JP2001322258A - 孔版印刷装置 - Google Patents

孔版印刷装置

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JP2001322258A
JP2001322258A JP2000145157A JP2000145157A JP2001322258A JP 2001322258 A JP2001322258 A JP 2001322258A JP 2000145157 A JP2000145157 A JP 2000145157A JP 2000145157 A JP2000145157 A JP 2000145157A JP 2001322258 A JP2001322258 A JP 2001322258A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 排紙フェンスが傾倒位置に位置する状態で製
版動作が選択された場合にあっても、製版動作から印刷
動作を行う際のスピードアップ化を図る。 【解決手段】 排紙された印刷用紙を載置する排紙台
と、この排紙台上に設けられ、排紙される印刷用紙の載
置位置を規制する直立位置と印刷用紙の載置位置を規制
できない傾倒位置とに変移可能な排紙フェンスと、この
排紙フェンスが直立位置に位置するか傾倒位置に位置す
るかを検出するフェンス倒れ検出センサと、このフェン
ス倒れ検出センサにより前記排紙フェンスが傾倒位置に
位置することが検出されている状態で製版動作又は印刷
動作が選択されるとエラーの警告を出力する出力手段と
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製版された孔版原
紙を版胴に巻き付け装着し、回転される版胴に印刷用紙
を圧接させつつ搬送することによって印刷を施す孔版印
刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば孔版印刷装置は、印刷すべき原稿
の画像データを読み取るスキャナー部と、このスキャナ
ー部で読み取った画像データに基づいて孔版原紙に穿孔
する製版部と、この製版部で作製された孔版原紙を版胴
に装着し、回転する版胴に印刷圧を作用させながら印刷
用紙を搬送して画像を印刷用紙に転写する印刷部と、こ
の印刷部に印刷用紙を給紙する給紙部と、印刷部で印刷
された印刷用紙を排紙する排紙部と、版胴に装着された
孔版原紙を取り除く排版部とを備えている。そして、ユ
ーザの選択する動作としては、大きく分類すると製版動
作と印刷動作とがあり、製版動作が選択されると、版胴
に孔版原紙が巻付け装着されている場合には孔版原紙を
版胴より取り除く排版処理を行い、画像データに基づき
未製版の孔版原紙に穿孔を施す製版処理を行い、この製
版処理された孔版原紙を版胴に巻き付け装着する着版処
理を行い、その後1枚だけ印刷するファースト印刷処理
を行う。又、このような製版動作の完了後に、印刷動作
が選択されると、回転される版胴に印刷用紙を圧接させ
つつ搬送することによって印刷用紙にインク画像を転写
する印刷処理を設定枚数だけ行い、排紙された印刷用紙
は排紙部に載置されるものである。
【0003】ところで、上記排紙部として、図11に示
す構成を有するものが提案されている。図11におい
て、排紙部100は、印刷処理された印刷用紙が排紙さ
れ、排紙された印刷用紙を載置する排紙台101と、こ
の排紙台101上に設けられ、排紙される印刷用紙に干
渉して載置位置を規制する直立位置と印刷用紙の載置位
置を規制できない傾倒位置とに変移可能な排紙フェンス
102とを有する。排紙フェンス102は、排紙される
印刷用紙の左右端を規制する一対のサイドフェンス10
2a、102bと排紙される印刷用紙の前端を規制する
エンドフェンス102cとから構成されており、一対の
サイドフェンス102a,102bは左右方向に、エン
ドフェンス102cは前後方向にそれぞれ移動自在に設
けられている。又、排紙台101は、全ての排紙フェン
ス102を傾倒位置とした状態で装置本体103に収納
可能に設けられている。
【0004】つまり、孔版印刷装置の未使用時において
コンパクト化を図り、運搬利便性や収納性の向上等に優
れたものにするためである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来で
は、このような構成の排紙部100を有する孔版印刷装
置において、排紙フェンス102が傾倒位置に位置する
場合に、製版動作又は印刷動作が選択されると、印刷用
紙は排紙台101に載置されず排出され、また排紙フェ
ンス102が傾倒位置とした状態で装置103に収納さ
れている場合に、製版動作又は印刷動作が選択される
と、印刷用紙は装置本体103内に滞留してしまう為、
印刷ジャムが発生してしまう。
【0006】そこで、本発明は、前記した課題を解決す
べくなされたものであり、更に排紙フェンスが傾倒位置
に位置する状態で製版動作又は印刷動作が選択された場
合であっても、ユーザーに排紙フェンスが傾倒位置又は
収納位置に位置していることを認識させ、製版動作から
印刷動作を行う際のスピードアップ化が図れる孔版印刷
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、排紙
された印刷用紙を載置する排紙台と、この排紙台上に設
