JP2001322057A - 基板の製造装置および基板の製造方法 - Google Patents

基板の製造装置および基板の製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カセットの交換頻度が少なく、かつ加工時間
を短縮可能な基板の製造装置および基板の製造方法を提
供する。 【解決手段】 本発明の基板の製造装置は、多連カセッ
ト1に複数列かつ複数段で保持された複数のガラス基板
10の列に対応して配置された複数列の搬送部3と、搬
送部3により搬送されたガラス基板10を面取加工する
ための加工部4と、多連カセット1を複数列の搬送部3
に対して上下運動させるために、複数列の搬送部3によ
って共用される1つの昇降部2とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば表示装置
用ガラス基板などのような板状物の製造装置および製造
方法に関するものであり、より具体的には、たとえば液
晶表示装置などに用いられる基板の稜角に面取を施す装
置およびその面取方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置、EL(エレクトロルミネ
ッセンス)表示装置、プラズマ表示装置などの表示装置
に用いられるガラス基板は、その用途や使用条件に合わ
せて適切に分断(切出)加工された後、加工面の稜角に
ついて面取を施される。
【0003】特に液晶表示装置は、対向配置されたガラ
ス基板の間に液晶が注入された構成を有するものであ
り、ガラス基板はその個別セル単位となるように用途に
合わせて適切な大きさに切断される。この切断個所には
凹凸が形成され、そのままでは取扱い上極めて危険であ
るため、その切断個所の凹凸面を砥石により摩耗させる
ための面取工程が必要となる。
【0004】従来の面取加工においては、まずセル単位
に分断されたガラス基板を複数段に保持する段積カセッ
トから、作業を行なうオペレータにより、ガラス基板が
1枚ずつ取出され面取加工部へ供給される。面取加工部
では、ガラス基板の外周分断(切出し)加工面の全面に
ついて2つの稜角を同時に、または1稜ずつ砥石により
摩耗させて面取加工が施される。面取加工が施されたガ
ラス基板は、作業を行なうオペレータにより1枚ずつ段
積カセット内に収納される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では、作業を
行なうオペレータによりガラス基板が1枚ずつ供給され
て面取加工が行なわれていたため、1枚あたりの加工時
間に対するガラス基板の供給時間ロスが大きくなってし
まい、全体としての加工時間が長くなるという問題点が
あった。
【0006】また従来技術では、1列で複数段にガラス
基板を保持する段積カセットを用いているため、カセッ
トの交換頻度が増大するという問題点があった。
【0007】それゆえ本発明の目的は、カセットの交換
頻度が少なく、かつ加工時間を短縮できる基板の製造装
置および基板の製造方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の基板の製造装置
は、1つのカセットに複数列かつ複数段で保持された複
数の基板の列に対応して配置された複数列の搬送手段
と、搬送手段により搬送された基板を面取加工するため
の加工手段と、カセットを搬送手段に対して上下動させ
る昇降手段とを備えている。
【0009】1つのカセットに基板を複数列保持させる
ことができるため、1つのカセットで複数列の搬送手段
に基板を供給することができる。このため、搬送手段を
複数列配置してもカセットは1つで足りるため、カセッ
トの交換頻度を従来技術よりも低減でき、設備稼動効率
を向上することができる。
【0010】また、1つのカセットで複数列の搬送手段
に基板を供給できるため、カセットを昇降するための昇
降手段を複数列の搬送手段で共用でき、装置構成を簡略
化することもできる。
【0011】また、1つのカセットに複数列の搬送手段
に同時・個別に基板を供給できるよう制御可能なため、
搬送手段への基板の供給時間ロスを少なくすることがで
き、加工時間を短縮することもできる。
【0012】また、複数列で並行して複数の基板を面取
