(振動板表面側の面積)との関係について図
6をも参照して説明する。振動板面積(図3に示すL1
×L2の面積)に占める凸部16の底面積の割合をあま
り多くしすぎると、振動板面積の内の静電気力が働く面
積(振動板有効領域の面積)が小さくなり、振動板10
を変位させるために必要な電圧が上昇してしまうので、
駆動電圧の低電圧化、消費電力の低減化から好ましくな
い。
【0025】そこで、振動板10の有効面積が減少する
ことで増加する電圧を求めてみると、図6に示すように
簡易的なモデルにおいて、振動板10と電極13との間
の距離をd、振動板有効面積をS、空気の誘電率をεと
したとき、振動板10と電極13との間に発生する静電
気力Fは、次の(1)式で表される。
【0026】
【数1】
【0027】ここで、振動板有効面積Sが半分に減った
としたときに振動板10を従前と同じ変位量だけ変位さ
せるために必要な電圧の上昇分を計算すると、駆動電圧
Vは次の(2)式で表されるので、電圧の上昇分は約
1.4倍となる。
【0028】
【数2】
【0029】したがって、振動板10に設ける凸部11
の面積比の割合は1/2以下が実用的である。例えば、
L1=1000μm、L2=130μmとして、凸部1
6の底面積を1000μm×10μm×2とすると、凸
部16が振動板面積(1000×130)占める割合は
約1/6となり、振動板10を変位させるための静電気
力の低下は非常に小さく、大幅な駆動電圧の上昇もな
く、振動板10を変位させることができる。
【0030】次に、振動板10の凸部16の振動板表面
からの高さについて図7をも参照して説明する。振動板
10の凸部16が電極基板2の当接部17に当接してい
るとき、同図に示すように、凸部16、16間の距離を
l、電極13の厚みをtd、絶縁膜(保護膜)19の厚
みをtc、溝18の幅をlcとし、空気の誘電率をε、
絶縁膜19の比誘電率をε0、振動板10のヤング率を
E、振動板10の厚さをhとしたとき、振動板10表面
と電極13上の絶縁膜19表面との距離cは、次の
(3)式で表される。
【0031】
【数3】
【0032】この(3)式で求められる振動板10表面
と絶縁膜19との距離cが、駆動電圧Vcを印加しても
振動板10が絶縁膜19に接触しない凸部11の最低高
さになる。
【0033】ただし、絶縁膜19の厚みtcが厚くて、
次の(4)式が成立する場合には、新たに次の(5)式
で求まる振動板10表面と絶縁膜19との距離cが、駆
動電圧Vcを印加しても振動板10が絶縁膜19に接触
しない凸部11の最低高さになる。
【0034】
【数4】
【0035】
【数5】
【0036】したがって、振動板10の凸部16の高さ
は、上記各式で求められる振動板表面と絶縁膜19との
距離c以上であればよいが、凸部16の高さを高くしす
ぎると、振動板有効領域10Aと電極13との距離が大
きくなり、振動板10の凸部16を当接部17に当接さ
せるために必要な変位量が得られる電圧(当接電圧)が
高くなってしまう。
【0037】そこで、(3)〜(5)式からもわかると
おり、凸部11の高さは、振動板10の厚さ、絶縁膜1
9の厚さ、溝18の幅などによって最適値があり、実用
的な寸法としては0.01μm以上である。そして、振
動板10が電極13上の絶縁膜19へ接触することを確
実に避けるためには、さらに凸部16を高く形成する必
要があることから、凸部16の高さとしては0.05μ
m以上とすることがより好ましい。
【0038】このように、振動板の表面からの凸部の高
さを0.01μm以上とすることにより、凸部が電極側
の当接部と当接した後も振動板表面と電極との間に適度
な距離を保つことができ、残留電荷の発生を低減し、安
定した振動板の変位特性を得ることができる。
【0039】次に、このヘッドの製造工程について図8
以降をも参照して説明する。先ず、振動板基板1の形成
工程について図8を参照して説明する。ここでは、振動
基板1を同図(a)に示すようなSOI基板(ウエハを
用いる)31から形成している。このSOI基板31と