けられ、排紙される前記印刷用紙に干渉して載置位置を
規制する直立位置と前記印刷用紙の載置位置を規制でき
ない傾倒位置とに変移可能な排紙フェンスと、この排紙
フェンスが直立位置に位置するか傾倒位置に位置するか
を検出するフェンス倒れ検出センサと、このフェンス倒
れ検出センサにより前記排紙フェンスが傾倒位置に位置
することが検出されている状態で製版動作又は印刷動作
が選択されるとエラーの警告を出力する出力手段とを備
えたことを特徴とする。
【0008】この孔版印刷装置では、製版動作又は印刷
動作の選択時に排紙フェンスが傾倒位置であることを容
易に認識することができる。
【0009】請求項2の発明は、排紙された印刷用紙を
載置する排紙台と、この排紙台上に設けられ、排紙され
る前記印刷用紙に干渉して載置位置を規制する直立位置
と前記印刷用紙の載置位置を規制できない傾倒位置とに
変移可能な排紙フェンスと、この排紙フェンスが直立位
置に位置するか傾倒位置に位置するかを検出するフェン
ス倒れ検出センサと、このフェンス倒れ検出センサによ
り前記排紙フェンスが傾倒位置に位置することが検出さ
れている状態で製版動作が選択されると、版胴に孔版原
紙が巻付け装着されている場合には前記孔版原紙を前記
版胴より取り除く排版処理を行い、画像データに基づき
未製版の孔版原紙に穿孔を施す製版処理を行い、この製
版処理された前記孔版原紙を前記版胴に巻き付け装着す
る着版処理まで行う制御手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0010】この孔版印刷装置では、排紙フェンスが傾
倒位置に位置する状態で製版動作が選択されても製版処
理された孔版原紙が版胴に装着されることから、ユーザ
が排紙フェンスの傾倒位置を立設位置に変更し、印刷動
作が選択された場合には、直ちに印刷動作に移行するこ
とができる。
【0011】請求項3の発明は、請求項1記載の孔版印
刷装置であって、前記排紙フェンスが傾倒位置の状態で
製版動作又は印刷動作が選択されると、エラーの警告を
出力することを特徴とする。
【0012】この孔版印刷装置では、請求項2の発明の
作用に加え、製版動作又は印刷動作の選択時に排紙フェ
ンスが傾倒位置であることを容易に認識できる。
【0013】請求項4の発明は、請求項1又は請求項3
記載の孔版印刷装置であって、前記エラーの警告は、前
記排紙フェンスが傾倒位置である旨を知らせるエラー表
示であることを特徴とする。
【0014】この孔版印刷装置では、請求項1又は請求
項3の発明の作用に加え、エラー表示によって排紙フェ
ンスが傾倒位置であることを認識できる。
【0015】請求項5の発明は、請求項2〜請求項4記
載の孔版印刷装置であって、前記排紙フェンスが傾倒位
置の状態で製版動作が選択された場合において、着版処
理の完了までに前記排紙フェンスが傾倒位置から直立位
置に変更された場合には、その後の印刷処理を許容する
ことを特徴とする。
【0016】この孔版印刷装置では、請求項2〜請求項
4の発明の作用に加え、製版動作の着版完了時点までに
排紙フェンスの位置が傾倒位置から直立位置に直されて
いるとそれ以降の印刷処理が続行される。
【0017】請求項6の発明は、請求項1〜請求項5記
載の孔版印刷装置であって、前記排紙フェンスは、排紙
される前記印刷用紙の左右端を規制する一対のサイドフ
ェンスと排紙される前記印刷用紙の前端を規制するエン
ドフェンスとから構成され、前記一対のサイドフェンス
及びエンドフェンスのそれぞれについて前記フェンス倒
れ検出センサを有することを特徴とする。
【0018】この孔版印刷装置では、請求項1〜請求項
5の発明の作用に加え、フェンス倒れの詳しい状態を検
出できる。
【0019】請求項7の発明は、請求項6記載の孔版印
刷装置であって、前記排紙台は、前記一対のサイドフェ
ンス及びエンドフェンスを傾倒位置とした状態で装置本
体に収納自在に設けられ、製版動作又は印刷動作が選択
されたときに前記フェンス倒れ検出センサが全てフェン
ス倒れを検出する場合には、前記排紙台が収納位置か前
記排紙フェンスが傾倒位置かである旨を知らせるエラー
表示であり、前記フェンス倒れ検出センサの1つ又は2
つがフェンス倒れを検出する場合には、前記排紙フェン
スが傾倒位置である旨を知らせるエラー表示であること
を特徴とする。
【0020】この孔版印刷装置では、請求項6の発明の
作用に加え、排紙台が装置本体に収納されている場合を
も含めて詳しくエラー表示がなされる。
【0021】請求項8の発明は、請求項1〜請求項7記
載の孔版印刷装置であって、ネットワークによってコン
ピュータと接続されている場合には、前記コンピュータ
から製版動作指令が出力されると、前記排紙フェンスが
傾倒位置であってもコンピュータからの画像データをス
プールすることを特徴とする。
【0022】この孔版印刷装置では、請求項1〜請求項
7の発明の作用に加え、コンピュータで製版動作を指令
したときに排紙フェンスが傾倒状態であっても製版動作
指令を受け入れる。
【0023】請求項9の発明は、請求項8記載の孔版印
刷装置であって、前記排紙フェンスが傾倒位置の状態で
前記コンピュータから製版動作指令が出力されると、前
記排紙フェンスのエラーメッセージを前記コンピュータ
に出力することを特徴とする。
【0024】この孔版印刷装置では、請求項8の発明の
