JP2000116593A - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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JP2000116593A
JP2000116593A JP10288972A JP28897298A JP2000116593A JP 2000116593 A JP2000116593 A JP 2000116593A JP 10288972 A JP10288972 A JP 10288972A JP 28897298 A JP28897298 A JP 28897298A JP 2000116593 A JP2000116593 A JP 2000116593A
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JP
Japan
Prior art keywords
flexible tube
insertion portion
stopper
tube
endoscope
Prior art date
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Pending
Application number
JP10288972A
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English (en)
Inventor
Keiji Itou
慶時 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd filed Critical Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】挿入部可撓管の基端部分に設けられた折れ止め
と挿入部可撓管との間に汚物が入り込まない、衛生的な
内視鏡を提供すること。 【解決手段】操作部2の下端部に連結された挿入部可撓
管1の基端部分付近を囲む状態に、弾力性のある材料で
筒状に形成された折れ止め30が取り付けられた内視鏡
において、折れ止め30を挿入部可撓管1と一体化し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、挿入部可撓管の
基端部分に折れ止めが設けられた内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡の挿入部可撓管は、比較的小さな
曲率半径での曲げにも耐えられるように形成されている
が、剛体である操作部との連結部付近で曲げられると、
曲がり状態の変化が急激なものになって簡単に破損して
しまう。
【0003】そこで一般に、弾力性のあるゴム材料によ
って先細りのテーパ筒状に形成された折れ止めが、操作
部に連結された挿入部可撓管の基端部分付近を囲む状態
に取り付けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】折れ止めは、挿入部可
撓管の外周面によく密着する形状寸法に形成されるのが
普通である。しかし、その部分が曲げられると、弾力性
のあるゴム材料で形成された折れ止めの口元が開いて挿
入部可撓管の外周面との間に隙間が生じ、その隙間に汚
物が入り込んでしまう場合がある。すると、そのような
隙間に入り込んだ汚物は洗浄することが極めて困難であ
り、非常に不衛生になってしまう恐れがあった。
【0005】そこで本発明は、挿入部可撓管の基端部分
に設けられた折れ止めと挿入部可撓管との間に汚物が入
り込まない、衛生的な内視鏡を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の内視鏡は、操作部の下端部に連結された挿
入部可撓管の基端部分付近を囲む状態に、弾力性のある
材料で筒状に形成された折れ止めが取り付けられた内視
鏡において、上記折れ止めを上記挿入部可撓管と一体化
したことを特徴とする。
【0007】なお、上記折れ止めの内周面が、上記挿入
部可撓管の外周面に接合されていてもよい。また、上記
折れ止めの最大外径が、上記操作部の下端部付近を外装
する筒状のカバー部材とそのカバー部材を固定するため
のナットの最小内径より小さく形成されていてもよい。
【0008】そして、上記操作部と上記挿入部可撓管と
の連結部を外装する筒状部材の内周面先端に、上記折れ
止めの外周に食い込む周状突起が形成されていてもよ
い。
【0009】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施の形
態を説明する。図2は内視鏡を示しており、操作部2の
下端部に挿入部可撓管1の基端が連結され、操作部2に
配置された操作ノブ4を回転操作することによって、挿
入部可撓管1の先端部分に形成された湾曲部3を任意の
方向に任意の角度だけ屈曲させることができる。
【0010】湾曲部3の先端に連結された先端部本体5
には対物光学系及び固体撮像素子等が内蔵されていて、
内視鏡観察像が電気信号に変換されて挿入部可撓管1内
を伝達されるようになっている。
【0011】図3は、挿入部可撓管1と操作部2との連
結部付近を示している。挿入部可撓管1は、金属螺旋管
の外面に網状管を被覆し、さらにその外面に可撓性の合
成樹脂製外皮11を被覆して形成されており、その基端
には金属製の可撓管基端口金12が取り付けられてい
る。
【0012】可撓管基端口金12の端部は、松茸の傘状
に後方より太い先細りのテーパ状に形成されており、操
作部フレーム20の下端部に形成されたテーパ状の口金
受け部20aに押し付けられて、操作部フレーム20に
螺合する固定ナット14によってそこに押圧固定されて
いる。15はシール用のOリングである。
【0013】17は、挿入部可撓管1内に挿通配置され
ている鉗子チャンネル18に処置具を差し込むための処
置具挿入口であり、ゴム製の鉗子栓19が着脱自在に取
り付けられている。なお、挿入部可撓管1内には、鉗子
チャンネル18の他にも各種の内蔵物が挿通配置されて
いるが、それらの図示は省略されている。
【0014】処置具挿入口17は、操作部2の下端部近
傍に斜め上向きに突出形成された突出部22に配置され
ており、その突出部22は、操作部フレーム20を囲ん
で設けられた固定カバー21に一体に形成されている。
【0015】固定カバー21によって外装された部分と
操作部2の下端との間は、円筒状の下端部カバー24に
よって外装されている。下端部カバー24は、操作部フ
レーム20に下方から被嵌され、操作部フレーム20の
下端部分に形成された雄ネジと螺合する押さえナット2
5によって押し付けられて、操作部フレーム20に固定
されている。
【0016】下端部カバー24は、内視鏡組み立て時
に、操作部フレーム20内で鉗子チャンネル18の接続
作業等を行った後で取り付けられる。26は、操作部フ
レーム20の外周面と下端部カバー24の内周面との間
をシールするためのOリングである。
【0017】挿入部可撓管1の基端部分付近を囲んで、
弾力性のあるゴム材料等で筒状に形成された折れ止め3
0が取り付けられている。折れ止め30の基端部分の内
面は、内方に突出する形状に形成されており、可撓管基
端口金12の外周面に形成された円周溝12aにその部
分が嵌め込まれて、折れ止め30が位置決め固定されて
いる。
【0018】図4に示されるように、折れ止め30は例
えばポリウレタンゴム等によるテーパ筒状の単体部品と
して形成されており、その最大外径は、下端部カバー2
4及び押さえナット25の最小内径より小さく形成され
ている。したがって、下端部カバー24と押さえナット
25は、折れ止め30が挿入部可撓管1に取り付けられ
た状態で、折れ止め30の外側をスライドさせて自由に
着脱することができる。
【0019】折れ止め30の基端面と固定ナット14と
の間には、固定ナット14を操作部フレーム20に着脱
できるだけの隙間Aが設けられており、その部分を外装
する連結部カバー27が、下端部カバー24の下端部に
螺着されている。28は、連結部カバー27と下端部カ
バー24との間をシールするOリングである。
【0020】連結部カバー27は、折れ止め30が挿入
部可撓管1に取り付けられた状態で自由に着脱すること
ができるように、内径が折れ止め30の最大外径より大
きく形成されている。ただし連結部カバー27の内周面
先端には、折れ止め30の外周に食い込む周状突起27
aが全周にわたって形成されていて、内部への水分の侵
入を阻止している。
【0021】折れ止め30の内外両面は、共に先側へ漸
次細くなるテーパ状に形成されているが、外面の方がテ
ーパ角度が大きいので、折れ止め30の肉厚は先側へ漸
次薄くなっている。
【0022】折れ止め30の内径は、基端側では挿入部
可撓管1の外径より大きく形成されているが、中間部分
より先側では挿入部可撓管1の外径より小さくなってお
り、挿入部可撓管1によって押し広げられて挿入部可撓
管1の外表面に密着した状態で装着されている。
【0023】そして、折れ止め30の内周面と挿入部可
撓管1の外周面とは、例えばシリコン系接着剤等の接着
剤によって全面にわたって接合され、折れ止め30の内
周面と挿入部可撓管1の外周面との間に隙間のある部分
には接着剤が充填されている。
【0024】挿入部可撓管1に対する折れ止め30の接
合は、Aで示される隙間部分に固定ナット14を配置し
てから行われる。接合作業の時期は、挿入部可撓管1を
固定ナット14で操作部フレーム20に固定する前でも
後でもどちらでもよい。
【0025】このようにして、折れ止め30と挿入部可
撓管1とが一体化されているので、例えば図1に示され
るように、折れ止め30部分で挿入部可撓管1が屈曲さ
れても、折れ止め30と挿入部可撓管1との間に隙間が
発生せず、汚物などが入り込んで不衛生になる恐れがな
い。
【0026】なお、折れ止め30の内周面と挿入部可撓
管1の外周面とは、必ずしも全面にわたって接合する必
要はなく、少なくとも折れ止め30の先端からある程度
の範囲を接合すればよい。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、折れ止めを挿入部可撓
管と一体化したことにより、折れ止め部分で挿入部可撓
管が屈曲されても、折れ止めと挿入部可撓管との間に隙
間が発生せず、汚物などが入り込まないので不衛生にな
る恐れがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の折れ止め部分が屈曲され
た状態の縦断面図である。
【図2】本発明の実施の形態の内視鏡の側面図である。
【図3】本発明の実施の形態の操作部の下端部付近の縦
断面図である。
【図4】本発明の実施の形態の折れ止め部分の縦断面図
である。
【符号の説明】
1 挿入部可撓管 2 操作部 12 可撓管基端口金 14 固定ナット 20 操作部フレーム 24 下端部カバー 25 押さえナット 27 連結部カバー 27a 周状突起 30 折れ止め

