JP2005287633A - 内視鏡の挿入部折れ止め装置 - Google Patents

内視鏡の挿入部折れ止め装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 本体操作部の構成を変更しても、共通の成形型によりそれに適合する折れ止め装置を成形できるようにする。
【解決手段】 折れ止め装置20を構成するカバーゴム21と固定リング22とは、固定リング22をインサート部品として成形するが、このときに固定リング22に設けたねじ部22aを連結機構として、それに第2のインサート部品40を連結した状態でインサート成形によって固定リング22と一体化されたカバーゴム21を形成し、折れ止め装置20としては不要な第2のインサート部品40とその外周に形成された余長分のゴム41が取り除かれる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、挿入部が軟性構造となった内視鏡において、本体操作部の先端部と挿入部の基端部との間に装着され、挿入部の本体操作部への連結側の端部の折れ止め機能を発揮するカバーゴムを有する挿入部折れ止め装置に関するものである。
内視鏡は、一般に、本体操作部に体腔内等への挿入部を連設したものであり、挿入部は硬質パイプを用いた硬性鏡もあるが、例えば消化器用の内視鏡等においては、挿入部は、内視鏡観察手段を設けた先端部分、即ち先端硬質部を除いて任意の方向に曲がる軟性構造とした、所謂軟性鏡とする。なお、軟性鏡においては、挿入部は挿入経路に沿って任意の方向に曲がる軟性構造となっており、この軟性構造の部位は本体操作部から大半の長さ部分を占めるものであるが、この軟性構造の部位、つまり軟性部を先端硬質部に直結するのではなく、この軟性部と先端硬質部との間にアングル部を介在させるのが一般的である。このアングル部は本体操作部からの遠隔操作で所望の方向に湾曲させることができるようになっており、これによって挿入経路に沿って円滑に所定の位置まで挿入部を導くことができ、また内視鏡観察手段の観察視野を所望の方向に向けることができるようになる。
ここで、挿入部は、その軟性部が本体操作部に連結されるが、本体操作部は硬質部材で構成されているので、軟性部の本体操作部への連結部に大きな曲げ力が作用すると、軟性部の内部に挿通されている各種の部材、例えばライトガイド、処置具挿通チャンネル、信号ケーブル等が圧迫されて、損傷を来たすおそれがあり、甚だしい場合には、軟性部が折損してしまう可能性もある。
そこで、本体操作部と挿入部との連結部分に挿入部の折れ止め装置が装着される。この折れ止め装置は、基本的には、挿入部の本体操作部への連結部から導出された所定の長さ位置に、その軟性部の曲げ度合いを緩和するための部材である。これによって、硬質部分である本体操作部から導出された挿入部の軟性部が根元部分、つまり本体操作部への連結部で急激に折り曲げられることがなくなり、内部に挿通させた各種の部材の保護が図られると共に、挿入部の軟性部における耐潰性が向上する。
従って、折れ止め装置は、弾性部材からなるカバーゴムを有するものであり、このカバーゴムは固定リングにより本体操作部に固定され、この本体操作部から所定の長さだけ挿入部側に延在させ、その先端部分が軟性部の外周に当接させるように組み込まれる。ここで、折れ止め機能を発揮させるためには、カバーゴムは挿入部の外周面に当接されておれば良く、またその間に多少の隙間が生じていても良いが、汚損物の浸入を防止するシール機能を発揮させるために、カバーゴムは軟性部の外周面にある程度の圧接力を作用させるのが一般的である。
この場合、固定リングを本体操作部に連結するために、この固定リングにねじ部を設けて、本体操作部側にはそのハウジングにねじ部を設け、これらのねじ部を螺合させるようにして連結し、またカバーゴムを本体操作部側から挿入部側に向けて延在させる。そして、このカバーゴムとしては、その先端に向かうに応じて縮径するテーパ形状となし、その内部に形成した挿入部を挿通させる通路も先端側に向かうに応じて縮径する形状とすることによって、カバーゴムの先端部は挿入部の外周面に当接するか、若しくはその間に僅かな隙間が形成されるように組み付けるように構成したものは、例えば特許文献1等において、従来から知られている。
特開平5−228114号公報