しては、振動板10となる活性層32の厚さ2μm、ベ
ース33の厚さ400μm、活性層32とベース33と
の酸化膜層33の厚さ0.5μmのものを用いた。
【0040】そして、同図(b)に示すように、このS
OI基板31の活性層32側表面に厚さ500ÅでSi
2膜35を例えばLP−CVDにより堆積形成する。
次いで、SiO2膜35表面にレジスト36をコーティ
ングし、振動板10の凸部16を形成する部分だけパタ
ーニングによりレジストを残したパターンを形成し、同
図(c)に示すように、ドライエッチングによりSiO
2膜35を0.05μm深さまで掘り込み、Si面(活
性層32表面)に達した時点でエッチングストップす
る。
【0041】これにより、振動板10となる活性層32
の表面にSiO2膜(絶縁膜)からなる凸部16、16
が残存形成されるので、同図(d)に示すように、レジ
スト36を除去することにより、凸部16が形成された
SOI基板31を得る。
【0042】次に、電極基板2の形成工程について図9
及び図10をも参照して説明する。まず、電極基板2と
してはシリコン基板を用いて、図9(a)に示すように
はSi基板41に熱酸化膜(酸化膜)41aを2μmの
厚さで成膜する。そして、同図(b)に示すように、酸
化膜41aに電極13を形成するため深さ0.3μmの
凹部11をエッチングで形成する。
【0043】次いで、同図(c)に示すように、この凹
部11の底面に約0.1μmの厚みでTiNをスパッタ
しドライエッチングによりパターニングして、凹部11
の底面積よりやや小さめのTiNパターン43を形成す
る。その後、同図(d)に示すように、TiNパターン
43を含めてシリコン基板41の全面を覆うようにLP
−CVDによりSiO2膜44を約0.1μmの厚さで
成膜する。
【0044】その後、図10(a)に示すように、Si
2膜44上にレジスト45をコーティングし、凸部1
6とほぼ同等の形状を残すように幅1μmの溝46を写
真工程で形成したレジストパターンを得る。そして、ド
ライエッチングを行うことにより、同図(b)に示すよ
うに、レジスト45がない部分のSiO2膜44及びT
iNパターン43を完全に除去して溝18で分割した電
極部分13a〜13c、当接部17及びSiO2膜から
なる絶縁膜19を形成して、同図(c)に示すようにレ
ジスト45を除去し、電極基板2を得る。
【0045】次に、振動板基板1と電極基板2との接合
工程について図11を参照して説明する。先ず、同図
(a)に示すように、電極基板2上に振動板基板1とな
るSOI基板31をIRアライナーなどを用いて高精度
に位置合わせしたのちシリコン基板の直接接合を行う。
この直接接合の条件は、温度500℃でプリボンドした
後、温度900℃−2hで行った。その後、同図(b)
に示すように、SOI基板31のベース33を機械研削
によって厚さ100μmまで研磨する。
【0046】次いで、SOI基板31のベース33上に
LP−CVDによりSiN膜46を厚さ0.2μm被膜
し、ドライエッチングにより液室となる部分のベース3
3を露出させる。そして、同図(c)に示すように、K
OHによるウエットエッチングでSOI基板31のベー
ス33及び酸化膜層34を除去して液室6となる凹部を
形成する。その後、図示しないがノズル板3を振動板基
板1上に接合してインクジェットヘッドを完成する。
【0047】この場合、振動板10表面からの凸部16
の高さは0.05μmとしているが、この高さに影響す
る寸法公差は凸部16を形成するエッチング工程のみで
あるので、非常に精度良く所定の高さに形成することが
できる。
【0048】次に、振動板基板1の形成工程の他の例に
ついて図12を参照して説明する。ここでは、同図
(a)に示すように前述したと同様なSOI基板31を
用いて、同図(b)に示すように、SOI基板31の活
性層32の表面に凸部16に対応するレジスト36及び
電極基板2と接合する接合領域10Bに対応するレジス
ト37を残してパターニングした後、同図(c)に示す