作用に加え、コンピュータの操作者が排紙フェンスの不
適正状態を認識できる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0026】図1〜図10は本発明の一実施形態を示
し、図1は孔版印刷装置の全体概略構成図、図2(A)
は操作パネルの正面図、図2(B)はエラー表示1の内
容を示す図、図2(C)はエラー表示2の内容を示す
図、図3は排紙台を装置本体から引き出す過程を示す斜
視図、図4は引き出した排紙台の一対のサイドフェンス
を直立状態にする過程を示す斜視図、図5は引き出した
排紙台の一対のサイドフェンスを所定幅の直立位置にす
る過程を示す斜視図、図6は引き出した排紙台のエンド
フェンスを直立位置にし、且つ、直立位置にしたエンド
フェンスを所定の位置に調整する過程を示す斜視図、図
7は孔版印刷装置の回路ブロック図、図8は製版動作が
選択された場合のフローチャート図、図9は印刷動作が
選択された場合のフローチャート図、図10は排紙フェ
ンスの倒れ検出の詳しいフローチャート図である。
【0027】図1において、孔版印刷装置は、原稿読み
取り部1と製版部2と印刷部3と給紙部4と排紙部5と
排版部6とから主に構成されている。
【0028】原稿読み取り部1は、印刷すべき原稿が載
置される原稿セット台10と、原稿セット台10上の原
稿の有無を検出する反射型の原稿センサ11,12と、
原稿セット台10の原稿を搬送する原稿搬送ロール1
3,14と、原稿搬送ロール13,14を回転駆動させ
るステッピングモータ15と、原稿搬送ロール13,1
4によって搬送される原稿の画像データを光学的に読み
取り、これを電気信号に変換する密着型のイメージセン
サ16と、原稿セット台10より排出される原稿を載置
する原稿排出トレー17とを有する。そして、原稿セッ
ト台10に載置された原稿が原稿搬送ロール13,14
によって搬送され、この搬送される原稿の画像データを
イメージセンサ16が読み取る。
【0029】製版部2は、ロールされた長尺状の孔版原
紙18を収容する原紙収容部19と、この原紙収容部1
9の搬送下流に配置されたサーマルヘッド20と、この
サーマルヘッド20の対向位置に配置されたプラテンロ
ール21と、このプラテンロール21及びサーマルヘッ
ド20の搬送下流に配置された一対の原紙送りロール2
2と、プラテンロール21及び原紙送りロール22を回
転駆動させるライトパルスモータ23と、一対の原紙送
りロール22の搬送下流に配置された原紙カッタ24と
を有する。そして、プラテンロール21と原紙送りロー
ル22の回転により長尺状の孔版原紙18を搬送し、イ
メージセンサ16で読み取った画像データに基づきサー
マルヘッド20の各点状発熱体が選択的に発熱動作する
ことにより孔版原紙18に感熱穿孔して製版し、この製
版された孔版原紙18を原紙カッタ24で切断して所定
長さの孔版原紙18を作製する。
【0030】印刷部3は、外周部分が多孔構造によるイ
ンク通過性の部材で構成され、メインモータ25の駆動
力によって図1のA矢印方向に回転する版胴26と、こ
の版胴26の外周面に設けられ、孔版原紙18の先端を
クランプする原紙クランプ部27と、版胴26の検出片
28aを検出することによって版胴26の外周面に孔版
原紙18が巻き付け装着されているか否かを検出する原
紙確認センサ28と、版胴26の検出片29を検出する
ことによって版胴26の基準位置を検出する基準位置検
出センサ30と、メインモータ25の回転を検出するロ
ータリエンコーダ31とを有する。基準位置検出センサ
30の検出出力を基にロータリエンコーダ31の出力パ
ルスを検出することによって版胴26の回転位置を検出
することができる。
【0031】又、印刷部3は、版胴26の内部に配置さ
れたスキージロール32と、このスキージロール32に
近接配置されたドクターロール33とを有し、スキージ
ロール32とドクターロール33とで囲まれた外周スペ
ースにインク34が溜められている。回転するスキージ
ロール32の外周に付着するインク34がドクターロー
ル33との隙間を通ることでスキージロール32には所
定膜厚のインク34のみが付着され、この所定膜厚のイ
ンク34が版胴26の内周面に供給される。又、スキー
ジロール32の対向位置で、且つ、版胴26の外側位置
にはプレスロール35が設けられ、このプレスロール3
5はソレノイド装置36の駆動力によって版胴26の外
周面に押圧する押圧位置と、版胴26の外周面から離間
する待機位置との間で変移可能に構成されている。プレ
スロール35は、給紙部4からの給紙動作に同期して待
機位置から押圧位置に変移され、印刷用紙37が版胴2
6の下部を通過する際のみ押圧位置に位置され、それ以
外の時には待機位置に位置される。
【0032】そして、製版部2から搬送される孔版原紙
18の先端を原紙クランプ部27でクランプし、このク
ランプした状態で版胴26が回転されて孔版原紙18が
版胴26の外周面に巻き付け装着され、版胴26の回転
に同期して給紙部4より搬送されてくる印刷用紙37を
プレスロール35で版胴26の孔版原紙18に押圧する
ことによって印刷用紙37に孔版原紙18の穿孔からイ
ンクが転写されて画像が印刷される。
【0033】給紙部4は、印刷用紙37が積層される給
紙台38と、この給紙台38から最上位置の印刷用紙3
