JP2001321327A - 内視鏡の可撓管連結端部 - Google Patents

内視鏡の可撓管連結端部

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JP2001321327A
JP2001321327A JP2000144262A JP2000144262A JP2001321327A JP 2001321327 A JP2001321327 A JP 2001321327A JP 2000144262 A JP2000144262 A JP 2000144262A JP 2000144262 A JP2000144262 A JP 2000144262A JP 2001321327 A JP2001321327 A JP 2001321327A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】可撓管が繰り返し曲げられても、折れ止めの先
端部分と可撓管表面との接着部が剥離せず、折れ止めの
内側に汚液等が侵入する可能性の少ない内視鏡の可撓管
連結端部を提供すること。 【解決手段】折れ止め10の基端寄りの部分を可撓管1
に対して軸線方向に進退自在に構成すると共に、折れ止
め10の基端付近の外周面と剛体部2との間をシールし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、内視鏡の可撓管
が剛体部との連結端付近で急激に曲がるのを防止するた
めの折れ止めが設けられた内視鏡の可撓管連結端部に関
する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡の可撓管は操作部等の剛体部に連
結されており、その連結端付近は小さな曲率半径で曲げ
られると他の部分に比べて遙かに容易に座屈してしまう
ので、弾力性のある材料からなる折れ止めが取り付けら
れている。
【0003】そのような内視鏡の折れ止めは一般に、先
細りのテーパ筒状に形成されて可撓管の連結端付近を囲
む状態に取り付けられ、基端部分が剛体部に固定され
て、先端部分が可撓管の外面を締め付けるように寸法設
定されている。
【0004】しかし、可撓管が曲げられると折れ止めの
先端内周面と可撓管の外周面との間に隙間が発生して、
その隙間に汚液等が侵入する場合があり、それを洗浄す
るのは非常に難しくて衛生上好ましくない状態になる。
そこで従来は、折れ止めの先端部分の内周面を可撓管の
外周面に全周にわたって接着していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図5に示され
るように、可撓管91が曲げられると、カーブの外側に
なる部分は伸ばされて内側になる部分は圧縮されるの
で、折れ止め92との間に接着部Aを剥がそうとする力
が作用する。そのため、可撓管91が繰り返して曲げら
れているうちに接着部Aが剥離し、その剥離部に汚液等
が入り込んで不潔になってしまう場合があった。
【0006】そこで本発明は、可撓管が繰り返し曲げら
れても、折れ止めの先端部分と可撓管表面との接着部が
剥離せず、折れ止めの内側に汚液等が侵入する可能性の
少ない内視鏡の可撓管連結端部を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の内視鏡の可撓管連結端部は、弾力性のある
材料によって形成された折れ止めが、内視鏡の剛体部に
連結された可撓管の連結端付近を囲む状態に取り付けら
れて、折れ止めの先端部分が可撓管の表面に接着された
内視鏡の可撓管連結端部において、折れ止めの基端寄り
の部分を可撓管に対して軸線方向に進退自在に構成する
と共に、折れ止めの基端付近の外周面と剛体部との間を
シールしたものである。
【0008】なお、剛体部との間のシール部から外れる
位置に折れ止めの基端部分が移動するのを規制するスト
ッパが設けられていてもよく、折れ止めの基端付近の外
周面と剛体部との間をシールするためのカバー部材が着
脱自在であり、そのカバー部材を取り外すことによっ
て、剛体部に可撓管を連結固定している固定部材を外す
ことができるようにしてもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施例を
説明する。図2は内視鏡を示しており、胃等の体腔内に
挿入される挿入部は、挿入部可撓管1によって外装され
ている。その先端部分に連結された湾曲部3は、挿入部
可撓管1の基端に連結された操作部2に配置されている
操作ノブ4を回転操作することにより、遠隔的に屈曲さ
せることができる。
【0010】湾曲部3の先端には、対物光学系等を内蔵
した先端部本体5が連結されている。7は、図示されて
いない光源装置に接続されるコネクタが先端に連結され
た連結可撓管である。
【0011】剛体である操作部2に対する挿入部可撓管
1の連結端部分と、連結可撓管7の連結端部分とには、
可撓管1,7の基端部が小さな曲率半径で曲がるのを規
制するための折れ止め10,20が取り付けられてい
る。
【0012】図3は、挿入部可撓管1と操作部2との連
結部を示しており、その内部に挿通配置されている光学
繊維束やチューブ類及び信号ケーブル等の図示は省略さ
れている。
【0013】挿入部可撓管1の基端に固着されている可
撓管基端口金1aは、口金固定ネジ11によって側方か
ら操作部本体フレーム2aの下端部に固定されている。
2cは、挿入部カバー2bを操作部本体フレーム2aに
押圧固定する押さえナット、1b,2d,11aはシー
ル用のOリングである。
【0014】折れ止め10は、弾力性のあるゴム系の材
料(例えばネオプレン(登録商標)ゴム又はポリウレタ
ンゴム等)によって先細りのテーパ筒状に形成されてい
て、先端部分で挿入部可撓管1を弾力的に締め付ける状
態に取り付けられている。
【0015】そして、折れ止め10の先端から例えば1
cm程度の範囲Aは、折れ止め10の内周面と挿入部可
撓管1の外周面とが、シール性のある接着剤によって全
周にわたって隙間なく接着されている。以下、「接着部
A」という。
【0016】折れ止め10の後端部近傍の内周面には、
円周溝10aが形成されていて、可撓管基端口金1aの
外周面に突設された鍔1cがその円周溝10a内に遊挿
されている。
【0017】したがって、折れ止め10の後端部は他の
部材に固定されておらず、円周溝10aと鍔1cとの間
の遊びの範囲において軸線方向に移動することができ
る。それに合わせて、折れ止め10の後端面とその隣接
部材との間には隙間Bが形成されている。
【0018】折れ止め10の基端付近から操作部カバー
2bの下端に至る範囲を覆うように、筒状カバー19が
配置されている。筒状カバー19は、弾力性のあるゴム
又はプラスチック製であり、その内周部にインサートさ
れた金属製のインサート金物19aが、操作部本体フレ
ーム2aの下端部に対して取り外し自在に下方から螺合
している。
【0019】その結果、筒状カバー19の端面が操作部
カバー2bの下端面に押し付けられて、その部分をシー
ルしている。また、図4にも示されるように、折れ止め
10の基端近傍の外周面には全周にわたる凸部10bが
形成されていて、その凸部10bがインサート金物19
aの内周面に密接して潰された状態になり、折れ止め1
0の外周面と筒状カバー19の先側内周面との間がシー
ルされている。
【0020】このように構成された内視鏡の可撓管連結
端部においては、折れ止め10の基端寄りの部分が挿入
部可撓管1に対して軸線方向に進退自在なので、挿入部
可撓管1の基端付近が曲げられると、図1に示されるよ
うに、カーブの内側になる部分では折れ止め10の基端
部が操作部2側に押され、カーブの外側になる部分では
折れ止め10の基端部が先端側に引き出されるように動
作する。したがって、折れ止め10を軸線方向に引っ張
ったり圧縮する力が発生せず、接着部Aが剥離しない。
【0021】また、折れ止め10は無制限に軸線方向に
移動可能なのではなく、折れ止め10の凸部10bが筒
状カバー19のインサート金物19aの内周面に当接す
るシール位置から外れないように、円周溝10aと鍔1
cとによって移動範囲が規制されている。
【0022】なお、操作部本体フレーム2aに対する筒
状カバー19(インサート金物19a)の螺合を緩めて
筒状カバー19を先側にずらせば、口金固定ネジ11を
緩めて、挿入部可撓管1を折れ止め10と共に操作部2
から取り外すことができ、同様にして、挿入部可撓管1
を折れ止め10と共に操作部2に取り付けることができ
る。
【0023】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、例えば本発明を連結可撓管7側の折れ止め
20等に採用してもよい。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、折れ止めの基端寄りの
部分を可撓管に対して軸線方向に進退自在に構成すると
共に、折れ止めの基端付近の外周面と剛体部との間をシ
ールしたことにより、可撓管が繰り返し曲げられても、
折れ止めの先端部分と可撓管の表面との接着部が剥離せ
ず、折れ止めの内側に汚液等が侵入する可能性が少なく
衛生的な状態を保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の内視鏡の可撓管連結端部が曲
がった状態の縦断面図である。
【図2】本発明の実施例の内視鏡の外観図である。
【図3】本発明の実施例の内視鏡の可撓管連結端部が真
っ直ぐな状態の縦断面図である。
【図4】本発明の実施例の折れ止め単体の側面図であ
る。
【図5】従来の内視鏡の可撓管連結端部が曲がった状態
の縦断面図である。
【符号の説明】
1 挿入部可撓管 1a 可撓管基端口金 1c 鍔 2 操作部(剛体部) 2a 操作部本体フレーム 10 折れ止め 10a 円周溝 10b 凸部 19 筒状カバー A 接着部 B 隙間