加工することができるため、基板を1枚ずつ処理する枚
葉処理と比較して、同一枚数の基板を処理するための基
板の搬送時間および加工時間を大幅に短縮することが可
能となる。
【0013】上記の基板の製造装置において好ましく
は、加工手段は、複数列の搬送手段で搬送される基板の
各々を面取加工できるように移動可能に配置された加工
部を有している。
【0014】これにより、面取加工部も複数列の搬送手
段で共用できるため、装置構成をさらに簡略化すること
ができる。
【0015】本発明の基板の製造方法は、以下の工程を
備えている。まず1つのカセットに複数列かつ複数段で
保持された複数の基板のうち、同一の段に保持された複
数列の基板の各々がカセットから取出される。そして取
出された複数列の基板の各々が、基板の列に対応して配
置された複数列の搬送手段の各々によって搬送される。
そして搬送手段によって搬送された複数列の基板の各々
が加工手段により面取加工される。
【0016】本発明の基板の製造方法によれば、1つの
カセットに基板を複数列保持させることができるため、
1つのカセットで複数列の搬送手段に基板を供給するこ
とができる。このため、搬送手段を複数列配置してもカ
セットは1つで足りるため、カセットの交換頻度を従来
技術よりも低減でき、設備稼動効率を向上することがで
きる。
【0017】また、1つのカセットで複数列の搬送手段
に基板を供給できるため、カセットを昇降するための昇
降手段を複数列の搬送手段で共用でき、装置構成を簡略
化することができる。
【0018】また、1つのカセットで複数列の搬送手段
に同時・個別に基板を供給できるよう制御可能なため、
搬送手段への基板の供給時間ロスを少なくすることがで
き加工時間を短縮することもできる。
【0019】また、複数列で並行して複数の基板を面取
加工することができるため、基板を1枚ずつ処理する枚
葉処理と比較して、同一枚数の基板を処理するための基
板の搬送時間および加工時間を大幅に短縮することが可
能となる。
【0020】上記の基板の製造方法において好ましく
は、面取り加工された複数列の基板の各々が搬送手段に
よりカセット側へ搬送され、かつカセット内に収納され
る工程がさらに備えられている。
【0021】これにより、1つのカセットに複数列の搬
送手段から同時・個別に基板を収納できるよう制御可能
なため、基板の収納時間ロスを少なくすることができ、
加工時間を短縮することもできる。
【0022】上記の基板の製造方法において好ましく
は、同一段で複数列の基板はカセットから同時に取出さ
れ、かつカセットに同時に収納される。
【0023】上記の基板の製造方法において好ましく
は、同一段で複数列の基板はカセットから個別に取出さ
れ、かつカセットに個別に収納される。
【0024】このように各基板の同時・個別制御が可能
なため、搬送手段への基板の供給時間ロスを少なくする
ことができ、加工時間を短縮することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図に基づいて説明する。
【0026】図1は本発明の一実施の形態における表示
装置用ガラス基板の面取装置の構成を示す平面図であ
り、図2は図1のA−A線に沿う概略断面図である。
【0027】図1および図2を参照して、本実施の形態
の面取装置は、複数列かつ複数段にガラス基板を保持可
能な多連カセット1を用いてガラス基板10の面取加工
を行なうものである。この面取装置は、昇降部2と、搬
送部3と、加工部4と、移動部5と、位置決め部6と、
収納部7と、供給部8とを主に有している。
【0028】主に図2を参照して、昇降部2は、多連カ
セット1を上下に昇降動作させる部分であり、ステッピ
ングモータとボールネジとを有している。搬送部3は、
多連カセット1と加工部4との間でガラス基板10を搬
送する部分であり、ガラス基板10を載置する移載部3
aと、その移載部3aを移動させるためのステッピング
モータ3bおよびボールネジ3cとを有している。加工
部4は、ガラス基板10の面取加工を行なう第1および
第2の加工部4a、4bを有している。第1の加工部4
aは、砥石と砥石を駆動するモータとを有している。
【0029】砥石は円柱状の外周に、たとえば断面が略
V字型の溝を複数段形成した層型砥石が使用される。砥