ように振動板有効領域10Aに対応する部分をエッチン
グにより掘り込むことで、振動板10となる活性層32
で凸部16を一体形成している。
【0049】次に、振動板基板1の形成工程の更に他の
例について図13を参照して説明する。ここでは、同図
(a)に示すように前述したと同様なSOI基板31を
用いて、同図(b)に示すように、SOI基板31の活
性層32の表面に凸部16に対応するレジスト36を残
してパターニングした後、同図(c)に示すように振動
板有効領域10A及び接合領域10Bに対応する部分を
エッチングにより掘り込むことで、振動板10となる活
性層32で凸部16を一体形成している。
【0050】次に、電極基板3の形成工程の他の例につ
いて図14及び図15を参照して説明する。ここでは、
前述した例と同様にして、図14(a)に示すように、
シリコン基板41の熱酸化膜41aに形成した凹部11
の底面にTiNパターン43を形成する。そして、同図
(b)に示すように、シリコン基板41上にTiNパタ
ーン43表面を含めてレジストをコーティングして、当
接部17を電極13から分離する分離溝18に対応する
部分が開口したレジスト47をパターニング形成した
後、同図(c)に示すように、ドライエッチングを行っ
てTiNパターン43を当接部17と電極部分13a、
13bとに分離する。
【0051】次いで、図15(a)に示すようにLP−
CVDによりSiO2膜48を全面に厚さ約0.1μm
で成膜した後、同図(b)に示すようにSiO2膜48
にレジストをコーティングし、電極部分15a、15
b、当接部17よりも幅広のレジスト49をパターンニ
ングする。そして、同図(c)に示すように、ドライエ
ッチングを行ってレジスト49の開口に対応する部分の
SiO2膜48を除去してレジスト49を除去すること
により、電極部分15a、15b及び当接部17の全面
がそれぞれ絶縁膜19で被覆された電極基板2を得る。
【0052】このように当接部17を電気的に絶縁し
て、当接部17と、当接部17に隣接した電極部分15
a、15bとをSiO2膜などの絶縁膜19で完全に覆
うことにより、後工程において電極部分15a、15b
が酸化され難く、安定した振動板10の変位特性を得る
ことができて、信頼性を向上させることができる。
【0053】次に、振動板10に設ける凸部16及び電
極基板2側に設ける当接部17の他の異なる配置パター
ン例について図16乃至図21を参照して説明する。図
16及び図17に示す例は、振動板10に平面形状が略
四角形状の複数の凸部16を格子状に配置する一方、電
極基板2にも各凸部16に対向する位置に平面形状が略
四角形状の複数の当接部17を格子状に配置したもので
ある。なお、凸部16と当接部17との平面形状は異な
ってもよく、また、四角形以外の多角形や円形でもよ
い。
【0054】このように、振動板10に面積の小さな凸
部16を複数配置させることによって振動板有効領域1
0Aを広くすることができ、凸部16を設けることによ
る静電力の低下を抑えることができる。
【0055】図18及び図19に示す例は、振動板10
に平面形状が略四角形状の複数の凸部16を千鳥状に配
置する一方、電極基板2にも各凸部16に対向する位置
に平明形状が略四角形状の複数の当接部17を千鳥状に
配置したものである。なお、凸部16と当接部17との
平面形状は異なってもよく、また、四角形以外の多角形
や円形でもよい。
【0056】このように振動板10に面積の小さな凸部
16を複数配置させることによって振動板有効領域10
Aを広くすることができ、凸部16を設けることによる
静電力の低下を抑えることができるとともに、振動板有
効領域10Aを均一に分布させることができるので、静
電力を振動板10全体に均一に生じさせることができ
て、より安定した振動板10の変位特性を得ることがで
きる。
【0057】図20に示す例は、振動板10に平面形状
が十文字状の複数の凸部16を格子状(或いは千鳥状で
もよい。)に配置したものであり、電極基板2にも図示
しないが十文字状の複数の当接部17を格子状(或いは