7のみを搬送させる1次給紙ロール39,40と、この
1次給紙ロール39,40によって搬送された印刷用紙
37を版胴26の回転に同期して版胴26とプレスロー
ル35間に搬送する一対の2次給紙ロール41と、この
一対の2次給紙ロール41間に印刷用紙37が搬送され
たか否かを検出する給紙センサ42とを有する。1次給
紙ロール39,40には給紙クラッチ43を介してメイ
ンモータ25の回転が選択的に伝達されるように構成さ
れている。
【0034】排紙部5は、印刷処理された印刷用紙37
を版胴26から分離する用紙分離爪44とこの用紙分離
爪44により版胴26から離間された印刷用紙37が搬
送される搬送通路45と、この搬送通路45より排紙さ
れる印刷用紙37が載置される排紙台46とを有する。
排紙台46の詳しい構成については、下記する。
【0035】排版部6は、版胴26より使用済みの孔版
原紙18を引き剥がしながら搬送する一対の排版搬送ロ
ール47と、この一対の排版搬送ロール47を回転駆動
する排版モータ48と、一対の排版搬送ロール47によ
り搬送されて来る孔版原紙18を収納する排版ボックス
49と、一対の排版搬送ロール47により孔版原紙18
が排版ボックス49に搬送されたか否かを検出する排版
センサ50とを有する。
【0036】図2に示すように、孔版印刷装置には操作
パネル51が設けられ、この操作パネル51には製版/
印刷選択キー52、スタートキー53、ストップキー5
4、メニューキー55、テンキー56、試し刷りキー5
7等の各種キーが設けられていると共に、各種のデータ
を表示するための表示パネル58が設けられている。製
版動作は、製版/印刷選択キー52で製版を選び、スタ
ートキー53を押下することによって選択できる。印刷
動作は、製版/印刷選択キー52で印刷を選び、スター
トキー53を押下することによって選択できる。
【0037】次に、排紙台46の構成を説明する、図3
〜図6において、排紙台46は、排紙される印刷用紙3
7の落下位置に配置され、この排紙台46上には排紙フ
ェンスである一対のサイドフェンス59、60及びエン
ドフェンス61が設けられている。一対のサイドフェン
ス59,60及びエンドフェンス61は、それぞれ排紙
される印刷用紙37に干渉して載置位置を規制する直立
位置と印刷用紙37の載置位置を規制できない傾倒位置
とに変移可能に設けられている。一対のサイドフェンス
59,60は左右方向に、エンドフェンス61は前後方
向にそれぞれ移動自在に設けられており、一対のサイド
フェンス59、60は排紙される印刷用紙37の左右端
を規制し、エンドフェンス61は排紙される印刷用紙3
7の前端を規制する。そして、一対のサイドフェンス5
9,60及びエンドフェンス61の状態が直立位置か傾
倒位置かをそれぞれ検出するフェンス倒れ検出センサ6
2,63,64(図1等に示す)が設けられている。
【0038】又、排紙台46は、一対のサイドフェンス
59,60及びエンドフェンス61の全てを傾倒位置と
した状態で装置本体65に収納可能に設けられている。
つまり、排紙台46が装置本体65に収納された状態に
ある場合には、図3に示すように、排紙台46を装置本
体65から引き出し、図4に示すように、一対のサイド
フェンス59、60を傾倒位置から直立位置とし、図5
に示すように、一対のサイドフェンス59、60の間隔
を所望の間隔に調整する。次に、図6に示すように、エ
ンドフェンス61を傾倒位置から直立位置とし、エンド
フェンス61の位置を所望の位置に調整する。これで、
排紙台46のセットが完了する。又、排紙台46を収納
する場合には、その逆の操作を行えばよい。
【0039】次に、孔版印刷装置の制御系を説明する。
図7において、操作パネル51の入力データ、原紙確認
センサ28等のセンサ出力は制御装置(CPU)70に
出力され、この制御装置70はこれら入力データに基づ
いて上述した原稿読み取り部1と製版部2と印刷部3と
給紙部4と排紙部5と排版部6とを制御すると共に、操
作パネル51の表示パネル58への表示を制御する。
又、制御装置70は、各種プログラムが格納されている
ROM71及びRAM72の書き込み及び読み出しを制
御し、例えば図8〜図10に示すフローを実行する。こ
の制御内容については、下記する作用の箇所で詳しく説
明する。
【0040】次に、上記構成の作用を説明する。図8に
示すように、製版モードが選ばれ、スタートキー53が
押下される、つまり、製版動作が選択されると(ステッ
プS1)、一対のサイドフェンス59,60及びエンド
フェンス61(以下、排紙フェンスという。)が傾倒位
置が傾倒位置であるか否かがチェックされ、傾倒位置の
ものがあればエラーフラグ1に「1」をセットする(ス
テップS2、S3)。全ての排紙フェンスが傾倒位置で
あればエラー表示1(図2(B)の内容)を、1つ又は
2つの排紙フェンスが傾倒位置であればエラー表示2
(図2(C)の内容)を表示パネル58にて表示する
(ステップS4〜S6)。この詳しいフローについては
下記する。
【0041】そして、排紙フェンスが傾倒位置であるか
否かにかかわらず、版胴26に孔版原紙18が巻付け装
着されている場合には孔版原紙18を版胴26より取り
除く排版処理を行い、画像データに基づき未製版の孔版
原紙18に穿孔を施す製版処理を行う(ステップS7,
S8)。排版センサ50の出力より排版処理が適正に完