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】操作部の下端部に連結された挿入部可撓管
    の基端部分付近を囲む状態に、弾力性のある材料で筒状
    に形成された折れ止めが取り付けられた内視鏡におい
    て、 上記折れ止めを上記挿入部可撓管と一体化したことを特
    徴とする内視鏡。
  2. 【請求項2】上記折れ止めの内周面が、上記挿入部可撓
    管の外周面に接合されている請求項1記載の内視鏡。
  3. 【請求項3】上記折れ止めの最大外径が、上記操作部の
    下端部付近を外装する筒状のカバー部材とそのカバー部
    材を固定するためのナットの最小内径より小さく形成さ
    れている請求項1又は2記載の内視鏡。
  4. 【請求項4】上記操作部と上記挿入部可撓管との連結部
    を外装する筒状部材の内周面先端に、上記折れ止めの外
    周に食い込む周状突起が形成されている請求項1、2又
    は3記載の内視鏡。
JP10288972A 1998-10-12 1998-10-12 内視鏡 Pending JP2000116593A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001321327A (ja) * 2000-05-17 2001-11-20 Asahi Optical Co Ltd 内視鏡の可撓管連結端部

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001321327A (ja) * 2000-05-17 2001-11-20 Asahi Optical Co Ltd 内視鏡の可撓管連結端部
JP4502459B2 (ja) * 2000-05-17 2010-07-14 Hoya株式会社 内視鏡の可撓管連結端部

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