千鳥状でもよい。)に配置したものである。このように
しても、図16及び図17の場合(格子状配置の例)と
同様に、振動板有効領域10Aの減少を少なくすること
ができたり、図18及び図19の場合(千鳥状配置の場
合)と同様に、振動板有効領域10Aの減少を少なくす
ることができるとともに、静電力を振動板10に均一に
生じさせることができる。
【0058】図21に示す例は、振動板10に振動板短
手方向に沿って長い凸部16を複数本(ここでは3本)
間隔を置いて設けている。なお、電極基板2にも図示し
ないが凸部16に対向する当接部17を設ける。(凸部
11を一つ又は複数設けてもよい)。
【0059】次に、本発明に係るインクジェット記録装
置について図22及び図23を参照して簡単に説明す
る。なお、図22は同記録装置の機構部の概略斜視説明
図、図23は同機構部の側面説明図である。
【0060】このインクジェット記録装置は、記録装置
本体61の内部に主走査方向に移動可能なキャリッジ、
キャリッジに搭載した本発明に係る液滴吐出ヘッドであ
るインクジェットヘッドからなる記録ヘッド、記録ヘッ
ドへのインクを供給するインクカートリッジ等で構成さ
れる印字機構部62等を収納し、装置本体61の下方部
には前方側から多数枚の用紙63を積載可能な給紙カセ
ット(或いは給紙トレイでもよい。)64を抜き差し自
在に装着することができ、また、用紙63を手差しで給
紙するための手差しトレイ65を開倒することができ、
給紙カセット64或いは手差しトレイ65から給送され
る用紙63を取り込み、印字機構部62によって所要の
画像を記録した後、後面側に装着された排紙トレイ66
に排紙する。
【0061】印字機構部62は、図示しない左右の側板
に横架したガイド部材である主ガイドロッド71と従ガ
イドロッド72とでキャリッジ73を主走査方向に摺動
自在に保持し、このキャリッジ73にはイエロー
(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(B
k)の各色のインク滴を吐出する本発明に係る液滴吐出
ヘッドであるインクジェットヘッドからなるヘッド74
をインク滴吐出方向を下方に向けて装着し、キャリッジ
73の上側にはヘッド74に各色のインクを供給するた
めの各インクタンク(インクカートリッジ)75を交換
可能に装着している。このインクカートリッジ75から
前記インク供給穴20を介してインクをヘッド74内に
供給する。
【0062】ここで、キャリッジ73は後方側(用紙搬
送方向下流側)を主ガイドロッド71に摺動自在に嵌装
し、前方側(用紙搬送方向下流側)を従ガイドロッド7
2に摺動自在に載置している。そして、このキャリッジ
73を主走査方向に移動走査するため、主走査モータ7
7で回転駆動される駆動プーリ78と従動プーリ79と
の間にタイミングベルト80を張装し、このタイミング
ベルト80をキャリッジ83に固定している。また、記
録ヘッドとしてここでは各色のヘッド74を用いている
が、各色のインク滴を吐出するノズルを有する1個のヘ
ッドでもよい。
【0063】一方、給紙カセット64にセットした用紙
63をヘッド74の下方側に搬送するために、給紙カセ
ット64から用紙63を分離給装する給紙ローラ81及
びフリクションパッド82と、用紙63を案内するガイ
ド部材83と、給紙された用紙63を反転させて搬送す
る搬送ローラ84と、この搬送ローラ84の周面に押し
付けられる搬送コロ85及び搬送ローラ84からの用紙
63の送り出し角度を規定する先端コロ86とを設けて
いる。搬送ローラ84は副走査モータ87によってギヤ
列を介して回転駆動される。
【0064】そして、キャリッジ73の主走査方向の移
動範囲に対応して搬送ローラ84から送り出された用紙
63を記録ヘッド74の下方側で案内する用紙ガイド部
材である印写受け部材89を設けている。この印写受け
部材89の用紙搬送方向下流側には、用紙63を排紙方
向へ送り出すために回転駆動される搬送コロ91、拍車