了したか否かをチェックし、排版不良であればエラーフ
ラグ4に「1」をセットする(ステップS9,S1
0)。エラーフラグ4に「1」がセットされていれば、
エラー処理を行う(ステップS19)。エラーフラグ4
に「1」がセットされていなければ、上記製版処理され
た孔版原紙18を版胴26に巻き付け装着する着版処理
を行い(ステップS12)、この着版処理が適正に完了
したか否かをチェックし(ステップS13)、着版不良
であればエラー処理を行う(ステップS19)。着版処
理が適正に完了した場合には、エラーフラグ1に「1」
がセットされているか否かをチェックする(ステップS
14)。
【0042】そして、エラーフラグ1に「1」がセット
されていない場合、つまり、排紙フェンスが全て直立位
置に位置する場合には、ファーストプリント処理を行う
(ステップS17)。エラーフラグ1に「1」がセット
されている場合、つまり、製版動作の選択時に排紙フェ
ンスの1つでも傾倒位置に位置する場合には、再び排紙
フェンスの状態をフェンス倒れ検出センサ62,63,
64でチェックし、1つでも傾倒位置に位置する場合に
は、これで製版動作を終える(ステップS15)。又、
排紙フェンスの傾倒位置が直立位置に直されている場合
には、エラー表示1、2を消去し(ステップS16)、
ファーストプリント処理を行う(ステップS17)。即
ち、版胴26を回転し、この回転に同期して給紙部4よ
り1枚のみ印刷用紙37を給紙し、給紙した印刷用紙3
7をプレスロール35で版胴26の孔版原紙18に押圧
することによって印刷用紙37にインク画像を転写し、
印刷された印刷用紙37を排紙部5に排紙する。そし
て、このファーストプリント処理が適正に完了したか否
かをチェックし、ファーストプリント不良であればエラ
ー処理を行う(ステップS19)。ファーストプリント
処理が適正に完了した場合には、これで製版動作を終え
る。
【0043】以上、排紙フェンスが傾倒位置の状態で製
版動作が選択されると、版胴26に孔版原紙18が巻付
け装着されている場合には孔版原紙18を版胴26より
取り除く排版処理を行い、画像データに基づき未製版の
孔版原紙18に穿孔を施す製版処理を行い、この製版処
理された孔版原紙18を版胴26に巻き付け装着する着
版処理まで行うので、ユーザが排紙フェンスの傾倒位置
を立設位置に変更し、印刷動作が選択された場合には、
直ちに印刷動作に移行することができるため、製版動作
から印刷動作を行う際のスピードアップ化が図れる。つ
まり、従来例では、排紙フェンスが傾倒位置で製版動作
が選択された場合には、製版動作が全く実行されないた
め、排紙台46の位置を直した後に再度製版動作を選択
し、製版動作を初めからやり直す必要があるが、本発明
においては製版動作それ自体をやり直す必要がない。
【0044】又、着版動作の完了時点でも排紙フェンス
の傾倒位置が直立位置に直されていない場合には、ファ
ーストプリント処理がなされないが、印刷状態を確認し
たい場合には試し刷りキー57によって試し刷りを行え
ばよい。
【0045】図9に示すように、印刷モードが選ばれ、
スタートキー53が押下される、つまり、印刷動作が選
択されると(ステップS20)、各排紙フェンスが傾倒
位置であるか傾倒位置であるか否かがチェックされる
(ステップS21)。全ての排紙フェンスが傾倒位置で
あればエラー表示1(図2(B)の内容)を、1つ又は
2つの排紙フェンスが傾倒位置であればエラー表示2
(図2(C)の内容)を表示パネル58にて表示する
(ステップS22〜S24)。この詳しいフローについ
ては下記する。
【0046】そして、排紙フェンスに傾倒位置のものが
なければ、原紙確認センサ28の出力をチェックする
(ステップS26)。原紙確認センサ28の出力がオ
フ、つまり、孔版原紙18が版胴26に装着されていな
ければ、エラー処理を行い(ステップS27)、処理を
終える。原紙確認センサ28の出力がオン、つまり、孔
版原紙18が版胴26に装着されていれば、印刷処理を
行う。即ち、版胴26を回転し、この回転に同期して給
紙部4より印刷用紙37を給紙し、給紙した印刷用紙3
7をプレスロール35で版胴26の孔版原紙18に押圧
することによって印刷用紙37にインク画像を転写し、
印刷された印刷用紙37を排紙部5に排紙する。このよ
うな印刷処理を設定枚数の印刷残り枚数がゼロになった
時点で処理を終える(ステップS28、S29)。
【0047】次に、フェンス倒れ検出フローの詳細を図
10に基づいて説明する。図10に示すように、一方の
サイドフェンス62が傾倒位置であればエラーフラグ1
に「1」をセットする(ステップS30、S31)。他
方のサイドフェンス63が傾倒位置であればエラーフラ
グ2に「1」をセットする(ステップS32、S3
3)。エンドフェンス64が傾倒位置であればエラーフ
ラグ3に「1」をセットする(ステップS34、S3
5)。そして、3つのフラグの値の和を算出し、その合
計値がゼロであるかの判別、ゼロでない場合には3であ
るか否かの判別によって傾倒位置に位置する排紙フェン
スの数を算出する(ステップS36〜S38)。傾倒位
置に位置する排紙フェンスの数が3であればえエラー表
示1、つまり、「排紙台が収納されているか、排紙フェ
ンスが倒れています。確認して下さい。」(図2(B)
参照)を表示する。傾倒位置に位置する排紙フェンスの