前述したように、折れ止め装置はカバーゴムと固定リングとから構成されるが、これらカバーゴムと固定リングとを一体的に製造するのが一般的である。このために、通常、インサート成形という手法が用いられる。即ち、固定リングをインサート部品として、成形型内に挿入しておき、射出成形によりカバーゴムを固定リングと一体に成形することによって、同一形状の折れ止め装置の大量生産が可能になる。ただし、本体操作部の構成を変更したときには、この折れ止め装置の形状等もそれに応じて変えなければならない。従って、本体操作部の形状、例えば折れ止め装置が連結されるハウジングの先端開口部の形状を変更したり、本体操作部の構造体の構造を大幅に変更したりしたときには、折れ止め装置を製造するための成形型をそれに応じたものに変更しなければならないことになる。本体操作部の構造が大幅に変わる場合はともかく、例えば本体操作部内に所定の機能部品を装着したり、また全体の外観形状を変更したりするために、基本形態としての本体操作部に対して僅かな変更を加えただけでも、改めて折れ止め装置の成形型を変更するとすれば、この折れ止め装置の製造コストが極めて高いものとなる。特に、内視鏡は術者等の要求に応じて本体操作部の構造をマイナーチェンジすることが頻繁にあり、その都度折れ止め装置の成形型を変更するのは極めて無駄である。
本発明は以上の点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、本体操作部の構成を変更しても、共通の成形型によりそれに適合する折れ止め装置を成形することができるようにすることにある。
前述した目的を達成するために、本発明は、挿入部から延在させた部材を挿通させる構造部材が電気絶縁性を有するハウジングで覆われ、前記構造部材には前記挿入部の基端部を着脱可能に連結する連結部が設けられた内視鏡の本体操作部の先端部分から挿入部の基端部分にかけての部位に装着され、前記本体操作部に固定される固定リングと、この固定リングを覆い、所定の長さだけ前記挿入部側に延在させると共に、先端側に向けて縮径されるテーパ形状となし、その先端部分が前記挿入部の外周を囲繞するように装着されるカバーゴムとからなる内視鏡の挿入部折れ止め装置であって、前記固定リングをインサート部品としてカバーゴムがインサート成形されるものであり、前記固定リング内面の前記本体操作部への固定側に、前記インサート成形を行なう際には、外周に離型機能を有する第2のインサート部品が螺挿され、前記本体操作部に固定する際には前記カバーの内面に当接するシール受け部材が螺挿されるねじ部を設ける構成としたことをその特徴とするものである。
第2のインサート部品を固定リングに連結した状態でインサート成形し、成形後にこの第2のインサート部品と、この第2のインサート部品上に位置しているゴムとを除去するようになし、成形時に第2のインサート部品が連結されていた固定リングのねじ部にシール受けを螺挿させ、かつシール受けを本体操作部に連結・固定する。本体操作部の軽量化等の観点から、固定リングをアルミニウムまたはアルミニウム合金等からなる軽量の金属で構成するのが望ましが、本体操作部に組み込む際には、取り外される第2のインサート部品は、成形圧の作用により固定リングが変形しないようにするための保形部材としての機能を発揮させるために、例えばステンレス等といった強度の高いものを用いることができる。また、インサート成形が完了した後に、余分なゴムと第2のインサート部品とを分離することにより再利用を行なう。このために、第2のインサート部品はその上に被着しているゴムから剥離しなければならない。そこで、この第2のインサート部品におけるゴムが積層される部位に予め離型剤を塗布しておくことによって、第2のインサート部品とゴムとの分離を円滑に行なうことができる。
以上のように、インサート部材を構成する固定リングと第2のインサート部品とを適宜組み合わせることによって、異なる複数の形状の本体操作部に組み込み可能な折れ止め装置を、成形型を変更することなく、容易に製造できる等の効果を奏する。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態について説明する。まず、図1に内視鏡の全体構成を示す。図中において、1は本体操作部、2は挿入部、3はユニバーサルコードである。挿入部2は、体腔内等に挿入されるものであり、その本体操作部1への連結側から大半の長さ分は挿入経路に沿って任意の方向に曲がることができる軟性部2aとして構成され、軟性部2aにはアングル部2bが、またアングル部2bには先端硬質部2cが連結されている。本体操作部1は、術者等が片手で把持して操作されるものであり、この本体操作部1には、鉗子等の処置具を挿入するための処置具挿入口10が設けられ、また挿入部2のアングル部2bを遠隔操作で湾曲させるためのアングル操作装置11が装着されており、さらに送気送水や吸引等の操作を行なうための操作ボタン12が複数設けられている。