石としては、これに限定されるものではなく、たとえば
溝が1段のものや、カップ型砥石なども使用できる。層
型砥石は砥石の交換を、溝の段を変更することにより行
なうことができるので、作業が簡略となる。
【0030】モータにより砥石を回転させ、砥石の溝の
面に基板10の外縁部が接触する状態で基板10を砥石
の溝を通過させることにより、基板10の稜角の面取り
をする。
【0031】砥石の切削量は、各砥石で個別に調整でき
ることが好ましい。また、第1の加工部4aは固定/可
動の機能を有する。固定でも良いが、可動にすると、面
取りが完了した基板10が移動するとき、干渉するおそ
れがない位置に砥石を退避できる。
【0032】第2の加工部4bは、基板10を切削する
砥石と、砥石を駆動するモータとを有し、ステッピング
モータ5aとボールネジ5bとにより移動可能に支持さ
れている。
【0033】位置決め部6は、移載部3a上に載置され
たガラス基板10を加工部4に対して位置決めする部分
であり、アーム6cを動作させるための位置決めシリン
ダ6aと、上下動用の上下エアシリンダ6bとを有して
いる。収納部7は、面取加工が行なわれたガラス基板1
0を多連カセット1に収納するための部分であり、アー
ム7cを動作させるための収納シリンダ7aと、上下動
用の上下エアシリンダ7bとを有している。供給部8
は、多連カセット1に保持されたガラス基板10を搬送
部3へ供給するための部分であり、ガラス基板10を押
出すためのアーム8aと、そのアーム8aを動作させる
ためのエアシリンダ8bとを有している。
【0034】主に図1を参照して、複数列の搬送部3が
並列に配置されており、各列の搬送部3に対応して第1
の加工部4a、位置決め部6、収納部7および供給部8
が配置されている。また昇降部2、第2の加工部4bお
よび移動部5は、複数列の搬送部3により共用されてい
る。つまり、1台の第2の加工部4bは移動部5により
移動することで、複数列の搬送部3で搬送されたガラス
基板10の各々を面取加工することができる。また、複
数列の搬送部3の各々には、1つの多連カセット1によ
りガラス基板10が供給されるため、多連カセット1を
昇降するための昇降部2は1台で足り、複数列の搬送部
3で共用され得る。
【0035】多連カセット1は、たとえば図3に示す構
成を有している。図3を参照して、多連カセット1は、
底板1aと上板1bとの間に複数個の仕切り板1cを挟
んだ構成を有しており、仕切り板1cの支持部1dによ
りガラス基板10が支持される。このように多連カセッ
ト1では、複数の仕切り板1cにより複数列にガラス基
板10を支持することができ、複数の支持部1dにより
複数段にガラス基板10を支持することができる。
【0036】次に、本実施の形態の表示装置用ガラス基
板の面取方法について説明する。図1および図2を参照
して、まず、複数のガラス基板10が複数列・複数段で
多連カセット1に保持される。この際、複数のガラス基
板10は、表裏を統一されて、かつ左右を統一されて多
連カセット1に保持される。この多連カセット1が、昇
降部2にセットされる。この際、昇降部2は、その原点
位置あるいは製造スタート位置にて停止されている。
【0037】装置の稼動開始信号により昇降部2のボー
ルネジが稼動して、多連カセット1は供給部8の高さま
で移動する。この後、エアシリンダ8bの動作によりガ
ラス基板10がアーム8aによって搬送部3の移載部3
a上に押出される。この際、複数列の供給部8は同時に
稼動し、複数列の搬送部3の各々に同時にガラス基板1
0を供給する。
【0038】複数列に同時に供給されたガラス基板10
は、移載部3aに真空吸着された後、モータ3bで稼動
されたボールネジ3cにより、位置決め部6側へと送ら
れる。位置決め部6は上下エアシリンダ6bにより下降
し、位置決めシリンダ6aで稼動するアーム6cにより
ガラス基板10の加工前のアライメントを機械的に行な
う。なお、このアライメントの際には移載部3aのガラ
ス基板10の真空吸着が一時解放され、位置決め完了後
には再び真空吸着によりガラス基板10の加工位置が決
定される。
【0039】この後、ガラス基板10を載せた移載部3
aは、搬送部3の稼動により、第1の加工部4aの回転
する砥石の溝面に、基板10を接触させながら第1の加