数が1又は2であればエラー表示2、つまり、「排紙フ
ェンスが倒れています。確認して下さい。」(図2
(C)参照)を表示するものである(ステップS39、
S40)。
【0048】本実施形態では、排紙フェンスが傾倒位置
の状態で製版動作が選択されると、エラーの警告を出
力、具体的にはエラー表示を出力したので、製版動作の
選択時に排紙フェンスが傾倒位置であることを容易に認
識できるため、適切な対応を容易に取ることができる。
尚、エラーの警告の手段としては、エラー表示以外の手
段、例えば音声でも良い。
【0049】本実施形態では、排紙フェンスが傾倒位置
の状態で製版動作が選択された場合において、着版処理
の完了までに排紙フェンスが傾倒位置から直立位置に変
更された場合には、その後の印刷処理を許容するので、
製版動作の着版完了時点までに排紙フェンスの位置が傾
倒位置から直立位置に直されているとそれ以降の印刷処
理が続行されるため、製版動作から印刷動作を行う際の
スピードアップ化がさらに図れる。
【0050】本実施形態では、排紙フェンスは、排紙さ
れる印刷用紙37の左右端を規制する一対のサイドフェ
ンス59、60と排紙される印刷用紙37の前端を規制
するエンドフェンス61とから構成され、一対のサイド
フェンス59,60及びエンドフェンス61のそれぞれ
についてフェンス倒れ検出センサ62,63,64を有
するので、フェンス倒れの詳しい状態を検出できるた
め、適切な対応を容易に取ることができる。
【0051】本実施形態では、排紙台46は、一対のサ
イドフェンス59,60及びエンドフェンス61を傾倒
位置とした状態で装置本体65に収納自在に設けられ、
製版動作が選択されたときにフェンス倒れ検出センサ6
2,63,64が全てフェンス倒れを検出する場合に
は、排紙台46が収納位置か排紙フェンスが傾倒位置か
である旨を知らせるエラー表示であり、フェンス倒れ検
出センサ62,63,64の1つ又は2つがフェンス倒
れを検出する場合には、排紙フェンスが傾倒位置である
旨を知らせるエラー表示であるので、排紙台46が装置
本体65に収納されている場合をも含めて詳しくエラー
表示がなされるため、適切な対応を容易に取ることがで
きる。
【0052】又、図7に示すように、孔版印刷装置をネ
ットワークによってパーソナルコンピュータ(コンピュ
ータ)80と接続し、パーソナルコンピュータ80によ
って孔版印刷装置を制御可能に構成し、パーソナルコン
ピュータ80によって製版動作指令が出力されると、排
紙フェンスが傾倒位置であってもパーソナルコンピュー
タ80からの画像データをスプールするように構成す
る。このように構成すれば、パーソナルコンピュータ8
0で製版動作を指令したときに排紙フェンスが傾倒状態
であってもパーソナルコンピュータ80からの画像デー
タを受け入れるため、再度製版動作指令を出力する必要
がない。
【0053】又、排紙フェンスが傾倒位置の状態でパー
ソナルコンピュータ80から製版動作指令が出力される
と、排紙フェンスのエラーメッセージをパーソナルコン
ピュータ80に出力するよう構成する。このように構成
すれば、パーソナルコンピュータ80の操作者が排紙フ
ェンスの不適正状態を認識できるため、適切な対応を容
易に取ることができる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、排紙される前記印刷用紙に干渉して載置位置を
規制する直立位置と前記印刷用紙の載置位置を規制でき
ない傾倒位置とに変移可能な排紙フェンスと、この排紙
フェンスが直立位置に位置するか傾倒位置に位置するか
を検出するフェンス倒れ検出センサと、このフェンス倒
れ検出センサにより前記排紙フェンスが傾倒位置に位置
することが検出されている状態で製版動作又は印刷動作
が選択されるとエラーの警告を出力する出力手段とを備
えたので、製版動作又は印刷動作の選択時に排紙フェン
スが傾倒位置であることを容易に認識できるため、適切
な対応をとることができる。
【0055】請求項2の発明によれば、排紙される印刷
用紙に干渉して載置位置を規制する直立位置と前記印刷
用紙の載置位置を規制できない傾倒位置とに変移可能な
排紙フェンスと、この排紙フェンスが直立位置か傾倒位
置かを検出するフェンス倒れ検出センサと、このフェン
ス倒れ検出センサにより前記排紙フェンスが傾倒位置に
位置することが検出されている状態で製版動作が選択さ
れると、版胴に孔版原紙が巻付け装着されている場合に
は前記孔版原紙を前記版胴より取り除く排版処理を行
い、画像データに基づき未製版の孔版原紙に穿孔を施す
製版処理を行い、この製版処理された前記孔版原紙を前
記版胴に巻き付け装着する着版処理まで行う制御手段を
備えたので、排紙フェンスが傾倒位置に位置する状態で
製版動作が選択されても製版処理された孔版原紙が版胴
に装着されることから、ユーザが排紙フェンスの傾倒位
置を立設位置に変更し、印刷動作が選択された場合に
は、直ちに印刷動作に移行することができるため、排紙
フェンスが傾倒位置に位置する状態で製版動作が選択さ
れた場合にあっても、製版動作から印刷動作を行う際の
スピードアップ化が図れる。
【0056】請求項3の発明によれば、請求項1記載の
孔版印刷装置であって、前記排紙フェンスが傾倒位置の
状態で製版動作又は印刷動作が選択されると、エラーの
警告を出力するので、請求項2の発明の効果に加え、製