本体操作部1は硬質部材で構成され、挿入部2は、その軟性部2aの基端部が本体操作部1に連結されている。従って、本体操作部1からの軟性部2aの引き出し部分が急激に曲げられて、変形したり、折損したりしないように保護するために、本体操作部1と軟性部2aとの間に折れ止め装置20が装着されている。そこで、図2に内視鏡において、この折れ止め装置20を設けた部位の断面構成を示す。
まず、挿入部2を構成する軟性部2aの基端部が本体操作部1に連結されるようになっており、このために軟性部2aの基端部にねじリング30が装着されている。また、本体操作部1は、金属等の高強度部材で形成した構造体31を、電気絶縁性を備えたハウジング32を覆うようにして装着したもので構成される。挿入部2内には各種の部材、即ちライトガイド,固体撮像素子からの信号ケーブル、処置具挿通チャンネル、アングル操作ワイヤ等の部材(いずれも図示せず)が挿通されており、これらの各部材は本体操作部1の内部に延在している。従って、本体操作部1における構造体31は、これら各部材の挿通路として機能することになる。そして、この構造体31には連結リング33が取り付けられており、挿入部2の基端部を構成するねじリング30はこの連結リング33に螺挿されるようになっている。
折れ止め装置20はカバーゴム21と固定リング22とから構成される。カバーゴム21は筒状の部材から構成されており、その基端側は固定リング22の外周面に強固に固着されている。また、固定リング22は本体操作部1に固定的に保持されるようになっている。そして、カバーゴム21は、その固定リング22への固着部から挿入部2側に向けて所定の長さ突出しており、挿入部2の軟性部2aはこのカバーゴム21の内部に挿通されている。カバーゴム21の内周面は先端側に向けて縮径されており、最先端部は軟性部2aの外径より小さい開口径となり、これによってカバーゴム21は軟性部2aに対して所定の締め付け力が作用する状態に組み込まれる。また、カバーゴム21における先端側外周面も先端に向かうに応じて連続的に縮径されたテーパ形状となっている。
図3に示したように、固定リング22は本体操作部1に固定されるものであるが、この固定リング22が直接本体操作部1に固定されるのではなく、その間にシール受け部材23が介装されている。シール受け部材23はリング状の部材であって、その外周面に円環状の溝23aを設けられて、この溝23a内にシールリング24が装着されている。そして、シール受け部材23の上面側、つまり溝23aが開口している側にはねじ部23bが形成されている。そして、固定リング22の基端側における内面にねじ部22aが設けられており、従ってシール受け部材23のねじ部23bが固定リング22のねじ部22aに螺挿されるようになっている。
本体操作部1における構造体31の外周面にはねじ部31aが形成されており、またシール受け部材23の内周面にもねじ部23cが形成されている。従って、固定リング22をシール受け部材23に連結した状態で、このシール受け部材23を構造体31に螺合することによって、シール受け部材23と共に固定リング22及びカバーゴム21からなる折れ止め装置20が本体操作部1に装着状態で固定されることになる。さらに、固定リング22の基端部には段差部22bが形成されており、本体操作部1のハウジング32の先端部はこの段差部22b及びカバーゴム21の端面とに当接して滑らかに移行する状態になる。また、このときに、シール受け部材23に装着したリールリング24はハウジング32の内面に当接することになり、その結果ハウジング32とカバーゴム21との端部間がシールされる。
折れ止め装置20は以上のようにして内視鏡を構成する本体操作部1の先端部と挿入部2の基端部とにわたって装着されるが、この折れ止め装置20を構成するカバーゴム21と固定リング22とは、固定リング22をインサート部品として成形する、所謂インサート成形により製造されるようになっている。これによってカバーゴム21は固定リング22に強固に固着して、それらが実質的に一体物として構成される。