工部4aを通過する。これにより、複数列の搬送部3に
おいて各ガラス基板10の側面の面取加工が同時に実施
される。この後、ガラス基板10は搬送部3の稼動によ
り所定位置まで搬送された後に一時停止される。なお、
第1の加工部4aの砥石は面取り完了後退避される。加
工用の砥石を有する第2の加工部4bにより、ガラス基
板10の側面の面取加工が行なわれる。この際、第2の
加工部4bがステッピングモータ5aとボールネジ5b
とにより移動することで、複数列の搬送部3の各々で停
止状態にあるガラス基板10のすべてが面取加工され
る。
【0040】面取加工後、複数列の搬送部3における各
ガラス基板10は、搬送部3の稼動により多連カセット
1側へ搬送され、多連カセット1の手前であって収納部
7の直下で停止される。収納部7は上下シリンダ7bに
より下降し、収納シリンダ7aで稼動する収納アーム7
cにより、複数列の搬送部3の各ガラス基板10を同時
に多連カセット1内に収納する。
【0041】ガラス基板10の収納完了信号により、昇
降部2のステッピングモータおよびボールネジが稼動
し、多連カセット1は予め決められたピッチだけ上昇す
る。これにより、面取加工前のガラス基板10が供給部
8の高さまで移動させられる。
【0042】この後、面取加工前のガラス基板10に、
上述と同様の操作が繰返されることにより、多連カセッ
ト1内のすべてのガラス基板10の面取加工が連続して
行なわれる。
【0043】なお、上記においては、複数列のガラス基
板10を同時に多連カセット1から取出し、同時に面取
加工をし、同時に多連カセット1に収納する工程につい
て説明したが、ガラス基板10は個別に多連カセット1
から取出され、個別に面取加工が施され、かつ個別に多
連カセット1に収納されてもよい。つまり、多連カセッ
ト1の同一段・複数列に配置されたガラス基板10の各
々は、複数列の搬送部3に異なるタイミングで供給さ
れ、異なるタイミングで面取加工が施され、異なるタイ
ミングで多連カセット1に収納されてもよい。
【0044】本実施の形態においては、複数列でガラス
基板10を保持できる多連カセット1が用いられている
ため、1つの多連カセット1で複数列の搬送部3にガラ
ス基板10を供給することができる。このため、搬送部
3を複数列配置しても、多連カセット1は1つで足りる
ため、多連カセット1の交換頻度を従来技術よりも低減
でき、設備稼動効率を向上することができる。
【0045】また、1つの多連カセット1で複数列の搬
送部3にガラス基板10を供給できるため、多連カセッ
ト1を昇降するための昇降部2を複数列の搬送部3で共
用でき、装置構成を簡略化することができる。
【0046】また、1つの多連カセット1で複数列の搬
送部3に同時・個別にガラス基板10を供給できるよう
制御可能なため、搬送部3へのガラス基板10の供給時
間ロスを少なくすることができ、加工時間を短縮するこ
とができる。
【0047】また、ガラス基板10を複数列で並行して
処理することができるため、ガラス基板10を一枚ずつ
処理する枚葉処理と比較して、同一枚数のガラス基板1
0を処理するための搬送時間および加工時間を大幅に短
縮することが可能となる。
【0048】また第2の加工部4bを複数列の搬送部3
で共用できるため、装置構成をさらに簡略化することが
できる。
【0049】なお、ガラス基板10のサイズは、その使
用用途などにより変わるため、図3に示す多連カセット
1において仕切り板1cは図中横方向にその位置を変更
できるように構成されていることが好ましい。具体的に
は、底板1aおよび上板1bの各々にスライド用穴1e
を設け、その穴1e内で仕切り板1cに設けられたピン
1fをスライドさせることにより、仕切り板1cを図中
横方向に移動でき、サイズの異なるガラス基板10を保
持することが可能となる。
【0050】また、ガラス基板10のサイズが使用用途
などにより異なるため、第1および第2の加工部4a、
4bの研磨用砥石の取付け固定位置は、ボルトの取外し
などにより容易に変更できるよう構成されていることが
好ましい。
【0051】なお、本実施の形態においては、搬送部3
が5列の場合について説明したが、搬送部3の数はこれ
に限定されるものではなく、2列以上あればよい。
【0052】また位置決め部6と第1の加工部4aは、