版動作又は印刷動作の選択時に排紙フェンスが傾倒位置
であることを容易に認識できるため、適切な対応を容易
に取ることができる。
【0057】請求項4の発明によれば、請求項1又は請
求項3記載の孔版印刷装置であって、前記エラーの警告
は、前記排紙フェンスが傾倒位置である旨を知らせるエ
ラー表示であるので、請求項1又は請求項3の発明の効
果に加え、エラー表示によって排紙フェンスが傾倒位置
であることを認識できるため、適切な対応を容易に取る
ことができる。
【0058】請求項5の発明によれば、請求項2〜請求
項4記載の孔版印刷装置であって、前記排紙フェンスが
傾倒位置の状態で製版動作が選択された場合において、
着版処理の完了までに前記排紙フェンスが傾倒位置から
直立位置に変更された場合には、その後の印刷処理を許
容するので、請求項2〜請求項4の発明の効果に加え、
製版動作の着版完了時点までに排紙フェンスの位置が傾
倒位置から直立位置に直されているとそれ以降の印刷処
理が続行されるため、製版動作から印刷動作を行う際の
スピードアップ化がさらに図れる。
【0059】請求項6の発明によれば、請求項1〜請求
項5記載の孔版印刷装置であって、前記排紙フェンス
は、排紙される前記印刷用紙の左右端を規制する一対の
サイドフェンスと排紙される前記印刷用紙の前端を規制
するエンドフェンスとから構成され、前記一対のサイド
フェンス及びエンドフェンスのそれぞれについて前記フ
ェンス倒れ検出センサを有するので、請求項1〜請求項
5の発明の効果に加え、フェンス倒れの詳しい状態を検
出できるため、適切な対応を容易に取ることができる。
【0060】請求項7の発明によれば、請求項6記載の
孔版印刷装置であって、前記排紙台は、前記一対のサイ
ドフェンス及びエンドフェンスを傾倒位置とした状態で
装置本体に収納自在に設けられ、製版動作又は印刷動作
が選択されたときに前記フェンス倒れ検出センサが全て
フェンス倒れを検出する場合には、前記排紙台が収納位
置か前記排紙フェンスが傾倒位置かである旨を知らせる
エラー表示であり、前記フェンス倒れ検出センサの1つ
又は2つがフェンス倒れを検出する場合には、前記排紙
フェンスが傾倒位置である旨を知らせるエラー表示であ
るので、請求項6の発明の効果に加え、排紙台が装置本
体に収納されている場合をも含めて詳しくエラー表示が
なされるため、適切な対応を容易に取ることができる。
【0061】請求項8の発明によれば、請求項1〜請求
項7記載の孔版印刷装置であって、ネットワークによっ
てコンピュータと接続されている場合には、前記コンピ
ュータから製版動作指令が出力されると、前記排紙フェ
ンスが傾倒位置であってもコンピュータからの画像デー
タをスプールするので、請求項1〜請求項7の発明の効
果に加え、コンピュータで製版動作を指令したときに排
紙フェンスが傾倒状態であっても製版動作指令を受け入
れるため、再度製版動作指令を出力する必要がない。
【0062】請求項9の発明によれば、請求項8記載の
孔版印刷装置であって、前記排紙フェンスが傾倒位置の
状態で前記コンピュータから製版動作指令が出力される
と、前記排紙フェンスのエラーメッセージを前記コンピ
ュータに出力するので、請求項8の発明の効果に加え、
コンピュータの操作者が排紙フェンスの不適正状態を認
識できるため、適切な対応を容易に取ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示し、孔版印刷装置の全
体概略構成図である。
【図2】本発明の一実施形態を示し、(A)は操作パネ
ルの正面図、(B)はエラー表示1の内容を示す図、
(C)はエラー表示2の内容を示す図である。
【図3】本発明の一実施形態を示し、排紙台を装置本体
から引き出す過程を示す斜視図である。
【図4】本発明の一実施形態を示し、引き出した排紙台
の一対のサイドフェンスを直立状態にする過程を示す斜
視図である。
【図5】本発明の一実施形態を示し、引き出した排紙台
の一対のサイドフェンスを所定幅の直立位置にする過程
を示す斜視図である。
【図6】本発明の一実施形態を示し、引き出した排紙台
のエンドフェンスを直立位置にし、且つ、直立位置にし
たエンドフェンスを所定の位置に調整する過程を示す斜
視図である。
【図7】本発明の一実施形態を示し、孔版印刷装置の回
路ブロック図である。
【図8】本発明の一実施形態を示し、製版動作が選択さ
れた場合のフローチャート図である。
【図9】本発明の一実施形態を示し、印刷動作が選択さ
れた場合のフローチャート図である。
【図10】本発明の一実施形態を示し、排紙フェンスの
倒れ検出の詳しいフローチャート図説明図である。
【図11】従来例を説明するための排紙台の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 原稿読み取り部 2 製版部 3 印刷部 4 給紙部 5 排紙部 6 排版部 18 孔版原紙 26 版胴 37 印刷用紙 46 排紙台 58 表示パネル 59,60 サイドフェンス(排紙フェンス) 61 エンドフェンス(排紙フェンス) 62,63,64 フェンス倒れ検出センサ 65 装置本体 80 パーソナルコンピュータ(コンピュータ)
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B41L 13/16 B41F 33/14 Z