ここで、インサート成形を行なうに当っては、インサート部品として、図4に示したように、固定リング22に加えて第2のインサート部品40を用いる。この第2のインサート部品40は、固定リング22に設けたねじ部22aに螺挿するようにして連結される。つまり、内視鏡に組み込まれる際に、シール受け部材23が連結されるねじ部22aはインサート成形を行なう際には、第2のインサート部品40との連結機構として機能することになる。そして、これらインサート部品を構成する固定リング22と第2のインサート部品40との連結体を成形型内に挿入した状態で、射出成形により固定リング22と一体化されたカバーゴム21が成形される。
そして、成形した状態では、カバーゴム21としては不要な第2のインサート部品40の外周にも形成された状態となるが、図5に示したように、このカバーゴム21の余長部分をカットラインCに沿って切断し、かつ第2のインサート部品40を固定リング22から分離する。これによって、折れ止め装置20が形成される。なお、この第2のインサート部品40上にはカットラインCから先の余長分のゴム41が固着しているので、固定リング22から分離した後に、この余長分のゴム41を取り除かなければ、この第2のインサート部品40を再利用できない。そこで、インサート成形を行なう前の段階で、第2のインサート部品40の外周面に離型剤を塗布することによって、成形後において、余長分のゴム41を容易に剥離して除去できる。
前述したインサート成形時において、固定リング22は、本体操作部1に装着された後には、あまり大きな力が加わらないので、軽量化等の観点から、アルミニウムやアルミニウム合金等といった軽量の金属材が用いられる。従って、固定リング22に成形圧が作用したときに、それが部分的に変形する可能性がある。しかしながら、この固定リング22に連結される第2のインサート部品40をステンレス等の高い強度を有する金属で形成することによって、固定リング22、特にそのねじ部22aが形成されて薄肉となった部位の補強がなされることになり、成形圧により固定リング22が変形することはない。
而して、このように固定リング22に第2のインサート部品40を連結した状態で、カバーゴム21の成形を行なうと、このカバーゴム21の先端側から所定の位置までは、その外径が連続的に増大すると共に、厚みも増加した裁頭円錐形状となり、外径が最大となった位置を過ぎると、所定の長さ分だけ円筒形状になる。そして、インサート成形時には固定リング及び第2のインサート部品は一体化されているので、1つのインサート部品として機能することになる。従って、この2部材からなるインサート部品はどのようにして分割しても、同一の成形型で製造される限りは、カットされる前の段階では、成形されたカバーゴムの形状を同一のものとなる。
そこで、図6に示したように、円錐部分の途中までの長さを有する固定リング122を用いて、その延長部分を第2のインサート部品140で構成し、全体として見れば、前述した固定リング22と第2のインサート部品40とからなるインサート部品と同じ形状のインサート部品を形成することによって、前述と同じ成形型を用いてカバーゴム121をインサート成形する。そして、図7に示したように、この成形物をカットラインCで切断して、カバーゴム121における余長分のゴム141を、第2のインサート部品140と共に分離する。このように、固定リング122の長さ寸法を短縮することにより、その端面部の形状が固定リング22より縮径された形状となり、かつカバーゴム121の端面もカバーゴム21の端面形状より縮径されたものとなる。
以上のように、折れ止め装置における本体操作部への当接側の端面形状が縮小したものとなる。従って、前述した本体操作部1を基本形態として、この基本形態の本体操作部1よりハウジングの外径寸法が小さく形成されている本体操作部に適用される折れ止め装置として構成することができる。即ち、本体操作部の外径寸法が多少小さくなっても、それに応じて固定リング122の長さ寸法を変えることによって、本体操作部のハウジングに対して段差等が生じないカバーゴム121を備えた折れ止め装置を、基本形態の本体操作部用の折れ止め装置の成形型を用いて作成することができる。