装置の小型化を図るために千鳥状に配置されているが、
これに限定されるものではなく、直線的に配置されてい
てもよく、他の配列であってもよい。
【0053】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、1
つのカセットに基板を複数列保持させることができるた
め、1つのカセットで複数列の搬送手段に基板を供給す
ることができる。このため、搬送手段を複数列配置して
もカセットは1つで足りるため、カセットの交換頻度を
従来技術よりも低減することができる。
【0055】また、1つのカセットで複数列の搬送手段
に基板を供給できるため、カセットを昇降するための昇
降手段を複数列の搬送手段で共用でき、装置構成を簡略
化することもできる。
【0056】また、1つのカセットで複数列の搬送手段
に同時・個別に基板を供給できるよう制御可能なため、
搬送手段への基板の供給時間ロスを少なくすることがで
き、加工時間を短縮することもできる。
【0057】また、基板を複数列で並行して処理するこ
とができるため、基板を1枚ずつ処理する枚葉処理と比
較して、同一枚数の基板を処理するための搬送時間およ
び加工時間を大幅に短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態における表示装置用ガ
ラス基板の面取装置の構成を示す平面図である。
【図2】 図1のA−A線に沿う概略断面図である。
【図3】 多連カセットの構成を概略的に示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 多連カセット、2 昇降部、3 搬送部、4 加工
部、5 移動部、6位置決め部、7 収納部、8 供給
部、10 ガラス基板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3C043 BB06 3C049 AA02 AA11 AA13 AA18 AB01 AB03 AB04 AB06 AB08 CA06 CB03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つのカセットに複数列かつ複数段で保
    持された複数の基板の列に対応して配置された複数列の
    搬送手段と、 前記搬送手段により搬送された前記基板を面取加工する
    ための加工手段と、 前記カセットを前記搬送手段に対して上下動させる昇降
    手段とを備えた、基板の製造装置。
  2. 【請求項2】 前記加工手段は、複数列の前記搬送手段
    で搬送される前記基板の各々を面取加工できるように移
    動可能に配置された加工部を有する、請求項1に記載の
    基板の製造装置。
  3. 【請求項3】 1つのカセットに複数列かつ複数段で保
    持された複数の基板のうち、同一の段に保持された複数
    列の前記基板の各々を前記カセットから取出す工程と、 取出された複数列の前記基板の各々を、前記基板の列に
    対応して配置された複数列の搬送手段の各々によって搬
    送する工程と、 前記搬送手段によって搬送された複数列の前記基板の各
    々を加工手段により面取加工する工程とを備えた、基板
    の製造方法。
  4. 【請求項4】 面取加工された複数列の前記基板の各々
    を前記搬送手段により前記カセット側へ搬送し、かつ前
    記カセット内に収納する工程をさらに備えた、請求項3
    に記載の基板の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記カセット内にて同一段で複数列に配
    置された前記基板は前記カセットから同時に取出され、
    かつ前記カセットに同時に収納される、請求項4に記載
    の基板の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記カセット内にて同一段で複数列に配
    置された前記基板は前記カセットから個別に取出され、
    かつ前記カセットに個別に収納される、請求項4に記載
    の基板の製造方法。
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