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排紙された印刷用紙を載置する排紙台
    と、 この排紙台上に設けられ、排紙される前記印刷用紙に干
    渉して載置位置を規制する直立位置と前記印刷用紙の載
    置位置を規制できない傾倒位置とに変移可能な排紙フェ
    ンスと、 この排紙フェンスが直立位置に位置するか傾倒位置に位
    置するかを検出するフェンス倒れ検出センサと、 このフェンス倒れ検出センサにより前記排紙フェンスが
    傾倒位置に位置することが検出されている状態で製版動
    作又は印刷動作が選択されるとエラーの警告を出力する
    出力手段とを備えたことを特徴とする孔版印刷装置。
  2. 【請求項2】 排紙された印刷用紙を載置する排紙台
    と、 この排紙台上に設けられ、排紙される前記印刷用紙に干
    渉して載置位置を規制する直立位置と前記印刷用紙の載
    置位置を規制できない傾倒位置とに変移可能な排紙フェ
    ンスと、 この排紙フェンスが直立位置に位置するか傾倒位置に位
    置するかを検出するフェンス倒れ検出センサと、 このフェンス倒れ検出センサにより前記排紙フェンスが
    傾倒位置に位置することが検出されている状態で製版動
    作が選択されると、版胴に孔版原紙が巻付け装着されて
    いる場合には前記孔版原紙を前記版胴より取り除く排版
    処理を行い、画像データに基づき未製版の孔版原紙に穿
    孔を施す製版処理を行い、この製版処理された前記孔版
    原紙を前記版胴に巻き付け装着する着版処理まで行う制
    御手段とを備えたことを特徴とする孔版印刷装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の孔版印刷装置であって、 前記排紙フェンスが傾倒位置の状態で製版動作又は印刷
    動作が選択されると、エラーの警告を出力することを特
    徴とする孔版印刷装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項3記載の孔版印刷装
    置であって、 前記エラーの警告は、前記排紙フェンスが傾倒位置であ
    る旨を知らせるエラー表示であることを特徴とする孔版
    印刷装置。
  5. 【請求項5】 請求項2〜請求項4記載の孔版印刷装置
    であって、 前記排紙フェンスが傾倒位置の状態で製版動作が選択さ
    れた場合において、着版処理の完了までに前記排紙フェ
    ンスが傾倒位置から直立位置に変更された場合には、そ
    の後の印刷処理を許容することを特徴とする孔版印刷装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜請求項5記載の孔版印刷装置
    であって、 前記排紙フェンスは、排紙される前記印刷用紙の左右端
    を規制する一対のサイドフェンスと排紙される前記印刷
    用紙の前端を規制するエンドフェンスとから構成され、
    前記一対のサイドフェンス及びエンドフェンスのそれぞ
    れについて前記フェンス倒れ検出センサを有することを
    特徴とする孔版印刷装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の孔版印刷装置であって、 前記排紙台は、前記一対のサイドフェンス及びエンドフ
    ェンスを傾倒位置とした状態で装置本体に収納自在に設
    けられ、製版動作又は印刷動作が選択されたときに前記
    フェンス倒れ検出センサが全てフェンス倒れを検出する
    場合には、前記排紙台が収納位置か前記排紙フェンスが
    傾倒位置かである旨を知らせるエラー表示であり、前記
    フェンス倒れ検出センサの1つ又は2つがフェンス倒れ
    を検出する場合には、前記排紙フェンスが傾倒位置であ
    る旨を知らせるエラー表示であることを特徴とする孔版
    印刷装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜請求項7記載の孔版印刷装置
    であって、 ネットワークによってコンピュータと接続されている場
    合には、前記コンピュータから製版動作指令が出力され
    ると、前記排紙フェンスが傾倒位置であってもコンピュ
    ータからの画像データをスプールすることを特徴とする
    孔版印刷装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の孔版印刷装置であって、 前記排紙フェンスが傾倒位置の状態で前記コンピュータ
    から製版動作指令が出力されると、前記排紙フェンスの
    エラーメッセージを前記コンピュータに出力することを
    特徴とする孔版印刷装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011001134A (ja) * 2009-06-16 2011-01-06 Duplo Seiko Corp 印刷機の紙受装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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