また、図8に示したように、固定リング222を円筒形状の部分において所定の長さ分だけ延在させた形状となし、この固定リング222に軸線方向の寸法の短い第2のインサート部品240を連結した状態で、カバーゴム221をインサート成形し、その後に図9に示したように、固定リング222と第2のインサート部品240との境界部におけるカットラインCに沿って余長分のゴム241を切断して、この余長分のゴム241及び第2のインサート部品240を取り外すことによって、基本形態の本体操作部1に組み込まれる折れ止め装置20より長尺の折れ止め装置を形成することができる。
ここで、図2及び図3から明らかなように、本体操作部1において、その構造体31にはシール受け部材23が螺合されるねじ部31aが形成されており、しかもこの構造体31の内部に、この構造体31から挿入部2側に突出する連結リング33が設けられ、さらに構造体31にはハウジング32が嵌合しており、かつ構造体31はハウジング32の端部から突出している。従って、これら構造体31,連結リング33及びハウジング32の位置関係等が変化すると、折れ止め装置20が組み込めなくなる。この場合には、固定リング222の内面形状や長さ寸法をそれに合わせて変更したものとなし、これに全体のインサート部品を構成する第2のインサート部品240を連結することによって、基本形態の場合に使用したと同一の成形型を用いて、前述のように、構造体,連結リング,ハウジングの位置関係等を変更した本体操作部に組み込み可能な折れ止め装置を形成することができる。
要するに、インサート部品全体の形状を同一にすることを条件として、このインサート部品を構成する固定リングと、分離除去される第2のインサート部品との形状を適宜変更することによって、様々な構造の本体操作部を有する内視鏡に組み込まれる折れ止め装置を形成することができる。特に、内視鏡の機能向上や操作性の向上等の観点から、本体操作部の構造をマイナーチェンジしたときに、その影響で折れ止め装置を形成するための成形型を変更する必要がなくなる。
本発明の実施の一形態を示す内視鏡の全体構成図である。 図1の内視鏡の本体操作部と挿入部との連結部分の断面図である。 図2に仮想線で囲った部位の拡大断面図である。 折れ止め装置をインサート成形した状態を示す断面図である。 図4で製造された折れ止め装置を第2のインサート部品及び余長分のゴムから分離した状態を示す断面図である。 図4の折れ止め装置を成形する際に使用した成形型で他の形状の折れ止め装置を形成したときの断面図である。 図6で製造された折れ止め装置を第2のインサート部品及び余長分のゴムから分離した状態を示す断面図である。 図4の折れ止め装置を成形する際に使用した成形型でさらに別の形状の折れ止め装置を形成したときの断面図である。 図8で製造された折れ止め装置を第2のインサート部品及び余長分のゴムから分離した状態を示す断面図である。
符号の説明
1 本体操作部
2 挿入部
2a 軟性部
20 折れ止め装置
21,121,221 カバーゴム
22,122,222 固定リング
23 シール受け部材
40,140,240 第2のインサート部品

Claims (1)

  1. 挿入部から延在させた部材を挿通させる構造部材が電気絶縁性を有するハウジングで覆われ、前記構造部材には前記挿入部の基端部を着脱可能に連結する連結部が設けられた内視鏡の本体操作部の先端部分から挿入部の基端部分にかけての部位に装着され、前記本体操作部に固定される固定リングと、この固定リングを覆い、所定の長さだけ前記挿入部側に延在させると共に、先端側に向けて縮径されるテーパ形状となし、その先端部分が前記挿入部の外周を囲繞するように装着されるカバーゴムとからなる内視鏡の挿入部折れ止め装置において、
    前記固定リングをインサート部品として前記カバーゴムがインサート成形されるものであり、
    前記固定リング内面の前記本体操作部への固定側に、前記インサート成形を行なう際には、外周に離型機能を有する第2のインサート部品が螺挿され、前記本体操作部に固定する際には前記カバーの内面に当接するシール受け部材が螺挿されるねじ部を設ける
    構成としたことを特徴とする内視鏡の挿入部折れ止め装置。
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