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】弾力性のある材料によって形成された折れ
    止めが、内視鏡の剛体部に連結された可撓管の連結端付
    近を囲む状態に取り付けられて、上記折れ止めの先端部
    分が上記可撓管の表面に接着された内視鏡の可撓管連結
    端部において、 上記折れ止めの基端寄りの部分を上記可撓管に対して軸
    線方向に進退自在に構成すると共に、上記折れ止めの基
    端付近の外周面と上記剛体部との間をシールしたこと特
    徴とする内視鏡の可撓管連結端部。
  2. 【請求項2】上記剛体部との間のシール部から外れる位
    置に上記折れ止めの基端部分が移動するのを規制するス
    トッパが設けられている請求項1記載の内視鏡の可撓管
    連結端部。
  3. 【請求項3】上記折れ止めの基端付近の外周面と上記剛
    体部との間をシールするためのカバー部材が着脱自在で
    あり、そのカバー部材を取り外すことによって、上記剛
    体部に上記可撓管を連結固定している固定部材を外すこ
    とができる請求項1又は2記載の内視鏡の可撓管連結端
    部。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62275425A (ja) * 1986-05-21 1987-11-30 オリンパス光学工業株式会社 内視鏡
JP2000116593A (ja) * 1998-10-12 2000-04-25 Asahi Optical Co Ltd 内視鏡

Patent Citations (2)

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JP2000116593A (ja) * 1998-10-12 2000-04-25 Asahi Optical Co Ltd 内視鏡

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