92を設け、さらに用紙63を排紙トレイ66に送り出
す排紙ローラ93及び拍車94と、排紙経路を形成する
ガイド部材95,96とを配設している。
【0065】また、キャリッジ73の移動方向右端側に
はヘッド74の信頼性を維持、回復するための信頼性維
持回復機構(以下「サブシステム」という。)97を配
置している。キャリッジ73は印字待機中にはこのサブ
システム97側に移動されてキャッピング手段などでヘ
ッド74をキャッピングされる。
【0066】なお、上記各実施形態においては、本発明
に係る液滴吐出ヘッド及びマイクロアクチュエータとし
て静電型インクジェットヘッドに適用した例で説明した
が、これに限るものではなく、例えば、インク以外の液
滴、例えば、パターニング用の液体レジストを吐出する
液滴吐出ヘッドにも適用でき、或いはマイクロアクチュ
エータとしてはマイクロモータのアクチュエータ部など
にも適用することができる。
【0067】また、液滴吐出ヘッドとして、振動板変位
方向とノズル滴吐出方向が同じになるサイドシュータ方
式で説明しているが、振動板変位方向とノズル滴吐出方
向が直交するサイドシュータ方式にすることもできる。
さらに、上記実施形態では振動板と電極が平行状態で配
置される液滴吐出ヘッドに本発明を適用したが、振動板
と電極の全体若しくは一部が非平行状態で配置される液
滴吐出ヘッドにも適用することができる。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る液滴
吐出ヘッドによれば、振動板の電極側表面に凸部を形成
したので、簡単な構成で、残留電荷が低減し、安定した
振動板の変位が得られる。
【0069】ここで、電極を設ける基板には振動板の凸
部が当接する当接部を設け、この当接部は電極と電気的
に絶縁することにより、より確実に残留電荷が低減し、
安定した振動板の変位が得られる。また、電極は絶縁膜
で全面が覆われているようにすることで、酸化による電
極の劣化を防止することができ、安定した振動板変位を
長期間確保することができる。
【0070】さらに、振動板には複数の凸部を格子状に
配置することで、振動板の静電力を生じる領域が広くな
り、駆動電圧の上昇を抑制することができる。また、振
動板には凸部を千鳥状に配置することで、振動板の静電
力を生じる領域が広くなり、駆動電圧の上昇を抑制する
ことができるとともに、静電力を生じる領域が均一に分
布して、振動板変位のバラツキを抑えることができる。
【0071】また、振動板の面積に対する凸部の底面積
の占める割合が1/2を超えないようにすることで、静
電力の減少を最小限に抑えることができて、駆動電圧の
上昇を抑制できる。さらに、振動板の表面からの凸部の
高さが0.01μm以上にすることで、確実に振動板と
電極との接触による残留電荷の発生を防止できる。
【0072】本発明に係るインクジェットヘッド記録装
置によれば、インク滴を吐出させるインクジェットヘッ
ドが本発明に係る液滴吐出ヘッドであるので、安定した
振動板変位が得られて、滴吐出特性が安定し、画像品質
及び信頼性が向上する。
【0073】本発明に係るマイクロアクチュエータによ
れば、振動板の電極側表面に凸部を設けたので、残留電
荷が低減し、安定した振動板変位が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した静電型インクジェットヘッド
の振動板長辺方向の模式的断面説明図
【図2】同ヘッドの振動板短辺方向の模式的拡大断面説
明図
【図3】同ヘッドの振動板の平面図
【図4】同ヘッドの電極基板の要部平面図
【図5】同ヘッドの作用説明に供する説明図
【図6】同ヘッドの凸部の面積の説明に供する説明図
【図7】同ヘッドの凸部の高さの説明に供する説明図
【図8】図ヘッドの振動板基板の形成工程の説明に供す
る説明図
【図9】同ヘッドの電極基板の形成工程の説明に供する
説明図
【図10】同ヘッドの電極基板の形成工程の続きの説明
に供する説明図
【図11】同ヘッドの振動板基板と電極基板との接合工
程の説明に供する説明図
【図12】振動板基板の形成工程の他の例の説明に供す
る説明図
【図13】振動板基板の形成工程の更に他の例の説明に
供する説明図
【図14】電極基板の形成工程の他の例の説明に供する
説明図
【図15】同電極基板の形成工程の続きの説明に供する
説明図
【図16】振動板の凸部の他の配置パターンの説明に供
する平面説明図
【図17】電極基板の当接部の他の配置パターンの説明
に供する平面説明図
【図18】振動板の凸部の更に他の配置パターンの説明
に供する平面説明図
【図19】電極基板の当接部の更に他の配置パターンの
説明に供する平面説明図
【図20】振動板の凸部の更にまた他の配置パターンの
説明に供する平面説明図
【図21】振動板の凸部の更にまた他の配置パターンの
説明に供する平面説明図
【図22】本発明に係るインクジェット記録装置の機構
部を示す概略斜視説明図
【図23】同記録装置の側断面説明図
【符号の説明】 1…振動板基板、2…電極基板、3…ノズル板、5…ノ
ズル、6…液室、7…流体抵抗部、8…共通液室、10
…振動板、11…凹部、13…電極、16…凸部、17
…当接部、18…溝、19…絶縁膜。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液滴を吐出するノズルに連通している液
    室の壁面を形成する振動板と、この振動板に対向する電
    極と、前記振動板を静電気力で変形変位させて前記ノズ
    ルから液滴を吐出させる液滴吐出ヘッドにおいて、前記
    振動板の電極側表面に凸部を形成したことを特徴とする
    液滴吐出ヘッド。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の液滴吐出ヘッドにおい
    て、前記電極を設ける電極基板には前記振動板の凸部が
    当接する当接部を設け、この当接部は前記電極と電気的
    に絶縁されていることを特徴とする液滴吐出ヘッド。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の液滴吐出ヘッドにおい
    て、前記電極は絶縁膜で全面が覆われていることを特徴
    とする液滴吐出ヘッド。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載の液滴
    吐出ヘッドにおいて、前記振動板には複数の凸部を格子
    状に配置したことを特徴とする液滴吐出ヘッド。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至3のいずれかに記載の液滴
    吐出ヘッドにおいて、前記凸部を千鳥状に配置したこと
    を特徴とする液滴吐出ヘッド。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかに記載の液滴
    吐出ヘッドにおいて、前記振動板の面積に対する前記凸
    部の底面積の占める割合が1/2を越えないことを特徴
    とする液滴吐出ヘッド。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれかに記載の液滴
    吐出ヘッドにおいて、前記振動板の表面からの前記凸部
    の高さが0.01μm以上であることを特徴とする液滴
    吐出ヘッド。
  8. 【請求項8】 インク滴を吐出するインクジェットヘッ
    ドを搭載したインクジェット記録装置において、前記イ
    ンクジェットヘッドが前記請求項1乃至7のいずれかの
    液滴吐出ヘッドであることを特徴とするインクジェット
    記録装置。
  9. 【請求項9】 振動板と、この振動板に対向する電極と
    を備えて、前記振動板を静電気力で変形変位させるマイ
    クロアクチュエータにおいて、振動板の電極側表面に凸
    部を設けたことを特徴とするマイクロアクチュエータ。
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